JPH02219506A - 作業車両における制御装置 - Google Patents
作業車両における制御装置Info
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- JPH02219506A JPH02219506A JP1038854A JP3885489A JPH02219506A JP H02219506 A JPH02219506 A JP H02219506A JP 1038854 A JP1038854 A JP 1038854A JP 3885489 A JP3885489 A JP 3885489A JP H02219506 A JPH02219506 A JP H02219506A
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Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、農作業用トラクタや田植機等の作業車両を、
無人走行させるための制御装置に関するものである。
無人走行させるための制御装置に関するものである。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕最近、圃
場における農作業用のトラクタ、コンバイン、田植機等
の作業車両において、圃場における特徴、例えば既耕地
と未耕地と境界線や、既刈取地と未刈聖地との境界線を
CODカメラにて検出し、これを画像処理して得られた
境界線のデータをもとに、その境界線の側方に沿って作
業車両を前進させつつ耕耘や刈取の作業を実行したり、
植付は苗条を前記と同様にして画像処理して得られたデ
ータから、該植付は苗条の側方に沿って田植作業を実行
する等の自動走行制御が試みられている。
場における農作業用のトラクタ、コンバイン、田植機等
の作業車両において、圃場における特徴、例えば既耕地
と未耕地と境界線や、既刈取地と未刈聖地との境界線を
CODカメラにて検出し、これを画像処理して得られた
境界線のデータをもとに、その境界線の側方に沿って作
業車両を前進させつつ耕耘や刈取の作業を実行したり、
植付は苗条を前記と同様にして画像処理して得られたデ
ータから、該植付は苗条の側方に沿って田植作業を実行
する等の自動走行制御が試みられている。
そして、この自動走行制御時において、作業車両を圃場
内で方向転換する場合、農作業機の操舵、ブレーキ、エ
ンジンの出力、走行変速、並びに作業機への出力等の各
種制御を、略同時に処理しなければならない。
内で方向転換する場合、農作業機の操舵、ブレーキ、エ
ンジンの出力、走行変速、並びに作業機への出力等の各
種制御を、略同時に処理しなければならない。
ところが、一つの制御用コントローラで前記複数の制御
を処理することは、通常の制御の流れでは、一つの命令
(指令)を実行中は他の指令は実行されない等の制約が
あることから、略同時に複数の制御が迅速に処理できな
いという問題点かあると共に、制御の流れが複雑になる
という問題もあった。
を処理することは、通常の制御の流れでは、一つの命令
(指令)を実行中は他の指令は実行されない等の制約が
あることから、略同時に複数の制御が迅速に処理できな
いという問題点かあると共に、制御の流れが複雑になる
という問題もあった。
本発明は、この問題を解決することを目的とするもので
ある。
ある。
(課題を解決するための手段〕
この目的を達成するため、本発明は、トラクタ等の農作
業用作業車両におけるエンジン制御、操舵制御、ブレー
キ制御、クラッチ制御等の複数の制御対象の各々を、各
下位のコントローラにて制御するように構成する一方、
上位のコントローラから前記複数の下位のコントローラ
に命令を伝達すると共に、その各下位のコントローラに
よる制御状態を上位のコントローラにて監視するように
構成したことを特徴とするものである。
業用作業車両におけるエンジン制御、操舵制御、ブレー
キ制御、クラッチ制御等の複数の制御対象の各々を、各
下位のコントローラにて制御するように構成する一方、
上位のコントローラから前記複数の下位のコントローラ
に命令を伝達すると共に、その各下位のコントローラに
よる制御状態を上位のコントローラにて監視するように
構成したことを特徴とするものである。
このように構成すれば、複数の下位のコントローラの各
々が実際に制御する制御対象は、各々一つ乃至複数ある
が、この複数の下位のコントローラを一つの上位のコン
トローラで制御するので、上位コントローラおよび各下
位のコントローラが制御において負担すべき量が少な(
なる。そして、上位と下位の各コントローラ間の制御の
流れ、下位コントローラと各制御対象との制御の流れが
各々簡単化なるので、迅速な制御が可能となる。
々が実際に制御する制御対象は、各々一つ乃至複数ある
が、この複数の下位のコントローラを一つの上位のコン
トローラで制御するので、上位コントローラおよび各下
位のコントローラが制御において負担すべき量が少な(
なる。そして、上位と下位の各コントローラ間の制御の
流れ、下位コントローラと各制御対象との制御の流れが
各々簡単化なるので、迅速な制御が可能となる。
従って、本発明によれば、従来のように一つの中央処理
装置(CP U)で多数の制御対象を略同時に制御操作
するのに比べて、制御の方式が判りやすく、且つ制御対
象を増減することが至極簡単となり、制御装置全体とし
て汎用性を持つことができるという効果を有するのであ
る。
装置(CP U)で多数の制御対象を略同時に制御操作
するのに比べて、制御の方式が判りやすく、且つ制御対
象を増減することが至極簡単となり、制御装置全体とし
て汎用性を持つことができるという効果を有するのであ
る。
次に本発明の制御装置をトラクタに適用した実施例につ
いて説明すると、作業車両1であるトラクタは、その車
体の前部左右に前輪2,2を、後部左右に後輪3.3を
備え、前記前輪2.2は車体前部の運転操作部に備えた
ハンドル4の手動操舵及び後述の自動制御にて操舵装置
5を作動させて左右に舵取りできるように構成されてい
る。
いて説明すると、作業車両1であるトラクタは、その車
体の前部左右に前輪2,2を、後部左右に後輪3.3を
備え、前記前輪2.2は車体前部の運転操作部に備えた
ハンドル4の手動操舵及び後述の自動制御にて操舵装置
5を作動させて左右に舵取りできるように構成されてい
る。
車体の後部にはリンク機構を介して従来周知のロークリ
耕耘機6を上下動自在に連結している。
耕耘機6を上下動自在に連結している。
エンジン7からの駆動力は、クラッチ装置8と走行変速
装置9を介して後輪3,3に各々伝達する一方、前記走
行変速装置9から副変速装置(図示せず)を介してPT
O軸10に出力己、該PTO軸lOの動力をロータリ耕
耘機6に伝達するものである。
装置9を介して後輪3,3に各々伝達する一方、前記走
行変速装置9から副変速装置(図示せず)を介してPT
O軸10に出力己、該PTO軸lOの動力をロータリ耕
耘機6に伝達するものである。
符号11は、千ンジン7の出力を増減調節するスロット
ルアクチエータで、符号12はエンジン7の出力状態で
あるエンジン回転数を検出する回転計である。
ルアクチエータで、符号12はエンジン7の出力状態で
あるエンジン回転数を検出する回転計である。
符号13はエンジン7の出力軸側に設けたクラ・7チ装
R8のON・OFF (継断)操作するためのクラッチ
アクチエータ、符号14はクラッチアクチエータ13の
ON・OFF作動状態を検出するクラッチセンサーを示
す。
R8のON・OFF (継断)操作するためのクラッチ
アクチエータ、符号14はクラッチアクチエータ13の
ON・OFF作動状態を検出するクラッチセンサーを示
す。
符号15は、PTO軸lOから作業機であるロークリ耕
耘機6のへの動力伝達をON・OFFする作業用クラッ
チのPTOアクチエータ、符号16は前記PTOアクチ
エータのON・OFF作動状態を検出するPTOクラッ
チセンサー、符号17は走行変速装置9のシフトレバ−
を第1速位置・第2速位置・第3速位置・中立位置・後
退位置に移動させるためのシフトアクチエータであり、
符号1Bは前記各位置であることを検出するシフトセン
サーを示す。
耘機6のへの動力伝達をON・OFFする作業用クラッ
チのPTOアクチエータ、符号16は前記PTOアクチ
エータのON・OFF作動状態を検出するPTOクラッ
チセンサー、符号17は走行変速装置9のシフトレバ−
を第1速位置・第2速位置・第3速位置・中立位置・後
退位置に移動させるためのシフトアクチエータであり、
符号1Bは前記各位置であることを検出するシフトセン
サーを示す。
符号19は前記前後の左右各々車輪に対するブレーキア
クチエータで、該ブレーキ、アクチエータ19によるブ
レーキ作動パターンは、前記前輪2゜2及び後輪3,3
の左右両側同時ブレーキ、右側車輪のみのブレーキ、左
側車輪のみのブレーキの3つのパターンがあり、ブレー
キアクチエータ19によるブレーキの強さは強から弱ま
で数段階にセットできる。符号20は前記ブレーキアク
チエータ19によるブレーキ作動の有無及びブレーキ強
さを検出するブレーキセンサーである。
クチエータで、該ブレーキ、アクチエータ19によるブ
レーキ作動パターンは、前記前輪2゜2及び後輪3,3
の左右両側同時ブレーキ、右側車輪のみのブレーキ、左
側車輪のみのブレーキの3つのパターンがあり、ブレー
キアクチエータ19によるブレーキの強さは強から弱ま
で数段階にセットできる。符号20は前記ブレーキアク
チエータ19によるブレーキ作動の有無及びブレーキ強
さを検出するブレーキセンサーである。
前記操舵装置5は、機械的または油圧系統を含むステア
リング機構に取付く電動式の操舵アクチエータ21の作
動にて左右前輪2,2の向きを所定の角度づつ変更させ
ることができる。
リング機構に取付く電動式の操舵アクチエータ21の作
動にて左右前輪2,2の向きを所定の角度づつ変更させ
ることができる。
操舵袋W15には、前輪2の操舵角度を検出できるポテ
ンショメータ等の操舵角度センサー22を設ける。なお
このとき、左右車輪の操舵角度の平均値を求めて検出し
ても良い。
ンショメータ等の操舵角度センサー22を設ける。なお
このとき、左右車輪の操舵角度の平均値を求めて検出し
ても良い。
符号23は作業車両1であるトラクタに搭載したCOD
カメラ(図示せず)にて圃場の特徴を撮像し、それを画
像処理するための画像処理装置である。
カメラ(図示せず)にて圃場の特徴を撮像し、それを画
像処理するための画像処理装置である。
この画像処理装置23にて得られた画像のデータから、
例えば既耕地と未耕地と境界線や、既刈聖地と未刈聖地
との境界線や植付は苗条をHough変換して仮想の直
線として演算し、その仮想の直線とトラクタの進行方向
基準線との横方向の偏差や進行方向角度の偏差を計算し
、所定の境界線の側方に沿って作業車両を前進させつつ
耕耘や刈取の作業を実行したり、植付は苗条の側方に沿
って田植作業を実行する等の自動走行制御(いわゆる自
律型制御)を行うときに作動させるものである。
例えば既耕地と未耕地と境界線や、既刈聖地と未刈聖地
との境界線や植付は苗条をHough変換して仮想の直
線として演算し、その仮想の直線とトラクタの進行方向
基準線との横方向の偏差や進行方向角度の偏差を計算し
、所定の境界線の側方に沿って作業車両を前進させつつ
耕耘や刈取の作業を実行したり、植付は苗条の側方に沿
って田植作業を実行する等の自動走行制御(いわゆる自
律型制御)を行うときに作動させるものである。
符号24は、無人走行制御、特に前記自律型制御でない
遠隔操作制御時にトラクタの進行に障害となる障害物を
検出するための障害物センサーで、該障害物センサー2
4は光センサ−、超音波センサー等の非接触式センサー
を使用するものである。
遠隔操作制御時にトラクタの進行に障害となる障害物を
検出するための障害物センサーで、該障害物センサー2
4は光センサ−、超音波センサー等の非接触式センサー
を使用するものである。
符号25は、作業車両1であるトラフ、夕を手動操作す
るときに、前記エンジン7におけるスロットルアクチエ
ータ11クラツチ装置8におけるクラッチアクチエータ
13、走行変速装置9におけるシフトアクチエータ17
、ブレーキ装置におけるブレーキアクチエータ19、操
舵装置5における操舵アクチエータ20等を手動に切換
えるに際して実行する各種の手動切換えスイッチである
。
るときに、前記エンジン7におけるスロットルアクチエ
ータ11クラツチ装置8におけるクラッチアクチエータ
13、走行変速装置9におけるシフトアクチエータ17
、ブレーキ装置におけるブレーキアクチエータ19、操
舵装置5における操舵アクチエータ20等を手動に切換
えるに際して実行する各種の手動切換えスイッチである
。
符号26は、スロットルアクチエータ11と、クラッチ
アクチエータ13とPTOアクチエータ15とに各々命
令し、データをやりとりし、これらアクチエータの作動
を制御するための下位のコントローラで、これらのアク
チエータの作動の状態をモニターするため、回転計12
、クラッチセンサー14、PTOクラッチセンサー16
からの出力信号も下位のコン・トローラ26に入力する
。
アクチエータ13とPTOアクチエータ15とに各々命
令し、データをやりとりし、これらアクチエータの作動
を制御するための下位のコントローラで、これらのアク
チエータの作動の状態をモニターするため、回転計12
、クラッチセンサー14、PTOクラッチセンサー16
からの出力信号も下位のコン・トローラ26に入力する
。
同様に、下位のコントローラ27では、シフトアクチエ
ータ17とブレーキアクチエータ19とに各々命令し、
データをやりとりし、これらアクチエータの作動を制御
するもので、該下位のコントローラ27には、これらの
7クチエータの作動の状態をモニターするため、シフト
センサー18、ブレーキセンサー20からの出力信号を
入力するものである。
ータ17とブレーキアクチエータ19とに各々命令し、
データをやりとりし、これらアクチエータの作動を制御
するもので、該下位のコントローラ27には、これらの
7クチエータの作動の状態をモニターするため、シフト
センサー18、ブレーキセンサー20からの出力信号を
入力するものである。
符号28は、前記下位のコントローラ26.27に命令
し、その制御状態を監視する中位のコントローラである
。
し、その制御状態を監視する中位のコントローラである
。
符号29は、前記操舵アクチエータ21、画像処理装置
23、障害物センサー24を各々命令し、これらとデー
タをやりとりするための下位のコントローラである。
23、障害物センサー24を各々命令し、これらとデー
タをやりとりするための下位のコントローラである。
符号30は、前記下位29または中位のコントローラ2
8に命令し、その制御状態を監視するための上位のコン
トローラであり、該上位のコントローラ30では、前記
各アクチエータff1J111.13.15.1?、1
9.21が正常に作動し、制御状態が良好であるか否か
を判断するため、回転計12、クラッチセンサー14、
PTOクラッチセンサー16、シフトセンサー18、ブ
レーキセンサー20からの出力信号を直接入力し、その
制御状態を監視し、また画像処理装置23、障害物セン
サー24からの出力信号も上位のコントローラ30に入
力しその制御状態を監視している。
8に命令し、その制御状態を監視するための上位のコン
トローラであり、該上位のコントローラ30では、前記
各アクチエータff1J111.13.15.1?、1
9.21が正常に作動し、制御状態が良好であるか否か
を判断するため、回転計12、クラッチセンサー14、
PTOクラッチセンサー16、シフトセンサー18、ブ
レーキセンサー20からの出力信号を直接入力し、その
制御状態を監視し、また画像処理装置23、障害物セン
サー24からの出力信号も上位のコントローラ30に入
力しその制御状態を監視している。
さらに、符号31は前記の上位のコントローラ30に指
令し、データをやりとりするための遠隔操作指令°コン
トローラで、第3図の実施例では、圃場内を走行する作
業車両1から離れた位置で監視する作業者32が手に持
った無線式の遠隔操作指令コントローラ31にて、各種
の指令やデータの信号を上位のコントローラ30に無線
信号にて伝送する。
令し、データをやりとりするための遠隔操作指令°コン
トローラで、第3図の実施例では、圃場内を走行する作
業車両1から離れた位置で監視する作業者32が手に持
った無線式の遠隔操作指令コントローラ31にて、各種
の指令やデータの信号を上位のコントローラ30に無線
信号にて伝送する。
即ち、エンジン7のON・OFF並びにスロットル制御
、エンジン7と走行変速装置9との間のクラッチ装置8
のON・OFF、走行変速装置9での変速段の指令、操
舵装置5における操舵方向とその操舵角度の指令等の各
種の指令及び物理的制御皇に対応するデータを無線電波
信号に載せて出す。
、エンジン7と走行変速装置9との間のクラッチ装置8
のON・OFF、走行変速装置9での変速段の指令、操
舵装置5における操舵方向とその操舵角度の指令等の各
種の指令及び物理的制御皇に対応するデータを無線電波
信号に載せて出す。
これらのデータの信号を作業車両1上の上位のコントロ
ーラ30にて受けて、前記前記中位のコントロー28や
それより下位のコントローラ26゜27.29を間接的
に制御し、監視することができるものである。
ーラ30にて受けて、前記前記中位のコントロー28や
それより下位のコントローラ26゜27.29を間接的
に制御し、監視することができるものである。
なお、第4図の実施例では、圃場の外側に少なくとも2
点以上の観測点に電波、光等の受信機33.33を設置
し、作業車両1がら発信電波等の出力信号を前記受信機
33にて受け、作業車両lの現在位置、進行方向、走行
速度等の各種データを外部制御装置34にて′X握する
と共に、前記外部制御装置34から指令や制御量のデー
タ信号を発信機35から前記作業車両1上の上位のコン
トローラ30に通信する。
点以上の観測点に電波、光等の受信機33.33を設置
し、作業車両1がら発信電波等の出力信号を前記受信機
33にて受け、作業車両lの現在位置、進行方向、走行
速度等の各種データを外部制御装置34にて′X握する
と共に、前記外部制御装置34から指令や制御量のデー
タ信号を発信機35から前記作業車両1上の上位のコン
トローラ30に通信する。
なお、遠隔操作指令コントローラ31や外部制御装置3
4からの指令や制御量のデータの通信と、上位のコント
ローラ30から前記指令等の有無を問い合せ等の通信は
、いわゆる両方向交互通信である。
4からの指令や制御量のデータの通信と、上位のコント
ローラ30から前記指令等の有無を問い合せ等の通信は
、いわゆる両方向交互通信である。
次に、第5図に示すフローチャートは、前記上位のコン
トローラ30における制御を示すもので、スタートに続
くステップS1で常数初期化、ステップS2でプロセス
入出力装置(コントローラ26.27.28.29)つ
まりPIOの初期化を各々実行し、続いてステップS3
にてインターフェース(代表例としてR3−232Cが
ある)の初期化を行う。
トローラ30における制御を示すもので、スタートに続
くステップS1で常数初期化、ステップS2でプロセス
入出力装置(コントローラ26.27.28.29)つ
まりPIOの初期化を各々実行し、続いてステップS3
にてインターフェース(代表例としてR3−232Cが
ある)の初期化を行う。
ステップS4では、作業車両1つまりトラクタにおける
前記制御装置の各種アクチエータ11等、及びセンサー
類の制御対象の装置を初期化する。
前記制御装置の各種アクチエータ11等、及びセンサー
類の制御対象の装置を初期化する。
ステップS5では、遠隔操作指令コントローラ31や外
部制御装置34からの指令や制御量のデータ通信の割り
込みを許可する。
部制御装置34からの指令や制御量のデータ通信の割り
込みを許可する。
ステップS6では、各種表示器、スインチ類を入力状態
にセントする。
にセントする。
ステツ7’S7では、前記ステップS5での通信割り込
みがあるか否、を判断するため、適宜時間の時間待ちを
行う。
みがあるか否、を判断するため、適宜時間の時間待ちを
行う。
ステップS8では、通信データのエラー処理を許可し、
ステップS9では、回転計12の読み込みからエンジン
7の回転数、ひいてはエンジンの出力状態を表示する。
ステップS9では、回転計12の読み込みからエンジン
7の回転数、ひいてはエンジンの出力状態を表示する。
ステップSIOでは、下位のコントローラ26゜27.
29及び中位のコントローラ30からのデータ入力待ち
を行う。
29及び中位のコントローラ30からのデータ入力待ち
を行う。
ステップSllでは、障害物センサー24による障害物
の有無を検出するものであり、障害物がないとき障害物
センサー24はOFFとなり、後述のステップ17の前
に移行する。障害物が作業車両lの前方近く等にあれば
、障害物センサー24がONとなり、このように障害物
を検出すれば、作業車両lを前進させると衝突する事故
が発生するので、遠隔操作指令コントローラ31等から
の外部指令の割り込みをステップS12で禁止し、遠隔
操作を不可能となるようにし、ステップS13で適宜時
間待ちを実行する。障害物が他の作業者等移動物である
ときには、適宜時間経過することで進行に障害とならな
くなる可能性があるからである。
の有無を検出するものであり、障害物がないとき障害物
センサー24はOFFとなり、後述のステップ17の前
に移行する。障害物が作業車両lの前方近く等にあれば
、障害物センサー24がONとなり、このように障害物
を検出すれば、作業車両lを前進させると衝突する事故
が発生するので、遠隔操作指令コントローラ31等から
の外部指令の割り込みをステップS12で禁止し、遠隔
操作を不可能となるようにし、ステップS13で適宜時
間待ちを実行する。障害物が他の作業者等移動物である
ときには、適宜時間経過することで進行に障害とならな
くなる可能性があるからである。
次いでステップ314で、障害物センサー24にて再度
障害物の有無を検出し、ONのとき、即ち障害物がある
ときには、ステップ315で作業車両1を非常停止させ
、遠隔地の作業者は作業車両lに近付いて障害物を取り
除くか、作業車両lを手動操作にて方向転回する等して
進行方向の前に障害物がない状態にする。
障害物の有無を検出し、ONのとき、即ち障害物がある
ときには、ステップ315で作業車両1を非常停止させ
、遠隔地の作業者は作業車両lに近付いて障害物を取り
除くか、作業車両lを手動操作にて方向転回する等して
進行方向の前に障害物がない状態にする。
ステップS14で障害物センサー24の検出にて障害物
がなく、OFFのときゃ非常停止後に障害が無くなれば
、ステップS16にて外部指令の割り込みを許可し、遠
隔操作を可能にする。
がなく、OFFのときゃ非常停止後に障害が無くなれば
、ステップS16にて外部指令の割り込みを許可し、遠
隔操作を可能にする。
前記ステップSllで障害物センサー24がOFFであ
るとき、ステップS16の後に入れる。
るとき、ステップS16の後に入れる。
ステップS17では、無人自動走行のための自動スイッ
チがOFFであるか否かを判別し、ステップ318にて
安全のため一旦外部指令の割り込みを禁止し、ステップ
S19の適宜時間待ちの後、ステ・ノブ320にて前記
の自動スイッチのON・OFFを再度確認する。
チがOFFであるか否かを判別し、ステップ318にて
安全のため一旦外部指令の割り込みを禁止し、ステップ
S19の適宜時間待ちの後、ステ・ノブ320にて前記
の自動スイッチのON・OFFを再度確認する。
ステップS20で自動スイッチがOFFのときには、ス
テップS21にて、所定の手動操作を実行する。
テップS21にて、所定の手動操作を実行する。
前記手動操作の後、またはステップS20での自動スイ
ッチがONのときには、ステップS22で外部指令から
の割り込みを許可し、ステップS23で各種の制御対象
のハード(スロ・ノトルアクチェークエ1、クラッチア
クチエータ13、PTOアクチェーク15、シフトアク
チエータ17、ブレーキアクチエータ19、操舵アクチ
エータ21)をスタンバイ状態にする。
ッチがONのときには、ステップS22で外部指令から
の割り込みを許可し、ステップS23で各種の制御対象
のハード(スロ・ノトルアクチェークエ1、クラッチア
クチエータ13、PTOアクチェーク15、シフトアク
チエータ17、ブレーキアクチエータ19、操舵アクチ
エータ21)をスタンバイ状態にする。
なお、前記ステップ317にて自動スイッチがONのと
きには、ステップS23の前に入れる。
きには、ステップS23の前に入れる。
前記ステップS23を実行したのち、下位コントローラ
29、中位コントローラ28からのインターフェース(
R3−2320)の入力バッファをクリアし、ステップ
S7の前に戻すのである。
29、中位コントローラ28からのインターフェース(
R3−2320)の入力バッファをクリアし、ステップ
S7の前に戻すのである。
第6図は、遠隔操作指令コントローラ31や外部制御装
置34から上位のコントローラ30への指令や制御量の
データ通信の割り込みのサブルーチンで、割り込みスタ
ートに続くステップR1で外部指令のデータを上位コン
トローラ30に取り込み、ステップR2ではこの情報を
上位コントローラ30にて翻訳し、ステップR3にて中
位コントローラ28や下位コントローラ29に出力する
。
置34から上位のコントローラ30への指令や制御量の
データ通信の割り込みのサブルーチンで、割り込みスタ
ートに続くステップR1で外部指令のデータを上位コン
トローラ30に取り込み、ステップR2ではこの情報を
上位コントローラ30にて翻訳し、ステップR3にて中
位コントローラ28や下位コントローラ29に出力する
。
ステップR4にて通信データが終了か否かをチエツクし
、終了していないときにはステップR1の前に戻して終
了まで繰り返し、終了すればリターンする。
、終了していないときにはステップR1の前に戻して終
了まで繰り返し、終了すればリターンする。
第7図は、中位コントローラ28から下位コントローラ
26.27へのデータ出力(データ転送)サブルーチン
で、スタートに続くステップptで制御項目の制御文字
数が2文字を越えるか否かチエツクする。制御項目はス
ロットル(A)、走行変速用のシフト(B)、ブレーキ
右(C)、ブレーキ左(D)、クラッチ(E)、の5項
目で各々2文字の制御文字で区別する。
26.27へのデータ出力(データ転送)サブルーチン
で、スタートに続くステップptで制御項目の制御文字
数が2文字を越えるか否かチエツクする。制御項目はス
ロットル(A)、走行変速用のシフト(B)、ブレーキ
右(C)、ブレーキ左(D)、クラッチ(E)、の5項
目で各々2文字の制御文字で区別する。
ステップPIの判別で、制御文字数が2文字以内のとき
、次いでステップP2で制御項目がスロットル(A)で
あるときには、ステップP3にて前記スロットルに関す
る旧いデータと新しいデータとを交換し、ステップP4
で下位のコントローラ26へデータを出力する。
、次いでステップP2で制御項目がスロットル(A)で
あるときには、ステップP3にて前記スロットルに関す
る旧いデータと新しいデータとを交換し、ステップP4
で下位のコントローラ26へデータを出力する。
ステップP5にて制御項目が終わりか否かを判別し、n
o(終わりでない)のときには、リターンする。
o(終わりでない)のときには、リターンする。
ステップP5にて1つの制御項目が終わり(yes)の
ときには、続いてステップP6にて今回および次回の制
御項目が共にクラッチ(E)であるか否かを判別する。
ときには、続いてステップP6にて今回および次回の制
御項目が共にクラッチ(E)であるか否かを判別する。
後述するように制御項目クラッチ(E)は最終段階で入
力するからである。
力するからである。
ステップP6の判別がyesのとき(2回の制御項目と
もクラッチ(E)であるとき)には、ステップP7で適
宜時間待ちを実行した後、ステップP8で制御項目路わ
りか否か再度判別し、ステップP8でyes (制御項
目路わりのとき)であれば、リターンする。
もクラッチ(E)であるとき)には、ステップP7で適
宜時間待ちを実行した後、ステップP8で制御項目路わ
りか否か再度判別し、ステップP8でyes (制御項
目路わりのとき)であれば、リターンする。
ステップP6での判別がnoのとき(制御項目クラッチ
(E)が1回だけのとき)には、時間待ちせずにステッ
プP8に入れる。
(E)が1回だけのとき)には、時間待ちせずにステッ
プP8に入れる。
ステップP8でnoのとき(制御項目路わりでないとき
)には、ステップPLの前に戻す。
)には、ステップPLの前に戻す。
このようにして、前記ステップP2からステップP8で
スロットル(A)についてのデータの交換が済むと、前
記ステップP2にて制御項目がスロットル(A)でない
と判別したときには、つづいてステップP9にて制御項
目が走行変速のシフト(B)であるか否かを判別し、y
esであるときには、ステップPIOにてその変速シフ
トのデータ(中立位置、第1速、第2速、第3速、後退
)を新旧交換し、ステップP4の前に戻す。
スロットル(A)についてのデータの交換が済むと、前
記ステップP2にて制御項目がスロットル(A)でない
と判別したときには、つづいてステップP9にて制御項
目が走行変速のシフト(B)であるか否かを判別し、y
esであるときには、ステップPIOにてその変速シフ
トのデータ(中立位置、第1速、第2速、第3速、後退
)を新旧交換し、ステップP4の前に戻す。
前記ステップP9でnoのときには、ステップpHに移
り、制御項目がブレーキ右(C)であるか否を判別し、
yesのときにはステップPI2で前記と同様に新旧デ
ータを交換する。ブレーキ右のみを作動させるときには
、作業車両lは右に急旋回することができる。
り、制御項目がブレーキ右(C)であるか否を判別し、
yesのときにはステップPI2で前記と同様に新旧デ
ータを交換する。ブレーキ右のみを作動させるときには
、作業車両lは右に急旋回することができる。
ステップP13では、制御項目がブレーキ左(D)であ
るか否かの判別、ステップP15では制御項目がクラッ
チ(E)で゛あるか否かの判別を前記と同様に各々実行
し、各々yesであるときにはステップP14.ステッ
プP16で新旧データの交換を実行した後ステップP4
の前に戻すのである。
るか否かの判別、ステップP15では制御項目がクラッ
チ(E)で゛あるか否かの判別を前記と同様に各々実行
し、各々yesであるときにはステップP14.ステッ
プP16で新旧データの交換を実行した後ステップP4
の前に戻すのである。
つづいて第8図は下位コントローラの制御サブルーチン
で、例えば操舵装置5に対する操舵アクチエータ21
(油圧制御の場合には、制御切換弁、の電磁ソレノイド
でも良い)を制御する下位のコントローラ29について
例示すると、スタートに続くステップQ1で初期化し、
ステップQ2で操作用のスイッチを読み込み、作動可能
状態のときには、ステップQ3にて操舵が右か左かの指
令と、車輪の向きの角度である操舵指示量を読み込む。
で、例えば操舵装置5に対する操舵アクチエータ21
(油圧制御の場合には、制御切換弁、の電磁ソレノイド
でも良い)を制御する下位のコントローラ29について
例示すると、スタートに続くステップQ1で初期化し、
ステップQ2で操作用のスイッチを読み込み、作動可能
状態のときには、ステップQ3にて操舵が右か左かの指
令と、車輪の向きの角度である操舵指示量を読み込む。
次にステップQ4にて現在の実際の車輪の向きである切
れ角度を前記ポテンショメータ等の操舵角度センサー2
2にて検出し、操舵指示量と切れ角度が一致しないとき
には、ステップQ5にて操舵アクチエータ21を前記遠
隔操作の操舵指示量に対応させて舵取り操作を実行した
のち、ステップQ2の前に戻すのであり、操舵指示量と
切れ角度の差異が所定の許容誤差範囲内のときには操舵
アクチエータ2を作動させず、不変とするのである。
れ角度を前記ポテンショメータ等の操舵角度センサー2
2にて検出し、操舵指示量と切れ角度が一致しないとき
には、ステップQ5にて操舵アクチエータ21を前記遠
隔操作の操舵指示量に対応させて舵取り操作を実行した
のち、ステップQ2の前に戻すのであり、操舵指示量と
切れ角度の差異が所定の許容誤差範囲内のときには操舵
アクチエータ2を作動させず、不変とするのである。
第2図の実施例における下位のコントローラ26では、
スロットルアクチエータ11クラツチアクチエータ13
、PTOアクチエータ15を制御対象として略並列的に
制御操作を実行するのであり、下位のコントローラ27
では、シフトアクチエータ17、ブレーキアクチエータ
19を制御対象として略並列的に制御実行している。
スロットルアクチエータ11クラツチアクチエータ13
、PTOアクチエータ15を制御対象として略並列的に
制御操作を実行するのであり、下位のコントローラ27
では、シフトアクチエータ17、ブレーキアクチエータ
19を制御対象として略並列的に制御実行している。
なお、各種センサーの検出値が所定の制御範囲を越える
゛ときには、上位のコントローラ30がこれを判別して
、エンジンの停止、走行変速′シフトの中立位置への移
行、作業者のIll等を実行する。
゛ときには、上位のコントローラ30がこれを判別して
、エンジンの停止、走行変速′シフトの中立位置への移
行、作業者のIll等を実行する。
第9図の第2実施例では、遠隔操作指令コントローラ3
1や外部制御装置34から上位のコントローラ36への
指令や最終の制御量のデータ通信は前記実施例と略同じ
であるが、以下に述べる下位のコントローラX1−X9
を各々並列的に同時制御するものであって、下位のコン
トローラX1〜X6は前記スロットルアクチエータ11
クラツチアクチエータ13、PTOアクチエータ15、
シフトアクチエータ17、ブレーキアクチエータ19、
操舵アクチエータ21の制御対象の各々を単独で制御す
るものであり、下位のコントローラX7はCODカメラ
及び画像処理装置23を制御するもの、下位コントロー
ラX8は障害物センサー24など各種表示装置または警
報装置を制御するもの、下位コントローラX9はロータ
リ耕耘機6等の作業機の昇降等の姿勢制御装置37を制
御(作業機の左右を常時水平状態に保持したり、−定の
左右傾斜状態の姿勢に保持するような制御)するもので
ある。
1や外部制御装置34から上位のコントローラ36への
指令や最終の制御量のデータ通信は前記実施例と略同じ
であるが、以下に述べる下位のコントローラX1−X9
を各々並列的に同時制御するものであって、下位のコン
トローラX1〜X6は前記スロットルアクチエータ11
クラツチアクチエータ13、PTOアクチエータ15、
シフトアクチエータ17、ブレーキアクチエータ19、
操舵アクチエータ21の制御対象の各々を単独で制御す
るものであり、下位のコントローラX7はCODカメラ
及び画像処理装置23を制御するもの、下位コントロー
ラX8は障害物センサー24など各種表示装置または警
報装置を制御するもの、下位コントローラX9はロータ
リ耕耘機6等の作業機の昇降等の姿勢制御装置37を制
御(作業機の左右を常時水平状態に保持したり、−定の
左右傾斜状態の姿勢に保持するような制御)するもので
ある。
なお、前記各下位のコントローラXl−X9では、各ア
クチエータ類等の制御対象に付随するセンサー(図示せ
ず)の信号を入力して制御の適正化を図るし、上位のコ
ントローラ36においても、前記の各センサー類からの
信号を受けて、制御が適正であるか否を監視し、制御が
不適当であるときには各下位のコントローラを個別にO
FFにするか、エンジン停止、または走行変速装置のシ
フトレバ−を中立にしたり、警報を出すように構成する
ものである。
クチエータ類等の制御対象に付随するセンサー(図示せ
ず)の信号を入力して制御の適正化を図るし、上位のコ
ントローラ36においても、前記の各センサー類からの
信号を受けて、制御が適正であるか否を監視し、制御が
不適当であるときには各下位のコントローラを個別にO
FFにするか、エンジン停止、または走行変速装置のシ
フトレバ−を中立にしたり、警報を出すように構成する
ものである。
前記各実施例のように構成すれば、複数の下位のコント
ローラの各々が実際に制御する制御対象は、各々一つ乃
至複数あるが、この複数の下位のコントローラを一つの
上位のコントローラで制御するので、従来のように一つ
の中央処理装置(、CPU)で多数の制御対象を略同時
に制御操作実行するのに比べて、上位コントローラおよ
び各下位のコントローラが制御において負担すべき量が
少なくなると共に、上位と下位の各コントローラ間の制
御の流れ、下位コントローラと各制御対象との制御の流
れが簡単になるので、制御対象を増減することが至極簡
単となり、制御装置全体として判りやすく、且つ汎用性
を持つことができるという効果を有するのである。
ローラの各々が実際に制御する制御対象は、各々一つ乃
至複数あるが、この複数の下位のコントローラを一つの
上位のコントローラで制御するので、従来のように一つ
の中央処理装置(、CPU)で多数の制御対象を略同時
に制御操作実行するのに比べて、上位コントローラおよ
び各下位のコントローラが制御において負担すべき量が
少なくなると共に、上位と下位の各コントローラ間の制
御の流れ、下位コントローラと各制御対象との制御の流
れが簡単になるので、制御対象を増減することが至極簡
単となり、制御装置全体として判りやすく、且つ汎用性
を持つことができるという効果を有するのである。
特に、外部の遠隔操作制御のときには、その外部遠隔操
作装置と一つの中央処理装置<c p u>との間のデ
ータの通信に時間を取られ、肝心の作業車両lの制御に
必要な時間的な余裕がなくなり、非常停止やエンジン停
止の制御が不可能になって安全性を害することになるが
、本発明では、上位のコントローラに通信部分の制御を
任せる余裕ができるので、下位のコントローラによる本
来の作業車両の制御の掌握が充分且つ確実となり、安全
性も向上するのである。
作装置と一つの中央処理装置<c p u>との間のデ
ータの通信に時間を取られ、肝心の作業車両lの制御に
必要な時間的な余裕がなくなり、非常停止やエンジン停
止の制御が不可能になって安全性を害することになるが
、本発明では、上位のコントローラに通信部分の制御を
任せる余裕ができるので、下位のコントローラによる本
来の作業車両の制御の掌握が充分且つ確実となり、安全
性も向上するのである。
図面は本発明の実施例を示し、第1図は作業車両の概略
平面図、第2図は制御装置の第1実施例のブロック図、
第3図は作業車両の遠隔操作の説明図、第4図は作業車
両の遠隔操作の他の実施例の説明図、第5図と第6図と
第7図と第8図は各々フローチャート、第9図は制御装
置の第2実施例のブロック図である。 1・・・・作業車両、5・・・・操舵装置、6・・・・
ロークリ耕耘機、7・・・・エンジン、8・・・・クラ
ッチ装置、11・・・・スロットルアクチエータ、13
・・・・クラッチアクチエータ、15・・・・PTOア
クチエータ、17・・・・シフトアクチエータ、19・
・・・ブレーキアクチエータ、21・・・・操舵アクチ
エータ、24・・・・障害物センサー、26.27.2
9・・・・下位のコントローラ、28・自・中位のコン
トローラ、30.36・・・・上位のコントローラ、3
1・・・・遠隔操作指令コントローラ、34・・・・外
部制御装置。 ヤンマー農機株式会社 第6図
平面図、第2図は制御装置の第1実施例のブロック図、
第3図は作業車両の遠隔操作の説明図、第4図は作業車
両の遠隔操作の他の実施例の説明図、第5図と第6図と
第7図と第8図は各々フローチャート、第9図は制御装
置の第2実施例のブロック図である。 1・・・・作業車両、5・・・・操舵装置、6・・・・
ロークリ耕耘機、7・・・・エンジン、8・・・・クラ
ッチ装置、11・・・・スロットルアクチエータ、13
・・・・クラッチアクチエータ、15・・・・PTOア
クチエータ、17・・・・シフトアクチエータ、19・
・・・ブレーキアクチエータ、21・・・・操舵アクチ
エータ、24・・・・障害物センサー、26.27.2
9・・・・下位のコントローラ、28・自・中位のコン
トローラ、30.36・・・・上位のコントローラ、3
1・・・・遠隔操作指令コントローラ、34・・・・外
部制御装置。 ヤンマー農機株式会社 第6図
Claims (1)
- (1)、トラクタ等の農作業用作業車両におけるエンジ
ン制御、操舵制御、ブレーキ制御、クラッチ制御等の複
数の制御対象の各々を、各下位のコントローラにて制御
するように構成する一方、上位のコントローラから前記
複数の下位のコントローラに命令を伝達すると共に、そ
の各下位のコントローラによる制御状態を上位のコント
ローラにて監視するように構成したことを特徴とする作
業車両における制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1038854A JP2723283B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 作業車両における制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1038854A JP2723283B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 作業車両における制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02219506A true JPH02219506A (ja) | 1990-09-03 |
JP2723283B2 JP2723283B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12536791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1038854A Expired - Fee Related JP2723283B2 (ja) | 1989-02-17 | 1989-02-17 | 作業車両における制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2723283B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319265A (ja) * | 1992-05-13 | 1993-12-03 | Monoreele Kogyo Kk | 軌条用運搬車の停止装置 |
JPH11242520A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-09-07 | Caterpillar Inc | 障害物検出応答式代替通路決定方法及びその装置 |
JP2000011299A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-14 | Toshio Sakurai | 光センサを利用した移動体の自動制御装置 |
JP2002317688A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 農作業機における制御装置 |
JP2016126625A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | 大成建設株式会社 | 無人化施工方法および自律走行用制御装置 |
JP2020101943A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | 圃場作業車 |
-
1989
- 1989-02-17 JP JP1038854A patent/JP2723283B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05319265A (ja) * | 1992-05-13 | 1993-12-03 | Monoreele Kogyo Kk | 軌条用運搬車の停止装置 |
JPH11242520A (ja) * | 1997-12-08 | 1999-09-07 | Caterpillar Inc | 障害物検出応答式代替通路決定方法及びその装置 |
JP2000011299A (ja) * | 1998-06-18 | 2000-01-14 | Toshio Sakurai | 光センサを利用した移動体の自動制御装置 |
JP2002317688A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Yanmar Agricult Equip Co Ltd | 農作業機における制御装置 |
JP2016126625A (ja) * | 2015-01-06 | 2016-07-11 | 大成建設株式会社 | 無人化施工方法および自律走行用制御装置 |
JP2020101943A (ja) * | 2018-12-20 | 2020-07-02 | 株式会社クボタ | 圃場作業車 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2723283B2 (ja) | 1998-03-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |