JP6635986B2 - はんだ組成物および電子基板 - Google Patents
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Description
本発明のはんだ組成物は、はんだ粉末と、フラックス組成物とを含有するはんだ組成物であって、前記フラックス組成物が、(A)樹脂と、(B)活性剤とを含有し、前記(B)成分が、(B1)有機酸、および、(B2)下記一般式(1)で表されるピリジン化合物を含有し、前記(A)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、30質量%以上70質量%以下であり、前記(B1)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、0.1質量%以上25質量%以下であり、前記(B2)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、0.1質量%以上10質量%以下であり、前記(B)成分の合計配合量は、前記フラックス組成物100質量%に対して、1質量%以上30質量%以下であり、当該はんだ組成物中における塩素濃度が900質量ppm以下であり、臭素濃度が900質量ppm以下であり、ヨウ素濃度が900質量ppm以下であり、かつ、合計のハロゲン濃度が1500質量ppm以下であることを特徴とするものである。
すなわち、本発明のはんだ組成物は、(B)活性剤として、(B1)有機酸、および、(B2)前記一般式(1)で表させる化合物を含有している。そして、(B1)成分により、金属表面の酸化膜の除去が可能となる。また、(B2)成分は、金属表面の酸化膜が除去された金属表面に錯体の皮膜を形成して、金属表面の再酸化を防止できる。このようにして、ハロゲン系活性剤を用いずとも、十分なはんだ溶融性を確保できる。一方で、アミン類の中でも(B2)成分を、(B1)成分と併用した場合には、一般的な有機酸およびアミン類を併用した場合と比較して、常温における反応性が非常に乏しい。そのため、十分な保存安定性を確保できる。以上のようにして、上記本発明の効果が達成されるものと本発明者らは推察する。
[第一実施形態]
[フラックス組成物]
まず、本実施形態に用いるフラックス組成物について説明する。本実施形態に用いるフラックス組成物は、はんだ組成物におけるはんだ粉末以外の成分であり、(A)樹脂および(B)活性剤を含有するものである。
本実施形態に用いる(A)樹脂としては、(A1)ロジン系樹脂および(A2)熱硬化性樹脂が挙げられる。なお、(A1)ロジン系樹脂を用いたフラックス組成物(いわゆるロジン系フラックス)は、熱硬化性を有さないが、(A2)熱硬化性樹脂を用いたフラックス組成物は、熱硬化性を有している。
また、本実施形態では、(A)樹脂として(A1)ロジン系樹脂を用いた場合を例に挙げて説明する。
前記(A1)ロジン系樹脂としては、ロジン類およびロジン系変性樹脂が挙げられる。ロジン類としては、ガムロジン、ウッドロジンおよびトール油ロジンなどが挙げられる。ロジン系変性樹脂としては、不均化ロジン、重合ロジン、水素添加ロジン(完全水添ロジン、部分水添ロジン、並びに、不飽和有機酸((メタ)アクリル酸などの脂肪族の不飽和一塩基酸、フマル酸、マレイン酸などのα,β−不飽和カルボン酸などの脂肪族不飽和二塩基酸、桂皮酸などの芳香族環を有する不飽和カルボン酸など)の変性ロジンである不飽和有機酸変性ロジンの水素添加物(「水添酸変性ロジン」ともいう))およびこれらの誘導体などが挙げられる。これらのロジン系樹脂は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本実施形態に用いる(B1)有機酸は、炭化水素基およびカルボキシル基を有するものである。この(B1)成分は、炭化水素基およびカルボキシル基以外の置換基(水酸基およびアミノ基など)を有していてもよい。この(B1)成分は、炭化水素基の炭素の一部が窒素に置換されたものでもよい。炭化水素基の炭化水素は、脂肪族炭化水素であってもよく、芳香族炭化水素であってもよいが、活性作用の観点から、脂肪族炭化水素であることが好ましい。炭化水素基の炭化水素は、飽和炭化水素であってよく、不飽和炭化水素であってもよいが、活性作用の観点から、飽和炭化水素であることが好ましい。
前記(B1)成分としては、モノカルボン酸、ジカルボン酸およびトリカルボン酸などの他に、その他の有機酸が挙げられる。これらの中でも、活性作用および後述する(B2)成分と併用する場合の保存安定性の観点から、ジカルボン酸およびトリカルボン酸を用いることが好ましく、炭素数3〜22(より好ましくは、4〜12、特に好ましくは、4〜7)のジカルボン酸、および、炭素数3〜22(より好ましくは、4〜12、特に好ましくは、4〜7)のトリカルボン酸を用いることがより好ましい。これらは1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
ジカルボン酸としては、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、エイコサン二酸、フマル酸、およびマレイン酸などが挙げられる。
トリカルボン酸としては、プロパントリカルボン酸、ヘキサントリカルボン酸、シクロヘキサントリカルボン酸、およびベンゼントリカルボン酸などが挙げられる。
その他の有機酸としては、ダイマー酸、トリマー酸、グリコール酸、ジグリコール酸、レブリン酸、乳酸、酒石酸、アクリル酸、安息香酸、サリチル酸、アニス酸、クエン酸、およびピコリン酸などが挙げられる。
また、X1、X2およびX3のうち、少なくともいずれかは、水酸基であることが好ましい。さらに、少なくともX3は、水酸基であることが好ましい。
本実施形態のフラックス組成物においては、印刷性などの観点から、さらに(C)溶剤を含有することが好ましい。ここで用いる(C)溶剤としては、公知の溶剤を適宜用いることができる。このような溶剤としては、沸点170℃以上の溶剤を用いることが好ましい。
このような溶剤としては、例えば、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ヘキシルジグリコール、1,5−ペンタンジオール、メチルカルビトール、ブチルカルビトール、2−エチルヘキシルジグリコール、オクタンジオール、フェニルグリコール、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテル、およびジブチルマレイン酸などが挙げられる。これらの溶剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本実施形態のフラックス組成物においては、印刷性などの観点から、さらに(D)チクソ剤を含有していてもよい。ここで用いる(D)チクソ剤としては、硬化ひまし油、ポリアミン類、ポリアミド類、ビスアマイド類、ジベンジリデンソルビトール、カオリン、コロイダルシリカ、有機ベントナイト、ガラスフリットなどが挙げられる。これらの中でも、加熱ダレの抑制の観点から、ポリアミド類が好ましい。これらのチクソ剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本実施形態に用いるフラックス組成物には、前記(A)成分、前記(B)成分、前記(C)成分および前記(D)成分の他に、必要に応じて、その他の添加剤、更には、その他の樹脂を加えることができる。その他の添加剤としては、消泡剤、酸化防止剤、改質剤、つや消し剤、発泡剤、硬化促進剤などが挙げられる。その他の樹脂としては、ポリイミド樹脂などが挙げられる。
次に、本実施形態のはんだ組成物について説明する。本実施形態のはんだ組成物は、前記フラックス組成物と、以下説明する(E)はんだ粉末とを含有するものである。
前記フラックス組成物の配合量は、はんだ組成物100質量%に対して、5質量%以上40質量%以下であることが好ましく、7質量%以上15質量%以下であることがより好ましく、8質量%以上12質量%以下であることが特に好ましい。フラックス組成物の配合量が5質量%以上(はんだ粉末の配合量が95質量%以下)であれば、バインダーとしてのフラックス組成物が足りるため、フラックス組成物とはんだ粉末とを容易に混合できる。また、フラックス組成物の配合量が40質量%以下(はんだ粉末の配合量が60質量%以上)であれば、得られるはんだ組成物を用いた場合に、十分なはんだ接合を形成できる。
また、環境対応の観点から、塩素濃度および臭素濃度は、それぞれ500質量ppm以下であることが好ましく、300質量ppm以下であることがより好ましく、100質量ppm以下であることが特に好ましい。ハロゲン濃度は、800質量ppm以下であることが好ましく、500質量ppm以下であることがより好ましく、300質量ppm以下であることが更により好ましく、100質量ppm以下であることが特に好ましい。フラックス組成物中には、不可避的不純物を除いて、ハロゲンが存在しないことが好ましい。
なお、はんだ組成物中の塩素濃度、臭素濃度、ヨウ素濃度およびハロゲン濃度は、JEITA ET−7304Aに記載の方法に準じて測定できる。また、簡易的には、はんど組成物の配合成分およびその配合量から算出できる。
本発明に用いる(E)はんだ粉末は、鉛フリーはんだ粉末のみからなることが好ましいが、有鉛のはんだ粉末であってもよい。このはんだ粉末におけるはんだ合金としては、スズ(Sn)を主成分とする合金が好ましい。また、この合金の第二元素としては、銀(Ag)、銅(Cu)、亜鉛(Zn)、ビスマス(Bi)、インジウム(In)およびアンチモン(Sb)などが挙げられる。さらに、この合金には、必要に応じて他の元素(第三元素以降)を添加してもよい。他の元素としては、銅、銀、ビスマス、インジウム、アンチモン、コバルト(Co)、クロム(Cr)、ニッケル(Ni)、ゲルマニウム(Ge)、鉄(Fe)およびアルミニウム(Al)などが挙げられる。
ここで、鉛フリーはんだ粉末とは、鉛を添加しないはんだ金属または合金の粉末のことをいう。ただし、鉛フリーはんだ粉末中に、不可避的不純物として鉛が存在することは許容されるが、この場合に、鉛の量は、100質量ppm以下であることが好ましい。
本実施形態のはんだ組成物は、上記説明したフラックス組成物と上記説明した(E)はんだ粉末とを上記所定の割合で配合し、撹拌混合することで製造できる。
次に、本実施形態の電子基板について説明する。本実施形態の電子基板は、以上説明したはんだ組成物を用いたはんだ付け部を備えるものである。この電子基板(プリント回路基板など)は、電子部品を電子基板(プリント配線基板など)に実装することで作製できる。
ここで用いる塗布装置としては、スクリーン印刷機、メタルマスク印刷機、ディスペンサーなどが挙げられる。
また、前記塗布装置にて塗布したはんだ組成物上に電子部品を配置し、リフロー炉により所定条件にて加熱して、前記電子部品をプリント配線基板に実装するリフロー工程により、電子部品を電子基板に実装できる。なお、リフロー炉としては、エアリフロー装置、真空リフロー装置、ギ酸リフロー装置、およびプラズマリフロー装置などが挙げられる。これらの中でも、装置設備のコストの観点からは、エアリフロー装置が好ましく、リフロー工程後のはんだ中のボイド低減の観点からは、真空リフロー装置が好ましい。
リフロー条件は、はんだの融点に応じて適宜設定すればよい。例えば、Sn−Ag−Cu系のはんだ合金を用いる場合には、プリヒートを温度150〜200℃で60〜120秒間行い、ピーク温度を230〜270℃に設定すればよい。
次に、本発明の第二実施形態について説明する。
第二実施形態の構成は、(A)樹脂として(A2)熱硬化性樹脂を用いた以外は第一実施形態と同様の構成であるので、(A2)熱硬化性樹脂を用いた場合のフラックス組成物を説明し、それ以外の説明を省略する。
本実施形態で用いるフラックス組成物は、(A2)熱硬化性樹脂および(B)活性剤を含有するものである。
第二実施形態に用いる(A2)熱硬化性樹脂としては、公知の熱硬化性樹脂を適宜用いることができる。この熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂およびポリイミド樹脂などが挙げられる。これらの中でも、フラックス作用を有するという観点からは、エポキシ樹脂を用いることが好ましい。また、低温硬化性の観点からは、アクリル樹脂を用いることが好ましい。
なお、本発明において、フラックス作用を有するとは、通常のロジン系フラックスのように、その塗布膜は被はんだ付け体の金属面を覆って大気を遮断し、はんだ付け時にはその金属面の金属酸化物を還元し、この塗布膜が溶融はんだに押し退けられてその溶融はんだと金属面との接触が可能となり、その残渣は回路間を絶縁する機能を有するものである。
ラジカル重合性樹脂としては、例えば、ウレタンアクリレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂およびシリコンアクリレート樹脂などが挙げられる。これらのラジカル重合性樹脂は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
反応性希釈剤としては、例えば、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレート、tert−ブチル(メタ)アクリレート、メトキシジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシトリエチレングリコール(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、n−ラウリル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、n−ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート、および(メタ)アクリロイルモルフォリンなどが挙げられる。これらの反応性希釈剤は1種を単独で用いてもよく、2種以上を混合して用いてもよい。
本実施形態に用いる(B)活性剤は、前記第一実施形態における(B1)有機酸および(B2)前記一般式(1)で表されるピリジン化合物と同様のものである。なお、本実施形態においては、(B)成分が、(A2)成分の硬化剤としても機能する。
本実施形態のフラックス組成物においては、印刷性などの観点から、さらに(D)チクソ剤を含有していてもよい。ここで用いる(D)チクソ剤は、前記第一実施形態における(D)チクソ剤と同様のものである。
本実施形態に用いるフラックス組成物には、前記(A)成分、前記(B)成分および前記(D)成分の他に、必要に応じて、溶剤やその他の添加剤、更には、その他の樹脂を加えることができる。その他の添加剤としては、消泡剤、酸化防止剤、改質剤、つや消し剤、発泡剤、硬化促進剤などが挙げられる。
また、本発明のフラックス組成物、はんだ組成物および電子基板は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良などは本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、前記電子基板の製造にあたり、リフロー工程により、プリント配線基板と電子部品とを接着しているが、これに限定されない。例えば、リフロー工程に代えて、レーザー光を用いてはんだ組成物を加熱する工程(レーザー加熱工程)により、プリント配線基板と電子部品とを接着してもよい。この場合、レーザー光源としては、特に限定されず、金属の吸収帯に合わせた波長に応じて適宜採用できる。レーザー光源としては、例えば、固体レーザー(ルビー、ガラス、YAGなど)、半導体レーザー(GaAs、InGaAsPなど)、液体レーザー(色素など)、気体レーザー(He−Ne、Ar、CO2、エキシマーなど)が挙げられる。
((A1)成分)
ロジン系樹脂:水添酸変性ロジン、商品名「パインクリスタルKE−604」、荒川化学工業社製
((B1)成分)
有機酸A:コハク酸
有機酸B:プロパントリカルボン酸
有機酸C:ダイマー酸、商品名「UNIDYME14」、アリゾナケミカル社製
((B2)成分)
ピリジン化合物:4−ヒドロキシピリジン
((C)成分)
溶剤:ヘキシルジグリコール
((D)成分)
チクソ剤:ポリアミド系チクソ剤、商品名「ターレン」、共栄社化学社製
((E)成分)
はんだ粉末:粒子径分布20〜38μm(平均粒子径約30μm)、はんだ融点217〜220℃、はんだ組成Sn/Ag3.0/Cu0.5
(他の成分)
アミン類A:n−オクチルアミン
アミン類B:2−フェニル−4−メチルイミダゾール、商品名「2P4MZ」、四国化成工業社製
アミン類C:2−ヒドロキシピリジン
ハロゲン系活性剤:トランス−2,3−ジブロモ−2−ブテン−1,4−ジオール
ロジン系樹脂55質量部、有機酸A2.5質量部、ピリジン化合物2.5質量部、チクソ剤7質量部、および溶剤33質量部を配合し、適宜混合することで、フラックス組成物を調製した。また、フラックス組成物11質量%およびはんだ粉末89質量%(合計で100質量%)の割合で配合して、適宜混合することで、はんだ組成物を調製した。
表1に示す組成に従い各材料を配合した以外は実施例1と同様にして、フラックス組成物およびはんだ組成物を得た。
はんだ組成物の評価(ハロゲンフリー、チップ脇ボール、はんだ広がり(洋白)、保存安定性、リークタッチ)を以下のような方法で行った。得られた結果を表1に示す。
(1)ハロゲンフリー
はんだ組成物中のハロゲン濃度(単位:質量ppm)を、はんだ組成物の配合成分およびその配合量から算出した。そして、ハロゲン濃度の数値に基づいて下記の基準に従って、ハロゲンフリーを評価した。
○:ハロゲン濃度が1500質量ppm以下である。
×:ハロゲン濃度が1500質量ppm超である。
(2)チップ脇ボール
チップ部品(1608チップ)を搭載できる評価用基板(タムラ製作所社製の「SP−TDC」)に、120μm厚のメタルマスクを使用して、はんだ組成物を印刷し、チップ部品60個を搭載し、リフロー炉(タムラ製作所社製)ではんだ組成物を溶解させて、はんだ付けを行ったものを試験板とする。ここでのリフロー条件は、プリヒート温度が150〜180℃(60秒)で、温度220℃以上の時間が50秒間で、ピーク温度が245℃である。得られた試験板を拡大鏡にて観察し、チップ部品の脇に発生したはんだボールの数(個/チップ)を測定した。
そして、はんだボールの数(個/チップ)の結果に基づいて下記の基準に従って、チップ脇ボールを評価した。
◎:チップ当たりのはんだボールの数が、1個未満である。
○:チップ当たりのはんだボールの数が、1個以上5個未満である。
×:チップ当たりのはんだボールの数が、5個以上である。
(3)はんだ広がり(洋白)
洋白基板(30mm×30mm×0.3mmt)に、はんだ組成物を0.30g±0.03gになるように乗せ、その後ホットプレートで温度240℃にて30秒間加熱する。マイクロメーターで広がったはんだの高さ(H)を測定し、広がり率(Sr)を下記式(F1)より求める。この操作を、5枚繰り返し平均値を試料の広がり率とする。
Sr=(D−H)/D×100 ・・・(F1)
D=1.24V1/3 ・・・(F2)
Sr:広がり率(%)
H:広がったはんだの高さ(mm)
D:試験に用いたはんだを球とみなした場合の直径(mm)
V:試験に用いたはんだの質量/密度
そして、広がり率(Sr)の結果に基づいて下記の基準に従って、はんだ広がりを評価した。
○:広がり率が、70%以上である。
×:広がり率が、70%未満である。
(4)保存安定性
まず、はんだ組成物を試料として、粘度を測定する。その後、試料を密封容器に入れ、温度30℃の恒温槽に投入し、14日間保管し、保管した試料の粘度を測定する。そして、保管前の粘度値(η1)に対する、温度30℃にて14日間保管後の粘度値(η2)との差(η2−η1)を求める。なお、粘度測定は、スパイラル方式の粘度測定(測定温度:25℃、回転速度:10rpm)によりを行う。
そして、粘度値の差の結果に基づいて下記の基準に従って、保存安定性を評価した。
○:粘度値の差が、−50Pa・s超50Pa・s未満である。
△:粘度値の差が、−100Pa・s超−50Pa・s以下、または、50Pa・s以上100Pa・s未満である。
×:粘度値の差が、−100Pa・s以下、または、100Pa・s以上である。
これに対し、比較例1〜3で得られたはんだ組成物は、保存安定性が不十分であることが分かった。このことから、数多あるアミン類の中でも、4−ヒドロキシピリジンなどの特定のピリジン化合物を、有機酸と併用した場合には、驚くべきことに、保存安定性を低下させないことが確認された。なお、比較例3で用いている2−ヒドロキシピリジンは、実施例1〜5で用いている4−ヒドロキシピリジンと同様に、ピリジン環と水酸基を有する化合物である。それにも拘わらず、比較例3で得られたはんだ組成物は、チップ脇ボールの結果も不十分であることが分かった。
さらに、比較例4で得られたはんだ組成物は、ハロゲンフリーの結果が不十分である。このことから、本発明のはんだ組成物によれば、ハロゲンフリーの組成であっても、十分なはんだ溶融性および十分な保存安定性を確保できることが確認された。
Claims (4)
- はんだ粉末と、フラックス組成物とを含有するはんだ組成物であって、
前記フラックス組成物が、(A)樹脂と、(B)活性剤とを含有し、
前記(B)成分が、(B1)有機酸、および、(B2)下記一般式(1)で表されるピリジン化合物を含有し、
前記(A)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、30質量%以上70質量%以下であり、
前記(B1)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、0.1質量%以上25質量%以下であり、
前記(B2)成分の配合量が、前記フラックス組成物100質量%に対して、0.1質量%以上10質量%以下であり、
前記(B)成分の合計配合量は、前記フラックス組成物100質量%に対して、1質量%以上30質量%以下であり、
当該はんだ組成物中における塩素濃度が900質量ppm以下であり、臭素濃度が900質量ppm以下であり、ヨウ素濃度が900質量ppm以下であり、かつ、合計のハロゲン濃度が1500質量ppm以下である
ことを特徴とするはんだ組成物。
- 請求項1に記載のはんだ組成物において、
前記(B1)成分の配合量と前記(B2)成分との配合量の質量比(B1/B2)が、1/9以上9/1以下である
ことを特徴とするはんだ組成物。 - 請求項1または請求項2に記載のはんだ組成物において、
前記(B1)成分が、炭素数3〜22のジカルボン酸、および、炭素数3〜22のトリカルボン酸からなる群から選択される少なくとも1種である
ことを特徴とするはんだ組成物。 - 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のはんだ組成物を用いたはんだ付け部を備えることを特徴とする電子基板。
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