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JP4767713B2 - 自動二輪車 - Google Patents

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JP4767713B2
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Description

本発明は、操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプならびに該ヘッドパイプから後下がりに延びる傾斜部を少なくとも有するダウンフレームを備える車体フレームに、前記傾斜部の後方に配置される燃料タンクが支持される自動二輪車に関する。
ヘッドパイプから後下がりに延びる単一のダウンフレームと、ダウンフレームの中間部両側に接合されて後下がりに延びる左右一対のサイドフレームと、ダウンフレームの下端に接合されて後方側に延びる左右一対のロアフレームとで囲まれる領域に、前記ダウンフレームの後方に位置する燃料タンクが配置され、前記燃料タンクにおける前後面の幅方向中心位置に一体に突設された取付け片を介して、燃料タンクを両ロアフレームに支持するようにした自動二輪車が、特許文献1で知られている。
特許第3648982号公報
ところが、上記特許文献1で開示された自動二輪車では、燃料タンクの幅方向中心位置に突設された取付け片と、車体の幅方向中位位置に配置されるダウンフレームとの干渉を避けるために、燃料タンクの前面およびダウンフレーム間にスペースをあけて、前記取付け片を、ダウンフレーム側のステーに結合するようにしている。このように燃料タンクの前面およびダウンフレーム間にスペースを設定すると、燃料タンクの容量が犠牲になる上に前記スペースがデッドスペースとなる可能性がある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、燃料タンクの容量を充分に確保し得るようにした自動二輪車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、操向ハンドルを操向可能に支承するヘッドパイプならびに該ヘッドパイプから後下がりに延びる傾斜部を少なくとも有するダウンフレームを備える車体フレームに、前記傾斜部の後方に配置される燃料タンクが支持され、前記車体フレームの左右一側にサイドスタンドが配置される自動二輪車において、前記燃料タンクの外面から突出された被締結部が、前記傾斜部に側方から締結され、前記燃料タンクの外面のうち、左右方向で前記サイドスタンドが配置される側に臨む側面の上部には、斜め上方に臨む傾斜面が形成され、前記燃料タンクの給油口が該傾斜面に設けられることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記燃料タンクが、その幅方向中心から左右一側にオフセットした位置で結合されるようにして外側方に張り出すフランジ部をそれぞれ有する複数のタンク形成部材から成り、前記フランジ部の一部が前記被締結部として形成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ダウンフレームが、前記傾斜部と、前記燃料タンクの下方を通って後方に延びる後方延出部と、前記傾斜部および前記後方延出部を滑らかに繋ぐ彎曲部とを有し、前記燃料タンクは、前記ダウンフレームの前記傾斜部および前記後方延出部に対向した前面および下面を有するとともに前記ダウンフレームの彎曲部に対向した彎曲面を有し、前記傾斜部、前記後方延出部および前記彎曲部に側方から締結される被締結部が、前記燃料タンクの前面、下面および彎曲面から突出されることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記車体フレームは、前記ダウンフレームの傾斜部の中間部両側に前端が接合されるとともに側面視では後上がりに傾斜して後方に延びる左右一対のサイドフレームを備え、前記燃料タンクが、前記ダウンフレームおよび前記両サイドフレームで囲まれる領域に配置されることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記給油口が、該燃料タンクの幅方向中心に関して前記被締結部とは反対側で該燃料タンクに設けられ、該給油口の近傍に燃料タンク以外の補機が配置されることを特徴とする。
さらに請求項記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記ヘッドパイプおよび乗員用シート間で車体カバーの側面に、前記給油口を臨ませる開口部が設けられ、該開口部を閉じ得るリッドが前方に回動して開くことを可能として前記車体カバーに取付けられることを特徴とする。
なお実施例の冷却水用リザーブタンク54が本発明の補機に対応し、実施例のタンク半体26,27が本発明のタンク形成部材に対応する。
請求項1記載の発明によれば、車体フレームのダウンフレームにおける傾斜部および燃料タンク間に干渉を回避するためのスペースをあける必要がなく、燃料タンクの前面をダウンフレームに沿わせて形成することができるので、燃料タンクの容量を効率よく確保することができる。また燃料タンクの外面のうち、左右方向でサイドスタンドが配置される側に臨む側面の上部には、斜め上方に臨む傾斜面が形成されていて、その傾斜面に燃料タンクの給油口が設けられるので、サイドスタンドを起立させて車体が傾いた状態で燃料タンクに満タンに給油した後に、車体を直立状態に戻しても燃料が給油口から溢流することを確実に防止することができ、しかもサイドスタンドによる駐車時に車体が傾いた側に給油口があるので給油作業が容易となる。
また請求項2記載の発明によれば、燃料タンクを構成する複数のタンク形成部材が相互に結合されるようにして一体に備えるフランジ部の一部を被締結部として利用するので、燃料タンクをダウンフレームに取付けるための燃料タンクとは別体の専用部材を燃料タンクに取付ける必要がなく、部品点数の低減を可能とするとともに、前記専用部材を燃料タンクに固着する作業も不要としてコスト低減を図ることができる。
請求項3記載の発明によれば、燃料タンクの取付け箇所を増やして燃料タンクの車体フレームへの取付けを強固なものとすることができる。
請求項4記載の発明によれば、燃料タンクの両側を比較的高い位置で両サイドフレームによって保持することによって燃料タンクの支持を確実にしつつ、燃料タンクの前面のダウンフレームへの締結位置をサイドフレームとの干渉が生じないような高い位置で設定することを可能とし、燃料タンクの車体フレームへの取付けをより強固なものとすることができる。
請求項5記載の発明によれば、デッドスペースを利用して補機を配置することができるとともに、給油口および補機のメンテナンスのために車体カバーに設けられる開口部を共用化することができる。
さらに請求項記載の発明によれば、給油口の位置が高くなることを回避して給油作業の際に給油ノズルを高く持ち上げることを不要とするとともに、リッドが上方に開く場合に比べて上方から給油口を確認し易くなるとともに給油ノズルのリッドとの干渉を極力回避することができ、給油ノズルを開口部から給油口に差し込み易くして給油作業をより一層容易とすることができ、さらに給油ノズルを引き抜く際に給油ノズルから落下する燃料で車体カバーが汚れることを極力防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の一実施例を示すものであり、図1はスクータ型の自動二輪車の側面図、図2は車体フレームの側面図、図3は車体フレームの平面図、図4は図3の4−4線に沿う燃料タンクの一部断面図、図5は燃料タンクのダウンフレームへの取付け状態を示すための燃料タンクの一部切欠き平面図、図6は図1の6−6線拡大断面図、図7は図6の7矢視図である。
先ず図1〜図3において、スクータ型自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11ならびに該フロントフォーク11の上部に連結されるバー状の操向ハンドル12を操向可能に支承するヘッドパイプ13と、該ヘッドパイプ13から後下がりに延びる単一のダウンフレーム14と、ダウンフレーム14の後端に直角に接合されて左右に延びる下部クロスパイプ15と、下部クロスパイプ15の両端から後上がりに延びて乗員用シート20を支持する左右一対の後部フレーム16,16と、両後部フレーム16…の中間部間を結ぶ上部クロスパイプ17と、両後部フレーム16…の後部間を連結するステイ18と、前記ダウンフレーム14に前端が接合されるとともに側面視では後上がりに傾斜して後方に延びるとともに後端が前記両後部フレーム16…に接合される左右一対のサイドフレーム19,19とを備える。
前記ダウンフレーム14は、ヘッドパイプ13から後下がりに延びる傾斜部14aと、該傾斜部14aの下端に一端が連なって後方に彎曲する彎曲部14bと、該彎曲部14bの他端に連なって後方に延びる後方延出部14cとを一体に有する。
また後部フレーム16は、前記下部クロスパイプ15の左右両端に前端が接合されて後上がりに延びる前部傾斜部16aと、前部傾斜部16aの上端から後方側に彎曲して後上がりに延びる後方傾斜部16bとを有するものであり、後方傾斜部16bは前方傾斜部16aよりも緩やかに傾斜して後上がりに延びるものである。また前方傾斜部16aおよび後方傾斜部16b間で後部フレーム16には彎曲部16cが形成されており、前記上部クロスパイプ17は両後部フレーム16…の彎曲部16c…間を連結する。
サイドフレーム19…は、ダウンフレーム14における傾斜部14aの中間部に前端が接合されて左右両側に広がり、彎曲して後方側に延びるように形成されるものであり、それらのサイドフレーム19…の後端は、後部フレーム16…の彎曲部16c…に固着されるガセット21…に接合される。
図1に注目して、車体フレームFには、エンジンEと、該エンジンEの動力を無段階に変速して後輪WRに伝達するベルト式の無段変速機Mとから成るパワーユニットPが上下揺動可能に懸架され、後部フレーム16…およびパワーユニットP間には、パワーユニットPの上下揺動を緩衝するリヤクッション22…が設けられる。
また車体フレームFにおける下部クロスパイプ15の左側端部に取付けられたブラケット62には、サイドスタンド63が回動可能に支持されており、前記エンジンEの下部にはメインスタンド64が回動可能に取付けられる。
前記車体フレームFには、ダウンフレーム14における前記傾斜部14aの後方に配置される燃料タンク25が支持されるものであり、この燃料タンク25は、前記ダウンフレーム14および前記両サイドフレーム19…で囲まれる領域に配置される。
図4を併せて参照して、燃料タンク25は、椀状に形成された左右一対のタンク半体26,27が相互に結合されて成るものであり、それらのタンク半体26,27の開口縁部から外側方に張り出すようにして両タンク半体26,27に一体に設けられるフランジ部26a,27aが相互に重合するようにして結合される。
燃料タンク25の幅方向中心位置は、ダウンフレーム14の幅方向中心を通る平面C上に設定されており、前記両タンク半体26,27の結合面すなわち両フランジ部26a,27aの結合面は、前記燃料タンク25の幅方向中心から左右一側にオフセットして設定されており、この実施例では、自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で両フランジ部26a,27aの結合面は燃料タンク25の幅方向中心から右側にオフセットして設定され、前記フランジ部26a,27aは、ダウンフレーム14に右側から対向した位置に配置される。
ところで前記ダウンフレーム14の傾斜部14aは、燃料タンク25の前方でヘッドパイプ13から後下がりに延びるものであり、ダウンフレーム14の後方延出部14cは、燃料タンク25の下方を通って後方に延びるものであり、彎曲部14bは、前記傾斜部14aおよび前記後方延出部14cを滑らかに繋ぐように彎曲している。また燃料タンク25のうちダウンフレーム14に対向する部分はダウンフレーム14に沿って形成される。すなわち燃料タンク25は、前記ダウンフレーム14の前記傾斜部14aおよび前記後方延出部14cに対向した前面25aおよび下面25bを有するとともに前記ダウンフレーム14の彎曲部14bに対向した彎曲面25cを有するように形成される。
図5を併せて参照して、この燃料タンク25のフランジ部26a,27aの周方向に沿う複数箇所は、ダウンフレーム14に一側(この実施例では右側)から対向し、ダウンフレーム14に側方から締結される被締結部28,29,30として形成されるものであり、被締結部28は、ダウンフレーム14の傾斜部14aに側方から締結されるべく燃料タンク25の前面25aから突出し、被締結部29は、ダウンフレーム14の後方延出部14cに側方から締結されるべく燃料タンク25の下面25bから突出し、被締結部30は、ダウンフレーム14の彎曲部14bに側方から締結されるべく燃料タンク25の彎曲面25cから突出する。
一方、ダウンフレーム14の傾斜部14a、後方延出部14cおよび彎曲部14bには、前記被締結部28〜30にウエルドナット付きのブラケット31,32,33がそれぞれ溶接されており、それらのブラケット31〜33に前記被締結部28〜30がボルト34,35,36でそれぞれ締結される。
また前記フランジ部26a,27aのうち燃料タンク25の後面上部に対応する部分にも被締結部37が形成されており、この被締結部37は、上部クロスパイプ17に取付けられたウエルドナット付きのブラケット38にボルト39で側方から締結される。
再び図1に注目して、前記車体フレームF、前記パワーユニットPの前部および燃料タンク25は、車体フレームFに取付けられる合成樹脂製の車体カバー40で覆われる。
車体カバー40は、合成樹脂から成る複数のカバー部材が連設されて成るものであり、ヘッドパイプ13の前部および前輪WFの上部を覆うフロントカバー部41と、乗員用シート20に着座した乗員の脚部前方を覆うようにして前記フロントカバー部41の左右両側に接合されるレッグシールド部42…と、両レッグシールド部42…の下端から後方に延びるステップフロア部43…と、両ステップフロア部43…の外側縁から下方に垂下されるスカート部44…と、前記両ステップフロア部43…の内側縁から上方に隆起するとともに前記ダウンフレーム14を上方から覆って前記両レッグシールド部42…間に配置されるフロアトンネル部45と、乗員用シート20の両側下方に配置されるとともに前記フロアトンネル部45に連設されて後方に延びる左右一対のボディサイドカバー46…とを備える。
前記ステップフロア部43…は左右のステップステイ47,47で支持されており、これらのステップステイ47…の前端は、ダウンフレーム14における彎曲部14bを左右方向に貫通して該ダウンフレーム14に固定されるフロアサポートパイプ48の両端に固着され、両ステップステイ47…の後端は下部クロスパイプ15の両端に接合される。
前記フロアトンネル部45は、乗員用シート20に着座した乗員が跨ぐようにして前記ヘッドパイプ13の後方から前記乗員用シート20の前部下方にわたって配置されるものであり、前記燃料タンク25とともにダウンフレーム14の大部分を覆うように形成される。
フロントフォーク11には前輪を上方から覆うフロントフェンダ49が支持され、前記ボディサイドカバー46…には、それらのボディサイドカバー46…の後部に連なって後輪WRを上方から覆うリヤフェンダ50が支持される。
フロントカバー部41の前部中央部には前部灯火器51が配設されており、また前記両ボディサイドカバー46…の後部には後部灯火器52が配設される。
ところで燃料タンク25におけるタンク半体27の上部には、該燃料タンク25の幅方向中心に関して前記被締結部28〜30,37が設けられる位置とは反対側に位置する給油口53が設けられるものであり、この給油口53は、燃料タンク25の上面から上方に突出するようにして燃料タンク25のタンク半体27に固着される給油筒59によって形成される。
車体フレームFの左右方向一側(この実施例では左側)にはサイドスタンド63が配置されるものであり、燃料タンク25の外面のうち左右方向で前記サイドスタンド63が配置される側に臨む側面の上部、この実施例ではタンク半体27の外側面の上部には斜め上方に臨む傾斜面27bが形成されており、前記給油口53を形成する給油筒59は前記傾斜面27bに直角に固着される。
しかも前記給油口53の近傍には、燃料タンク25以外の補機である冷却水用リザーブタンク54が給油筒59で生じるデッドスペースを利用して、前記給油口53の後方に位置するようにして配置され、該冷却水用リザーブタンク54は、一方のサイドフレーム19に設けられるステイ57で支持される。
またヘッドパイプ13および乗員用シート20間で車体カバー40におけるフロアトンネル部45の左側壁には、燃料タンク25の給油口53および冷却水用リザーブタンク54の注水口58をともに臨ませる開口部55が設けられており、その開口部55は開閉可能なリッド56で覆われる。
また自動二輪車の進行方向前方を向いた状態で前記燃料タンク25の後部右側に位置するようにして燃料ポンプ60が配置されており、この燃料ポンプ60は、右側の後部フレーム16における前部傾斜部16aで支持される。
図6および図7において、前記開口部55よりも前方で前記フロアトンネル部45の内面には複数の取付けボス66…が一体に突設されており、それらの取付けボス66…にブラケット67が取付けられる。該ブラケット67は、前記各取付けボス66…で支持される平板部67aと、該平板部67aの上下両側端に直角に連設される上下一対の側板部67b,67bと、それらの側板部67b…に一端部が連設されて前記開口部55側に延びる上下一対の支持腕部67c,67cと、両支持腕部67c…の先端間を結ぶ連結板部67dとから成る。
前記ブラケット67には、ヒンジ部材68が回動可能に支承される。このヒンジ部材68は、水平面内で略U字状に彎曲形成されて前記ブラケット67の両側板67b…および支持腕部67b…の外側に配置されるとともに一端部が同軸の支軸69,69で前記側板部68b…に回動可能に支承される一対の彎曲腕部68a,68aと、前記ブラケットの連結板部67dおよび前記リッド56間に配置されて前記彎曲腕部68a…の他端間を連結する連結腕部68cとから成る。
ところで、開口部55およびリッド56は自動二輪車の前後方向に沿って長く形成されるのであるが、前記リッド56の長手方向に沿って長く形成されて該リッド56の内面に対向する支持部材70の一端(前端)が前記ヒンジ部材68の連結板部68cに固着されており、支持部材70は、リッド56の内面に突設された複数のボス71,71…に取付けられる。すなわちリッド56は、車体カバー40のフロアトンネル部45に固着されたブラケット67にヒンジ部材68を介して回動可能に支承されるものであり、リッド56の周縁部を開口部55の周縁部外面に当接させるようにして開口部55を閉じる位置と、開口部55の前方側に回動して開口部55を開放する位置との間で回動可能である。而してリッド56の開放位置を規制すべく、開口部55を開放するようにリッド56が回動したときに前記ブラケット67の平板部67aに当接するストッパ72が、前記ヒンジ部材68における両彎曲腕部68a…の一方に一体に設けられる。
前記支持部材70の他端(後端)には、該支持部材70とももに嵌合孔74を形成するようにしてガイド部材73が固着されており、前記嵌合孔74に嵌合可能なキャップ75を一端部に装着せしめたロックピン76が、前記開口部55の後方で車体カバー40におけるフロアトンネル部45の内面に一体に設けられた取付け部79に固着されたホルダ77で軸方向移動可能に保持される。しかもロックピン76およびホルダ77間には、前記キャップ75を嵌合孔74に嵌合せしめる方向にロックピン76を付勢するばね78が介設される。
ところで前記嵌合孔74に前記キャップ75が嵌合した状態で開口部55を閉鎖した状態の前記リッド56は開放方向に回動することを阻止されたロック状態にあるのであるが、そのロック状態は、ヘッドパイプ13に取付けられたシリンダ錠(図示せず)の操作によって操作ケーブル80が牽引されることによって解除される。この操作ケーブル80は、アウターケーブル81内にインナーケーブル82が移動自在に挿通されて成るのであるが、アウターケーブル81の前記ロックピン76側の端部は、前記取付け部79に固着されたケーブル支持部材83で固定され、該アウターケーブル81から突出したインナーケーブル82の端部が前記ロックピン76の他端部に連結される。而して操作ケーブル80が牽引されると、ロックピン76がばね78のばね力に抗して前記キャップ75を嵌合孔74から離脱させる方向に移動し、それにより、リッド56を開放操作することができる。
しかも前記ブラケット67の連結板部67dには、リッド56の内面に固着されている支持部材70の一端部にリッド56の閉鎖状態で当接する板ばね84が装着されており、該板ばね84はリッド56に開放方向に回動付勢するばね力を発揮する。したがって前記嵌合孔74からキャップ75が離脱したアンロック状態で、前記リッド56は、板ばね84のばね力により前方側にわずかに回動することになり、給油時およびメンテナンス時にはリッド56の後部を掴んで前方側に回動操作することができる。
また開放状態にあるリッド56を閉鎖位置まで回動する際に、前記ばね78のばね力によって突出側に付勢されたロックピン76の一端のキャップ75に当接し、該キャップ75を嵌合孔74に嵌合させる位置まで前記ロックピン76を押し込むためのガイド面73aが前記ガイド部材73に設けられている。
次にこの実施例の作用について説明すると、ヘッドパイプ13に接合される単一のダウンフレーム14は、燃料タンク25の前方で前記ヘッドパイプ13から後下がりに延びる傾斜部14aと、前記燃料タンク25の下方を通って後方に延びる後方延出部14cと、前記傾斜部14aおよび前記後方延出部14cを滑らかに繋ぐ彎曲部14bとを一体に有するものであり、そのダウンフレーム14に燃料タンク25が支持されるので、燃料タンク25の形状に設定に制約が生じることがないようにすることができ、また燃料タンク25の形状変化に応じて車体フレームFの形状を大きく変えることを不要として、燃料タンク25をダウンフレーム14で支持することができる。
また燃料タンク25の外面のうちダウンフレーム14の傾斜部14aに対向した前面25aから突出された被締結部28が、前記傾斜部14aに側方から締結されるので、ダウンフレーム14の傾斜部14aおよび燃料タンク25間に干渉を回避するためのスペースをあける必要がなく、燃料タンク25の前面25aをダウンフレーム14に沿わせて形成することができるので、燃料タンク25の容量を効率よく確保することができる。
しかも燃料タンク25が、その幅方向中心から左右一側にオフセットした位置で結合されるようにして外側方に張り出すフランジ部26a,27aをそれぞれ有する一対のタンク半体26,27から成り、前記フランジ部26a,27aの一部が燃料タンク25の前面25aから突出する被締結部28として形成されるので、燃料タンク25をダウンフレーム14に取付けるための燃料タンク25とは別体の専用部材を燃料タンク25に取付ける必要がなく、部品点数の低減を可能とするとともに、前記専用部材を燃料タンク25に固着する作業も不要としてコスト低減を図ることができる。
また燃料タンク25は、ダウンフレーム14の前記傾斜部14aおよび前記後方延出部14cに対向した前面25aおよび下面25bを有するとともに前記ダウンフレーム14の彎曲部14bに対向した彎曲面25cを有し、前記後方延出部14cおよび前記彎曲部14bに側方から締結される被締結部29,30が、燃料タンク25の下面25bおよび彎曲面25cから突出されるので、燃料タンク25の取付け箇所を増やして燃料タンク25の車体フレームFへの取付けを強固なものとすることができる。
しかも前記燃料タンク25の下面25bおよび彎曲面25cから突出される前記被締結部29,30も、燃料タンク25を構成する一対のタンク半体26,27が備える前記フランジ部26a,27aの一部で形成されるので、部品点数をより一層低減することができるとともに、コスト低減をより一層図ることができる。
すなわち燃料タンク25はダウンフレーム14に沿って形成されており、燃料タンク25の幅方向中心から左右一側にオフセットした位置で該燃料タンク25の外面に突設された被締結部28,29,30が、ダウンフレーム14に側方から締結されるので、燃料タンク25および車体フレームF間に締結部が位置しないようにして燃料タンク25の形状を車体フレームFの形状に合わせて最大限に大きくすることができ、デッドスペースを極力少なくしてタンク容量を大きくすることができる。
しかも車体フレームFは、ダウンフレーム14の傾斜部14aの中間部両側に前端が接合されるとともに側面視では後上がりに傾斜して後方に延びる左右一対のサイドフレーム19…を備えており、燃料タンク25が、前記ダウンフレーム14および前記両サイドフレーム19…で囲まれる領域に配置されるので、燃料タンク25の両側を比較的高い位置で両サイドフレーム19…によって保持することによって燃料タンク25の支持を確実にしつつ、燃料タンク25の前面25aのダウンフレーム14への締結位置(被締結部28の位置)をサイドフレーム19…との干渉が生じないような高い位置で設定することを可能とし、燃料タンク25の車体フレームFへの取付けをより強固なものとすることができる。
また燃料タンク25の給油口53が、該燃料タンク25の幅方向中心に関して前記被締結部28〜30とは反対側で該燃料タンク25に設けられ、該給油口53の近傍に燃料タンク25以外の補機である冷却水用リザーブタンク54が配置されるので、デッドスペースを利用して冷却水用リザーブタンク54を配置することができるとともに、給油口53および冷却水用リザーブタンク54のメンテナンスのために車体カバー40に設けられる開口部55を共用化することができる。
また車体フレームFの左側にサイドスタンド63が配置されており、燃料タンク25の外面のうちサイドスタンド63側に臨む側面の上部には斜め上方に臨む傾斜面27bが形成され、前記給油口53該傾斜面27bに設けられているので、サイドスタンド63を起立させて車体が傾いた状態で燃料タンク25に満タンに給油した後に、車体を直立状態に戻しても燃料が給油口53から溢流することを確実に防止することができ、しかもサイドスタンド63による駐車時に車体が傾いた側に給油口53があるので給油作業が容易となる。
さらに車体カバー40のうちヘッドパイプ13および乗員用シート20間に配置されるフロアトンネル部45の側面に、給油口53を臨ませる開口部55が設けられており、この開口部55を閉じ得るリッド56が前方に回動して開くことを可能として前記フロアトンネル部45に取付けられるので、給油口53の位置が高くなることを回避して給油作業の際に給油ノズルを高く持ち上げることを不要とするとともに、リッド56が上方に開く場合に比べて上方から給油口53を確認し易くなるとともに給油ノズルのリッド56との干渉を極力回避することができ、給油ノズルを開口部55から給油口53に差し込み易くして給油作業をより一層容易とすることができ、さらに給油ノズルを引き抜く際に給油ノズルから落下する燃料で車体カバー40が汚れることを極力防止することができる。
また前記給油口53の後方に冷却水用リザーブタンク54が配置されるので、前記リッド56が前方に開くことにより、冷却水用リザーブタンク54への給水作業も行い易くなり、給油および給水の両方の作業性が向上することになる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
スクータ型の自動二輪車の側面図である。 車体フレームの側面図である。 車体フレームの平面図である。 図3の4−4線に沿う燃料タンクの一部断面図である。 燃料タンクのダウンフレームへの取付け状態を示すための燃料タンクの一部切欠き平面図である。 図1の6−6線拡大断面図である。 図6の7矢視図である。
12・・・操向ハンドル
13・・・ヘッドパイプ
14・・・ダウンフレーム
14a・・・傾斜部
14b・・・彎曲部
14c・・・後方延出部
19・・・サイドフレーム
25・・・燃料タンク
25a・・・燃料タンクの前面
25b・・・燃料タンクの下面
25c・・・燃料タンクの彎曲面
26,27・・・タンク形成部材であるタンク半体
26a,27a・・・フランジ部
27b・・・傾斜面
28,29,30・・・被締結部
53・・・給油口
54・・・補機である冷却水用リザーブタンク
55・・・開口部
56・・・リッド
63・・・サイドスタンド
F・・・車体フレーム

Claims (6)

  1. 操向ハンドル(12)を操向可能に支承するヘッドパイプ(13)ならびに該ヘッドパイプ(13)から後下がりに延びる傾斜部(14a)を少なくとも有するダウンフレーム(14)を備える車体フレーム(F)に、前記傾斜部(14a)の後方に配置される燃料タンク(25)が支持され、前記車体フレーム(F)の左右一側にサイドスタンド(63)が配置される自動二輪車において、
    前記燃料タンク(25)の外面から突出された被締結部(28)が、前記傾斜部(14a)に側方から締結され、前記燃料タンク(25)の外面のうち、左右方向で前記サイドスタンド(63)が配置される側に臨む側面の上部には、斜め上方に臨む傾斜面(27b)が形成され、前記燃料タンク(25)の給油口(53)が該傾斜面(27b)に設けられることを特徴とする自動二輪車。
  2. 前記燃料タンク(25)が、その幅方向中心から左右一側にオフセットした位置で結合されるようにして外側方に張り出すフランジ部(26a,27a)をそれぞれ有する複数のタンク形成部材(26,27)から成り、前記フランジ部(26a,27a)の一部が前記被締結部(28)として形成されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  3. 前記ダウンフレーム(14)が、前記傾斜部(14a)と、前記燃料タンク(25)の下方を通って後方に延びる後方延出部(14c)と、前記傾斜部(14a)および前記後方延出部(14c)を滑らかに繋ぐ彎曲部(14b)とを有し、前記燃料タンク(25)は、前記ダウンフレーム(14)の前記傾斜部(14a)および前記後方延出部(14c)に対向した前面(25a)および下面(25b)を有するとともに前記ダウンフレーム(14)の彎曲部(14b)に対向した彎曲面(25c)を有し、前記傾斜部(14a)、前記後方延出部(14c)および前記彎曲部(14b)に側方から締結される被締結部(28〜30)が、前記燃料タンク(25)の前面(25a)、下面(25b)および彎曲面(25c)から突出されることを特徴とする請求項1記載の自動二輪車。
  4. 前記車体フレーム(F)は、前記ダウンフレーム(14)の傾斜部(14a)の中間部両側に前端が接合されるとともに側面視では後上がりに傾斜して後方に延びる左右一対のサイドフレーム(19)を備え、前記燃料タンク(25)が、前記ダウンフレーム(14)および前記両サイドフレーム(19)で囲まれる領域に配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車。
  5. 前記給油口(53)が、該燃料タンク(25)の幅方向中心に関して前記被締結部(28〜39)とは反対側で該燃料タンク(25)に設けられ、該給油口(53)の近傍に燃料タンク(25)以外の補機(54)が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の自動二輪車。
  6. 前記ヘッドパイプ(13)および乗員用シート(20)間で車体カバー(40)の側面に、前記給油口(53)を臨ませる開口部(55)が設けられ、該開口部(55)を閉じ得るリッド(56)が前方に回動して開くことを可能として前記車体カバー(40)に取付けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動二輪車。
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