JP6901950B2 - 舶用タンクカバー及びそれを備えた船舶 - Google Patents
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Description
本発明は、液化天然ガス等の液化ガスが貯留されたタンクを覆う舶用タンクカバー及びそれを備えた船舶に関する。
従来から、液化天然ガス等の液化ガスを貯留するために船舶に搭載されるタンクとして、船体から独立した球形の液化ガスタンクが知られている。従来の液化ガスタンクは真球状を呈しているが、近年、この種の液化ガスタンクとしての利点を享受しつつ、容積効率を向上させるべく、液化ガスタンクの形状の改良が進められている。
例えば特許文献1には、複数の非真球状の液化ガスタンクを搭載した液化ガス運搬船が開示されている。この液化ガス運搬船の各非真球タンクは、真球状のタンクに比べてタンク中心から斜め上方及び下方に向かって膨出した形状を呈している。このため、同じ幅の真球タンクに比べて容積効率を向上させた液化ガスタンクを実現している。
なお、上述の各非真球タンクは、船体の上甲板より上方に突き出ており、この突き出た部分は、船体の上甲板に支持されたタンクカバーに覆われている。タンクカバーは、非真球タンクから所定の距離だけ離間して配置されており、非真球タンクを外的損傷から保護するとともに、非真球タンクの周りの温度上昇を抑制する役割を果たす。このタンクカバーは、非真球タンクと同様の形状を呈している。
しかしながら、上述のように非真球形状のタンクには容積効率向上という利点があるが、非真球形状のタンクカバーには、製造時の困難性が増すものの、それほど利点がない。
タンクカバーの製造を容易にするために、非真球タンクを覆うタンクカバーにも、従来の真球タンクを覆うために用いられていた真球形状を呈するタンクカバーを採用することも考えられる。しかしながら、この場合にも以下のように別の問題が生じる。
図7は、非真球タンク100を覆うタンクカバーとして、従来の真球形状を呈するタンクカバー110を採用した場合の非真球タンク100及びタンクカバー110の断面図である。一般的に、従来の真球形状を呈したタンクカバー110は、上甲板111に支持された円筒部112と、タンク100の上方で水平方向に広がる天板部113と、円筒部112の上端部と天板部113の周縁部を接続する球面部114を備えている。
タンク100の外表面に対して行う工事やタンク100のメンテナンス等のために、タンク100とタンクカバー110との間には、ある程度のスペースを確保する必要がある。図7に示すように、非真球タンク100に、従来の真球形状を呈するタンクカバー110を採用した場合、非真球タンク100とタンクカバー110との間のスペースは、非真球タンク100における斜め上方に膨出した箇所101で狭くなる。このスペースを一定以上確保するためには、円筒部112を高くし且つ天板部113を広くする必要が生じてしまい、タンクカバー110全体の重量が増大してしまう。
そこで、本発明は、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクを覆う舶用タンクカバーであって、全体の重量を抑えつつ、非真球タンクとの間のスペースを一定以上確保するように構成された舶用タンクカバーを容易に製造することができる、舶用タンクカバー及びそれを備えた船舶を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る舶用タンクカバーは、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクにおける、船体の上甲板より上方に突き出た部分を覆う、鉛直中心軸のまわりに対称な舶用タンクカバーであって、前記上甲板に支持された円筒部と、前記非真球タンクの頂部より上方で水平方向に広がり、円形状の周縁部を有する天板部と、前記円筒部の上端部から前記非真球タンクの外面に沿って延び、前記天板部の前記周縁部につながる曲面部とを備え、前記曲面部は、下側の第1球面部及び上側の第2球面部を含み、前記第1球面部の曲率中心は、前記第2球面部の曲率中心よりも上方に位置する。
上記の舶用タンクカバーによれば、下側の第1球面部の曲率中心が、上側の第2球面部の曲率中心よりも上方に位置するため、曲面部は、第1球面部と第2球面部の境界で外方へ突き出るような形状となる。このため、円筒部の高さ及び天板部の幅を抑えてタンクカバー全体の重量を抑えつつ、非真球タンクにおける斜め上方に膨出した箇所とタンクカバーとの間のスペースを一定以上確保することができる。更に、曲面部における第1球面部及び第2球面部は、それぞれどの方向においても一定の曲率半径を有する構成であるため、非真球形状を呈するタンクカバーを製造する場合に比べて容易に製造することができる。
また、本発明の別の態様に係る舶用タンクカバーは、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクにおける船体の上甲板より上方に突き出た部分を覆う、鉛直中心軸のまわりに対称な舶用タンクカバーであって、前記上甲板に支持された円筒部と、前記非真球タンクの頂部より上方で水平方向に広がり、円形状の周縁部を有する天板部と、前記円筒部の上端部から前記非真球タンクの外面に沿って延び、前記天板部の前記周縁部につながる曲面部とを備え、前記曲面部における前記鉛直中心軸を通る垂直断面形状のうちの一方は、前記鉛直中心軸から当該一方に向かって離れた点を中心とする円に合致する。
上記の舶用タンクカバーによれば、曲面部における鉛直中心軸を通る垂直断面形状のうちの一方が合致する円が、鉛直中心軸から当該一方に向かって離れた点を中心とするため、曲率半径が小さくても、非真球タンクとタンクカバーとの間のスペースを一定確保することが可能である。また、曲面部の垂直断面形状が合致する円の曲率半径を小さくすることにより、円筒部の高さ及び天板部の幅を抑えてタンクカバー全体の重量を抑えることができる。更に、曲面部が、その下端部から上端部に向かう曲線に沿った方向に一定の曲率半径を有する構成であるため、例えば曲面部がその下端部から上端部に向かうにつれて曲率半径が変化するような非真球形状を呈するタンクカバーを製造する場合に比べて、容易に製造することができる。
また、本発明の一態様に係る船舶は、船体と、前記船体の上甲板より上方に突き出るように前記船体に支持された、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクと、前記非真球タンクにおける前記上甲板より上方に突き出た部分を覆う上記のいずれかの舶用タンクカバーとを備える。
本発明によれば、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクを覆う舶用タンクカバーであって、全体の重量を抑えつつ、非真球タンクとの間のスペースを一定以上確保するように構成されたタンクカバーを容易に製造することができる、舶用タンクカバー及びそれを備えた船舶を提供する。
〔第1実施形態〕
以下、第1実施形態に係る舶用タンクカバーを備えた船舶を図面に基づいて説明する。
以下、第1実施形態に係る舶用タンクカバーを備えた船舶を図面に基づいて説明する。
(船舶の構成)
図1及び図2は、第1実施形態に係る船舶1の側面図及び上面図である。船舶1は、液化ガスが貯留されたタンク10を搭載している。船舶1は、例えば液化ガス運搬船や浮体式貯蔵再ガス化設備である。タンク10に貯留される液化ガスは、例えば液化天然ガス(LNG)や液体水素である。本実施形態において、船舶1は、複数個(この例では、4個)のタンク10が船長方向に並ぶように船体20に設けられている。
図1及び図2は、第1実施形態に係る船舶1の側面図及び上面図である。船舶1は、液化ガスが貯留されたタンク10を搭載している。船舶1は、例えば液化ガス運搬船や浮体式貯蔵再ガス化設備である。タンク10に貯留される液化ガスは、例えば液化天然ガス(LNG)や液体水素である。本実施形態において、船舶1は、複数個(この例では、4個)のタンク10が船長方向に並ぶように船体20に設けられている。
また、本実施形態の船舶1には、その後方部(図1の左側)に、航海中に操船を行うための場所である船橋21が設けられている。図1に破線で示すように、タンク10の上部は、船体20の上甲板22より上方に突出している。また、上甲板22には、船体20の上甲板22より上方に突き出た複数のタンク10の上部をそれぞれ覆う複数の舶用タンクカバー(以下、単に「タンクカバー」という。)50が設けられている。各タンク10の頂部には、タンクカバー50から突出したタンクドーム11が設けられている。なお、タンクドーム11は、図略のドームカバーにより覆われている。
図3は、図1に示す船舶のIII-III矢視の断面図である。図3には、船舶1に搭載されたタンク10とそれを支持する構造が示されている。なお、タンク10内に配置された荷役用配管等を収容するパイプタワー等は、図3〜図7において簡単化のため省略されている。
本実施形態において、タンク10は、鉛直中心軸Cまわりに対称な液化ガスタンクである。タンク10の外側表面は、図略の断熱材により覆われている。本実施形態におけるタンク10は、同じ幅の真球状のタンクに比べて斜め上方及び下方に膨出した形状を呈している。この非真球状のタンク10の構成について、詳細は後述する。
船体20の船幅方向の両側には、一対の縦通隔壁25が一対の船側外板24から所定距離内方に設けられている。一対の縦通隔壁25は、船側外板24に沿って船長方向に延びている。一対の縦通隔壁25の間には、タンク10が配置されており、タンク10の周囲には、スカート27を介してタンク10を支持するファンデーションデッキ26が設けられている。
ファンデーションデッキ26は、船体20における上甲板22より下方の所定高さ位置に、船側外板24同士を船幅方向に接続するように設けられており、このファンデーションデッキ26の上面に、上記縦通隔壁25の下端部が接続されている。ファンデーションデッキ26におけるタンク10が設けられる位置には、スカート27の直径とほぼ同じ大きさの円形開口部が設けられている。スカート27は、円筒状であって、スカート27の下端部がファンデーションデッキ26の上面に接続されており、スカート27の上端部がタンク10の外周面に接続されている。
また、タンク10の下方には、船底外板23の所定距離上方で、船底外板23に沿って船長方向に延びるインナーボトムプレート28が設けられている。またインナーボトムプレート28の船幅方向の両端部とファンデーションデッキ26との間に、一対のビルジホッパープレート29が設けられている。ビルジホッパープレート29は、船長方向に延びるように設けられている。一対のビルジホッパープレート29は、インナーボトムプレート28の両端部からそれぞれ船幅方向の外側に向かって傾斜している。
(非真球タンクの構成)
次に、タンク10の構成について、図4を参照して説明する。図4は、タンク10の鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状を概略的に示している。図4では、非真球状のタンク10との比較のため、当該タンク10と同じ幅を有する真球状のタンク90を三点鎖線で示す。
次に、タンク10の構成について、図4を参照して説明する。図4は、タンク10の鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状を概略的に示している。図4では、非真球状のタンク10との比較のため、当該タンク10と同じ幅を有する真球状のタンク90を三点鎖線で示す。
タンク10は、鉛直中心軸Cまわりに対称な圧力容器である。タンク10は、タンク10の下側部分を形成し、上方に向かって開口する下側タンク体12と、タンク10の上側部分を形成し、下方に向かって開口する上側タンク体13とを有する。本実施形態では、下側タンク体12と上側タンク体13は、下側タンク体12の上端部12aと上側タンク体13の下端部13aとで直接的に連結されている。下側タンク体12及び上側タンク体13のそれぞれの外側表面は、断熱材(図示せず)に覆われている。
まず、下側タンク体12について説明する。下側タンク体12は、真球体の一部をなす形状である真球部31と、非真球体の一部をなす形状である非真球部32を有する。真球部31と非真球部32とはつながっており、図4では、下側タンク体12における真球部31と非真球部32の境界を二点鎖線で示している。
真球部31は、下側タンク体12における鉛直中心軸C近傍を構成するように、鉛直中心軸Cから広がるように形成されている。真球部31は、鉛直線方向から見て円形状であって、環状の外縁33を有している。
下側タンク体12は、鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状において、真球部31の曲率中心c1は、鉛直中心軸C上であって、下側タンク体12の上端部12aより上方に位置している。本実施形態では、下側タンク体12は、鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状において、真球部31の曲率中心c1が上側タンク体13により囲まれる空間内にあるように形成されている。
非真球部32は、下側タンク体12における鉛直中心軸Cに対して遠位側の部分を構成するように、真球部31のまわりに形成されている。非真球部32は、鉛直線方向から見て環状であって、中央側端縁34と、周囲側端縁35とを有している。中央側端縁34は、非真球部32における鉛直中心軸Cに対して近位側の端縁であり、真球部31の外縁33とつながっている。周囲側端縁35は、非真球部32における鉛直中心軸Cに対して遠位側の端縁である。つまり、周囲側端縁35は、下側タンク体12の上端部12aを構成する。
非真球部32は、その鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状において、中央側端縁34と周囲側端縁35との間に曲率半径が最小となる最小曲率半径部36を有している。また、非真球部32は、その鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状において、中央側端縁34から最小曲率半径部36にいくにつれ曲率半径が連続的に減少し、最小曲率半径部36から周囲側端縁35にいくにつれ曲率半径が連続的に増大するように形成されている。即ち、非真球部32は、斜め下向きに膨出するように形成されている。
非真球部32の形状についてより詳しく説明すれば、非真球部32は、その鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状が下記の式(1)で表される軌跡に合致するように形成されている。
|x/r1|n+|y/r2|n=1 ・・・(1)
|x/r1|n+|y/r2|n=1 ・・・(1)
上記式(1)のx,yは、鉛直中心軸Cに直交する直線をx軸、鉛直中心軸Cに一致する直線をy軸としたときのx座標、y座標である。本実施形態では、鉛直中心軸Cに直交するとともに、非真球部32の周囲側端縁35を通る水平面上にある直線をx軸に設定している。
上記式(1)のr1及びr2は、0.5≦r2/r1≦2を満たす定数である。式(1)の軌跡の曲率の変化が極端に大きくならずに、下側タンク体12の強度を確保するために、r1及びr2は、0.9≦r2/r1≦1.1を満たす定数であることが更に好ましい。本実施形態では、r1は、鉛直中心軸Cから周囲側端縁35までの長さであり、r2は、鉛直中心軸C方向における周囲側端縁35から下側タンク体12の下端から少し上側までの長さである。
上記式(1)のnは、2<n<3を満たす定数であり、好ましくは、2.3≦n<3を満たす定数である。本実施形態では、式(1)のnの値は2.5である。式(1)のnの値が2より大きいため、真球状のタンク90と比べて、下側タンク体12は、タンク10の中心から斜め下方に向かって膨出した形状となっている。
本実施形態において、上記式(1)に関する座標で設定された原点Oと最小曲率半径部36とを結ぶ直線l1が鉛直中心軸Cとなす角αは45°である。
下側タンク体12は、真球部31と非真球部32とが滑らかにつながるように形成されている。例えば本実施形態では、鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状における真球部31の外縁33における接線と非真球部32の中央側端縁34における接線とは一致している。但し、外縁33における上記接線と中央側端縁34における上記接線とは概ね一致していればよい。
真球部31と非真球部32とが接続する箇所(即ち、外縁33及び中央側端縁34)と上記式(1)に関する座標で設定された原点Oとを結ぶ直線l2が鉛直中心軸Cとなす角βは、好ましくは、45°以下であって、より好ましくは、20°〜30°である。本実施形態では、角βは25°である。
本実施形態において、上側タンク体13は、上述した下側タンク体12と同様の構成である。即ち、上側タンク体13は、下側タンク体12と同様に、真球体の一部をなす形状である真球部41と、非真球体の一部をなす形状である非真球部42を有する。真球部41と非真球部42とはつながっており、図4では、上側タンク体13における真球部41と非真球部42の境界を二点鎖線で示している。
また、本実施形態において、上側タンク体13は、その下端部13a(即ち、周囲側端縁45)を通る鉛直中心軸Cに垂直な平面に対して、下側タンク体12と対称な形状を有している。即ち、上側タンク体13の非真球部42は、その鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状において、真球部41の外縁43とつながる中央側端縁44と周囲側端縁45との間に曲率半径が最小となる最小曲率半径部46を有するとともに、中央側端縁44から最小曲率半径部46にいくにつれ曲率半径が連続的に減少し、最小曲率半径部46から周囲側端縁45にいくにつれ曲率半径が連続的に増大するように形成されている。
また、上側タンク体13の非真球部42も、その鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状が、上記式(1)で表される軌跡に合致するように形成されている。本実施形態において、上側タンク体の場合のx軸及びy軸の設定位置、定数r1、r2及びnの設定された値も、下側タンク体12の場合と同じである。上側タンク体13のその他の構成については、同一形状である下側タンク体12の説明と重複するため省略する。例えば、下側タンク体12の曲率中心c1は、上側タンク体13の曲率中心c2と読み替える。なお、下側タンク体12の周囲側端縁35と上側タンク体13の周囲側端縁45は一致しなくてもよい。
(タンクカバーの構成)
次に、タンクカバー50の構成について、図5を参照して説明する。図5は、図3におけるタンクカバー50を拡大して示す拡大断面図である。タンクカバー50は、鉛直中心軸Cのまわりに対称である。タンクカバー50は、上甲板22に支持される。タンクカバー50は、下から上に向かって順に円筒部51、曲面部52、及び天板部53を有する。
次に、タンクカバー50の構成について、図5を参照して説明する。図5は、図3におけるタンクカバー50を拡大して示す拡大断面図である。タンクカバー50は、鉛直中心軸Cのまわりに対称である。タンクカバー50は、上甲板22に支持される。タンクカバー50は、下から上に向かって順に円筒部51、曲面部52、及び天板部53を有する。
円筒部51は、上下方向に延びており、タンク10と中心軸Cが一致する。円筒部51は、その下端部51aが上甲板22に接続され、当該上甲板22に支持される。
天板部53は、タンク10の頂部より上方で水平方向に広がっている。天板部53は、円形状の周縁部53aを有する。天板部53は、その円形状の周縁部53aの中心をタンク10の鉛直中心軸Cが通るように配置されている。
天板部53の中央には、タンクドーム11を下方から突出させるための開口部53bが形成されている。天板部53の当該開口部53bの周りには、タンクドーム11とタンクカバー50とを接続するエキスパンションラバー部(図示せず)が設けられている。エキスパンションラバー部は、タンク10の熱収縮によって生じる、タンクカバー50に対するタンクドーム11の変位を吸収するように伸縮自在に構成されている。このため、天板部53は、エキスパンションラバー部によっては支持されておらず、天板部53と接続された曲面部52により支持されている。
曲面部52は、円筒部51の上端部51bからタンク10の外面に沿って延び、天板部53の周縁部53aにつながる。本実施形態では、曲面部52は、互いに上下方向に隣接する下側の第1球面部61及び上側の第2球面部62により構成される。第1球面部61及び第2球面部62は、それぞれ互いに半径の異なる真球体の上側の一部をなす形状である。即ち、第1球面部61は、一定の曲率半径R1を有し、第2球面部62は、一定の曲率半径R2を有する。
第1球面部61は、鉛直線方向から見て環状であって、第1球面部61の下端部61aは下方に向かって開口し、第1球面部61の上端部61bは上方に向かって開口する。第2球面部62は、鉛直線方向から見て環状であって、第2球面部62の下端部62aは下方に向かって開口し、第2球面部62の上端部62bは上方に向かって開口する。
第1球面部61の下端部61aは、円筒部51の上端部51bに接続される。また、第1球面部61の上端部61bは、第2球面部62の下端部62aに接続される。また、第2球面部62の上端部62bは、天板部53の周縁部53aに接続される。なお、図5では、円筒部51と第1球面部61の境界、第1球面部61と第2球面部62の境界を二点鎖線で示している。
第1球面部61の曲率中心d1及びと第2球面部62の曲率中心d2は、中心軸C上に位置する。また、第1球面部61の曲率中心d1は、第2球面部62の曲率中心d2よりも上方に位置する。また、曲率中心d1は、円筒部51の上端部51bよりも下方に位置する。但し、曲率中心d1は、円筒部51の上端部51bと同じ高さに位置してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係るタンクカバー50では、下側の第1球面部61の曲率中心d1が、上側の第2球面部62の曲率中心d2よりも上方に位置する。このため、曲面部52は、第1球面部61と第2球面部62の境界で、外方(即ち、非真球状のタンク10から離れる方向)へと突き出るような形状となる。従って、円筒部51の高さ及び天板部53の幅を抑えてタンクカバー50全体の重量を抑えつつ、非真球タンク10における斜め上方に膨出した箇所とタンクカバー50との間のスペースを一定以上確保することができる。
更に、本実施形態では、曲面部52における第1球面部61及び第2球面部62は、それぞれどの方向においても一定の曲率半径R1,R2を有する構成である。このため、本実施形態のタンクカバー50は、非真球形状のタンクカバーを製造する場合に比べて、容易に製造することができる。
〔第2実施形態〕
次に、第2実施形態に係るタンクカバー70の構成について、図6を参照して説明する。図6は、第2実施形態に係るタンクカバー70を拡大して示す拡大断面図である。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
次に、第2実施形態に係るタンクカバー70の構成について、図6を参照して説明する。図6は、第2実施形態に係るタンクカバー70を拡大して示す拡大断面図である。なお、本実施形態において、第1実施形態と同一構成要素には同一符号を付し、重複した説明は省略する。
本実施形態のタンクカバー70は、第1実施形態とは曲面部72の形状が異なるが、それ以外の構成は第1実施形態と同様である。即ち、タンクカバー70は、鉛直中心軸Cのまわりに対称であり、下から上に向かって順に円筒部51、曲面部72、及び天板部53を有する。そして、曲面部72は、円筒部51の上端部51bからタンク10の外面に沿って延び、天板部53の周縁部53aにつながる。そして、曲面部72の下端部72aが円筒部51の上端部51bに接続され、曲面部72の上端部72bが天板部53の周縁部53aに接続される。なお、図6では、円筒部51と曲面部72の境界を二点鎖線で示している。
本実施形態において、曲面部72における鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状は、当該鉛直中心軸Cに対称な2つの曲線である。本実施形態では、曲面部72の垂直断面形状であるこれら2つの曲線が、それぞれ鉛直中心軸Cから離れた点e1を中心とする円に合致する。
具体的には、曲面部72の垂直断面形状であるこれら2つの曲線の一方は、鉛直中心軸C上の所定の点e0から鉛直中心軸Cに直交する方向に当該一方に向かって所定距離Dだけ変位させた点e1を中心とする円に合致する。即ち、曲面部72の垂直断面形状である曲線は、鉛直中心軸C上の所定の点e0から当該曲線に向かって所定の距離Dだけ変位させた点e1を中心とする弧である。このため、曲面部72は、その下端部72aから上端部72bに向かう曲線に沿った方向に一定の曲率半径R3を有している。
本実施形態では、鉛直中心軸C上の点e0は、円筒部51の上端部51bよりも下方に位置する。また、点e0から点e1までの距離Dは、鉛直中心軸Cから天板部53が有する円形状の周縁部53aまでの距離よりも短い。言い換えれば、点e1は、鉛直線方向から見て天板部53に重なる位置にある。なお、点e0は、円筒部51の上端部51bと同じ高さに位置してもよいし、距離Dは、鉛直中心軸Cから天板部53が有する円形状の周縁部53aまでの距離に一致してもよい。
本実施形態のタンクカバー70では、曲面部72における鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状のうちの一方が合致する円が、鉛直中心軸Cから当該一方に向かって離れた点e1を中心とするため、鉛直中心軸C上の点を中心とする円よりも曲率半径R3が小さくても、非真球タンク10とタンクカバー70との間のスペースを一定確保することが可能である。また、曲面部72の垂直断面形状が合致する円の曲率半径R3を小さくすることにより、円筒部51の高さ及び天板部53の幅を抑えてタンクカバー70全体の重量を抑えることができる。
更に、本実施形態では、曲面部72が、その下端部から上端部に向かう曲線に沿った方向に一定の曲率半径R3を有する構成である。このため、本実施形態のタンクカバー70は、例えば曲面部がその下端部から上端部に向かうにつれて曲率半径が変化するような非真球形状を呈するタンクカバーを製造する場合に比べて、容易に製造することができる。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
上記実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、本発明に係るタンクカバーで覆う非真球タンクは、上記の第1及び第2実施形態で説明されたタンク10の形状に限定されず、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状であればいかなる形状であってもよい。
例えば上記の第1及び第2実施形態では、非真球タンク10として、上側タンク体及び下側タンク体が、それぞれ真球部と非真球部とを有していたが、非真球タンクはこのような構成に限定されない。例えば非真球タンクは、真球部を有さなくてもよく、鉛直中心軸Cを通る垂直断面形状の全体が、上記の式(1)で表される軌跡に合致するように形成されていてもよい。
また、上記の第1及び第2実施形態では、非真球タンク10における下側タンク体12と上側タンク体13は、鉛直中心軸Cに垂直な平面に対して対称な形状を有していたが、下側タンク体12と上側タンク体13とは異なる形状であってもよい。例えば非真球タンクにおける上側タンク体13が斜め上方に膨出し、下側タンク体12は斜め下方に膨出しない真球状を呈していてもよい。また、非真球部の形状も、非真球タンクが真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状となれば、上記の式(1)以外の式で表される軌跡に合致するように形成されていてもよい。また、非真球タンクは、上側タンク体13と下側タンク体12との間に、上側タンク体13と下側タンク体12とを連結する鉛直方向に延びる円筒体を有してもよい。
また、上記の第1実施形態において、曲面部52は、互いに上下方向に隣接する2つの球面部61,62により構成されていたが、曲面部は、3つ以上の球面部により構成されてもよい。この場合、3つ以上の球面部のうち、下側に位置する球面部の曲率中心は、上側に位置する球面部の曲率中心よりも上方に位置する。また、下側の球面部と上側の球面部とは、円錐台状の接続部材を介して接続されてもよい。言い換えれば、下側の球面部と上側の球面部とは、垂直断面形状が下側の球面部の上端部と上側の球面部の下端部とを直線状に結ぶ接続部材を介して接続されてもよい。
1 :船舶
10 :非真球タンク
20 :船体
22 :上甲板
50,70 :タンクカバー
51 :円筒部
52,72 :曲面部
53 :天板部
61 :第1球面部
62 :第2球面部
10 :非真球タンク
20 :船体
22 :上甲板
50,70 :タンクカバー
51 :円筒部
52,72 :曲面部
53 :天板部
61 :第1球面部
62 :第2球面部
Claims (3)
- 真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクにおける、船体の上甲板より上方に突き出た部分を覆う、鉛直中心軸のまわりに対称な舶用タンクカバーであって、
前記上甲板に支持された円筒部と、
前記非真球タンクの頂部より上方で水平方向に広がり、円形状の周縁部を有する天板部と、
前記円筒部の上端部から前記非真球タンクの外面に沿って延び、前記天板部の前記周縁部につながる曲面部と、を備え、
前記曲面部は、下側の第1球面部及び上側の第2球面部を含み、
前記第1球面部の曲率中心は、前記第2球面部の曲率中心よりも上方に位置する、舶用タンクカバー。 - 真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクにおける船体の上甲板より上方に突き出た部分を覆う、鉛直中心軸のまわりに対称な舶用タンクカバーであって、
前記上甲板に支持された円筒部と、
前記非真球タンクの頂部より上方で水平方向に広がり、円形状の周縁部を有する天板部と、
前記円筒部の上端部から前記非真球タンクの外面に沿って延び、前記天板部の前記周縁部につながる曲面部と、を備え、
前記曲面部における前記鉛直中心軸を通る垂直断面形状のうちの一方は、前記鉛直中心軸から当該一方に向かって離れた点を中心とする円に合致する、舶用タンクカバー。 - 船体と、
前記船体の上甲板より上方に突き出るように前記船体に支持された、真球状のタンクに比べて斜め上方に膨出した形状の非真球タンクと、
前記非真球タンクにおける前記上甲板より上方に突き出た部分を覆う、請求項1又は2に記載の舶用タンクカバーと、を備える、船舶。
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