JP5952429B2 - サイドスタンドの位置検出装置 - Google Patents
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Description
本発明は、位置検出装置に関し、特に、自動二輪車等の二輪車を支持するサイドスタンドの位置を検出するサイドスタンドの位置検出装置に関する。
一般に、自動二輪車等の二輪車には、駐車する際に車体を起立状態に支持するサイドスタンドが設けられている。このようなサイドスタンドは、起立位置では二輪車を起立状態で支持するとともに、格納位置では地面と接触しない姿勢で格納されるようになっている。
サイドスタンドが起立位置の状態で二輪車が走行してしまうと、サイドスタンドが走行の妨げとなるので、サイドスタンドが起立位置にある状態のまま走行するのを回避するため、サイドスタンドが起立位置にあることを警告することや、エンジンが始動しないように制御すること等が行なわれている。そのような制御を行なうため、従来から、サイドスタンドの位置を検出する位置検出装置が提案されている。
従来のサイドスタンドの位置検出装置としては、下記の特許文献1に記載のサイドスタンドの位置検出装置が知られている。以下、特許文献1に記載のサイドスタンドの位置検出装置について図13及び図14を用いて説明する。
特許文献1に記載のサイドスタンドの位置検出装置900は、図13に示すように、ハウジング901の他、サイドスタンドに固定されるとともにハウジング901に回動可能に支持されるロータ902と、ロータ902に固定される可動接点903とハウジング901に固定される固定接点904とを有してハウジング901内に設けられる接点構造と、を備えている。
図14に示すように、固定接点904は、間隙905によって延設方向に少なくとも二つの帯状端子904a,904bに分割されており、ロータ902に固定される可動接点903が、ロータ902の回動角度、すなわちサイドスタンドの回動角度に応じてこれら二つの帯状端子904a,904bを導通(短絡)させるか否かによって、当該回動角度を検出できるようになっている。
サイドスタンドを二輪車両へ取り付ける場合に、車体の進行方向に対して左側へ取り付ける場合と右側へ取り付ける場合とがあり、サイドスタンドの位置検出装置もサイドスタンドが取り付けられる向きに合わせて取り付ける必要がある。
しかしながら、上述した従来技術のサイドスタンドの位置検出装置ではこのことが考慮されていないため、進行方向に対して左側へ取り付ける場合と右側へ取り付ける場合の、それぞれに対応した位置検出装置を用意する必要があるという課題があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、簡易な構成で車体のどちら側へも取り付けることができるサイドスタンドの位置検出装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のサイドスタンドの位置検出装置は、被検知部材の回転とともに回転可能な回転部材と、一端部に第1摺動部を有し、他端部に第2摺動部を有し、前記回転部材の回転とともに回転動作する可動接点体と、前記可動接点体の前記第1摺動部及び前記第2摺動部が摺動され、第1の隙間と第2の隙間を設けて同一円周上に配置された第1固定接点体と第2固定接点体と、を備え、前記回転部材の回転軸に沿った方向から見て、第1の取り付け状態のとき、前記可動接点体は、前記第1摺動部が前記第1の隙間に対応する位置で、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接する位置となるよう配置され、第2の取り付け状態のとき、前記可動接点体は、前記第1摺動部が前記第2固定接点体に接する位置で、前記第2摺動部は前記第2の隙間に対応する位置となるよう配置され、前記第1の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部及び前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部は前記第1固定接点体に接するとともに、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、前記第2の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部は前記第1固定接点体に接するとともに、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部及び前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接していることを特徴とする。
これによれば、本発明のサイドスタンドの位置検出装置は、回転部材の回転軸に沿った一の方向から見て、第1の取り付け状態である車両の左側に取り付けた場合、可動接点体を、第1摺動部が第1の隙間に対応する位置で、第2摺動部は第2固定接点体に接する位置となるよう配置される。この取り付け位置から一の回転方向への回転完了位置となるサイドスタンドの起立位置において、第1摺動部及び第2摺動部は第2固定接点体に接しており、いるため、第1固定接点と第2固定接点の間は非導通となる。他の回転方向への回転完了位置となる収納位置において、第1摺動部は第1固定接点体に接するとともに、第2摺動部は前記第2固定接点体に接しているため、第1固定接点と第2固定接点の間が導通するようになる。また、第2の取り付け状態である車両の右側に取り付けた場合、可動接点体は、第1摺動部が第2固定接点体に接する位置で、第2摺動部は第2の隙間に対応する位置となるよう配置される。この取り付け位置から一の回転方向への回転完了位置となる収納位置において、第1摺動部は第1固定接点体に接するとともに、第2摺動部は第2固定接点体に接しているため、第1固定接点と第2固定接点の間が導通するようになる。他の回転方向への回転完了位置となる起立位置において、第1摺動部及び第2摺動部は第2固定接点体に接しているため、第1固定接点と第2固定接点の間は非導通となる。このため、第1の取り付け状態である車両の左側に取り付けた場合、または第2の取り付け状態である車両の右側に取り付けた場合、のどちらの場合でも、可動接点体の回転にともなって、第1固定接点体と第2固定接点体との間の導通と非導通とを切換えることができる。従って、簡易な構成で車体のどちら側へも取り付けることができるサイドスタンドの位置検出装置を提供することができる。
また、本発明のサイドスタンドの位置検出装置は、前記可動接点体と、前記第1固定接点体と、前記第2固定接点体が収納される筐体を有し、前記筐体には、前記回転部材に対して、前記第1の取り付け状態を示す第1の指示部と、前記第2の取り付け状態を示す第2の指示部とが設けられていることを特徴とする。
これによれば、筐体には、回転部材に対して、第1の取り付け状態を示す第1の指示部と、第2の取り付け状態を示す第2の指示部とが設けられている。このため、回転部材をサイドスタンドの位置検出装置の取り付け状態に合わせて、第1の指示部または第2の指示部に合わせた位置とすることで、可動接点体の位置を容易に合わせることができる。
また、本発明のサイドスタントの位置検出装置は、被検知部材の回転角度をθとしたとき、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αは、被検知部材の回転角度θより大きくなるように設定され、前記可動接点体の第1摺動部と第2摺動部との中心角γは、被検知部材の回転角度θに対して、前記第1の隙間の中心角δ1または前記第2の隙間の中心角δ2の何れか大きい方を加えた角度より大きくなるように設定され、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βは、前記可動接点体の中心角γと被検知部材の回転角度θを加えた角度より大きくなるように設定され、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αと、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βと、第1の隙間の中心角δ1と、第2の隙間の中心角δ2との合計角度は360(°)となっていることを特徴とする。
これによれば、被検知部材の回転角度θに対して、可動接点体、第1固定接点体及び第2固定接点体のそれぞれの角度を設定している。これにより、車体のどちら側に取り付けても、可動接点体の回転にともなって、第1固定接点体と第2固定接点体との間の導通と非導通とを切換えることが可能な設定とすることができる。
また、本発明のサイドスタントの位置検出装置は、被検知部材の回転角度をθとしたとき、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αは、被検知部材の回転角度θより大きくなるように設定され、前記可動接点体の第1摺動部と第2摺動部との中心角γは、被検知部材の回転角度θに対して、前記第1の隙間の中心角δ1または前記第2の隙間の中心角δ2の何れか大きい方を加えた角度より大きくなるように設定され、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βは、前記可動接点体の中心角γと被検知部材の回転角度θを加えた角度より大きくなるように設定され、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αと、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βと、第1の隙間の中心角δ1と、第2の隙間の中心角δ2との合計角度は360(°)となっていることを特徴とする。
これによれば、被検知部材の回転角度θに対して、可動接点体、第1固定接点体及び第2固定接点体のそれぞれの角度を設定している。これにより、車体のどちら側に取り付けても、可動接点体の回転にともなって、第1固定接点体と第2固定接点体との間の導通と非導通とを切換えることが可能な設定とすることができる。
本発明のサイドスタンドの位置検出装置は、回転部材の回転軸に沿った一の方向から見て、第1の取り付け状態のとき可動接点体を、第1摺動部が第1の隙間に対応する位置で、第2摺動部は第2固定接点体に接する位置となるよう配置され、第2の取り付け状態のとき可動接点体は、第1摺動部が第2固定接点体に接する位置で、第2摺動部は第2の隙間に対応する位置となるよう配置されるように構成した。また、第1の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、第1摺動部及び第2摺動部は第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、第1摺動部は第1固定接点体に接するとともに、第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、第2の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、第1摺動部は第1固定接点体に接するとともに、第2摺動部は第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、第1摺動部及び第2摺動部は第2固定接点体に接しているように構成した。このため、車両のどちら側に取り付けても、可動接点体の回転にともなって、第1固定接点と第2固定接点との間の導通と非導通とを切換えることができるので、簡易な構成で車体のどちら側へも取り付けることができるサイドスタンドの位置検出装置を提供することができる。
[実施形態]
以下に本発明の実施形態におけるサイドスタンドの位置検出装置100について図1から図12を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100と被検知部材であるサイドスタンド50、51の取り付け例を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100とサイドスタンドの取り付け構造例を示す図である。図3は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置とサイドスタンドの取り付け構造を説明する図である。図4は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100を筐体側から見た分解斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100を回転部材側から見た分解斜視図である。図6は、筐体と第1及び第2固定接点体の形成状態を説明する部品図である。図7は、回転部材と可動接点体の組立て状態を示す図である。図8は本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の組立て図で、図8(a)は外観の平面図であり、図8(b)は、図8(a)に示すA‐A断面を示す断面図である。図9は、可動接点体と第1及び第2固定接点体の中心角の関係を示す図である。図10は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の動作を説明する図で、車両の左側に取り付けられた場合の可動接点体と第1及び第2固定接点体の位置関係を示す図である。図11は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の動作を説明する図で、車両の右側に取り付けられた場合の可動接点体と第1及び第2固定接点体の位置関係を示す図である。図12は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100に対するサイドスタンドの取り付け位置を説明する図である。
以下に本発明の実施形態におけるサイドスタンドの位置検出装置100について図1から図12を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100と被検知部材であるサイドスタンド50、51の取り付け例を示す図である。図2は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100とサイドスタンドの取り付け構造例を示す図である。図3は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置とサイドスタンドの取り付け構造を説明する図である。図4は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100を筐体側から見た分解斜視図である。図5は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100を回転部材側から見た分解斜視図である。図6は、筐体と第1及び第2固定接点体の形成状態を説明する部品図である。図7は、回転部材と可動接点体の組立て状態を示す図である。図8は本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の組立て図で、図8(a)は外観の平面図であり、図8(b)は、図8(a)に示すA‐A断面を示す断面図である。図9は、可動接点体と第1及び第2固定接点体の中心角の関係を示す図である。図10は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の動作を説明する図で、車両の左側に取り付けられた場合の可動接点体と第1及び第2固定接点体の位置関係を示す図である。図11は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100の動作を説明する図で、車両の右側に取り付けられた場合の可動接点体と第1及び第2固定接点体の位置関係を示す図である。図12は、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100に対するサイドスタンドの取り付け位置を説明する図である。
本実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100は、図1に示すように、二輪車量の車体側部の下方にサイドスタンド50または51とともに取り付けられる。図1(a)は、第1の取り付け状態である車両の進行方向に対して左側に取り付けられた例を示している。図1(b)は、第2の取り付け状態である車両の右側に取り付けられた例を示している。
図2は、図1(a)に示す、車両の左側に取り付ける場合の取り付け構造例を示している。本実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置100は、被検知部材であるサイドスタンド50とともに板状のブラケット60に取り付けられる。図2に示すように、サイドスタンド50はブラケット60に対して、固定ボルト70を支軸として、起立位置から収納位置までの回転角度θの間を回転可能となるように取り付けられる。
図3は、図2に示す取り付け構造例を説明する図である。図3に示すように、サイドスタンドの位置検出装置100は、第1の指示部7hに対応する位置に、回転部材1の係合部1dがくるように、回転部材1を回転させ、回転部材1の係合部1dがサイドスタンド50に設けられた係合用穴50aと係合するとともに、固定ボルト70の頭部70aに設けられた雌ネジ孔70bに取り付け用ボルト80で取り付けられる。
また、サイドスタンドの位置検出装置100の筐体7は、サイドスタンド50の回転に拘わらず車体に対して相対的に固定される。図2及び図3に示すように、筐体7に設けられたフランジ部7dに、ブラケット60から突設されるシャフト60aを挿通して係合することで、筐体7がブラケット60に対して回転することが規制される。このように取り付けることで、回転部材1は、非検知部材であるサイドスタンド50の回転とともに、取り付け用ボルト80(固定ボルト70)を回転軸として回転する。
次に、サイドスタンドの位置検出装置100の構成について、図4から図6を用いて説明する。
サイドスタンドの位置検出装置100は、図4及び図5に示すように、回転部材1と、可動接点体2と、第1固定接点体3と、第2固定接点体4と、筐体7と、で構成される。その他に、弾性部材8と第1防護部材9と、第2防護部材10と、接続部材11と、を備えている。
筐体7は、絶縁性の合成樹脂で形成され、図4及び図5に示すように、底部7aと略円筒形状の側壁部7bとで構成される収納部7cと、収納部7cの外側に設けられたフランジ部7dと、接続保持部7eと、を有している。また筐体7の底部7aには、第1防護部材9と取り付け用ボルト80が挿入される筐体開口部7fが設けられている。
図6(a)に示すように、筐体7の底部7aの外側には、車両の左側への取り付けの際に、回転部材1の基準位置を示す第1の指示部7h及び、車両の右側への取り付けの際に回転部材1の基準位置を示す第2の指示部7iが設けられている。
第1固定接点体3は金属等の導電性部材を用いて形成され、図4及び図5に示すように、板状かつ弧状の第1固定接点3aと、第1端子部3bと、それらを接続している第1接続部3cとを有している。
第2固定接点体4は金属等の導電性部材を用いて形成され、図4及び図5に示すように、板状かつ第1固定接点体3の第1固定接点3aと略同径の弧状の第2固定接点4aと、第2端子部4bと、それらを接続している第2接続部4cとを有している。
可動接点体2は金属等の導電性部材を用いて形成され、図4及び図5に示すように、第1固定接点3a及び第2固定接点4aと略同径の弧状で、一端部に第1摺動部2aと、他端部に第2摺動部2bと、を有している。また、第1及び第2の摺動部(2a、2b)の間には、摺動部が設けられている面と対向する面に、突起部2cが設けられている。
弾性部材8は、金属や合成樹脂などの材料で、図4及び図5に示すように、螺旋状に形成されたコイルバネが用いられる。
回転部材1は、図4及び図5に示すように、円筒形状を有する基部1aと基部1aから円筒形状に突出し開口部1bを有する軸部1cと、基部1aから軸部1cとは反対の方向に突出する係合部1dと、基部1aの外周に沿って形成される外周部1eを有している。回転部材1の基部1aと軸部1cと係合部1dは、金属製の部材で一体的に形成されており、外周部1eは合成樹脂材料で、基部1aの外周に沿って一体的に形成されている。また、外周部1eには、可動接点体2に設けられた突起部2c及び弾性部材8を保持する保持部1fを有している。
第1防護部材9は、合成樹脂で形成されており、図4及び図5に示すように、円筒形状で筐体7に設けられた筐体開口部7fに収納可能に形成された第1外周部9aと、回転部材1の軸部1cが挿通可能な第1挿通部9bを有している。
第2防護部材10は、合成樹脂で形成されており、図4及び図5に示すように、円筒形状で筐体7に設けられた側壁部7bの内側に収納可能な第2外周部10aと、回転部材1の基部1aが挿通可能な第2挿通部10bを有している。
接続部材11は、図4及び図5に示すように、配線部材11aと、配線部材11aを筐体7の接続保持部7eに係合するための被保持部11bと、第1固定接点体3の第1端子部3b及び第2固定接点体4の第2端子部4bと接続する接続部11cを有している。
次にサイドスタンドの位置検出装置100の構造について図6から図9を用いて説明する。
図6(a)に示すように、筐体7の接続保持部7eの内側には、第1固定接点体3の第1端子部3b及び、第2固定接点体4の第2端子部4bが、接続部材11の接続部11cと接続可能に配置されている。
図6(b)に示すように、筐体7には、第1固定接点体3と第2固定接点体4が一体的に成形され、底部7aの内面に同一円周上に、第1固定接点3a及び第2固定接点4aが露出している。また、第1固定接点3aと第2固定接点4aとの間には、第1の隙間5と第2の隙間6が設けられている。
回転部材1の保持部1fには図7に示すように、組み立てた際に、可動接点体2を第1固定接点体3及び第2の固定接点体4の側に付勢(図8(b)参照)するための弾性部材8が保持されている。また、保持部1fには可動接点体2の突起部2cが保持され、回転部材1の回転とともに可動接点体2も回転動作するよう構成されている。
接続部材11の被保持部11bは、図8(a)に示すように、筐体7の接続保持部7eに係合される。接続部11cは第1固定接点体3の第1端子部3b及び第2固定接点体4の第2端子部4bと接続され、配線部材11aを介して、図示しない制御装置あるいは警報装置などに接続される。
筐体7の収納部7cには、図8(b)に示すように、可動接点体2と弾性部材8とを保持した状態で、可動接点体2が第1固定接点体3及び第2固定接点体4と対向する向きに、回転部材1が収納され、カシメ部7gを変形させて回転可能に保持される。
第1防護部材9は、筐体7の内部に底部7a側から異物などが侵入しないように、筐体7に設けられた筐体開口部7fに第1外周部9aが挿入され、回転部材1の軸部1cが第1挿通部9bに挿通された状態で保持され、筐体7の筐体開口部7fに固定される。
第2防護部材10は、筐体7の収納部7c側から内部に異物等が侵入しないように、筐体7の側壁部7bに第2外周部10aが挿入され、回転部材1の基部1aが第2挿通部10bに挿通された状態で保持され、筐体7の側壁部7bに固定される。
次に、第1固定接点体3の第1固定接点3aと、第2固定接点体4の第2固定接点4aと、可動接点体2に設けられた第1摺動部2aと、他端部に第2摺動部2bとの関係について図9を用いて説明する。
被披検知部材であるサイドスタンド50または51の回転角度を図2に示すθ(°)としたときに、図9に示す第1固定接点体3の第1固定接点3aの中心角α(°)は、サイドスタンド50または51の回転角度θ(°)より大きくなるように設定されている。また、可動接点体2の第1摺動部2aと第2摺動部2bと、の中心角γ(°)は、サイドスタンド50または51の回転角度θ(°)に対して、第1の隙間5の中心角δ1(°)または第2の隙間6の中心角δ2(°)の何れか大きい方を加えた角度より大きくなるように設定されている。第2固定接点体4の第2固定接点4aの中心角β(°)は、可動接点体2の中心角γ(°)とサイドスタンド50の回転角度θ(°)を加えた角度より大きくなるように設定されている。
なお、第1固定接点体3の第1固定接点3aの中心角α(°)と、第2固定接点体4の第2固定接点4aの中心角β(°)と、第1の隙間5の中心角δ1(°)と、第2の隙間6の中心角δ2(°)の合計は360(°)である。
次に、サイドスタンドの位置検出装置100の動作について、図10から図12を用いて説明する。
図10は、被検知部材であるサイドスタンド50及びサイドスタンドの位置検出装置100を車両に左側に取り付けた際の動作を示す図であり、図11はサイドスタンド51及びサイドスタンドの位置検出装置100を車両に右側に取り付けた際の動作を示す図である。図10及び図11は、サイドスタンドの位置検出装置100を、回転部材1の回転軸に沿って筐体7の底部側から見た透視図で、第1固定接点体3の第1固定接点3aと、第2固定接点体4の第2固定接点4aと、可動接点体2の一端部に設けられた第1摺動部2aと、他端部に設けられた第2摺動部2bとの関係を示している。
まず、図10(a)はサイドスタンド50が起立位置と収納位置との途中で、被検知部材であるサイドスタンド50を車両の左側への取り付けの際に、回転部材1の基準位置となる位置にある状態を示している。また、図10(b)はサイドスタンド50が起立位置にある状態、図10(c)は収納位置にある状態、のサイドスタンドの位置検出装置100の状態を示している。
車両の左側にサイドスタンド50及びサイドスタンドの位置検出装置100を取り付ける場合、図10(a)に示すように、サイドスタンド50が起立位置と収納位置との途中の位置で、サイドスタンド50を車両の左側への取り付けの際に、回転部材1の基準位置となる位置に合わせて取り付けを行なう。
具体的には、図12(a)に示すように、回転部材1が左側取り付けの基準位置にあるとき、回転部材1の係合部1dが位置する場所を示す第1の指示部7hの位置で回転部材1の係合部1dとサイドスタンド50が係合するように取り付ける。
このように取り付けた場合、図10(a)に示すように、可動接点体2の第1摺動部2aは第1の隙間5に対応する位置にあり、第2摺動部2bは第2固定接点4aに接する位置となるよう配置される。
図10(a)に示す車両の左側にサイドスタンド50を取り付ける基準位置から、サイドスタンド50が時計回りに回転し起立位置に到達した場合、回転部材1もサイドスタンド50の回転にともなって時計方向へ回転する。回転部材1の回転とともに可動接点体2も回転動作し、図10(b)に示すように、第1摺動部2aと第2摺動部2bはともに第2固定接点体4の第2固定接点4aに接している状態となる。このため、第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は非導通状態となる。
また反対に、サイドスタンド50が反時計周りに回転し収納位置に到達した場合、回転部材1もサイドスタンド50の回転にともなって反時計方向へ回転する。回転部材1の回転とともに可動接点体2も回転動作し、図10(c)に示すように、第1摺動部2aは第1固定接点体3の第1固定接点3aに接するとともに、第2摺動部2bは第2固定接点体4の第2固定接点4aに接している状態となる。このため、第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は導通状態となる。
以上のように、車両の左側にサイドスタンド50及びサイドスタンドの位置検出装置100を取り付けた場合、サイドスタンド50の起立位置と収納位置とで、第1固定接点体3と第2固定接点体4の間の非導通状態と導通状態とを切り替えることができる。このため被検知部材であるサイドスタンド50の位置検出動作を行なうことができる。
次に、図11(a)はサイドスタンド51が起立位置と収納位置との途中で、被検知部材であるサイドスタンド51を車両の右側への取り付けの際に、回転部材1の基準位置となる位置にある状態を示している。また、図11(b)はサイドスタンド51が起立位置にある状態、図11(c)は収納位置にある状態、のサイドスタンドの位置検出装置100の状態を示している。
車両の右側にサイドスタンド51及びサイドスタンドの位置検出装置100を取り付ける場合、図11(a)に示すように、サイドスタンド51が起立位置と収納位置との途中の位置で、サイドスタンド51を車両の左側への取り付けの際に、回転部材1の基準位置となる位置に合わせて取り付けを行なう。
具体的には、図12(b)に示すように、回転部材1が右側取り付けの基準位置にあるとき、第2の指示部7iに対応する位置に、回転部材1の係合部1dがくるように、回転部材1を回転させ、回転部材1の係合部1dが位置する場所を示す第2の指示部7iの位置で回転部材1の係合部1dとサイドスタンド51に設けられた係合用穴51aが係合するように取り付ける。
このように取り付けた場合、図11(a)に示すように、可動接点体2の第1摺動部2aが第2固定接点体4の第2固定接点4aに接する位置で、第2摺動部2bは第2の隙間6に対応する位置となるよう配置される。
図11(a)に示す車両の右側にサイドスタンド51を取り付ける基準位置から、サイドスタンド51が時計回りに回転し収納状態に到達した場合、回転部材1もサイドスタンド51の回転にともなって時計方向へ回転する。回転部材1の回転とともに可動接点体2も回転動作し、図11(c)に示すように、第1摺動部2aは第1固定接点体3の第1固定接点3aに接するとともに、第2摺動部2bは第2固定接点体4の第2固定接点4aに接している状態となる。そのため第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は導通状態となる。
また反対に、サイドスタンド51が反時計周りに回転し起立位置に到達した場合、回転部材1もサイドスタンド51の回転にともなって反時計周りに回転する。回転部材1の回転とともに可動接点体2も回転動作し、図11(b)に示すように、第1摺動部2aと第2摺動部2bはともに第2固定接点体4の第2固定接点4aに接している状態となる。そのため、第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は非導通状態となる。
以上のように、車両の右側にサイドスタンド51及びサイドスタンドの位置検出装置100を取り付けた場合においても、サイドスタンド51の起立位置と収納位置とで、第1固定接点体3と第2固定接点体4の間の非導通状態と導通状態とを切り替えることができる。このため被検知部材であるサイドスタンド51の位置検出動作を行いことができる。
また、車両の左側に取り付けた場合と右側に取り付けた場合のどちらの場合であっても、起立位置で第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は非導通であり、収納位置で第1固定接点体3と第2固定接点体4の間は導通状態となる。そのため、サイドスタンドの位置検出装置100を用いた警報装置や制御装置の処理に変更を行なうことなく左右どちら側への取り付けにも対応することができる。
以下、本実施形態としたことによる効果について説明する。
本実施形態のサイドスタンドの位置検出装置100では、回転部材1の回転軸に沿った一の方向から見て、第1(車両の左側)の取り付け状態のとき可動接点体2を、第1摺動部2aが第1の隙間5に対応する位置で、第2摺動部2bは第2固定接点体4に接する位置となるよう配置され、第2(車両の右側)の取り付け状態のとき可動接点体2は、第1摺動部2aが第2固定接点体4に接する位置で、第2摺動部2bは第2の隙間6に対応する位置となるよう配置されるように構成した。
また、第1(車両の左側)の取り付け状態から、一の回転方向(時計周り)への回転完了位置(起立位置)において、第1摺動部2a及び第2摺動部2bは第2固定接点体4に接しており、他の回転方向(反時計周り)への回転完了位置(収納位置)において、第1摺動部2aは第1固定接点体3に接するとともに、第2摺動部2bは第2固定接点体4に接しており、第2(車両の右側)の取り付け状態から、一の回転方向(時計周り)への回転完了位置(収納位置)において、第1摺動部2aは第1固定接点体3に接するとともに、第2摺動部2bは第2固定接点体4に接しており、他の回転方向(反時計周り)への回転完了位置(起立位置)において、第1摺動部2a及び第2摺動部2bは第2固定接点体4に接しているように構成した。
このため、車両の左右どちら側に取り付けても、被検知部材であるサイドスタンドの回転とともに可動接点体2が回転動作することによって、第1固定接点体3と第2固定接点体4との間の導通と非導通とを切換えることができるので、サイドスタンドの位置を検出することができる。
また、筐体7には、回転部材1に対して、第1の取り付け状態を示す第1の指示部7hと、第2の取り付け状態を示す第2の指示部7iとを設けるように構成した。
このため、回転部材1の係合部1dをサイドスタンドの位置検出装置100の取り付け状態に合わせて、第1の指示部7hまたは第2の指示部7iに合わせた位置とすることで、可動接点体2の位置を容易に合わせることができる。
以上の説明したように、本実施形態のサイドスタンドの位置検出装置100によれば簡易な構成で車体のどちら側へも取り付けることができるサイドスタンドの位置検出装置を提供することができる。
以上のように、本発明の実施形態に係るサイドスタンドの位置検出装置を具体的に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施することが可能である。例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例>
(1)本実施形態において、第1固定接点体3の第1固定接点3aと第2固定接点体4の第2固定接点4aが円環状の構造を示して説明したが、円筒状に配置して構成しても良い。
(1)本実施形態において、第1固定接点体3の第1固定接点3aと第2固定接点体4の第2固定接点4aが円環状の構造を示して説明したが、円筒状に配置して構成しても良い。
(2)本実施形態において、起立位置で第1固定接点体3と第2固定接点体4の間が非導通状態で、収納位置で第1固定接点体3と第2固定接点体4の間が導通状態となる例を示して説明を行なったが、起立位置で導通状態、収納位置で非導通状態となるように構成しても良い。
(3)本実施形態において、第1の隙間5及び第2の隙間6の幅について特に説明を行なっていないが、第1の隙間5及び第2の隙間6の幅を、可動接点体2の第1摺動部2a及び第2摺動部2bの摺動方向の幅より大きな隙間とすることで、不感領域を設けることも可能である。また、第1の隙間5及び第2の隙間6の幅を、可動接点体2の第1摺動部2a及び第2摺動部2bの幅より小さな隙間とすることで不感領域がなくなるように構成することも可能である。
1 回転部材
1a 基部
1b 開口部
1c 軸部
1d 係合部
1e 外周部
1f 保持部
2 可動接点体
2a 第1摺動部
2b 第2摺動部
2c 突起部
3 第1固定接点体
3a 第1固定接点
3b 第1端子部
3c 第1接続部
4 第2固定接点体
4a 第2固定接点
4b 端子部
4c 接続部
5 第1の隙間
6 第2の隙間
7 筐体
7a 底部
7b 側壁部
7c 収納部
7d フランジ部
7e 接続保持部
7f 筐体開口部
7g カシメ部
7h 第1の指示部
7i 第2の指示部
8 弾性部材
9 第1防護部材
9a 外周部
9b 第1挿通部
10 第2防護部材
10a 外周部
10b 第2挿通部
11 接続部材
11a 配線部材
11b 被保持部
11c 接続部
50 サイドスタンド
50a 係合用穴
51 サイドスタンド
51a 係合用穴
60 ブラケット
60a シャフト
70 固定ボルト
70a 頭部
70b 雌ネジ孔
80 取り付け用ボルト
100 サイドスタンドの位置検出装置
1a 基部
1b 開口部
1c 軸部
1d 係合部
1e 外周部
1f 保持部
2 可動接点体
2a 第1摺動部
2b 第2摺動部
2c 突起部
3 第1固定接点体
3a 第1固定接点
3b 第1端子部
3c 第1接続部
4 第2固定接点体
4a 第2固定接点
4b 端子部
4c 接続部
5 第1の隙間
6 第2の隙間
7 筐体
7a 底部
7b 側壁部
7c 収納部
7d フランジ部
7e 接続保持部
7f 筐体開口部
7g カシメ部
7h 第1の指示部
7i 第2の指示部
8 弾性部材
9 第1防護部材
9a 外周部
9b 第1挿通部
10 第2防護部材
10a 外周部
10b 第2挿通部
11 接続部材
11a 配線部材
11b 被保持部
11c 接続部
50 サイドスタンド
50a 係合用穴
51 サイドスタンド
51a 係合用穴
60 ブラケット
60a シャフト
70 固定ボルト
70a 頭部
70b 雌ネジ孔
80 取り付け用ボルト
100 サイドスタンドの位置検出装置
Claims (3)
- 被検知部材の回転とともに回転可能な回転部材と、一端部に第1摺動部を有し、他端部に第2摺動部を有し、前記回転部材の回転とともに回転動作する可動接点体と、
前記可動接点体の前記第1摺動部及び前記第2摺動部が摺動され、第1の隙間と第2の隙間を設けて同一円周上に配置された第1固定接点体と第2固定接点体と、を備え、
前記回転部材の回転軸に沿った一の方向から見て、
第1の取り付け状態のとき前記可動接点体は、前記第1摺動部が前記第1の隙間に対応する位置で、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接する位置となるよう配置され、
第2の取り付け状態のとき前記可動接点体は、前記第1摺動部が前記第2固定接点体に接する位置で、前記第2摺動部は前記第2の隙間に対応する位置となるよう配置され、
前記第1の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部及び前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部は前記第1固定接点体に接するとともに、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、
前記第2の取り付け状態から、一の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部は前記第1固定接点体に接するとともに、前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接しており、他の回転方向への回転完了位置において、前記第1摺動部及び前記第2摺動部は前記第2固定接点体に接していることを特徴とするサイドスタンドの位置検出装置。 - 前記可動接点体と、前記第1固定接点体と、前記第2固定接点体が収納される筐体を有し、
前記筐体には、前記回転部材に対して、前記第1の取り付け状態を示す第1の指示部と、前記第2の取り付け状態を示す第2の指示部とが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のサイドスタンドの位置検出装置。 - 被検知部材の回転角度をθとしたとき、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αは、被検知部材の回転角度θより大きくなるように設定され、前記可動接点体の第1摺動部と第2摺動部との中心角γは、被検知部材の回転角度θに対して、前記第1の隙間の中心角δ1または前記第2の隙間の中心角δ2の何れか大きい方を加えた角度より大きくなるように設定され、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βは、前記可動接点体の中心角γと被検知部材の回転角度θを加えた角度より大きくなるように設定され、前記第1固定接点体の第1固定接点の中心角αと、前記第2固定接点体の第2固定接点の中心角βと、第1の隙間の中心角δ1と、第2の隙間の中心角δ2との合計角度は360(°)となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のサイドスタントの位置検出装置。
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WO2014109332A1 (ja) | 2014-07-17 |
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