JP5233956B2 - オイル供給装置 - Google Patents
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Description
この発明のオイル供給装置の第1具体例を図1に基づいて説明する。この発明のオイル供給装置は複数のオイルポンプ、より具体的には独立した第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2を有している。この第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2は別々に駆動または停止することが可能に構成されている。この第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2を駆動する動力源3が設けられており、第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2は回転式または往復式のいずれであってもよい。また、第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2を駆動する動力源3は、エンジンまたは電動機のいずれであってもよい。まず、第1オイルポンプ1の構成について説明すると、第1オイルポンプ1は吸入口4および吐出口5を有しており、吸入口4には油路6が接続されている。また、油路6には逆止弁7を介在させて油路8が接続されており、その油路8がオイルパン9に接続されている。さらに、油路8にはストレーナ10が設けられている。前記逆止弁7は、油路8から油路6に向けてオイルが流れる場合に開放され、油路6から油路8に向けてオイルが流れようとすると閉じられるように構成されている。
つぎに、オイル供給装置の第2具体例を図2に基づいて説明する。この第2具体例と前記第1具体例とを比べると、第2具体例においては、調圧弁17に制御ポート20は設けられていない。また、第2具体例においては、第1オイルポンプ1の吐出口5には油路39が接続されており、その油路39と油路14とが逆止弁40を介在させて接続されている。この逆止弁40は、第1オイルポンプ1から吐出されたオイルが油路39を経由して油路14に供給されることを許容し、かつ、油路14のオイルが油路39に逆流することを防止するように構成されている。
つぎに、オイル供給装置の第3具体例を図3に基づいて説明する。この第3具体例も第2具体例と同様にカット弁41が設けられており、第3具体例と第2具体例とを比べると、カット弁41と各油路との接続関係が異なる。この第3具体例においては、油路35が逆止弁38を介在させて油路39に接続されており、その油路39がカット弁41のポート43に接続されている。また、カット弁41のポート42には油路11が接続されており、その油路11と油路39とを直接に接続する油路44が設けられている。その油路44には絞り部45が設けられている。この絞り部45はオイルが流通する方向に対して垂直な平面内の断面積が、その他の部位の断面積よりも狭くなっている。この絞り部45はオリフィスまたはチョークの何れでもよい。この第3具体例におけるその他の構成は、第2具体例の構成と同じである。
つぎに、オイル供給装置の第4具体例を図4に基づいて説明する。この第4具体例と第2具体例とを比べると、第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2の容量が異なる。この第4具体例では、第2オイルポンプ2の容量よりも第1オイルポンプ1の容量の方が少ない。また、第4具体例においては、油路6に接続された油路46が設けられており、その油路46と油路35とを接続または遮断するカット弁47が設けられている。このカット弁47は、例えば、ON/OFFソレノイドバルブにより構成することができ、カット弁47はポート48およびポート49を有しているとともに、そのポート48とポート49とを接続または遮断する弁体(図示せず)を備えている。そして、ポート48が油路35に接続され、ポート49が油路46に接続されている。したがって、カット弁47への通電・非通電を電子制御装置により制御することにより、油路6と油路35とを接続または遮断することができる。なお、この第4具体例において、上記の構成以外の構成は第2具体例と同じである。
つぎに、オイル供給装置の第5具体例を図5に基づいて説明する。この第5具体例と第2具体例とを比べると、第1オイルポンプ1および第2オイルポンプ2の容量が異なる。この第5具体例では、第2オイルポンプ2の容量よりも第1オイルポンプ1の容量の方が少ない。また、第5具体例においては、油路6に接続された油路46が設けられており、その油路46と油路35とを接続または遮断するとともに、油路11と油路39とを接続または遮断するカット弁50が設けられている。このカット弁50は、例えば、ON/OFFソレノイドバルブにより構成することができ、カット弁50はポート51,52,53,54を有しているとともに、弁体(図示せず)を備えている。そして、ポート51が油路11に接続され、ポート52が油路35に接続され、ポート53が油路46に接続され、ポート54が油路39に接続されている。このカット弁50への通電・非通電を電子制御装置により制御すると、油路35と油路46とを接続または遮断することができるとともに、油路11と油路39とを接続または遮断することができる。より具体的には、油路11と油路39とを接続すると、油路6と油路36とが遮断されるように、カット弁50が構成されている。また、油路11と油路39とを遮断すると、油路6と油路36とが接続されるように、カット弁50が構成されている。なお、この第5具体例において、その他の構成は第2具体例と同じである。
Claims (6)
- 目標油圧が相対的に高い第1油圧系統と、目標油圧が前記第1油圧系統の目標油圧よりも相対的に低い第2油圧系統と、オイルポンプから吐出されたオイルを前記第1油圧系統および前記第2油圧系統に分岐させて供給する供給油路とを備えたオイル供給装置において、
前記オイルポンプから吐出されたオイルを前記供給油路を経由させて前記第1油圧系統および前記第2油圧系統に供給することにより、前記供給油路の油圧を相対的に高圧に調圧する状態と、前記オイルポンプから吐出されるオイルを前記第2油圧系統に供給し、かつ、前記供給経路と前記第1油圧系統との間におけるオイルの流通を遮断することにより、前記供給油路の油圧を相対的に低圧に調圧する状態とを切り替える切替装置と、
前記オイルポンプから吐出されるオイルが前記第1油圧系統に供給されているときにその油圧を蓄える一方、前記供給油路と前記第1油圧系統との間におけるオイルの流通が遮断された際に、蓄えた圧力を放出して前記第1油圧系統の油圧の低下を抑制する蓄圧器と、
目標油圧が前記第2油圧系統の目標油圧よりも低い第3油圧系統と、
前記オイルポンプから前記供給油路に供給されたオイルの一部を前記第3油圧系統に排出することにより、前記供給油路の油圧を制御する調圧弁とを備え、
前記調圧弁は、スプールを作動させるための制御ポートに制御油路を介して前記供給油路が接続され、
前記制御油路に、前記オイルポンプと前記調圧弁との間を接続または遮断するカット弁が設けられ、
前記カット弁はソレノイドバルブにより構成されていることを特徴とするオイル供給装置。 - 前記第1油圧系統の目標油圧が上昇した場合、前記カット弁は前記オイルポンプと前記調圧弁とを接続し、前記蓄圧器の内部圧力が所定値を超えた場合、前記カット弁は前記オイルポンプと前記調圧弁とを遮断するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のオイル供給装置。
- 前記オイルポンプは、前記供給油路に接続され、かつ、相互に並列に配置された第1オイルポンプおよび第2オイルポンプを含み、
前記第2オイルポンプから前記供給油路に至る経路に、前記第2オイルポンプから吐出されたオイルが前記供給油路に向けて流れることを許容する一方、前記供給油路のオイルが前記第2オイルポンプに向けて逆流することを防止する逆止弁が設けられており、
前記調圧弁は、前記供給油路のオイルの一部を前記第3油圧系統に排出する際に、前記第2オイルポンプから前記逆止弁の間へ吐出されたオイルを前記第3油圧系統に供給するように構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のオイル供給装置。 - 目標油圧が相対的に高い第1油圧系統と、目標油圧が前記第1油圧系統の目標油圧よりも相対的に低い第2油圧系統と、オイルポンプから吐出されたオイルを前記第1油圧系統および前記第2油圧系統に分岐させて供給する供給油路とを備えたオイル供給装置において、
前記オイルポンプから吐出されたオイルを前記供給油路を経由させて前記第1油圧系統および前記第2油圧系統に供給することにより、前記供給油路の油圧を相対的に高圧に調圧する状態と、前記オイルポンプから吐出されるオイルを前記第2油圧系統に供給し、かつ、前記供給経路と前記第1油圧系統との間におけるオイルの流通を遮断することにより、前記供給油路の油圧を相対的に低圧に調圧する状態とを切り替える切替装置と、
前記オイルポンプから吐出されるオイルが前記第1油圧系統に供給されているときにその油圧を蓄える一方、前記供給油路と前記第1油圧系統との間におけるオイルの流通が遮断された際に、蓄えた圧力を放出して前記第1油圧系統の油圧の低下を抑制する蓄圧器と、
目標油圧が前記第2油圧系統の目標油圧よりも低い第3油圧系統と、
前記オイルポンプから前記供給油路に供給されたオイルの一部を前記第3油圧系統に排出することにより、前記供給油路の油圧を制御する調圧弁とを備え、
前記オイルポンプは、前記供給油路に接続され、かつ、相互に並列に配置された第1オイルポンプおよび第2オイルポンプを含み、
前記第2オイルポンプから前記供給油路に至る経路に、前記第2オイルポンプから吐出されたオイルが前記供給油路に向けて流れることを許容する一方、前記供給油路のオイルが前記第2オイルポンプに向けて逆流することを防止する逆止弁が設けられており、
前記調圧弁は、前記供給油路のオイルの一部を前記第3油圧系統に排出する際に、前記第2オイルポンプから前記逆止弁の間へ吐出されたオイルを前記第3油圧系統に供給するように構成され、
前記供給油路に、前記第1オイルポンプと前記第2油圧系統との間を接続または遮断するカット弁が設けられていることを特徴とするオイル供給装置。 - 前記第1オイルポンプと前記第2油圧系統との間を前記カット弁により遮断している際に、前記第1オイルポンプから吐出されるオイルの一部を前記カット弁を迂回して前記第2油圧系統に供給する迂回油路と、
この迂回油路に設けられ、かつ、オイルの流通する方向に対して垂直な平面内における断面積を相対的に狭くした絞り部と
を備えていることを特徴とする請求項4に記載のオイル供給装置。 - 前記第1オイルポンプの容量は前記第2オイルポンプの容量よりも少なく構成されており、
前記第1オイルポンプから前記第2油圧系統に至るオイルの供給経路を前記カット弁により遮断しているときに、前記第2オイルポンプから吐出されたオイルを前記第1オイルポンプの吸入口に導く案内装置が設けられていることを特徴とする請求項4に記載のオイル供給装置。
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