JP5716964B2 - 冷却装置 - Google Patents
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Description
(冷却装置)
以下、本発明の実施形態1を、図1ないし図7を参照しつつ説明する。図1は、実施形態1に係る冷却装置1の斜視図であり、図2は、冷却装置1の平面図であり、図3は、冷却装置1の分解斜視図である。本実施形態の冷却装置1は、筒状の放熱シンク(ヒートシンク)2と、この放熱シンク2に取り付けられるDC−DCコンバータ3と、これらを収容するハウジング4とを備えている。
図1及び図2に示されるように、冷却装置1の外側部分には、外観形状が略直方体であるハウジング4が設けられている。そして、このハウジング4の両側面からは、DC−DCコンバータ3が備える入力端子T1,T2と、出力端子T3,T4とがそれぞれ露出されている。
放熱シンク2は、DC−DCコンバータ3を冷却するために利用される。図4は、放熱シンク2の斜視図であり、図5は、放熱シンク2の正面図である。図4及び図5に示されるように、放熱シンク2の外観形状は、概ね前後方向に延びた角筒状をなしている。放熱シンク2は、前後方向に長く延びた筒状(角筒状)の壁部21と、この壁部21で囲まれた冷媒流通路22とを備えている。なお、放熱シンク2は、少なくとも熱伝導性を有する材料を加工したものからなる。熱伝導性を有する材料としては、この種の放熱シンクに利用される一般的な材料が適用できる。具体的には、アルミニウム等の熱伝導率が高い(放熱性に優れる)金属材料が挙げられる。本実施形態の放熱シンク2は、アルミニウムを所定形状に加工したものからなる。加工方法としては、押出成形、鋳造等の公知の加工方法が利用される。
DC−DCコンバータ3は、上述したように、直流電源から供給される高圧の直流電圧(例えば、300V)を、低圧バッテリの規定電圧(例えば、12V)にまで降圧するために利用される。図6は、DC−DCコンバータ3の回路図である。ここで、先ず、図3及び図6を参照しつつ、DC−DCコンバータ3の各部品及びそれらの機能について説明する。
本明細書において、通電によって発熱する部品のことを、「発熱部品」と称する。本実施形態の場合、DC−DCコンバータ3を構成する各部品が、発熱部品に相当する。具体的には、スイッチング素子(FET)S、トランス33、平滑コイル35a、整流素子34(FET)、コンデンサ31a、コンデンサ35b等が発熱部品として挙げられる。
ここで、図3及び図7等を参照しつつ、DC−DCコンバータ3の各構成部品が、放熱シンク2に固定される個所を説明する。図7は、図2のA−A’線における冷却装置1の断面図である。図7等に示されるように、放熱シンク2の外面23b上には、コンデンサ31a等が実装された基板30aが固定される。この基板30aの下面側には、各実装品の端子等が突出している。そのため、端子等の突出した部分が放熱シンク2の外面23bに対して直接、触れないように、前記基板30aは、張出部27,28上に架け渡された状態で固定される。なお、張出部27,28には、複数のネジ孔6が設けられている。また、基板30aにも前記ネジ孔6の位置に対応した複数のネジ孔5が設けられている。これらのネジ孔5,6同士にネジ7を挿し込むと共に、ネジ7をネジ孔6に螺着することによって、コンデンサ31a等が実装された基板30aが、放熱シンク2の外面23b上に固定される。
以下、本実施形態の冷却装置1の作用・効果等を説明する。冷却装置1が備える筒状(角筒状)の放熱シンク2は、その外面23を、全てDC−DCコンバータ3の各構成部品(発熱部品)の搭載スペースとして利用することができる。具体的には、4つの外面23(23a,23b,23c,23d)が、それぞれ前記搭載スペースとして利用できる。そのため、本実施形態の放熱シンク2は、従来と比べて、外面23を、発熱部品の搭載スペースとして有効利用できる。そして、発熱部品を高密度で放熱シンク2に取り付けることができる。
次いで、図8ないし図10を参照しつつ、本発明の実施形態2について説明する。図8は、実施形態2に係る冷却装置1Aの斜視図であり、図9は、冷却装置1Aの分解斜視図であり、図10は、冷却装置10の背面図である。図8等に示されるように、本実施形態2の冷却装置1Aは、概ね、上述した実施形態1の冷却装置1に、空冷ファン(ファン装置)8を取り付けた構成となっている。したがって、本実施形態では、主として、空冷ファン8について説明する。なお、実施形態1と同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1等では、放熱シンク2として角筒状のものが利用されていたが、他の実施形態においては、外面上に発熱部品を固定できるものであれば、他の形状(筒状)の放熱シンク2を利用してもよい。例えば、円筒状、断面形状が三角状の三角筒状、断面が五角形状の五角筒状、断面が六角形状の六角筒状等が挙げられる。
Claims (6)
- 一端から他端に向かって貫通した孔からなり冷媒を流通させる冷媒流通路と、この冷媒流通路を取り囲むと共に熱伝導性を有する筒状の壁部と、を有する放熱シンクと、
前記壁部の外面上に固定される発熱部品と、を備え、
前記放熱シンクは、
前記壁部の一端側において前記外面よりも外側に向かって凸状に張り出しつつ一方向に沿って形成される第1張出部と、前記壁部の他端側において前記外面よりも外側に向かって凸状に張り出しつつ前記一方向に沿って形成される第2張出部とを有し、
前記発熱部品が、前記外面に対して直接、触れないように、前記第1張出部と前記第2張出部に架け渡された状態で固定される冷却装置。 - 前記冷媒流通路の一端から他端に向かって冷媒が流通するように前記壁部の端面に設けられる冷媒流通装置を備える請求項1に記載の冷却装置。
- 前記冷媒流通装置が、ファン装置からなる請求項2に記載の冷却装置。
- 前記壁部は、その内面上に突出した放熱フィンを有する請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の冷却装置。
- 前記壁部は、角筒状である請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の冷却装置。
- 前記発熱部品が、基板と、端子等の突出部が前記基板の板面よりも突出した状態で前記基板に実装される実装品とを有し、前記突出部が前記外面に対して直接、触れないように、前記基板が前記第1張出部と前記第2張出部に架け渡された状態で固定される請求項1に記載の冷却装置。
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