JP6816798B2 - 表示装置及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、画像の配置を変更する際に、変更の対象となった画像の絵柄を認識しやすくすることを目的とする。
請求項2に記載の発明は、前記表示画面に指を接触させて前記画像を長押しすることで前記変更モードへ移行する請求項1に記載の表示装置である。
請求項3に記載の発明は、前記制御手段は、前記変更モードへ移行した際、前記画像を遷移させるか否かを判定する判定ラインと交差する画像がある場合に、前記画像が前記判定ラインと交差しないように前記画像を遷移して表示させるように制御する請求項1または2に記載の表示装置である。
請求項4に記載の発明は、前記制御手段は、前記判定ラインと直交する方向に前記画像を遷移させる請求項3に記載の表示装置である。
請求項5に記載の発明は、前記制御手段は、前記判定ラインによって分けられる前記画像の一方側と他方側とを比較して、前記画像を遷移させる方向を決定する請求項3または4に記載の表示装置である。
請求項6に記載の発明は、前記制御手段は、前記一方側と前記他方側の面積を比較して、面積の大きい方向に前記画像を遷移させる請求項5に記載の表示装置である。
請求項7に記載の発明は、コンピュータに、機能を示す絵柄とテキストとを含む複数の画像を表示画面に表示する機能と、前記複数の画像における画像の配置を変更する変更モードに移行した際、前記表示画面上に前記複数の画像のうち一部が前記表示画面からはみ出して表示されていない画像である第1画像がある場合に、スクロール調整により前記第1画像を欠けることなく表示する機能と、を実現させるプログラムである。
請求項2の発明によれば、変更モードへの移行ができる。
請求項3乃至6の発明によれば、画像が欠けることなく表示される。
請求項7の発明によれば、画像の配置を変更する際に、変更の対象となった画像の絵柄が認識しやすくなる。
図1は、画像処理装置100及び表示部5のハードウェア構成の一例を示したブロック図である。図1(a)は、画像処理装置100、図1(b)は、表示部5である。
図1(a)に示すように、画像処理装置100は、制御部1、画像形成部2、画像読取部3、画像データ処理部4、表示部5、通信部6及び記憶部7を備えている。なお、これらの各機能部は、バス8に接続されており、このバス8を介してデータの授受を行う。
ここで、画像形成部2、画像読取部3、画像データ処理部4は、画像処理手段の一例である。
なお、後述する記憶部7が、制御プログラムを記憶していてもよい。
また、CPUによって実行される制御プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスクなど)、光記録媒体(光ディスクなど)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータが読取可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、インターネットなどの通信手段を用いて画像処理装置100にダウンロードさせてもよい。
画像読取部3は、文書を読み取り、読み取った文書の画像を表す画像データを生成する画像読取装置(スキャナ装置)を備えている。そして、生成した画像データを画像データ処理部4へ出力する。
画像データ処理部4は、入力される画像データに色補正や階調補正等の画像処理を施すものであって、画像処理を施した画像データを生成して、画像形成部2へ出力する。なお、画像データは、後述する通信部6を介しても入力される。
記憶部7は、ハードディスク装置などの記憶装置を具備しており、例えば通信部6で受信したデータや、画像読取部3、画像データ処理部4などにおいて生成されたデータを記憶する。
表示画面51には、表示画像53が表示される。ここで、表示画像53とは、表示画面51に表示された画像(コンテンツ)をいう。よって、表示画像53は、ユーザの指示や制御部1の制御により変化する。
表示制御部52は、制御部1と同様に、CPU、ROM、RAMなどを含んで構成されている。そして、表示制御部52は、制御部1の制御の下、表示画面51に画像処理装置100に関するデータを表示デバイスに表示する。すなわち、表示制御部52は、表示機能を有している。また、ユーザからの操作をタッチパネルを介して受け付ける。
また、画像処理装置100の制御部1が表示制御部52を兼ねていてもよい。
ここで、表示制御部52が表示制御手段の一例である。
指の接触のさせ方としては、「タッチ」、「ドラッグ」、「フリック」などがある。
「タッチ」とは、ユーザが、予め定められた時間以上、継続して表示画面51に指を触れた後、離す操作をいう。
「ドラッグ」とは、ユーザが表示画面51に指が触れた状態で、指をなぞるように移動させた後に離す操作をいう。言い換えれば、指を触れた状態で移動させることである。
「フリック」とは、ユーザが表示画面51に指を触れた状態で、指を払うようにして離す操作をいう。言い換えれば、接触させた指を払うように移動させることである。
そして、表示制御部52は、「タッチ」、「ドラッグ」、「フリック」などの指の接触のさせ方を識別し、指示の内容を認識する。
なお、指の代わりに、スタイラスペンなどで操作してもよい。
選択用ボタン531(アイコン、画像)は、コマンドをキーボードで入力する必要なしに、コンピュータの動作を制御できるものである。選択用ボタン531(アイコン、画像)は、アプリケーションの機能やファイルの内容を絵柄でシンボル化したものである。また、絵柄のみだけでなく、絵柄にテキストを含めてもよい。また、テキストのみであってもよい。
なお、図2では、それぞれの選択用ボタン531に、App1〜26と記載し、対応する機能が異なることを示している。機能App1〜26をそれぞれ区別しないときは、機能Appと表記する。
なお、タイトル画像532は、設けなくともよい。
一方、選択用ボタン531が欠けて表示されているとは、選択用ボタン531の一部が表示画面51からはみ出していることをいう。なお、タイトル画像532が表示画面51の予め定められた場所に固定して表示される場合には、選択用ボタン531の一部がタイトル画像532を除いた表示画面51からはみ出していることをいう。
また、選択用ボタン531が表示されないとは、選択用ボタン531が全く表示画面51に表れていないことをいう。なお、タイトル画像532が表示画面51の予め定められた場所に固定して表示される場合には、選択用ボタン531が全くタイトル画像532を除いた表示画面51に表れていないことをいう。
図2(a)では、12個の選択用ボタン531が、欠けることなく表示されている。
図2(b)に示すように、図2(a)に示した表示画像53に表示されていた機能App1〜4に対応する選択用ボタン531が表示画面51から上方にはみ出している。そして、欠けて表示されていた機能App13〜16に対応する選択用ボタン531が欠けることなく表れている。
なお、タイトル画像532は、表示画像53をスクロールしても表示画面51の上端部に表示されている。
ここでも、図2(a)と同様に、機能App5〜16に対応する12個の選択用ボタン531が欠けないで表示されている。
ここでは、機能App9〜16に対応する8個の選択用ボタン531が欠けることなく表示されている。
なお、タイトル画像532は、表示画像53をスクロールしても表示画面51の上端部に表示されている。
なお、スクロールは、ドラッグの他、フリックで開始してもよい。
ユーザが選択する頻度の高い選択用ボタン531は、スクロールすることなく表示される位置に配置されることが好ましい。よって、予め定められた選択用ボタン531のレイアウトを変更すること(レイアウト変更)が必要とされる。
ここでは、選択用ボタン531をタッチして、選択用ボタン531に対応する機能Appを実行させる動作モードを選択モードと表記する。一方、選択用ボタン531のレイアウト変更を行う動作モードを変更モードと表記する。なお、レイアウト変更とは、選択用ボタン531の位置を変更する場合の他、選択用ボタン531を削除する場合、選択用ボタン531を追加する場合を含む。
図3(a)により、選択モードから変更モードに入る方法を説明する。ここでは、例として、機能App6に対する選択用ボタン531の配置を変更するとして説明する。
ここでは、図3(a)の左の図に示すように、表示画像53には、機能App1〜6に対する6個の選択用ボタン531が欠けずに表示されている。
図3(a)の中央の図に示すように、変更モードに入るために、機能App6に対する選択用ボタン531を、例えば、長押しする。
ここで、長押しとは、機能Appを選択する場合に選択用ボタン531をタッチする時間より長い時間であって、予め定められた時間以上、継続して表示画面51に指を触れた後、離す操作をいう。
すると、図3(a)の右の図に示すように、機能App6に対応する選択用ボタン531が、例えば大きく(拡大して)表示される。これにより、ユーザは、機能App6に対する選択用ボタン531が変更モードに入ったことを認識する。
ここでは、機能App6に対する選択用ボタン531を、機能App3に対する選択用ボタン531の位置に挿入(移動)する。
図3(b)の左の図に示すように、ユーザは、拡大された機能App6に対する選択用ボタン531を、機能App3に対する選択用ボタン531の位置にドラッグする。
このとき、それぞれの選択用ボタン531には、それぞれの選択用ボタン531上及びその周囲に、挿入場所であることを判定する挿入判定領域533が設けられている。
よって、ユーザは、拡大された機能App6に対する選択用ボタン531を、機能App3に対する選択用ボタン531の挿入判定領域533にドラッグする。
このようにして、選択用ボタン531のレイアウト変更が行われる。ここでは、表示画像53上において、選択用ボタン531のレイアウト変更が行われた。
なお、機能App3以降の選択用ボタン531は、番号の順にずれてもよく、下方にずれてもよい。また、他の位置にずれるようにしてもよい。
まず、図3(c)の左の図に示すように、機能App6に対する選択用ボタン531の位置を変更するため、図3(a)で説明した方法により、変更モードに移行する。
この場合、図3(c)に示すように、機能App9に対する選択用ボタン531は、表示画面51に表示されず、下方にはみ出した位置にある。そこで、選択した機能App6に対する選択用ボタン531を下方に設けられた画像送りを行うことを判定する画像送り判定領域534に、ドラッグする。
すると、図3(c)の中央の図に示すように、表示画像53が上方にスクロールする。そして、いままで表示されていなかった機能App7、8、9に対する選択用ボタン531が表示されるようになる。そこで、機能App9に対する選択用ボタン531の挿入判定領域533に、拡大された機能App6に対する選択用ボタン531をドラッグする。
上記では、選択モードから変更モードへの移行と位置を変更する選択用ボタン531の指定とを合わせて行っているが、表示画面51の予め定められた位置に、動作モードを変更する動作モード変更ボタンを表示し、動作モード変更ボタンをタッチすることで、選択モードから変更モードに移行し、変更モードに移行した後、位置を変更する選択用ボタン531を指定してもよい。なお、選択モードから変更モードへの動作モード変更ボタンと、変更モードから選択モードへの動作モード変更ボタンとを別々に設けてもよく、一つの動作モード変更ボタンをトグル形式で使用してもよい。
図4は、選択用ボタン531のレイアウト変更における挿入判定領域533を説明する図である。図4(a)は、挿入判定領域533が広い場合の例、図4(b)は、挿入判定領域533が狭い場合の例である。
ここでは、表示画像53は、図3と同様に、最大6個の選択用ボタン531を欠けることなく表示される。
そして、表示画像53の上下には、画像送り判定領域534が一定の幅(上下方向の幅)で設けられている。
なお、表示画像53において、上端及び下端の画像送り判定領域534が優先して設けられるため、挿入判定領域533は、画像送り判定領域534を除いた領域となる。
すると、機能App4〜6の3個の選択用ボタン531の挿入判定領域533は、広いが、機能App1〜3及び機能App7〜9に対する選択用ボタン531の選択用ボタン531の挿入判定領域533は狭い。
機能App1〜3の選択用ボタン531では、上方の画像送り判定領域534によって、挿入判定領域533が狭められている。同様に、機能App7〜9の選択用ボタン531では、下方の画像送り判定領域534によって、挿入判定領域533がほとんど確保し得ない。
よって、例えば、機能App6に対する選択用ボタン531を、機能App1〜3又は機能App7〜9に対する選択用ボタン531の位置に変更しようとすると、挿入判定領域533が狭いため、判定が難しくなる。
図5は、第1の実施の形態におけるスクロール調整について説明する図である。図5(a)は、スクロール調整を必要としない場合、図5(b)、(c)は、スクロール調整を行う場合である。
ここでは、判定ラインLを用いて、スクロール調整を行うか否かを判定する場合を説明する。そして、説明を容易にするため、表示画像53には、最大6個の選択用ボタン531が、欠けることなく表示されるとする。
ここでは、選択用ボタン531が判定ラインLと重なっているか否かによって、スクロール調整を行うか否かを判定する。
図5(a)では、選択用ボタン531と判定ラインLとは交差していない。
すると、図5(a)の右の図に示すように、機能App6に対する選択用ボタン531が拡大されて表示され、変更モードになったことがユーザに示される。
しかし、表示制御部52は、判定ラインLと選択用ボタン531とが重なっていないことを検知して、スクロール調整を行わない。
すると、図5(b)の右の図に示すように、表示制御部52は、選択モードから変更モードに移行させるとともに、表示画像53を下方にスクロールして、機能App1〜3に対する選択用ボタン531が判定ラインLと重ならないように、スクロール調整する。これにより、機能App1〜3のそれぞれに対する選択用ボタン531が、欠けることなく表示されて、それぞれの挿入判定領域533が広く確保される。
なお、図5(c)の左の図及び中央の図は、図5(b)の左の図及び中央の図と同じである。
さらに、表示画面51のいずれかの端と選択用ボタン531との重なり、すなわち、選択用ボタン531の欠け具合により、スクロール調整を行うか否かを判定してもよい。
また、スクロール調整を左右方向に行って、表示画面51の左端側又は右端側において、選択用ボタン531が欠けないようにスクロール調整してもよい。
さらに、表示画面51が四角形である場合、隣接する二端(二辺)に対して、上下方向及び左右方向にスクロール調整してもよい。
そして、表示画面51の予め定められた位置に固定的に配置されるタイトル画像532を含む場合には、タイトル画像532を除いた表示画面51に対してスクロール調整を行うようにすればよい。
このようにしても、選択用ボタン531の挿入判定領域533が全体として広げられる。
第2の実施の形態では、スクロールを行う指の操作(ジェスチャー操作)によって、スクロール調整を行うか否かが判断される。例えば、ドラッグによるスクロールか、フリックによるスクロールかを識別して、それによりスクロール調整を行うか否かが切り替えられる。
また、フリックとは、ユーザが表示画面51に指を触れた状態で、指を払うようにして離す操作であって、指を移動させる速さ又は距離に比例してスクロール量が設定される。
さらに、スクロール調整を行うことを指示する指の操作が、ユーザによって、ドラッグ及びフリック以外の操作に指定されてもよい。例えば、フリックでも、3段階に分けて、移動距離の小さなフリックの場合は、ドラッグに相当する操作とみなしてスクロール調整しないように設定し、移動距離の大きなフリックの場合は、スクロール調整ではなく、表示画面51をページ単位(表示画面51単位)で切り替えるように設定し、移動距離が中間のフリックの場合に、スクロール調整するとしてもよい。
第3の実施の形態では、表示画面51に表示される選択用ボタン531の数に応じて、スクロール調整を行うか否かが判断される。
図6は、第3の実施の形態におけるスクロール調整を行うか否かを判断するフローチャートである。
ここでは、表示画面51において、欠けずに表示する選択用ボタン531の数Nを設定する。そして、表示画像53に欠けずに表示されている選択用ボタン531の数Mが、欠けずに表示する選択用ボタン531の数Nより小さい場合(M<N)に、スクロール調整を行う。
次に、表示画像53において、欠けずに表示されている選択用ボタン531の数Mを取得する(ステップ2)。
そして、欠けずに表示されている選択用ボタン531の数Mが、欠けずに表示する選択用ボタン531の数Nより大きいか否かが判断される(ステップ3)。
そして、ステップ3において、肯定(Yes)の判断がされる場合には、スクロール調整を行わない(ステップ4)。
一方、ステップ3において、否定(No)の判断がされる場合には、スクロール調整を行う(ステップ5)。
あるサイズの表示画面51に対して、予め定められた数Nを設定し、大きなサイズの選択用ボタン531を用いる場合に、表示された選択用ボタン531の数Mが数N未満になった場合にスクロール調整を行うようにしてもよい。
一方、表示された選択用ボタン531の数Mが常に数N以上となるような小さなサイズの選択用ボタン531を用いる場合には、スクロール調整を行わないようにしてもよい。
Claims (7)
- 機能を示す絵柄とテキストとを含む複数の画像を表示画面に表示する表示手段と、
前記複数の画像における画像の配置を変更する変更モードに移行した際、前記表示画面上に前記複数の画像のうち一部が前記表示画面からはみ出して表示されていない画像である第1画像がある場合に、スクロール調整により前記第1画像を欠けることなく表示するように制御する制御手段と、
を備えた表示装置。 - 前記表示画面に指を接触させて前記画像を長押しすることで前記変更モードへ移行する
請求項1に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、
前記変更モードへ移行した際、前記画像を遷移させるか否かを判定する判定ラインと交差する画像がある場合に、前記画像が前記判定ラインと交差しないように前記画像を遷移して表示させるように制御する
請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記判定ラインと直交する方向に前記画像を遷移させる
請求項3に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記判定ラインによって分けられる前記画像の一方側と他方側とを比較して、前記画像を遷移させる方向を決定する
請求項3または4に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記一方側と前記他方側の面積を比較して、面積の大きい方向に前記画像を遷移させる
請求項5に記載の表示装置。 - コンピュータに、
機能を示す絵柄とテキストとを含む複数の画像を表示画面に表示する機能と、
前記複数の画像における画像の配置を変更する変更モードに移行した際、前記表示画面上に前記複数の画像のうち一部が前記表示画面からはみ出して表示されていない画像である第1画像がある場合に、スクロール調整により前記第1画像を欠けることなく表示する機能と、
を実現させるプログラム。
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