JP4702584B2 - 車両用ブレーキ液圧発生装置、及び該液圧発生装置を備えた液圧ブレーキ装置 - Google Patents
車両用ブレーキ液圧発生装置、及び該液圧発生装置を備えた液圧ブレーキ装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用ブレーキ液圧発生装置、及びこの液圧発生装置を備えた液圧ブレーキ装置に関し、特に、ストロークシミュレータとして機能する部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて、液圧発生源の出力液圧を調圧して出力する車両用ブレーキ液圧発生装置と、この液圧発生装置を備えた液圧ブレーキ装置に係る。
【0002】
【従来の技術】
車両用ブレーキ液圧発生装置については種々の装置が知られているが、特に、ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、ブレーキ操作力に応じて入力部材にストロークを付与しストロークシミュレータとして機能する部材と、この部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁を備えた車両用ブレーキ液圧発生装置に関しては、例えば、特開昭52−101376号公報(特公昭61−37140号)及び特開昭58−110357号公報に開示されている。
【0003】
尚、特開昭52−101376号公報に記載の装置においては、一方の油圧式ブレーキ回路が、分岐導管を介して二重ピストンの一次側に位置する一次圧力室に接続され、マスタシリンダに面した補強ピストンの端面で蓄圧室が配置され、一次圧力室と蓄圧室との間に分離壁が設けられていることを特徴としている。また、特開昭58−110357号公報に記載の装置においては、油圧式の2系統型タンデム・マスタブレーキシリンダに関し、補助ピストン機構が、ブレーキ圧の反力を感知可能にするための作用面を有することを特徴としている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前掲の公報に記載の装置においては、調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢するばねに関し、例えば、ストロークシミュレータの短縮開始荷重が調圧弁のストローク開始荷重より小となるように設定する場合には、入力部材が所定距離ストロークした後調圧弁がストロークを開始し、その後調圧弁が開弁しブレーキ液圧を出力することになるため、所謂無効ストロークが長くなり、ブレーキフィーリングが損なわれる。
【0005】
あるいは、ストロークシミュレータの短縮開始荷重が調圧弁の開弁時のばね荷重より大となるように設定する場合には、調圧弁が開弁し出力液圧が所定量上昇した後に入力部材がストロークを開始することになるため、出力液圧が所定量上昇するまではブレーキ操作部材に殆どストロークが与えられず、このときのブレーキフィーリングも好ましいものではない。
【0006】
そこで、本発明は、ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、ブレーキ操作力に応じて入力部材にストロークを付与しストロークシミュレータとして機能する部材と、この部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、無効ストロークを極力短くし、良好なブレーキフィーリングを確保し得る車両用ブレーキ液圧発生装置を提供することを課題とする。
【0007】
また、本発明は、上記の車両用ブレーキ液圧発生装置を備え、無効ストロークが短く、良好なブレーキフィーリングの液圧ブレーキ装置を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明の車両用ブレーキ液圧発生装置は、請求項1に記載のように、ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記第1の弾性部材の取付荷重を前記第2の弾性部材の取付荷重より大に設定すると共に、前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より小となるように設定することとしたものである。而して、前記第1の弾性部材によってストロークシミュレータが構成され、該ストロークシミュレータが短縮を開始する前に、前記調圧弁がストロークを開始し、且つ、前記調圧弁が開弁する前に、前記ストロークシミュレータが短縮を開始することになる。
【0010】
また、本発明の液圧ブレーキ装置は、請求項2に記載のように、ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置を備えると共に、前記調圧弁の出力液圧によって作動し、所定の圧力を越えた前記調圧弁の出力液圧に応じて制動力を車輪に付与するホイールシリンダを備え、前記第1の弾性部材の取付荷重と前記第2の弾性部材の取付荷重及びばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記第2の弾性部材の取付荷重より大で、前記第1の弾性部材の短縮開始時の前記調圧弁の出力液圧が前記所定の圧力以下となるように設定することとしたものである。而して、前記第1の弾性部材によってストロークシミュレータが構成され、該ストロークシミュレータが短縮を開始する前に、前記調圧弁がストロークを開始し、且つ、前記ホイールシリンダによって前記車輪に制動力が付与される前に、前記ストロークシミュレータが短縮を開始することになる。
【0011】
前記請求項2に記載の液圧ブレーキ装置において、請求項3に記載のように、前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より小となるように設定するとよい。而して、前記調圧弁が開弁する前に、前記ストロークシミュレータが短縮を開始することになる。
【0012】
更に、液圧ブレーキ装置は、請求項4に記載のように、ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置を備えると共に、前記調圧弁の出力液圧によって作動するマスタシリンダと、該マスタシリンダの出力液圧によって作動し、所定の圧力を越えた前記マスタシリンダの出力液圧に応じて制動力を車輪に付与するホイールシリンダを備え、前記第1の弾性部材の取付荷重と前記第2の弾性部材の取付荷重及びばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記第2の弾性部材の取付荷重より大で、前記第1の弾性部材の短縮開始時の前記マスタシリンダの出力液圧が前記所定の圧力以下となるように設定することとしてもよい。而して、マスタシリンダを具備した液圧ブレーキ装置においても、前記第1の弾性部材によってストロークシミュレータが構成され、該ストロークシミュレータが短縮を開始する前に、前記調圧弁がストロークを開始し、且つ、前記ホイールシリンダによって前記車輪に制動力が付与される前に、前記ストロークシミュレータが短縮を開始することになる。
【0013】
前記請求項4に記載のマスタシリンダを具備した液圧ブレーキ装置においては、請求項5に記載のように、前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より大となるように設定してもよい。即ち、前記マスタシリンダの出力液圧によって前記ホイールシリンダが作動するように構成されていて、摺動抵抗等が大である場合には、前記ストロークシミュレータが短縮を開始する前に、前記調圧弁が開弁するように構成するとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の望ましい実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明の一実施形態の車両用ブレーキ液圧発生装置1を示すもので、ブレーキ操作部材たるブレーキペダル2に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源4を備えている。本実施形態の液圧発生源4は、電子制御装置CPUによって制御される電動モータ41と、この電動モータ41によって駆動される液圧ポンプ42を備え、その入力側がリザーバ40に連通接続され、出力側がアキュムレータ43に連通接続されている。本実施形態では出力側に圧力センサPが接続されており、電子制御装置CPUによって圧力センサPの検出圧力が監視される。この監視結果に基づき、アキュムレータ43の液圧が所定の上限値と下限値の間の圧力に維持されるように、電子制御装置CPUにより電動モータ41が制御される。
【0015】
一方、上記の液圧発生源4が接続されるシリンダ10内には、ブレーキペダル2に連動する入力部材3が収容され、この入力部材3に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを入力部材3に付与する第1の弾性部材として、コイルスプリング5が収容されており、これによってストロークシミュレータが構成されている(図1に、ストロークシミュレータSSとして示す)。また、シリンダ10内には、コイルスプリング5を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて液圧発生源4の出力液圧を調圧し出力する調圧弁6が収容され、入力部材3と同軸に配置されている。更に、この調圧弁6を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材として、コイルスプリング7がシリンダ10内の調圧弁6の前方に収容されている。尚、図1は構成部品を模式的に示すもので、例えばシリンダ10は、実際には、組付け等を考慮して多数の部品に分割する等の対応が必要となるが、設計的事項であるので説明の便宜上一部品としている。
【0016】
シリンダ10には、調圧弁6の前後に出力液圧室COとドレイン室CDが形成されており、ドレイン室CD内に入力部材3及びコイルスプリング5が収容され、出力液圧室CO内にコイルスプリング7が収容されている。入力部材3にはプランジャ31が一体的に形成されている。そして、プランジャ31の後方移動を規制するリテーナ51が調圧弁6に当接するように配置され、このリテーナ51を介して調圧弁6と入力部材3との間にコイルスプリング5が張架されている。このコイルスプリング5は前述のように第1の弾性部材を構成しストロークシミュレータとして機能するものであるが、コイルスプリングに限らず、ゴム、空気ばね等の弾性部材を用いることとしてもよい。
【0017】
更に、シリンダ10には、調圧弁6を介して出力液圧室COに連通する入力ポート11、ドレイン室CDに連通するドレインポート12、出力液圧室COに連通する出力ポート13、及び調圧弁6を介して出力液圧室COとドレイン室CDを連通する連通孔14が形成されている。そして、液圧発生源4の出力側は、図示しない逆止弁を介してシリンダ10の入力ポート11に連通接続され、液圧発生源4の入力側はリザーバ40に連通接続されると共に、シリンダ10のドレインポート12に連通接続されている。
【0018】
本実施形態の調圧弁6はスプールバルブで構成されており、スプール60の外周面には環状溝61が形成されると共に、前方で開口する軸方向の穴62が形成され、径方向の連通孔63を介して環状溝61に連通している。スプール60の前端部及び後端部は拡径されており、前端部が出力液圧室CO内を移動可能に支持され、出力液圧室COの後端の段部に係止されて後方への移動が規制されるように構成されている。従って、調圧弁6は本発明の第2の弾性部材たるコイルスプリング7によって後方に付勢されているが、非作動時には図1に示すように、スプール60の前端部が出力液圧室COの後端の段部に押接された状態にある。この状態では、スプール60の環状溝61が連通孔14と対向しており、出力液圧室COは穴62、連通孔63、環状溝61及び連通孔14を介してドレイン室CDに連通しているので、出力減少状態にある。尚、このとき入力ポート11はスプール60によって遮断されている。
【0019】
スプール60が前進し、環状溝61が連通孔14と入力ポート11の何れとも連通しない位置となると、出力液圧室COはドレイン室CDとの連通が遮断され、入力ポート11と連通することもなく、出力ポート13を介して連通するのみであるので、出力液圧室COから出力ポート13の連通先までの液圧が保持され、出力保持状態となる。更に、スプール60が前進し、環状溝61が入力ポート11と連通すると(このとき、連通孔14とは連通しない)、出力液圧室COは穴62、連通孔63、環状溝61及び入力ポート11を介して液圧発生源4と連通するので、液圧発生源4の出力液圧が出力液圧室COに供給され、出力増加状態となる。
【0020】
調圧弁6に対してはコイルスプリング5による前方への付勢力とコイルスプリング7による後方への付勢力が付与されるが、コイルスプリング5の短縮開始によって入力部材3に付与されるストローク開始の荷重が調圧弁6のストローク開始荷重より大となるように、コイルスプリング5の取付荷重F1及びコイルスプリング7の取付荷重F2が設定されている。即ち、コイルスプリング5の取付荷重F1がコイルスプリング7の取付荷重F2より大に設定されている(F1>F2)。また、コイルスプリング5の短縮開始によって入力部材3に付与されるストローク開始の荷重が調圧弁6の開弁時の荷重より小となるように設定されている。即ち、コイルスプリング7の取付荷重F2と、スプール60のアイドルストロークd(以下、単にストロークdという)とコイルスプリング7のばね定数k2の積(k2・d)との和が、コイルスプリング5の取付荷重F1より大に設定されている〔F1<(F2+k2・d)〕。
【0021】
次に、上記の構成になるブレーキ液圧発生装置の作動を説明する。先ず、ブレーキペダル2が非操作状態にあるときには、入力部材3及び調圧弁6は図1に示す状態にある。即ち、コイルスプリング7の付勢力によってスプール60の前端部が出力液圧室COの後端の段部に係合している。このとき、コイルスプリング5の付勢力によってプランジャ31がリテーナ51に係合しているので、図1の状態では、スプール60の外周壁によって入力ポート11が遮断されている。これに対し、スプール60の環状溝61は連通孔14と対向しており、出力液圧室COが穴62、連通孔63、環状溝61及び連通孔14を介してドレイン室CDに連通している(出力減少状態)。而して、出力液圧室CO及びドレイン室CDはリザーバ40に連通し略大気圧とされており、液圧発生源4の出力液圧は出力液圧室COには供給されないので、図1に示す初期位置に維持される。
【0022】
ブレーキペダル2に踏力が付与されると、コイルスプリング5の取付荷重F1はコイルスプリング7の取付荷重F2より大に設定されている(F1>F2)ので、先ずコイルスプリング7が圧縮されつつ調圧弁6のスプール60が駆動されて前進する。更にコイルスプリング7の付勢力に抗してブレーキペダル2に踏力が付与され、スプール60が前進駆動されて環状溝61が連通孔14及び入力ポート11の何れとも連通しない位置となると、出力保持状態となる。
【0023】
更にブレーキペダル2に踏力が付与されてスプール60が前進すると、連通孔14が遮断されると共に環状溝61が入力ポート11と連通し、調圧弁6が開弁する。即ち、コイルスプリング7の取付荷重F2と、スプール60のストロークdとコイルスプリング7のばね定数k2の積(k2・d)との和が、コイルスプリング5の取付荷重F1より大に設定されており〔F1<(F2+k2・d)〕、調圧弁6が開弁する前にコイルスプリング5が圧縮され、ストロークシミュレータとしての機能が開始する。このようにして調圧弁6が開弁すると、前述のように液圧発生源4の出力液圧が出力液圧室COに供給され、出力増加状態となる。
【0024】
而して、図1に示す出力減少状態から、ブレーキペダル2が操作されると、液圧発生源4の出力液圧が、調圧弁6によって、入力部材3からコイルスプリング5を介してスプール60に伝達される力に応じた液圧に減圧調整される。これにより、出力液圧室COからブレーキ操作力に応じた液圧が出力されると共に、コイルスプリング5が圧縮され、入力部材3ひいてはブレーキペダル2に対しブレーキ操作力に応じたストロークが与えられ、ストロークシミュレータとして機能する。
【0025】
次に、図2は、本発明の液圧ブレーキ装置の一実施形態を示すもので、図1の車両用ブレーキ液圧発生装置1を備え、図1に対しマスタシリンダMC及びホイールシリンダW1乃至W4が付加された形態となっている。本実施形態の液圧ブレーキ装置においては、調圧弁6の出力液圧によって作動するマスタシリンダMCが設けられている。そして、ホイールシリンダW1及びW2に接続される一方の液圧系統は、調圧弁6の出力液圧によって直接駆動されるように構成されているが、ホイールシリンダW3及びW4に接続される他方の液圧系統はマスタシリンダMCに接続されている。
【0026】
図2においては、図1のシリンダ10に代えてシリンダ100が設けられ、このシリンダ100には、入力ポート111、ドレインポート112、出力ポート113及び114、並びに低圧ポート115及び116が形成されている。そして、シリンダ100内には調圧弁6のハウジングを構成する筒体のシリンダ600が摺動可能に収容されている。シリンダ100の内周面とシリンダ600の外周面との間には入力液圧室CI及び低圧室CLが形成されており、シリンダ600内には出力液圧室CO1が形成されている。また、入力液圧室CIに連通する連通孔611が形成されており、この連通孔611は入力液圧室CIを介して入力ポート111に連通されている。シリンダ600内の出力液圧室CO1は連通孔612を介してシリンダ100内の出力液圧室CO2に連通接続されている。尚、低圧室CLは低圧ポート115を介してリザーバ40に連通接続されている。
【0027】
而して、液圧発生源4が正常であれば、その出力液圧が入力液圧室CIに供給されるので、シリンダ600は図2に示す初期位置に保持される。液圧発生源4が失陥し、その出力液圧が消失すると、シリンダ600の保持が解除され、前方に摺動し得る状態となる。
【0028】
マスタシリンダMCは、シリンダ100にマスタピストン8が摺動自在に収容され、コイルスプリング9によってマスタピストン8の後端がシリンダ600の前端に当接するように配置されている。このマスタピストン8の前方にマスタ液圧室CMが形成され、後方に出力液圧室CO2が形成されており、マスタピストン8の摺動に応じて、そのスカート部によってマスタ液圧室CMが低圧ポート116と連通又は遮断されるように構成されている。前述のように、出力液圧室CO2は出力ポート113を介してホイールシリンダW1及びW2に接続され、マスタ液圧室CMは出力ポート114を介してホイールシリンダW3及びW4に接続されている。そして、本実施形態においては、コイルスプリング7の取付荷重F2と、スプール60のストロークdとコイルスプリング7のばね定数k2の積(k2・d)と、出力液圧室CO1及びCO2内の所定の圧力である液圧Poとスプール60の有効断面積Aとの積(A・Po)の総和が、コイルスプリング5の取付荷重F1より大という関係に設定されている〔F1<(F2+k2・d+A・Po)〕。液圧Poは、ホイールシリンダW1及びW2が車輪に対する制動力を発生し始める液圧である。尚、その他の構成は図1の構成と実質的に同じであるので同一の符号を付して説明は省略する。
【0029】
上記の構成になる液圧ブレーキ装置において、図2は、液圧発生源4が正常で、ブレーキペダル2が操作されていない状態を示し、一方の液圧系統は調圧弁6の出力液圧が出力液圧室CO2からホイールシリンダW1及びW2に供給され、調圧弁6の出力液圧によって直接駆動されるが、ホイールシリンダW3及びW4に接続される他方の液圧系統はマスタシリンダMCに接続されているので、調圧弁6の出力液圧によってマスタピストン8を前進駆動する力がコイルスプリング9の取付荷重等の抵抗力を越えたときに、この出力液圧に応じてマスタ液圧室CMからホイールシリンダW3及びW4にブレーキ液圧が付与され、各車輪に制動力が付与される。このとき、前述の関係〔F1<(F2+k2・d+A・Po)〕に設定されているので、ホイールシリンダW1及びW2が車輪に対する制動力を発生する前にコイルスプリング5が圧縮され、ストロークシミュレータとしての機能が開始する。
【0030】
尚、液圧発生源4が万一失陥した場合には、液圧発生源4の出力液圧が出力液圧室CO1及びCO2に供給されない。従って、ブレーキペダル2の操作に応じて入力部材3が前進駆動されると、スプール60がコイルスプリング7の付勢力に抗して前進すると共に、入力部材3がコイルスプリング5の付勢力に抗して前進し、スプール60の後端部がシリンダ600の後端面に当接し、更に前進するとプランジャ31の先端がスプール60の後端に当接する。このとき、調圧弁6は出力増加状態の位置にあるが、図示しない逆止弁によって液圧発生源4にブレーキ液が戻されることが阻止される。これにより、ブレーキペダル2の操作力が直接シリンダ600及びマスタピストン8に伝達され、その結果、出力液圧室CO2からホイールシリンダW1及びW2にブレーキ液圧が出力されると共に、マスタ液圧室CMからホイールシリンダW3及びW4にブレーキ液圧が出力される。
【0031】
図3は、本発明の液圧ブレーキ装置の他の実施形態を示すもので、図1の車両用ブレーキ液圧発生装置1を備えると共に、タンデムマスタシリンダTMCが構成されている。即ち、本実施形態においては、調圧弁6の出力液圧によって作動するタンデムマスタシリンダTMCが設けられており、マスタピストン81及び82、並びにコイルスプリング91及び92が設けられている。そして、ホイールシリンダW1及びW2に接続される一方の液圧系統がマスタ液圧室CM1に接続され、ホイールシリンダW3及びW4に接続される他方の液圧系統がマスタ液圧室CM2に接続されている。尚、マスタ液圧室CM2はポート117を介してリザーバ40に接続されている。本実施形態の出力液圧室CO1及びCO2は補助液圧室ということもでき、ホイールシリンダW1及びW2とは連通していないので、液圧発生源4の出力側に前述の逆止弁を設ける必要はない。その他の構成は図2の構成と実質的に同じであるので同一の符号を付して説明は省略する。
【0032】
特に、本実施形態では、前述の図1及び図2の実施形態と異なり、コイルスプリング5の短縮開始荷重が調圧弁6の開弁時のコイルスプリング7の荷重より大となるように設定されている。即ち、コイルスプリング7の取付荷重F2と、スプール60のストロークdとコイルスプリング7のばね定数k2の積(k2・d)との和が、コイルスプリング5の取付荷重F1より小に設定されている〔F1>(F2+k2・d)〕。これは、タンデムマスタシリンダTMCにおけるマスタピストン81及び82は、その摺動抵抗等に起因し、調圧弁6の作動に対しその作動が遅延する傾向にあるので、コイルスプリング5の短縮開始時には、先に調圧弁6が開弁するようにしておくことが望ましいからである。尚、ホイールシリンダW1及びW2が車輪に対する制動力を発生し始めるマスタ液圧室CM1の液圧を液圧Poとし、マスタ液圧室CM1の液圧が液圧Poのときの出力液圧室CO1及びCO2の液圧をP1とすると、F1<(F2+k2・d+A・P1)に設定されている。
【0033】
【発明の効果】
本発明は前述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、請求項1に記載のように構成した車両用ブレーキ液圧発生装置によれば、無効ストロークを短くすることができ、良好なブレーキフィーリングを確保することができる。
【0034】
また、請求項2乃至5に記載の液圧ブレーキ装置においては、請求項1に記載のように構成された車両用ブレーキ液圧発生装置を備え、これがマスタシリンダと適切に連結されているので、無効ストロークが短く、良好なブレーキフィーリングが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用ブレーキ液圧発生装置の断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る液圧ブレーキ装置の断面図である。
【図3】本発明の他の実施形態に係る液圧ブレーキ装置の断面図である。
【符号の説明】
2 ブレーキペダル, 3 入力部材, 4 液圧発生源,
5,7,9,91,92 コイルスプリング,
8,81,82 マスタピストン, 10,100 シリンダ,
40 リザーバ, 60 スプール, CPU 電子制御装置,
CO 出力液圧室, CD ドレイン室, SS ストロークシミュレータ
Claims (5)
- ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置において、前記第1の弾性部材の取付荷重を前記第2の弾性部材の取付荷重より大に設定すると共に、前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より小となるように設定したことを特徴とする車両用ブレーキ液圧発生装置。
- ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置を備えると共に、前記調圧弁の出力液圧によって作動し、所定の圧力を越えた前記調圧弁の出力液圧に応じて制動力を車輪に付与するホイールシリンダを備え、前記第1の弾性部材の取付荷重と前記第2の弾性部材の取付荷重及びばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記第2の弾性部材の取付荷重より大で、前記第1の弾性部材の短縮開始時の前記調圧弁の出力液圧が前記所定の圧力以下となるように設定したことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
- 前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より小となるように設定したことを特徴とする請求項2記載の液圧ブレーキ装置。
- ブレーキ操作部材に対するブレーキ操作とは無関係に所定の液圧を発生し出力する液圧発生源と、前記ブレーキ操作部材に連動する入力部材と、該入力部材に加えられるブレーキ操作力を伝達すると共にブレーキ操作力に応じたストロークを前記入力部材に付与する第1の弾性部材と、該第1の弾性部材に接続し、当該第1の弾性部材を介して伝達されるブレーキ操作力に応じて前記液圧発生源の出力液圧を調圧し出力する調圧弁と、該調圧弁に接続し、当該調圧弁を初期位置に戻す方向に付勢する第2の弾性部材とを備えた車両用ブレーキ液圧発生装置を備えると共に、前記調圧弁の出力液圧によって作動するマスタシリンダと、該マスタシリンダの出力液圧によって作動し、所定の圧力を越えた前記マスタシリンダの出力液圧に応じて制動力を車輪に付与するホイールシリンダを備え、前記第1の弾性部材の取付荷重と前記第2の弾性部材の取付荷重及びばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記第2の弾性部材の取付荷重より大で、前記第1の弾性部材の短縮開始時の前記マスタシリンダの出力液圧が前記所定の圧力以下となるように設定したことを特徴とする液圧ブレーキ装置。
- 前記第2の弾性部材のばね定数を、前記第1の弾性部材の取付荷重が前記調圧弁の開弁時の前記第2の弾性部材の荷重より大となるように設定したことを特徴とする請求項4記載の液圧ブレーキ装置。
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