JP6052021B2 - ダクトの構造 - Google Patents
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Description
例えば、前記装着方向は、前記車両の前方から後方へ向かう方向であり、前記裏面は、車両前方寄り(前記車両の前方向き)に傾斜した斜め下方を向き、前記突起部は、前記車両前方寄りに傾斜した斜め下向きに突設される。
図2は、車両の車室前部に設けられるインストルメントパネル1(あるいはダッシュボード,以下、インパネ1という)と、インパネ1の内部に装備されるデフロスタ10とを分解して示す斜視図である。インパネ1は、車室前面の略全車幅に亘って設けられ、車両前部に架設されるデッキクロスパイプ(図示略)や車両前部に装備される空調装置11等の様々な部材や装置を車両上側から覆う部材である。
[2−1.ダクトの全体構造]
図2に示すように、ダクト20は、空調装置11とインパネ1に形成された開口部2〜4とを接続する枝分かれした配管である。ダクト20は弾性変形可能な樹脂製であり、ブロー成形により一体で成形されている。ダクト20は、センタデフロスタ10Cの通路部であるセンタ通路部22と、サイドデフロスタ10Sの左右の通路部であるサイド通路部23L,23Rと、デルタデフロスタ10Dの左右の通路部であるデルタ通路部24L,24Rとを有する。なお、左右のサイド通路部23L,23R,左右のデルタ通路部24L,24Rをそれぞれ特に区別しない場合には、単にサイド通路部23,デルタ通路部24という。
次に、インパネ1に開口して形成された開口部(ここでは、上面部1aに設けられたサイドデフロスタ開口部3)に固定されるダクト20の吹出部(ここでは、サイド吹出部28)の構造について説明する。なお、ここでは左側のサイド吹出部28Lの構造について説明するが、右側のサイド吹出部28Rにも同様の構造が設けられている。上面部1aのサイドデフ開口部3が設けられている部分は、ダクト20の装着方向Aと交差する方向の裏面(装着方向Aに傾斜して対向する裏面)を有する部分である。
次に図4(a)〜(c)を用いて、ダクト20のサイド吹出部28をサイドデフロスタ開口部3に外嵌する動作(方法)を説明する。図4(a)〜(c)は、サイド吹出部28及びサイドデフロスタ開口部3の模式的な縦断面図であり、それぞれ外嵌前,外嵌途中,外嵌完了後の状態を示す。ダクト20は、図2に示すように、インパネ1の上面部1aの前方から後方に向かって上面部1aの裏面に沿うようにスライドされて装着される。
(1)したがって、本ダクト20の構造によれば、ダクト20の装着方向Aと交差する方向に開口した開口部(例えばサイドデフロスタ開口部3)にダクト20を外嵌させるときに、サイド吹出部28に設けられた屈曲部28dが周縁リブ3aに摺接して変形し、周縁リブ3aを乗り越えることができるため、サイド吹出部28をサイドデフロスタ開口部3に対して横方向から外嵌させることができる。これにより、ダクト20をインパネ1の上面部1aの裏面に沿わせながら、サイド吹出部28がサイドデフロスタ開口部3の周縁リブ3aに外嵌させることができるため、インパネ1の内部に広いスペースがなくてもダクト20をインパネ1に装着することができる。
サイドデフロスタ10S用のダクト20のサイド吹出部28を装着するような場合に特に有効である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形することが可能である。
上記実施形態では、サイド吹出部28がサイドデフロスタ開口部3に外嵌される場合を説明したが、吹出部が外嵌される開口部はサイドデフロスタ開口部3に限られず、インパネ1においてダクト20の装着方向Aと交差する方向に開口した開口部であればよい。例えば、上記実施形態のセンタデフロスタ開口部2が形成されている部分が装着方向Aに対して交差して設け、センタデフロスタ開口部2に外嵌するセンタ吹出部27に屈曲部やフランジ状拡径部等を設けてもよい。また、インパネ1の側面部1cのデルタデフロスタ開口部4に外嵌するデルタ吹出部29に屈曲部やフランジ状拡径部等を形成してもよい。
また、これら各デフロスタ10C,10S,10D用のダクト部分(センタ通路部22,サイド通路部23,デルタ通路部24)が一体成形されていないダクトの吹出部に屈曲部やフランジ状拡径部等を設けてもよい。なお、ダクトはデフロスタのダクトに限られず、エアコン用のダクトであってもよい。
1a 上面部
1c 側面部
2 センタデフロスタ開口部(開口部)
3,3L,3R サイドデフロスタ開口部(開口部)
3a 周縁リブ(突起部)
4,4L,4R デルタデフロスタ開口部(開口部)
10 デフロスタ
10C センタデフロスタ
10S サイドデフロスタ
10D デルタデフロスタ
11 空調装置
20 ダクト
22 センタ通路部(通路部,センタデフロスタのダクト)
23,23L,23R サイド通路部(通路部,サイドデフロスタのダクト)
24,24L,24R デルタ通路部(通路部,デルタデフロスタのダクト)
27 センタ吹出部(吹出部)
28,28L,28R サイド吹出部(吹出部)
28a 吹出口
28b 固定部
28c フランジ状拡径部
28d 屈曲部
28e 第一斜面部
28f 第二斜面部(縮径した部分)
28g 角部
28h 先端部
28j 座面部
28k 締結孔
28p ピン孔
29,29L,29R デルタ吹出部(吹出部)
40,40L,40R ダクト締結部
40j 台座部
40k 円筒部
40p ピン部
A ダクトの装着方向
Claims (6)
- 車両のインストルメントパネルにその裏側から所定の装着方向に移動されて装着され、前記インストルメントパネルにおいて前記装着方向と交差する方向に開口した開口部の裏面に嵌合されるとともに同開口部から空気を放出させる空調装置のダクトの構造であって、
前記ダクトは、前記空気を流通させる通路部と、該通路部の先端部に前記開口部と対向するよう形成され、前記開口部の周縁の裏面から突設された突起部に外嵌される吹出部とを備え、
前記吹出部は、その周縁の前記装着方向の前方側に位置する部分に、前記通路部から先端側に向かって拡径した後に縮径する断面くの字状に形成され、前記ダクトの装着時に前記突起部に摺接するとともに変形して前記突起部を乗り越える屈曲部を有する
ことを特徴とする、ダクトの構造。 - 前記吹出部は、その周縁に、前記屈曲部に連続し前記通路部から前記先端側に向かってフランジ状に拡径するよう形成されたフランジ状拡径部をさらに有し、
前記フランジ状拡径部は、前記吹出部が前記突起部に外嵌された状態で前記突起部の先端に当接される
ことを特徴とする、請求項1記載のダクトの構造。 - 前記ダクトは、前記吹出部の近傍に前記吹出部を固定するための固定部を備え、
前記固定部には、前記インストルメントパネルの裏面から突設された位置決め用のピンが挿通されるピン孔と、前記インストルメントパネルに前記ダクトを装着するための締結部材が挿通される締結孔とが並んで穿孔されている
ことを特徴とする、請求項1又は2記載のダクトの構造。 - 前記開口部は、前記インストルメントパネルの上面部又は側面部に前記車両の窓ガラスに向かって開口するよう形成され、
前記ダクトは、前記窓ガラスに向かって空気を放出するデフロスタ用のダクトである
ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載のダクトの構造。 - 前記ダクトは、少なくとも前記車両の左右のサイドウィンドウガラスの曇りを晴らすための左右のサイドデフロスタ用のダクトであり、
左右の前記固定部のうち何れか一方の前記固定部には、前記ピン孔と前記締結孔とが横並びに穿孔され、何れか他方の前記固定部には、前記ピン孔と前記締結孔とが縦並びに穿孔されている
ことを特徴とする、請求項4記載のダクトの構造。 - 前記ダクトは、前記車両のフロントガラスの曇りを晴らすためのセンタデフロスタ用のダクトと前記車両の左右のサイドウィンドウガラスの曇りを晴らすための左右のサイドデフロスタ用のダクトとが一体成形されたものである
ことを特徴とする、請求項4又は5記載のダクトの構造。
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