JP6789089B2 - スクリュードライバ - Google Patents
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Description
発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、レンズが、本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
ライトは、後面の左右方向に複数並べて配置されており、
各ライトは、コントローラが、スピンドルによるネジ締めが「適」であると判定したら緑色で発光し、ネジ締めが「不適」であると判定したら赤色で発光することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項2に記載の発明は、モータと、モータを収容して前後方向に延びる本体部と、モータにより回転し、本体部から前方へ突出するスピンドルと、本体部に連結されて下方に延びるグリップ部と、報知用の発光部と、モータ及び発光部を制御するコントローラと、を備え、
発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、レンズが、本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
ライトは、コントローラが、スピンドルによるネジ締めが「適」であると判定したら緑色で発光し、ネジ締めが「不適」であると判定したら赤色で発光し、
レンズは、ライトを搭載したLED基板が前面側に嵌合する前板部と、前板部の後面で上下方向の中央部位から後方に突出して左右方向へ連設され、本体部の後面及び左右の側面に露出するレンズ部とを含むことを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3に記載の発明は、モータと、モータを収容して前後方向に延びる本体部と、モータにより回転し、本体部から前方へ突出するスピンドルと、本体部に連結されて下方に延びるグリップ部と、報知用の発光部と、モータ及び発光部を制御するコントローラと、を備え、
発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、レンズが、本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
ライトは、後面の左右方向に複数並べて配置されており、
レンズは、ライトを搭載したLED基板が前面側に嵌合する前板部と、前板部の後面で上下方向の中央部位から後方に突出して左右方向へ連設され、本体部の後面及び左右の側面に露出するレンズ部とを含むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1の構成において、レンズは、本体部の後面では左右方向に連続して設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れかの構成において、レンズは、本体部の側面では平面視で本体部から突出していることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1又は4の構成において、ライトは、LEDを有するLED基板に搭載され、本体部を形成するハウジングに、ハウジングとレンズとでLED基板を挟み込んだ状態で組み付けられることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6の構成において、LED基板は、レンズに嵌合していることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1乃至7の何れかの構成において、本体部の後面に、外部通信用の通信ケーブルの接続口が設けられていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項8の構成において、接続口は、発光部の下側に設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項8又は9の構成において、接続口は、本体部の最後面よりも前側で当該最後面が当接する仮想平面と当接しない背面視領域に設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、上記効果に加えて、発光部を、本体部の後面では左右方向に連続して設けているので、発光面積が大きくなってより視認性が高くなる。
請求項3に記載の発明によれば、上記効果に加えて、発光部は、本体部の側面では平面視で本体部から突出しているので、上面や下面、斜め前方からも容易に視認することができる。
請求項4に記載の発明によれば、上記効果に加えて、発光部は、LED基板と、LED基板を覆うレンズとを備え、本体部を形成するハウジングに、ハウジングとレンズとでLED基板を挟み込んだ状態で組み付けられるので、部品点数の少ない合理的な構成で発光部を省スペースで組み付け可能となる。
請求項5に記載の発明によれば、上記効果に加えて、LED基板は、レンズに嵌合しているので、挟み込むLED基板を容易に位置決めでき、組み付けが簡単に行える。
請求項6に記載の発明によれば、上記効果に加えて、本体部の後面に、外部通信用の通信ケーブルの接続口が設けられているので、電動工具を地面等に横置きしても接続口や通信ケーブルの端子が直接地面等に接触することがなく、通信ケーブルが外れたり損傷したりするおそれが低減される。
請求項7に記載の発明によれば、上記効果に加えて、接続口は、発光部の下側に設けられているので、デッドスペースを効率よく利用して接続口を配置することができる。
請求項8に記載の発明によれば、上記効果に加えて、接続口は、本体部の最後面よりも前側で当該最後面が当接する仮想平面と当接しない背面視領域に設けられているので、電動工具を落下させたり物にぶつけたりした際の損傷のおそれを低減することができる。
図1は、電動工具の一例であるスクリュードライバ1の後方からの斜視図、図2は側面図、図3は背面図、図4は平面図、図5は中央縦断面図である。
このスクリュードライバ1は、後側のブラシレスモータ4及び前側の出力部5を収容して前後方向に延びる筒状の本体部2と、その本体部2に連結されて下方へ延びるグリップ部3とからなるT字状で、ハウジングは、本体部2とグリップ部3とをそれぞれ半分ずつ一体形成した左右の半割ハウジング1a,1bを、ネジ6,6・・によって組み付けて形成されている。グリップ部3の下端には、電源となるバッテリーパック8が着脱可能な装着部7が形成されて、グリップ部3の上側根元部分には、前方にトリガ10を突出させたトリガスイッチ9が収容されている。トリガスイッチ9の上方には、ブラシレスモータ4の正逆切替ボタン11が設けられている。
回転軸22は、ベアリングホルダ32を貫通して前方へ突出し、前端にはピニオン39が固着されて、このピニオン39が、出力部5の後部でインターナルギヤ40内に設けた遊星歯車41,41と噛合している。
レンズ63は、透光性を有する白色の樹脂製で、LED基板61が嵌合する嵌合凹部65を前面に備えて正面視が左右横長の矩形状となる前板部64と、その前板部64の後面で上下方向の中央部位から後方に突出して左右方向へ連設されるレンズ部66とからなる。前板部64の嵌合凹部65からレンズ部66内には、嵌合凹部65と連続して後方へ窪み、3つのライト62,62・・が納まる左右方向の収容凹部67が形成されている。
保持部70は、前側凹部71と後側孔部72とが左右に分割された格好で左右の半割ハウジング1a,1bにそれぞれ形成される。但し、右側の半割ハウジング1bにおいて、前側凹部71の前端上側には、下向きに抑えリブ73が形成され、前側凹部71の前端下側には、上向きに抑えリブ(図示略)が形成されており、この抑えリブ73及び上向きの抑えリブの後方で前側凹部71に、LED基板61を嵌合させた前板部64が納まるようになっている。
このような隙間によって、手による組み付けが容易になる。
このUSBポート77及びカバー79は、図6に示す本体部2の最後面となる後面2aに当接する仮想平面Pよりも前側で、仮想平面Pには当接しない背面視領域に位置している。この仮想平面は、後面2aとグリップ部3とに当接する仮想平面Qであってもよい(図5参照)。この場合もUSBポート77及びカバー79は仮想平面Qよりも前側で、仮想平面Qには当接しない背面視領域に位置している。
また、制御回路基板14は、使用時間等を累計することでメンテナンスの時期を管理し、メンテナンスの時期に到達した際には、発光部60において、LED基板61の3つのライト62,62・・で緑色及び赤色の2つのLEDを同時に点滅させる。すると、各ライト62は黄色で点滅する。
さらに、USBポート77を使用して外部のパーソナルコンピュータ等に接続して、制御回路基板14と通信し、ブラシレスモータ4の回転数やメンテナンスの時期等を設定することができる。このとき制御回路基板14は、設定のスタンバイ状態で各ライト62を黄色で点滅させ、設定可能状態では各ライト62を緑色で点滅させる。
このとき、制御回路基板14のマイコンは、トリガ10を押し込み操作している間に検出スイッチ57でクラッチ43の作動によるセンサ板54の前進を検出した場合、ネジ締めが「適」であると判定して、発光部60においてLED基板61の各ライト62を緑色で発光させる。一方、検出スイッチ57がセンサ板54の前進を検出しなかった場合(例えばセンサ板54の前進を検出する前にトリガ10の押し込み操作を止めたような場合)、ネジ締めが「不適」であると判定して、LED基板61の各ライト62を赤色で発光させる。
また、トリガスイッチ9のONと共に制御回路基板14から通電されて照明用ライト58が点灯する。よって、ドライバビットの前方が照射されて暗い場所でも作業性は維持できる。
そして、USBポート77を利用する場合は、前述のようにカバー79を開いて露出したUSBポート77に通信ケーブルを接続すれば、外部と通信可能となる。このとき、USBポート77は本体部2の背面視領域で後面2aよりも前側に位置する窪み部75に配置されているので、そのまま平面上に横置き等された場合でも、USBポート77が平面に接触したり通信ケーブルが邪魔になったりすることがない。また、スクリュードライバ1を落下等しても奥まった位置にあるUSBポート77や通信ケーブルの端子、カバー79の損傷のおそれも低減される。
特にここでは、発光部60を、本体部2の後面では左右方向に連続して設けているので、発光面積が大きくなってより視認性が高くなる。
また、発光部60は、本体部2の側面では平面視で本体部2から突出しているので、上面や下面、斜め前方からも容易に視認することができる。
特に、LED基板61は、レンズ63に嵌合しているので、挟み込むLED基板61を容易に位置決めでき、組み付けが簡単に行える。
また、USBポート77は、発光部60の下側に設けられているので、デッドスペースを効率よく利用してUSBポート77を配置することができる。
さらに、USBポート77は、本体部2の後面2a(最後面)よりも前側で後面2aが当接する仮想平面Pと当接しない背面視領域に形成された窪み部75に設けられているので、スクリュードライバ1を落下させたり物にぶつけたりした際の損傷のおそれを低減することができる。
さらに、本体部の側面に加えて、上面や下面にまで発光部を設けることもできる。LED基板の形状やLEDの数や色、配置も適宜変更可能である。勿論報知対象としてはネジ締めの適/不適やメンテナンス時期の報知等に限らず、バッテリーパックの容量低下の報知等にも利用できる。
USBポートも、本体部の下側に限らず、仮想平面と当接しない背面視領域であれば、上側や横側に窪み部を設けて配置することも可能である。
Claims (10)
- モータと、
前記モータを収容して前後方向に延びる本体部と、
前記モータにより回転し、前記本体部から前方へ突出するスピンドルと、
前記本体部に連結されて下方に延びるグリップ部と、
報知用の発光部と、
前記モータ及び前記発光部を制御するコントローラと、を備え、
前記発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、前記レンズが、前記本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
前記ライトは、前記後面の左右方向に複数並べて配置されており、
各前記ライトは、前記コントローラが、前記スピンドルによるネジ締めが「適」であると判定したら緑色で発光し、ネジ締めが「不適」であると判定したら赤色で発光することを特徴とするスクリュードライバ。 - モータと、
前記モータを収容して前後方向に延びる本体部と、
前記モータにより回転し、前記本体部から前方へ突出するスピンドルと、
前記本体部に連結されて下方に延びるグリップ部と、
報知用の発光部と、
前記モータ及び前記発光部を制御するコントローラと、を備え、
前記発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、前記レンズが、前記本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
前記ライトは、前記コントローラが、前記スピンドルによるネジ締めが「適」であると判定したら緑色で発光し、ネジ締めが「不適」であると判定したら赤色で発光し、
前記レンズは、前記ライトを搭載したLED基板が前面側に嵌合する前板部と、前記前板部の後面で上下方向の中央部位から後方に突出して左右方向へ連設され、前記本体部の後面及び左右の側面に露出するレンズ部とを含むことを特徴とするスクリュードライバ。 - モータと、
前記モータを収容して前後方向に延びる本体部と、
前記モータにより回転し、前記本体部から前方へ突出するスピンドルと、
前記本体部に連結されて下方に延びるグリップ部と、
報知用の発光部と、
前記モータ及び前記発光部を制御するコントローラと、を備え、
前記発光部は、LEDを用いたライトと、レンズとを含み、前記レンズが、前記本体部の後面から少なくとも側面にまで設けられている一方、
前記ライトは、前記後面の左右方向に複数並べて配置されており、
前記レンズは、前記ライトを搭載したLED基板が前面側に嵌合する前板部と、前記前板部の後面で上下方向の中央部位から後方に突出して左右方向へ連設され、前記本体部の後面及び左右の側面に露出するレンズ部とを含むことを特徴とするスクリュードライバ。 - 前記レンズは、前記本体部の後面では左右方向に連続して設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスクリュードライバ。
- 前記レンズは、前記本体部の側面では平面視で前記本体部から突出していることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のスクリュードライバ。
- 前記ライトは、前記LEDを有するLED基板に搭載され、前記本体部を形成するハウジングに、前記ハウジングと前記レンズとで前記LED基板を挟み込んだ状態で組み付けられることを特徴とする請求項1又は4に記載のスクリュードライバ。
- 前記LED基板は、前記レンズに嵌合していることを特徴とする請求項6に記載のスクリュードライバ。
- 前記本体部の後面に、外部通信用の通信ケーブルの接続口が設けられていることを特徴とする請求項1乃至7の何れかに記載のスクリュードライバ。
- 前記接続口は、前記発光部の下側に設けられていることを特徴とする請求項8に記載のスクリュードライバ。
- 前記接続口は、前記本体部の最後面よりも前側で前記最後面が当接する仮想平面と当接しない背面視領域に設けられていることを特徴とする請求項8又は9に記載のスクリュードライバ。
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