JP4775048B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
このようなインクジェットプリンタは、一般に、インクカートリッジとインク吐出ヘッド(一般にインクジェットヘッドという)とが一体的に備えられたキャリッジなどと称される移動体が印刷媒体上をその搬送方向と交差する方向に往復しながらアクチュエータを駆動することにより、そのインクジェットヘッドに形成されているノズルから液体インクの微粒子を吐出(噴射)することで、印刷媒体上に微小なインクドットを形成して所定の文字や画像を描画して所望の印刷物を作成するようになっている。そして、このキャリッジに黒色(ブラック)を含めた4色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクカートリッジと各色毎のインクジェットヘッドを備えることで、モノクロ印刷のみならず、各色を組み合わせたフルカラー印刷も容易に行えるようになっている(更に、これらの各色に、ライトシアンやライトマゼンタなどを加えた6色や7色、或いは8色のものも実用化されている)。
刷媒体を静電吸着する。また、下記特許文献3に挙げるインクジェットプリンタでは、インク滴を吐出するノズルの周囲に制御電極を設け、インク滴を吐出するタイミングで制御電極に電圧を加え、搬送ベルトとインクジェットヘッドとの間の電界を弱める或いは逆転させるようにしている。
この発明2に係るインクジェットプリンタによれば、着弾補助電極と逆極性電極との間
に、搬送ベルト及び印刷媒体の平面を規制する絶縁性の平面規制体を介装したことにより、着弾補助電極と逆極性電極との絶縁を確実なものとし、且つ着弾補助電極と逆極性電極との距離を確保することが可能となる。
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略構成図である。図中の符号1は、印刷用紙等の印刷媒体2を搬送するための搬送ベルトである。印刷媒体2は、印刷用紙やOHPシートのような高抵抗体製のシート状材である。また、搬送ベルト1は、後述するような材料からなる中・高抵抗体製の無端ベルトである。この搬送ベルト1は、図の左端部に配設された駆動ローラ3と、図の右端部に配設された従動ローラ4とに巻回されている。
誘電分極を発生させ、その誘電分極による印刷媒体2の搬送ベルト1側の電荷と搬送ベルト1の表面の電荷とによる静電気力で印刷媒体2を搬送ベルト1の表面に吸着する。なお、帯電ローラ7は、図示しないバネで搬送ベルト1に押圧してある。
程度、より好ましくは109〜1012Ω・cm程度に調整する。搬送ベルト1の厚さは、
耐久性と柔軟性、高速での帯電及び除電特性等を勘案して、即ち除電・給電の効率と機械的強度の両立から、0.05〜0.5mm、より好ましくは0.1〜0.2mm程度に選定する。
ルト1との隙間は1mmを越えない範囲で、互いに非接触な状態とする。着弾補助電極14の高さ方向の寸法、即ち通電方向の厚さは3mm程度以上とする。また、着弾補助電極14のインクジェットヘッドノズル側の形状が尖っていると放電し易い。そこで、着弾補助電極14のインクジェットヘッドノズル側の先端部をR形状とし、R形状の曲率半径を2mm以下、高密度実装を行う場合には0.5mm以下とする。
ジェットヘッド11と静電気力で反発し、負(−)極の着弾補助電極14に静電気力で吸引されるようにして飛行する。
虐政電極17と搬送ベルト1との隙間は1mmを越えない範囲で、互いに非接触な状態とする。逆極性電極17の高さ方向の寸法、即ち通電方向の厚さは3mm程度以上とする。また、逆極性電極17のインクジェットヘッドノズル側の先端部をR形状とし、R形状の曲率半径を2mm以下、高密度実装を行う場合には0.5mm以下とする。また、逆極性電極17の電位は、インクジェットヘッド11、即ちインク滴と同じ+500V〜+1000Vとし、着弾補助電極14との電位差が2000Vを越えないようにしてリーク放電を回避する。
機能から搬送ベルト1に接触していなければならない。また、除電電極15及び再帯電電極16の高さ方向の寸法、即ち通電方向の厚さは3mm程度以上とする。なお、除電電極15及び再帯電電極16は、着弾補助電極14のようにインク滴着弾位置を限定する必要がないので、ローラ電極であっても差し支えない。
りも大きくする。本実施形態では、正(+)極に帯電されたインク滴は、負(−)極である除電電極15に吸引され易く、正(+)極である再帯電電極16と反発し易い。着弾補助電極14と除電電極15との距離及び着弾補助電極14と再帯電電極16との距離を、着弾補助電極14とインクジェットヘッド11のノズルとの距離よりも大きくすることにより、インクジェットヘッド11から吐出されたインク滴の飛行に対する除電電極15及び再帯電電極16の影響を抑制防止し、着弾補助電極14によるインク滴吸引効果を確実なものとすることができる。
また、着弾補助電極14よりも印刷媒体搬送方向上流側に逆極性電極17を配設し、且つその逆極性電極17の印刷媒体搬送方向上流側に、搬送ベルト1及び印刷媒体2の平面を規制する絶縁性の平面規制体13を介して、搬送ベルト1の帯電を除去する除電電極15を備えたことにより、帯電された搬送ベルト1の電荷による電界のインク滴への作用を除去し、より一層、インク滴を目標着弾位置に着弾させることができると共に、逆極性電極17と除電電極15との絶縁を確実なものとし、且つ逆極性電極17と除電電極15との距離を確保することが可能となる。
また、逆極性電極17は、着弾補助電極14の印刷媒体搬送方向上流側又は下流側の何れか一方にだけ配設してもよい。
また、本発明のインクジェットプリンタは、搬送ベルト1に印刷媒体2を静電吸着して搬送するものの他、単に搬送ベルトに印刷媒体を載置するだけのもの、エア吸引によって搬送ベルトに印刷媒体を吸着して搬送するものなど、搬送ベルトの表面に印刷媒体を載置して搬送するものであれば、どのようなインクジェットプリンタにも適用可能である。
Claims (3)
- 搬送ベルトの表面に印刷媒体を載置して搬送し、その印刷媒体にインクジェットヘッド
のノズルからインク滴を吐出して印字を行うインクジェットプリンタであって、
インクを所定の極性に帯電するインク帯電手段と、
搬送ベルトを挟んでインクジェットヘッドのノズルの反対側に当該搬送ベルトに非接触に配設され且つインクの帯電電位と逆の極性の電位の着弾補助電極と、
前記着弾補助電極よりも印刷媒体搬送方向上流側及び下流側の少なくとも一方で当該着弾補助電極から離間した位置に配設され且つ当該着弾補助電極と逆の極性の電位の逆極性電極と、
を備えたことを特徴とし、
前記着弾補助電極よりも印刷媒体搬送方向上流側に逆極性電極を配設し、且つその逆極性電極の印刷媒体搬送方向上流側に、搬送ベルト及び印刷媒体の平面を規制する絶縁性の
平面規制体を介して、搬送ベルトの帯電を除去する除電電極を備えたことを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記着弾補助電極と前記逆極性電極との間に、搬送ベルト及び印刷媒体の平面を規制する絶縁性の平面規制体を介装したことを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記着弾補助電極よりも印刷媒体搬送方向下流側に逆極性電極を配設し、且つその逆極
性電極の印刷媒体搬送方向下流側に、搬送ベルト及び印刷媒体の平面を規制する絶縁性の
平面規制体を介して、搬送ベルトを帯電する再帯電電極を備えたことを特徴とする請求項
1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
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Family Applications (1)
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