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JP6138592B2 - レイヤ2スイッチコントローラ並びにレイヤ2スイッチの制御方法及び制御プログラム - Google Patents

レイヤ2スイッチコントローラ並びにレイヤ2スイッチの制御方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、LAN(Local Area Network)などで使用されるレイヤ2スイッチコントローラ等に関する。以下、「レイヤ2スイッチ」を「L2SW(Layer 2 switch)」と略称する。
LANで使用されている通信線の中で、10BASE−T及び100BASE−TX用のカテゴリ3、4、5の線材は、将来的な100BASE−VGへの移行を見越して、8芯のツイストペアケーブルが基準化されており、コネクタとしてRJ45コネクタが使用されている。実際、この8芯の中で、1番ピン及び2番ピン、3番ピン及び6番ピンを各々ペアにした4芯が基準化され通信で使用され、残りの4芯については未規定となっている。以上がLANでの標準仕様となっており、この仕様で実際にLANが構築されている。
図11に示す住宅80では、一階のリビング81、二階の寝室82、一階と二階の壁裏83などを備えている。最近の傾向として、住宅80では、宅内の壁裏83にLANケーブル84を配線し、各部屋の壁にRJ45コネクタ85,86を配置し、ホームネットワークを構築できるようにしてある。壁内のLANケーブル84は、最終的には、スイッチングハブ87に接続される形で終端される。
最近のテレビ88,89やレコーダ90(又はパソコン91)は、LAN端子を有していて、LANに接続することでDLNA(Digital Living Network Alliance)機能によって映像を配信したり、外付けのハードディスクに録画したりする機能を持っている。また、これらの機器は、インターネット上から情報を入手する機能を備えているため、それらの機能を使用する場合には、ホームネットワークを光回線やADSL回線などを介して公衆回線に接続する必要があった。
しかしながら、一般的に壁に配置されたRJ45コネクタ85,86は、一部屋あたり1口分しかない。そのため、テレビ88とレコーダ90との両方、及び、テレビ89とパソコン91との両方をホームネットワークに接続するには、図12に示すように、スイッチングハブ92,93を用意する必要があった。これにより、次のような問題が発生していた。
(1)スイッチングハブ92,93を新たに購入しなければならないことは、経済的な負担、使用電力量増、CO2排出増などを招く。
(2)一般にテレビ88とレコーダ90と(又はテレビ89とパソコン91と)はセットで配置される。そのため、それらの裏側は、映像・音声・電源用ケーブルが接続されるので、煩雑になりやすい。また、たくさんの機器が隣接して配置されることは、タコ足配線となりやすいので、火災のリスクとなる。
(3)リビング81などでは、電化製品と家具等を含めたトータルコーディネートを楽しみたいという考え方が一般的である。そのため、比較的無機質なデザイン(箱型)が多いスイッチングハブ92,93を目に見える場所に置きたくない、というユーザからの要望が強い。また、スイッチングハブ92,93は、通信をしている最中にLEDを点滅させるため、常に目につく場所にあると目障りに感じる、というユーザも少なくない。これは寝室82においても同じで、暗闇の中でLEDが点滅することで、スイッチングハブ92,93を就寝の邪魔と感じるユーザも多い。
このような背景により、スイッチングハブ92,93を増設することなく、テレビ88とレコーダ90を(又はテレビ89とパソコン91を)ホームネットワークに接続することができれば、上述したような問題を解決することができる。これらの問題を解決しようとする技術が特許文献1に開示されている。
図13は、特許文献1に開示されているRJ45分岐コネクタを示す配線図である。このRJ45分岐コネクタ100は、筐体101と、筐体101の一の側面に形成された一つの開口部101aと、この一の側面と対向する他の側面に形成された二つの開口部101b,101cと、開口部101a,101b,101c内にそれぞれ配された三個のRJ45コネクタ102a,102b,102cと、RJ45コネクタ102a,102b,102cの相互を繋ぐ八本の信号線103とからなる。RJ45コネクタ102aに八本の信号線103が接続され、八本の信号線103が四本の信号線103ずつに分かれてRJ45コネクタ102b,102cに接続される。
その際、RJ45コネクタ102aの1、2、3、6番ピンとRJ45コネクタ102bの1、2、3、6番ピン、RJ45コネクタ102aの4、5、7、8番ピンとRJ45コネクタ102cの1、2、3、6番ピンとが各々対応する。つまり、RJ45コネクタ102aでは全ピンが、RJ45コネクタ102b,102cでは1、2、3、6番ピンのみが活きていることとなる。
図14は、RJ45分岐コネクタを用いたLANの一例を示す概略図である。8芯のツイストペアケーブルである長距離LANケーブル104の両端にRJ45分岐コネクタ105,106が接続され、短いLANケーブル107b,107cによりRJ45分岐コネクタ105とスイッチングハブ108とが接続される。また、短いLANケーブル109b,109cによりRJ45分岐コネクタ106とパソコン110b,110cとが各々接続される。
すなわち、長距離LANケーブル104が中継する両側の、1、2番ピンのツイストペアを送信用(TX+,TX−)として、3、6番ピンのツイストペアを受信用(RX+,RX−)として使用する現在の標準仕様に従うフェーズと、長距離LANケーブル104の、標準仕様では未規定の未使用配線部を含む8芯全てを使用するフェーズとを、RJ45分岐コネクタ105,106の分岐・集約作用により接続する。その結果、短いLANケーブル107b,109bを通る信号は、長距離LANケーブル104の標準配線部を通り、短いLANケーブル107c,109cを通る信号は、長距離LANケーブル104の標準仕様の未使用配線部を通ることになる。
特開2000−331758号公報
前述したように、特許文献1においてRJ45分岐コネクタが提案されている。このRJ45分岐コネクタおいても2台のLAN機器信号を1本のLANケーブルに束ねることは可能であるが、図14に示されている通り、LAN機器側とスイッチングハブ側の両端にRJ45分岐コネクタが必要となる。このため、LANケーブルがスイッチングハブ側で2本、LAN機器側で2本、分岐コネクタ間で1本の計5本が必要となっていた。近年の無線LANの普及等からも想像できるようにケーブル類はできるだけ少なくしたいという課題がある。
最近の住宅、マンション等では建築時にあらかじめ壁内にケーブルを引き回し、RJ45コネクタを壁面に設置しておき、そこにLAN機器をLANケーブルによって接続し、簡単にホームネットワークを構築できるようになっている場合が多い。このとき、壁内に引き回されたLANケーブルは、スイッチングハブ等で終端される。このスイッチングハブは、通常あまり目につかない場所、例えば配電盤の横、押し入れの隅、屋根裏などに設置されることが多い。このような場所は、もともとケーブルの付け替えを考慮していないことにより、RJ45分岐コネクタやケーブルを接続するためのエリアが確保されてないので、作業がやり難いという問題があった。無理をすればこれらを接続することが可能であっても、やはり見栄えが悪くなる、意図せずケーブルを引っ掻いて破損させてしまう、という問題があった。
そこで、本発明の目的は、スイッチングハブ側で使用するRJ45分岐コネクタを不要にすることが可能なL2SWコントローラ等を提供することにある。
本発明に係るL2SWコントローラは、
八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部と、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する制御部と、
を備える。
本発明に係るL2SWの制御方法は、
八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、
前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する。
本発明に係るL2SWの制御プログラムは、
八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
をコンピュータに実現するためのものである。
本発明によれば、二つのLAN機器がRJ45分岐コネクタを介してL2SWコントローラ側の一つのRJ45コネクタに接続された場合でも、RJ45コネクタと物理層とのピンの接続を切り換えることにより、二つのLAN機器に対応させて一つのRJ45コネクタのピンを二つの物理層へ接続できるので、L2SWコントローラ側のRJ45分岐コネクタを不要にできる。
実施形態1のL2SWコントローラを示すブロック図である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示す結線図(その1)である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示す結線図(その2)である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示す結線図(その3)である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示す結線図(その4)である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示すフロー図(その1)である。 実施形態1のL2SWコントローラの動作を示すフロー図(その2)である。 実施形態1のL2SWコントローラの効果を示す概略図である。 実施形態2のL2SWコントローラの動作を示す結線図である。 実施形態3のL2SWコントローラを示すブロック図である。 本発明の背景技術を示す概略図(その1)である。 本発明の背景技術を示す概略図(その2)である。 特許文献1に開示されているRJ45分岐コネクタを示す配線図である。 図13のRJ45分岐コネクタを用いたLANの一例を示す概略図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(以下「実施形態」という。)について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の構成要素については同一の符号を用いる。
本実施形態1において、「スイッチャ」及び「プロセッサ」は特許請求の範囲に記載の「スイッチ部」及び「制御部」の一例である。以下、「物理層」を「PHY(physical)」、「MAC(Media Access Control)層」を「MAC」と略称する。
図1に示すように、L2SWコントローラ10は、スイッチャ11とプロセッサ12とを備える。スイッチャ11は、八のピンを有するRJ45コネクタ21,22とPHY1,PHY2との間に設けられ、入力した制御信号C1に従って、八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンをPHY1,PHY2のいずれかに接続する。初期状態として、RJ45コネクタ21とPHY1とは一対一に対応して設けられ、RJ45コネクタ22とPHY2とは一対一に対応して設けられている。一群のピンは1番ピン、2番ピン、3番ピン及び6番ピンからなり、二群のピンは4番ピン、5番ピン、7番ピン及び8番ピンからなる。スイッチャ11は、例えばCMOSアナログスイッチからなる。プロセッサ12は、メモリ及び入出力インタフェースを内蔵したコンピュータとして機能する。なお、スイッチャ11は、L2SWコントローラ10内に設けずに、IC化してL2SWコントローラ10外に設けてもよい。
プロセッサ12は、第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器がRJ45コネクタ21に接続された場合に、第一群及び第二群のピンをPHY1に接続するようにスイッチャ11へ制御信号C1を出力し(図6ステップS01〜S03)、第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器がRJ45コネクタ21に接続された場合に、第一群及び第二群のピンをそれぞれPHY1,PHY2に分けて接続するようにスイッチャ11へ制御信号C1を出力する(図6ステップS04〜図7ステップS13)。
また、プロセッサ12は、第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器がRJ45コネクタ21に接続された場合に、第一群及び第二群のピンをそれぞれPHY1,PHY2に接続するようにスイッチャ11へ制御信号C1を出力する際に、PHY2に既にピンが接続されているときは、この制御信号C1を出力しない(図6ステップS04,S05)。
詳しく言えば、第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器がRJ45コネクタ21に接続された場合に、第一群及び第二群のピンをそれぞれPHY1,PHY2に接続するようにスイッチャ11へ出力される制御信号C1は、第一群及び第二群の一方のピンをRJ45コネクタ21に対応するPHY1に接続するとともに、第一群及び第二群の他方のピンをRJ45コネクタ21に対応しないPHY2に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるようにスイッチャ11へ出力される制御信号C1である(図7ステップS06〜S13)。
より詳しく言えば、第一群及び第二群の一方のピンをRJ45コネクタ21に対応するPHY1に接続するとともに、第一群及び第二群の他方のピンをRJ45コネクタ21に対応しないPHY2に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるようにスイッチャ11へ出力される制御信号C1は、RJ45コネクタ21の第一群及び第二群の一方のピンをPHY1に接続するとともに、RJ45コネクタ21の第一群及び第二群の他方のピンをPHY2に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換え(図7ステップS06〜S13)、RJ45コネクタ21に更にLAN機器が接続されるとRJ45コネクタ21の第一群及び第二群の他方のピンをPHY2に接続する状態に固定し(図7ステップS11〜S13)、RJ45コネクタ22にLAN機器が接続されるとRJ45コネクタ21の第一群及び第二群の他方のピンをPHY2に接続しない状態に固定する(図7ステップS07〜S09)ようにスイッチャ11へ出力される制御信号C1である。
本実施形態1のL2SWの制御方法は、L2SWコントローラ10の動作方法を発明として捉えたものである。本実施形態1のL2SWの制御プログラムは、L2SWコントローラ10の各機能をプロセッサ12に実現させるためのものである。本プログラムは、非一時的な記録媒体(non-transitory storage medium)、例えば光ディスク、半導体メモリなどに記録されてもよい。その場合、本プログラムは、記録媒体からコンピュータによって読み出され、実行される。
本実施形態1によれば、二つのLAN機器がRJ45分岐コネクタを介してL2SWコントローラ10側の例えばRJ45コネクタ21に接続された場合でも、RJ45コネクタ21とPHY1,PHY2とのピンの接続を切り換えることにより、二つのLAN機器に対応させてRJ45コネクタ21のピンをPHY1,PHY2へ接続できるので、L2SWコントローラ10側のRJ45分岐コネクタを不要にできる。
以下、本実施形態1について更に具体的に詳しく説明する。
本実施形態1では、説明を簡単にするために、図1に示すように2ポートのL2SWコントローラ10を採り上げる。RJ45コネクタ21からの作動信号は、1番ピン及び2番ピン、3番ピン及び6番ピン、4番ピン及び5番ピン、7番ピン及び8番ピンで、それぞれ一対となる。RJ45コネクタ22についても同様である。RJ45コネクタ21,22からの作動信号は、初期状態ではそれぞれPHY1,PHY2に対応している。PHY1とMAC1とは一対一で接続され、PHY2とMAC2とは一対一で接続され、これらはプロセッサ12によって制御される。スイッチャ11は、制御信号C1によってプロセッサ12と接続されている。スイッチャ11の機能は、プロセッサ12の命令に従って、Port1,2とPHY1,2とを自由な組み合わせで接続させることである。Port1はRJ45コネクタ21のポートであり、Port2はRJ45コネクタ22のポートである。
図2に、通常時におけるスイッチャ11内部の結線状態を示す。通常時とは、RJ45コネクタ21,22に何もケーブルが接続されていない状態、すなわちシステム起動直後である。この通常時に、Port1からの作動信号8線はPHY1と一対一で接続されている。つまり、RJ45コネクタ21とPHY1とは、同じ番号のピン同士が接続される。同様に、Port2もPHY2と一対一で接続される。この状態を基本にして各条件における動作を説明する。
<1>Port1に1GbpsのLAN機器が接続された場合
前述したとおり、最初は図2の結線状態のまま、プロセッサ12と接続されたLAN機器との間でオートネゴシエーションが行われる。その結果、1Gbpsと判断したプロセッサ12は、図2の結線を維持する。1Gbpsの場合、RJ45コネクタ21の8線全てを使用するからである。このときスイッチャ11は動作しない。
<2>Port1に100MbpsのLAN機器が接続された場合
同様に最初は図2の結線のままである。この状態において、プロセッサ12と接続されたLAN機器との間でオートネゴシエーションが行われる。その結果、100Mbpsと判断したプロセッサ12は、スイッチャ11に対して図3の結線に変更をするように指示を送る。100Mbpsの信号は1番ピン及び2番ピン並びに3番ピン及び6番ピンの四本のみを使用するため、スイッチャ11内部は図3の結線がされていれば良い。つまり、Port1の4番ピン及び5番ピン並びに7番ピン及び8番ピンは、PHY1に接続しなくてもよいので、図4に示すようにPHY2の1番ピン及び2番ピン並びに3番ピン及び6番ピンに接続することが可能となる。しかし、このように接続してしまうとPort2のRJ45コネクタ22からLAN機器が接続できなくなってしまうため、プロセッサ12は、スイッチャ11に対して時分割で図3と図4の結線を切り替える制御を行い、Port1側及びPort2側のどちらからでもLAN機器が接続できるよう備える。
<3>Port1が図3の結線になった場合
Port2とPHY2は1対1で接続されているため、通常の動作と変わらない。Port2にLAN機器を接続した場合、オートネゴシエーションによってリンクスピードを決定するため、そのLAN機器は1Gbps及び100Mbpsのどちらにも対応できる。
<4>Port1が図4の結線になった場合
ここで、仮にPort1のRJ45コネクタ21に、100Mbpsの機器が直接接続された場合について考える。この場合は、<2>で説明したように、Port1とPHY1が接続される。図4の結線になっても、Port1の4番ピン及び5番ピン並びに7番ピン及び8番ピンを、PHY2の1番ピン及び2番ピン並びに3番ピン及び6番ピンに接続したままにする必要はない。よって、スイッチャ11は、Port2にLAN機器が接続されるまで、図3と図4の切り替えを行うことになる。
次に、図5を用いて、Port1のRJ45コネクタ21にRJ45分岐コネクタ23を接続した場合の動作について説明する。RJ45分岐コネクタ23は、8線を4線と4線に分けてしまうため、接続するLAN機器31が1Gbpsに対応していたとしても、100Mbpsでしか接続できない。通常のLANコントローラは、LAN機器が1Gbpsに対応していたとしてもケーブルが4線の場合には、自動でリンクダウンさせて100Mbpsで接続する機能を有している。この機能によって、1Gbpsに対応したLAN機器31がRJ45分岐コネクタ23に接続された場合でも、LAN機器31は100Mbps(4線)でPHY1に接続されることになる。仮にLAN機器31が100Mbpsに対応した機器であれば、通常のオートネゴシエーションによって100Mbpsで接続される。
続いて、RJ45分岐コネクタ23に更にLAN機器32が接続された場合について考える。この場合も、LAN機器31が接続された場合と同じ理屈で、LAN機器32が1Gbpsに対応していようが100Mbpsに対応していようが100Mbpsで接続される。ただし、LAN機器32は、Port1の4番ピン及び5番ピン並びに7番ピン及び8番ピン経由で、PHY2の1番ピン及び2番ピン並びに3番ピン及び6番ピンに接続されるという点で、LAN機器31と異なる。
以上の説明では、Port1側にLAN機器やRJ45分岐コネクタを接続する場合を採り上げたが、Port2側にLAN機器やRJ45分岐コネクタを接続する場合も同様である。また、2ポート以上のL2SWコントローラを使用した場合においても、プロセッサがリンクアップしていないポートを検出して、そのPortとPHYを接続するような指示を出すことにより、同様な動作が可能である。よって、接続順やポート数によって本実施形態1を限定するものではない。
次に、前述した動作において、実際にプロセッサ12がどのようなフローで制御しているのかを、図6及び図7のフロー図を用いて説明する。ここでもPort1の制御として説明するが、Port2においても同様なフローで制御される。
まず、プロセッサ12は「PHY1接続検出」を行う(ステップS01)。接続が検出された場合(Yes)、次に「1Gbps or 100Mbps」の判定をする(ステップS02)。1Gbpsと判定された場合、図2で示した結線を保持したまま接続を完了させる(ステップS03)。100Mbpsと判定された場合、PHY2が既に接続状態にあるか否かの確認をするために「PHY2リンク状態」の確認を行う(ステップS04)。ここで既にリンクアップ(UP)しているのであれば、Port2の接続状態を保持し接続完了とする(ステップS05)。
PHY2がリンクダウン(DOWN)しているのであれば、プロセッサ12はスイッチャ11に対して図3のような結線になるように指示を送る(ステップS06)。図3の結線になった状態で「PHY2接続検出」を行い(ステップS07)、接続が検出(Yes)されればスイッチャ11の切り替え動作をストップし(ステップS08)、Port2の接続を完了させる(ステップS09)。このとき、リンクスピードはPort2に接続されたデバイスとのオートネゴシエーションによって決定されたスピードとなる。
PHY2の接続が検出されない場合(No)、プロセッサ12はスイッチャ11を図4の結線に切り替え(ステップS10)、「PHY2接続検出」を行う(ステップS11)。接続が検出できればスイッチャ11の切り替え動作をストップさせ(ステップS12)、Port1の接続を完了させる(ステップS13)。
接続が検出できなければ、図3の結線に切り替えて(ステップS06)、先の動作を繰り返す。このとき、図3と図4の結線を切り替える動作は、PHY2が接続を検出するまで(ステップS07)、時分割で繰り返すことになる。
次に、本実施形態1のL2SWコントローラ10を使用したスイッチングハブ40における効果について、図8を用いて説明する。
L2SWコントローラ10を使用したスイッチングハブ40が、壁裏83のLANケーブル84を終端しているとする。リビング81に配置されたテレビ88及びレコーダ90は、RJ45分岐コネクタ41及びRJ45コネクタ85を介して、スイッチングハブ40に接続されている。同様に、寝室82に配置されたテレビ89及びパソコン91は、RJ45分岐コネクタ42及びRJ45コネクタ86を介して、スイッチングハブ40に接続されている。
スイッチングハブ40によれば、壁裏83に配線されたLANケーブル84がRJ45コネクタ85,86に対してそれぞれ1本で良いし、スイッチングハブ40の手前でRJ45分岐コネクタを接続する必要がないのでケーブル数を減らす効果がある。また、図12に示す各部屋に配置したスイッチングハブ92,93も不要になり、RJ45分岐コネクタ41,42を使用すればそれぞれ2台のLAN機器を接続することが可能になるという効果がある。
より具体的に言えば、図14の例では、LAN機器側の一個のRJ45分岐コネクタ106に対して、一本の長距離LANケーブル104、スイッチングハブ108側の一個のRJ45分岐コネクタ105、二本のLANケーブル107b,107c、スイッチングハブ108側の二個のRJ45コネクタが必要である。これに対し、図8の例では、LAN機器側の一個のRJ45分岐コネクタ41に対して、一本のLANケーブル84、スイッチングハブ108側の一個のRJ45コネクタでよい。すなわち、図8の例では、図14の例におけるスイッチングハブ108側の一個のRJ45分岐コネクタ105、二本のLANケーブル107b,107c、スイッチングハブ108側の一個のRJ45コネクタが不要になる。
次に、実施形態2のL2SWコントローラについて、図9を用いて説明する。
本実施形態2では、一つのPort1に対して、二つのPHY1,PHY2を割り当てる。つまり、PHY2をPort1とPort2との兼用としない。通常は、Port1とPHY1が一対一で接続されている。Port1に1GbpsのLAN機器が接続された場合には、そのまま1対1の接続を保持する。一方、Port1に100MbpsのLAN機器が接続された場合には、実施形態1で説明したようなPHY1とPHY2を切り替える動作を行う。
次に、実施形態3のL2SWコントローラについて、図10を用いて説明する。
本実施形態3のL2SWコントローラ50は、RJ45コネクタ21,22に設けられ、入力した表示信号C2,C3に従ってRJ45コネクタ21,22が使用中であることを表示する表示部としての発光ダイオード51,52を、更に備えている。プロセッサ53は、例えばPHY2に対応しないRJ45コネクタ21のピンがPHY2に接続された場合(図5)に、PHY2に対応するRJ45コネクタ22に設けられた発光ダイオード52へ表示信号C3を出力する。図5に示す状態では、Port2からはLAN機器を接続できなくなるため、発光ダイオード52によってRJ45コネクタ22の接続可否を表示する。
次に、本発明について総括する。
本発明の特徴は、スイッチャ機能、プロセッサによるスイッチャの制御フロー、RJ45コネクタの使用有無を知らせる機能(発光ダイオード等)などにある。そして、本発明は、特許文献1において、スイッチングハブ側に必要であったRJ45分岐コネクタの機能を、スイッチングハブ側に取り込むことで、スイッチングハブ側のRJ45分岐コネクタを不要にする。
本発明では、特許文献1で提案されているRJ45分岐コネクタのように、RJ45信号の8線を4線と4線に分岐させることによって、二台のLAN機器をスイッチングハブの1Portに接続できる仕組みを持つことを特徴とする。特許文献1では分岐コネクタがLAN機器側とスイッチングハブ側の両サイドに必要であったところを、本発明のL2SWコントローラ内に、この分岐機能を持たせることによって、スイッチングハブ側にはRJ45分岐コネクタが不要となるので、接続されるケーブル数が削減される。
以上、上記各実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではない。本発明の構成や詳細については、当業者が理解し得るさまざまな変更を加えることができる。また、本発明には、上記各実施形態の構成の一部又は全部を相互に適宜組み合わせたものも含まれる。
上記の実施形態の一部又は全部は以下の付記のようにも記載され得るが、本発明は以下の構成に限定されるものではない。
[付記1]八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部と、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する制御部と、
を備えたL2SWコントローラ。
[付記2]前記制御部は、前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する際に、前記二の物理層には既に前記ピンが接続された前記物理層を含めない、
付記1記載のL2SWコントローラ。
[付記3]前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ出力される前記制御信号は、
前記RJ45コネクタと前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
前記第一群及び第二群の一方のピンを当該RJ45コネクタに対応する前記物理層に接続するとともに、前記第一群及び第二群の他方のピンを当該RJ45コネクタに対応しない前記物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
付記1又は2記載のL2SWコントローラ。
[付記4]前記第一群及び第二群の一方のピンを当該RJ45コネクタに対応する前記物理層に接続するとともに、前記第一群及び第二群の他方のピンを当該RJ45コネクタに対応しない前記物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号は、
第一の前記RJ45コネクタと第一の前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられ、第二の前記RJ45コネクタと第二の前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
付記3記載のL2SWコントローラ。
[付記5]前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号は、
前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換え、前記第一のRJ45コネクタに更にLAN機器が接続されると前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態に固定し、前記第二のRJ45コネクタにLAN機器が接続されると前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続しない状態に固定するように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
付記4記載のL2SWコントローラ。
[付記6]前記RJ45コネクタに設けられ、入力した表示信号に従って当該RJ45コネクタが使用中であることを表示する表示部を更に備え、
前記RJ45コネクタと前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
前記制御部は、ある前記物理層に当該物理層に対応しない前記RJ45コネクタのピンが接続された場合に、当該物理層に対応する前記RJ45コネクタに設けられた前記表示部へ前記表示信号を出力する、
付記1乃至5のいずれか一つに記載のL2SWコントローラ。
[付記7]前記一群のピンは1番ピン、2番ピン、3番ピン及び6番ピンからなり、
前記二群のピンは4番ピン、5番ピン、7番ピン及び8番ピンからなる、
付記1乃至6のいずれか一つに記載のL2SWコントローラ。
[付記8]八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、
前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する、
L2SWの制御方法。
[付記9]八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
をコンピュータに実現するためのL2SWの制御プログラム。
本発明は、L2SWコントローラを使用した製品全般、例えばスイッチングハブ、ホームゲートウエイ装置、無線LANルータなどに利用可能である。
10,50 L2SWコントローラ
11 スイッチャ(スイッチ部)
12,53 プロセッサ(制御部)
21,22 RJ45コネクタ
23 RJ45分岐コネクタ
31,32 LAN機器
40 スイッチングハブ
41,42 RJ45分岐コネクタ
51,52 発光ダイオード(表示部)
PHY1,PHY2 物理層
MAC1,MAC2 MAC層
Port1,Port2 ポート
C1 制御信号
C2,C3 表示信号
80 住宅
81 リビング
82 寝室
83 壁裏
84 LANケーブル
85,86 RJ45コネクタ
87,92,93 スイッチングハブ
88,89 テレビ
90 レコーダ
91 パソコン
100,105,106 RJ45分岐コネクタ
101 筐体
101a,101b,101c 開口部
102a,102b,102c RJ45コネクタ
103 信号線
104 長距離LANケーブル
107b,107c,109b,109c LANケーブル
108 スイッチングハブ
110b,110c パソコン

Claims (9)

  1. 八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部と、
    前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する制御部と、
    を備えたレイヤ2スイッチコントローラ。
  2. 前記制御部は、前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する際に、前記二の物理層には既に前記ピンが接続された前記物理層を含めない、
    請求項1記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  3. 前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ出力される前記制御信号は、
    前記RJ45コネクタと前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
    前記第一群及び第二群の一方のピンを当該RJ45コネクタに対応する前記物理層に接続するとともに、前記第一群及び第二群の他方のピンを当該RJ45コネクタに対応しない前記物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
    請求項1又は2記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  4. 前記第一群及び第二群の一方のピンを当該RJ45コネクタに対応する前記物理層に接続するとともに、前記第一群及び第二群の他方のピンを当該RJ45コネクタに対応しない前記物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号は、
    第一の前記RJ45コネクタと第一の前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられ、第二の前記RJ45コネクタと第二の前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
    前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
    請求項3記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  5. 前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換えるように前記スイッチ部へ出力される制御信号は、
    前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の一方のピンを第一の前記物理層に接続するとともに、前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態と接続しない状態とに交互に切り換え、前記第一のRJ45コネクタに更にLAN機器が接続されると前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続する状態に固定し、前記第二のRJ45コネクタにLAN機器が接続されると前記第一のRJ45コネクタの前記第一群及び第二群の他方のピンを前記第二の物理層に接続しない状態に固定するように前記スイッチ部へ出力される制御信号である、
    請求項4記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  6. 前記RJ45コネクタに設けられ、入力した表示信号に従って当該RJ45コネクタが使用中であることを表示する表示部を更に備え、
    前記RJ45コネクタと前記物理層とが初期状態として一対一に対応して設けられているとき、
    前記制御部は、ある前記物理層に当該物理層に対応しない前記RJ45コネクタのピンが接続された場合に、当該物理層に対応する前記RJ45コネクタに設けられた前記表示部へ前記表示信号を出力する、
    請求項1乃至5のいずれか一つに記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  7. 前記一群のピンは1番ピン、2番ピン、3番ピン及び6番ピンからなり、
    前記二群のピンは4番ピン、5番ピン、7番ピン及び8番ピンからなる、
    請求項1乃至6のいずれか一つに記載のレイヤ2スイッチコントローラ。
  8. 八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
    前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力し、
    前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する、
    レイヤ2スイッチの制御方法。
  9. 八のピンを有する一以上のRJ45コネクタと二以上の物理層との間に設けられ、入力した制御信号に従って、前記八のピンを四のピンずつ第一群及び第二群に分け、これらの第一群及び第二群のピンを前記二以上の物理層のいずれかに接続するスイッチ部に対して、
    前記第一群及び第二群のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンを一の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
    前記第一群及び第二群の一方のピンを使用するLAN機器が一の前記RJ45コネクタに接続された場合に、前記第一群及び第二群のピンをそれぞれ異なる二の前記物理層に接続するように前記スイッチ部へ前記制御信号を出力する機能と、
    をコンピュータに実現するためのレイヤ2スイッチの制御プログラム。
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