JP4792347B2 - 吹出口の風向制御機構およびダクトレス換気システム - Google Patents
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Description
この換気システムは、天井内5に排気ファンを内蔵した熱交換ユニット8を設け、サニタリースペース3内の空気を、天井内5に設けた排気ダクト3aを通じて熱交換ユニット8に送ったうえで排気ダクト4aおよび排気口4bから排気するとともに、これに伴って給気口9から流入する外気を、上記熱交換ユニット8において、排気される室内の空気と熱交換した後に、天井内5に設置された給気ダクト9aを通じて居室1、2の天井に設けた吹出口9bから室内に供給するようにしたものである。
このダクトレス換気システムは、天井内を給気ダクトとして利用したものであり、当該天井内に循環型給気ファンを設けるとともに、この循環型給気ファンの吸入側に、外気取入ダクトおよび廊下の空気を排気する環流ダクトが接続され、かつ上記循環型給気ファンの吐出側が天井内に開口されるとともに、居室に天井内の空気を室内に導入するための吹出口を設け、さらにサニタリースペースの天井に内部の空気を直接屋外に排気する排気ファンを設けたものである。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、当該ファンの上方に設けた風量調整板を、吸込み口に対して接離させることにより、部屋毎に吹出口から室内に供給される空気量を容易に調整することも可能になる。
図1および図2において、図中符号10が住宅である。この住宅10は、3つの居室11、浴室、洗面室およびトイレを備えたサニタリースペース(第2の部屋)12、これら間の廊下(第1の部屋)13を有しており、天井内に給気用のボイドスペース14が形成されている。
また、これら居室11、サニタリースペース12および廊下13の間に、ドア下部の隙間やドアガラリ等による通気部15が形成されている。
例えば、図6に示すように、開口27が窓ガラス47の近傍に形成されることにより、4つの吹出口35のうちの1つの吹出口35が窓ガラス47側に位置する場合には、当該吹出口35を閉じておく。
次いで、本ダクトレス換気システムにおいては、循環型給気ファン16によって、外気取入ダクト18を介して給気口17から吸引した0.5回/hrの量の外気と、フィルター21によって清浄化された後に環流ダクト19を介して排気された0.5回/hrの量の廊下13の空気とを混合して、給気ダクトとなる天井内のボイドスペース14に送気する。そして、このボイドスペース14内の空気を、室端末ファン25によって吹出口35から各居室11内へと給気する。
この結果、居室11に対する給気量を減じることなく、かつ給気を室内の中央側へと円滑に拡散させることができる。
例えば、図10〜図13は、上記風向制御機構の他の実施形態を示すものであり、上記風向制御機構26と共通する構成部分については、同一符号を付してある。
すなわち、この風向制御機構50においては、ボイドスペース14側に配設された整流壁51が、枠材29の四隅部に立設された脚部53と、この脚部53の上端部に一体化された四角筒状の封止壁部54とから構成されている。
また、固定板28は、図3および図4に示したものよりも、外形寸法が小さい正方形に形成されており、これにより当該固定板28の外周縁と開口27を画成する各辺27aとの間には、幅広の吹出口55が形成されている。
この移動部材52は、固定板28よりも小さい正方形状の底板52aと、この底板52aの外周縁上に一体化された四角筒状の側壁52bと、この側壁52bの上端部から頂部へと傾斜する四角錐筒状の天板(傾斜壁面)52cとから構成されている。そして、側板52bは、その上部が封止壁部54の下部に臨む高さ寸法に形成されている。
11 居室(給気すべき部屋)
11a 天井
12 サニタリースペース(第2の部屋)
13 廊下(第1の部屋)
14 ボイドスペース
15 空気の流通路
16 循環型給気ファン
17 給気口
18 外気取入ダクト
19 環流ダクト
22 排気ファン
23 排気ダクト
25 室端末ファン
26 吹出口の風向制御機構
27 開口
27a 開口の一辺
28 固定板
33 吸込み口
34、52 移動部材
34b 傾斜壁面
35、55 吹出口
38 突部
39 第1の溝部
40 第2の溝部
45 風量調整板
52b 側壁
52c 天板(傾斜壁面)
54 封止壁部
Claims (6)
- 給気すべき部屋の天井に形成された正方形の吹出用の開口の中央部を塞ぐとともに上記天井に固定された固定板と、この固定板上に水平方向に移動自在に設けられ、外周縁が上記開口の正方形よりも小さな相似形に形成された底板を有する移動部材とを備え、上記開口と上記固定板または上記移動部材の底板の外周縁との間に吹出口が形成されるとともに、上記固定板にその中心を通り、上記開口の一辺に向かって延在する第1の溝部と、この第1の溝部に直交して上記一辺に隣接する他辺に向かって延在する複数の第2の溝部とを有する案内溝が形成され、上記第2の溝部は、上記第1の溝部の延在方向に等間隔をおいて形成されるとともに、上記移動部材の底板に上記案内溝に挿通される2つの突部が当該底板の中心を通ってその一対の辺と平行となる直線上に上記第2の溝部の間隔の2倍の寸法を隔てて設けられてなることを特徴とする吹出口の風向制御機構。
- 上記移動部材は、正方形の上記底板から頂部に向けて傾斜壁面が設けられた外観四角錐状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の吹出口の風向制御機構。
- 上記移動部材の上方に、吸引した空気を上記吹出口に向けて送気するファンが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の吹出口の風向制御機構
- 上記ファンの上方に、上記空気の吸込み口が形成されるとともに、風量調整板を上記吸込み口に対して接離自在に設けたことを特徴とする請求項3に記載の吹出口の風向制御機構。
- 給気すべき部屋に請求項1ないし4のいずれかに記載の吹出口の風向制御機構を備えた建物におけるダクトレス換気システムであって、
上記開口が形成された部屋の天井内が給気用のボイドスペースとされ、当該ボイドスペース内に循環型給気ファンが設けられるとともに、上記循環型給気ファンの吸入側に、外気取入ダクトおよび他の第1の部屋に開口する環流ダクトが接続され、かつ上記循環型給気ファンの吐出側が上記ボイドスペースに開口されるとともに、他の第2の部屋に内部の空気を屋外に排気する排気ファンを設け、上記部屋と上記第1および第2の部屋との間に、空気の流通路を設けたことを特徴とするダクトレス換気システム。 - 上記部屋は居室であり、上記第1の部屋は廊下であるとともに、上記第2の部屋はサニタリースペースであることを特徴とする請求項5に記載のダクトレス換気システム。
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