JP6848370B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す模式図である。この画像形成装置1は、カラーレーザープリンタであり、そのプリンタ本体の中央には、中間転写ベルト30の展張方向に沿って4つの作像部4Y、4C、4M、4Kが並置して設けられている。各作像部4Y、4C、4M、4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容する以外は、同じ構成である。
プリンタ本体の上部には、ボトル収容部2が設けられており、ボトル収容部2には補給用のトナーを収容した4つのトナーボトル2Y、2C、2M、2Kが着脱可能に装着されている。各トナーボトル2Y、2C、2M、2Kと各現像装置7との間には、周知のように補給路が設けられ、この補給路を介して各トナーボトル2Y、2C、2M、2Kから各現像装置7へトナーが補給されるようになっている。
以上の説明は、用紙上にフルカラー画像を形成するときの画像形成動作であるが、4つの作像部4Y、4C、4M、4Kのいずれか1つを使用して単色画像を形成したり、2つ又は3つの作像部を使用して、2色又は3色の画像を形成したりすることも可能である。
図7は、第2ハロゲンヒータの加熱出力を示すグラフである。グラフの描写は、説明の都合上、一方の端における出力を示している。図7において、縦軸は所定の加熱出力に対する出力割合(%)であり、横軸は第2ハロゲンヒータ23Bの長手方向の位置である。加熱出力のグラフは長手方向に凸状のピークを有する曲線を描いている。
図8は、中央範囲に発熱部を有するハロゲンヒータと、側部範囲に発熱部を有するハロゲンヒータのそれぞれの加熱出力の状態を示すグラフである。第1ハロゲンヒータ23Aに該当する中央範囲に発熱部を有するハロゲンヒータの加熱出力を破線のグラフで示し、第2ハロゲンヒータ23Bに該当する側部範囲に発熱部を有するハロゲンヒータの加熱出力を実線で示す。長手方向に異なる配光分布を有し、したがってそれぞれ異なる加熱出力パターンを有する複数のハロゲンヒータによって、トータル的な加熱出力のパターンも異なる状態となり得る。
図10は、第1、第2ハロゲンヒータの加熱出力の別例を示すグラフである。図10に示すように、グラフの中央領域はなだらかであるが、その両端部では、中央領域と比較して高くなっている。第2ハロゲンヒータ23Bの発熱部のフィラメントが、第1ハロゲンヒータ23Aの発熱部のフィラメントよりも密に巻かれていると、このような形となる。
熱移動補助部材27は定着ベルト21の内面と摺接しているため、銅やアルミニウムなどの金属材料をそのまま用いると摩擦係数が大きくなる。摩擦係数が大きいと、ユニットトルクが大きくなり、装置の寿命が短くなるなどの問題を生じる。
2 ボトル収容部
2C、2K、2M、2Y トナーボトル
3 転写装置
4C、4K、4M、4Y 作像部
5 感光体
6 帯電装置
7 現像装置
8 クリーニング装置
9 露光装置
10 給紙トレイ
11 給紙ローラ
12 レジストローラ
13 排紙ローラ
14 排紙トレイ
20 定着装置
21、60 定着ベルト
22 加圧ローラ
23A、23B、50A、50B ハロゲンヒータ
24 ニップ形成部材
24a、24b 凹部
24c 面
25 ステー部材
25A 第1部材
25B 第2部材
25a 起立部
26a、26b 端部ヒータ
27 熱移動補助部材
27a ニップ形成面
28A、28B、70 反射部材
29 温度センサ
30 中間転写ベルト
31 一次転写ローラ
32 二次転写バックアップローラ
33 クリーニングバックアップローラ
34 テンションローラ
35 ベルトクリーニング装置
36 二次転写ローラ
37 発熱パターン
41 分離部材
40A、40B、42a、42b 発熱部
45a、45b 温度検知部
Bc、Bh 境界
N 定着ニップ
P 用紙
α β 照射角
Claims (11)
- 可撓性を有する無端状のベルトと、
前記ベルトの外側に設けられ、前記ベルトに対向する加圧部材と、
前記ベルトの内部に設けられ、長手方向に異なる配光分布を有する複数の輻射型熱源と、
前記ベルトの内側に設けられ、前記ベルトと前記加圧部材との間に定着ニップを形成するニップ形成部材と、
前記ニップ形成部材を支持すると共に、前記複数の輻射型熱源を相互に仕切るステー部材と、
前記ニップ形成部材のそれぞれの端部に設けられ、前記ベルトの長手方向端部をそれぞれ加熱する複数の接触伝熱型熱源と、
前記ニップ形成部材及び前記複数の接触伝熱型熱源の、前記ベルトに対向するそれぞれの面を覆い、前記ベルトの長手方向に熱を移動する熱移動補助部材と
を有する、定着装置。 - 前記ステー部材は、前記ニップ形成部材より起立して、前記複数の輻射型熱源を相互に仕切る起立部を有し、前記複数の輻射型熱源からの輻射熱をそれぞれ反射する反射部を備えることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記複数の輻射型熱源は、前記ベルトの長手方向における中央範囲を加熱する配光分布を有する第1輻射型熱源と、前記ベルトの長手方向における側部範囲を加熱する配光分布を有する第2輻射型熱源とを備え、前記複数の輻射型熱源の発熱部は最大定形サイズの紙幅に対応し、
前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれは、前記第2輻射型熱源の長手方向両端部に対応する位置にあり、前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれの発熱部は、前記第2輻射型熱源の発熱部と一部重なることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。 - 前記第2輻射型熱源の発熱部における長手方向端部寄りの加熱出力が低減し始めるそれぞれの境界と、前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれの発熱部における長手方向中央寄りの加熱出力が低減し始める境界は、長手方向において合致することを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
- 前記第2輻射型熱源の発熱部における加熱出力が、長手方向に凸状のピークを有する曲線を描く場合、
前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれの発熱部における長手方向中央寄りの加熱出力が低減し始める境界は、前記第2輻射型熱源の加熱出力が長手方向端部寄りに位置する、ピークの加熱出力の40%になる箇所から、長手方向中央寄りに位置する、ピークの加熱出力の80%になる箇所までの範囲におかれることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記複数の輻射型熱源の発熱部による加熱出力が、長手方向中央領域においてなだらかな曲線を描く場合、
そのなだらかな加熱出力の範囲を長さBとし、出力割合が、前記なだらかな加熱出力の100%から40%になる範囲を長さCとして、
前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれの発熱部における長手方向中央寄りの加熱出力が低減し始める境界は、前記なだらかな加熱出力の40%になる箇所から、長手方向中央に向けてC+B×1/10を満たす長さの範囲におかれることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記複数の輻射型熱源の発熱部による加熱出力が、長手方向中央領域においてなだらかで、その両端部で中央領域より高くなっている曲線を描く場合、
加熱出力がほぼ100%である両端で挟まれる範囲を長さB’とし、出力割合がほぼ100%から40%になる範囲を長さCとして、
前記複数の接触伝熱型熱源のそれぞれの発熱部における長手方向中央寄りの加熱出力が低減し始める境界は、出力割合が加熱出力の40%になる箇所から、長手方向中央に向けてC+B’×1/10を満たす長さの範囲におかれることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。 - 前記熱移動補助部材は、前記ベルトと接する面に低摩擦処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記熱移動補助部材は、前記ベルトと接する面に潤滑剤を保持することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記ベルトの外側であって、かつ、前記ベルトの長手方向において、最大定形サイズの紙幅より外側で、最大定形サイズよりも大きいノビサイズの紙幅より内側に、前記接触伝熱型熱源により加熱された前記ベルトの温度を検知する温度検知部を備えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
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