JP5272724B2 - 車両用シート - Google Patents
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Description
先ず、第1の発明は、背凭れとなるシートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めしたり前傾位置を越えた大倒し位置まで倒し込めるようにしたりすることのできる車両用シートである。シートバックには、着座部となるシートクッションがリンク連結されている。シートクッションは、更に、フロア上に固定設置されたベース体に起倒回転可能に設けられた起倒リンクとリンク連結されていることにより、シートバックの前倒れ回転に連動して起倒リンクを倒れ込み回転させながら下方側に沈み込むようになっている。起倒リンクとベース体とのリンク連結部には、ベース体に対する起倒リンクの回転移動を係止させて、シートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めすることのできるストッパ構造が設けられている。ストッパ構造は、起倒リンクのストッパとして機能する状態と機能しない状態とに切換え可能に構成されており、ストッパとして機能しない状態時には、シートバックの前倒れ回転を大倒し位置まで許容する。
2 シートバック
2F バックフレーム
2B 脚部
3 シートクッション
3F クッションフレーム
3D ブーメランリンク
3M リンクブラケット
3N レバーブラケット
3P 支軸
3S 捩りバネ
3T 支軸
4 ベースフレーム(ベース体)
4B バネ掛部
4C 係止板(係止部)
4D 長孔
5 フロントリンク(起倒リンク)
5A 支軸
5B 支軸
5P 係合ピン
6 ウォークインレバー
6A 取っ手
6B 第1アーム
6C 第2アーム
7 チルトダウンレバー
7A 取っ手
7B 第3アーム
7C 引掛け部
8 第1解除ケーブル
9 第2解除ケーブル
10 リクライニング装置
10R 回転中心
11 操作アーム
20 スライダ装置
21 アッパレール
22 ロアレール
22A バネ掛部
23 ロック機構部
24 解除レバー
25 第3解除ケーブル
26 引張バネ
30 解除リンク
31 支軸
32 係合ピン
40 ストッパ構造
41 ストッパ部材
41A 支軸
41B ストッパ面
41C 角部
41S 捩りバネ
42 係合部材
42A 支軸
42B 角部
42C 掛部
42S 捩りバネ
F フロア
Claims (4)
- 背凭れとなるシートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めしたり前傾位置を越えた大倒し位置まで倒し込めるようにしたりすることのできる車両用シートであって、
前記シートバックには着座部となるシートクッションがリンク連結されており、該シートクッションは更にフロア上に固定設置されたベース体に起倒回転可能に設けられた起倒リンクとリンク連結されていることにより前記シートバックの前倒れ回転に連動して前記起倒リンクを倒れ込み回転させながら下方側に沈み込むようになっており、
前記起倒リンクとベース体とのリンク連結部には該ベース体に対する起倒リンクの回転移動を係止させて前記シートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めすることのできるストッパ構造が設けられており、該ストッパ構造は前記起倒リンクのストッパとして機能する状態と機能しない状態とに切換え可能に構成されており、ストッパとして機能しない状態時には前記シートバックの前倒れ回転を大倒し位置まで許容するようになっており、
前記ストッパ構造には、該ストッパ構造をストッパとして機能する状態と機能しない状態とに切換えたそれぞれの位置にて保持することのできる保持構造が設けられていることを特徴とする車両用シート。 - 背凭れとなるシートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めしたり前傾位置を越えた大倒し位置まで倒し込めるようにしたりすることのできる車両用シートであって、
前記シートバックには着座部となるシートクッションがリンク連結されており、該シートクッションは更にフロア上に固定設置されたベース体に起倒回転可能に設けられた起倒リンクとリンク連結されていることにより前記シートバックの前倒れ回転に連動して前記起倒リンクを倒れ込み回転させながら下方側に沈み込むようになっており、
前記起倒リンクとベース体とのリンク連結部には該ベース体に対する起倒リンクの回転移動を係止させて前記シートバックの前倒れ回転を前傾位置にて途中止めすることのできるストッパ構造が設けられており、該ストッパ構造は前記起倒リンクのストッパとして機能する状態と機能しない状態とに切換え可能に構成されており、ストッパとして機能しない状態時には前記シートバックの前倒れ回転を大倒し位置まで許容するようになっており、
前記ストッパ構造は、常時はストッパ機能する状態とされて保持されており、ストッパ機能しない状態に切換えられて前記シートバックが大倒し位置まで前倒れ回転することにより倒れ込み回転する前記起倒リンクに押し動かされてストッパ機能する状態に切換えられるようになっていることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートであって、
前記シートバックは回転留め可能な回転軸装置として機能するリクライニング装置を介して前記ベース体と連結されており、該ベース体はフロアに対して車両前後方向にスライド可能に設けられて常時はスライドロックされた状態に保持されており、当該車両用シートに設けられたウォークインレバーの操作によって前記リクライニング装置の回転留めされた状態が解除されると共に前記ストッパ構造がストッパ機能する状態とされて前記シートバックの前倒れ回転が前傾位置にて途中止めされると共に前記ベース体のフロアに対するスライドロック状態が解除されて当該車両用シートが車両前方側に退避移動できる状態に切換えられ、当該車両用シートに設けられたチルトダウンレバーの操作によって前記リクライニング装置の回転留めされた状態が解除されると共に前記ストッパ構造がストッパ機能しない状態とされて前記シートクッションが下方側に大きく沈み込むと共にその上面部に前記シートバックが畳み込まれるようにして大倒し位置まで倒し込まれることを特徴とする車両用シート。 - 請求項1から請求項3のいずれかに記載の車両用シートであって、
前記ストッパ構造は、前記ベース体に回転可能に軸支連結されて設けられたストッパ部材が通常時附勢によって該ベース体に設けられた係止部と当接した回転姿勢状態に保持されており、この当接により姿勢保持されたストッパ部材に前記起倒リンクに設けられた係合ピンが該起倒リンクの倒れ込み回転によって当接することで該起倒リンクの倒れ込み回転が途中止めされる構成となっており、前記ストッパ部材は前記係止部との当接から外される方向に回転操作されることにより前記ベース体に設けられた係合部材と係合しその回転操作された退避位置状態に保持されて前記起倒リンクの倒れ込み回転を途中止めすることなく許容するようになっており、該起倒リンクの途中止め位置を越えた大倒れ回転により前記係合部材が押し動かされて前記ストッパ部材の姿勢を保持した状態が解除され、該ストッパ部材が附勢によって前記係止部と当接するストッパ機能可能な回転姿勢状態に戻されることを特徴とする車両用シート。
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JP2008333132A Expired - Fee Related JP5272724B2 (ja) | 2008-12-26 | 2008-12-26 | 車両用シート |
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- 2008-12-26 JP JP2008333132A patent/JP5272724B2/ja not_active Expired - Fee Related
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