JP5710214B2 - 入力装置および入力装置の制御方法 - Google Patents
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Description
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
一端が前記タッチセンサに装着され、反対の他端が開放された圧電素子と、
前記圧電素子の出力に基づいて前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出して、該押圧荷重が触感を呈示する基準を満たすか否かを判定する荷重検出部と、
前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記タッチ面を押圧している押圧対象に対して触感を呈示するように前記圧電素子を駆動する圧電素子駆動部と、を備え、
前記荷重検出部は、前記圧電素子駆動部により前記圧電素子が駆動された後、所定時間経過してから前記押圧荷重の検出を再開する、
ことを特徴とするものである。
前記圧電素子に蓄積された残留電荷を放電する放電回路をさらに有し、
前記放電回路は、前記所定時間の間に前記圧電素子に蓄積されている残留電荷を放電する、
ことを特徴とするものである。
前記所定時間は40ms以下である、
ことを特徴とするものである。
タッチ入力を検出するタッチセンサと、
一端が前記タッチセンサに装着され、反対の他端が開放された圧電素子と、
前記圧電素子の出力に基づいて前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出して、該押圧荷重が触感を呈示する基準を満たすか否かを判定する荷重検出部と、
前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記タッチ面を押圧している押圧対象に対して触感を呈示するように前記圧電素子を駆動する圧電素子駆動部と、を備える入力装置の制御方法であって、
前記前記圧電素子を前記荷重検出部または前記圧電素子駆動部に選択的に接続するようにして、
前記圧電素子が前記荷重検出部に接続された状態で、前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記圧電素子を前記荷重検出部から前記圧電素子駆動部へ接続を切換えて、前記圧電素子駆動部により前記圧電素子を駆動するステップと、
次に、前記圧電素子の駆動後、前記圧電素子を前記圧電素子駆動部から前記荷重検出部へ接続を切換えて、所定時間経過してから前記荷重検出部による前記押圧荷重の検出を再開するステップと、
を含むことを特徴とするものである。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る入力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。この入力装置は、タッチセンサ11、表示部12、圧電素子13、接続切換部14、圧電素子駆動部15、および、各部の動作を制御する制御部17を有する。
図4は、図1に示したタッチセンサ11、表示部12および圧電素子13の実装構造の一例の概略構成を示すもので、図4(a)は要部断面図、図4(b)は要部平面図である。表示部12は、筐体31内に収納保持する。表示部12上には、弾性部材からなるインシュレータ32を介して、タッチセンサ11を保持する。なお、本実施の形態では、タッチセンサ11を、図4(b)に仮想線で示す表示部12の表示領域Aから外れた4隅に配設したインシュレータ32を介して表示部12上に保持する。
触感を呈示する押圧荷重の基準は、例えば、表現したい押しボタンスイッチの押下時の荷重特性に応じて適宜設定することができる。例えば、この基準は、タッチセンサ11がタッチ入力に反応する荷重と同じに設定(タッチセンサ11のタッチ入力の反応と触感を呈示するタイミングを同じに設定)してもよいし、タッチセンサ11がタッチ入力に反応する荷重よりも高い荷重に設定(タッチセンサ11のタッチ入力の反応よりも触感を呈示するタイミングを遅くする設定)してもよい。例えば、本実施の形態に係る入力装置を携帯端末に適用する場合においては、好ましくは、タッチセンサ11がタッチ入力に反応する荷重以上(タッチセンサ11のタッチ入力の反応よりも触感を呈示するタイミングを遅くする設定)に設定するとよい。また、さらに、この荷重設定も、年配のユーザは重めに(より遅く)、頻繁にメールをするユーザは軽めに(より早く)設定できるように、ユーザにおいて自由に設定できるようにするとよい。
圧電素子駆動部15により圧電素子13を駆動する駆動信号は、呈示する触感に応じて適宜設定することができる。例えば、携帯端末に使用されている押しボタンスイッチを押下した際に得られる「カッ」と感じられるリアルなクリック触感を呈示する場合は、上記の基準の荷重が加わった時点で、例えば、100Hz〜200Hz、好ましくは170Hzの一定周波数のサイン波1周期分を、駆動信号として圧電素子13に印加して、タッチセンサ11のタッチ面を、基準の押圧荷重が加わった状態で約15μm振動させる。これにより、タッチセンサ11のタッチ面を押圧している押圧対象(押圧物)を介して、操作者にリアルなクリック触感を呈示して、入力操作が完了したことを認識させることができる。同様に、「カッ」よりも硬質な「カチ」と感じられるクリック触感を呈示する場合は、駆動信号として、200Hz〜500Hz程度の正弦波信号または矩形波信号を1周期分印加する。
図5は、本発明の第2実施の形態に係る入力装置の概略構成を示す機能ブロック図である。この入力装置は、図1に示した構成において、圧電素子13に放電回路16を接続し、この放電回路16により圧電素子13の駆動後に、該圧電素子13に残留する電荷を強制的にアースに放電するようにしたものである。
図7は、本発明の第3実施の形態に係る入力装置の概略動作を説明するタイミングチャートである。本実施の形態に係る入力装置は。図5に示した構成において、タッチセンサ11のタッチ面から押圧対象がリリースする際にも触感を提示する。このため、荷重検出部18には、押圧時に触感を呈示するための基準の荷重に相当する第1基準電圧Vref1(第1,2実施の形態の基準電圧Vrefに相当)と、リリース時に触感を呈示するための基準の荷重に相当する第2基準電圧Vref2を設定する。なお、第2基準電圧Vref2は、第1基準電圧Vref1と極性を異ならせる。以下、図5を参照しながら、本実施の形態に係る入力装置の概略動作を説明する。
11a タッチ面
12 表示部
13 圧電素子
14 接続切換部
15 圧電素子駆動部
16 放電回路
17 制御部
18 荷重検出部
31 筐体
32 インシュレータ
33 アッパカバー
34 インシュレータ
42 スイッチングトランジスタ
Claims (4)
- タッチ入力を検出するタッチセンサと、
一端が前記タッチセンサに装着され、反対の他端が開放された圧電素子と、
前記圧電素子の出力に基づいて前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出して、該押圧荷重が触感を呈示する基準を満たすか否かを判定する荷重検出部と、
前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記タッチ面を押圧している押圧対象に対して触感を呈示するように前記圧電素子を駆動する圧電素子駆動部と、を備え、
前記荷重検出部は、前記圧電素子駆動部により前記圧電素子が駆動された後、所定時間経過してから前記押圧荷重の検出を再開する、
ことを特徴とする入力装置。 - 前記圧電素子に蓄積された残留電荷を放電する放電回路をさらに有し、
前記放電回路は、前記所定時間の間に前記圧電素子に蓄積されている残留電荷を放電する、
ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 前記所定時間は40ms以下である、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の入力装置。 - タッチ入力を検出するタッチセンサと、
一端が前記タッチセンサに装着され、反対の他端が開放された圧電素子と、
前記圧電素子の出力に基づいて前記タッチセンサのタッチ面に対する押圧荷重を検出して、該押圧荷重が触感を呈示する基準を満たすか否かを判定する荷重検出部と、
前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記タッチ面を押圧している押圧対象に対して触感を呈示するように前記圧電素子を駆動する圧電素子駆動部と、を備える入力装置の制御方法であって、
前記前記圧電素子を前記荷重検出部または前記圧電素子駆動部に選択的に接続するようにして、
前記圧電素子が前記荷重検出部に接続された状態で、前記荷重検出部が前記基準を満たすと判定した際に、前記圧電素子を前記荷重検出部から前記圧電素子駆動部へ接続を切換えて、前記圧電素子駆動部により前記圧電素子を駆動するステップと、
次に、前記圧電素子の駆動後、前記圧電素子を前記圧電素子駆動部から前記荷重検出部へ接続を切換えて、所定時間経過してから前記荷重検出部による前記押圧荷重の検出を再開するステップと、
を含むことを特徴とする入力装置の制御方法。
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JP2010247733A JP5710214B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 入力装置および入力装置の制御方法 |
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JP2010247733A JP5710214B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 入力装置および入力装置の制御方法 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010247733A Active JP5710214B2 (ja) | 2010-11-04 | 2010-11-04 | 入力装置および入力装置の制御方法 |
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