JP5671941B2 - 板状被印刷体供給方法と装置 - Google Patents
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Description
さらに図6(C)に示したように、バキュームパッド(4)を上方に持ち上げて先頭の冊子1冊のみを取り出して次工程に送ろうとするが、このときに先頭の冊子と隣接する冊子の間の摩擦抵抗が大きいと、持ち上げに大きな力を要するのみならず先頭の冊子と一緒に隣接する冊子までも取り出してしまうということが起こる。
冊子を単純に横積みして取り出し口方向に押してから1冊づつ取り出す上記の方式だと、冊子全体の搬送方向の圧力が先頭部分に集中するために、特に先頭付近の冊子間の摩擦負荷が大きく、取り出しが出来なかったり、複数の冊子を重ねて取り出してしまうという問題点があった。
あって、横積みされた板状被印刷体全体を、取り出し方向に一旦押圧し、横積みされた板状被印刷体の少なくとも先頭部を除く上部を圧接し、上部を圧接しながら取り出し方向から一定量戻し、先頭部の板状被印刷体から1つづつ取り出すことで、搬送ベルト上に横積みにした冊子やカードの列からプリンタに1つづつ確実に板状被印刷体の自動供給が出来るようになった。
(A)は搬送ベルトを右回転させ、横積みされた冊子全体をストッパー方向(冊子取り出し方向)に押したとき、(B)は搬送ベルトを逆回転させて冊子全体を一定量戻したとき、(C)は先頭の冊子をバキュームヘッド(吸着パッド)で吸引して引き上げたときの工程をそれぞれ示す。
(A)は搬送ベルトを右回転させ、横積みされた冊子全体をストッパー方向(冊子取り出し方向)に押したとき、(B)は搬送ベルトを逆回転させて冊子全体を一定量戻したとき、(C)は先頭の冊子をバキュームヘッド(吸着パッド)で吸引して引き上げるときの状態をそれぞれ示す。
以下の説明では板状被印刷体の例としてパスポート冊子の場合を示したが、もちろんこれに限られるものではない。
ストッパー(3)と先頭冊子の空隙の間隔が若干発生する場合であっても、搬送ベルト(2)を保持しつつ冊子と連動して移動する倒れ防止板(16)に規制された部分の冊子からの圧力が軽減されていることによって、先頭冊子はほぼ直立状態を保つことが出来る。
このとき、先頭のパスポート冊子には図1(B)の状態で搬送ベルト(2)を逆方向に駆動させたことにより、厚み方向には力が掛かっていないのでバキュームヘッド(4)で吸着して上方へ引き上げる際の抵抗は小さく、隣接する冊子とのすべりが良いので確実に先頭の1冊だけを引き上げて取り出すことが出来る。
図4は本発明に係る板状被印刷体供給方法に用いる装置の倒れ防止板周辺の部分概略構成図である。
(A)は搬送方向を右側に見た正面図を(B)は取り出し方向(先頭方向:前方)から見た側面図をそれぞれ示した。
図5は本発明に係る板状被印刷体供給方法に用いる装置の倒れ防止板周辺の動作位置関連図である。
冊子の搬送方向を右側に見た場合の各パーツの待機位置を三角(▽)で、移動範囲を矢印(←→)で示した。
倒れ防止板は図4に示したように搬送ベルト上に横積みされた冊子(1)の上面から圧接する板状のたとえばゴムパッドのような弾性体であり、前後の駆動はベルト保持機構(
14)の保持/開放によって搬送ベルト(2)の走行に連動する。
倒れ防止板(16)の動作範囲を所定の範囲に規制するためのセンサー(図示せず)を設けて規定範囲内のみ移動するようにすることも可能である。
冊子が前方に移動してくると先頭冊子の圧力によって圧縮バネが縮んで受け板の位置が前方(図の右側)に移動し壁(15)の後方の位置で均衡する。
冊子が前方に搬送され冊子受け板(12)を前方へ押し込んだ位置で停止するとバキュームヘッド(4)はスプリングは縮めたまま冊子吸着のため先頭冊子の表面まで移動し、吸着後は冊子の後方への戻し搬送にならってスプリングが戻る。
スプリングが伸びきったらそれ以上は移動せずに冊子の後方への搬送が停止した時点で吸着した先頭冊子を持ち上げる。冊子を次工程に引き渡した後はバキュームヘッド(4)は待機位置に戻る。
各パーツの動作位置の関連の例は図5に示したので説明は省略する。
図2の(A)は横積みされた板状被印刷体全体をストッパー方向(板状被印刷体取り出し方向)に押すために搬送ベルトの右回転を開始するときの状態を、(B)は板状被印刷体全体を搬送ベルトを右回転させてストッパ−に押し付けた状態、(C)は倒れ防止板を板状被印刷体上面に圧接しながら搬送ベルトを逆回転させて板状印刷物全体を一定量戻したのち先頭の板状被印刷体をバキュームパッドで吸引して引き上げたときの状態をそれぞれ示す。
次に、搬送ベルト(2)を回転させて右側に移動させ、横積みされたパスポート冊子(1)全体をパスポート冊子取り出し方向(前方)に移動させる。
この時倒れ防止板(16)は冊子上面に圧接しながらベルト保持機構(14)でベルトに保持された状態で移動する。搬送ベルト(2)の前進と後進の繰り返し時には待機位置で倒れ防止板(16)を上方に持ち上げてパスポート冊子(1)への圧接を解除すると共に搬送ベルトの保持機構(14)も開放する。
次にバキュームヘッド(4)に接続された真空ポンプ(図示せず)を作動させ、バキュームヘッドを先頭の冊子表面に押し当てて先頭の冊子を吸着する。
次に先頭の数冊分を除いた規定の位置(待機位置:図5参照)で倒れ防止板(16)を下げて冊子上面に圧接すると同時に、倒れ防止板に付属しているベルト保持機構(14)により搬送ベルト(2)を挟む。
この時に、倒れ防止板(16)で押さえられていない先頭の数冊の冊子は多少前後に傾くが、次に搬送ベルト(2)を前進させて冊子受け板(12)に押し付ける過程でこの傾きは矯正されて当初の状態と同様の整列状態になる。
した板状被印刷体の列からプリンタに1つづつ板状被印刷体を自動的に供給する板状被印刷体供給方法であって、横積みされた板状被印刷体全体を、取り出し方向に一旦押圧し、横積みされた板状被印刷体の少なくとも先頭部を除く上部を圧接し、上部を圧接しながら取り出し方向から一定量戻し、先頭部の板状被印刷体から1つづつ取り出すことで、搬送ベルト上に横積みにした冊子やカードの列からプリンタに1つづつ確実に板状被印刷体の自動供給が出来るようになった。
さらに、簡単かつ確実に板状被印刷体を一旦押し切った位置を正確に判定できて一定量の戻しが行え、先頭の板状被印刷体のバキュームヘッドによる吸着を安定させて確実な供給が可能となった。
2…搬送ベルト
3…ストッパー
4…バキュームヘッド(吸着パッド)
5…板状被印刷体倒れ防止機構
6…回転ローラ
7…スプリング
8…リミットスイッチ
9…モーター
10…軸
11…リミットスイッチ作動板
12…冊子受け板
13…ベルト駆動プーリ
14…ベルト保持機構
15…壁(規準)
16…倒れ防止板
Claims (3)
- 搬送ベルト上に横積みにした板状被印刷体の列からプリンタに1つずつ板状被印刷体を自動的に供給する板状被印刷体供給方法であって、横積みされた板状被印刷体全体を、搬送ベルトの移動により取り出し方向に一旦押圧し、横積みされた板状被印刷体の少なくとも先頭部を除く上部を倒れ防止板で圧接し、上部を圧接しながら搬送ベルトの移動により取り出し方向から一定量戻し、先頭部の板状被印刷体から1つずつバキュームヘッドで吸着して取り出すことを特徴とする板状被印刷体供給方法。
- 板状被印刷体が冊子であることを特徴とする請求項1に記載の板状被印刷体供給方法。
- 搬送ベルト上に横積みにした板状被印刷体の列からプリンタに1つずつ板状被印刷体を自動的に供給する板状被印刷体供給装置であって、横積みされた板状被印刷体全体を、取り出し方向に一旦押圧し、取り出し方向から一定量戻すための駆動される搬送ベルトと、板状被印刷体を一定量戻す際、横積みされた板状被印刷体の少なくとも先頭部を除く上部に圧接され搬送ベルトの移動にともなって前後に移動する倒れ防止板を備えていることを特徴とする、板状被印刷体供給装置。
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