JP4865174B2 - 曲げ加工性と絞り成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車ボディシート、 自動車部品、機械部品などに適した曲げ加工性および絞り成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車は、ボディシートなどのアルミ化が進んでおり、アウター材にはベークハード性(塗装焼付時の加熱で析出硬化する性質)に優れ、塗装焼付後に高強度となる6000系(Al−Mg−Si系)アルミニウム合金が多用され、インナー材には絞り成形性に優れた5000系(Al−Mg系)アルミニウム合金が使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、アウター材はインナー材とかしめて用いられるため曲げ加工性に優れることが要求されるが、6000系アルミニウム合金板は曲げ加工性に劣り、特にベークハード性を高めるために高温で溶体化処理した材料は曲げ加工性が著しく劣るという問題があった。一方、リサイクル性向上を目的にインナー材も6000系アルミニウム合金に統一する動きがあり、それに応じて6000系アルミニウム合金の絞り成形性を向上させることが重要課題とされている。
【0004】
このような状況を踏まえ、本発明者等は6000系アルミニウム合金における曲げ加工性について検討し、時効処理時に結晶粒界近傍に無析出帯(PFZ)が形成され、このPFZは低強度のため曲げ加工時に割れの起点になるが、その幅を狭くすれば無害化し得ることを知見し、また絞り成形性は、引張強さおよび加工硬化特性を高めることにより改善し得ることを知見し、さらに検討を進めて本発明を完成させるに至った。本発明の目的は、曲げ加工性および絞り成形性に優れたアルミニウム合金板の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、必須元素としてSi0.5〜1.3mass%、Mg0.25〜1.0mass%を含み、Mn0.03〜0.2mass%、Cr0.02〜0.2mass%のうちの1種または2種を含み、Fe0.3mass%以下、Cu0.2mass%以下に規制したアルミニウム合金圧延板を走行させ、これに溶体化処理を480℃以上の温度で連続的に施し、次いで焼入処理を、450℃から350℃の温度範囲を20℃/秒以上の速度で急冷し、かつ前記焼入処理における圧延板の温度勾配が下記(3)式を満足するように施すことを特徴とする曲げ加工性に優れたアルミニウム合金板の製造方法である。
150000(t3 /b)≧L.........(3)
但しtはアルミニウム合金板の厚さ(mm)の数値、bは幅(mm)の数値、Lは温度勾配(℃/m)の数値で、急冷開始直前の温度P(℃)と急冷開始位置から走行方向に1m離れた位置の温度Q(℃)を1(m)で除した数値(〔P−Q〕/1)である。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明において、MgとSiはMg2 Si化合物として析出してアルミニウム合金板の強度向上に寄与する。Siの含有量を0.5〜1.3mass%に規定する理由は、0.5mass%未満ではその効果が十分に得られず、1.3mass%を超えると粗大なSi系化合物が析出して曲げ加工性が低下するためである。SiをMg2 Siの化学量論的にバランスする組成から過剰に添加するとベークハード性が向上する。またMgの含有量を0.25〜1.0mass%に規定する理由は、0.25mass%未満ではその効果が十分に得られず、1.0mass%を超えるとMg2 Si化合物が多量に析出して曲げ加工性が低下するためである。
【0007】
本発明において、MnまたはCrは結晶粒を微細化して曲げ加工性を高める。MnまたはCrの含有量をそれぞれ0.03〜0.2mass%、0.02〜0.2mass%に規定する理由は、下限値未満ではいずれもその効果が十分に得られず、上限値を超えるといずれも粗大化合物が析出して曲げ加工性が低下するためである。
【0008】
本発明において、Feを0.3mass%以下に規制する理由は、Feが0.3mass%を超えて含まれるとFe系化合物が増加して曲げ加工性が低下するためである。またCuを0.2mass%以下に規制する理由は、Cuが0.2mass%を超えて含まれるとCu系化合物が結晶粒界に析出して曲げ加工性が低下し、また粒界が腐食し易くなり耐食性が低下するためである。
【0009】
本発明者等は曲げ加工性について検討し、曲げ割れの起点となる無析出帯(PFZ)の幅を小さくすること、その幅は引張強さ、耐力、結晶粒径が影響することを知見し、この知見を基にさらに検討を進めて下記(1)式を導き出した。
W≦(5250−15.3T+8.6Y)/d .........(1)
但しTはアルミニウム合金板を圧延方向に引張ったときの引張強さ(MPa)の数値、Yはそのときの0.2%耐力(MPa)の数値、dはアルミニウム合金板の圧延面における平均結晶粒径(μm)の数値、Wは無析出帯(PFZ)の平均幅(nm)の数値である。
【0010】
以下に前記(1)式の導出過程を詳しく説明する。曲げ加工での割れは、曲げ歪みを付与したときのマトリックスの発生応力U(MPa)が粒界破壊強度G(MPa)を上回ると発生する。Uは耐力Yと曲げ歪みによる加工硬化の和であり、以下の式で表せることを見いだした。
U=Y+2.3(T−Y)、(但しTは引張強さ、Yは耐力)。
即ち、高強度材ほど曲げ歪みを付与したときの発生応力が大きくなり曲げ性は低下する。一方、GはPFZ幅W(nm)と粒径d(μm)に依存し、Wおよびdが小さいほどGが上昇することが分かっている。つまり、高強度材でもWおよびdを小さくしてGを大きくすることにより曲げ性の低下を防ぐことができる。そこで、WとUの関係を種々調査し、W≦(−0.19U+150) ×35/dの関係式が成り立つとき良好な曲げ性が得られることを見いだした。この関係式に前記U=Y+2.3(T−Y)を代入して(1)式を導き出した。
【0011】
次に、本発明者等は、絞り成形性について検討し、絞り成形性は、引張強さ(T)を、降伏比〔Y/T〕で補正したパラメータT〔T/Y〕が大きいほど向上することを知見し、この知見を基に検討を進めて下記(2)式を導き出した。
(T2 /Y)≧430.........(2)
但しTはアルミニウム合金板を圧延方向に引張ったときの引張強さ(MPa)の数値、Yはそのときの0.2%耐力(MPa)の数値。
【0012】
請求項1記載発明は、溶体化処理および焼入処理の各条件を規定して、曲げ加工性、絞り成形性および形状性(フラットネス)に優れたアルミニウム合金板を製造する方法である。
【0013】
請求項1記載発明で、溶体化処理温度を480℃以上に規定する理由は、480℃未満ではMg、Siが十分に固溶されず、良好なベークハード性が得られないためである。また焼入処理を450℃〜350℃の温度範囲を20℃/秒以上の速度で急冷して行う理由は、前記温度範囲を前記速度で急冷すれば、Mg、Siの析出および過剰空孔の消滅が抑えられて十分なベークハード性が得られ、PFZの幅が十分狭くなって良好な曲げ加工性が得られ、また20℃/秒以上の急冷を前記温度範囲に限れば、形状性の悪化も防げるためである。前記20℃/秒以上の冷却速度は水冷またはミストスプレー冷却などにより実現可能である。
【0014】
請求項1記載発明で、焼入処理時の板材の温度勾配Lを下記(3)式を満足するように小さく規定する理由は、下記(3)式を外れると材料が熱収縮する際に変形して形状性(フラットネス)が悪化するためである。
150000×(t3 /b)≧L.........(3)
但しtはアルミニウム合金板の厚さ(mm)の数値、bは幅(mm)の数値、Lは温度勾配(℃/m)の数値で、急冷開始直前の温度P(℃)と急冷開始位置から走行方向に1m離れた位置の温度Q(℃)を1(m)で除した数値(〔P−Q〕/1)である。
【0015】
前記急冷と小温度勾配とを両立させる方法としては、(1)溶体化処理温度から450℃付近までを徐冷しそこから急冷する方法がある。この方法は450℃付近から急冷するので、規定温度範囲の冷却速度を上げ易く温度勾配は小さく抑えられる。また(2)高速通板すれば、急冷しても温度勾配を低く抑えることができる。
【0016】
【実施例】
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。
(実施例1)表1に示す本発明規定組成のアルミニウム合金(No.a〜i)を常法により厚さ500mmのインゴットに溶解鋳造し、このインゴットを540℃で6時間均質化処理し、次いで圧延開始温度500℃、圧延終了温度420℃で厚さ25mmに熱間粗圧延し、引続きタンデム式熱間圧延機により厚さ2.5mmに仕上圧延し、次いで冷間圧延して厚さ1mm、板幅1500mmのアルミニウム合金素板とし、この素板に540℃で溶体化処理を施し、次いで種々条件で焼入処理を施してアルミニウム合金板を製造した。
【0017】
(比較例1)実施例1において、表1に示す本発明規定組成外のアルミニウム合金(No.j〜q)を用いた他は、実施例1と同じ方法によりアルミニウム合金板を製造した。
【0018】
実施例1および比較例1で製造した各々のアルミニウム合金板について、(1)形状性、また製造後10日間室温に放置したのちの、(2)機械的性質、(3)曲げ加工性、(4)絞り成形性を調べた。結果を表2、3に示す。表2、3には(5)PFZの最大幅Wおよび(6)結晶粒径bを併記した。(1)〜(6)の測定方法などを以下に記す。
(1)形状性(フラットネス)
溶体化処理後に連続焼鈍炉から製出されるアルミニウム合金板を目視観察し、表面が平坦で実用上問題ないものは形状性が良好(○)、表面が平坦でなく実用が困難と思われるものは不良(×)と判定した。
(2)機械的性質(引張強さT、0.2%耐力Y)
各々のアルミニウム合金板からJIS5号試験片を切り出しインストロン型引張試験機を用いて測定した。引張速度は10mm/分とした。
(3)曲げ加工性
各々のアルミニウム合金板から所定形状の試験片を切り出し、この試験片について180°の密着曲げを行い、割れおよび肌荒れが全く生じないものは極めて良好(◎)、肌荒れが生じたが軽微で実用上差し支えないものは曲げ加工性が良好(○)、肌荒れが明確に生じたものまたは割れが生じたものは不良(×)と判定した。
(4)絞り成形性
各々のアルミニウム合金板から直径8.5mmφのブランクを切り出し、しわ押さえ力3000kgfで円筒絞り試験を行い、破断に至るまでのポンチの押込み深さが8.5mm以上のものは絞り成形性が良好(○)、8.5mm未満のものは不良(×)と判定した。
(5)PFZ幅W
T6処理した試験片の粒界近傍を、ビームの入射方向を(100)面に合わせて透過電子顕微鏡写真を10万倍で2視野撮影し、1視野あたり5箇所のPFZ幅を測定し、合計10箇所の平均値をPFZ幅Wとした。
(6)結晶粒径b
各々のアルミニウム合金板の表面を研磨し、エッチングして組織観察し、JIS H 0501(切断法)に準じて測定した。
【0019】
【表1】
【0020】
【表2】
【0021】
【表3】
【0022】
表2、3から明らかなように、本発明例のNo.1〜9は、いずれも形状性、機械的性質、曲げ加工性、絞り成形性の全てが良好であり、総合的にみて優れる評価を得た。これに対し、比較例のNo.11、13はそれぞれMg、Siが少なかったためいずれも機械的性質が低下し、また引張強さが低かったため(2)式が満足されず絞り成形性が劣った。No.10、12、14〜17は、それぞれMg、Si、Mn、Cr、Fe、Cuが多かったため、いずれも曲げ加工性が低下し、No.17は耐食性も低下し、総合評価はいずれも劣った。
【0023】
(実施例2)表1に示す本発明規定組成のアルミニウム合金(No.a)を用い、実施例1と同じ方法によりアルミニウム合金素板を製造し、この素板に540℃で溶体化処理し、次いで焼入処理を冷却速度および温度勾配を本発明規定条件内で施してアルミニウム合金板を製造した。アルミニウム合金素板の厚さおよび幅は種々に変化させた。
【0024】
(比較例2)実施例2において、焼入処理での温度勾配を本発明規定条件外((3)式を外れる条件)で変化させた他は、実施例2と同じ方法によりアルミニウム合金板を製造した。
【0025】
実施例2および比較例2で製造した各々のアルミニウム合金板について(1)形状性、(2)機械的性質、(3)曲げ加工性、(4)絞り成形性、(5)PFZ幅W、(6)結晶粒径bを実施例1の場合と同じ方法により調べた。結果を表4、5に示す。
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
表4、5から明らかなように、本発明例のNo.21〜24は、いずれも形状性、機械的性質、曲げ加工性、絞り成形性の全てが良好であり、総合的にみて優れる評価を得た。これに対し、比較例のNo.25〜28はいずれも形状性が劣った。これは焼入処理時の温度勾配が大きく(3)式を満足しなかったためで、総合評価はいずれも劣るものとなった。
【0029】
(実施例3)表1に示す本発明規定組成のアルミニウム合金(No.a)を用い、実施例1と同じ方法により厚さ1.0mm、幅1500mmのアルミニウム合金素板を製造し、この素板に本発明規定条件内で溶体化処理および焼入処理を施してアルミニウム合金板を製造した。
【0030】
(比較例3)実施例3において、焼入処理での冷却速度を本発明規定条件外で変化させた他は、実施例3と同じ方法によりアルミニウム合金板を製造した。
【0031】
実施例3および比較例3で製造した各々のアルミニウム合金板について(1)形状性、(2)機械的性質、(3)曲げ加工性、(4)絞り成形性、(5)PFZ幅W、(6)結晶粒径bを実施例1の場合と同じ方法により調べた。結果を表6、7に示す。
【0032】
【表6】
【0033】
【表7】
【0034】
表6、7から明らかなように、本発明例のNo.31〜35は、いずれも形状性、機械的性質、曲げ加工性、絞り成形性の全てが良好であり、総合的にみて優れる評価を得た。これに対し、比較例のNo.36〜40は、いずれも曲げ加工性が劣った。これはPFZの幅Wが大きく(1)式を満足しなかったためで、総合評価はいずれも劣るものとなった。
【0035】
本発明例のNo.1〜9、21〜24、31〜35からJIS5号試験片を切り出し、これに2%のストレッチを付与したのち、170℃で20分間(塗装焼付相当条件)加熱し、前記加熱前後の0.2%耐力(MPa)をインストロン型引張試験機を用いて測定し、両者の差(ΔY)を求めた。その結果、ΔYはいずれも90MPa以上ありベークハード性に優れることが確認された。
【0036】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の製造方法によるアルミニウム合金板は、形状性、機械的性質、曲げ加工性、絞り加工性、ベークハード性などに優れ、自動車ボディシートのアウター材やインナー材などに好適であり、このアルミニウム合金板はアルミニウム合金素板に所定条件で溶体化処理および焼入処理を施すことにより容易に製造することができる。依って、工業上顕著な効果を奏する。
Claims (1)
- 必須元素としてSi0.5〜1.3mass%、Mg0.25〜1.0mass%を含み、Mn0.03〜0.2mass%、Cr0.02〜0.2mass%のうちの1種または2種を含み、Fe0.3mass%以下、Cu0.2mass%以下に規制したアルミニウム合金圧延板を走行させ、これに溶体化処理を480℃以上の温度で連続的に施し、次いで焼入処理を、450℃から350℃の温度範囲を20℃/秒以上の速度で急冷し、かつ前記焼入処理における圧延板の温度勾配が下記(3)式を満足するように施すことを特徴とする曲げ加工性に優れたアルミニウム合金板の製造方法。
150000(t3 /b)≧L.........(3)
但しtはアルミニウム合金板の厚さ(mm)の数値、bは幅(mm)の数値、Lは温度勾配(℃/m)の数値で、急冷開始直前の温度P(℃)と急冷開始位置から走行方向に1m離れた位置の温度Q(℃)を1(m)で除した数値(〔P−Q〕/1)である。
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