JP5861253B2 - 記録装置、および、記録装置の制御方法 - Google Patents
記録装置、および、記録装置の制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5861253B2 JP5861253B2 JP2010282646A JP2010282646A JP5861253B2 JP 5861253 B2 JP5861253 B2 JP 5861253B2 JP 2010282646 A JP2010282646 A JP 2010282646A JP 2010282646 A JP2010282646 A JP 2010282646A JP 5861253 B2 JP5861253 B2 JP 5861253B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- recording medium
- carriage
- recording head
- printer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Common Mechanisms (AREA)
- Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
- Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
Description
本発明は、上記課題に鑑み、記録ヘッドを記録媒体上で走査させる記録装置が、厚みが変化する段差を有する記録媒体に対して段差の位置に応じた記録を行えるようにし、設定ミスによる誤動作を防止することを目的とする。
本発明によれば、記録装置が記録可能な複数の記録媒体の段差の位置を含む段差領域で、低速でギャップローラーと記録ヘッドとを低速で移動させることにより、段差に対応して低速でキャリッジを走査させて記録ヘッドと記録媒体との接触による不具合を防止でき、個々の記録媒体の段差に関する設定を必要としないので設定ミスによる誤動作が発生しない。
本発明によれば、複数の記録媒体の段差の位置に確実に対応し、段差でキャリッジの走査の速度を低速にして、記録ヘッドと記録媒体との接触による不具合を防止できる。
本発明によれば、段差を有する記録媒体と段差を持たない記録媒体との両方に対する記録を可能とする一方、段差の有無により記録媒体を区別せず記録を行うことで、個々の記録媒体の段差に関する設定を必要とすることなく、記録ヘッドと記録媒体との接触による不具合を確実に防止できる。また、記録媒体を判別する処理を必要としないため処理負荷が軽く、スループットの向上が期待できる。
本発明によれば、段差を有する記録媒体と段差を持たない記録媒体との両方に対する記録を可能とする一方、段差を持たない記録媒体に対しては段差に対応した動作を省くので、処理の効率化を図ることができる。
本発明によれば、記録装置が記録可能な複数の記録媒体の段差の位置を含む段差領域で、低速でギャップローラーと記録ヘッドとを低速で移動させることにより、段差に対応して低速でキャリッジを走査させて記録ヘッドと記録媒体との接触による不具合を防止でき、個々の記録媒体の段差に関する設定を必要としないので設定ミスによる誤動作が発生しない。
図1は、本発明を適用した実施形態に係る記録装置としてのプリンター10の外観を示す斜視図である。本実施形態のプリンター10は、複数の記録ワイヤーを備えた記録ヘッド18(図2および図3参照)を具備したドットインパクトプリンターであり、この記録ヘッド18から、インクリボンを介して記録ワイヤーを記録媒体へ向けて打ち出すことにより、記録媒体の記録面にドットを形成し、文字、画像、記号等を記録する。プリンター10により記録される画像等は1行または複数行からなり、行毎に記録される。
プリンター10には外部の機器としてホストコンピューター68(図7)が接続され、プリンター10は、ホストコンピューター68から入力される各種コマンド及びデータに基づいて、行単位、またはページ単位で記録(印刷)を実行する。
本実施の形態においては、プリンター10により記録媒体100に画像を記録する場合について説明する。記録媒体100は、上記のカットシートまたは通帳である。
図2および図3に示すように、プリンター本体11は、左サイドフレーム16および右サイドフレーム17を含む本体フレームを有し、この本体フレームに、記録ヘッド18およびキャリッジ19を含んで構成される記録機構部20、記録ヘッド18に対向するプラテン21、第1搬送ローラー22および第2搬送ローラー23を備えた第1搬送機構部24、第3搬送ローラー25および第4搬送ローラー26を備えた第2搬送機構部27、記録媒体100が有する磁気ストライプ101の磁気情報の読取/書込を行う磁気ヘッド34を備えた磁気データ読書部29、および、磁気情報の読取/書込時に記録媒体100の浮き上がりを上から押えるシート押え部30を設けた構成となっている。
また、左サイドフレーム16および右サイドフレーム17には、記録媒体100の搬送経路Cの天井面を構成するとともに、後述する第2搬送ローラー23、第4搬送ローラー26を支持するフロントフレーム45及びリアフレーム46が固定される。
第1搬送機構部24および第2搬送機構部27は、後述する搬送モーター36とともに搬送手段を構成する。
磁気ヘッド34は、サイドフレーム16,17間に平行に架け渡された二本の磁気ヘッドガイドに沿って、磁気モーター38(図7)により往復駆動される。この磁気ヘッド34は、記録媒体100として用いられる通帳が有する磁気ストライプ101(図1)に対し、各種の情報を磁気的に記録し、情報の読取を行う。
キャリッジ19には記録ヘッド18が搭載され、キャリッジ19と一体となって、記録媒体100の記録面上を主走査方向に沿って移動する。
記録ヘッド18の直下には主走査方向に沿ってプラテン21が配置され、このプラテン21は下方から付勢バネ40(図3)によって付勢されつつ弾性支持されており、この弾性力により記録ヘッド18から突出する記録ワイヤーの突出力を受け止める。
また、キャリッジ19には、リボンカートリッジ39から引き出されたインクリボンが、記録ヘッド18の前方に位置するよう配置される。記録ヘッド18は、主走査方向に走行される間に記録ワイヤーを突出させて、インクリボンを介して記録媒体100の記録面に打ち当て、インクリボンのインクを、プラテン21と記録ヘッド18との間に搬送される記録媒体100に付着させて、この記録媒体100に文字を含む画像を記録する。
従って、記録媒体100に記録ヘッド18が記録する場合、ギャップローラー41により記録ヘッド18の先端面と記録媒体100の記録面との距離(ギャップ)が適正な大きさに保たれる。記録を行っている間に記録媒体100の厚みが変化しても、付勢バネ40により弾性支持されたプラテン21が上下に変位して厚みの差が吸収され、ギャップが適正な大きさに保たれる。
図3に示すように、整列板54のフロント側には複数の整列センサー52が配設される。整列センサー52は、例えば、搬送経路Cを挟んで対向配置された発光部(LED等)と受光部(フォトトランジスター等)とにより記録媒体100の有無を検出する透過型光センサーである。これら複数の整列センサー52は主走査方向に所定間隔で並べて配置され、複数の整列センサー52の検出状態に基づき、記録媒体100の先端が整列センサー52に沿って整っているかどうか、すなわち記録媒体100の整列が成功したか否かを判別できる。また、記録媒体100の整列が完了した時点で記録媒体100の先端は整列板54の位置にあるから、整列センサー52により整列完了を検出してからの搬送モーター36の動作ステップ数等に基づいて、記録媒体100の搬送方向における位置を求めることができる。
さらに、プリンター10の第2搬送ローラー23のフロント側には挿入センサー53(図7)が配設されている。挿入センサー53は、例えば搬送経路Cを挟んで対向配置された発光部(LED等)と受光部(フォトトランジスター等)とにより構成される透過型光センサーであり、手差口15から手差し挿入された記録媒体100を検出する。
図4に示すように、プラテン21の上には、細長い樹脂フィルム製のシートガイド60が主走査方向に延設されている。
図6に示すように、シートガイド60は、フロント側の辺がガイド支持部70により支持され、反対側の辺はプラテン21の上面に接する。記録媒体100が手差口15から挿入され搬送経路Cを記録ヘッド18に向けて搬送されると、記録媒体100の記録面にシートガイド60が接し、このシートガイド60の上にギャップローラー41が当接する。
また、ギャップローラー41は、記録ヘッド18が記録ワイヤーを突出する面よりもフロント側に位置し、フロント側から伸びるシートガイド60にギャップローラー41の周面の一部が乗っていて、キャリッジ19の走査時にはギャップローラー41がシートガイド60上を往復移動する。
右サイドフレーム17には、ガイド支持部70に隣接する押えレバー76が設けられる。押えレバー76は、右サイドフレーム17に回動自在に支持された回動軸78と、この回動軸78からガイド支持部70側へ突出する押え突起79と、押え突起79とは反対側の略上方に突出するカム当接部77とを備えて構成される。押えレバー76は、押えバネ(図示略)によって、図5および図6中の左回り方向に付勢される。押えレバー76の押え突起79は、ガイド支持部70のバネ受け板73の上に乗った状態で係合している。
これに対し、キャリッジ19が右サイドフレーム17側の端位置(待機位置)に移動すると、ギャップローラー41はシートガイド60の端から離脱し、シートガイド60への押圧力が解除される。とともに、キャリッジ19が待機位置に移動することで、キャリッジ19の右サイドフレーム17側の側面に形成されたカム斜面19Aが、カム当接部77に当接する。カム当接部77は、カム斜面19Aの接近に伴って、上記押えバネ(図示略)の付勢力に抗して下方に押し下げられ、押えレバー76が図中右回りに回転する。これに伴い、押えレバー76の押え突起79がバネ受け板73に加えていた押圧力が解け、代わって付勢バネ75の付勢力によってバネ受け板73が押し上げられる。そして、ガイド支持部70が図中左回りに回転し、度当たり部73Aが前方シート案内32に当たって停止する。
このため、キャリッジ19が待機位置にある間、ガイド支持部70は、バネ受け板73が上に、度当たり部73Aが下に位置した状態を保つ。すなわち、シートガイド60は、プラテン21から離れて上方に跳ね上げられている。
また、ギャップローラー41は、上記のようにプラテン21または記録媒体100の記録面に接しながら回転するローラーであって、空転を避けるため、その周面には摩擦係数が比較的高くなるようゴム等が配されている。この摩擦により、ギャップローラー41が記録媒体100に接した状態で記録媒体100を搬送することは難しくなっているが、記録媒体100とギャップローラー41との間にシートガイド60が介在することにより、記録媒体100とギャップローラー41との摩擦が減殺され、図中A方向に容易に搬送可能となる。
さらに、シートガイド60は、記録媒体100として綴じ目を有する冊子や通帳等、段差のあるものを用いた場合に、主走査方向に移動するギャップローラー41が段差をスムーズに乗り越えられるようにする作用をも有する。ここで、段差とは、記録媒体の高さ(厚み)が変化する箇所を指す。本実施形態では搬送方向に沿った直線状の段差を有する記録媒体100を用いた例を説明するが、例えば、記録媒体が、直線状の段差を複数有する構成や、複数の段差が交差した構成、曲線状の段差を有する構成であっても本発明を適用できる。
シートガイド60は、記録媒体100を行送りまたは記録媒体100の排出のために図中B方向に記録媒体100を搬送する際には、キャリッジ19を待機位置に移動させることで跳ね上げられ、記録媒体100から離れるので、搬送の障害になることがない。
このような場合、記録ヘッド18が待機位置または左サイドフレーム16側の端位置から記録媒体100に向けて搬送されると、記録ヘッド18の先端が記録媒体100の側端に衝突することが懸念される。通常であればギャップローラー41が記録媒体100を押さえているため記録ヘッド18が記録媒体100に衝突することはない。しかしながら、図6に示すように綴じ部102がギャップローラー41と記録ヘッド18との間にあると、ギャップローラー41が記録媒体100を押さえても、記録ヘッド18の直下の記録媒体100の厚みが大きいことと、記録媒体100が上方に膨らむことがあり得るので、記録ヘッド18が記録媒体100に接触する可能性がある。
図7に示すように、プリンター10は、CPU61、CPU61により実行されるプログラムおよびデータを一時的に記憶するRAM63、CPU61により実行される制御プログラム等を記憶する記憶手段としてのフラッシュメモリー64を備え、これらの各部はバス62を介して相互に接続される。また、バス62にはゲートアレイ(G/A)65が接続され、このゲートアレイ65には、記録ヘッド18、整列センサー52、挿入センサー53、媒体幅検出センサー55、およびモータードライバー66が接続される。ゲートアレイ65は、整列センサー52、挿入センサー53および媒体幅検出センサー55の出力電圧値を取得して、CPU61に出力する。また、ゲートアレイ65は、CPU61の制御のもとに記録ヘッド18を駆動して、記録ヘッド18が備える記録ワイヤー(図示略)の突出動作を行わせる。さらに、ゲートアレイ65は、CPU61の制御のもと、モータードライバー66を制御することにより、キャリッジ駆動モーター35、搬送モーター36、整列モーター37、および磁気モーター38の各モーターを駆動させる。
インターフェース67には、プリンター10外部のホストコンピューター68が接続される。ホストコンピューター68は、オペレーターの操作に従って、CPU61との間で各種情報を送受信する。この情報には、記録ヘッド18による記録の開始を指示する記録開始位置指定コマンド、記録コマンド、搬送コマンド、排出コマンド等の各種コマンド、記録媒体100に記録する文字や画像のデータ等が含まれる。ここで、記録開始位置指定コマンドには、記録媒体100のサイズ、記録媒体100の上端、下端、左端、右端の各端部から記録領域までの距離、記録領域における行数、1行あたりの桁数等が含まれる。なお、バス62に、入力操作を受け付ける操作部や動作結果等を表示する表示部を接続してもよい。
図8は、記録媒体100として通帳に記録をする際の動作を示す説明図である。図中、符号A、Bはプリンター10内部で搬送される向きとの関係を示す。
プリンター10は、綴じ部102を有する様々なサイズの通帳に記録を行うことが可能であり、プリンター10において使用される最も小さい通帳を通帳100a、最も大きい通帳を通帳100bとして図示する。通帳100a、100bは図中上側を先端としてプリンター10に挿入される。
範囲103a、103bは綴じ部102a、102bが完全に中心となる範囲に限らず、例えば、図6に示したようにギャップローラー41が記録ヘッド18よりもフロント側に位置する場合には、範囲103a、103bを、綴じ部102a、102bの基端側に偏った位置にしてもよい。記録ヘッド18が記録媒体100に接する可能性があるのは、ギャップローラー41と記録ヘッド18とが綴じ部102を挟んで反対側に位置している場合に限られるからである。
また、記録媒体100が、綴じ部102を持たない複写紙や単葉の紙である場合であっても、キャリッジ19の搬送速度を一時的に低速にすることで不具合を生じる可能性は無いので、プリンター10が記録媒体100の種類によらず上記の制御を行ってもよい。この場合、記録媒体100の種類等に関する設定が誤っていても、確実に記録媒体100と記録ヘッド18の衝突による不具合を回避できる。この場合、スループットが若干低下する可能性があるが、限られた短い範囲におけるキャリッジ19の操作速度を低下させるだけで、記録動作を停止させる場合等に比べてスループットへの影響は限定的であり、ほとんど全ての場合で利便性の低下を招くほどの影響を生じない。
この図9に示す動作は、CPU61によって、フラッシュメモリー64に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、実現される。この図9に示す動作の実行時、CPU61は制御手段として機能する。
プリンター10のCPU61は、挿入センサー53によって手差口15から記録媒体100が挿入されたことを検出すると(ステップS11)、整列モーター37によって整列板54を搬送経路Cに進出させて、搬送モーター36により第1搬送機構部24を駆動し、記録媒体100を整列させる(ステップS12)。CPU61は、整列センサー52の検出値に基づいて整列が完了したことを検出すると、ホストコンピューター68から送信された記録位置指定コマンドを受信し(ステップS13)、このコマンドにより指定された記録開始位置まで記録媒体100を搬送する(ステップS14)。
ここで、現在の記録位置が綴じ部領域W内でない場合(ステップS16;No)、CPU61は、ステップS15で受信したコマンドに従って1行または複数行の記録を実行するとともに、1行を記録する毎に搬送コマンドに従って記録媒体100を搬送する(ステップS17)。そして、現在セットされている記録媒体100に対する記録が完了したか否かを判別し(ステップS19)、記録が完了していない場合は(ステップS19;No)ステップS15に戻る。また、記録が完了した場合は(ステップS19;Yes)、CPU61はホストコンピューター68から送信される排紙コマンドを受信し(ステップS20)、記録媒体100を手差口15に向けて搬送し(ステップS21)、新しい記録媒体100が手差口15に挿入されるのを待つ待ち状態に移行して(ステップS22)、本処理を終了する。
この図10に示す動作は、CPU61によって、フラッシュメモリー64に記憶された制御プログラムを読み出して実行することにより、実現される。この図10に示す動作の実行時に、CPU61は制御手段として機能する。また、図10の動作において図9と同一の処理には、同一のステップ番号を付して説明を省略する。
一方、動作モードが通帳記録モードでない場合(ステップS31;No)、及び、通帳記録モードであるが縦綴じモードであった場合(ステップS32;Yes)、CPU61は、通常の操作速度のまま記録を行う。すなわち、CPU61は、記録開始位置指定コマンドにより指定された記録開始位置まで記録媒体100を搬送し(ステップS33)、ホストコンピューター68から記録コマンドと搬送コマンドを受信し(ステップS34)、受信したコマンドに従って1行または複数行の記録を実行するとともに、1行を記録する毎に搬送コマンドに従って記録媒体100を搬送する(ステップS35)。そして、現在セットされている記録媒体100に対する記録が完了したか否かを判別し(ステップS36)、記録が完了していない場合は(ステップS36;No)ステップS34に戻る。また、記録が完了した場合は(ステップS36;Yes)、CPU61はステップS20に移行する。
また、上記実施の形態においては、本発明をプリンター10に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、他の機器(複写機等)に組み込まれた記録装置に適用することも可能である。その他、上記実施の形態に係る他の細部構成についても、任意に変更可能であることは勿論である。
Claims (5)
- 厚みが変化する段差を有する記録媒体に記録を行う記録装置において、
前記記録媒体を搬送する搬送手段と、
キャリッジに搭載された記録ヘッドと、
前記記録媒体の搬送方向において前記記録ヘッドと異なる位置で、前記記録ヘッドとともに前記キャリッジに搭載され、前記記録媒体の記録面に接して前記記録面と前記記録ヘッドとのギャップを設定するギャップローラーと、
前記キャリッジを前記記録媒体上で、前記記録媒体の搬送方向に直交する主走査方向に走査させるキャリッジ駆動手段と、
前記キャリッジ駆動手段を制御する制御手段と、
前記記録媒体を、前記段差が前記主走査方向に沿う向きで、前記搬送方向に搬送する場合に、前記段差の位置を含むように予め設定された段差領域を記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、前記キャリッジ駆動手段を制御して、前記段差領域においては前記段差領域の外よりも低速で前記キャリッジを走査させること、
を特徴とする記録装置。 - 前記記憶手段は、前記記録媒体の搬送方向先端からの距離により規定される前記段差領域の位置及び大きさに関する情報を記憶すること、
を特徴とする請求項1記載の記録装置。 - 段差を持たない記録媒体に対して記録可能に構成され、
前記制御手段は、前記段差を有する記録媒体及び前記段差を持たない記録媒体のいずれに対しても、前記段差領域で前記段差領域の外よりも低速で前記キャリッジを走査させること、
を特徴とする請求項1または2記載の記録装置。 - 前記制御手段は、段差を持たない記録媒体に記録を行う通常記録モードと、
前記段差を有する前記記録媒体を、前記段差が前記搬送方向に沿う向きで、前記搬送方向に搬送して記録する第1の綴じモードと、
前記段差を有する前記記録媒体を、前記段差が前記主走査方向に沿う向きで、前記搬送方向に搬送して記録する第2の綴じモードと、を切り替え可能であり、
前記第2の綴じモードのみ、前記段差領域で前記段差領域の外よりも低速で前記キャリッジを走査させること、
を特徴とする請求項1または2記載の記録装置。 - キャリッジに搭載された記録ヘッドと、厚みが変化する段差を有する記録媒体を搬送する搬送手段と、前記記録媒体の搬送方向において前記記録ヘッドと異なる位置で、前記記録ヘッドとともに前記キャリッジに搭載され、前記記録媒体の記録面を押圧するギャップローラーと、前記キャリッジを前記記録媒体上で、前記記録媒体の搬送方向に直交する主走査方向に往復走査させるキャリッジ駆動手段とを備え、前記記録媒体に記録を行う記録装置の制御方法であって、
前記記録媒体を、前記段差が前記主走査方向に沿う向きで、前記搬送方向に搬送する場合に、前記段差の位置を含むように予め設定された段差領域を記憶し、前記キャリッジ駆動手段を制御する制御手段は、前記キャリッジ駆動手段を制御して、前記段差領域においては前記段差領域の外よりも低速で前記キャリッジを走査させること、
を特徴とする記録装置の制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010282646A JP5861253B2 (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 記録装置、および、記録装置の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010282646A JP5861253B2 (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 記録装置、および、記録装置の制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012131044A JP2012131044A (ja) | 2012-07-12 |
JP5861253B2 true JP5861253B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=46647234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010282646A Expired - Fee Related JP5861253B2 (ja) | 2010-12-20 | 2010-12-20 | 記録装置、および、記録装置の制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5861253B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE356619B (ja) * | 1971-09-29 | 1973-05-28 | Philips Svenska Ab | |
JPH07117277A (ja) * | 1993-10-25 | 1995-05-09 | Brother Ind Ltd | シリアルプリンタの印字制御装置 |
JPH11198476A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Seiko Epson Corp | プリンタにおける通帳の送り機構 |
JP2002292947A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-09 | Internatl Business Mach Corp <Ibm> | 印刷装置および印刷装置の制御方法 |
JP2002292948A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Toshiba Tec Corp | 冊子プリンタ |
-
2010
- 2010-12-20 JP JP2010282646A patent/JP5861253B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012131044A (ja) | 2012-07-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2004042372A (ja) | 記録装置 | |
US9460374B2 (en) | Printer and printer control method | |
US20090087239A1 (en) | Image recording apparatus | |
JP2011146835A (ja) | 光学読取装置、光学読取装置の制御方法、及び、プログラム | |
US7083245B2 (en) | Recording apparatus | |
JP5779896B2 (ja) | 記録装置、および、記録装置の制御方法 | |
JP5188143B2 (ja) | 印刷装置及び印刷方法 | |
JP5691323B2 (ja) | 電子機器、電子機器の制御方法、及び、プログラム | |
US8964195B2 (en) | Recording device for detecting the length of a recording medium, a control device, a control method for a recording device and a recording medium | |
JP4314174B2 (ja) | 記録装置及び該装置における記録媒体の搬送制御方法 | |
JP4844129B2 (ja) | 記録装置、記録装置の制御方法、制御プログラム、および、コンピュータシステム | |
JP4078241B2 (ja) | 記録装置 | |
JP2012025078A (ja) | 情報読取印刷装置、情報読取印刷装置の制御方法及び制御プログラム | |
US8038241B2 (en) | Inkjet recording device | |
JP4877500B2 (ja) | トレイの判別方法、記録装置および液体噴射装置 | |
JP5861253B2 (ja) | 記録装置、および、記録装置の制御方法 | |
JP2019211524A (ja) | 記録装置および記録装置の制御方法 | |
JP4735383B2 (ja) | 記録装置、および、記録装置の制御方法 | |
JP5018389B2 (ja) | 記録装置及び記録装置の制御方法 | |
JP2007230721A (ja) | 記録装置、及び、記録装置の制御方法 | |
JP5664047B2 (ja) | 複合機、複合機の制御方法、及び、プログラム | |
JP2009223947A (ja) | 記録装置、及び、記録装置の制御方法 | |
JP2011032004A (ja) | 光学読取装置、及び、記録装置 | |
JP2014046459A (ja) | 電子機器、および電子機器の制御方法 | |
US20230302831A1 (en) | Recording apparatus |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131213 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140929 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141007 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141204 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150421 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150617 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5861253 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |