Nothing Special   »   [go: up one dir, main page]

JP5243879B2 - 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置 - Google Patents

清掃ロボットのサイドブラシ支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5243879B2
JP5243879B2 JP2008201275A JP2008201275A JP5243879B2 JP 5243879 B2 JP5243879 B2 JP 5243879B2 JP 2008201275 A JP2008201275 A JP 2008201275A JP 2008201275 A JP2008201275 A JP 2008201275A JP 5243879 B2 JP5243879 B2 JP 5243879B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side brush
swing
retracting
support device
width direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008201275A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010035773A (ja
Inventor
元 青山
逸夫 西原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Jukogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Jukogyo KK filed Critical Fuji Jukogyo KK
Priority to JP2008201275A priority Critical patent/JP5243879B2/ja
Publication of JP2010035773A publication Critical patent/JP2010035773A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5243879B2 publication Critical patent/JP5243879B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electric Vacuum Cleaner (AREA)

Description

本発明は、床面等を清掃する清掃ロボットのサイドブラシ支持装置に関する。
近年、自律走行機能と床面清掃機能とを有する清掃ロボットが開発されている。
この種の床面等を清掃する清掃ロボットに関しては、例えば特許文献1がある。この特許文献1の清掃ロボットは、自律走行が可能なようにロボット本体の下面にモータによって駆動される左右の駆動輪及びキャスタと、障害物や方位等の検知を行うセンサを有し、各センサの出力を用いてモータの動作を制御するマイクロコンピュータを備える。ロボット本体の下面には床面清掃が可能なようにパワーブラシモータによって回転駆動する円筒状のパワーブラシ及び塵埃を吸引収容するダストボックスの吸引口を設け、更にロボット本体の前部左右にやや拡開しながら延出する2本のアーム部にサイドブラシモータによって回転駆動する円錐台形状のサイドブラシを設ける。
そして、予め設定されたプログラムに従って回転駆動される駆動輪によって走行しつつ、回転するサイドブラシにより左右の塵埃を内側へ掃き寄せると共に、回転するパワーブラシによって掃き出された塵埃を吸引口からダストボックス内に吸引する。
また、特許文献2には、走行中において床面上の障害物や床面の段差等を検出し、その検出に基づいてサイドブラシやパワーブラシの回転や高さを制御する清掃ロボットが開示されている。
特開2000−342496号公報 特開2006−209644号公報
しかし、特許文献1にあってはロボット本体から延出するアーム部の先端部にサイドブラシを備えることから、サイドブラシにより壁際等の清掃を行う際に、清掃ロボットが壁際に寄りすぎてサイドブラシが障害物や壁面に衝突することがある。同様に、引用文献2には、サイドブラシがロボット本体から突出してロボット本体に支持されることから、サイドブラシにより壁際等の清掃を行う際に清掃ロボットが壁際に寄りすぎてサイドブラシが障害物や壁面に衝突することがある。
サイドブラシが障害物や壁面に衝突すると、サイドブラシ或いはサイドブラシを支持するアーム部やロボット本体のサイドブラシ支持部が破損することが懸念される。また、円滑な清掃ロボットによる床面清掃が妨げられるおそれがある。このため壁際からある程度余裕を持った状態で床面清掃を行うと、清掃残し等を招くことになる。
従って、かかる点に鑑みなされた本発明の目的は、清掃ロボットが壁際等に寄りすぎてサイドブラシが障害物や壁面に衝突してもサイドブラシやその支持装置等の破損を招くことがなく円滑な床面清掃が得られる清掃ロボットのサイドブラシ支持装置を提供することにある。
上記目的を達成する請求項に記載の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置の発明は、走行部を備えたロボット本体の下面にサイドブラシ支持装置を介して該ロボット本体から幅方向外方でかつ前方に突出した状態に支持されると共に、回転駆動されて床面の塵埃をロボット本体の幅方向内方に掃き寄せるサイドブラシを有する清掃部を備えた清掃ロボットのサイドブラシ支持装置において、基端が第1揺動軸を介して上下方向に揺動自在にロボット本体の下面に支持されて前方に延出する昇降揺動部材と、該昇降揺動部材に基部が第2揺動軸を介して幅方向に揺動自在に連結されて前方に延出する第1揺動部材と、上記昇降揺動部材に対する第1揺動部材の幅方向外方及び内方の揺動端をそれぞれ使用位置と格納位置とに規制する第1揺動部材揺動端規制手段と、上記第1揺動部材の先端に基端部が第3揺動軸を介して幅方向に揺動自在に連結されて前方に延在する先端部にサイドブラシモータによって回転駆動されるサイドブラシを保持するサイドブラシモータカバーを支持する第2揺動部材と、上記第1揺動部材に対する第2揺動部材の幅方向外方及び内方の揺動端をそれぞれ使用位置と格納位置に規制する第2揺動部材揺動端規制手段と、上記第1揺動部材を上方から吊り下げる昇降動作牽引索及び該昇降動作牽引索を繰り出して上記第1揺動部材が下降した使用位置と牽引して上昇した格納位置との間で昇降揺動させる昇降用牽引アクチュエータと、上記サイドブラシモータカバーに先端が連結される格納動作牽引索及び該格納動作牽引索を使用位置に繰り出して上記第2揺動部材の揺動を許容する一方、格納位置に牽引してサイドブラシモータカバーを格納位置に保持する格納用牽引アクチュエータと、を備え、上記格納用牽引アクチュエータによる格納動作牽引索の使用位置への繰り出しにより上記第2揺動部材の揺動許容をして上記昇降用牽引アクチュエータによる昇降動作牽引索の使用位置への繰り出しによる上記第1揺動部材の使用位置において床面に接触するサイドブラシの回転に伴う床面からの反力により上記第1揺動部材及び第2揺動部材を幅方向外方に付勢する一方、昇降用牽引アクチュエータによる昇降動作牽引索の格納位置への牽引及び格納用牽引アクチュエータによる格納動作牽引索の格納位置への牽引でサイドブラシが床面から上昇した状態でロボット本体の下方に収納されることを特徴とする。
この発明によると、昇降用牽引アクチュエータにより昇降動作牽引索を使用位置に繰り出して第1揺動部材が下降揺動すると共に格納用牽引アクチュエータにより格納動作牽引索を使用位置に繰り出して第2揺動部材の揺動を許容してサイドブラシを床面に接触させると、サイド部材の回転に伴う床面からの反力で第2揺動部材及び第1揺動部材が揺動してそれぞれ第1揺動部材揺動規制手段及び第2揺動部材揺動規制手段により使用位置に保持されてサイドブラシによる良好な清掃作業が行われる。
また、清掃作業においてサイドブラシが壁面や障害物に接触して外力がサイドブラシに作用した際には、サイドブラシに作用する床面から反力による幅方向外方側への付勢力に抗して第2揺動支持部材が幅方向内方に揺動してサイドブラシが壁面等から退避し、外力付与がなくなると復帰することから、サイドブラシ及びサイドブラシ支持装置等に過剰な力が加わるのが防止され、サイドブラシやサイドブラシ支持装置の破損が確実に回避される。その結果、サイドブラシ及びサイドブラシ支持装置等の破損を考慮することなく、清掃ロボットを壁際近傍に寄せた状態で清掃作業を行うことができ、良好な清掃作業を確保できる。
一方、昇降用牽引アクチュエータにより昇降動作牽引索を格納位置に牽引することによりサイドブラシが床面から引き上げられ、かつ格納用牽引アクチュエータにより格納動作牽引索を格納位置に牽引することにより第1揺動部材及び第2揺動部材が格納位置に揺動してサイドブラシ等が格納位置に保持される。
また、昇降動作牽引索及び格納動作牽引索が可撓性を有して引き回しが容易であり、昇降用牽引アクチュエータ及び格納用牽引アクチュエータの配置スペースが容易に確保できて設計の自由度が確保できる。更に、サイドブラシの回転に伴う床面からの反力で第1揺動部材及び第2揺動部材を幅方向外方に付勢することから、第1揺動部材及び第2揺動部材を幅方向に揺動させるシリンダ機構等のアクチュエータが不要であり、構成及び作動制御の簡素化が得られる。
請求項に記載の発明は、請求項の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置において、上記昇降用牽引アクチュエータは、格納用牽引アクチュエータを兼備する牽引アクチュエータであることを特徴とする。
この発明によると、昇降用牽引アクチュエータ及び格納用牽引アクチュエータが単一のアクチュエータによって構成され、構造及び制御の簡素化が得られる。
請求項に記載の発明は、請求項1または2の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置において、上記サイドブラシモータカバーの周壁を被覆する弾性部材からなるサイドブラシバンパを備えたことを特徴とする。
この発明によると、サイドブラシモータカバーが弾性部材からなるサイドブラシバンパによって被覆されることから、仮に障害物等に接触しても傷害物に損傷を与えることが防止できる。特に人体に接触した際に人体に与えるダメージが抑制されて安全性が確保できる。
請求項に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置において、上記格納動作牽引索の先端がサイドブラシモータカバーに代えて第2揺動部材に連結されたことを特徴とする。
この発明は、格納動作牽引索の先端をサイドブラシモータカバーに代えて第2揺動部材に連結するものである。
本発明によると、ロボット本体の下面に揺動自在に取り付けられた揺動支持部材の先端部にサイドブラシが支持され、サイドブラシの回転に伴う床面からの反力により揺動支持部材が使用位置に揺動保持されてサイドブラシが使用位置に保持され、サイドブラシによる良好な清浄作業が確保できる。一方、例えば壁際に寄りすぎてサイドブラシが壁面や障害物に接触した際には、サイドブラシを支持する揺動支持部材がその外力によって揺動してサイドブラシ支持装置に壁面や障害物から過大な衝撃力が加わるのが防止できサイドブラシ及びサイドブラシ支持装置の破損が回避できる。
以下、本発明に係る清掃ロボットのサイドブラシ支持装置の実施の形態を図面を参照して説明する。
本発明の実施の形態を図1乃至図11を参照して説明する。
図1は清掃ロボット1の概略を示す正面図、図2は清掃ロボット1の概略を示す側面図、図3はサイドブラシが突出した使用状態における清掃ロボット1の概略を示す平面図、図4は清掃ロボット1の概略を示す下面図であり、サイドブラシの使用状態を実線で示し、格納状態を仮想線で示す。なお、図1及び図2においてサイドブラシを支持するサイドブラシ支持装置は省略してある。また、図4において図面の明確化を図るためサイドブラシは破線で示してある。
清掃ロボット1は、ロボット本体2の下部前面に沿って弾性部材からなるバンパ3を備えると共に、ロボット本体2の下面に配設された走行部10及び清掃部20を有する。
走行部10は、ロボット本体2の下面両側にそれぞれ駆動モータによって駆動される一対の駆動輪11a、11b及び前後に配設されるキャスタ12a、12bを備え、各駆動モータにそれぞれ対応してモータドライバを設ける。このモータドライバは制御装置からの指令信号に基づいて駆動モータの動作をそれぞれ制御する。
更に、ロボット本体2の前方側に前方の障害物を検知する障害物センサ13a及び側方の障害物を検知する障害物センサ13b、13cを設けると共に、方位センサ及び各駆動モータの回転軸に清掃ロボット1の走行距離を測定する距離センサを設ける。これらの距離センサと、障害物センサ13a〜13c、距離センサ、方位センサとからの各検知信号を制御部に送る。
制御部は、障害物センサ13a〜13cが検知した障害物の有無、距離センサからの検知信号に基づいて算出された走行距離、及び方位センサが検知した方位等に基づいて駆動モータに関する指令信号と清掃部の制御に関する指令信号を生成する。
駆動モータに関する指令信号は、左右の各モータドライバに与えられ、モータドライバが駆動モータの駆動を制御する。そして、例えば、図5に示されるような所定の清掃領域61内を清掃ロボット1が矢印D1〜D11で示された所定の経路に沿って走行するように駆動モータを制御する。また、清掃部の制御に関する指令信号を清掃部コントローラに送る。なお、制御部における駆動モータに関する指令信号と清掃部20の制御に関する指令信号の生成については、本発明と直接関係がないので詳細な説明を省略する。
清掃部20は、図6に示す清掃部コントローラ21と、清掃ロボット1の下部にパワーブラシモータ22によって回転駆動される円筒状のパワーブラシ23、パワーブラシ23の後方に吸込口24が開口する吸込機構となるダストボックス、ロボット本体2の前部左右にそれぞれ配設されたサイドブラシ支持装置31に支持されてサイドブラシモータ46によって回転駆動する円錐台形のサイドブラシ47を有する。ダストボックスはブロアモータ25によって回転駆動されるブロアによって吸引し、吸込口24から吸い込まれた塵埃等をダストボックス内に貯留する。
そして、予め設定されたプログラムに従って回転駆動される駆動輪11a、11bによって走行しつつ、回転するパワーブラシ23で床面上の塵埃を掃き上げると共に、必要に応じてサイドブラシ47によりパワーブラシ23の清掃領域外の塵埃を内側、即ちパワーブラシ23の清掃領域内へ掃き寄せる。これらパワーブラシ23で掃き上げられた塵埃及びサイドブラシ47によって掃き寄せられた塵埃を吸引口24からダストボックス内に吸引する。
次に、サイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47について図7乃至図11を参照して説明する。なお、左右のサイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47は同様の構成であり左側のサイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47についてのみ説明する。
図7はサイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47の概要を示す清掃ロボット1の要部正面図、図8は同要部平面図、図9は図8のA部拡大図、図10は同要部側面図、図11はB部拡大図である。
図7乃至図11に示すように、ロボット本体2の下部にフレーム5が配置される。フレーム5は、前後方向に延在する複数の縦フレーム6及び幅方向に延在する複数の横フレーム7によって略格子状に形成し、このフレーム5に駆動輪11a、11b、キャスタ12a、12b、障害物センサ13a〜13c、方位センサ等の走行装置10を搭載乃至支持する。また、清掃部コントローラ21、パワーブラシ23、ダストボックス、及びサイドブラシ支持装置31に支持されたサイドブラシ47等の清掃装置20を搭載乃至支持する。
サイドブラシ支持装置31は、ロボット本体2の前部においてフレーム5の横フレーム7の端部に取り付けられた取付ブラケット8に、幅方向に延在する第1揺動軸32によって基端部を上下方向に揺動自在に支持して前方向に延在する軸状の昇降揺動部材33、昇降揺動部材33に第2揺動軸35を介して幅方向に揺動自在に支持された第1揺動部材36及び該第1揺動部材36に第3揺動軸40を介して幅方向に揺動自在に支持された第2揺動部材41を有する揺動支持部材を備える。
第1揺動軸32によって基端部が上下方向に揺動自在に支持して前方向に延在する軸状の昇降揺動部材33は、下方揺動端規制手段であるストッパボルト34が昇降揺動部材33に当接することによって下方の移動端を調整する。
第1揺動部材36は、上端部が第2揺動軸35を介して幅方向に揺動自在に昇降揺動部材33に支持されて下方に延在する基部37と、基部37の下端部に基端が結合されて前方に移行するに従って漸次幅方向外方に移行するように斜め前方に延在する上面部38A、下面部38B、両側面部38Cを備えた矩形断面形状のアーム部38を有する。更に、基部37から幅方向内方に突出する揺動規制ブラケット39aを設け、この揺動規制ブラケット39aの先端にストッパボルト39bを設ける。このストッパボルト39bがフレーム5に設けられた幅方向内方ストッパ39c或いは幅方向外方ストッパ39dに当接して第1揺動部材36の幅方向の揺動端を格納位置或いは使用位置に規制する第1揺動部材揺動端規制手段39を形成する。
第1揺動部材36のアーム部38の先端において突出する上面部38A及び下面部38Bの先端部に上下方向に延在する第3揺動軸40を介して第2揺動部材41を幅方向に揺動自在に支持する。第2揺動部材41は先端部となる取付部41Cの上端及び下端に基端部となる上面部41A及び下面部41Bが第1揺動部材36のアーム部38における上面部38Aの下面及び下面部38Bの上面に沿って延在する断面略コ字状であって、互いに対向する第1揺動部材36及び第2揺動部材41のアーム部38における上面部38Aと41A及び下面部38Bと41Bを第3揺動軸40によって回動自在に連結する。
更に、第2揺動部材41の上面部41A及び下面部41Bにそれぞれ第3揺動軸40を中心とする円孔状に開口するストッパ溝42Aと、ストッパ溝42A内を移動可能に貫通して両端部がアーム部38の上面部38Aと下面部38Bとの間に掛け渡したストッパ軸42Bによって構成される第2揺動部材揺動端規制手段42を備える。第2揺動部材41が第3揺動軸40を中心に第1揺動部材36のアーム部38に対して幅方向外方に揺動した際にストッパ溝42Aの外方端42Aaがストッパ軸42Bに当接することにより第1揺動部材36のアーム部38に対する第2揺動部材41の外方への揺動端となる使用位置に規制し、第2揺動部材41が第1揺動部材36のアーム部38に対して幅方向内方に揺動した際にストッパ溝42Aの内方端42Abがストッパ軸42Bに当接して第1揺動部材36に対する第2揺動部材41の内方への揺動端となる格納位置に規制する。
第2揺動部41の取付部41Cに取り付けるサイドブラシモータカバー45は、矩形の頂面45A、頂面45Aの各周縁から下方に折曲形成された取付面壁45B、取付面壁45Bと対峙する前面壁45C、取付面壁45Bと前面壁45Cの側端間に架設される両側面壁45D、45E等の周壁を備えた下方が開放する箱状であって、取付面壁45Bを第2揺動部41の取付部41Cに取り付ける。
サイドブラシモータカバー45内に回転軸46aがほぼ上下方向に延在するサイドブラシモータ46を保持し、サイドブラシモータ46の回転軸46aの先端にサイドブラシ47を取り付ける。サイドブラシ47は回転軸46aの先端に取り付けられる円板状の基部47A及び基部47Aの下面に円錐台形に植毛された線状のブラシ材47Bを備える。このサイドブラシ47は接地状態で清掃ロボット1の走行方向前方に所定角度で傾斜し、サイドブラシ47の前部が接地するように設ける。このサイドブラシ47はサイドブラシモータ46によって図10及び図11に矢印Rで示すように接地する走行方向前方側が車幅方向外方側から内方側へ移動する方向、即ち、塵埃等を車幅方向外方側から内方側に掃き寄せる方向に回転する。
サイドブラシモータカバー45の前面壁45Cの外周から両側面壁45D、45Eの外周を覆う発泡ウレタン等の弾性材によってコ字状に形成されたサイドブラシバンパ48を設ける。このサイドブラシバンパ48はサイドブラシモータカバー45の前面壁45C及び両側面壁45D、45Eの外面を覆うと共に平面視状態において少なくともサイドブラシ47の基部47Aを上方から覆う外形形状を有する。
また、サイドブラシモータカバー45とサイドブラシバンパ48との間に、予め設定された外力、即ち衝撃荷重がサイドブラシバンパ48に作用した際にその衝撃を検知する圧電素子等からなる図示しない衝撃検知センサを設ける。この衝撃センサが所定値以上の衝撃を検知した際には走行装置10及び清掃装置20の動作を停止する。
次に、サイドブラシ47を床面Gに接地した使用位置と床面Gから上昇して格納位置に移動せしめるサイドブラシ移動手段50について説明する。
サイドブラシ移動手段50は、フレーム5に搭載されて後述する昇降動作用牽引索となる第1牽引ケーブル52を牽引及び繰り出す昇降用牽引アクチュエータと格納動作用牽引索となる第2牽引ケーブル55を牽引及び繰り出す格納用牽引アクチュエータを兼備する牽引アクチュエータであるシリンダモータ51を有し、シリンダモータ51の軸部51aの伸長及び収縮によって第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55を使用位置と格納位置との間で牽引及び繰り出す。
第1牽引ケーブル52は、可撓性を有し基端がクレビス53aを介してシリンダモータ51の軸部51aに連結し、先端がフレーム5の下部に前後方向に延在して配設されたケーブルガイド53b及びサイドブラシ支持装置31より幅方向内方でかつ上方においてフレーム5に上下方向に延在して配設されたケーブルガイド53cに誘導されて幅方向内方でかつ上方から傾斜して垂下すると共にクレビス53dを介して第1揺動部材36のアーム部38の基端近傍を吊下する。
シリンダモータ51により第1牽引ケーブル52を格納位置に牽引した際に第1揺動軸32を中心にサイドブラシ支持装置31が上方に揺動し、昇降揺動部材33がストッパボルト34に当接することによってサイドブラシ支持装置31の上昇揺動が規制されると共に、第2揺動軸35を中心に第1揺動部材36が幅方向内方に揺動して揺動規制ブラケット39aの先端に設けたストッパボルト39bが幅方向ストッパ39cに当接して第1揺動部材36の幅方向内方揺動端となる格納位置に規制する。
一方、シリンダモータ51により第1牽引ケーブル52を使用位置に繰り出した際に、第1牽引ケーブル52によって吊り下げられたサイドブラシ支持装置31が第1揺動軸32を中心に下方に揺動し、かつ昇降揺動部材33がストッパボルト34に当接してサイドブラシ支持装置31の下方揺動端である使用位置に規制される。また、第1牽引ケーブル52を使用位置に繰り出した際にサイドブラシ47が床面Gに接地したときには、昇降揺動部材33がストッパボルト34に当接することなく牽引ケーブル52が若干撓み、サイドブラシ47の接地状態が維持できる。
第2牽引ケーブル55は、可撓性有し基端がクレビス56aを介してシリンダモータ51の軸部51aに連結し、先端がフレーム5の下部に前後方向に延在して設けられたケーブルガイド56b及び第1揺動部材36の基部37に前後方向に延在して設けられたケーブルガイド56cに誘導されて第3揺動軸40より幅方向内方を経由してサイドブラシモータカバー45の取付面壁45Bにおける幅方向内方端近傍にクレビス56dを介して結合する。
シリンダモータ51により第2牽引ケーブル55を格納位置に牽引した際にサイドブラシモータカバー45の車幅方向内方端が牽引されて図8及び図9に仮想線で示すように第3揺動軸40を中心にサイドブラシモータカバー45及び第2揺動部材41が、その上面部41A及び下面部41Bに形成されたストッパ溝42Aの内方端42Abがストッパ軸42Bに当接する揺動端まで揺動して格納位置に停止する。
一方、シリンダモータ51により第2牽引ケーブル55を使用位置に繰り出した際に、第2牽引ケーブル55による牽引が解除され、サイドブラシモータカバー45及び第2揺動部材41が、その上面部41A及び下面部41Bに形成されたストッパ溝42Aの外方端42Aa或いは内方端42Abがストッパ軸42Bに当接して揺動端が使用位置と格納位置との範囲で揺動可能にある。
次に、このように構成されたサイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47を備えた清掃ロボット1の作用について説明する。
清掃ロボット1は、予め設定されたプログラムに従って回転駆動される駆動輪11a、11bによって清掃領域内の所定系路を走行しつつ、回転するパワーブラシ23で床面G上の塵埃を掃き上げると共に、必要に応じてサイドブラシ47によりパワーブラシ23の清掃領域外の塵埃を内側、即ちパワーブラシ23の清掃領域内へ掃き寄せ、これらパワーブラシ23で掃き上げられた塵埃及びサイドブラシ47によって掃き寄せられた塵埃を吸引口24からダストボックス内に吸引する。
サイドブラシ47を必要としないときには、サイドブラシモータ46によるサイドブラシ47の回転駆動を停止した状態で、図4に仮想線で示すロボット本体2の下方の格納位置に保持する。
サイドブラシ47を格納位置に移動する作動は、サイドブラシ移動手段50のシリンダモータ51により第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55を使用位置から格納位置に牽引する。このシリンダモータ51による第1牽引ケーブル52を格納位置へ牽引すると、第1牽引ケーブル52の先端52bが連結されたサイドブラシ支持装置31の第1揺動部材36が第1揺動軸32を中心に上方に揺動して引き上げられると共に第2揺動軸35を中心に揺動して幅方向内方に牽引される。これにより第1揺動軸32を中心にサイドブラシ支持装置31が上方に揺動してサイドブラシ47が接地位置、即ち床面Gから離れ、昇降揺動部材33がストッパボルト34に当接して上昇揺動が規制される。また、第1牽引ケーブル52による幅方向内方への牽引により第2揺動軸35を中心に第1揺動部材36が幅方向内方に揺動して揺動規制ブラケット39aに設けられたストッパボルト39bが幅方向内方ストッパ39cに当接して第1揺動部材36の幅方向内方へ格納位置に規制される。
一方、第2牽引ケーブル55の格納位置への牽引に伴って、第2牽引ケーブル55の先端が連結されたサイドブラシモータカバー45の車幅方向内方端が牽引されて第3揺動軸40を中心に第2揺動部材41が、その上面部41A及び下面部41Bに形成されたストッパ溝42Aの内方端42Abがストッパ軸42Bに当接する揺動端まで揺動して格納位置に停止する。
これによりサイドブラシ支持装置31に保持されたサイドブラシ47は接地位置から離れると共にサイドブラシモータカバー45がほぼロボット本体2の下面に格納される。また、サイドブラシモータカバー45の一部がバンパ3の前部に突出した状態で格納されてもサイドブラシモータカバー45の前面壁45C及び側面壁45D、45Eが弾性部材からなるサイドブラシバンパ48によって被覆されることから、仮に障害物等に接触しても傷害物に損傷を与えることが防止できる。特に人体に接触した際に人体に与えるダメージが抑制されて安全性が確保できる。
一方、サイドブラシ47を使用する床面Gの清掃にあたっては、サイドブラシ移動手段50のシリンダモータ51により第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55を使用位置に繰り出す。この第1牽引ケーブル52の繰り出しに伴って、第1牽引ケーブル52による上方及び幅方向内方への牽引が解除されて第1揺動軸32を中心にサイドブラシ支持装置31、サイドブラシモータ46及びサイドブラシ47等の自重により下方に揺動してサイドブラシ47の前方部分が床面G上に接触すると共に、第1揺動部材36の第2揺動軸35を中心とした揺動が許容される。
一方、第2牽引ケーブル55の伸長に伴って第2牽引ケーブル55によるサイドブラシモータカバー45の牽引が解除されて第2揺動部材41の第3揺動軸40を中心とする揺動が許容される。
このようにサイドブラシ47の前方部分がサイドブラシ支持装置31及びサイドブラシ47の自重による予め設定された接地荷重で床面Gに接触した状態でサイドブラシ47を回転駆動すると、回転するサイドブラシ47に作用する床面Gからの反力に伴ってサイドブラシモータ46を支持するサイドブラシモータカバー45が幅方向外方に付勢され、サイドブラシモータカバー45に結合された第2揺動部材41が第3揺動軸40を中心として幅方向外方に揺動してその上面部41A及び上面部41Bに形成されたストッパ溝42Aの外方端42Aaがストッパ軸42Bに当接して第1揺動部材36に対する第2揺動部材41の相対揺動が規制される。更なるサイドブラシ47に作用する床面Gからの反力に伴うサイドブラシモータカバー45の幅方向外方への付勢によって第2揺動部材41と第1揺動部材36が一体的に第2揺動軸35を中心として幅方向外方に揺動し、第1揺動部材36に結合されて揺動する揺動規制ブラケット39aに設けられたストッパボルト39bが幅方向外方ストッパ39dに当接して第1揺動部材36の揺動が規制される。
これにより第1揺動部材36及び第2揺動部材41の幅方向外方への揺動が規制されてサイドブラシ47が通常使用位置に保持される。
この通常使用位置にサイドブラシ47が通常使用位置に予め設定されたプログラムに従って回転駆動される駆動輪11a、11bによって自律走行しつつ、回転するパワーブラシ23で床面G上の塵埃を掃き上げると共に、サイドブラシ47によりパワーブラシ23の清掃領域外の塵埃を内側、即ちパワーブラシ23の清掃領域内に掃き寄せ、これらパワーブラシ23で掃き上げられた塵埃及びサイドブラシ47によって掃き寄せられた塵埃を吸引口24からダストボックス内に吸引する。
また、サイドブラシ47の前方部分がサイドブラシ支持装置31、サイドブラシモータ46及びサイドブラシ47等の自重による接地荷重で床面Gに接触した状態でサイドブラシ47が回転するので、床面Gに塵埃や土砂等が固く付着している場合でも、固く付着している塵埃や土砂等によってサイドブラシ47が押し上げられることがなく、そのように付着している塵埃や土砂も床面から掃き寄せられ、掃き残しがなく良好に清掃できる。
壁際の清掃を行う際には、走行ロボット1が壁際に寄った状態で走行する。そして、サイドブラシ47の回転により壁際にある塵埃がパワーブラシ23の清掃領域内に掃き寄せられる。清掃ロボット1が壁際に寄りすぎてサイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48が壁面や障害物に接触して、サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48に対して回転するサイドブラシ47に作用する床面から反力による幅方向外方側への付勢力以上の外力が加わると、サイドブラシ47及びサイドブラシバンパ48はサイドブラシモータカバー45や第2揺動部材41と共に第3揺動軸40を中心に清掃ロボット1の幅方向内方に回動する。
サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48に加わる力、即ち外力が、回転するサイドブラシ47に作用する床面から反力による幅方向外方側への付勢力より小さくなると、サイドブラシ47及びサイドブラシバンパ48は、回転するサイドブラシ47に作用する床面Gから反力によってサイドブラシモータカバー45及び第2揺動部材41と共に第3揺動軸40を中心にストッパ溝42Aの外方端42Aaがストッパ軸42Bに当接するまで揺動して通常使用位置に復帰する。
即ち、サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48は、サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48に幅方向外方から加わる力に対応して、サイドブラシモータカバー45及び第2揺動部材41と共に第3揺動軸40を中心に幅方向に揺動される。
従って、サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48が壁面や障害物に接触しても、サイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48に過剰な力が加わるのが防止され、サイドブラシ47やサイドブラシ47を支持するサイドブラシ支持装置31の破損が確実に回避される。また、サイドブラシ47やサイドブラシバンパ48の接触により発生する壁面や障害物の損傷が防止できる。
その結果、サイドブラシ47及びサイドブラシ支持装置31等の破損を考慮することなく、清掃ロボット1を壁際近傍に寄せた状態で清掃作業を行うことができ、良好な清掃状態を確保できる。
また、種々の実験の結果、清掃ロボット1の進行方向に対するサイドブラシ47の突出角度、即ち、進行方向に対する揺動中心となる第3揺動軸40とサイドブラシ47の回転中心となるサイドブラシモータ46の回転軸46aとを結ぶ仮想線の延在方向が45°以内においてサイドブラシ47或いはサイドブラシバンパ48に幅方向外方から加わる力に対応して良好に第3揺動軸40を中心に幅方向に揺動することが確認された。
また、シリンダモータ51により第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55の繰り出しによりサイドブラシ47を下降して床面Gと接触させ、サイドブラシ47の回転に伴う床面Gからの反力で第1揺動部材36及び第2揺動部材41を幅方向外方に付勢することから、第1揺動部材36及び第2揺動部材41を幅方向に揺動させるシリンダ機構等のアクチュエータが不要であり、構成及び作動制御の簡素化が得られる。更に第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55は可撓性を有し、引き回しが容易でシリンダモータ51の設置場所の選択が容易でその設置スペースが容易に確保できて設計の自由度が確保できる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されることなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では第2牽引ケーブルの先端をサイドブラシモータカバー45に連結したが第2揺動部材41に連結することもできる。上記実施の形態では第1牽引ケーブル52及び第2牽引ケーブル55を単一の牽引アクチュエータであるシリンダモータ51によって格納位置に牽引すると共に使用位置に繰り出すことにより構造及び制御の簡素化を図ったが、それぞれ別個の昇降用牽引アクチュエータ及び格納用牽引アクチュエータを使用することもできる。また、サイドブラシ47を清掃ロボット1の左右にそれぞれ配置したが、左右の一方にのみ配置することもできる。また、パワーブラシを省略した清掃ロボットや、洗浄液を散水すると共に清掃ブラシで床面を清掃して汚水を吸引回収する清掃ロボット等種々のタイプのサイドブラシ等に広く適用することができる。
本実施の形態における清掃ロボットの概略を示す正面図である。 同じく、清掃ロボットの概略を示す側面図である。 同じく、サイドブラシが突出した使用状態における清掃ロボットの概略を示す平面図である。 同じく、サイドブラシが突出した使用状態を実線で示し、収納状態を仮想線で示す清掃ロボットの概略を示す下面図である。 清掃ロボットが清掃領域を走行する経路の一例を示す平面図である。 清掃部の回路構成を示すブロック図である。 サイドブラシ支持装置及びサイドブラシの概要を示す清掃ロボットの要部正面図である。 同、サイドブラシ支持装置及びサイドブラシの概要を示す要部平面図である。 同、図8のA部拡大図である。 同、サイドブラシ支持装置及びサイドブラシの概要を示す要部側面図である。 同、図10のB部拡大図である。
符号の説明
1 清掃ロボット
2 ロボット本体
10 走行部
20 清掃部
31 サイドブラシ支持装置
32 第1揺動軸
33 昇降揺動部材(揺動部材)
33a 基端部
33b 先端
34 ストッパボルト(下方揺動端規制手段)
35 第2揺動軸
36 第1揺動部材(揺動部材)
39 第1揺動部材揺動端規制手段
40 第3揺動軸
41 第2揺動部材(揺動部材)
42 第2揺動部材揺動端規制手段
45 サイドブラシモータカバー
46 サイドブラシモータ
47 サイドブラシ
48 サイドブラシバンパ
50 サイドブラシ移動手段
51 シリンダモータ(牽引アクチュエータ)
52 第1牽引ケーブル(昇降動作牽引策)
55 第2牽引ケーブル(収納動作牽引策)

Claims (4)

  1. 走行部を備えたロボット本体の下面にサイドブラシ支持装置を介して該ロボット本体から幅方向外方でかつ前方に突出した状態に支持されると共に、回転駆動されて床面の塵埃をロボット本体の幅方向内方に掃き寄せるサイドブラシを有する清掃部を備えた清掃ロボットのサイドブラシ支持装置において、
    基端が第1揺動軸を介して上下方向に揺動自在にロボット本体の下面に支持されて前方に延出する昇降揺動部材と、
    該昇降揺動部材に基部が第2揺動軸を介して幅方向に揺動自在に連結されて前方に延出する第1揺動部材と、
    上記昇降揺動部材に対する第1揺動部材の幅方向外方及び内方の揺動端をそれぞれ使用位置と格納位置とに規制する第1揺動部材揺動端規制手段と、
    上記第1揺動部材の先端に基端部が第3揺動軸を介して幅方向に揺動自在に連結されて前方に延在する先端部にサイドブラシモータによって回転駆動されるサイドブラシを保持するサイドブラシモータカバーを支持する第2揺動部材と、
    上記第1揺動部材に対する第2揺動部材の幅方向外方及び内方の揺動端をそれぞれ使用位置と格納位置に規制する第2揺動部材揺動端規制手段と、
    上記第1揺動部材を上方から吊り下げる昇降動作牽引索及び該昇降動作牽引索を繰り出して上記第1揺動部材が下降した使用位置と牽引して上昇した格納位置との間で昇降揺動させる昇降用牽引アクチュエータと、
    上記サイドブラシモータカバーに先端が連結される格納動作牽引索及び該格納動作牽引索を使用位置に繰り出して上記第2揺動部材の揺動を許容する一方格納位置に牽引してサイドブラシモータカバーを格納位置に保持する格納用牽引アクチュエータと、を備え、
    上記格納用牽引アクチュエータによる格納動作牽引索の使用位置への繰り出しにより上記第2揺動部材の揺動許容をして上記昇降用牽引アクチュエータによる昇降動作牽引索の使用位置への繰り出しによる上記第1揺動部材の使用位置において床面に接触するサイドブラシの回転に伴う床面からの反力により上記第1揺動部材及び第2揺動部材を幅方向外方に付勢する一方、昇降用牽引アクチュエータによる昇降動作牽引索の格納位置への牽引及び格納用牽引アクチュエータによる格納動作牽引索の格納位置への牽引でサイドブラシが床面から上昇した状態でロボット本体の下方に収納されることを特徴とする清掃ロボットのサイドブラシ支持装置。
  2. 上記昇降用牽引アクチュエータは、格納用牽引アクチュエータを兼備する牽引アクチュエータであることを特徴とする請求項に記載の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置。
  3. 上記サイドブラシモータカバーの周壁を被覆する弾性部材からなるサイドブラシバンパを備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置。
  4. 上記格納動作牽引索の先端がサイドブラシモータカバーに代えて第2揺動部材に連結されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の清掃ロボットのサイドブラシ支持装置。
JP2008201275A 2008-08-04 2008-08-04 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置 Active JP5243879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201275A JP5243879B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008201275A JP5243879B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010035773A JP2010035773A (ja) 2010-02-18
JP5243879B2 true JP5243879B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=42008921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008201275A Active JP5243879B2 (ja) 2008-08-04 2008-08-04 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5243879B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101907161B1 (ko) * 2011-10-06 2018-10-15 삼성전자주식회사 로봇청소기
WO2021107320A1 (en) * 2019-11-29 2021-06-03 Lg Electronics Inc. Robot cleaner

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009014560A1 (de) * 2009-03-16 2010-09-23 Alfred Kärcher Gmbh & Co. Kg Auswechselbare Kehrbürsteneinrichtung und Kehrmaschine mit einer derartigen Kehrbürsteneinrichtung
EP2997870B1 (en) * 2011-09-23 2018-09-12 LG Electronics Inc. Automatic cleaner
KR101322589B1 (ko) * 2011-09-23 2013-11-29 엘지전자 주식회사 자동 청소기
KR101857295B1 (ko) * 2011-12-16 2018-05-14 엘지전자 주식회사 이동형 로봇 청소기
JP2014046207A (ja) * 2012-08-30 2014-03-17 Samsung Electronics Co Ltd サイドブラシアセンブリ、ロボット掃除機及びロボット掃除機の制御方法
KR101469333B1 (ko) * 2012-12-26 2014-12-04 엘지전자 주식회사 자동 청소기
TW201427631A (zh) * 2013-01-08 2014-07-16 Uni Ring Tech Co Ltd 自走式清潔裝置
JP6198234B2 (ja) * 2013-04-15 2017-09-20 アクティエボラゲット エレクトロラックス 突出サイドブラシを備えたロボット真空掃除機
KR101494804B1 (ko) * 2013-04-19 2015-02-23 주식회사 유진로봇 흡입 방식 청소로봇
CN104146649B (zh) * 2013-05-13 2017-05-10 科沃斯机器人股份有限公司 自移动吸附机器人
KR101306483B1 (ko) 2013-06-18 2013-09-09 엘지전자 주식회사 자동 청소기
JP6403018B2 (ja) * 2013-06-27 2018-10-10 シンフォニアテクノロジー株式会社 清掃装置
TWI601508B (zh) * 2014-01-03 2017-10-11 cheng-xiang Yan Automatic cleaning machine
US10130231B2 (en) 2015-07-31 2018-11-20 Diversey, Inc. Floor cleaning apparatus and method of cleaning a floor
CN109480712B (zh) * 2018-12-22 2024-05-31 深圳银星智能集团股份有限公司 清洁机器人
CN109997704B (zh) * 2019-05-13 2023-10-20 哈尔滨天河自动化设备有限公司 一种猪舍内清粪机器人
JP2021087556A (ja) * 2019-12-03 2021-06-10 オムロン株式会社 自律走行型清掃装置
CN111528736B (zh) * 2020-05-07 2021-09-24 苏州高之仙自动化科技有限公司 边刷安装机构、边刷装置及清洁机器人
CN111636345A (zh) * 2020-06-29 2020-09-08 康洁科技集团有限公司 清扫车立刷离地高度自动调整机构
CN113317720A (zh) * 2021-04-23 2021-08-31 北京云保物享科技有限公司 一种可外伸并能自动避障复位的清洁结构及其清洁机器人
CN113576330B (zh) * 2021-08-04 2022-09-02 上海高仙自动化科技发展有限公司 一种清洁模块及清洁机器人
CN113964662B (zh) * 2021-09-18 2024-03-12 天津市威匡电气设备有限公司 一种新型弱电配电柜装置
CN113774840B (zh) * 2021-09-28 2023-04-11 上海高仙自动化科技发展有限公司 边刷结构及具有其的地面清洁设备
CN114224230B (zh) * 2021-12-14 2023-02-07 广东盈峰智能环卫科技有限公司 尘推机构及扫地机器人
CN114808813B (zh) * 2022-04-15 2024-03-22 苏州高之仙自动化科技有限公司 一种边刷装置及具有其的清洁机器人
KR20230155898A (ko) * 2022-05-04 2023-11-13 삼성전자주식회사 주행 로봇, 그 제어 방법, 및 프로그램이 기록된 기록매체
CN114767015B (zh) * 2022-05-13 2024-06-04 麦岩智能科技(北京)有限公司 一种可变宽度升降拖头
CN117617829B (zh) * 2024-01-24 2024-05-28 科沃斯家用机器人有限公司 清洁机器人及其控制方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2064165T3 (es) * 1991-02-01 1995-01-16 Kurt Zachhuber Maquina para la manipulacion del suelo.
JPH05228090A (ja) * 1992-02-20 1993-09-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自走式掃除機
JP3134485B2 (ja) * 1992-04-27 2001-02-13 株式会社豊田自動織機製作所 床面清掃車のサイドブラシ支持構造
DE4340367C2 (de) * 1993-11-26 2003-12-11 Vorwerk Co Interholding Gerät zur Bodenpflege
JP4243594B2 (ja) * 2005-01-31 2009-03-25 パナソニック電工株式会社 清掃ロボット

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101907161B1 (ko) * 2011-10-06 2018-10-15 삼성전자주식회사 로봇청소기
WO2021107320A1 (en) * 2019-11-29 2021-06-03 Lg Electronics Inc. Robot cleaner
KR20210067275A (ko) * 2019-11-29 2021-06-08 엘지전자 주식회사 로봇 청소기
KR102262726B1 (ko) * 2019-11-29 2021-06-09 엘지전자 주식회사 로봇 청소기
US11583155B2 (en) 2019-11-29 2023-02-21 Lg Electronics Inc. Robot cleaner

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010035773A (ja) 2010-02-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5243879B2 (ja) 清掃ロボットのサイドブラシ支持装置
JP5512225B2 (ja) サイドブラシ装置を備えた自走式清掃ロボット
KR101311295B1 (ko) 이동 로봇의 휠 조립체
KR101361562B1 (ko) 청소로봇
EP2679130B1 (en) Robot cleaner and method for controlling the same
KR102280210B1 (ko) 청소 로봇 및 그 제어 방법
EP0415563A1 (en) Floor scrubber having laterally variable scrub brush position
KR20160121844A (ko) 구동유닛 및 이를 구비하는 로봇청소기
ITFI20010021A1 (it) Apparecchio pulitore aspirante automatico per pavimenti
JP3738459B2 (ja) 自走式掃除機
KR20200007490A (ko) 로봇 청소기용 구동휠 높이조절장치
JP3486923B2 (ja) 掃除機
KR100596482B1 (ko) 흡입구 조립체를 갖는 이동로봇의 승월구조
JPH0779890A (ja) 移動作業ロボット
CN110254548A (zh) 一种爬壁机器人
JP5022084B2 (ja) 軌陸両用車
JP2008074178A (ja) 洗車機の洗浄方法
KR200454118Y1 (ko) 고소작업용 자동이동형 안전윈치장치
KR100862334B1 (ko) 1인승 곤도라 장치
KR20100132147A (ko) 이동체 및 이동체의 주행 제어 방법
JP3314468B2 (ja) 移動作業ロボット
KR20210001402A (ko) 건물 외벽 이동을 위한 와이어 시스템
ES2875229B2 (es) Aparato auto-desplazable de limpieza
KR102107142B1 (ko) 서포트유닛의 분리가 가능한 다관절 목재 가공기
KR102097487B1 (ko) 접촉감지벨트를 구비한 다관절 목재 가공기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110603

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121017

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121023

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130319

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130405

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5243879

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250