JP5126049B2 - 核医学診断装置、形態断層撮影診断装置、核医学用データ演算処理方法および形態断層画像演算処理方法 - Google Patents
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すなわち、請求項1に記載の発明は、放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める核医学診断装置であって、複数の放射線を同時に放出する元素を含んで構成された放射線検出手段と、前記被検体がない状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをブランクデータとして収集するブランクデータ収集手段と、前記被検体がある状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをトランスミッションデータとして収集するトランスミッションデータ収集手段と、前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を前記放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをエミッションデータとして収集するエミッションデータ収集手段と、前記ブランクデータ収集手段で収集されたブランクデータおよび前記トランスミッションデータ収集手段で収集されたトランスミッションデータの双方、またはトランスミッションデータのみに基づいて被検体の吸収補正データを求める吸収補正データ算出手段と、その吸収補正データを用いて前記エミッションデータ収集手段で収集されたエミッションデータの吸収補正を行って、吸収補正されたデータを前記核医学用データとして最終的に求める吸収補正手段とを備えることを特徴とするものである。
図1は、実施例1に係るマンモPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図であり、図2は、実施例1に係るマンモPET装置で用いられる検出器板周辺のブロック図および検出器板の概略図であり、図3は、検出器板中の放射線検出器の具体的構成を示す概略側面図であり、図4は、放射線検出器を構成するシンチレータの各態様図である。なお、後述する実施例2、3も含めて、本実施例1では、核医学診断装置として、PET装置を例に採って説明する。本実施例1では、乳がん検出のためのマンモグラムに適用したマンモPET装置を例に採って説明する。
被検体がない状態で、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21を有した放射線検出器1aを複数配置した状態で、エネルギー下限値を例えば200KeVに設定し、シンチレータブロック21から放出された自己放射能γ線(307KeV, 202KeV、88KeV)を効率よく収集することができる。所定時間(例えば10時間)にわたって自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21から放出されたγ線を計数する。このとき、放出されたγ線のうちの一方を、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21(すなわち放出したシンチレータ)を有した放射線検出器1a自身が計数するとともに、他方を別の放射線検出器1aが計数する。このように計数することで、同時計数回路6で同時計数された同時計数データを、放射性薬剤からのγ線でなく、被検体がない状態で自己放射能によって得られたバックグラウンドデータであるとして、ブランクデータ収集部8はブランクデータとして収集する。このステップS1は、この発明における(1)の工程に相当する。
次に、被検体Mがある状態で、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21を有した放射線検出器1aを複数配置した状態で、所定時間にわたって自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21から放出されたγ線を計数する。このとき、本実施例1ではエネルギー下限値を例えば200KeVに設定することで、シンチレータブロック21から放出された自己放射能γ線(307KeV, 202KeV、88KeV)を効率よく収集することができる。自己放射能γ線は、放出されたγ線のうちの一つもしくはβ線を、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21(すなわち放出したシンチレータ)を有した放射線検出器1a自身が計数するとともに、被検体Mを透過して別の放射線検出器1aに到達した別のγ線を放射線検出器1aが計数する。このように計数することで、同時計数回路6で同時計数された同時計数データを、被検体Mがある状態で自己放射能によって得られたバックグラウンドデータであるとして、トランスミッションデータ収集部9はトランスミッションデータとして収集する。このステップS2は、この発明における(2)の工程に相当する。被検体Mには放射性物質が投与されていないときが望ましいが、投与された状態であってもエネルギー幅を最適化することで、自己放射能によるバックグラウンド成分の寄与率が高いデータを得ることができる。
エミッションデータ収集は、被検体Mから放出されたγ線を同時計数することにより行う。γ線のエネルギーは511keVであるので、このエネルギー範囲をカバーするエネルギー幅で収集する。トランスミッションデータ収集、即ちステップS2と同時もしくは独立並行して行う。順番はどちらからでもかまわない。したがって、ステップS2の後にステップS3を行ってもよいし、ステップS2の前にステップS3を行ってもよいし、ステップS2と同時もしくは独立並行してステップS3を行ってもよい。
ステップS1においてブランクデータ収集部8で収集されたブランクデータ(B)およびステップS2においてトランスミッションデータ収集部9で収集されたトランスミッションデータ(T)との比をサイノグラムに展開して吸収補正データ算出部10は求める。具体的には、サイノグラム上の各々の画素ごとにブランクデータ(B)をトランスミッションデータ(T)で除算する。
このようにサイノグラムに展開されて除算されたサイノグラムは、放射線薬剤の集積状況に依存せずに被検体Mの辺縁部(エッジ)においても輪郭情報が安定して得られる(輪郭サイノグラム)。
この輪郭サイノグラムをサイノグラム以外の投影データ(投影データ算出部7で求められた投影データと同じ次元)に展開して、吸収補正データ算出部10は被検体Mの輪郭画像を抽出する。
ブランクデータ(B)をトランスミッションデータ(T)で除算した値は被検体Mの透過率であるので、対数をとって画像再構成することで吸収補正データ算出部10は吸収係数マップを作成する。ステップS7では、内部を均一な吸収体とみなして吸収係数マップを作成している。
ステップS4〜S7において吸収補正データ算出部10で求められた吸収補正データ(本実施例1では吸収係数マップ)を用いて、ステップS3において投影データ算出部7で求められたエミッションデータの吸収補正を行う。この吸収補正された投影データ(すなわちエミッションデータ)に対して再構成部12で再構成して、その断層画像を核医学用データとして最終的に求める。吸収補正の際には、ノーマライズ処理や散乱補正等などの通常において用いられる吸収補正以外の処理を併せて行ってもよい。このステップS8は、この発明における(5)の工程に相当する。
図7は、実施例2に係るPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図であり、図8は、実施例2に係るPET装置で用いられるリング型放射線検出機構の概略図である。本実施例2では、上述した実施例1と同様に、核医学診断装置として、PET装置を例に採って説明する。本実施例2では、外部線源を除いた構造で、できる限り被検体Mに対して近接させて小型化を実現させたリング型放射線検出機構1Dを備えたPET装置を例に採って説明する。
ステップS1は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。このステップS1は、この発明における(1)の工程に相当する。
被検体Mがある状態で、その被検体Mに放射性薬剤を投与して、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21を有した放射線検出器1aを複数配置した状態で、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21から放出されたγ線を計数する。このとき、放出されたγ線のうちの一方を、自己放射能を含んで構成されたシンチレータブロック21(すなわち放出したシンチレータ)を有した放射線検出器1a自身が計数するとともに、他方を別の放射線検出器1aが計数する。このように計数することで、同時計数回路6で同時計数された同時計数データを、被検体Mがある状態で放射性薬剤からのγ線のデータ(すなわちエミッションデータ)と自己放射能によって得られたバックグラウンドデータ(すなわちトランスミッションデータ)とが混在した状態(「E+T」と表記する)であるとして、トランスミッションデータ・エミッションデータを収集する。このステップT2は、この発明における(2)の工程および(3)の工程に相当する。
このように、この発明における(2)の工程で同時計数された同時計数データと(3)の工程で同時計数された同時計数データとは1つの撮影で取得されたデータであって、(2)の工程でのトランスミッションデータ収集および(3)の工程でのエミッションデータ収集のために、トランスミッションデータ収集用の同時計数データとエミッションデータ収集用の同時計数データとに同時計数回路6は分離することになる。分離の具体的な手法としては、以下のような手法がある。
γ線を計数する際にγ線から光子に変換されるときの光子エネルギーに基づいて、上述した1つの撮影で取得されたデータを弁別して分離する。Lu−176などの光子エネルギーとは異なるγ線を検出してデータを収集する場合には、上述したようにエネルギーウインドウを2種類以上(例えば350KeV以下, 400KeV以上)設けることで、図10に示すように、薬剤投与後の被検体Mであっても、400KeV以上のエネルギーウインドウではエミッションデータ(図中では「Emission」を参照)と、350KeV以下ではトランスミッションデータ(図中では「Lu-Coin」を参照)とに分離してそれぞれ収集することができる。なお、350KeV以下では、放射線検出器内の散乱成分や、図10中の点線のグラフに示すように、エミッションデータが混入する場合があるが、輪郭を抽出する手法であれば大きな問題となり得ないと考えられる。
γ線を同時計数する際の時間差情報(TOF)に基づいて、上述した1つの撮影で取得されたデータを弁別して分離する。消滅γ線が同時計数された際の時間差を正確に測定すれば、その時間差からγ線の放射位置(ポジトロンの対消滅発生地点)を求めることができる。この原理に基づくPET装置を、時間差情報(あるいは飛行時間)(TOF)型PETという。図11に示すように、消滅γ線(消滅光子)の時間差を、T1[sec]とT2[sec]との差分の絶対値|T1−T2|として、γ線(光子)の速度をc[cm/sec]として、同時計数する対象となる両放射線検出器1a間の距離をD[m]として、放射線検出器1a間の距離で決定される(時間)範囲をΔtmax[sec]とすると、かかる範囲はD[m]= Δtmax[sec]×c[cm/sec]で表される。被検体Mから発生した消滅光子の時間差|T1−T2|は、図11(a)に示すように、かかる範囲内(|T1−T2|<Δtmaxを参照)となって、エミッションデータ(「emission」を参照)と弁別することが可能である。一方、放射線検出器1a内から発生した(すなわち自己放射能から放出された)消滅光子の時間差|T1−T2|は、図11(b)に示すように、必ず放射線検出器1a間の距離で決定される時間差(Δtmax-Diff≦|T1−T2|≦Δtmax+Diff)となって、トランスミッションデータ(「Lu-Coin」を参照)と弁別することができる。この時間差や発生位置情報で、2種類のγ線を区別することが可能となる。なお、偶発同時計数は両者に含まれるが、遅延同時計数法などの手法でそれぞれ除去することが可能である。
図8(b)に示すように、自己放射能を含んで構成された放射線検出器1a(図中の右上斜線のハッチングを参照)と、自己放射能を含まずに構成された(例えばGSOで構成された)放射線検出器1aとを組み合わせた場合に、これらの組み合わせの放射線検出器1aでそれぞれ得られた空間情報に基づいて、上述した1つの撮影で取得されたデータを弁別して分離する。図8(b)に示す構造において同時計数された放射線検出器1aを結ぶ線(LOR: Line Of Response)を一点鎖線で図示した図は、図12に示す通りである。
ステップS4は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。
ステップS5は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。
ステップS6は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。
ステップS7は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。ステップS4〜S7は、この発明における(4)の工程に相当する。
ステップS8は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。このステップS8は、この発明における(5)の工程に相当する。
図13は、実施例3に係るマンモPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図であり、図14は、実施例3に係るPET(Positron Emission Tomography)装置の側面図およびブロック図である。本実施例3では、上述した実施例1、2と同様に、形態断層撮影診断装置として、PET装置を例に採って説明する。本実施例3では、実施例1のマンモPET装置に適用した側面図およびブロック図を図13で説明するとともに、実施例2のリング型放射線検出機構1Dを備えたPET装置に適用した側面図およびブロック図を図14で説明する。
ステップS1は、上述した実施例1、2と同じであるので、その説明を省略する。このステップS1は、この発明における(1)の工程に相当する。
ステップS2は、上述した実施例1と同じであるので、その説明を省略する。このステップS2は、この発明における(2)の工程に相当する。
ステップS1においてブランクデータ収集部8で収集されたブランクデータおよびステップS2においてトランスミッションデータ収集部9で収集されたトランスミッションデータとの比から、投影データ算出部7は画素ごとに被検体Mの透過率を透視像として求める。このステップU3は、この発明における(6)の工程に相当する。
ステップU3において投影データ算出部7で求められた透視像(すなわち投影データ)に対して再構成部12で再構成して、その断層画像を形態断層画像として求める。上述した実施例1、2のように吸収補正に用いるかどうかについては考慮しない。
7 … 投影データ算出部
8 … ブランクデータ収集部
9 … トランスミッションデータ収集部
10 … 吸収補正データ算出部
11 … 吸収補正部
M … 被検体
Claims (32)
- 放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の核医学用データを求める核医学診断装置であって、複数の放射線を同時に放出する元素を含んで構成された放射線検出手段と、前記被検体がない状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをブランクデータとして収集するブランクデータ収集手段と、前記被検体がある状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをトランスミッションデータとして収集するトランスミッションデータ収集手段と、前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を前記放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをエミッションデータとして収集するエミッションデータ収集手段と、前記ブランクデータ収集手段で収集されたブランクデータおよび前記トランスミッションデータ収集手段で収集されたトランスミッションデータの双方、またはトランスミッションデータのみに基づいて被検体の吸収補正データを求める吸収補正データ算出手段と、その吸収補正データを用いて前記エミッションデータ収集手段で収集されたエミッションデータの吸収補正を行って、吸収補正されたデータを前記核医学用データとして最終的に求める吸収補正手段とを備えることを特徴とする核医学診断装置。
- 放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づいて被検体の形態断層画像を求める形態断層撮影診断装置であって、複数の放射線を同時に放出する元素を含んで構成された放射線検出手段と、前記被検体がない状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをブランクデータとして収集するブランクデータ収集手段と、前記被検体がある状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをトランスミッションデータとして収集するトランスミッションデータ収集手段と、前記ブランクデータ収集手段で収集されたブランクデータおよび前記トランスミッションデータ収集手段で収集されたトランスミッションデータに基づいて被検体の透視像を取得する透視像取得手段と、その透視像を再構成して被検体の形態断層画像を取得する形態断層画像取得手段とを備えることを特徴とする形態断層撮影診断装置。
- 請求項1に記載の核医学診断装置において、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータのみから前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項1に記載の核医学診断装置において、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとから前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項4に記載の核医学診断装置において、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの比、あるいは前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの差分から前記被検体の輪郭を抽出することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項3から請求項5のいずれかに記載の核医学診断装置において、前記吸収係数マップは、内部を均一な吸収体とみなしたマップであることを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項3に記載の核医学診断装置において、前記吸収係数マップは、内部を複数の吸収係数セグメントから構成される吸収体とみなしたマップであり、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータのみから前記被検体の輪郭および前記吸収係数セグメントの基となる内部形状情報を抽出することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項4または請求項5に記載の核医学診断装置において、前記吸収係数マップは、内部を複数の吸収係数セグメントから構成される吸収体とみなしたマップであり、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとから前記被検体の輪郭および前記吸収係数セグメントの基となる内部形状情報を抽出することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項4、請求項5、請求項6または請求項8のいずれかに記載の核医学診断装置において、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータの他に、エミッションデータも利用して前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項1に記載の核医学診断装置において、前記吸収補正データ算出手段は、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの比から得られる前記被検体の透過率の逆数を求めることで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項1、請求項3から請求項10のいずれかに記載の核医学診断装置において、前記トランスミッションデータ収集手段で同時計数された同時計数データと、前記エミッションデータ収集手段で同時計数された同時計数データとは互いに別々のデータである。
- 請求項1、請求項3から請求項10のいずれかに記載の核医学診断装置において、前記トランスミッションデータ収集手段で同時計数された同時計数データと、前記エミッションデータ収集手段で同時計数された同時計数データとは1つの撮影で取得されたデータであって、前記トランスミッションデータ収集手段での前記トランスミッションデータ収集および前記エミッションデータ収集手段での前記エミッションデータ収集のために、トランスミッションデータ収集用の同時計数データとエミッションデータ収集用の同時計数データとに分離することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項12に記載の核医学診断装置において、前記放射線を計数する際に放射線からのエネルギーに基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項12または請求項13に記載の核医学診断装置において、前記放射線を同時計数する際の時間差情報に基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項12から請求項14のいずれかに記載の核医学診断装置において、前記元素を含んで構成された前記放射線検出手段と、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段とを組み合わせた場合に、これらの組み合わせの放射線検出手段でそれぞれ得られた空間情報に基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学診断装置。
- 請求項15に記載の核医学診断装置において、前記元素を含んで構成された前記放射線検出手段と、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段とを、前記被検体の体軸周りを取り囲むようにリング状に配置して構成されたリング型放射線検出機構と、前記被検体の体軸周りに前記リング型放射線検出機構を回転駆動させる回転駆動機構とを備え、前記回転駆動機構によって前記リング型放射線検出機構を被検体の体軸周りに回転駆動させながら放射線を同時計数することで、同時計数された2つの放射線検出手段を結ぶ線であるLORのうち、前記元素を含んで構成された放射線検出手段から放出された放射線に基づく前記トランスミッションデータと前記元素を含んで構成された放射線検出手段に関する前記LORであって前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく前記エミッションデータとが混在した前記空間情報を収集するとともに、前記LORのうち、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段のみに関する前記LORであって前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく前記エミッションデータのみの前記空間情報を収集し、収集されたエミッションデータとトランスミッションデータとが混在した前記空間情報から、収集されたエミッションデータのみの前記空間情報を差し引くことで、前記回転駆動機構によって前記リング型放射線検出機構を被検体の体軸周りに回転駆動させながら放射線を同時計数する前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学診断装置。
- 放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく被検体の核医学用データに対して演算処理を行う核医学用データ演算処理方法であって、(1)前記被検体がない状態で、複数の放射線を同時に放出する元素を含んで構成された放射線検出手段自身で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方を計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをブランクデータとして収集する工程と、(2)前記被検体がある状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをトランスミッションデータとして収集する工程と、(3)前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線を前記放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをエミッションデータとして収集する工程と、(4)前記ブランクデータおよび前記トランスミッションデータの双方、またはトランスミッションデータのみに基づいて被検体の吸収補正データを求める工程と、(5)その吸収補正データを用いて前記エミッションデータの吸収補正を行う工程とを備え、吸収補正されたデータを前記核医学用データとして最終的に求める前記(1)〜(5)の工程の演算処理を行うことを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく被検体の形態断層画像に対して演算処理を行う形態断層画像演算処理方法において、(1)前記被検体がない状態で、複数の放射線を同時に放出する元素を含んで構成された放射線検出手段自身で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方を計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをブランクデータとして収集する工程と、(2)前記被検体がある状態で、前記元素によって放出された放射線のうちの一方をその元素を含む放射線検出手段自身で計数するとともに他方を別の放射線検出手段で計数することで、同時計数された同時計数データをトランスミッションデータとして収集する工程と、(6)前記ブランクデータおよび前記トランスミッションデータに基づいて被検体の透視像を取得する工程とを備え、取得された被検体の透視像を再構成して前記形態断層画像を求める前記(1),(2),(6)の工程の演算処理を行うことを特徴とする形態断層画像演算処理方法。
- 請求項17に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータのみから前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項17に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとから前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項20に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの比、あるいは前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの差分から前記被検体の輪郭を抽出することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項19から請求項21のいずれかに記載の核医学用データ演算処理方法において、前記吸収係数マップは、内部を均一な吸収体とみなしたマップであることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項19に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記吸収係数マップは、内部を複数の吸収係数セグメントから構成される吸収体とみなしたマップであり、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータのみから前記被検体の輪郭および前記吸収係数セグメントの基となる内部形状情報を抽出することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項20または請求項21に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記吸収係数マップは、内部を複数の吸収係数セグメントから構成される吸収体とみなしたマップであり、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとから前記被検体の輪郭および前記吸収係数セグメントの基となる内部形状情報を抽出することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項20、請求項21、請求項22または請求項24のいずれかに記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータの他に、エミッションデータも利用して前記被検体の輪郭を抽出して被検体の吸収係数マップを作成することで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項17に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(4)の工程では、前記トランスミッションデータと前記ブランクデータとの比から得られる前記被検体の透過率の逆数を求めることで前記吸収補正データを求めることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項17、請求項19から請求項26のいずれかに記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(2)の工程で同時計数された同時計数データと、前記(3)の工程で同時計数された同時計数データとは互いに別々のデータであることを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項17、請求項19から請求項26のいずれかに記載の核医学用データ演算処理方法において、前記(2)の工程で同時計数された同時計数データと、前記(3)の工程で同時計数された同時計数データとは1つの撮影で取得されたデータであって、前記(2)の工程での前記トランスミッションデータ収集および前記(3)の工程での前記エミッションデータ収集のために、トランスミッションデータ収集用の同時計数データとエミッションデータ収集用の同時計数データとに分離することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項28に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記放射線を計数する際に放射線からのエネルギーに基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項28または請求項29に記載の核医学用データ演算処理方法において、前記放射線を同時計数する際の時間差情報に基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項28から請求項30のいずれかに記載の核医学用データ演算処理方法において、前記元素を含んで構成された前記放射線検出手段と、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段とを組み合わせた場合に、これらの組み合わせの放射線検出手段でそれぞれ得られた空間情報に基づいて、前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
- 請求項31の記載の核医学用データ演算処理方法において、前記元素を含んで構成された前記放射線検出手段と、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段とを、前記被検体の体軸周りを取り囲むようにリング状に配置して構成されたリング型放射線検出機構を被検体の体軸周りに回転駆動させながら放射線を同時計数することで、同時計数された2つの放射線検出手段を結ぶ線であるLORのうち、前記元素を含んで構成された放射線検出手段から放出された放射線に基づく前記トランスミッションデータと前記元素を含んで構成された放射線検出手段に関する前記LORであって前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく前記エミッションデータとが混在した前記空間情報を収集するとともに、前記LORのうち、前記元素を含まずに構成された放射線検出手段のみに関する前記LORであって前記放射性薬剤が投与された被検体から発生した放射線に基づく前記エミッションデータのみの前記空間情報を収集する工程を備え、収集されたエミッションデータとトランスミッションデータとが混在した前記空間情報から、収集されたエミッションデータのみの前記空間情報を差し引くことで、前記リング型放射線検出機構を被検体の体軸周りに回転駆動させながら放射線を同時計数する前記1つの撮影で取得されたデータを分離することを特徴とする核医学用データ演算処理方法。
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