JP5928932B2 - レジスタ - Google Patents
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Description
本発明は、主に自動車などの空調装置の空気吹出調整用に使用されるレジスタに関し、特に円筒状のリテーナと略円形の空気吹出口を有する丸型のレジスタに関する。
従来、円形の空気吹出口を有する丸型のレジスタとして、円筒フレーム内に送風方向に沿った中心軸の回りで回動可能な丸型の回動ルーバーを備えたレジスタが、下記特許文献1などにより知られている。
このレジスタは、内側に球面を有する円筒形の外枠を有し、その外枠の内側に、外側球面を有する内枠を、回動及び傾動可能に嵌め込み、内枠内には4枚の可動羽根を中心軸の周囲に放射状に配置した回動ルーバーが配設され、回動ルーバーの各可動羽根は、内枠のラジアル方向の支軸の回りで回動可能に軸支されて構成される。
さらに、このレジスタは、中心軸の末端及び各可動羽根の支軸の内側端にベベルギヤが設けられ、中心軸の末端に設けたベベルギヤと各可動羽根のベベルギヤが噛合し、中心軸の先端に設けた摘みを回すと、ベベルギヤを介して各可動羽根がその支軸を軸に回動する構造となっている。
レジスタの使用時、中心軸先端の摘みを回すと、ベベルギヤを介して4枚の可動羽根がラジアル方向の支軸を中心に回動し、4枚の可動羽根が送風方向と平行な場合、レジスタの空気吹出口から送風される風が、可動羽根によって、中央に収束されるが、4枚の可動羽根が各支軸を軸に傾動すると、送風される空気流は空気吹出口の周囲に拡散するように流れる。さらに、各可動羽根を流路の横断面と平行な状態まで回動させた場合、4枚の可動羽根がレジスタの流路を遮断し送風を止めるようになっている。
しかし、この従来のレジスタは、可動羽根を流路の横断面と平行な状態まで回動させて流路を閉鎖した際、可動羽根の外周縁部と円筒外枠の内周部との間に、隙間が生じやすく、製品ごとの各部品寸法の公差内誤差によりその隙間が大きく生じた場合、閉鎖時に空気流が隙間から漏れて送風され、流路閉鎖時の風漏れが課題となっていた。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、回動ルーバーの可動フィンにより流路を閉鎖したときの風漏れをなくすことができる丸型のレジスタを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のレジスタは、
円筒型のリテーナ内に円筒フレームを有した回動ルーバーが回動可能に配設され、該回動ルーバーには送風方向と平行な中心線から放射状に複数の可動フィンが該円筒フレームの内側で放射状の支軸により回動可能に軸支されてなるレジスタにおいて、
該リテーナ内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイントが配設され、該回動ルーバーには、該円筒フレームの中央に、複数の軸支部を放射状に設けた中央軸支部が配設され、該中央軸支部は、中央に設けたボール穴を該ボールに嵌合させて、傾動及び回動可能に取り付けられ、
該円筒フレームの内側に複数の可動フィンが、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、該各可動フィンの内側部分が該中央軸支部の各軸支部に軸支され、
該中央軸支部の前面側中央には操作部が該回動ルーバーの中心線の回りで回動可能に装着され、該操作部はベベルギヤ機構を介して該各可動フィンの内側部分と連係され、
該円筒フレームの内側にフィン当て縁部が内周に沿って設けられ、
該操作部を該円筒フレームのラジアル方向に動かしたとき、該回動ルーバーは前記ボールジョイントの該ボールを中心に傾動し、該操作部を前記中心線の回りで回動操作したとき、該可動フィンが該ベベルギヤ機構を介して、該中央軸支部の外周部の該軸支部を中心に回動し、該可動フィンを流路の閉鎖状態まで回動させたとき、該可動フィンの外周縁部が該円筒フレームの該フィン当て縁部に当接し、
該可動フィンが該流路を閉鎖したとき、隙間を閉じるための隙間閉鎖用リブが、該中央軸支部の外周部に設けられたことを特徴とする。
円筒型のリテーナ内に円筒フレームを有した回動ルーバーが回動可能に配設され、該回動ルーバーには送風方向と平行な中心線から放射状に複数の可動フィンが該円筒フレームの内側で放射状の支軸により回動可能に軸支されてなるレジスタにおいて、
該リテーナ内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイントが配設され、該回動ルーバーには、該円筒フレームの中央に、複数の軸支部を放射状に設けた中央軸支部が配設され、該中央軸支部は、中央に設けたボール穴を該ボールに嵌合させて、傾動及び回動可能に取り付けられ、
該円筒フレームの内側に複数の可動フィンが、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、該各可動フィンの内側部分が該中央軸支部の各軸支部に軸支され、
該中央軸支部の前面側中央には操作部が該回動ルーバーの中心線の回りで回動可能に装着され、該操作部はベベルギヤ機構を介して該各可動フィンの内側部分と連係され、
該円筒フレームの内側にフィン当て縁部が内周に沿って設けられ、
該操作部を該円筒フレームのラジアル方向に動かしたとき、該回動ルーバーは前記ボールジョイントの該ボールを中心に傾動し、該操作部を前記中心線の回りで回動操作したとき、該可動フィンが該ベベルギヤ機構を介して、該中央軸支部の外周部の該軸支部を中心に回動し、該可動フィンを流路の閉鎖状態まで回動させたとき、該可動フィンの外周縁部が該円筒フレームの該フィン当て縁部に当接し、
該可動フィンが該流路を閉鎖したとき、隙間を閉じるための隙間閉鎖用リブが、該中央軸支部の外周部に設けられたことを特徴とする。
この発明のレジスタによれば、回動ルーバーの中央の操作部を持って回動ルーバーを任意の方向に傾動操作したとき、回動ルーバーは、中央に支持されたボールジョイントのボールを中心に傾動するので、安定した滑らかな操作フィーリングで、回動ルーバーを傾動させて風向を変えることができる。
また、回動ルーバーの可動フィンが流路の閉鎖位置まで回動したとき、可動フィンの外周縁部が円筒フレームの内側のフィン当て縁部に当接するので、可動フィンと円筒フレームの内周部間に生じやすい隙間を閉鎖することができ、回動ルーバーを閉鎖操作した時の風漏れを最小にすることができる。
ここで、上記レジスタにおいて、上記可動フィンが上記流路を閉鎖したとき、隙間を閉じるための隙間閉鎖用リブは、上記軸支部の間を閉じるように、略三角形状に形成することができる。さらに、上記回動ルーバーの各可動フィンの元部近傍に、隙間閉鎖用凸部を設けることができる。これによれば、回動ルーバーの可動フィンの閉鎖操作により、可動フィンが流路を閉鎖したとき、中央軸支部の外周部に生じやすい隙間を隙間閉鎖用リブが閉鎖し、さらに、可動フィンの元部近傍に生じやすい隙間を隙間閉鎖用凸部が閉鎖して、風漏れを一層少なくすることができる。
さらに、上記ベベルギヤ機構として、中央軸部及び中央嵌合穴を有するベベルギヤ部材が設けられ、上記中央軸支部は、該ベベルギヤ部材の該中央嵌合穴に嵌合部を嵌入して取り付けられ、該ベベルギヤ部材の前部の中央軸部には前記操作部が嵌着され、該ベベルギヤ部材の該中央嵌合穴の周囲に、該中央軸支部の該嵌合部の外周に接触して支持する支持用リブを設け、該操作部を操作して該中央軸支部を、前記ボールジョイントを中心に傾動させたとき、該中央軸支部の外周部の隙間閉鎖用リブが該支持用リブに当接するように構成することができる。これによれば、操作部を操作して上記回動ルーバーを、上記ボールジョイントを中心に傾動させ、最大制限角度まで傾動させて停止したとき、中央軸支部を傾動させる傾動荷重は支持用リブによって確実に支持され、傾動操作時などに操作部が不安定に傾くなどの不具合をなくすことができる。
また、上記レジスタにおいて、上記中央軸支部は、硬質合成樹脂により略円筒状に成形され、ボール穴を有する軟質弾性軸受部が該中央軸支部の内側に嵌着され、該中央軸支部の外周部に前記可動フィンの支軸を軸支する軸支部を設けることができる。これによれば、中央軸支部内の軟質弾性軸受部とボールジョイントのボールとの間に適度な摩擦抵抗を生じさせ、適正な操作荷重を操作部に傾動操作時に付与することができ、さらに中央軸支部の各軸支部では可動フィンの支軸を緻密に軸支して、寸法公差などに伴う軸支部のがたつきをなくすことができる。
本発明のレジスタによれば、回動ルーバーの可動フィンを回動操作して、流路を可動フィンにより閉鎖したとき、隙間なく流路を閉じて、風漏れをなくすことができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は自動車の車室内に設けられる空調装置用の丸型レジスタの正面図を示し、図2は同レジスタの斜視図を示し、図3はその左側面図を示している。なお、この明細書において、レジスタの前後は、図3に示す如く、操作部6側が前(F)であり、その背面側が後(R)を意味する。
このレジスタは、概略的には、図4等に示す如く、円筒型のリテーナ1内に円筒フレーム20を有した回動ルーバー2が回動可能に配設され、回動ルーバー2には送風方向と平行な中心線S1から放射状に、5枚の可動フィン23が、円筒フレーム20の内側で放射状の軸支部4によって、回動可能に軸支され、円筒フレーム20の中央に配置した操作部(ダイヤルノブ)6を上下左右に動かして回動ルーバー2を傾動させ、操作部6をその軸の回りで回動操作して可動フィン23を回動させ、リテーナ1内には流路15を開閉するように構成される。
レジスタの外殻を形成するリテーナ1内の後部には、図8、9に示すように、支持枠12が放射状に設けられ、支持枠12の中央部にボールジョイント支持部11が設けられ、ボールジョイント支持部11の軸方向に穿設された軸孔に、ボールジョイント8の軸部82が嵌め込まれて取り付けられる。ボールジョイント8は、図4などに示すように、円筒フレーム20と5枚の可動フィン23を有した回動ルーバー2を、レジスタの中心線S1上で支持し、中心線S1を中心に上下左右等に傾動可能に支持する構造となっている。
図9に示す如く、リテーナ1の前部外周部には、ベゼル9を嵌着するために、複数の係止部13が設けられ、係止部13にはベゼル9の係止爪9aが係止される。ベゼル9は、円環状に形成されてその円形開口部が空気吹出口9bを形成し、内側に回動ルーバー2を回動及び傾動可能に配設した状態で、リテーナ1の前部に嵌着される。
リテーナ1及びベゼル9内に配設される回動ルーバー2は、図10に示すように、円筒フレーム20内に5枚の可動フィン23を放射状に配設し、円筒フレーム20の前円筒フレーム21の中央に操作部(ダイヤルノブ)6を回動可能に軸支し、操作部6の回動操作に応じて、5枚の可動フィン23を、放射状の軸支部4の回りで回動させるとともに、各可動フィン23をその放射状の支軸24、27を中心に傾動させるように構成される。円筒フレーム20は、図10,16に示す如く、回動ルーバー2を内部に組み付けた状態で、前円筒フレーム21の後部に後円筒フレーム22を嵌め込み、係止爪22aを係止部21dに係止させて嵌着される。
さらに、図18に示すように、後円筒フレーム22の内側前部には、フィン当て縁部22cが5枚の可動フィン23の外側縁部が当接する位置に設けられ、可動フィン23が回動して流路15を閉鎖したとき、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部22cに当接し、隙間を埋める構造となっている。また、後円筒フレーム22の外周後部には、その動きをガイドするとともに、円筒フレーム20の傾動範囲を規制するために、ガイド凸部22bが突設される。ガイド凸部22bは、リテーナ1及びベゼル9の内周部軸方向に設けたガイド溝1a,9d内に進入し、円筒フレーム20の傾動動作とともに、ガイド溝1a内を移動する。円筒フレーム20の傾動範囲は、図22のように、その前円筒フレーム21または後円筒フレーム22の縁部が、リテーナ1またはベゼル9内の当接部に当たり、傾動が制限される。
回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部3には、図13〜15に示すように、その外周部に5個の軸支部4が等間隔(約72°の角度間隔)で放射状に設けられ、各軸支部4には軸穴42が設けられる。5枚の可動フィン23の内側の支軸27が、それらの軸支部4の各軸穴42に回動可能に嵌入され、可動フィン23は回動ルーバー2の円筒フレーム20の内側に等間隔に配置され、軸支される。
回動ルーバー2の可動フィン23は、開放操作時、図1,2,4のように、流路15と平行状態となって流路を開放し、閉鎖操作時には、閉鎖方向の回動端である、リテーナ1内の流路15(図5、6)の横断方向と平行状態まで回動し、5枚の可動フィン23が円筒フレーム20内の流路15を全閉状態とするようになっている。
回動ルーバー2を回動及び傾動可能に支持するボールジョイント8は、図4,9に示す如く、リテーナ1内の送風方向と平行な中心線S1上で、ボールジョイント支持部11にその軸部82が保持され、リテーナ1内の中央に取り付けられる。ボールジョイント8は、図8,9、16に示すように、軸部82の前側先端にボール81が設けられ、そのボール81に、回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部3が、その中央のボール穴32(図5、16)を外嵌して、傾動及び回動可能に取り付けられる。
中央軸支部3は、熱可塑性エラストマーなどの高分子弾性体から一体成形され、図13〜図15に示すように、その後端部に設けたボール穴32及びその外周部に等角度間隔で放射状に配設した軸支部4の軸穴42は、ボールジョイント8のボール81及び5枚の可動フィン23の内側の支軸27を、良好な操作荷重を付与しつつ、回動可能に支持する構造となっている。高分子弾性体からなる中央軸支部3の中央のボール穴32には、ボールジョイント8のボール81が外嵌され、中央軸支部3の外周部に放射状に設けた5個の軸支部4には、5枚の可動フィン23の内側の支軸27が各々回動可能に枢着される。
回動ルーバー2の5枚の可動フィン23は、図4、5、10などに示す如く、円筒フレーム20内に等間隔(約72°の角度間隔)で配置され、各可動フィン23の外側の支軸24は、各々、図4に示すように、円筒フレーム20の前円筒フレーム21と後円筒フレーム22との間に挟むように軸支され、内側の各支軸27は上記中央軸支部3の外周部に等間隔(約72°の角度間隔)で配置された各軸支部4の軸穴42に、嵌入され、各可動フィン23は、放射状の軸線の回りで回動可能に軸支される。
上記の如く、中央軸支部3は、高分子弾性体により一体成形されるので、ボールジョイント8のボール81に対し、中央軸支部3のボール穴32は適度な摩擦抵抗をもって回動可能に保持することができる。さらに、各可動フィン23の内側の支軸27は、中央軸支部3の軸支部4の軸穴42に適度な摩擦抵抗をもって軸支され、中央軸支部3の前部に内側軸部54を介して支持され操作部6の操作により回動するベベルギヤ部材51は、中央軸支部3の軸穴31aとの間に適度な摩擦抵抗が生じ、これにより、調整可能な適正操作荷重を操作部6に付与することができる。図8、10、16に示すように、中央軸支部3の前部の中央軸31には、軸穴31aが設けられ、ベベルギヤ部材51の内側軸部54がこの軸穴31aに回動可能に嵌入され、ベベルギヤ部材51の前部の軸部52には操作部6の軸部61が嵌入される。
このため、使用者が操作部6を回して回動ルーバー2を開閉操作したとき、ベベルギヤ部材51を回動させるとともに、可動フィン23を支軸24、27の回りで回動させながら、適度な操作荷重を生じさせ、可動フィン23を支軸24、27の回りで回動させることができる。さらに、図18のように、操作部6を持って傾動操作または回動操作して回動ルーバー2の向きを変えるとき、ボール81と中央軸支部3のボール穴32間で、適度な操作荷重を生じさせて、回動ルーバー2を左右上下に振ることができるようになっている。
操作部6は、図4、8,10などに示す如く、ダイヤルノブ状に形成され、回動ルーバー2の円筒フレーム20の前部の格子部21aの中央に、回動操作可能に装着される。図8,16のように、格子部21aの中央には、操作部保持部21bが円形凹部として形成され、その操作部保持部21bの中央に、挿入孔21cが設けられる。その挿入孔21cには前部から操作部6の軸部61が挿入され、後部からはベベルギヤ部材51の軸部52が操作部6の軸部61内に挿通され、その軸部52に設けた係止爪53が軸部61の係止部62に係止されて、操作部6とベベルギヤ部材51が回動操作可能に連結されて、円筒フレーム20の中央に取り付けられる。
図5,10、16に示す如く、操作部6が操作部保持部21b内に挿入され、且つその軸部61が挿入孔21cに挿入され、ベベルギヤ部材51の係止爪53が操作部6の軸部61の係止部62に係止されるので、操作部6をがたつきなく回動可能に取り付けることができ、操作部6の回動操作により、ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51が中央軸支部3に対し回動し、中央軸支部3の外周部に放射状に配置された各可動フィン23を、その支軸24,27を軸に回動させる。なお、図3、4に示すように、操作部6はベゼル9の空気吹出口9bより少し前方に突出して設けられ、これにより、使用時、使用者は操作部6を容易に持って傾動操作または回動操作することができるようになっている。
ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51は、中央軸支部3の中央軸31を軸にして回動し、図4,5に示すように、中央軸支部3から放射状にのびる各軸支部4に軸支された各可動フィン23に内側端部に設けたベベルギヤ片25がベベルギヤ部材51と噛合する。このため、操作部6を回動操作すると、ベベルギヤ部材51を介してベベルギヤ片25が従動して回動し、回動ルーバー2の各可動フィン23は、その支軸24、27を軸に回動する。つまり、ベベルギヤ機構5は、図10に示すように、駆動側のベベルギヤ部材51と従動側のベベルギヤ片25とが噛合して構成され、駆動側のベベルギヤ部材51はその中央に軸部52が突設され、軸部52は操作部6の中央に連結される。軸部52は、前円筒フレーム21の格子部21aの中央に設けた操作部保持部21bの挿入孔21cに挿通されて、回転可能に支持される。
また、ベベルギヤ機構5のベベルギヤ部材51の後部(背面側)には、図11、16に示すように、内側軸部54が内側に突設され、この内側軸部54は、中央軸支部3の中央軸31の軸穴31a内に、回動可能に挿通される。さらに、ベベルギヤ部材51の前部の軸部52が、操作部6の軸部61の軸穴内に嵌入され、軸部52の係止爪53が軸部61の係止部62に係止される。これにより、駆動側のベベルギヤ部材51は中央軸支部3の中央軸31に回動可能に支持されるとともに、操作部6の軸部61と連結される。このように、ベベルギヤ部材51の係止爪53が操作部6の軸部61の係止部62に係止され、操作部6が操作部保持部21b内に挿入され、その軸部61が挿入孔21cに挿入されるので、操作部6は、回動ルーバー2の中央位置に、がたつきなく適度な操作荷重を持って回動可能に取り付けられる。
一方、回動ルーバー2の可動フィン23は、図10,12に示すように、5枚のフィンから構成され、各可動フィン23の内側部分には、駆動側のベベルギヤ部材51と噛合する従動側のベベルギヤ片25が一体成形され、その内側軸中心位置に、支軸27が突設される。各可動フィン23は、その内側に設けた内側の支軸27を、中央軸支部3の軸支部4の軸穴42に挿入して支持され、ベベルギヤ片25はその前部に位置するベベルギヤ部材51と噛合する。各可動フィン23の回動範囲は約90°に設定されるため、ベベルギヤ片25は円環ホイール状に形成する必要はなく、図12に示すように、約180°の角度範囲つまり略半円形の歯部として形成される。上記構成の回動ルーバー2は、その中央の操作部6を持って、回動ルーバー2を上下左右任意の方向に傾動操作すれば、図22の如く、ボールジョイント8のボール81を中心に、任意の方向に傾動または回動することができる。
上記の如く、回動ルーバー2は、5枚の可動フィン23を有して構成され、中央軸支部3の外周部に軸支部4を放射状に設け、各軸支部4の軸穴42に、各可動フィン23の内側の支軸27を嵌入支持させて、円筒フレーム20の内側に5枚の可動フィン23が、略等間隔(約72度の角度間隔)で放射状に、回動可能に配置される。そして、各可動フィン23は、そのラジアル方向外側に突設された支軸24を円筒フレーム20の前円筒フレーム21と後円筒フレーム22間に挟持させる。これにより、各可動フィン23は中央軸支部3の外周方向に放射状にのびる内側と外側の支軸24、27を軸に回動可能に軸支される。
このような回動ルーバー2は、各可動フィン23をその支軸24、27の回りで所定角度まで回動させたとき、その回動端で可動フィン23のフィン本体26が円筒フレーム20の横断面と略平行状態となって、流路15を閉鎖する。そのために、5枚の可動フィン23のフィン本体26は、流路15の通風方向と直角な横断面に並置状態となってとき、全閉可能な形状及び大きさに形成される。
つまり、回動ルーバー2が、5枚の可動フィン23を通風方向と直角な横断面と平行な状態まで回動させたとき、流路15を全閉状態とする形状及び大きさに可動フィン23は形成される。回動ルーバー2は、5枚の可動フィン23を並置するため、4枚の可動フィンの場合より、可動フィン23のフィン本体26の大きさを小形化することができる。これにより、回動ルーバー2は、上下左右等への傾動時、可動フィン23をボールジョイント8に干渉させずに、所定の最大角度まで傾動することができる。
しかも、回動ルーバー2の可動フィン23を5枚とした場合、各可動フィン23をその支軸24、27を軸に回動させて送風を拡散させたとき、従来のように4枚の可動フィンを配設した回動ルーバーの場合より、送風時の風の拡散は、より高い効率で行なわれ、空気吹出口の周囲に、効率良く拡散されたマイルドな風を送風できるようになっている。
さらに、上記のように、可動フィン23の小形化に伴い、可動フィン23が流路15の軸方向(送風方向)と平行になった状態の軸方向の長さを短くすることができる。このため、リテーナ1の長さを、従来の4枚の可動フィンのレジスタより、短くすることができ、これにより、レジスタの設置スペースを省スペース化することができるようになっている。
ところで、回動ルーバー2の5枚の可動フィン23は、操作部6を回動操作して流路15を閉じる操作をしたとき、図12,17、19〜21に示す如く、中心線S2と垂直な状態、つまり通風方向と直角な横断面と平行な状態まで回動させたとき、流路15を閉鎖する。そのために、各可動フィン23は、円形の流路15を5枚の可動フィン23で覆い得る形状に形成されるが、可動フィンの縁部近傍などで微妙な隙間が生じやすく、風漏れが発生しやすい。このため、後円筒フレーム22の内側前部には、フィン当て縁部22cが5枚の可動フィン23の外側縁部が当接可能な位置の外周に沿って設けられる。操作部6を回動操作して、可動フィン23が回動し流路15を閉鎖したとき、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部22cに当接し、可動フィン23の外周部と円筒フレーム20の内側面との隙間を埋めるようになっている。
さらに、可動フィン23のフィン本体26の元部には、図12、17に示す如く、隙間閉鎖用凸部28が突設され、可動フィン23を閉鎖位置まで回動させて、流路15を閉鎖したときのフィン元部近傍に発生しやすい隙間を閉鎖するようにしている。つまり、図19に示す如く、操作部6の回動操作により可動フィン23を閉鎖位置まで回動させたとき、可動フィン23のフィン本体26の元部近傍とそれに隣接する可動フィン23のフィン本体26の元部近傍との間の隙間を閉じるように、各可動フィン23のフィン本体26の元部に、隙間閉鎖用凸部28が設けられている。
加えて、回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部3の外周部には、5個の軸支部4が放射状に突設されるが、図13に示す如く、それらの軸支部4と軸支部4の間の空間つまり隙間を埋めるように、隙間閉鎖用リブ41が中央軸支部3の外周部に設けられる。これらの隙間閉鎖用リブ41は、軸支部4と軸支部4の間の隙間を埋めるために略三角形状に形成され、図19に示すように、可動フィン23を閉鎖位置まで回動させたとき、中央軸支部3の各軸支部4と各可動フィン23の隙間を閉じる形状となっている。
上記構成により、駆動側のベベルギヤ部材51が操作部6により回動したとき、従動側の各ベベルギヤ片25が軸支部4を中心に約90°の範囲で回転し、これにより可動フィン23が、軸支部4の回りで、回動ルーバー2の中心線S2と平行な状態から中心線S2と垂直な垂直面と平行な状態まで回動し、図19〜21に示すように、流路15が閉鎖される。このとき、回動ルーバー2の可動フィン23の外周部の隙間は、フィン当て縁部22cにより閉鎖され、可動フィン23の元部近傍の隙間は、フィン本体26に設けた隙間閉鎖用凸部28と軸支部4と軸支部4との間に設けた隙間閉鎖用リブ41により良好に閉じられる構造となっている。
上記構成の回動ルーバー2を組み立てる場合、図10,16に示す如く、操作部6を前円筒フレーム21の前部の操作部保持部21b内に挿入しながら、その軸部61を挿入孔21cに挿入し、前円筒フレーム21の後部側からベベルギヤ部材51の軸部52を、操作部6の軸部61内に差し込み、その係止爪53を係止部62に係止させる。これにより、操作部6及びベベルギヤ部材51は前円筒フレーム21の中央軸線位置に、確実に回動可能に組み付けられ、操作部6にがたつきが生じたりベベルギヤ部材51が外れる不具合は防止される。
次に、中央軸支部3の外周部の軸支部4に、5枚の可動フィン23を放射状に保持させるように、内側の支軸27を軸穴42に挿入し、中央軸支部3の中央軸31の軸穴31aをベベルギヤ部材51の内側軸部54に嵌入する。その状態で、5枚の可動フィン23の外側の支軸24を、前円筒フレーム21と後円筒フレーム22間の軸受部で挟み込み軸支するようにして、前円筒フレーム21と後円筒フレーム22を嵌合させ、その係止爪22aと係止部21dを係止させる。
この状態で、5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25は中央のベベルギヤ部材51と噛合した状態となり、操作部6を回動操作すると、ベベルギヤ部材51が中央軸支部3に対し回動し、その回動力がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達されて可動フィン23が支軸24,27を軸に回動し、円筒フレーム20内の流路が開閉される。
このように組み立てられた回動ルーバー2に対し、ボールジョイント8のボール81を中央軸支部3の後部のボール穴32に嵌入し、その状態で、図8、9,16に示す如く、ボールジョイント8の軸部82を、リテーナ1内のボールジョイント支持部11内に差し込み、ベゼル9を回動ルーバー2の前部を覆うように、リテーナ1の前部に嵌め込む。このとき、円筒フレーム20の後円筒フレーム22の外周部に突設されたガイド凸部22bは、リテーナ1の前部内周部に設けたガイド溝1a(図9)に進入し、さらにガイド凸部22bはベゼル9のガイド溝9d(図4)にも進入可能となる。リテーナ1の係止部13にベゼル9の係止爪9aが係止され、レジスタの組立てが完了する。
なお、このレジスタは、円筒フレーム20と可動フィン23を設けた回動ルーバー2が、リテーナ1内に、ボールジョイント8によって回動可能に収納支持され、その前部にベゼル9が嵌着され、回動ルーバー2の円筒フレーム20は、リテーナ1内で、その外周面とリテーナ1の内周面との間に僅かな隙間をもって、非接触で回動可能に支持される。このため、回動ルーバー2を傾動操作する際、スムーズに傾動させることができるが、送風時、円筒フレーム20の外周面とリテーナ1の内周面との間に生じる僅かな隙間に、漏れ空気流が流れる場合がある。このような場合には、図5,7に示す如く、必要に応じて、後円筒フレーム22の外周面とリテーナ1の内周面との隙間に、不織布シート29を介装すれば、漏れ空気流を一層低減することができる。
上記構成のレジスタは、例えば自動車のインストルメントパネルに設けられた空調装置の空気吹出口等に装着して使用される。レジスタの送風方向を変える場合、操作部6を持って回動ルーバー2を傾動操作或いは回動操作して行なう。操作部6はダイヤル状に形成され且つベゼル9の空気吹出口9bより少し前方に突出して配設されるため、使用者は容易に操作部6を持って傾動操作或いは回動操作が可能である。
図2,4に示すように、回動ルーバー2がレジスタの正面前方に真直ぐな状態にあるとき、つまり、回動ルーバー2の可動フィン23が流路15の軸方向に沿った中心線S2と平行な状態にあるとき、空気流は回動ルーバー2の可動フィン23にガイドされて前方に真直ぐ送風され、このとき、前方の比較的狭い範囲に集中して送風が行なわれる。
一方、空気吹出口9bの前方の周囲における比較的広い範囲に、拡散して送風する場合、操作部6を持って中心線S2を軸に捻るように右または左に回す。
このとき、操作部6の回動力はベベルギヤ機構5の軸部52を介してベベルギヤ部材51に伝達され、ベベルギヤ部材51が回転し、その回転がベベルギヤ部材51と噛合する5枚の可動フィン23のベベルギヤ片25に伝達され、5枚の可動フィン23はその支軸24、27を軸に回動し、各可動フィン23のフィン本体26が流路15の横断面に沿ったラジアル方向の軸の回りで、前後に傾くように回動する。
これにより、空気流は、回動ルーバー2を通過する際、回動ルーバー2の中心線S2の回りで旋回するように周囲に広って送風され、空気吹出口9bの周囲に拡散するように送風される。またこのとき、送風は空気吹出口の内側に配置された5枚の可動フィン23により、周囲にガイドされて拡散されるので、従来の4枚の可動フィンの場合に比べ、よりマイルドな風を送風することができる。
一方、送風を遮断する場合には、操作部6をさらに右または左に回動端まで回す。これにより、回動ルーバー2の各可動フィン23は、図19に示すように、支軸24、27を軸に、中心線S1,S2と垂直な垂直面と平行な状態(流路の遮断状態)まで回動し、これによって流路15は全閉状態となり、送風は遮断される。
このとき、回動ルーバー2の可動フィン23の外周部の隙間は、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部22cに当たることより閉鎖され、可動フィン23の元部近傍の隙間は、図19,20に示す如く、フィン本体26に設けた隙間閉鎖用凸部28と軸支部4と軸支部4との間に設けた隙間閉鎖用リブ41により良好に閉じられることとなる。したがって、流路15の閉鎖時の風漏れを最小にすることができる。
一方、風向を斜め上方に向ける場合、操作部6を持って持ち上げるように操作すると、図22(a)のように、操作部6を含む回動ルーバー2がボールジョイント8のボール81を中心に上側に回動(傾動)し、リテーナ1の中心線S1に対し回動ルーバー2の中心線S2が図22(a)のように上側に傾斜し、これにより、送風方向は斜め上方に向けられる。同様に、風向を斜め下上方に向ける場合、操作部6を持って下げるように操作すると、図22(b)のように、操作部6を含む回動ルーバー2がボールジョイント8のボール81を中心に下側に回動(傾動)し、リテーナ1の中心線S1に対し回動ルーバー2の中心線S2が図22(b)のように下側に傾斜し、送風方向は斜め下方に向けられる。このように、操作部6を上下或いは左右等と任意の方向に傾動操作することにより、風向を任意の方向に向けることができる。
このとき、回動ルーバー2の操作部6による傾動操作及び回動操作は、高分子弾性体製の中央軸支部3を介して行なわれ、傾動操作時、回動ルーバー2はボールジョイント8のボール81の周面を中央軸支部3のボール穴32が摺動して傾動するので、がたつきなく適度な操作荷重(摩擦抵抗)を生じさせ、滑らかな操作フィーリングをもって、傾動操作することができる。
また、操作部6を回動操作した際、ベベルギヤ部材51が回動し、その回動力がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達され、各可動フィン23はその支軸24,27を軸に回動するが、ベベルギヤ部材51はその内側軸部54を中央軸支部3の中央軸31の軸穴31aに摺接させて回動し、可動フィン23の支軸27は中央軸支部3の軸支部4の軸穴42内を摺接して回動するので、この場合も、がたつきなく適度な操作荷重(摩擦抵抗)を生じさせ、滑らかな操作フィーリングをもって、回動操作することができる。
一方、上記のように回動ルーバー2を傾動させた状態で、さらに操作部6を中心線S2の回りで回動操作すると、上記と同様、操作部6の回動力がベベルギヤ機構5の軸部52を介してベベルギヤ部材51に伝達され、ベベルギヤ部材51が回転し、その回転がベベルギヤ部材51と噛合する5枚の可動フィン23のベベルギヤ片25に伝達され、5枚の可動フィン23はその支軸24、27を軸に回動する。これにより、回動ルーバー2を通過する空気流は、中心線S2に沿って集中して送風される状態から、回動ルーバー2の中心線S2の回りで旋回するように周囲に拡散する状態まで変化し、上記と同様に、送風状態を集中状態から拡散状態まで変えるように調整することができる。そして、操作部6を閉鎖方向に限界まで回動操作すると、図19,20に示すように、5枚の可動フィン23が流路15を完全に閉鎖する状態まで回動して、流路15は閉鎖される。
このように、回動ルーバー2の中央の操作部6を持って回動ルーバー2を任意の方向に傾動操作したとき、回動ルーバー2は、中央に支持されたボールジョイント8のボール81を中心に中央軸支部3を介して傾動するので、安定した滑らかな操作フィーリングで、回動ルーバーを傾動させて風向を変えることができ、操作部6を回動端まで回動操作した場合、後円筒フレーム22の内側に設けたフィン当て縁部22c、フィン本体26に設けた隙間閉鎖用凸部28、及び中央軸支部3の軸支部4間の隙間閉鎖用リブ41により良好に閉じられ、流路15の閉鎖時の風漏れを最小にすることができる。
る。
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図23〜図26は、他の実施形態のレジスタを示している。この実施形態のレジスタでは、中央軸支部103が、硬質合成樹脂により成形された軸支部104と、軸支部104の内側に嵌入されるシリコーンゴム等の高分子弾性体製の軟質弾性軸受部130とから、分割形成される。また、ベベルギヤ部材151の歯部側の中央嵌合穴156の周囲に、支持用リブ155が設けられ、中央軸支部103とベベルギヤ部材151を結合したとき、支持用リブ155が中央軸支部103の隙間閉鎖用リブ141に当接して嵌合部134を確実に支持する構造である。なお、上記実施形態と同様の部分については、図に上記と同じ符号を付してその説明を省略する。
回動ルーバー2は、上記と同様、リテーナ1及びベゼル9内に円筒フレーム120を配設し、円筒フレーム120内に5枚の可動フィン23を放射状に配設し、それらの可動フィン23の内側の支軸27を中央軸支部103の軸支部104で回動可能に軸支して構成される。図23に示すように、円筒フレーム120の前円筒フレーム121の中央に操作部(ダイヤルノブ)106が回動可能に軸支され、操作部106の回動操作に応じて、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151とベベルギヤ片25を介して、放射状の軸支部104で軸支される5枚の可動フィン23を、各々の支軸24、27を中心に回動させ、流路15を開閉する。
円筒フレーム120は、回動ルーバー2を内部に組み付けた状態で、前円筒フレーム121の後部に後円筒フレーム122を嵌め込み、係止爪を係止部に係止させ、前円筒フレーム121と後円筒フレーム122を嵌合させて構成される。図23に示すように、前円筒フレーム121の前部内周部には、絞り湾曲面121aが形成され、この絞り湾曲面121aにより、円筒フレーム120内の流路を通過する風が適度に絞られ、送風時の風の指向性を向上させるようになっている。
さらに、後円筒フレーム122の外周前部に、フィン当て縁部が5枚の可動フィン23の外側縁部が当接する位置に設けられ、可動フィン23が流路15を閉鎖したとき、可動フィン23の外周縁部がフィン当て縁部に当接し、隙間を埋める構造である。
また、後円筒フレーム22の外周後部には、ガイド凸部122bが突設される。ガイド凸部122bは、リテーナ1及びベゼル9の内周部軸方向に設けたガイド溝1a、9d内に移動可能に進入し、円筒フレーム120が傾動操作されたとき、ガイド凸部122bがガイド溝1a、9d内を移動し、回動ルーバー2の傾動をガイドする。ガイド凸部122bには、高分子弾性体などからなるゴム状弾性を有する弾性リング122dが外嵌され、傾動操作時に、ガイド凸部122bがガイド溝1a,9d内の縁部に当接したときの衝撃を緩衝するようになっている。また、ガイド溝1a,9d内のガイド凸部122bは、回動ルーバー2の中央の操作部106を回して可動フィン23を開閉操作したとき、ガイド溝1a,9d内に保持されて、円筒フレーム120の回転を止めるようにも作用する。
さらに、円筒フレーム120は、それを上下に傾動操作したとき、最大傾動角度で、図23のように、先ず、中央軸支部103の後部の開口縁部が、ボールジョイント108の軸部182に当接し、次に、前円筒フレーム121または後円筒フレーム122の縁部が、リテーナ1またはベゼル9内の当接部9cに当たり、回動(傾動)を停止する構造となっている。
さらに、図23に示すように、リテーナ1内の支持枠12の中央にボールジョイント支持部11が設けられ、ボールジョイント支持部11にボールジョイント108が下流側を向けて取り付けられる。ボールジョイント108の下流側の先端に位置するボール181に、回動ルーバー2の中央軸支部103が自在回動可能に外嵌される。図23に示すように、ボールジョイント108は、軸部182の先端にボール181を設けて、合成樹脂により成形される。
なお、ボール181は、縦方向円周面を円周平坦面として形成し、球面の一部円周面を、円柱外周面とするように形成することができる。これにより、ボールジョイント108を成形型で成形する際、成形型のパーティングラインが円周平坦面上に現れるように成形し、ボール181が軟質弾性軸受部130のボール穴132の内周面と摺接する摺動面において、成形型のパーティングラインが摺動面の摩擦抵抗に悪影響を与えないようにすることができる。
中央軸支部103は、図24〜26に示す如く、硬質合成樹脂により略円筒状に成形され、その外周部に5個の軸支部104が等角度間隔で円周上に設けられる。中央軸支部103の内側には高分子弾性体製の軟質弾性軸受部130が嵌着される。軟質弾性軸受部130の前部には軸穴131が形成され、その後部にはボール穴132に形成される。軟質弾性軸受部130は中央軸支部103内に嵌着された状態で、そのボール穴132にボールジョイント108先端のボール181が嵌入される。軟質弾性軸受部130の前部の軸穴131にはベベルギヤ部材151の内側軸部154が嵌入され、ベベルギヤ部材151は中央軸支部103及び軟質弾性軸受部130に対し回動可能に取り付けられる。
軸支部104は、5個の軸支箇所が等間隔(約72°の角度間隔)で放射状に設けられ、各軸支箇所には軸穴142が設けられる。さらに、軸支部104の前部には、図25のように、略円筒形の嵌合部134が突設される。ベベルギヤ部材151はその背面側に環状の歯部を配置し、歯部の内側に中央嵌合穴156を設けるとともに中央嵌合穴156の内側に内側軸部154を設けて構成される。
中央軸支部103は、その嵌合部134を内側軸部154の外周に設けた中央嵌合穴156に、回動可能に嵌入して結合される。ベベルギヤ部材151の前部には、中央軸部152が操作部106を嵌着するために設けられ、操作部106の内側に突設された嵌合部162にこの軸部152が嵌合され、操作部106はベベルギヤ部材151と一体となるように取り付けられる。ベベルギヤ部材151の中央軸部152には係止爪153が設けられ、操作部106を図23のように軸部152に嵌め込む際、係止爪153が操作部106の係止部に係止されるようになっている。
さらに、中央軸支部103の軸支部104の各軸穴142には、5枚の可動フィン23の内側の支軸27が、回動可能に嵌入される。可動フィン23は回動ルーバー2の円筒フレーム120の内側に等間隔に配置され、その内側の支軸27を軸支部104の各軸穴142に軸支させ、その外側の支軸24を円筒フレーム120に軸支させ、回動可能に支持される。
上記のように、軸支部104は硬質合成樹脂で成形され、その内側にボール穴132を有する軟質弾性軸受部130が嵌着されるため、回動ルーバー2の傾動操作時、軟質弾性軸受部130とボール181間の摩擦抵抗により適度な操作荷重を付与して良好な操作フィーリングを図りつつ、硬質合成樹脂の軸支部104により、可動フィン23の支軸27をがたつきなく緻密に嵌め込み軸支することができる。
つまり、軸支部104を有する中央軸支部103がその内側の軟質弾性軸受部130とは異なって硬質合成樹脂で成形されるので、硬質合成樹脂の硬度や潤滑性などを適正に選択して、支軸27と軸支部104を緻密に嵌合させ、内側の軟質弾性軸受部130の作用によって回動ルーバー2の傾動操作時に、適度な操作荷重を付与することができる。これにより、可動フィン23内側の支軸27をがたつきなく精確に軸支し、回動ルーバー2の開閉操作時や傾動操作時に、優れた操作フィーリングを発揮することができる。
ボールジョイント108は、上記と同様、そのボールジョイント支持部11がリテーナ1内の支持枠12の中央に下流側を向けて取り付けられ、その先端のボール181上に軟質弾性軸受部130を介して軸支部104が自在回動可能に外嵌される。円筒フレーム120と5枚の可動フィン23を有した回動ルーバー2は、各可動フィン23の内側の支軸27を軸支部104の軸穴142に嵌め込み、軸支し、これにより、レジスタの中心線S1上で5枚の可動フィン23を回動可能に支持し、中心線S1を中心に上下左右に傾動可能とされる。
回動ルーバー2の5枚の可動フィン23は円筒フレーム120の内側に等間隔で放射状に配置され、それら外側の各支軸24は、円筒フレーム120の前円筒フレーム121と後円筒フレーム122の間に挟持される軸受部で支持される。5枚の可動フィン23の各支軸27は、上記のように、軸支部104の外周部に放射状に設けた各軸穴142に嵌入されて回動可能に軸支される。
さらに、回動ルーバー2の中央に位置する中央軸支部103の外周部には、5個の軸支部104が放射状に突設されるが、図24に示す如く、それらの軸支部104と軸支部104の間の空間つまり隙間を埋めるように、隙間閉鎖用リブ141が中央軸支部103の外周部に設けられる。これらの隙間閉鎖用リブ141は、軸支部104と軸支部104の間の隙間を埋めるために略三角形状に形成され、可動フィン23を閉鎖位置まで回動させたとき、中央軸支部103の各軸支部104と各可動フィン23の隙間を閉じる形状となっている。
また、図24〜26に示すように、中央軸支部103とベベルギヤ部材151を回動可能に連結させた状態で、ベベルギヤ部材151側の支持用リブ155が中央軸支部103側の隙間閉鎖用リブ141に当接するようになっている。これにより、操作部106を持って回動ルーバー2を、ボールジョイント108を中心に傾動操作したとき、操作部106からベベルギヤ151を介してボールジョイント108に伝達される荷重を確実に中央軸支部103が保持し、操作部106の不安点な動きを防止して、安定した傾動操作を行うことができる。
中央軸支部103の前側の嵌合部134には、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151が回動可能に嵌合され、そのベベルギヤ部材151が5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25に噛合する。これにより、操作部106を回動操作したとき、ベベルギヤ部材151が回動し、その回転がベベルギヤ片25を介して5枚の可動フィン23に伝達され、可動フィン23がその支軸24,27を軸に回動する。
操作部106は、図23に示す如く、ノブ本体161と加飾部163とから構成され、ノブ本体161の前部に加飾部163を嵌着して、ダイヤルノブ状に形成される。操作部106の内側には、方形断面の方形筒状部が設けられ、その方形筒状部内に、ベベルギヤ部材151の中央軸部152が嵌入される。
回動ルーバー2の操作部106は、円筒フレーム20の前部の格子部21aの中央に、回動操作可能に装着される。図23に示す如く、格子部21aの中央には、操作部保持部21bが円形凹部として形成され、その操作部保持部21bの中央に、挿入孔が設けられる。その挿入孔に前部から操作部6の軸部が挿入され、後部からはベベルギヤ部材151の軸部152が操作部6の軸部内に挿通され、軸部152に設けた係止爪153が軸部の係止部に係止される。これにより、操作部6とベベルギヤ部材151が回動操作可能に連結されて、円筒フレーム120の中央に取り付けられる。
この状態で、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151が5枚の可動フィン23の元部に設けたベベルギヤ片25と噛合し、操作部106の回動操作時、操作部106の回動に応じて、ベベルギヤ機構のベベルギヤ部材151とベベルギヤ片25を介して、5枚の可動フィン23が放射状の支軸24、27を中心に回動(傾動)し、流路15を絞り且つ開閉する。また、円筒フレーム120の前円筒フレーム121の内側内周部に絞り湾曲面121aが設けられ、円筒フレーム120内を通過する送風を適度に絞り、これにより、送風時の風の指向性を向上させることができる。
上述の如く、このレジスタでは、中央軸支部103が、軸支部104を硬質合成樹脂で比較的堅固に成形される一方、その内側の軟質弾性軸受部130をシリコーンゴムなどの軟質弾性材で成形するので、可動フィン23内側の支軸27をがたつきなく緻密に軸支、操作部106の傾動操作時には、回動ルーバー2を優れた操作フィーリングで、ボールジョイント108を支点に傾動させることができる。
レジスタの使用時、操作部106を持って回動ルーバー2を傾動操作した場合、回動ルーバー2がボールジョイントを中心に、上下或いは左右に最大制限角度まで傾動して停止し、操作部106の操作荷重は、中央軸支部103から支持用リブ155を介してベベルギヤ部材151で保持される。このとき、図23に示すように、ベベルギヤ部材151の後部側の開口縁部が先ずボールジョイント108の軸部182に当接し、次に円筒フレーム120の後円筒フレーム122の縁部がリテーナ1の内側の当接部1cに、または前円筒フレーム121の縁部がベゼル9の内側縁部9cに当接し、回動ルーバー2は停止する。
このとき、操作部106の操作荷重は、ベベルギヤ部材151から支持用リブ155を介して中央軸支部103に伝わり保持される。このため、回動ルーバー2の傾動操作時、操作部106を取り付けたベベルギヤ部材151及び中央軸支部103が不安定に傾くなどの不具合がなくなり、操作部106による回動ルーバー2の傾動操作を、良好な操作フィーリングで行うことができる。
なお、上記実施形態の回動ルーバー2には、5枚の可動フィン23を設けたが、例えば、可動フィンの数を3枚或いは6枚とすることもできる。また、上記操作部6は円環状としたが、別の多角形などの形状にすることもできる。
1 リテーナ
2 回動ルーバー
3 中央軸支部
4 軸支部
5 ベベルギヤ機構
6 操作部
8 ボールジョイント
9 ベゼル
9a 係止爪
9b 空気吹出口
11 ボールジョイント支持部
12 支持枠
13 係止部
15 流路
20 円筒フレーム
21 前円筒フレーム
21a 格子部
21b 操作部保持部
21c 挿入孔
21d 係止部
22 後円筒フレーム
22a 係止爪
22b ストッパ
22c フィン当て縁部
23 可動フィン
24 支軸
25 ベベルギヤ片
26 フィン本体
27 支軸
28 隙間閉鎖用凸部
29 不織布シート
31 中央軸
31a 軸穴
32 ボール穴
41 隙間閉鎖用リブ
42 軸穴
51 ベベルギヤ部材
52 軸部
53 係止爪
54 内側軸部
61 軸部
62 係止部
81 ボール
82 軸部
2 回動ルーバー
3 中央軸支部
4 軸支部
5 ベベルギヤ機構
6 操作部
8 ボールジョイント
9 ベゼル
9a 係止爪
9b 空気吹出口
11 ボールジョイント支持部
12 支持枠
13 係止部
15 流路
20 円筒フレーム
21 前円筒フレーム
21a 格子部
21b 操作部保持部
21c 挿入孔
21d 係止部
22 後円筒フレーム
22a 係止爪
22b ストッパ
22c フィン当て縁部
23 可動フィン
24 支軸
25 ベベルギヤ片
26 フィン本体
27 支軸
28 隙間閉鎖用凸部
29 不織布シート
31 中央軸
31a 軸穴
32 ボール穴
41 隙間閉鎖用リブ
42 軸穴
51 ベベルギヤ部材
52 軸部
53 係止爪
54 内側軸部
61 軸部
62 係止部
81 ボール
82 軸部
Claims (5)
- 円筒型のリテーナ内に円筒フレームを有した回動ルーバーが回動可能に配設され、該回動ルーバーには送風方向と平行な中心線から放射状に複数の可動フィンが該円筒フレームの内側で放射状の支軸により回動可能に軸支されてなるレジスタにおいて、
該リテーナ内の送風方向と平行な中心線上に、ボールを有するボールジョイントが配設され、該回動ルーバーには、該円筒フレームの中央に、複数の軸支部を放射状に設けた中央軸支部が配設され、該中央軸支部は、中央に設けたボール穴を該ボールに嵌合させて、傾動及び回動可能に取り付けられ、
該円筒フレームの内側に複数の可動フィンが、略等間隔をおいてラジアル方向の支軸により回動可能に軸支されるとともに、該各可動フィンの内側部分が該中央軸支部の各軸支部に軸支され、
該中央軸支部の前面側中央には操作部が該回動ルーバーの中心線の回りで回動可能に装着され、該操作部はベベルギヤ機構を介して該各可動フィンの内側部分と連係され、
該円筒フレームの内側にフィン当て縁部が内周に沿って設けられ、
該操作部を該円筒フレームのラジアル方向に動かしたとき、該回動ルーバーは前記ボールジョイントの該ボールを中心に傾動し、該操作部を前記中心線の回りで回動操作したとき、該可動フィンが該ベベルギヤ機構を介して、該中央軸支部の外周部の該軸支部を中心に回動し、該可動フィンを流路の閉鎖状態まで回動させたとき、該可動フィンの外周縁部が該円筒フレームの該フィン当て縁部に当接し、
該可動フィンが該流路を閉鎖したとき、隙間を閉じるための隙間閉鎖用リブが、該中央軸支部の外周部に設けられたことを特徴とするレジスタ。 - 前記隙間閉鎖用リブは、前記軸支部と軸支部の間を閉じるように略三角形状に形成されたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記可動フィンが前記流路を閉鎖したとき、該可動フィンの隙間を閉じるための隙間閉鎖用凸部が、該各可動フィンの元部近傍に設けられたことを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記ベベルギヤ機構として、中央軸部及び中央嵌合穴を有するベベルギヤ部材が設けられ、前記中央軸支部は、該ベベルギヤ部材の該中央嵌合穴に嵌合部を嵌入して取り付けられ、該ベベルギヤ部材の前部の中央軸部には前記操作部が嵌着され、該ベベルギヤ部材の該中央嵌合穴の周囲に、該中央軸支部の該嵌合部の外周に接触して支持する支持用リブが設けられ、該操作部を操作して該中央軸支部を、前記ボールジョイントを中心に傾動させたとき、該中央軸支部の外周部の隙間閉鎖用リブが該支持用リブに当接することを特徴とする請求項1記載のレジスタ。
- 前記中央軸支部は、硬質合成樹脂により略円筒状に成形され、ボール穴を有する軟質弾性軸受部が該中央軸支部の内側に嵌着され、該中央軸支部の外周部に前記可動フィンの支軸を軸支する軸支部が設けられたことを特徴とする請求項4記載のレジスタ。
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