JP5468355B2 - 携帯電子機器及び携帯電子機器の制御方法 - Google Patents
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Description
また、携帯電話機では、文書データ全体を表示部に表示させている状態から文書データを拡大表示する場合、特定箇所が文書データ中の何処に記載されているかわからないため、まず、文書を読むことができる大きさになるまで文書データを拡大し、次に、文書データを上下左右に移動させて特定箇所を表示部に表示することになる。
したがって、従来の携帯電話機では、文書データにおける特定箇所を迅速に特定する困難であった。
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。図1は、本発明の携帯電子機器の第1実施形態に係る携帯電話機1の外観斜視図である。なお、図1は、いわゆる折り畳み型の携帯電話機の形態を示しているが、本発明に係る携帯電話機の形態としては特にこれに限られない。例えば、携帯電話機は、両筐体を重ね合わせた状態から一方の筐体を一方向にスライドさせるようにしたスライド式や、重ね合せ方向に沿う軸線を中心に一方の筐体を回転させるようにした回転式(ターンタイプ)や、操作部と表示部とが1つの筐体に配置され、連結部を有さない形式(ストレートタイプ、フリップタイプ)でもよい。
以下に、携帯電話機1に係る上記機能を発揮するための構成と動作について詳述する。まず、本実施形態に係る携帯電話機1の上記機能を発揮するための構成について、図4を参照しながら説明する。図4は、携帯電話機1が上記機能を発揮するための構成を示す機能ブロック図である。図5は、キーアサインテーブルの一例を示す表である。
携帯電話機1は、表示部21(図2参照)と、入力操作キー14(図1参照)と、制御部45とを備える。
操作部11は、入力操作キー14を含む。入力操作キー14(テンキー)には、それぞれ数字が割り当てられる。また、入力操作キー14には、それぞれ文字が割り当てられる。
所定のアプリケーションとして、例えば、ドキュメントビューアを起動する場合、まず、アプリケーション選択部451は、制御部45内で生成される起動要求に応じて、アプリケーション格納部441に格納されているドキュメントビューアを選択する。続いて、アプリケーション起動部452は、アプリケーション選択部451により選択されたドキュメントビューアを起動する。
また、制御部45は、文書データを所定のアプリケーションにより表示している状態下で入力操作キー14が操作されると、操作された入力操作キー14に割り当てられる数字を文書データと共に表示部21に表示させるよう制御する。
したがって、携帯電話機1は、入力操作キー14の操作に基づいて入力された数字をユーザに確認させることができる。
また、制御部45は、文書データを所定のアプリケーションにより表示している状態下で入力操作キー14が操作された際、1回目の入力である第1キーの操作時には数字の表示を行わず、さらに所定時間内に第2キーの操作が行われたときに第1キー及び第2キーに割り当てられる数字を表示部21に表示させるよう制御する。
したがって、携帯電話機1は、所定時間内に第2キーが操作されることにより第1キー及び第2キーのキーアサインを変更するので、変更されたキーアサインに基づいて第1キー及び第2キーにそれぞれ割り当てられる数字を表示部21に表示させるよう制御することができる。逆に、所定時間内に操作が生じない、すなわち、キーアサインの変更がない場合には、余計な表示を行うことがないので、文書データの表示に悪影響を与えることもない。
また、携帯電話機1は、無線通信部46をさらに備える。無線通信部46は、メインアンテナ40及びRF回路部41から構成される。この場合、入力操作キー14は、無線通信部46により発呼を行うための電話番号を入力可能なキーである。
したがって、携帯電子機器のうち特に、電話番号を入力するための入力操作キー14を備える携帯電話機において、別段の入力操作キーを設けずとも本発明を実施することができるため特に有効である。
起動工程S1において、アプリケーション起動部452は、アプリケーション選択部451により選択された所定のアプリケーション(ここでは、ドキュメントビューア)を起動する。
表示工程S2において、ドキュメントビューアは、文書データを表示する。
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態に係る携帯電話機1の外観及び概略構成は、図1乃至図3を用いて説明した第1実施形態に係る携帯電話機1と同じである。このため、本実施形態では、第1実施形態の携帯電話機1と同じ概略構成部分には同符号を付し、外観及び概略構成についての説明を省略する。
操作部11は、それぞれ数字が割り当てられた入力操作キー14を含む。
例えば、入力操作キー14の操作に基づいて数字「0704」が入力され、この数字「0704」に対応する文書データの位置「7行4列」(特定箇所)が特定されてカーソルが当てられる。その後に入力操作キー14の操作に基づいて文字「よこはま」及び数字「8882222267」が入力された場合、制御部45は、文書データの7行4列の位置(特定箇所)に文字「よこはま」を挿入する。
したがって、携帯電話機1は、文書データの所望の箇所が特定された後に入力された文字をその特定箇所に挿入するので、文書データを迅速に編集することができる。
すなわち、表示部21には、文字表示領域101及び数字表示領域102が共に表示される(図8(E)参照)。文字表示領域101には、操作された入力操作キー14に割り当てられる文字が入力される。数字表示領域102には、操作された入力操作キー14に割り当てられる数字が入力される。
したがって、携帯電話機1は、入力された文字及び数字を双方ともに表示部21に表示させるので、入力された文字及び数字の確認を行うことができる。
したがって、携帯電子機器のうち特に、電話番号を入力するための入力操作キー14を備える携帯電話機において、別段の入力操作キーを設けずとも本発明を実施することができるため特に有効である。
操作部11は、数字が割り当てられると共に、所定のアプリケーションの起動に伴って所定機能が割り当てられるキーを含む。すなわち、メモリ44には、キーに数字を割り当てるためのキーアサインテーブルと、キーに所定のアプリケーションに関する機能(所定機能)を割り当てるためのキーアサインテーブルとが格納されている。制御部45は、起動された所定のアプリケーションがアクティブ状態になっているか否かに応じて、上記の各キーアサインテーブルを切り替える。
続いて、拡大表示機能が割り当てられたキーが操作されてから(文書データが拡大表示されてから)所定時間経過後に、さらにルーラ表示機能が割り当てられたキーが操作された場合、表示部21には、文書データと共にルーラ100が表示される(図8(C)参照)。
ステップS101において、制御部45は、所定のアプリケーションに関する機能を入力操作キー14に割り当てる。すなわち、制御部45は、キーアサインテーブルを切り替える。
ステップS105において入力操作キー14が操作されると、ステップS106において、制御部45は、入力操作キー14がルーラ100を表示した後の所定時間内に操作されたか否かを判断する。所定時間内に入力操作キー14が操作されている場合(Yes)には、ステップS107に進む。所定時間経過後に入力操作キー14が操作されている場合(No)には、ステップS102に進み、操作されたキーに対応する拡大などの機能を実行する。
ステップS108において、制御部45は、ルーラ表示後の入力操作キー14の操作に基づき入力された数字及び文字を表示部21に表示させる。そして、引き続き入力される入力操作キー14が操作されるごとに数字及び文字を表示部21に表示させる。
また、ステップS111においては、制御部45は、表示部21に表示される文字に一致するものを文書データの中から検索し、検索された文字を含む文書データ内の座標にカーソルを当てる。
11 操作部(キー操作部)
14 入力操作キー(テンキー)
21 表示部
45 制御部
46 無線通信部
100 ルーラ
Claims (8)
- 表示部と、
それぞれ数字が割り当てられたテンキーと、
所定のアプリケーションが起動され、当該所定のアプリケーションに基づいて文書データが前記表示部に表示された状態において、前記テンキーのうちの第1キーが操作され、当該第1キーの操作に続いて前記テンキーのいずれかが操作されることなく所定時間経過した場合には、前記第1キーについて対応付けられた前記所定のアプリケーションに関する第1の処理を実行し、前記第1キーの操作から前記所定時間内に前記テンキーのいずれかである第2キーが操作された場合には、前記第1キー及び前記第2キーのキーアサインを変更し、前記文書データ中の前記第1キーと第2キーとに割り当てられる数字に対応する箇所を特定して表示する第2の処理を実行する制御部と、を備える携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記文書データを前記所定のアプリケーションにより表示している状態下で前記テンキーが操作されると、操作された前記テンキーに割り当てられる数字を前記文書データと共に前記表示部に表示させるよう制御する請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記制御部は、前記文書データを前記所定のアプリケーションにより表示している状態下で前記テンキーが操作された際、1回目の入力である前記第1キーの操作時には数字の表示を行わず、さらに前記所定時間内に前記第2キーの操作が行われたときに前記第1キー及び第2キーに割り当てられる数字を前記表示部に表示させるよう制御する請求項2記載の携帯電子機器。
- 表示部と、
それぞれ数字が割り当てられたテンキーを含むキー操作部と、
所定のアプリケーションが起動され、前記所定のアプリケーションに基づいて文書データが前記表示部に表示された状態において前記キー操作部により所定の操作を行うと、前記文書データにおける行方向及び/又は列方向の目印となる数字を含むルーラを前記文書データと共に前記表示部に表示させ、前記所定の操作から所定時間内に前記テンキーが操作された場合には、操作された前記テンキーに割り当てられた数字に一致する前記ルーラ上の数字により特定される行及び/又は列を指定した状態で前記文書データを前記表示部に表示させ、前記所定の操作から所定時間経過後に前記テンキーが操作された場合には、前記テンキーのキーアサインを変更し、操作された前記テンキーについて対応付けられた前記所定のアプリケーションに関する処理を実行する制御部と、を備える携帯電子機器。 - 前記テンキーは、テンキーにそれぞれ文字がさらに割り当てられており、
前記制御部は、前記ルーラ上の数字により前記文書データの行及び/又は列を指定した状態でさらに前記テンキーが操作されると、操作された前記テンキーに割り当てられる文字を、前記ルーラ上の数字により指定される箇所に挿入する請求項4に記載の携帯電子機器。 - 前記制御部は、前記ルーラ上の数字により前記文書データの行及び/又は列を指定した状態でさらに前記テンキーが操作された際、操作された前記テンキーに割り当てられる文字及び数字を双方ともに前記表示部に表示させる請求項5に記載の携帯電子機器。
- 無線通信部をさらに備え、
前記テンキーは、前記無線通信部により発呼を行うための電話番号を入力可能なキーである請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯電子機器。 - それぞれ数字が割り当てられたテンキーを有する携帯電子機器の制御方法であって、
所定のアプリケーションを起動する工程と、
前記所定のアプリケーションに基づいて文書データを表示する工程と、
前記テンキーのうちの第1キーが操作され、前記第1キーの操作に続いて前記テンキーのいずれかが操作されることなく所定時間経過した場合には、前記第1キーについて対応付けられた前記所定のアプリケーションに関する第1の処理を実行し、前記第1キーの操作から前記所定時間内に前記テンキーのいずれかである第2キーが操作された場合には、前記第1キー及び前記第2キーのキーアサインを変更し、前記文書データ中の前記第1キーと第2キーとに割り当てられる数字に対応する箇所を特定して表示する第2の処理を実行する工程と、を行う携帯電子機器の制御方法。
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