JP5108585B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
その第1特徴構成は、車体の走行状態を走行中立状態、前進走行状態及び後進走行状態に切り換え自在な走行状態切換手段と、車体の向きの変位量情報を検出するジャイロ装置と、前記経路変更用走行を自動で行うように前記操向手段を切り換え制御する作業行程切換制御を実行する自動旋回制御手段と、前記経路変更用走行の開始を指令する手動操作式の自動旋回指令手段とが備えられ、
前記自動旋回制御手段が、前記自動旋回指令手段の指令に基づいて前記作業行程切換制御を実行するように構成され、
前記自動旋回制御手段が、前記作業行程切換制御として、
1つの直線状の作業経路での車体の向きに対して車体を左旋回状態にて前進走行させたのちに走行停止させ、次に、前記左旋回状態での前進走行の開始地点よりも未刈茎稈群の外方側の箇所を通過する状態で直進状態にて設定距離後進走行させたのちに、車体が前記1つの直線状の作業経路と交差する次回の直線状の作業経路に向かう状態になるように右旋回状態にて後進走行させたのち走行停止させる形態で、前記操向手段及び前記走行状態切換手段を切り換え制御するように構成され、且つ、
前記作業行程切換制御において、前記左旋回状態にて前進走行させているとき、及び、前記右旋回状態にて後進走行させているときに、前記ジャイロ装置の検出情報に基づいて求められる前記車体の向きの変位量が予め設定された目標変位量になるように前記操向手段を切り換え制御するように構成されている点にある。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成に加えて、前記報知手段として、音声により報知する音声式報知手段が備えられている点にある。
本発明の第5特徴構成は、第4特徴構成に加えて、前記モード切り換え手段が、脱穀クラッチが入り状態であるか否かを検出する脱穀スイッチと、エンジンの回転速度を検出する回転検出センサとで構成され、
前記自動旋回制御手段は、前記脱穀スイッチと前記回転検出センサとの検出情報に基づいて、前記脱穀クラッチが入りであるという条件、及び、前記エンジンの回転速度が設定回転速度以上であるという条件の両条件が満たされると、前記自動入りモードに切り換わるように構成され、少なくともいずれか一方の条件が満たされていないと、前記自動切りモードに切り換わる点にある。
本発明の第6特徴構成は、第1特徴構成〜第5特徴構成のいずれかに加えて、前記自動旋回制御手段が、前記自動旋回指令手段により前記経路変更用走行の開始が指令されると、直ちに、前記作業行程切換制御を実行するように構成されている点にある。
図1に示すように、左右一対のクローラ式の走行装置1L、1Rで支持された車体の前部に、刈取昇降シリンダ2にて横軸芯P1周りに駆動昇降自在に刈取部3が支持され、車体の前部の右側に運転部4が備えられ、車体の後部の左側に脱穀部5が備えられ、車体の後部の右側にグレンタンク6が備えられて、自脱型のコンバインが構成されている。
エンジンEの動力が静油圧式の無段変速装置11に伝動され、この無段変速装置11の変速後の出力が、ミッションケース12を介して左右の走行装置1に伝達されている。ミッションケース12には、上記変速後の出力を左右の走行装置1L、1Rに対して各別に断続可能な状態で且つ各走行装置1L、1Rを各別に制動操作可能な左右一対の操向クラッチブレーキ13L、13Rが設けられ、それら各操向クラッチブレーキ13L、13Rに対する圧油の供給を制御して各クラッチの入り切り及びブレーキ操作するための操向用電磁弁14が設けられている。
尚、変速レバー15は運転部4の左側に配置されており運転者が左手で操作する状態で設けられ、刈高操向レバー18は運転部4の右側に配置されており運転者が右手で操作する状態で設けられている。
図2に示すように、車体の方位変位量情報の一例としての縦軸芯周りでの車体の角速度変位を検出するジャイロ装置25が備えられおり、前記制御装置Hが、このジャイロ装置25にて検出される縦軸芯周りでの角速度を積分することにより車体の方位変位量を演算にて求めることができる。又、制御装置Hは、前記ロータリーエンコーダS4の検出情報に基づいて車体の走行距離を演算にて求めることができるように構成され、前記ジャイロ装置25及び前記ロータリーエンコーダS4の検出情報に基づいて上記したような作業行程切換制御を実行するように構成されている。従って、制御装置Hを利用して前記自動旋回制御手段102が構成されている。
すなわち、図3に示すように、脱穀スイッチS2及び回転検出センサS3の検出情報に基づいて作業状態であると判別している状態であれば前記自動入りモードに切り換わり、自動操向指令スイッチSWが手動にてオン操作されて自動操向指令が指令されると、前記表示ランプ26を点灯させて運転者に作業行程切換制御を実行していることを報知する(ステップ1、2、3)。図5に示すように、運転者は、直進状態での作業走行が終了してから少し走行した地点ptにて自動操向指令スイッチSWを操作することになる。
以下、別実施形態を列記する。
25 ジャイロ装置
26 報知手段
100 走行状態切換手段
101 操向手段
102 自動旋回制御手段
104 モード切り換え手段
E エンジン
S2 脱穀スイッチ
S3 回転検出センサ
SW 自動旋回指令手段
Claims (6)
- 直進状態と旋回状態とに切り換え自在な操向手段を備えて、直線状の作業経路に沿って走行する直進走行と前記直線状の作業経路の終端部から次回の直線状の作業経路に向けて予め定めた設定走行パターンにて走行する経路変更用走行とを繰り返す形態で作業を行うコンバインであって、
車体の走行状態を走行中立状態、前進走行状態及び後進走行状態に切り換え自在な走行状態切換手段と、車体の向きの変位量情報を検出するジャイロ装置と、前記経路変更用走行を自動で行うように前記操向手段を切り換え制御する作業行程切換制御を実行する自動旋回制御手段と、前記経路変更用走行の開始を指令する手動操作式の自動旋回指令手段とが備えられ、
前記自動旋回制御手段が、前記自動旋回指令手段の指令に基づいて前記作業行程切換制御を実行するように構成され、
前記自動旋回制御手段が、前記作業行程切換制御として、
1つの直線状の作業経路での車体の向きに対して車体を左旋回状態にて前進走行させたのちに走行停止させ、次に、前記左旋回状態での前進走行の開始地点よりも未刈茎稈群の外方側の箇所を通過する状態で直進状態にて設定距離後進走行させたのちに、車体が前記1つの直線状の作業経路と交差する次回の直線状の作業経路に向かう状態になるように右旋回状態にて後進走行させたのち走行停止させる形態で、前記操向手段及び前記走行状態切換手段を切り換え制御するように構成され、且つ、
前記作業行程切換制御において、前記左旋回状態にて前進走行させているとき、及び、前記右旋回状態にて後進走行させているときに、前記ジャイロ装置の検出情報に基づいて求められる前記車体の向きの変位量が予め設定された目標変位量になるように前記操向手段を切り換え制御するように構成されているコンバイン。 - 前記自動旋回制御手段が前記作業行程切換制御を実行している自動旋回運転状態であることを運転者に報知する報知手段が備えられている請求項1記載のコンバイン。
- 前記報知手段として、音声により報知する音声式報知手段が備えられている請求項2記載のコンバイン。
- 前記自動旋回制御手段が、
モード切り換え手段の切り換え指令に基づいて、前記手動操作式の自動旋回指令手段の指令に基づいて前記作業行程切換制御を実行する自動入りモードと、前記手動操作式の自動旋回指令手段の指令にかかわらず前記作業行程切換制御を実行しない自動切りモードとに切り換え自在に構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンバイン。 - 前記モード切り換え手段が、脱穀クラッチが入り状態であるか否かを検出する脱穀スイッチと、エンジンの回転速度を検出する回転検出センサとで構成され、
前記自動旋回制御手段は、前記脱穀スイッチと前記回転検出センサとの検出情報に基づいて、前記脱穀クラッチが入りであるという条件、及び、前記エンジンの回転速度が設定回転速度以上であるという条件の両条件が満たされると、前記自動入りモードに切り換わるように構成され、少なくともいずれか一方の条件が満たされていないと、前記自動切りモードに切り換わる請求項4記載のコンバイン。 - 前記自動旋回制御手段が、前記自動旋回指令手段により前記経路変更用走行の開始が指令されると、直ちに、前記作業行程切換制御を実行するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンバイン。
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JP2008084557A JP5108585B2 (ja) | 2008-03-27 | 2008-03-27 | コンバイン |
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Family Applications (1)
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