JP5520788B2 - 流体配管系の開閉弁撤去工法と流体配管用フランジ蓋及び流体配管系の開閉弁取付け構造 - Google Patents
流体配管系の開閉弁撤去工法と流体配管用フランジ蓋及び流体配管系の開閉弁取付け構造 Download PDFInfo
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Description
前記開閉弁の下流側の連結フランジに、前記開閉弁内を通して流体管部内に挿入可能な縮径状態と流体管部の流路を遮断する拡径状態とに切り替え可能な閉塞手段と当該閉塞手段を収納する遮断作業ケースとを備えた流路遮断装置の前記遮断作業ケースを取付け、開弁操作された開閉弁内を通して流体管部内に縮径状態の閉塞手段を挿入し、この閉塞手段を拡径状態に切り替え操作して流体管部の流路を遮断する工程、
前記閉塞手段を拡径状態に維持したまま流体管部の連結フランジから開閉弁及び流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記流体管部の連結フランジに、当該流体管部の流路に連通する栓装着口を貫通形成してあるフランジ本体と、当該フランジ本体の栓装着口を密封する中栓とを備えたフランジ蓋の前記フランジ本体を取付ける工程、
前記フランジ本体に作業用開閉弁を介して前記流路遮断装置の遮断作業ケースを取付け、この遮断作業ケース内に、流体管部内で縮径状態に切り替えられた閉塞手段をフランジ本体の栓装着口と開弁操作された作業用開閉弁とを通して回収したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作して当該作業用開閉弁から流路遮断装置の閉塞手段及び遮断作業ケースを撤去する工程、
前記作業用開閉弁に、前記中栓を装着してある栓装着治具を備えた栓装着作業ケースを取付け、この栓装着作業ケース内の中栓を開弁操作された作業用開閉弁を通してフランジ本体側に送り込み、前記栓装着治具で中栓をフランジ本体の栓装着口に装着する工程、
前記フランジ蓋のフランジ本体から作業用開閉弁及び栓装着作業ケースを撤去する工程、
を備えた点にある。
前記開閉弁に、前記中栓を装着してある栓装着治具を備えた栓装着作業ケースを取付け、この栓装着作業ケース内の中栓を開弁操作された開閉弁を通してフランジ本体側に送り込み、前記栓装着治具で中栓をフランジ本体の栓装着口に装着する工程、
前記フランジ蓋のフランジ本体から開閉弁及び栓装着作業ケースを撤去する工程、
を備えた点にある。
前記開閉弁の下流側の連結フランジに、前記開閉弁内を通して流体管部内に挿入可能な縮径状態と流体管部の流路を遮断する拡径状態とに切り替え可能な閉塞手段と当該閉塞手段を収納する遮断作業ケースとを備えた流路遮断装置の前記遮断作業ケースを取付け、開弁操作された開閉弁内を通して流体管部内に縮径状態の閉塞手段を挿入し、この閉塞手段を拡径状態に切り替え操作して流体管部の流路を遮断する工程、
前記閉塞手段を拡径状態に維持したまま流体管部の連結フランジから開閉弁及び流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記流体管部の連結フランジに、前記閉塞手段が縮径状態で通過可能な貫通口を形成してあるフランジ蓋を取付け、このフランジ蓋に前記流路遮断装置の遮断作業ケースを取付ける工程、
前記流体管部の連結フランジとフランジ蓋との外周面に、これら両者の外周面側を密封する遮断作業カバーと、当該遮断作業カバーに収納可能で、且つ、前記流体管部の連結フランジとフランジ蓋とを締付け固定する締結具の緩み操作に伴って前記両者間に流体圧で形成される隙間を通して流体管部の流路を遮断する薄板状の仕切板弁とを備えた遮断作業弁を取付ける工程、
前記流体管部内で縮径状態に切り替えられた閉塞手段を、フランジ蓋の貫通口を通して流路遮断装置の遮断作業ケース内に回収したのち、前記遮断作業弁の仕切板弁を流路遮断位置に操作して流体管部の流路を遮断し、前記フランジ蓋から流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記フランジ蓋にこれの貫通口を密閉する密閉フランジ蓋を取付ける、又は、フランジ蓋の貫通口に当該貫通口を密封する中栓を装着したのち、前記流体管部の連結フランジ及びフランジ蓋から前記遮断作業弁の遮断作業カバーを撤去する工程、
を備えた点にある。
前記中栓が、当該中栓を装着してある栓装着治具を備え前記開閉弁に取付けられた栓装着作業ケースの前記栓装着治具により、前記フランジ本体の栓装着口に密封状態で装着された状態で、前記中栓の離脱を阻止する押え蓋が、前記開閉弁を撤去後の前記フランジ本体に取付けられている点にある。
図1は流体配管系の途中の管接続構造を示し、流体管の一例である鋳鉄管製の水道管1の途中に上方に一体的に突出形成された分岐管部(流体管部の一例)2の連結フランジ2Aに、開閉弁の一例である補修弁3の上流側端部に形成された連結フランジ部3Aが、ボルト4A・ナット4Bからなる締結具4にて脱着自在に水密状態で固定連結されているとともに、前記補修弁3の下流側端部に形成された連結フランジ部3Bには、流体機器の一例である空気弁6の上流側端部に形成された連結フランジ6Aが、ボルト4A・ナット4Bからなる締結具4にて脱着自在に水密状態で固定連結されている。
〔1〕図2は、前記補修弁3のボール弁体3Cの操作レバー3Dを閉弁操作し、当該補修弁3の下流側連結フランジ部3Bに連結されている空気弁6を撤去したのち、前記補修弁3の下流側連結フランジ部3Bに、前記流路遮断装置Aの遮断作業ケース13の連結フランジ13Aを水密状態で固定連結する工程を示す。
また、フランジ本体31と作業用開閉弁42の上流側連結フランジ42Aとの対向面間には、シートパッキン等のシール材(図示せず)が介装されている。
つまり、前記締結具4のボルト4A・ナット4Bの螺合固定を解除して、前記作業用開閉弁42の下流側連結フランジ42Bから栓装着作業ケース43の連結フランジ43Aを撤去したのち、第2締結具29のボルト29Aと下流側である上方側に位置するナット29Bとの螺合固定を解除して、フランジ本体31から作業用開閉弁42を撤去する。
この新たな補修弁3の下流側の連結フランジ3Bに、前記栓装着治具Cを備えた栓装着作業ケース43の連結フランジ43Aを水密状態で固定連結(図15参照)し、開弁操作された補修弁3を通して栓装着治具Cの操作ロッド40をフランジ本体31側に送り込み、この操作ロッド40の雄ネジ部40aを、フランジ本体31の栓装着口32に装着されている中栓33のネジ穴38に螺合連結(図9参照)し、前記〔6〕で述べた中栓装着工程とは逆の手順で操作ロッド40を操作して、中栓33をフランジ本体31の栓装着口32から取り外し、操作ロッド40の先端に螺合連結されている中栓33を新たな補修弁3内の流路を通して栓装着作業ケース43内に回収(図8参照)する。
上述の第1実施形態では、前記中栓33の係止部34を前記脱着通路35と係止通路36とのL字状係合通路に沿って係合操作することにより、中栓33をフランジ本体31の栓装着口32に抜止め状態で装着したが、図18に示すように、中栓33をフランジ本体31の栓装着口32にネジで螺合装着するフランジ蓋Bを用いて実施してもよい。
但し、前記分岐管部2の流路を流路遮断装置Aの閉塞手段A1で遮断し、前記第1操作軸14及び第2操作軸15から第1押え操作杆23と第2押え操作杆24及び遮断作業ケース13を撤去する工程までは、上述の第1実施形態の図1〜図4に基づいて説明した工程と同一であるため、それ以降の工程について説明する。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
上述の第1実施形態では、前記分岐管部2の流路を流路遮断装置Aの閉塞手段A1で遮断し、前記第1操作軸14及び第2操作軸15から第1押え操作杆23と第2押え操作杆24及び遮断作業ケース13を撤去する工程(図4参照)後において、前記分岐管部2の連結フランジ2Aに、フランジ蓋Bのフランジ本体31を介して作業用開閉弁42を取付けた(図5、図6参照)が、この作業用開閉弁42の代わりに、図23〜図29に示すように、前記分岐管部2の連結フランジ2Aとフランジ蓋Bとの外周面側を密封する遮断作業カバー51と、当該遮断作業カバー51内に収納可能で、且つ、前記分岐管部2の連結フランジ2Aとフランジ蓋Bとを締付け固定する第2締結具29の緩み操作に伴って前記両者2A,B間に水圧で形成される隙間を通して分岐管部2の流路を遮断する薄板状の仕切板弁52とを備えた遮断作業弁Dを用いて実施してもよい。
前記ボルト51d・ナット51eが設定トルクで締め付け操作されている状態では、前記第2締結具29のボルト29Aがフランジ本体31の各ネジ孔30に螺合されているため、第2締結具29の上流側に位置するナット29Bの緩み操作に連れて分岐管部2の連結フランジ2Aとフランジ蓋Bのフランジ本体31との水圧による相対離脱移動を許容する状態で、弾性シール材51Aが連結フランジ2Aの外周面とフランジ本体31の外周面に設定圧接力で密封圧接されるように構成されている。
但し、前記分岐管部2の流路を流路遮断装置Aの閉塞手段A1で遮断し、前記第1操作軸14及び第2操作軸15から第1押え操作杆23と第2押え操作杆24及び遮断作業ケース13を撤去する工程までは、上述の第1実施形態の図1〜図4に基づいて説明した工程と同一であるため、それ以降の工程について説明する。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
図30は、流体配管系の他の管接続構造(開閉弁取付け構造)を示し、流体管の一例である鋳鉄管製の水道管1の途中に上方に一体的に突出形成された分岐管部(流体管部の一例)2の連結フランジ2Aに、開閉弁の一例である補修弁3の上流側端部に形成された連結フランジ部3Aが、ボルト29A・ナット29Bからなる第2締結具29にて脱着自在に水密状態で固定連結されているとともに、前記補修弁3の下流側端部に形成された連結フランジ部3Bには、流体機器の一例である空気弁6の上流側端部に形成された連結フランジ6Aが、ボルト4A・ナット4Bからなる締結具4にて脱着自在に水密状態で固定連結されている。
前記フランジ蓋Bのフランジ本体31の形状及び中栓33の形状は、第1実施形態の図10に基づいて説明したフランジ本体31の形状及び図11に基づいて説明した中栓33の形状と同一である。
前記栓装着治具Cの操作ロッド40の雄ネジ部40aに螺合保持された中栓33をフランジ本体31の栓装着口32に装着する操作方法は第1実施形態と同じである。
つまり、前記締結具4のボルト4A・ナット4Bの螺合固定を解除して、前記補修弁3の下流側連結フランジ3Bから栓装着作業ケース43の連結フランジ43Aを撤去したのち、第2締結具29のボルト29Aと下流側に位置するナット29Bとの螺合固定を解除して、フランジ本体31から補修弁3を撤去する。
図31は、流体配管系の他の管接続構造(開閉弁取付け構造)を示し、流体管の一例である鋳鉄管製の水道管1の途中に水平方向に一体的に突出形成された分岐管部(流体管部の一例)2の連結フランジ2Aに、開閉弁の一例である仕切弁60の上流側端部に形成された上流側連結フランジ部60Aが、ボルト29A・ナット29Bからなる第2締結具29にて脱着自在に水密状態で固定連結されているとともに、前記仕切弁60の下流側端部に形成された下流側連結フランジ部60Bには、流体配管の一例である分岐水道管61の上流側端部に形成された連結フランジ61Aが、ボルト4A・ナット4Bからなる締結具4にて脱着自在に水密状態で固定連結されている。
前記栓装着治具Cの操作ロッド40の雄ネジ部40aに螺合保持された中栓33をフランジ本体31の栓装着口32に装着する操作方法は第1実施形態と同じである。
つまり、前記締結具4のボルト4A・ナット4Bの螺合固定を解除して、前記仕切弁60の下流側連結フランジ部60Bから栓装着作業ケース43の連結フランジ43Aを撤去したのち、第2締結具29のボルト29Aと下流側に位置するナット29Bとの螺合固定を解除して、フランジ本体31から仕切弁60を撤去する。
この新たな仕切弁60の下流側連結フランジ部60Bに、前記栓装着治具Cを備えた栓装着作業ケース43の連結フランジ43Aを水密状態で固定連結(図33参照)し、開弁操作された仕切弁60を通して栓装着治具Cの操作ロッド40をフランジ本体31側に送り込み、この操作ロッド40の雄ネジ部40aを、フランジ本体31の栓装着口32に装着されている中栓33のネジ穴38に螺合連結(図34参照)し、前記〔6〕で述べた中栓装着工程とは逆の手順で操作ロッド40を操作して、中栓33を連結フランジ43Aの栓装着口32から取り外し、操作ロッド40の先端に螺合連結されている中栓33を新たな仕切弁60内の流路を通して栓装着作業ケース43内に回収(図33参照)する。
(1)上述の第1実施形態では、前記フランジ本体31の内周面と中栓33の外周面との間を密封するシール材(Oリング等)37を、前記中栓33の外周面に設けたが、このシール材37をフランジ本体31の内周面31bに設けてもよく、さらに、前記中栓33の外周面とフランジ本体31の内周面31bとの両方に設けてもよい。
また、前記流路遮断装置Aの遮断作業ケース13としては、閉塞手段A1を収納する収納空間を備え、且つ、開閉弁(補修弁)3の下流側の連結フランジ3Bに密封状態(水密状態)で着脱自在に連結することのできるものであれば、如何なる構造の遮断作業ケース13を用いてもよい。
また、前記遮断作業弁Dの仕切板弁52としては、前記遮断作業カバー51内に収納又は略収納可能で、且つ、前記流体管部2の連結フランジ2Aとフランジ蓋Bとを締付け固定する締結具29の緩み操作によって前記両者2A,B間に流体圧又は機械力で形成される隙間を通して流体管部2の流路を遮断することのできるものであれば、如何なる構造の仕切板弁52を用いてもよい。
A1 閉塞手段
B フランジ蓋
C 栓装着治具
D 遮断作業弁
1 流体管(水道管)
2 流体管部(分岐管部)
2A 連結フランジ
3 開閉弁(補修弁)
3B 下流側連結フランジ
4 締結具
13 遮断作業ケース
29 第2締結具
30 取付け部(ネジ穴)
31 フランジ本体
32 栓装着口
33 中栓
34 係止部
35 脱着通路
36 係止通路
37 シール材(Oリング)
42 作業用開閉弁
43 栓装着作業ケース
44 押え蓋
46 雄ネジ部
47 雌ネジ部
51 遮断作業カバー
52 仕切板弁
55 貫通口
56 フランジ蓋体
60 仕切弁(補修弁)
Claims (9)
- 流体管部の連結フランジに接合されている開閉弁を、流体管部側での流体輸送を維持したまま撤去する流体配管系の開閉弁撤去工法であって、
前記開閉弁の下流側の連結フランジに、前記開閉弁内を通して流体管部内に挿入可能な縮径状態と流体管部の流路を遮断する拡径状態とに切り替え可能な閉塞手段と当該閉塞手段を収納する遮断作業ケースとを備えた流路遮断装置の前記遮断作業ケースを取付け、開弁操作された開閉弁内を通して流体管部内に縮径状態の閉塞手段を挿入し、この閉塞手段を拡径状態に切り替え操作して流体管部の流路を遮断する工程、
前記閉塞手段を拡径状態に維持したまま流体管部の連結フランジから開閉弁及び流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記流体管部の連結フランジに、当該流体管部の流路に連通する栓装着口を貫通形成してあるフランジ本体と、当該フランジ本体の栓装着口を密封する中栓とを備えたフランジ蓋の前記フランジ本体を取付ける工程、
前記フランジ本体に作業用開閉弁を介して前記流路遮断装置の遮断作業ケースを取付け、この遮断作業ケース内に、流体管部内で縮径状態に切り替えられた閉塞手段をフランジ本体の栓装着口と開弁操作された作業用開閉弁とを通して回収したのち、前記作業用開閉弁を閉弁操作して当該作業用開閉弁から流路遮断装置の閉塞手段及び遮断作業ケースを撤去する工程、
前記作業用開閉弁に、前記中栓を装着してある栓装着治具を備えた栓装着作業ケースを取付け、この栓装着作業ケース内の中栓を開弁操作された作業用開閉弁を通してフランジ本体側に送り込み、前記栓装着治具で中栓をフランジ本体の栓装着口に装着する工程、
前記フランジ蓋のフランジ本体から作業用開閉弁及び栓装着作業ケースを撤去する工程、
を備えた流体配管系の開閉弁撤去工法。 - 流体管部の連結フランジと開閉弁の上流側の連結フランジとの間に、流路の一部を構成する栓装着口を貫通形成してあるフランジ本体と当該フランジ本体の栓装着口を密封する中栓とを備えたフランジ蓋の前記フランジ本体が予め組付けられている流体配管系において、前記開閉弁を流体管部側での流体輸送を維持したまま撤去する流体配管系の開閉弁撤去工法であって、
前記開閉弁に、前記中栓を装着してある栓装着治具を備えた栓装着作業ケースを取付け、この栓装着作業ケース内の中栓を開弁操作された開閉弁を通してフランジ本体側に送り込み、前記栓装着治具で中栓をフランジ本体の栓装着口に装着する工程、
前記フランジ蓋のフランジ本体から開閉弁及び栓装着作業ケースを撤去する工程、
を備えた流体配管系の開閉弁撤去工法。 - 前記弁撤去後のフランジ蓋のフランジ本体に、前記中栓の離脱を阻止する押え蓋を取付ける工程が設けられている請求項1又は2記載の流体配管系の開閉弁撤去工法。
- 前記フランジ本体の栓装着口の内周面には、前記中栓の外周面に突出形成された係止部が管軸芯方向から係脱自在な脱着通路と、この脱着通路の係入位置に前記係止部が位置する状態での中栓の回転操作によって前記係止部の管軸芯方向での抜け出し移動を接当阻止する係止通路とが連通形成されているとともに、前記中栓の係止部がフランジ本体の係止通路に位置するとき、前記フランジ本体の栓装着口の内周面と中栓の外周面との間を密封するシール材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体配管系の開閉弁撤去工法。
- 前記フランジ本体の栓装着口の内周面には、前記中栓の外周面に形成された雄ネジ部に螺合する雌ネジ部を形成するとともに、前記中栓の雄ネジ部がフランジ本体の雌ネジ部に螺合固定されたとき、前記フランジ本体の栓装着口の内周面と中栓の外周面との間を密封するシール材が設けられている請求項1〜3のいずれか1項に記載の流体配管系の開閉弁撤去工法。
- 流体管部の連結フランジに接合されている開閉弁を、流体管部側での流体輸送を維持したまま撤去する流体配管系の開閉弁撤去工法であって、
前記開閉弁の下流側の連結フランジに、前記開閉弁内を通して流体管部内に挿入可能な縮径状態と流体管部の流路を遮断する拡径状態とに切り替え可能な閉塞手段と当該閉塞手段を収納する遮断作業ケースとを備えた流路遮断装置の前記遮断作業ケースを取付け、開弁操作された開閉弁内を通して流体管部内に縮径状態の閉塞手段を挿入し、この閉塞手段を拡径状態に切り替え操作して流体管部の流路を遮断する工程、
前記閉塞手段を拡径状態に維持したまま流体管部の連結フランジから開閉弁及び流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記流体管部の連結フランジに、前記閉塞手段が縮径状態で通過可能な貫通口を形成してあるフランジ蓋を取付け、このフランジ蓋に前記流路遮断装置の遮断作業ケースを取付ける工程、
前記流体管部の連結フランジとフランジ蓋との外周面に、これら両者の外周面側を密封する遮断作業カバーと、当該遮断作業カバー内に収納可能で、且つ、前記流体管部の連結フランジとフランジ蓋とを締付け固定する締結具の緩み操作に伴って前記両者間に流体圧で形成される隙間を通して流体管部の流路を遮断する薄板状の仕切板弁とを備えた遮断作業弁を取付ける工程、
前記流体管部内で縮径状態に切り替えられた閉塞手段を、フランジ蓋の貫通口を通して流路遮断装置の遮断作業ケース内に回収したのち、前記遮断作業弁の仕切板弁を流路遮断位置に操作して流体管部の流路を遮断し、前記フランジ蓋から流路遮断装置の遮断作業ケースを撤去する工程、
前記フランジ蓋に、これの貫通口を密閉する密閉フランジ蓋を取付ける、又は、フランジ蓋の貫通口に当該貫通口を密封する中栓を装着したのち、前記流体管部の連結フランジ及びフランジ蓋から前記遮断作業弁の遮断作業カバーを撤去する工程、
を備えた流体配管系の開閉弁撤去工法。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の流体配管系の開閉弁撤去工法に用いられるフランジ蓋であって、前記流体管部の連結フランジに締結具で固定連結するための取付け部を備えたフランジ本体に、流体管部の流路に連通する栓装着口が貫通形成されているとともに、前記栓装着口の内周面には、当該栓装着口を密封する中栓の外周面に突出形成された係止部が管軸芯方向から係脱自在な脱着通路と、この脱着通路の係入位置に前記係止部が位置する状態での中栓の回転操作によって前記係止部の管軸芯方向での抜け出し移動を接当阻止する係止通路とが連通形成されているとともに、前記フランジ本体の栓装着口の内周面と中栓の外周面との間を密封するシール材が、前記フランジ本体又は中栓の少なくとも一方に設けられている流体配管用フランジ蓋。
- 請求項1、2、3又は5記載の流体配管系の開閉弁撤去工法に用いられるフランジ蓋であって、前記流体管部の連結フランジに締結具で固定連結するための取付け部を備えたフランジ本体に、流体管部の流路に連通する栓装着口が貫通形成されているとともに、前記栓装着口の内周面には、当該栓装着口を密封する中栓の外周面に形成された雄ネジ部が螺合する雌ネジ部が形成され、前記フランジ本体の栓装着口の内周面と中栓の外周面との間を密封するシール材が、前記フランジ本体又は中栓の少なくとも一方に設けられている流体配管用フランジ蓋。
- 流体管部の連結フランジと開閉弁の連結フランジとの間に、流路の一部を構成する栓装着口を貫通形成してあるフランジ本体と当該フランジ本体の栓装着口を密封する中栓とを備えたフランジ蓋の前記フランジ本体が組付けられ、
前記中栓が、当該中栓を装着してある栓装着治具を備え前記開閉弁に取付けられた栓装着作業ケースの前記栓装着治具により、前記フランジ本体の栓装着口に密封状態で装着された状態で、前記中栓の離脱を阻止する押え蓋が、前記開閉弁を撤去後の前記フランジ本体に取付けられている流体配管系の開閉弁取付け構造。
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