JP4792347B2 - Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system - Google Patents
Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system Download PDFInfo
- Publication number
- JP4792347B2 JP4792347B2 JP2006208166A JP2006208166A JP4792347B2 JP 4792347 B2 JP4792347 B2 JP 4792347B2 JP 2006208166 A JP2006208166 A JP 2006208166A JP 2006208166 A JP2006208166 A JP 2006208166A JP 4792347 B2 JP4792347 B2 JP 4792347B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- room
- moving member
- control mechanism
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Description
本発明は、住宅の換気システムにおいて、室内の天井に設けられた空気の吹出口に用いて好適な吹出口の風向制御機構およびこれを用いたダクトレス換気システムに関するものである。 The present invention relates to a wind direction control mechanism for an air outlet suitable for use in an air outlet provided on an indoor ceiling in a residential ventilation system, and a ductless ventilation system using the same.
近年、建材やその接着剤あるいはシロアリ防止剤等から発生するホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレン等の揮発性有機化合物に起因する、いわゆるシックハウス症候群の発生を防止するために、法規上、新築の戸建て住宅や共同住宅に対しても、0.5回/hrの換気を24時間連続して行うことが要求されている。 In order to prevent the occurrence of so-called sick house syndrome due to volatile organic compounds such as formaldehyde, acetaldehyde, toluene and xylene generated from building materials and their adhesives or termite inhibitors in recent years, it is legally newly built detached houses. Also for apartment houses, it is required to ventilate 0.5 times / hr continuously for 24 hours.
ところで、従来の住宅における換気システムとしては、例えば図14に示すように、居室1、2の外壁に給気口1a、2aを設け、浴室や洗面室あるいはトイレ等のサニタリースペース3の天井に排気ファン4を設けて、当該排気ファン4の吐出側を天井内5に設けた排気ダクト4aを介して排気口4bに接続するとともに、居室1とサニタリースペース3との間、サニタリースペース3と廊下6との間、廊下6と居室2との間に、それぞれ通気部7を設けたものが知られている。ちなみに、この通気部7は、両室間に設けられたドア下部の隙間やドアガラリ等である。
By the way, as a conventional ventilation system in a house, for example, as shown in FIG. A fan 4 is provided, and the discharge side of the exhaust fan 4 is connected to the
これは、第3種換気システムと呼ばれるものであって、排気ファン4によってサニタリースペース3内の空気を、天井内5に設けられた排気ダクト4aを介して排気口4bから外部に強制排気することにより、屋外の空気が給気口1a、2aから居室1、2内に自然流入し、さらに通気部7から廊下6およびサニタリースペース3へと流れることにより、住戸内の全体の空気を換気するようにしたものである。
This is called a third type ventilation system, and the exhaust fan 4 forcibly exhausts the air in the
上記従来の換気システムにあっては、サニタリースペース3の天井および天井内5に排気ファン4および排気ダクト4a等を設置すればよいために、構造か簡易で経済的であるという利点はあるものの、上述したように24時間連続して、0.5回/hrの換気を行うと、居室1、2等における快適な空調環境を保持することができず、特に冬季においては寒冷な外気が直接かつ連続的に住戸内に導入されてしまうために、到底居住に耐え得ないという問題点があった。
In the conventional ventilation system, the exhaust fan 4 and the
このような問題点を解決する従来の換気システムとしては、図15に示す第1種換気システムが知られている。
この換気システムは、天井内5に排気ファンを内蔵した熱交換ユニット8を設け、サニタリースペース3内の空気を、天井内5に設けた排気ダクト3aを通じて熱交換ユニット8に送ったうえで排気ダクト4aおよび排気口4bから排気するとともに、これに伴って給気口9から流入する外気を、上記熱交換ユニット8において、排気される室内の空気と熱交換した後に、天井内5に設置された給気ダクト9aを通じて居室1、2の天井に設けた吹出口9bから室内に供給するようにしたものである。
As a conventional ventilation system for solving such problems, a first type ventilation system shown in FIG. 15 is known.
In this ventilation system, a
上記従来の換気システムによれば、熱交換ユニット8において、給気口9から住戸内に採り入れられる外気を、室内から排気される空気と熱交換させた後に、居室1、2内に給気しているために、図14に示したものと比較して、外気をより室内の温度に近付けたうえで、居室1、2等に供給することができる。
According to the above conventional ventilation system, in the
しかしながら、上記換気システムにあっても、熱交換ユニット8における空気流路が狭く、よって空気流速が大きくなるのに対して、大きな熱交換面積を確保することが難しいために、十分な熱交換を行って外気と排気との温度差を小さくすることが困難であり、依然として所望の空調環境を保持するためには、空調に要するエネルギーコストが高くなるという問題点があった。
However, even in the ventilation system described above, the air flow path in the
加えて、天井内5に、給気ダクト9a、排気ダクト3a、4a等を設ける必要があるために、天井内5が狭隘となって保守点検の障害になるとともに、施工コストが高くなるという問題点もあった。
In addition, since it is necessary to provide the
そこで、本発明者等は、先に下記特許文献1に見られるような、戸建住宅用ダクトレス換気システムを提案した。
このダクトレス換気システムは、天井内を給気ダクトとして利用したものであり、当該天井内に循環型給気ファンを設けるとともに、この循環型給気ファンの吸入側に、外気取入ダクトおよび廊下の空気を排気する環流ダクトが接続され、かつ上記循環型給気ファンの吐出側が天井内に開口されるとともに、居室に天井内の空気を室内に導入するための吹出口を設け、さらにサニタリースペースの天井に内部の空気を直接屋外に排気する排気ファンを設けたものである。
Therefore, the present inventors previously proposed a ductless ventilation system for a detached house as seen in
This ductless ventilation system uses the inside of the ceiling as an air supply duct. A circulation type air supply fan is provided in the ceiling, and an outside air intake duct and a corridor are provided on the suction side of the circulation type air supply fan. A recirculation duct for exhausting air is connected, and the discharge side of the circulating air supply fan is opened in the ceiling, and an air outlet for introducing the air in the ceiling into the room is provided in the living room. An exhaust fan is provided on the ceiling to exhaust the internal air directly to the outside.
上記ダクトレス換気システムにおいては、循環型給気ファンによって、外気取入ダクトからの0.5回/hrの量の外気と、環流ダクトを介して排気された0.5回/hrの量の廊下の空気とを混合して、給気ダクトとなる天井内に送気する。すると、この天井内の空気は、吹出口から居室に給気されるとともに、通気部を通じてサニタリースペースおよび廊下へと流れる。また、これと並行して、外気取り入れ分に相当する0.5回/hrの量のサニタリースペース内の空気を排気ファンから屋外に排気する。 In the ductless ventilation system, the circulation type air supply fan allows the outside air of 0.5 times / hr from the outside air intake duct and the corridor of 0.5 times / hr to be exhausted through the circulation duct. The air is mixed and sent into the ceiling, which becomes the air supply duct. Then, the air in the ceiling is supplied to the living room from the air outlet and flows to the sanitary space and the hallway through the ventilation portion. In parallel with this, the air in the sanitary space of 0.5 times / hr corresponding to the intake of outside air is exhausted from the exhaust fan to the outside.
この結果、上記ダクトレス換気システムによれば、住戸内において1.0回/hrの量の換気を行うことができるために、例えば環流ダクトに清浄用フィルターを設置することにより、従来よりも大きな換気量を確保することができるとともに、環流ダクトからの室内の空気と外気とが天井内の広いスペースにおいて混合されるために、内外温度差によるヒートショックを大幅に緩和することができるという利点がある。しかも、天井内に設置すべきダクトを大幅に減少させることができるために経済性にも優れる。 As a result, according to the above ductless ventilation system, ventilation can be performed at an amount of 1.0 times / hr in the dwelling unit. In addition to being able to secure the amount, the indoor air and the outside air from the reflux duct are mixed in a wide space in the ceiling, so that there is an advantage that the heat shock due to the temperature difference between the inside and outside can be greatly relieved. . In addition, since the number of ducts to be installed in the ceiling can be greatly reduced, the economy is excellent.
ところで、上記ダクトレス換気システムにあっては、給気ダクトとなる天井内の空気が、居室の天井の設けた吹出口から給気されるために、室内に下方に向けたドラフト(空気流)が発生してしまうという欠点があった。特に、通常上記居室においては、照明を部屋の中央に設ける関係上、上記吹出口が居室のコーナー部に設けられているために、上記ドラフトにより壁や窓ガラス等を伝って冷えた空気が24時間、連続的に給気されてしまい、居住者に不快感を与えるという問題点があった。 By the way, in the ductless ventilation system, since air in the ceiling serving as the air supply duct is supplied from the air outlet provided in the ceiling of the living room, a draft (air flow) directed downward is provided in the room. There was a drawback that it would occur. In particular, in the above room, since the air outlet is provided at the corner of the room because the lighting is provided in the center of the room, the air cooled by the draft through the wall, the window glass and the like is 24. There was a problem in that the air was continuously supplied over time, causing discomfort to the residents.
また、循環型給気ファンから送気された空気によって給気ダクトとなる天井内が正圧になるために、一部の空気が天井内から壁内を伝わってコンセントやターミナルコネクタ等の器具から噴き出すこともあり、流量自体は微量であるものの、椅子やベッド等の配置によっては、居住者に不快感を与えるおそれがあった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、給気すべき室内において、天井に設けた吹出口から壁や窓ガラス等に沿った下方へのドラフトが生じることを防止することができ、かつ室内においても給気を円滑に拡散させることが可能となる吹出口の風向制御機構およびこれを用いたダクトレス換気システムを提供することを課題とするものである。 The present invention has been made in view of such circumstances, and in a room to be supplied with air, it can prevent a downward draft from occurring along a wall, a window glass, or the like from an outlet provided in a ceiling. In addition, it is an object of the present invention to provide a wind direction control mechanism for an air outlet that can smoothly diffuse air supply even in a room and a ductless ventilation system using the same.
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、給気すべき部屋の天井に形成された正方形の吹出用の開口の中央部を塞ぐとともに上記天井に固定された固定板と、この固定板上に水平方向に移動自在に設けられ、外周縁が上記開口の正方形よりも小さな相似形に形成された底板を有する移動部材とを備え、上記開口と上記固定板または上記移動部材の底板の外周縁との間に吹出口が形成されるとともに、上記固定板にその中心を通り、上記開口の一辺に向かって延在する第1の溝部と、この第1の溝部に直交して上記一辺に隣接する他辺に向かって延在する複数の第2の溝部とを有する案内溝が形成され、上記第2の溝部は、上記第1の溝部の延在方向に等間隔をおいて形成されるとともに、上記移動部材の底板に上記案内溝に挿通される2つの突部が当該底板の中心を通ってその一対の辺と平行となる直線上に上記第2の溝部の間隔の2倍の寸法を隔てて設けられてなることを特徴とするものである。
In order to solve the above-described problem, the invention according to
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動部材が、正方形の上記底板から頂部に向けて傾斜壁面が設けられた外観四角錐状に形成されていることを特徴とするものである。
The invention according to
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記移動部材の上方に、吸引した空気を上記吹出口に向けて送気するファンが設けられていることを特徴とするものであり、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のファンの上方に、上記空気の吸込み口が形成されるとともに、風量調整板を上記吸込み口に対して接離自在に設けたことを特徴とするものである。
Furthermore, the invention described in
次いで、請求項5に記載の発明は、給気すべき部屋に請求項1ないし4のいずれかに記載の吹出口の風向制御機構を備えた建物におけるダクトレス換気システムであって、上記開口が形成された部屋の天井内が給気用のボイドスペースとされ、当該ボイドスペース内に循環型給気ファンが設けられるとともに、上記循環型給気ファンの吸入側に、外気取入ダクトおよび他の第1の部屋に開口する環流ダクトが接続され、かつ上記循環型給気ファンの吐出側が上記ボイドスペースに開口されるとともに、他の第2の部屋に内部の空気を屋外に排気する排気ファンを設け、上記部屋と上記第1および第2の部屋との間に、空気の流通路を設けたことを特徴とするものである。
Next, the invention described in
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、上記部屋は居室であり、上記第1の部屋は廊下であるとともに、上記第2の部屋はサニタリースペースであることを特徴とするものである。 According to a sixth aspect of the invention, in the invention of the fifth aspect, the room is a living room, the first room is a hallway, and the second room is a sanitary space. It is a feature.
請求項1〜4のいずれかに記載の発明によれば、給気すべき部屋の天井に形成された正方形状の開口の中央部を固定板によって塞ぐとともに、この固定板上に外周縁が上記開口の正方形よりも小さな相似形に形成された移動部材を水平方向に移動自在に設けているため、移動部材を上記開口の中央部に位置させれば、上記開口と固定板または移動部材の外周縁との間に、全周にわたって吹出口を形成することができる。
According to the invention described in any one of
そして、上記吹出用の開口が、上記部屋の壁に近接して設けられ、この結果上記開口の一辺側に上記壁や当該壁に設けられた窓ガラスが位置する場合には、移動部材を第1の溝部に沿って上記一辺側に移動させることにより、当該移動部材によって上記一辺側における開口と移動部材との間に形成されていた吹出口を塞ぐことができる。 When the opening for blowing is provided close to the wall of the room, and as a result, the wall and the window glass provided on the wall are located on one side of the opening, the moving member is By moving to one side along the one groove portion, the air outlet formed between the opening on the one side and the moving member can be closed by the moving member.
また、上記吹出用の開口が、上記部屋のコーナー部に設けられ、上記開口の一辺側およびこれに隣接する他辺側に、それぞれ壁や窓ガラスが近接して位置する場合には、先ず移動部材を第1の溝部に沿って上記一辺側に移動させ、さらにこの第1の溝部と連通する第2の溝部に沿って上記他辺側に移動させることにより、当該移動部材によって上記一辺側および他辺側における開口と移動部材との間に形成されていた吹出口を塞ぐことができる。 In addition, when the blowout opening is provided at the corner of the room and a wall or a window glass is located close to one side of the opening and the other side adjacent to the opening, it is first moved. By moving the member to the one side along the first groove and further to the other side along the second groove communicating with the first groove, the moving member moves the one side and The blower outlet formed between the opening on the other side and the moving member can be closed.
この際に、上記移動部材の移動に伴って、上記一辺側および他辺側の当該移動方向の後方側に位置する辺部においては、逆に吹出口の面積が大きくなる。この結果、上記部屋に対する給気量を減じることなく、給気を室内の中央側へと円滑に拡散させることができるとともに、上記吹出口から壁や窓ガラス等に沿った下方へのドラフトが生じることを防止することができる。 At this time, with the movement of the moving member, the area of the air outlet is conversely increased in the side portions located on the rear side in the moving direction on the one side and the other side. As a result, the air supply can be smoothly diffused toward the center of the room without reducing the amount of air supplied to the room, and a downward draft along the wall, window glass or the like is generated from the air outlet. This can be prevented.
また、上記吹出口の風向制御機構によれば、固定板に対して移動部材を移動自在に設けているために、上記固定板および移動部材を取り付けた後に、適宜各々の取付箇所に応じて移動部材を移動させて、壁や窓ガラス側に位置する1箇所または隣接する2箇所の吹出口を選択的に塞ぐことができるために、建物全体として共通の部材を使用することができ、施工が容易である。 In addition, according to the wind direction control mechanism of the outlet, since the moving member is provided movably with respect to the fixed plate, after the fixed plate and the moving member are attached, it is appropriately moved according to each attachment location. Since the member can be moved to selectively close one or two adjacent outlets located on the wall or window glass side, a common member can be used as a whole building, Easy.
さらに、請求項2に記載の発明によれば、移動部材を外観四角錐状に形成しているために、上方からの空気の流れが当該移動部材の頂部から傾斜壁面に沿って外周側の吹出口へと案内されることになる。このため、吹出口から室内へ供給される空気が、当該吹出口から直下に流れることなく、上記傾斜面の傾斜角度に応じて斜め下方に流れるために、より一層上記給気を室内の広い範囲へと拡散させることが可能になる。
Further, according to the invention described in
また、請求項3に記載の発明によれば、上記移動部材の上方に、吸引した空気を下方の吹出口に向けて送気するファンが設けられているために、各々の部屋において、独立的な給気を行うことができる。
加えて、請求項4に記載の発明によれば、当該ファンの上方に設けた風量調整板を、吸込み口に対して接離させることにより、部屋毎に吹出口から室内に供給される空気量を容易に調整することも可能になる。
Further, according to the invention described in
In addition, according to the fourth aspect of the present invention, the air volume adjusting plate provided above the fan is brought into contact with and separated from the suction port, whereby the amount of air supplied from the outlet to the room for each room. Can be easily adjusted.
したがって、請求項5または6に記載の発明にように、ダクトレス換気システムにおける吹出口に、上記請求項1〜4のいずれかに記載の吹出口の風向制御機構を設ければ、上述した吹出口の風向制御機構自体が奏する作用効果を得ることができる。特に、請求項3または請求項4に記載の吹出口の風向制御機構を設けた場合には、各吹出口にファンが設けられているために、天井内に形成された給気用のボイドスペース内の空気を、強制的に各室に送気することができるために、当該ボイドスペース内が過度に正圧となって、壁のコンセント等から給気の一部が噴出することを確実に防止することができる。
Therefore, if the air outlet direction control mechanism according to any one of
図1〜図9は、本発明に係る吹出口の風向制御機構およびこれを用いたダクトレス換気システムの一実施形態を示すものある。
図1および図2において、図中符号10が住宅である。この住宅10は、3つの居室11、浴室、洗面室およびトイレを備えたサニタリースペース(第2の部屋)12、これら間の廊下(第1の部屋)13を有しており、天井内に給気用のボイドスペース14が形成されている。
また、これら居室11、サニタリースペース12および廊下13の間に、ドア下部の隙間やドアガラリ等による通気部15が形成されている。
1 to 9 show an embodiment of a wind direction control mechanism for a blowout outlet and a ductless ventilation system using the same according to the present invention.
In FIG. 1 and FIG. 2, the code |
A
そして、天井内のボイドスペース14には、循環型給気ファン16が設けられ、この循環型給気ファン16の吸入側に、給気口17から延びる外気取入ダクト18と、廊下13の空気を排気する環流ダクト19とが接続されている。ここで、外気取入ダクト18に、フィルター20が介装されるとともに、廊下13の天井には、環流ダクト19の吸入口となる環流フィルター21が取り付けられている。他方、この循環型給気ファン16の吐出側16aは、ボイドスペース14に開口されている。
A circulation type
また、サニタリースペース12の天井には、内部の空気を直接屋外に排気するための排気ファン22が設けられており、この排気ファン22の吐出側に、ボイドスペース14に配管された排気ダクト23の一端部が接続されるとともに、この排気ダクト23の他端部が排気口24に接続されている。なお、図1においては、外気取入ダクト18との重なりを避けて目視し易くするために、排気ダクト23および排気口24を、図2とは逆の方向に図示してある。そして、各居室11のコーナー部に、室端末ファン25を備えた吹出口の風向制御機構26が設けられている。
In addition, an
各々の吹出口の風向制御機構26においては、図3〜図5に示すように、居室11の天井11aに正方形の開口27が形成されるとともに、この開口27の中央部を塞ぐ正方形の固定板28が配設されている。ここで固定板28は、その4角隅部において開口27に取り付けられた枠材29に取付板28aを介して固定されている。また、枠材29には、ボイドスペース14側に突出して開口27を上方から囲繞する四角錐筒状の整流壁30が一体的に設けられており、この整流壁30の上端部に平板状のファン取付板31が取り付けられている。
As shown in FIGS. 3 to 5, in each air
このファン取付板31は、中央部に開口が形成されており、この開口を跨ぐようにして上記室端末ファン25が取り付けられている。この室端末ファン25は、モータ25aが開口27の中心部に配設されるとともに、その下方に向けた出力軸に羽根25bが取り付けられている。また、取付板31には、室端末ファン25を取り囲むようにして、筒状のガイド部材32が立設されており、このガイド部材32の縮径された頂部に吸込み口33が形成されている。これにより、室端末ファン25は、上記吸込み口33から吸引した空気を下方に向けて送気するようになっている。
The
そして、この室端末ファン25の下方に、移動部材34が配設されている。この移動部材34は、底板34aが開口27よりも小さく、かつ固定板28よりも大きな四角形状に形成された外観四角錐状の部材であり、底板34aの各辺が開口27の各外縁辺27aと平行になるように配置されて、固定板28の上面に沿って水平方向に移動自在に設けられている。これにより、開口27の外縁辺27aと移動部材34との間には、合計4つの吹出口35が形成されている。
A moving
ここで、移動部材34は、その頂部を室端末ファン25の中心部の下方に位置させて配置されており、これにより移動部材34の各傾斜壁面34bと整流壁30との間に、室端末ファン25から送気された空気を、吹出口35から斜め下方へと案内する流路36が形成されている。
Here, the moving
また、図5に示すように、移動部材34の底板34には、その上面中心にナット37が固定されるとともに、このナット37に連通する孔部が穿設されている。また、底板34の下面には、一対の突部38が上記孔部を間に挟んで等間隔をおいて直線上に位置するように固定されている。ちなみに、突部38と孔部との距離は、吹出口35における移動部材34と開口27の外縁辺27aとの間隔と等しい寸法に設定されており、これら突部38を結ぶ上記直線が底板34aの一対の辺と平行になるように配置されている。
Further, as shown in FIG. 5, the
他方、固定板28には、突部38が係合する第1の溝部39と第2の溝部40とからなる案内溝が形成されている。第1の溝部39は、固定板28の中心を通り、かつ一対の外縁辺27aに向かって延在するように形成されている。この第1の溝部39は、突部38と上記孔部との間隔の4倍の長さ寸法に形成されている。また、第2の溝部40は、第1の溝部39に直交するとともに、第1の溝部39の延在方向に沿って突部38と孔部との間隔と等しい間隔をおいて形成されている。ここで、第1の溝部39から第2の溝部40の先端までの長さ寸法は、吹出口35における移動部材34と開口27の外縁辺27aとの間隔と等しい寸法に設定されている。
On the other hand, the fixed
そして、移動部材34は、頭部に操作用のノブ42が取り付けられるとともに、固定板28の上記案内溝に挿通されてナット37に螺合されたボルト41によって固定板28に取り付けられている。この結果、移動部材34は、ノブ42によってボルト41を回転させてナット37との螺合を緩めることにより、突部38およびボルト41が係合する第1の案内溝39および第2の案内溝40に沿って移動自在に設けられている。
The moving
さらに、図3および図4に示すように、枠材29の四隅のうちの3箇所には、天井11aを貫通してガイド部材32の吸込み口33よりも上方まで延びる支持軸43が立設されており、他の1箇所には、支持軸43と等しい高さ寸法を有するとともに上部にネジ部44aが形成された高さ調整軸44が回転自在に立設されている。そして、吸込み口33の上方には、板状の風量調整板45が配設されている。
Further, as shown in FIG. 3 and FIG. 4,
この風量調整板45は、四隅のうちの3箇所に穿設された孔部に支持軸43が緩く挿入され、他の1箇所にはナット46が固定されている。そして、このナット46に高さ調整軸44が螺合されることにより、風量調整板45は、高さ調整軸44のノブ44bの回動により支持軸43に沿って上下方向に移動自在に設けられている。
In the air
以上の構成からなる吹出口の風向制御機構およびこれを用いたダクトレス換気システムにおいては、先ず居室11内における給気用の開口27の配置に応じて、移動部材34の位置を調整することにより、壁や窓ガラス側の吹出口35を閉じておく。
例えば、図6に示すように、開口27が窓ガラス47の近傍に形成されることにより、4つの吹出口35のうちの1つの吹出口35が窓ガラス47側に位置する場合には、当該吹出口35を閉じておく。
In the air outlet direction control mechanism and the ductless ventilation system using the same, by first adjusting the position of the moving
For example, as shown in FIG. 6, when the
この場合には、図7に示すように、移動部材34を固定しているノブ42を回動させてボルト41とナット37との螺合を緩め、移動部材34の突部38および上記ボルト41を固定板28の第2の案内溝40に沿って端部まで移動させた後に、ノブ42を逆に回動させてボルト41をナット37に締め込むことにより、移動部材34を固定板28に固定する。これにより、移動板34によって、窓ガラス47側に位置する吹出口35を塞ぐことができる。この際に、塞がれた吹出口35の反対側に位置する吹出口35は、移動部材34の移動によってその開口面積が2倍になる。
In this case, as shown in FIG. 7, the
また、図2および図8に示す本実施形態のように、各居室11のコーナー部に、室端末ファン25を備えた吹出口の風向制御機構26が設けられている場合には、図9に示すように、先ず移動部材34を第1の溝部39に沿って一方の壁部48a側に移動させることにより、当該壁部48a側に位置する吹出口35を塞ぎ、さらに第2の溝部40に沿ってその端部まで移動させることにより、隣接する壁部48b側に位置する吹出口35を塞ぐことができる。この際にも、塞がれた2箇所の吹出口35の反対側に位置する他の2箇所の吹出口35は、それぞれの開口面積が2倍になる。
Further, as in the present embodiment shown in FIG. 2 and FIG. 8, when the airflow
このようにして、壁部48a、48b側に位置する吹出口35を塞ぐことにより、吹出口の風向制御機構26の設定が完了する。
次いで、本ダクトレス換気システムにおいては、循環型給気ファン16によって、外気取入ダクト18を介して給気口17から吸引した0.5回/hrの量の外気と、フィルター21によって清浄化された後に環流ダクト19を介して排気された0.5回/hrの量の廊下13の空気とを混合して、給気ダクトとなる天井内のボイドスペース14に送気する。そして、このボイドスペース14内の空気を、室端末ファン25によって吹出口35から各居室11内へと給気する。
In this way, by closing the
Next, in this ductless ventilation system, the circulation type
すると、居室11内の空気は、通気部15を通じてサニタリースペース12および廊下13へと流れ、これと並行して、外気取り入れ分に相当する0.5回/hrの量のサニタリースペース12内の空気が排気ファン22によってボイドスペース14に配管された排気ダクト23へと流れ、排気口24から屋外へと排気されて行く。
Then, the air in the
この結果、上記ダクトレス換気システムによれば、住戸内において1.0回/hrの量の換気を行うことができるために、従来よりも大きな換気量を確保することができるとともに、環流ダクト19から吸引された廊下13の空気と外気とが天井内の広いボイドスペース14において混合されるために、内外温度差によるヒートショックを確実に緩和することができる。加えて、天井内に設置すべきダクトを大幅に減少させることができるために経済性にも優れる。
As a result, according to the above ductless ventilation system, the ventilation of 1.0 times / hr can be performed in the dwelling unit, so that a larger ventilation amount can be ensured than before, and the
しかも、各居室11に設置した吹出口の風向制御機構26ごとに、室端末ファン25が設けられているために、給気用のボイドスペース14の空気を、強制的に各居室11に送気することができ、よって当該ボイドスペース14が過度に正圧となって、壁のコンセント等から給気の一部が噴出することを確実に防止することができる。
In addition, since the
以上のダクトレス換気システムが奏する作用効果に加えて、居室11に設けられた吹出口の風向制御機構26によれば、移動部材34を固定板28に形成した第1の溝部39に沿って開口27の一辺27a側に移動させ、さらにこの第1の溝部39と連通する第2の溝部40に沿って上記一辺27aに隣接する他辺側に移動させることにより、移動部材34によって居室11のコーナー部側に位置して壁部48a、48bに臨む2箇所の吹出口35を塞ぐことができる。これにより、壁部48a、48bに沿った下方へのドラフトが生じることを防止することができる。
In addition to the operational effects of the ductless ventilation system described above, according to the air outlet
しかも、移動部材34の移動に伴って、室内側に臨む2箇所の吹出口35においては、それぞれの吹き出し面積が移動前の2倍になる。さらに、開口27を上方から囲繞する角筒状の整流壁30を設け、かつ移動部材34を外観多角錐状に形成することにより、整流壁30と移動部材34の傾斜壁面34aとの間に、上方から下方に向けて漸次水平方向に傾斜する流路36を形成しているために、上記吹出口35から室内へ供給される空気が、直下に流れることなく、水平方向かつ下方へと流れることになる。
この結果、居室11に対する給気量を減じることなく、かつ給気を室内の中央側へと円滑に拡散させることができる。
In addition, with the movement of the moving
As a result, the air supply can be smoothly diffused toward the center of the room without reducing the amount of air supplied to the
室端末ファン25を取り囲むようにして筒状のガイド部材32を立設し、このガイド部材32の縮径された頂部に吸込み口33を形成するとともに、この吸込み口33の上方に近接して風量調整板45を設けているために、ノブ44bによって風量調整板45を支持する高さ調整軸44を回転させて風量調整板45を吸込み口33に対して接離させることにより、吹出口35から室内に供給される空気量を容易に調整することもできる。
A
なお、本発明に係る吹出口の風向制御機構の構成については、上述した風向制御機構26の他、様々な構造を採用することが可能である。
例えば、図10〜図13は、上記風向制御機構の他の実施形態を示すものであり、上記風向制御機構26と共通する構成部分については、同一符号を付してある。
In addition, about the structure of the wind direction control mechanism of the blower outlet which concerns on this invention, it is possible to employ | adopt various structures besides the wind
For example, FIGS. 10 to 13 show other embodiments of the wind direction control mechanism, and components common to the wind
この風向制御機構50が上記風向制御機構26と異なる点は、開口27の中央部を塞ぐ固定板28の寸法、並びに整流壁51および移動部材52の形状にある。
すなわち、この風向制御機構50においては、ボイドスペース14側に配設された整流壁51が、枠材29の四隅部に立設された脚部53と、この脚部53の上端部に一体化された四角筒状の封止壁部54とから構成されている。
The wind
That is, in this wind
ここで、封止壁部54は、その上端部に室端末ファン25を取り付けるための平板状のファン取付板31が固定されるとともに、その下端部が脚部53との接合位置よりも下方に位置するように形成されている。
また、固定板28は、図3および図4に示したものよりも、外形寸法が小さい正方形に形成されており、これにより当該固定板28の外周縁と開口27を画成する各辺27aとの間には、幅広の吹出口55が形成されている。
Here, the sealing
Further, the fixing
さらに、この固定板28上に、移動部材52が水平方向に移動自在に設けられている。
この移動部材52は、固定板28よりも小さい正方形状の底板52aと、この底板52aの外周縁上に一体化された四角筒状の側壁52bと、この側壁52bの上端部から頂部へと傾斜する四角錐筒状の天板(傾斜壁面)52cとから構成されている。そして、側板52bは、その上部が封止壁部54の下部に臨む高さ寸法に形成されている。
Further, a moving
The moving
以上の構成からなる吹出口の風向制御機構50においては、同様に、例えば図6に示すように、開口27が窓ガラス47の近傍に形成され、4つの吹出口55のうちの窓ガラス47側に位置する吹出口55を閉じておく場合には、図12に示すように、移動部材52の突部38およびボルト41を固定板28の第2の案内溝40に沿って端部まで移動させる。そして、移動板52の側壁52bを封止壁部54に当接させることによって、窓ガラス47側に位置する吹出口55を塞ぐことができる。
Similarly, in the air outlet
また、図2および図8に示すように、壁部48a、48bによって形成されたコーナー部の天井に風向制御機構50が設けられている場合には、図13に示すように、移動部材52を第1の溝部39に沿って一方の壁部48a側に移動させ、その側壁52bを封止壁部54に当接させることによって壁部48a側に位置する吹出口55を塞ぎ、さらに第2の溝部40に沿ってその端部まで移動させることにより、隣接する壁部48b側に位置する側壁52bを封止壁部54に当接させて吹出口35を塞ぐことができる。
Further, as shown in FIGS. 2 and 8, when the wind
したがって、上記吹出口の風向制御機構50およびこれを用いたダクトレス換気システムによっても、図1〜図9に示したものと同様の作用効果を得ることが可能である。
Therefore, the same operational effects as those shown in FIGS. 1 to 9 can be obtained also by the wind
なお、上記実施の形態においては、いずれも吸込み口33の上方に、板状の風量調整板45を配設した場合についてのみ説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当該風量調整板45を省略することもできる。
In each of the above embodiments, only the case where the plate-like air
10 住戸
11 居室(給気すべき部屋)
11a 天井
12 サニタリースペース(第2の部屋)
13 廊下(第1の部屋)
14 ボイドスペース
15 空気の流通路
16 循環型給気ファン
17 給気口
18 外気取入ダクト
19 環流ダクト
22 排気ファン
23 排気ダクト
25 室端末ファン
26 吹出口の風向制御機構
27 開口
27a 開口の一辺
28 固定板
33 吸込み口
34、52 移動部材
34b 傾斜壁面
35、55 吹出口
38 突部
39 第1の溝部
40 第2の溝部
45 風量調整板
52b 側壁
52c 天板(傾斜壁面)
54 封止壁部
10
13 Hallway (first room)
DESCRIPTION OF
54 Sealing wall
Claims (6)
上記開口が形成された部屋の天井内が給気用のボイドスペースとされ、当該ボイドスペース内に循環型給気ファンが設けられるとともに、上記循環型給気ファンの吸入側に、外気取入ダクトおよび他の第1の部屋に開口する環流ダクトが接続され、かつ上記循環型給気ファンの吐出側が上記ボイドスペースに開口されるとともに、他の第2の部屋に内部の空気を屋外に排気する排気ファンを設け、上記部屋と上記第1および第2の部屋との間に、空気の流通路を設けたことを特徴とするダクトレス換気システム。 A ductless ventilation system in a building provided with a wind direction control mechanism for an outlet according to any one of claims 1 to 4 in a room to be supplied with air,
The inside of the room where the opening is formed is a void space for air supply, and a circulation type air supply fan is provided in the void space, and an outside air intake duct is provided on the suction side of the circulation type air supply fan. And a circulation duct opening to the other first room is connected, and the discharge side of the circulation type air supply fan is opened to the void space, and the internal air is exhausted to the other second room to the outside A ductless ventilation system, characterized in that an exhaust fan is provided and an air flow passage is provided between the room and the first and second rooms.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208166A JP4792347B2 (en) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006208166A JP4792347B2 (en) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008032347A JP2008032347A (en) | 2008-02-14 |
JP4792347B2 true JP4792347B2 (en) | 2011-10-12 |
Family
ID=39121961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006208166A Expired - Fee Related JP4792347B2 (en) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4792347B2 (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107224794A (en) * | 2017-06-07 | 2017-10-03 | 烨庆集团有限公司 | A kind of air cleaner of 3d air delivery |
CN107252601A (en) * | 2017-06-07 | 2017-10-17 | 烨庆集团有限公司 | A kind of compact lost air filter |
KR102201610B1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-01-12 | 주식회사 알토 | Lighting apparatus |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5201663B2 (en) * | 2008-02-28 | 2013-06-05 | 宮川化成工業株式会社 | Wind direction adjustment mechanism |
CN106440026B (en) * | 2016-08-01 | 2022-05-13 | 奥克斯空调股份有限公司 | Wall-mounted air conditioner |
JP7442036B2 (en) * | 2020-01-15 | 2024-03-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | built-in ventilation fan |
CN111912018B (en) * | 2020-07-16 | 2021-11-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Vertical air conditioner indoor unit |
CN111912017B (en) * | 2020-07-16 | 2021-11-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Vertical air conditioner indoor unit |
CN111912012B (en) * | 2020-07-16 | 2021-11-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Vertical air conditioner indoor unit |
CN111912015B (en) * | 2020-07-16 | 2021-11-23 | 青岛海尔空调器有限总公司 | Vertical air conditioner indoor unit |
KR102650317B1 (en) * | 2021-12-31 | 2024-03-22 | 김진완 | System for air circulation |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5324726B1 (en) * | 1970-12-22 | 1978-07-22 | ||
JPS5157539U (en) * | 1974-10-31 | 1976-05-06 | ||
JPS547040U (en) * | 1977-06-16 | 1979-01-18 | ||
JPS63187046A (en) * | 1987-01-28 | 1988-08-02 | Matsushita Seiko Co Ltd | Air conditioning grill |
JP2000249380A (en) * | 1999-02-26 | 2000-09-12 | Taisei Corp | Ventilation system in multiple dwelling house |
JP2003050034A (en) * | 2001-08-03 | 2003-02-21 | Taisei Corp | Ductless ventilation system for detached house |
-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006208166A patent/JP4792347B2/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107224794A (en) * | 2017-06-07 | 2017-10-03 | 烨庆集团有限公司 | A kind of air cleaner of 3d air delivery |
CN107252601A (en) * | 2017-06-07 | 2017-10-17 | 烨庆集团有限公司 | A kind of compact lost air filter |
KR102201610B1 (en) * | 2020-01-07 | 2021-01-12 | 주식회사 알토 | Lighting apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008032347A (en) | 2008-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4792347B2 (en) | Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system | |
CN106594955A (en) | Prefabricated steel structure house central ventilation system and construction method thereof | |
JP5355720B2 (en) | Ventilation terminal device and ventilation system | |
JP4792348B2 (en) | Air outlet direction control mechanism and ductless ventilation system | |
KR100816525B1 (en) | Air exhaust hood | |
KR101251221B1 (en) | Window ventilation system | |
KR20210106836A (en) | Building ventilation system | |
JP7478586B2 (en) | Air supply control device and air conditioning system | |
JP2010032099A (en) | Ventilation system | |
JP5271681B2 (en) | Ventilating facilities | |
JP6415945B2 (en) | Air conditioning unit and residential air conditioning system using the same | |
JP2001289476A (en) | System and method for ventilation | |
JP2006023065A (en) | Ventilation function-equipped air conditioner, ventilation device for ventilation function-equipped air conditioner and ventilation method for ventilation function-equipped air conditioner | |
JP2009156483A (en) | Building | |
KR100867305B1 (en) | Improvement structure of ventilation in the restroom for apartment houses | |
KR200419410Y1 (en) | Ventilation system using replacement of duct by ceiling space | |
KR200415389Y1 (en) | Natural ventilating system for building using gravity and wind pressure | |
JP2011064018A (en) | Ventilation structure of building | |
JP2007024407A (en) | Ventilation system for house | |
JP2016153564A (en) | Building | |
KR200367863Y1 (en) | Insulation Panel for Built-up Unit Type Air-conditioner | |
JP2006010269A (en) | Ductless air supply and exhaust system for house | |
JP4033266B2 (en) | Wooden house heating system | |
JP7490242B2 (en) | Air Conditioning System | |
JP4989168B2 (en) | building |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090313 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110420 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110426 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110621 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110712 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110725 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170729 Year of fee payment: 6 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4792347 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |