JP6378412B2 - シートバックフレーム - Google Patents
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Description
上記の構成は、車両衝突時に着座者胸部を押さえて当該部分の沈み込み量(後方移動量)を軽減することにより、着座者に掛かる荷重を低減させるものである。すなわち、上記のように構成されたシートバックフレームであれば、車両衝突時に着座者胸部を押さえる部材を備えることで比較的簡易な構成により着座者に掛かる荷重を低減させることが可能となる。
また、上記の構成であれば、ワイヤ等の線状部材により移動量軽減部材を構成するので、より簡易的な構成にて着座者に掛かる荷重を低減させることが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、ワイヤ等の線状部材により移動量軽減部材を構成するので、より簡易的な構成により着座者に掛かる荷重を低減させることが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、一対の側部フレーム間を連結する連結ワイヤを移動量軽減部材として用いるので、移動量軽減部材の導入に伴う部品点数の増加やシートバックフレームの大型化を抑制することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、移動量軽減部材を構成する連結ワイヤの前方延出部の剛性を確保するとともに、連結ワイヤの幅方向中央部分に前方延出部を複数形成することで車両衝突時に着座者胸部の沈み込み量を効果的に抑えることが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、ヘッドレストピラーの下方位置に設けられたスペースを有効利用して連結ワイヤの前方延出部を設けることで、シートバックフレームのコンパクト化を実現することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、移動量軽減部材が車両衝突時にのみ着座者を押圧し、それ以外のときは着座者と干渉しないので、車両用シートの着座感を確保することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、車両衝突時に着座者の頭部をヘッドレストに効率よく支持させることが可能となり、着座者に掛かる荷重を大幅に低減することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、着座者がシートに着座した際には先ず受圧部材によって支持され、その後、移動量軽減部材により押圧されることになるので、移動量軽減部材をより安定した状態で支持することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、着座者がシートに着座した際、シートバックフレームの上部フレームに支持されてから第2延出部により押圧されることになるので、移動量軽減部材をより安定した状態で支持することが可能となる。
また、本発明のシートバックフレームによれば、移動量軽減部材がシートバックフレームの幅方向内側に配置されているので、移動量軽減部材をよりコンパクトに配置することが可能となる。
なお、以下の説明中、前後方向とは、車両用シートに着座した着座者から見たときの前後方向を意味し、幅方向とは、車両用シートのシートバックの幅方向(横幅方向)を意味し、高さ方向とは、シートバックの高さ方向、厳密にはシートバックを正面から見たときのシートバックの上下方向を意味する。また、以下に説明する各部材の形状や配置位置については、特に断る場合を除き、車両用シートが着座可能状態となったときの形状や配置位置となっている。
そして、上部フレーム16は、立上部16Aがサイドフレーム15の上端部分と重なるように配設され、この重なり部分においてサイドフレーム15に溶接接合される。
さらにまた、本実施形態に係るシートバックフレーム1は、上述した構成に加え、図3に図示した受圧部材20を備えている。この受圧部材20は、着座者の上体を後退移動可能に支持するものであり、具体的には、シートバックS1のパッド材1aを後方から支える略矩形状の樹脂製プレートである。なお、本実施形態では、樹脂製プレートからなる受圧部材20を例に挙げて説明するが、図10や図11に示すように波形に湾曲したバネ状部材(いわゆるSバネ)からなる受圧部材40を用いることとしてもよい。図10及び図11は、他の種類の受圧部材40を備えるシートバックフレーム1を示す図であり、図10は、当該シートバックフレーム1の側面図であり、図11は、同シートバックフレーム1の背面図である。
以下では、シートバックフレーム1において車両後突時に着座者に掛かる荷重を低減する目的で採用された構成について、図4乃至6を参照しながら詳細に説明する。図4及び5は、車両後突時に着座者に掛かる荷重を低減するための構成についての説明図であり、図4は、連結ワイヤ21及びその周辺の拡大図を、図5は、図4のA−A断面をそれぞれ示している。また、図6は、本発明による効果を示すための図であり、本実施形態に係る車両用シートSの着座者の、車両後突時の様子を示した図であり、図9に対応する図である。
本実施形態に係る連結ワイヤ21は、前述したように、その中途位置にて複数回折れ曲がっており、シートバックS1の幅方向に沿って延出した水平部21aと、水平部21aに対して直交するように屈曲し略U字状に折り返されたU字状部21bとを有している。特に、本実施形態では、上記のU字状部21bが複数箇所、具体的には2箇所、シートバックS1の幅方向中心に対して左右対称な位置に形成されている。なお、各U字状部21bの位置は、図4に示すように、シートバックS1の幅方向においてピラー支持部19aと略同じ位置となっている。
さらに、屈曲部21dの前端部同士の間には、屈曲部21dの前端部と連なっておりシートバックS1の幅方向に沿って延出した第2延出部としての前方部21eが形成されている。つまり、U字状部21bの屈曲部21dと前方部21eとが上述の前方延出部を構成している。
2 シートクッションフレーム
1a、2a、3a パッド材
1b、2b、3b 表皮材
11 リクライニングシャフト
15 サイドフレーム
15a 側板、15b 前縁部、15c 後縁部
16 上部フレーム
16A 立上部、16B ピラー取付部
18 下部フレーム架設部
19 ヘッドレストピラー
19a ピラー支持部
20 受圧部材
20a 固定用ワイヤ
21 連結ワイヤ
21a 水平部、21b U字状部
21c 垂下部(上下延出部)、21d 屈曲部(第1延出部)
21e 前方部(第2延出部)
40 受圧部材
50 腰部移動抑制部材
51 上方壁、52 下方壁、53 前方壁、54 後方壁
61 変形例に係るシートバックフレーム
S 車両用シート
S1 シートバック、S2 シートクッション、S3 ヘッドレスト
SF シートフレーム
Claims (11)
- 車両用シートの着座者の背中を支持するシートバックの骨格を成すシートバックフレームであって、
車両衝突によって前記着座者が前記車両用シートの後方に向かって移動する際に前記着座者の背中を押さえて前記着座者の背中の後方移動量を軽減させる移動量軽減部材を備え、
前記移動量軽減部材は、前記車両用シートの前方に向かって延出した前方延出部と、上下に延出した上下延出部と、を有する線状部材であり、
前記前方延出部は、前記車両用シートの前方に向かう第1延出部と、該第1延出部の前端部と連なっており前記車両用シートの幅方向に沿って延出した第2延出部とを備え、
前記第2延出部は、前記上下延出部の下端部の前端よりも前方に位置していることを特徴とするシートバックフレーム。 - 前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーが、挿入されるピラー支持部を、前記車両用シートの幅方向において互いに離れた位置に一対備えており、
前記幅方向において、前記ピラー支持部の間に前記上下延出部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のシートバックフレーム。 - 前記第2延出部は、前記車両用シートにおいて、前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーの下端よりも前方に位置することを特徴とする請求項1又は2に記載のシートバックフレーム。
- 前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーが、挿入されるピラー支持部を備えており、
前記前方延出部は、前記車両用シートの幅方向において互いに離れた位置に前記第1延出部を一対備えており、
前記第2延出部は、一対の前記第1延出部の各々と連なっており、
前記ピラー支持部は、前記幅方向において一対の前記第1延出部の間に配置されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記線状部材は、前記シートバックの幅方向両端部の間を連結する連結ワイヤであり、
前記連結ワイヤは、前記車両用シートにおいて、前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーよりも下方に位置し、
前記第2延出部は、前記幅方向において前記ヘッドレストピラーの配置位置に差し掛かる位置に設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記線状部材は、前記シートバックの幅方向両端部の間を連結する連結ワイヤであり、
前記前方延出部は、前記連結ワイヤの所定部分を前記車両用シートの前方に向かって折り曲げることで形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記シートバックフレームの上端部を成し、前記シートバックの高さ方向に延びた部分を有する上部フレームを備え、
前記第2延出部は、前記シートバックの幅方向の端側から見たときに、前記上部フレームのうちの前記高さ方向に延びた部分の前後方向中央を通過する仮想平面よりも後方に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記シートバックフレームの上端部を成し、前記シートバックの高さ方向に延びた立上部を有する上部フレームを備え、
前記車両用シートの幅方向における前記線状部材の端部は、直角に折り曲げられており、
前記線状部材の端部のうち、直角に折り曲げられた箇所から前記幅方向における端位置までの部分が前記立上部に接合されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記線状部材の後端は、前記車両用シートにおいて、前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーの下端よりも後方に位置することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。
- 上下方向に対して傾いた状態で配置され、前記着座者の上体を後退移動可能に支持する受圧部材と、
前記シートバックにヘッドレストを取り付けるために設けられたヘッドレストピラーが、挿入されるピラー支持部と、を備えており、
前記第2延出部は、前記シートバックの幅方向の端側から見たときに、前後方向において前記受圧部材が位置している領域よりも後方に設けられており、且つ、前記ピラー支持部の下端よりも前方に位置していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。 - 前記車両用シートは、着座者の臀部を支持するシートクッション、及び着座者の頭部を支持するヘッドレストを有し、
前記シートバックフレームの下端部が前記シートクッションの骨格を成すシートクッションフレームの後端部に連結されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載のシートバックフレーム。
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