JP5238671B2 - 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法 - Google Patents
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Description
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。まず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図2を参照しながら説明する。
携帯電話機1は、表示部21と、操作部11と、制御部45とを備える。
操作部11は、文字及び数字が割り当てられている入力操作キー14を含む。
第2のアプリケーションは、入力操作キー14が操作されるのに基づいて文字列及び数字列が入力され、入力された文字列について仮名変換や漢字変換等の変換処理を行うアプリケーションである。また、第2のアプリケーションは、変換処理が行われた文字列又は数字列を画像と共に表示し、当該文字列又は当該数字列をメモ情報として画像に記録する等の文字と画像との関連付け処理を行うアプリケーションである。さらに、第2のアプリケーションは、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字列に対応させて、撮像された画像をメモリ44に記憶する記憶処理を行うアプリケーションである。
所定時間は、予め設定されていてもよく、又はユーザにより適宜設定されてもよい。
また、携帯電話機1は、操作された入力操作キー14に割り当てられる文字及び数字を第2のアプリケーションに入力させて、第2のアプリケーションに関する関連付け処理を実行するので、簡単な操作により、画像と文字とを関連付けることができる。
また、入力操作キー14に割り当てられる第1のアプリケーションの処理に関する機能は、画像の調整処理を行う機能である。画像の調整処理を行う機能とは、具体的には、撮像サイズを切り替える機能、又は明るさやシャープネスやコントラスト等を切り替える機能等のことである。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14に画像の調整処理を行う機能が割り当てられているときに入力操作キー14が操作され、当該操作から所定時間内にさらに入力操作キー14の操作がされない場合には、入力操作キー14に割り当てられる画像の調整処理を実行することができる。
また、制御部45は、第2のアプリケーションによる処理の実行により、入力された文字列又は数字列を画像に関連付け、画像が表示部21に表示されるときに表示する。
文字列又は数字列と画像とは、例えば、文字列又は数字列をビットマップとして画像に貼付する、文字列又は数字列をメモ情報として画像(画像データ)に対応付けて、画像(画像データ)とメモ情報とを別々に記憶する、又はヘッダ領域とデータ領域とで構成される画像データのヘッダ領域に文字列又は数字列を書き込む等により関連付けられればよい。
したがって、携帯電話機1は、文字列又は数字列を画像と関連付けるので、画像と共に文字列又は数字列を表示部21に表示させることができる。
制御部45は、画像を所定桁数以下の管理番号に対応させて記憶する場合において、第2のアプリケーションによる処理の実行により入力された文字列及び数字列のうち、数字列の桁数が所定桁数以下の場合には、数字列に一致する管理番号を画像の対応先として特定し、第2のアプリケーションによる処理の実行により入力された数字列の桁数が所定桁数よりも大きい場合には、第2のアプリケーションによる処理の実行により入力された文字列及び数字列のうち、文字列を画像に関連付け、画像が表示部21に表示されるときに表示する。
一方、第2のアプリケーションにて入力された文字列及び数字列のうち、数字列が6桁以上の場合、制御部45は、第2のアプリケーションにおいて数字列と共に入力された文字列を画像に関連付ける。その後、制御部45は、文字列が関連付けられた画像を表示するための操作が行われた場合、画像と共に文字列を表示部21に表示するよう制御する。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14を操作すれば、画像を記憶するための管理番号を特定するので、簡単な操作により画像をメモリ44に記憶することができる。
また、携帯電話機1は、無線通信部46をさらに備える。無線通信部46は、メインアンテナ40及びRF回路部41から構成される。この場合、入力操作キー14は、無線通信部46により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーである。
したがって、電話番号を入力する入力操作キー14を備える携帯電話機1において、別段の入力操作キーを設けることなく本発明を採用可能である。
[文字に関する処理]
まず、第2のアプリケーションによる文字に関する処理の実行について説明する。図4は、第2のアプリケーションが文字に関する処理を実行する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
続いて、所定の時間内に入力操作キー14が2回以上操作された場合、制御部45は、第2のアプリケーションを起動して、表示部21に文字列表示領域101及び数字列表示領域102を表示させる(図4(B)参照)。図4(B)に示す場合、さらに多くの入力操作キー14が続けて操作されており、文字列表示領域101には、文字列「よこはまどうぶつえん」が表示される。また、数字列表示領域102には、操作された入力操作キー14に割り当てられる数字に対応する数字列が表示される。
ステップS101において、制御部45は、ステップS100の処理により検知された入力操作キー14に機能が割り当てられているか否かを判断する。入力操作キー14に機能が割り当てられている場合(Yes)には、ステップS102に進む。入力操作キー14に機能が割り当てられていない場合(No)には、ステップS104に進む。
ステップS103において、制御部45は、ステップS102の処理として起動されたタイマーの計時が所定時間内である場合に、さらに入力操作キー14が操作されたか否かを判断する。すなわち、制御部45は、ステップS100の処理として入力操作キー14の操作を検知してから所定時間内にさらに入力操作キー14の操作を検知したか否かを判断する。さらに入力操作キー14が操作された場合(Yes)には、ステップS104に進む。さらに入力操作キー14が操作されずに所定時間経過した場合(No)には、ステップS108に進む。
ステップS105において、制御部45は、第2のアプリケーションへ入力された文字列と数字列のうち、文字列について確定(変換もあれば行う)させる。すなわち、制御部45は、ステップS104の処理により起動された第2のアプリケーションに、入力操作キー14の操作に基づく文字列及び数字列を入力させる。さらに、制御部45は、入力された文字列の変換処理(仮名変換又は漢字変換等)を行い、変換後の文字列の確定処理を行う。
ステップS107において、制御部45は、ステップS106の処理により検知された機能にしたがって文字列を画像に関連付ける。
一方、ステップS108において、制御部45は、ステップS100の処理により検知された入力操作キー14に第1のアプリケーションにおいて割り当てられる機能(例えば、拡大、画像調整など)を起動させる。これらの機能は、図3(d)に示すテーブルを参照し、決定される。
次に、第2のアプリケーションによる数字に関する処理の実行について説明する。図6は、第2のアプリケーションが数字に関する処理を実行する場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
続いて、所定時間内に入力操作キー14が2回以上操作された場合、制御部45は、第2のアプリケーションを起動して、表示部21に文字列表示領域101及び数字列表示領域102を表示させる(図6(B)参照)。図6(B)に示す場合、数字列表示領域102には、数字列「123」が表示される。また、文字列表示領域101には、操作された入力操作キー14に割り当てられる文字に対応する文字列が表示される。
ステップS201において、制御部45は、ステップS200の処理により検知された入力操作キー14に機能が割り当てられているか否かを判断する。入力操作キー14に機能が割り当てられている場合(Yes)には、ステップS202に進む。入力操作キー14に機能が割り当てられていない場合(No)には、ステップS204に進む。
ステップS203において、制御部45は、ステップS202の処理として起動されたタイマーの計時が所定時間内である場合に、さらに入力操作キー14が操作されたか否かを判断する。すなわち、制御部45は、ステップS200の処理として入力操作キー14の操作を検知してから所定時間内にさらに入力操作キー14の操作を検知したか否かを判断する。さらに入力操作キー14が操作された場合(Yes)には、ステップS204に進む。さらに入力操作キー14が操作されていない場合(No)には、ステップS210に進む。
ステップS205において、制御部45は、ステップS200の処理以降に入力操作キー14の操作を検知した回数が5回以内であるか否かを判断する。操作回数が5回以内の場合(Yes)には、ステップS206に進む。操作回数が5回以内ではない場合(No)には、ステップS207に進む。
ステップS209において、制御部45は、ステップS208の処理により検知された機能にしたがって文字列を画像に関連付ける。この処理については、先の例と同様である。
一方、ステップS210において、制御部45は、ステップS200の処理により検知された入力操作キー14に第1のアプリケーションにおいて割り当てられる機能(例えば、拡大、画像調整など)を起動させる。これらの機能は、図3(d)に示すテーブルを参照し、決定される。
次に、画像のモニター中(すなわち、撮影確定前の画像をビューファインダとして表示させているとき)において、起動された第2のアプリケーションに文字及び数字を入力し、第2のアプリケーションに関する処理を実行させる場合について説明する。図8は、画像のモニター中において、起動された第2のアプリケーションに文字及び数字を入力して、第2のアプリケーションに関する処理を実行させる場合の画面状態の遷移について説明するための図である。
続いて、所定時間内に入力操作キー14が2回以上操作された場合、制御部45は、第2のアプリケーションを起動して、表示部21に文字列表示領域101及び数字列表示領域102を表示させる(図8(B)参照)。図8(B)に示す場合、文字列表示領域101には、入力途中の文字列「たろ」が表示される。また、数字列表示領域102には、操作された入力操作キー14に割り当てられる数字に対応する数字列が表示される。
ステップS301において、制御部45は、ステップS300の処理により検知された入力操作キー14に機能が割り当てられているか否かを判断する。入力操作キー14に機能が割り当てられている場合(Yes)には、ステップS302に進む。入力操作キー14に機能が割り当てられていない場合(No)には、ステップS305に進む。
ステップS304において、制御部45は、ステップS303の処理として起動されたタイマーの計時が所定時間内である場合に、さらに入力操作キー14が操作されたか否かを判断する。すなわち、制御部45は、ステップS300の処理として入力操作キー14の操作を検知してから所定時間内にさらに入力操作キー14の操作を検知したか否かを判断する。さらに入力操作キー14が操作された場合(Yes)には、ステップS305に進む。さらに入力操作キー14が操作されていない場合(No)には、ステップS311に進む。
ステップS306において、制御部45は、ステップS300の処理以降に入力操作キー14の操作を検知した回数が5回以内であるか否かを判断する。操作回数が5回以内ではない場合(No)には、ステップS307に進む。操作回数が5回以内の場合(Yes)には、入力された文字列と数字列のうち、数字列を指定番号として扱い、ステップS310に進む。
ステップS309において、制御部45は、ステップS308の処理により検知された機能にしたがって文字列を画像に関連付ける。これらの例は、先のプレビューの例における動作に近似しており、なおかつ、図8(D)、(E)、(F)においても示したため省略する。
11 操作部(キー操作部)
21 表示部
45 制御部
46 無線通信部
Claims (6)
- 表示部と、
文字及び数字が割り当てられているキーを含むキー操作部と、
被写体を撮像する第1のアプリケーションを起動し、前記第1のアプリケーションの処理に関する機能を第1のキーに割り当て、前記表示部に画像が表示されている状態において前記第1のキーが操作され、当該操作から所定時間内にさらに第2のキーが操作された場合には、前記第1のキー及び前記第2のキーに割り当てられている文字及び数字に関する処理を実行する第2のアプリケーションを起動し、前記所定時間内にさらに前記第2のキーが操作されなかった場合には、前記第1のキーに割り当てられている前記第1のアプリケーションの処理に関する機能を実行する制御部と、を備える携帯電子機器。 - 前記第1のキーに割り当てられる前記第1のアプリケーションの処理に関する機能は、前記画像の調整処理を行う機能である請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記第2のアプリケーションによる前記処理の実行により入力された文字列又は数字列を前記画像に関連付け、前記画像が前記表示部に表示されるときに表示する請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記画像を所定桁数以下の管理番号に対応させて記憶する場合において、前記第2のアプリケーションによる前記処理の実行により入力された数字列の桁数が前記所定桁数以下の場合には、前記数字列に一致する前記管理番号を前記画像の対応先として特定し、前記第2のアプリケーションによる前記処理の実行により入力された数字列の桁数が前記所定桁数よりも大きい場合には、前記第2のアプリケーションによる前記処理の実行により入力された文字列を前記画像に関連付け、前記画像が前記表示部に表示されるときに表示する請求項1又は2に記載の携帯電子機器。
- 無線通信部をさらに備え、
前記第1のキー及び前記第2のキーは、前記無線通信部により発呼を行うための電話番号を入力可能なテンキーである請求項1から4のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - 文字及び数字が割り当てられているキーを備える携帯電子機器の制御方法であって、
被写体を撮像する第1のアプリケーションを起動するステップと、
前記第1のアプリケーションの処理に関する機能を第1のキーに割り当てるステップと、
画像が表示されている状態において前記第1のキーが操作され、当該操作から所定時間内にさらに第2のキーが操作された場合には、前記第1のキー及び前記第2のキーに割り当てられている文字及び数字に関する処理を実行する第2のアプリケーションを起動し、前記所定時間内にさらに前記キーが操作されなかった場合には、前記キーに割り当てられている前記第1のアプリケーションの処理に関する機能を実行するステップと、を有する携帯電子機器の制御方法。
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