JP4832045B2 - メキタジン、イブプロフェン及びトラネキサム酸含有医薬組成物 - Google Patents
メキタジン、イブプロフェン及びトラネキサム酸含有医薬組成物 Download PDFInfo
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Description
項1.(i)メキタジン及び/又はその塩、(ii)イブプロフェン及び/又はその塩、及び(iii)トラネキサム酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする、医薬組成物。
項2. (i)成分を0.01〜10重量%、(ii)成分を1〜80重量%、及び(iii)成分を1〜80重量%の割合で含有する、項1に記載の医薬組成物。
項3. 固形医薬製剤である、項1又は2に記載の医薬組成物。
項4. (i)メキタジン及び/又はその塩、及び(ii)イブプロフェン及び/又はその塩を含有する医薬組成物に、(iii)トラネキサム酸及び/又はその塩を配合することを特徴とする、該医薬組成物の安定化方法。
(1)医薬組成物
本発明の医薬組成物は、メキタジン(以下、これを「(i)成分」と表記することもある)を含有する。メキタジンは、化学名10-[(RS)-1-Azabicyclo[2,2,0]oct-3-ylmethyl]-10H-phenothiazineで表され、抗ヒスタミン作用を有している公知化合物である。メキタジンの塩としては、薬学的に許容される限り、特に制限されない。本発明の医薬組成物において、当該(i)成分は、メキタジン又はその塩の何れか一方であってもよいし、またそれらの双方を含むものであってもよい。当該(i)成分として、好ましくはメキタジンである。
好ましくは、(i)成分が0.02〜5重量%、(ii)成分が1〜60重量%、及び(iii)成分が1〜60重量%であり;
更に好ましくは(i)成分が0.03〜1重量%、(ii)成分が5〜45重量%、及び(iii)成分が5〜45重量%であり、
特に好ましくは(i)成分が0.05〜0.3重量%、(ii)成分が8〜30重量%、及び(iii)成分が8〜30重量%であり、
更に特に好ましくは(i)成分が0.1〜0.15重量%、(ii)成分が12〜17重量%、及び(iii)成分が11〜16重量%である。このような割合で上記(i)〜(iii)成分を組み合わせて含有することにより、各成分の薬理作用を効果的に発揮させながら、該(i)成分と(ii)成分を併用した際に生じる色調変化や湿潤化を有効に抑制することが可能になる。
:(i)成分1重量部に対して、(ii)成分が1〜1000重量部、(iii)成分が1〜1000重量部であり;好ましくは、(ii)成分が10〜150重量部、(iii)成分が30〜500重量部であり;更に好ましくは、(ii)成分が50〜150重量部であり、(iii)成分が50〜200重量部であり;特に好ましくは、(ii)成分が100〜120重量部であり、(iii)成分が100〜120重量部である。
前述するように、(i)及び(ii)成分を含有する医薬組成物において不可避的に生じる色調変化や湿潤化を、該医薬組成物に(iii)成分を配合することによって、抑制することができる。従って、本発明は、他の観点から、以下の医薬組成物の安定化方法を提供する:(i)メキタジン及び/又はその塩、及び(ii)イブプロフェン及び/又はその塩を含有する医薬組成物に、(iii)トラネキサム酸及び/又はその塩を配合することを特徴とする、該医薬組成物の安定化方法。
試験例1 安定性評価
表1に示す成分を計り取り、乳鉢及び乳棒を用いて十分に磨り潰し、混合することにより、医薬組成物(実施例1及び比較例1−7)を調製した。この医薬組成物の1.5〜2gを20mL容の透明ガラススクリュー管に入れ、蓋をして密閉し、70℃の温度条件下で2週間静置した。
◎:さらさらで、全く湿潤していない。
○:やや湿潤や固まりが見られるが、乾燥度は高い。
△:やや湿潤や固まりが見られ、乾燥度が低く全体にベッタリしている。
×:ほぼ液状に近い。
日本薬局方製剤総則、「顆粒」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり1000mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
ヒベンズ酸チペピジン 75重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 250重量部
無水カフェイン 75重量部
グリシン 180重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
結晶セルロース 256重量部
乳糖 300重量部
D−マンニトール 適量
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3000重量部
実施例3 硬カプセル剤
日本薬局方製剤総則、「カプセル剤(硬カプセル剤)」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1カプセルあたり内容物が300mgの硬カプセル剤(1日3回、1回あたり2カプセルを服用するカプセル剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
臭化水素酸デキストロメトルファン 48重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 250重量部
フルスルチアミン 25重量部
ステアリン酸マグネシウム 3重量部
軽質無水ケイ酸 18重量部
コーンスターチ 114重量部
タルク 120重量部
無水乳糖 適量
合計 1800重量部
実施例4 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が400mgの錠剤(1日3回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
リン酸コデイン 50重量部
アミノ酢酸 500重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 60重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 45重量部
ステアリン酸マグネシウム 30重量部
結晶セルロース 900重量部
D−マンニトール 適量
l−メントール 9重量部
合計 2700重量部
実施例5 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1400mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
ヒベンズ酸チペピジン 75重量部
ノスカピン 30重量部
スクラルファート 1500重量部
キキョウ末 200重量部
ポリビニルピロリドン 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 4200重量部
実施例6 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が220mgの錠剤(1日3回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
ヒベンズ酸チペピジン 75重量部
塩酸トリメトキノール 6重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 125重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ステアリン酸マグネシウム 45重量部
結晶セルロース 300重量部
D−マンニトール 適量
ヒドロキシプロピルスターチ 200重量部
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 1980重量部
実施例7 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1200mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
臭化水素酸デキストロメトルファン 48重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 150重量部
ベンフォチアミン 25重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3600重量部
実施例8 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が350mgの錠剤(1日3回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
ベラドンナ総アルカロイド 0.3重量部
リン酸コデイン 24重量部
ノスカピン 48重量部
塩化リゾチーム 90重量部
無水カフェイン 75重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
ステアリン酸マグネシウム 15重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
クロスカルメロースナトリウム 30重量部
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3150重量部
実施例9 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1200mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
臭化水素酸デキストロメトルファン 48重量部
ゲファルナート 150重量部
無水カフェイン 75重量部
キキョウ末 200重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3600重量部
実施例10 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が400mgの錠剤(1日3回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
ヨウ化イソプロパミド 6重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
無水カフェイン 75重量部
硝酸チアミン 25重量部
アスコルビン酸 500重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
ステアリン酸カルシウム 54重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
クロスカルメロースナトリウム 30重量部
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3600重量部
実施例11 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1200mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
塩酸プソイドエフェドリン 135重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
アルジオキサ 300重量部
無水カフェイン 75重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 300重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3600重量部
実施例12 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が400mgの錠剤(1日3回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
ノスカピン 48重量部
塩酸ブロムヘキシン 12重量部
塩化リゾチーム 90重量部
無水カフェイン 75重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 180重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 300重量部
ステアリン酸マグネシウム 36重量部
結晶セルロース 256重量部
D−マンニトール 適量
軽質無水ケイ酸 15重量部
合計 3600重量部
実施例13 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1620mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
ノスカピン 48重量部
グアイフェネシン 42重量部
塩化リゾチーム 90重量部
酸化マグネシウム 500重量部
無水カフェイン 75重量部
アスコルビン酸 250重量部
リボフラビン 12重量部
ケイヒ末 135重量部
ショウキョウ末 200重量部
結晶セルロース 1500重量部
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 300重量部
D−マンニトール 適量
ステアリン酸マグネシウム 48.6重量部
合計 4860重量部
実施例14 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が350mgの錠剤(1日3回、1回あたり4錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 250重量部
無水カフェイン 75重量部
硝酸チアミン 25重量部
アスコルビン酸 500重量部
リボフラビン 12重量部
ケイヒ末 150重量部
ケイヒ油 225重量部
ニンジン末 300重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 129重量部
軽質無水ケイ酸 150重量部
ステアリン酸マグネシウム 63重量部
結晶セルロース 300重量部
D−マンニトール 適量
合計 4200重量部
実施例15 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1720mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 2000重量部
dl−塩酸メチルエフェドリン 60重量部
リン酸ジヒドロコデイン 24重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 150重量部
無水カフェイン 75重量部
カンゾウ末 500重量部
チョウジ末 200重量部
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 183重量部
メチルセルロース 258重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 228重量部
D−マンニトール 適量
l−メントール 20重量部
合計 5160重量部
実施例16 錠剤
日本薬局方製剤総則、「錠剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1錠あたり内容物が400mgの錠剤(1日2回、1回あたり3錠を服用する錠剤)を製造した。
イブプロフェン 600重量部
メキタジン 4重量部
トラネキサム酸 420重量部
臭化水素酸デキストロメトルファン 48重量部
グアヤコールスルホン酸カリウム 250重量部
ベラドンナ総アルカロイド 0.3重量部
硝酸チアミン 25重量部
無水カフェイン 75重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 163重量部
メチルセルロース 21重量部
ステアリン酸マグネシウム 15重量部
D−マンニトール 適量
カルメロース 81重量部
合計 2400重量部
実施例17 顆粒剤
日本薬局方製剤総則、「顆粒剤」の製造方法に準じて以下の処方となるように、1包あたり内容物が1620mgの顆粒剤(1日3回、1回あたり1包を服用する顆粒剤)を製造した。
イブプロフェン 450重量部
エテンザミド 250重量部
メキタジン 12重量部
トラネキサム酸 420重量部
ヒドロキシプロピルセルロース 108重量部
低置換度ヒドロキシプロピルセルロース 108重量部
メチルセルロース 21重量部
ヒドロキシプロピルスターチ 534重量部
ジメチルポリシロキサン 75重量部
D−マンニトール 適量
ハッカ油 微量
合計 4860重量部
実施例18 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例4の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して5%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 100重量部
ポリエチレングリコール6000 17重量部
酸化チタン 33重量部
タルク 38重量部
黄色三ニ酸化鉄 1.2重量部
三ニ酸化鉄 0.3重量部
合計 189.5重量部
実施例19 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例8の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して1%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
メチルセルロース 80重量部
グリセリン 20重量部
タルク 20重量部
酸化チタン 20重量部
黄色4号レーキ 1重量部
合計 141重量部
実施例20 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例10の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して10%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
オイドラギットL30D-55 100重量部
ポリエチレングリコール6000 15重量部
Tween80(ポリエチレンソルビタンモノオレイト) 5重量部
タルク 4重量部
合計 124重量部
実施例21 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例12の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して5%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
シェラック 100重量部
酸化チタン 10重量部
合計 110重量部
実施例22 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例14の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して5%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
AEA(ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート) 100重量部
ポリエチレングリコール6000 40重量部
ステアリン酸 10重量部
黄色三ニ酸化鉄 1.2重量部
三ニ酸化鉄 0.3重量部
合計 151.5重量部
実施例23 錠剤(フィルムコーティング錠)
前述の実施例16の素錠の周囲に、下記組成のフィルムコーティング皮膜を、素錠重量に対して5%となるように形成し、フィルムコーティング錠を製した。
AQOAT
(ヒドロキシプロピルメチルセルロースアセテートサクシネート)100重量部
クエン酸トリエチル 25重量部
タルク 33重量部
ラウリル硫酸ナトリウム(SLS) 3重量部
青色1号 0.3重量部
合計 161.3重量部
実施例24 錠剤(糖衣錠)
前述の実施例6の素錠に、下記組成の糖衣コーティングを施し、素錠重量に対して170%の仕上りとなる様に製した。
(保護コート)
ヒドロキシプロピルメチルセルロース 80重量部
ポリエチレングリコール6000 20重量部
合計 100重量部
(下掛け)
白糖 100重量部
アラビアゴム 10重量部
タルク 55重量部
炭酸カルシウム 5重量部
酸化チタン 4重量部
合計 174重量部
(上掛け)
白糖 100重量部
アラビアゴム 5重量部
ポリエチレングリコール6000 1重量部
リボフラビン 15重量部
合計 121重量部
実施例25−27 錠剤(糖衣錠)
前述の実施例24の糖衣錠処方で、白糖100重量部の代わりにマルチトール100重量部を用いたもの(実施例25)、トレハロース100重量部を用いたもの(実施例26)、及びエリスリトール100重量部を用いたもの(実施例27)をそれぞれ製した。
Claims (4)
- (i)メキタジン及び/又はその塩、(ii)イブプロフェン及び/又はその塩、及び(iii)トラネキサム酸及び/又はその塩を含有することを特徴とする、医薬組成物。
- (i)成分を0.01〜10重量%、(ii)成分を1〜80重量%、及び(iii)成分を1〜80重量%の割合で含有する、請求項1に記載の医薬組成物。
- 固形医薬製剤である、請求項1又は2に記載の医薬組成物。
- (i)メキタジン及び/又はその塩、及び(ii)イブプロフェン及び/又はその塩を含有する医薬組成物に、(iii)トラネキサム酸及び/又はその塩を配合することを特徴とする、該医薬組成物の安定化方法。
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