JP4946584B2 - 金属パターン部材 - Google Patents
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(2)支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/反射防止層
(3)支持体/ハードコート/防汚性反射防止層
(4)支持体/防眩層
(5)支持体/ハードコート/防眩層
(6)支持体/ハードコート/防眩層/反射防止層
(7)紫外線吸収性支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/反射防止層
(8)紫外線吸収性支持体/ハードコート/防汚性反射防止層
(9)紫外線吸収性支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/防汚性反射防止層
(10)近赤外線吸収層/支持体/ハードコート/反射防止層
(11)近赤外線吸収層/支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/反射防止層
(12)近赤外線吸収層/支持体/ハードコート/防汚性反射防止層
(13)近赤外線吸収層/紫外線吸収性支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/反射防止層
(14)近赤外線吸収層/紫外線吸収性支持体/ハードコート/防汚性反射防止層
(15)近赤外線吸収層/紫外線吸収性支持体/防眩性または帯電防止性ハードコート/防汚性反射防止層
アクリル酸ブチル85.3重量部、アクリル酸メチル15重量部、アクリル酸4重量部、アクリル酸2−ヒドロキシエチル0.7重量部、アゾビスイソブチロニトリル0.03重量部、アセトン190重量部、トルエン110重量部からなる原料用いて、窒素雰囲気下で加熱還流して8時間反応させて、重量平均分子量110万の反応性官能基を有するアクリル系ポリマーの溶液(不揮発分25重量%)を得た。合成した反応性官能基を有する弾性重合体溶液100重量部に、トリレンジイソシアネートのアダクト体(住化バイエルウレタン製硬化剤「スミジュールL−75」)0.7重量部、2−メチル−1(4−メチルチオ)フェニル)−2−モルフォリノプロパン−1−オン(チバ・スペシャルティ・ケミカルズ製光重合開始剤「イルガキュア907」)0.75重量部、および6官能のウレタンアクリレートオリゴマー(ダイセルUCB製「Ebecryl1290K」、重量平均分子量1,000)37.5重量部を配合して活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤を得た。
実施例1で用いた電解銅箔の代わりに、電解銅箔(NS−VLP:三井金属鉱業株式会社製、厚み10μm、金属箔表面の十点平均粗さRz:0.57μm、金属箔表面の中心線平均粗さRa:0.12μm)を用いること以外は、実施例1と同様の方法により、図1に示す金属箔積層体および図2に示す金属パターン部材を得た。
実施例1で用いた電解銅箔の代わりに、電解銅箔(LB−9:福田金属箔粉工業株式会社製、厚み10μm、金属箔表面の十点平均粗さRz:0.73μm、金属箔表面の中心線平均粗さRa:0.16μm)を用いること以外は、実施例1と同様の方法により、図1に示す金属箔積層体および図2に示す金属パターン部材を得た。
実施例1で作成した金属パターン部材のパターン化された銅箔面に、粘着剤(BPS5296:東洋インキ製造製)100質量部、溶剤(トルエン)5質量部からなる塗液を、30μm(乾燥膜厚)設けた。図3に示す金属パターン層3が粘着剤6で覆われた金属パターン部材を得た。
剥離フィルム(E7002:東洋紡製、厚さ25μm)に、粘着剤(BPS5296:東洋インキ製造製)100質量部、溶剤(トルエン)5質量部からなる塗液を50μm厚(乾燥膜厚)で塗布形成したシートを作成した後、ラミネーターを用いて実施例1で作成した金属パターン部材のパターン化された銅箔面とラミネート温度70℃、ラミネート圧0.5MPaの条件下で貼り合わせ、剥離フィルムを剥離した。図3に示す、金属パターン層が粘着剤で覆われた金属パターン部材を得た。
粘着剤を50μm厚(乾燥膜厚)に設けることに代えて、粘着剤を150μm厚に設けること以外は、実施例5と同様の方法により、図3に示す、金属パターン層が粘着剤で覆われた金属パターン部材を得た。
実施例1で用いた電解銅箔に代えて、電解銅箔(JTC:日鉱金属株式会社製、厚み35μm、金属箔表面の十点平均粗さRz:4.6μm、金属箔表面の中心線平均粗さRa:1.07μm)を用い、そのマット面と活性エネルギー線粘着力消失型感圧接着剤層とをラミネートすること以外は、実施例1と同様の方法により、図1に示す金属箔積層体および図2に示す金属パターン部材を得た。
実施例および比較例で得られた金属箔積層体の銅箔面と転写用積層体の粘着面とを貼り合わせたのち、パターン化された金属箔積層体のポリエチレンテレフタレートフィルム側より、高圧水銀ランプ160Wにて積算照度300mJ/cm2で活性エネルギー線照射を行った場合(条件A)と行わなかった場合(条件B)の両方について、金属パターン層の転写の際の金属箔積層体と転写用積層体との間での剥離強度を測定した。また、実施例および比較例で得られた、パターン化された金属箔積層体を用いて、金属パターン層転写の際の金属箔積層体と転写用積層体との間での剥離強度を測定した(条件C)。さらにこれらの結果から、転写の際に金属パターンの撚れや欠落の無いものを○、金属パターンの一部または全部が転写不可能なものを×として転写性を評価した。ただし、実施例4〜6については、金属箔積層体の活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤および基材フィルムが既に剥離されたものであるため、これらの検討は実施例1〜3についてのみ行った。結果を表1に示す。表1の全面転着とは、剥離の際に基材フィルムと活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層の間で剥離が起こり、活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層の全てが転写用積層体側に移行した状態を示す。
実施例4〜6で得られた金属パターン部材について、電磁波シールド性、可視光透過率を測定し、また金属パターンの非視認性を確認した。結果を表2に示す。電磁波シールド性は、スペクトルアナライザー(「MS2601B」:アドバンテスト製)、標準信号発生器(「MG3602B」:アドバンテスト製)、測定器(「MA8602B」:アドバンテスト製)を使用して10MHz〜1GHzの周波数範囲のうち、100MHz〜1GHzの周波数範囲の電磁波シールド性を測定した。代表値として100MHzと1GHzの数値を表記した。可視光透過率は、分光光度計(「V−570」:日本分光製)を使用して測定波長400nm〜700nmの範囲で測定を行い、各波長における透過率の平均値を示した。金属パターンの非視認性については、金属パターン部材を0.5m離れた位置から観察し、金属パターンが肉眼により認識できないものを○、認識できるものを×とした。
2 粘着剤層
3 金属パターン層
4 基材フィルム
5 活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層
6 埋め込み用粘着剤層
Claims (6)
- 活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層上の金属パターン層を、前記活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層への活性エネルギー線の照射を行い基板および粘着剤層を含む転写用積層体へ転写してなる金属パターン部材であって、
前記金属パターン層は、金属箔を選択的エッチングによりパターン化して形成したものであり、
前記金属箔は、前記選択的エッチング時に、基材フィルム、活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層、および金属箔を含んでなる金属箔積層体の一層であり、かつ、前記金属箔の活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層と接する金属箔表面の十点平均粗さが3.0μm以下である金属パターン部材。 - 活性エネルギー線粘着力消失型粘着剤層と接する金属箔表面の中心線平均粗さが0.5μm以下である請求項1記載の金属パターン部材。
- 金属パターン層が電磁波シールド層であって、基板が透明であることを特徴とする請求項1または2に記載の金属パターン部材。
- 金属パターン層のパターンが、粘着剤層の粘着剤で覆われていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の金属パターン部材。
- 基板が、基板の両面または片面に、導電性、反射防止性、防眩性、ハードコート性、近赤外線吸収機能、紫外線吸収機能、色補正機能およびNeカット機能のうち1つ以上の機能が付与された機能層を、1層以上有していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の金属パターン部材。
- プラズマディスプレイ用である請求項1〜5のいずれかに記載の金属パターン部材。
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