JP6482340B2 - 車両内装部材 - Google Patents
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Description
案されたものであって、エアバッグ装置の作動時にスムーズに開放できるエアバッグドアが設けられた車両内装部材を提供することを目的とする。
裏側からエアバッグで押圧されると破断する破断予定部を備え、該破断予定部の破断により該破断予定部に囲まれた部分がエアバッグドアとして開く車両内装部材において、
該車両内装部材の裏側の第1部材と、該車両内装部材の表側の第2部材と、を備え、
前記第1部材は、
該第1部材の表側の面から表側へ向けて突出する凸状に形成され、前記破断予定部に沿って並ぶように複数設けられた突出部と、
該第1部材の裏側の面における前記突出部に対応する位置に設けられた凹みであって、その底が該突出部の内側まで入り込む第1破断凹部と、
該第1部材の裏側の面に設けられた凹みであって、その底が前記第1破断凹部の底と段差を有するように形成され、該第1破断凹部と共に前記破断予定部として機能する第2破断凹部と、を備え、
前記第2部材は、前記突出部の突出端が該第2部材の表側に露出するように前記第1部材の表側を覆い、該第2部材の表側の面が、該突出部の突出端と共に前記車両内装部材の表側の面を構成し、
前記第2部材の表側の面には、前記突出部の周りを凹ませた陥凹部が形成され、
前記第2破断凹部は、前記突出部におけるそれらの並び方向に沿う2つの側面のうちの一方の側面と前記陥凹部とが接する位置を通って該一方の側面を表裏方向へ延長したラインに、該第2破断凹部の底が交差するよう設けられていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、第1部材に設けられた第2破断凹部により、車両内装部材における第1部材の突出部と第2部材の陥凹部とが接する位置を通るラインにおいて、第1部材が破断する距離を短くすることができる。また、第2破断凹部は、その底が突出部の一方の側面と前記陥凹部とが接する位置を通って該一方の側面を車両内装部材の表裏方向へ延長したラインに交差するように設けられているので、エアバッグ装置が作動した際に車両内装部材にかかる力を突出部の一方の側面に沿って作用させることができる。これにより、車両内装部材を突出部の一方の側面に沿って破断して、エアバッグドアをスムーズに開放することができる。しかも、第2部材は、陥凹部により、突出部と接する位置が脆弱化されているので、車両内装部材の破断に際する第2部材の影響をより小さくすることができる。このように、破断予定部を構成する第1破断凹部および第2破断凹部を第1部材だけに設けても、エアバッグドアの展開性能を確保することができるから、型成形により破断予定部を形成することが可能となり、破断予定部の加工工数の増加を抑えることができる。
請求項2に係る発明によれば、突出部の一方の側面を傾斜形成することで、第1部材の破断の伝播を安定させて、エアバッグドアの開放をよりスムーズにできる。
請求項3に係る発明によれば、突出部を車両内装部材側に残してエアバッグドアを開放するよう構成することで、破断予定部においてより安定した破断を達成できる。
前記第1部材に設けられ、前記第2部材の表側において糸目に見えるように間隔をあけて並ぶ複数の前記突出部と、前記第2部材に設けられ、該突出部に向かうにつれて凹む前記陥凹部とにより、擬似的なステッチ模様が構成されていることを要旨とする。
請求項4に係る発明によれば、突出部と陥凹部とによりステッチ模様を表現することができ、エアバッグドアの外縁部に設けたステッチ模様の部分を破断予定部とすることができる。
次に、エアバッグドア20が設けられた実施例に係るインストルメントパネル10の作用について説明する。エアバッグ装置18が作動すると膨張するエアバッグ42にインストルメントパネル10が裏側から押し上げられ、破断予定部28に力がかかる。ここで、インストルメントパネル10は、該インストルメントパネル10における第1部材12の突出部24と第2部材14の陥凹部26とが接する位置を通る破断ラインLにおいて、第1破断凹部30に繋がる第2破断凹部32により第1部材12を破断する距離が短くなっている。すなわち、破断予定部28の中で最も脆弱な第2破断凹部32からインストルメントパネル10(第1部材12)の破断を開始させることができる。また、第2破断凹部32は、突出部24の一方の長手側面と陥凹部26とが接する位置を該一方の長手側面に沿って通る破断ラインL上に設けられているので、エアバッグ装置18が作動した際にインストルメントパネル10にかかる力を突出部24の一方の長手側面に沿って作用させることができる。これにより、インストルメントパネル10を突出部24の一方の長手側面に沿って破断して、ドアパネル22をスムーズに開放することができる。しかも、第2部材14は、突出部24に向かうにつれて凹む陥凹部26により、突出部24と接する位置が脆弱化されているので、インストルメントパネル10の破断に際する第2部材14の影響をより小さくすることができる。インジェクション二色成形によって破断予定部28を構成する第1破断凹部30および第2破断凹部32を形成することで、第1破断凹部30および第2破断凹部32が第1部材12だけに設けられる。第1破断凹部30および第2破断凹部32が第1部材12だけに設けられていても、前述のようにエアバッグドア20は、エアバッグ装置18の作動時にドアパネル22をスムーズに開放できるので、エアバッグドア20に求められる所定の展開性能を確保することができる。すなわち、インジェクション二色成形時に第1破断凹部30および第2破断凹部32を併せて形成して、ミリング加工やレーザー加工などのように第1部材12を成形した後の加工を省くことができ、破断予定部28の加工工数の増加を抑えることができる。
前述した構成に限定されず、例えば以下のようにも変更することができる。
(1)実施例では、シングルステッチを模したステッチ模様を示したが、ダブルステッチを模したステッチ模様のアウトステッチまたはインステッチに対応して破断予定部を設けてもよい。
(2)実施例では、突出部におけるドアパネルの内側を向く側面に対応して第2破断凹部を設けたが、突出部におけるドアパネルの外側を向く側面に対応して第2破断凹部を設ける構成であってもよい。
(3)実施例では、2層構造のインストルメントパネルを示したが、3層以上の層構造の車両内装部材にも、前述したエアバッグドアに関する構成を適用できる。なお、3層以上の層構造であっても、第1部材の裏面を規定する共通型を共通とする多色成形によって、車両内装部材を製造することができる。
(4)実施例では、車両内装部材としてインストルメントパネルを挙げたが、ドアトリム、ピラー、グローブボックスなどのその他のものに、前述したエアバッグドアに関する構成を適用できる。
(5)実施例では、1枚のドアパネルからなるエアバッグドアを示したが、破断予定部により2枚のドアパネルが開放する態様や、破断予定部により4枚のドアパネルが開放する態様など、その他の態様であってもよい。
(6)実施例では、第2破断凹部が第1破断凹部に合わせて断続的に設けられているが、第2破断凹部を突出部の並び方向に連続的に設けてもよい。
16 ステッチ模様,22 ドアパネル,24 突出部,26 陥凹部,
28 破断予定部, 30 第1破断凹部,32 第2破断凹部,
L 破断ライン(ライン)
Claims (4)
- 裏側からエアバッグで押圧されると破断する破断予定部を備え、該破断予定部の破断により該破断予定部に囲まれた部分がエアバッグドアとして開く車両内装部材において、
該車両内装部材の裏側の第1部材と、該車両内装部材の表側の第2部材と、を備え、
前記第1部材は、
該第1部材の表側の面から表側へ向けて突出する凸状に形成され、前記破断予定部に沿って並ぶように複数設けられた突出部と、
該第1部材の裏側の面における前記突出部に対応する位置に設けられた凹みであって、その底が該突出部の内側まで入り込む第1破断凹部と、
該第1部材の裏側の面に設けられた凹みであって、その底が前記第1破断凹部の底と段差を有するように形成され、該第1破断凹部と共に前記破断予定部として機能する第2破断凹部と、を備え、
前記第2部材は、前記突出部の突出端が該第2部材の表側に露出するように前記第1部材の表側を覆い、該第2部材の表側の面が、該突出部の突出端と共に前記車両内装部材の表側の面を構成し、
前記第2部材の表側の面には、前記突出部の周りを凹ませた陥凹部が形成され、
前記第2破断凹部は、前記突出部におけるそれらの並び方向に沿う2つの側面のうちの一方の側面と前記陥凹部とが接する位置を通って該一方の側面を表裏方向へ延長したラインに、該第2破断凹部の底が交差するよう設けられている
ことを特徴とする車両内装部材。 - 前記突出部におけるそれらの並び方向に沿う2つの側面は、該突出部の根元側から突出端側へ向かうにつれて互いに近づくように傾斜形成される請求項1記載の車両内装部材。
- 前記第2破断凹部は、前記突出部におけるそれらの並び方向に沿う2つの側面のうち、前記破断予定部に囲まれた部分がある側の側面を通る前記ラインに、該第2破断凹部の底が交差するよう設けられている請求項1または2記載の車両内装部材。
- 前記突出部の突出端には、糸の撚り目に見える筋状の凹凸が設けられ、
前記第1部材に設けられ、前記第2部材の表側において糸目に見えるように間隔をあけて並ぶ複数の前記突出部と、前記第2部材に設けられ、該突出部に向かうにつれて凹む前記陥凹部とにより、擬似的なステッチ模様が構成されている請求項1〜3の何れか一項に記載の車両内装部材。
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