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JP4859476B2 - 包装体 - Google Patents

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Description

本発明は、包装体に関し、特にフィルム材料による包装袋に集積した複数の収納物品を包み込んで形成される包装体に関する。
例えば紙おむつ、生理用品等の吸収性物品や、ロール状のトイレットペーパーを、複数積み重ねて略直方体形状に集積し、これらを例えば合成樹脂製のフィルム材料からなる包装袋に、好ましくは圧縮した状態で収納するようにした包装体が種々知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照)。
これらの包装体では、フィルム材料からなる包装袋は、正面部と、背面部と、左右一対の側面部と、上面部と、底面部とからなり、略直方体形状に集積された収納物品の周囲を密着状態で覆って配設される。また包装袋の上面部は、一般に、正面部、背面部、及び一対の側面部からの上部延設部分を上面側に折り曲げて形成される。この上面部には、中央部分を横断して、正面部の上部延設部分の上端縁部と、背面部の上部延設部分の上端縁部とを向い合せて接合した上面接合部が配置される。さらに、側面部の上部延設部分は、これの上端縁部を谷折りして上面接合部の内側に挟み込んだ状態で接合される共に、接合された上端縁部よりも下方の部分は、まち部として正面部及び背面部の上部延設部分の下側に折り込まれる。
また、上面部の中央部分に配置される正面部及び背面部の上方延設部分の上端縁部による上面接合部は、相当の幅を有する帯状の接合部分として形成されており、この上面接合部の中央には、包装体を一体として手で持ち上げることができるように、吊手開口部が形成される。
特開平11−91797号公報 特開2001−301859号公報 特開2004−42922号公報
しかしながら、上記従来のフィルム材料による包装袋によって集積した複数の収納物品を包み込んで形成される包装体では、上面部の帯状の上面接合部に形成される吊手開口部は、当該上面接合部の幅に納まる小さなものしか形成することができず、また形成された吊手開口部の開口周縁は、フィルム材料からなる薄い厚さの正面部及び背面部の上部延設部分による線状の細い幅で縁取りされることから、手の指を吊手開口部に挿入して安定した状態で指の腹を開口周縁に係止することが難しい。また、包装体を吊り上げるように持ち上げた際に、細い幅の線状に縁取りされた開口周縁を介して、不安定な状態で包装体の荷重が指の腹の一部に局所的に負荷されることから、このような状態で包装体を長時間持ち歩くことに煩わしさを感じやすい。
特に、包装袋の内部に圧縮された状態で集積されて、多数の収納物品が一体として収納されていることにより、包装体が相当の重量を有している場合には、上面接合部に設けられた吊手開口部に指を係止して安定した状態で包装体を持ち歩くのは、困難を伴うことになる。
本発明は、フィルム材料による包装袋によって包み込まれる複数の収納物品を、手で持ったり腕や肩にかけたりしながら、安定した状態で容易に持ち歩くことのできる包装体を提供することを目的とする。
本発明は、フィルム材料による包装袋に複数の収納物品を包み込んで形成される包装体であって、 前記包装袋は、前記複数の収納物品の周囲を覆う正面部と、背面部と、一対の側面部と、上面部と、底面部とを有し、筒状に形成されたフィルム材料の上端縁部を接合することによって、前記上面部の中央部分を横断する上面接合部が形成され、前記一対の側面部の上部延設部と、前記上面部の両端の端部延設部との重なる部分によって三角形状の延設耳部が外側に張出して一対形成されており、前記上面接合部に沿って、前記一対の三角形状の延設耳部における上面接合部の間をつなぐベルト部が形成可能に設けられている包装体を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の包装体によれば、フィルム材料による包装袋によって包み込まれる複数の収納物品を、手で持ったり腕や肩にかけたりしながら、安定した状態で容易に持ち歩くことができる。
図1〜図3に示す本発明の好ましい第1実施形態に係る包装体10は、収納物品として、例えば扁平な形状に折り畳まれた複数の使い捨てオムツを、例えば横方向に積層して物品群とすると共に、この物品群を縦方向に複数段に積み重ねて全体が略直方体形状となるように集積した状態で、合成樹脂製のフィルム材料からなる包装袋11に収納してなるものである。また、本第1実施形態の包装体10は、集積した使い捨てオムツを、好ましくは横方向に圧縮しつつ、略直方体形状の全体を覆うようにして包装袋11の内部に収納することにより製品化されるものであり、例えば500g〜5kg程度の相当の重量を有している。本第1実施形態の包装体10は、このように効率良く集積された多数の使い捨ておむつが相当の重量を有している場合でも、これらを一体として容易かつ安定した状態で持ち運ぶことができるようにするために採用されたものである。
そして、本第1実施形態の包装体10は、フィルム材料による包装袋11に好ましくは略直方体形状に集積した複数の使い捨てオムツを収納物品として包み込んで形成される包装体であって、包装袋11は、集積した複数の使い捨てオムツの周囲を覆う正面部12と、背面部13と、一対の側面部14と、上面部15と、底面部16とを含む。包装袋11は、1枚のフィルム材料又は複数枚のフィルム材料の接合により筒状に形成されたフィルム材料から形成され、筒状のシート材料の上端縁部を接合することによって、上面接合部17を形成する。筒状のシート材料の上縁端部を接合した前面部分の中央領域が包装袋11の正面部12に、後面部分の中央領域が包装袋11の背面部13となり、上面接合部17は包装袋11の上面部15の中央部分を横断して配置されるものとなる。上面接合部17が形成された平坦な包装袋から正面部12と背面部13と、両側の側面部14と上面部15とを備える略直方体形状の包装袋11を形成し、上面接合部17の両端部分の領域に該当する一対の端部接合部17aにおいて、一対の側面部14の上方に延在する各上部延設部分14aと上面部15の両端に延在する端部延設部分15aとが重なる三角形状の延設耳部30が、上面部15から外側に張出して一対形成される。さらに上面接合部17に沿って、上端接合部17の端部に該当する端部接合部17aの間をつなぐベルト部18が設けられている。
なお、本第1実施形態の包装体10では、下面部16は、従来の包装体と同様に、例えば正面部12、背面部13、及び一対の側面部14からの下部延設部分を下面側に折り曲げて形成され、この下面部16には、中央部分を横断して、正面部12の下部延設部分の下端縁部と、背面部13の下部延設部分の下端縁部とを向い合せて接合した下面接合部が配置されている。また、側面部14の下部延設部分は、これの下端縁部を谷折りして下面接合部の内側に挟み込んだ状態で接合される共に、接合された下端縁部よりも上方の部分は、まち部として正面部12及び背面部13の下部延設部分の上側に折り込まれている。
本第1実施形態では、包装袋11を構成するフィルム材料は、例えば合成樹脂製のフィルムとして、好ましくは軟質のポリエチレンフィルムが用いられる。フィルム材料は、所定の箇所をシール接合することにより、例えば正面の幅が20〜50cm、側面の幅が10〜20cm、高さが10〜50cm程度の大きさの略直方体形状に集積された、複数の使い捨てオムツの周囲を一体として包み込むように覆って設けられ、当該略直方体形状の各面に沿った正面部12と、背面部13と、一対の側面部14と、上面部15と、底面部16とを形成する。
また、本第1実施形態では、1枚の合成樹脂製フィルムの端部を接合したり、2枚の合成樹脂製フィルムの両端部を互いに接合することによって筒状フィルムを形成する。筒状フィルムの上端縁部を接合する場合に、例えば10〜100mm程度の幅で接合することによって帯状の上面接合部分17が形成される。そして、上面接合部分17は、上面部15における正面部12と連続する正面部側上面部12aよりさらに中央に延びた上端縁部12bと、上面部15における背面部13と連続する背面部側上面部13aよりさらに中央に延びた上端縁部13bとを、上面部よりも上方に略垂直に折り曲げて重ね合わせた状態で互いに接合された部分を含む。そして、上面接合部分17は、上面部15の中央部分を横断して上面部15の端部に延在する端部延設部分15aの中央部分と連続して立設した状態で帯状に設けられるものとなる。
さらに、本第1実施形態では、集積された使い捨てオムツ等を包み込む略直方体形状の包装袋11を形成すべく、正面部12と背面部13と、両側面部14と上面部15とが設けられるのに伴って、一対の側面部14から上方に延びた各上部延設部分14aと、上面部15の両端から延在する端部延設部分15aとが重なる部分を包装袋11の内側、即ち、上面部15の下側にまち部として折り込まれることなく、上面部15と側面部14との稜線に該当する稜線部分19から外側に耳状に張出すようにして三角形状に突出する延設耳部30を形成する。そして、延設耳部30における上面部から延在する端部延設部分15aの中央部には、上面部15から延在する端部延在部分15aから立設する部分で、上面接合部17の両端部にあたる端部接合部17aが位置する。尚、一対の側面部14の各上部延設部分14aと上面部15の両端の端部延設部分15aとは、延設耳部30の三角形状の2辺を介して連続している。
さらにまた、上面接合部17には、端部接合部17aにおいて連続するベルト部18が、上面接合部17に沿って設けられている。本第1実施形態では、ベルト部18は、上面接合部17の正面部12側の面、又は背面部13側の面に沿って、端部接合部17aにおいて取り付けられている。ベルト部18は、好ましくは包装袋11と同様の軟質のポリエチレンフィルムからなる帯状のフィルム部材であって、例えば10〜100mm程度の幅を有しており、両側の端部接合部17aの縁部分に略跨る長さで設けられている。ベルト部18は、その両端が、略三角形状のベルトシール部20を介して端部接合部17aの各縁部分に各々接合されることにより、両側の端部接合部17aの間に連架されると共に、ベルトシール部20aによって挟まれる部分は、上面接合部17及び端部接合部17aに接合されることなく、これらから容易に剥離できるようになっている。
なお、本第1実施形態では、略三角形状のベルトシール部20は、ベルト部18の端部において、略三角形状の底辺部分20aを内側斜め下方に向けた斜めシールとして設けられている。ベルトシール部20aが斜めシールとして設けられていることにより、応力の集中を回避でき、安定したベルト強度が得られる
また、本第1実施形態では、例えば上面接合部17の正面側端部、又は背面側端部、又は両方側の端部に該当する上面部15に当該上面接合部17を横断する一対のミシン目等により容易に切断可能な開封第1易切断線31bが形成され、上面接合部17の上端から上面部15に向かい開封第1易切断線31bまで延設される開封第2易切断線31aとが形成された、包装袋11を開封して取出し用の開口を形成するための開封易切断線31が設けられている。
上述の構成を備える本第1実施形態の包装体10では、図1に示す状態から、帯状の上面接合部17を、集積された使い捨てオムツによる略直方体形状の上面に沿って上面部15に折り重ねると共に、上面部15よりも外側に三角形状に突出する延設耳部30を、端部接合部17aと共に側面部14の上部外周面に折り重ねた状態で、例えば接着剤や簡易なシール接合を介して仮接合することにより、図2に示すように、梱包や運搬、陳列等に適した略直方体形状にまとめられた状態で製品化される。なお、図2では、ベルト部18が接合された側の面を外側にして、上面接合部17及び端部接合部17aが上面部15及び側面部14に折り重ねられている。梱包や運搬、陳列等への適正を考慮すると、ベルト部18が接合された側を内側にして、上面接合部17及び端部接合部17aを上面部15及び側面部14に折り重ねて仮接合することが好ましい。また、開封易切断線31の開封開始位置となる開封第2易切断線31aに、ミシン目の形成されていないベルト部18が重なった状態で包装体10が製品化されるので、梱包、運搬、陳列時に、開封易切断線31が不用意に切れるのを効果的に回避することが可能になる。
そして、本第1実施形態の包装体10を購入した消費者は、梱包、運搬、陳列時に妨げとなる把手部(ベルト部18)が突出しない状態で構成された包装体10を、例えば自宅に帰るまで持ち歩くことになるが、本第1実施形態によれば、包装袋11によって略直方体形状に集積した状態で包み込まれる複数の収納物品が包み込まれた包装体10を、手で持ったり腕や肩にかけたりしながら、安定した状態で容易に持ち歩くことが可能になる。すなわち、本第1実施形態の包装体10では、上面部15の中央部分を横断して、上面接合部17が形成されており、この上面接合部17の両端部分れある端部接合部17aは、上面部15の両側に延在する端部延設部分15aと側面部14の上方における上部延設部分14aの重なりによって形成された延設耳部30に位置し、かつ、上面接合部17に沿って端部接合部17aの間に連架されるベルト部18が設けられているので、例えば図2に示す製品化された状態から、購入した消費者等が延設耳部30の仮接合を解除し、ベルト部18におけるベルトシール部20の間の領域を、上面接合部分17から剥離して上方に引き上げれば、図3に示すように、ベルト部18と両側の延設耳部30によって、大きな環状の把手部21が形成されることになり、この把手部21を手で持ったり腕や肩にかけたりしながら、安定した状態で包装体10を容易に持ち歩くことが可能になる。
また、本第1実施形態では、ベルト部18は帯状に形成されて相当の幅を有しているので、このベルト部18による把手部21は、手や腕や肩に面状に接触した状態で包装体10を吊り下げることになるので、大きな接触面積で手や腕や肩に接触させて包装体10の重量を支持させつつ、さらに安定した状態で包装体10を持ち歩くことが可能になる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る包装体40を示すものである。本第2実施形態の包装体40では、上面接合部17に幅方向中央部に、両端部を長手手方向に延びる、例えばミシン目等からなる易切断線41が設けられている。そして、上面接合部17における易切断線41の上方部分が、易切断線41に沿って切断された際に、端部接合部17aの間に連架されるベルト部42を構成することになる。易切断線41は、図4には示されていないが、易切断線41の端部に丸穴を形成するか、易切断線41の端部を丸く形成することによって、ベルト部42を構成した後に、易切断線41の端部がさけてベルト部42がちぎれることを防止することができる。また、本第2実施形態では、例えば上面接合部17の両端部分で、易切断線41の下方における上面接合部17と上面部15との境、又は、上面接合部17近傍の上面部15において横断して形成された一対のミシン目等からなり容易に切れるようにした開封第1易切断線32bと、易切断線41から下方に延在して開封第1易切断線32bに連続する開封第2易切断線32aとからなる、包装袋11を開封して収容物を取り出すための開口を形成する開封易切断線32が設けられている。
本第2実施形態の包装体40によっても、包装体40を持ち歩く際に、易切断線41に沿って上面接合部分17及び端部接合部17aを上下に切り離し、上方部分のベルト部42を引き上げることにより、大きな環状の把手部を容易に形成することができ、梱包、運搬、陳列時には把手部が引っ掛かる等することなく、略直方体形状の包装体として取り扱いを容易にしながら、消費者等が容易に持ち歩くことを可能にする上記第1実施形態の包装体10と同様の作用効果が奏されることになる。また、易切断線41より上方部分のベルト部42による把手部を維持しながら、開封易切断線32を切断して取出し用の大きな開口を容易に形成することができると共に、ミシン目等により容易に切ることができるように形成した開封易切断線32の開封第2易切断線32aは、易切断線41を切り離してベルト部42による把手部を形成して初めてその縁部の切断開始部が露出するので、梱包、運搬、陳列時に、開封易切断線32が不用意に切れるのを効果的に回避 することが可能になる。
図5は、本発明の第3実施形態に係る包装体50を示すものである。本第3実施形態の包装体50では、上面接合部17は、上面部15と上面部15の両端に延在する端部延設部分15aと近接する基端部51のみが接合されて形成されており、基端部51よりも上方部分は、一対の挟込み帯状片52として接合されていない。そして、接合されていない一対の挟込み帯状片52の間に、例えば幅方向にV字断面形状に二つ折りしたベルト部53を挟み込むように挿入し、一対の挟込み帯状片52の両端部であって延設耳部30の領域(挟込み帯状片52が端部延設部分15aと連続する領域)においてベルト部53の両端部と各々接合することにより、包装体50が形成されている。
本第3実施形態の包装体50によっても、包装体50を持ち歩く際に、一対の挟込み帯状片52の間からベルト部53を引き上げることにより、大きな環状の把手部を容易に形成することができ、梱包、運搬、陳列時には把手部が引っ掛かる等することなく、略直方体形状の包装体として取り扱いを容易にしながら、消費者等が容易に持ち歩くことを可能にする上記第1実施形態の包装体10と同様の作用効果が奏されることになる。またベルト部53は幅方向に二つ折りにして二重に形成されているので、より大きな重量でも安定して支持することが可能になる。また、第1実施形態と同様に形成された開封易切断線31の開封第2易切断線は、ベルト部53と重なる部分に形成されているので、梱包、運搬、陳列時に開封易切断線31が不用意に切れることを効果的に回避することができる。
図6は、本発明の第4実施形態に係る包装体60を示すものである。本第4実施形態の包装体60では、上面接合部17は、上面部15と上面部15の両端に延在する端部延設部分15aと近接する基端部61のみが接合されて形成されており、基端部61よりも上方部分は一対の挟込み帯状片62として接合されていない。そして、接合されていない一対の挟込み帯状片62の間にはさみ込むようにして、例えば長手方向にZ形状に三つ折りしたベルト部63を挿入し、一対の挟込み帯状片62の両端部であって延設耳部30の領域(挟込み帯状片62が端部延設部分15aと連続する領域)において
ベルト部63の両端部と各々接合することにより、包装体60が形成されている。
本第4実施形態の包装体60によっても、包装体60を持ち歩く際に、一対の挟込み帯状片62の間からベルト部63を引き上げることにより、大きな環状の把手部を容易に形成することができ、上記第1実施形態の包装体10と同様の作用効果が奏されることになる。またベルト部63は長手方向にZ形状に三つ折りにして形成されているので、より大きな環状の把手部を形成することができ、例えば肩から斜めに吊り下げて、包装体60をさらに容易に持ち歩くことが可能になる。
なお、本発明は上記各実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、包装体に収納される収納物品は、使い捨ておむつである必要は必ずしもなく、その他の吸収性物品や、ロール状のトイレットベーパー等であっても良く、好ましくは、おむつ等のクッション性のある収納物品では、軟質フィルムで梱包する場合に好ましい。また収納物品は、圧縮された状態で集積されて収納される必要は必ずしもなく、略直方体形状に集積される必要は必ずしもない。さらに、上面接合部に沿って設けられるベルト部は、帯状のフィルム材料によるものである必要は必ずしもなく、ひも状のベルト部等であっても良い。
本発明の好ましい第1実施形態に係る包装体の構成を説明する斜視図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る包装体の製品化された状態の斜視図である。 本発明の好ましい第1実施形態に係る包装体の持ち歩く状態の斜視図である。 本発明の好ましい第2実施形態に係る包装体の構成を説明する斜視図である。 本発明の好ましい第3実施形態に係る包装体の構成を説明する斜視図である。 本発明の好ましい第4実施形態に係る包装体の構成を説明する斜視図である。
符号の説明
10,40,50,60 包装体
11 包装袋
12 正面部
12b 正面部の上部延設部分の上端縁部
13 背面部
13b 背面部の上部延設部分の上端縁部
14 側面部
14a 側面部の上部延設部分
15 上面部
15a 上面部の端部延設部分
12a 上面部の正面部側上面部
13a 上面部の背面部側上面部
16 底面部
17 上面接合部
17a 端部接合部
18,42,53,63 ベルト部
19 上面部と側面部との稜線部分
20 ベルトシール部
20a 三角形状のベルトシール部の底辺部分
21 把手部
30 延設耳部
31,32 開封切断断線
41 易切断線
51,61 上部延設部分の基端部
52,62 挟込み帯状片

Claims (5)

  1. フィルム材料による包装袋に複数の収納物品を包み込んで形成される包装体であって、
    前記包装袋は、前記複数の収納物品の周囲を覆う正面部と、背面部と、一対の側面部と、上面部と、底面部とを有し、
    筒状に形成されたフィルム材料の上端縁部を接合することによって、前記上面部の中央部分を横断する上面接合部が形成され、
    前記一対の側面部の上部延設部と、前記上面部の両端の端部延設部との重なる部分によって三角形状の延設耳部が外側に張出して一対形成されており、
    前記上面接合部に沿って、前記一対の三角形状の延設耳部における上面接合部の間をつなぐベルト部が形成可能に設けられており、
    前記上面接合部と前記上面部との境、又は前記上面接合部近傍の前記上面部において横断して形成された開封第1易切断線と、前記上面接合部の上端、又は前記上面接合部及び端部接合部を上下に切り離す易切断線から、前記上面部に向かい下方に延在して前記開封第1易切断線に連続する開封第2易切断線とからなる開封易切断線が設けられており、
    該開封易切断線の開封開始位置となる前記開封第2易切断線に、前記ベルト部が重なった状態で包装体が製品化されている包装体。
  2. 前記上面接合部を前記包装袋の上面部に沿って折り重ね、前記端部接合部及び前記延設耳部を前記側面部の上部に沿って折り重ねた状態で仮接合されている請求項1記載の包装体。
  3. 前記複数の収納物品は、圧縮された状態で略直方体形状に集積されて前記包装袋に収納されている請求項1又は2に記載の包装体。
  4. 前記ベルト部が、ミシン目の形成されていないベルト部である請求項1〜3のいずれか1項記載の包装体。
  5. 前記ベルト部は、その両端が、略三角形状のベルトシール部を介して前記端部接合部の各縁部分に各々接合されており、該略三角形状のベルトシール部は、前記ベルト部の端部において、略三角形状の底辺部分を内側斜め下方に向けた斜めシールとなっいている請求項1〜4のいずれか1項記載の包装体。
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