JP4696223B2 - 画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 - Google Patents
画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4696223B2 JP4696223B2 JP2005104222A JP2005104222A JP4696223B2 JP 4696223 B2 JP4696223 B2 JP 4696223B2 JP 2005104222 A JP2005104222 A JP 2005104222A JP 2005104222 A JP2005104222 A JP 2005104222A JP 4696223 B2 JP4696223 B2 JP 4696223B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pigment
- color information
- concentration
- digital image
- sample
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
Description
ジャパニーズ ジャーナル オブ ブリーディング(Japanease Journal of Breeding. 43:421−427, 1993) ジャーナル オブ ソサエティ オブ ハイテクノロジー インアグリカルチャー(Journal of Society of High Technology in Agriculture.12(2)、134−137、2000)
本発明は、色素濃度が既知の複数の標準試料を、デジタル画像撮影機を用いて、前記標準試料のデジタル画像を撮影する撮影工程を有する。測定試料(標準試料)には植物体を用いる。「植物体」とは、色素を含有する植物全てをいい、主としてニンジン、サツマイモ等の農産物をいい、測定の対象なる箇所は特に問わないが、主に食用とする器官(根、茎、葉、果実、種など)を測定することが好ましく、ニンジン、サツマイモ、ジャガイモなど根を食するものは根を、トマト、カボチャ、イチゴ、ミカンなど果実を食するものは果実を、レタス、キャベツ、ホウレンソウなど葉を食するものは葉を、イネ、ムギ、ダイズ、トウモロコシなど種を食するものは種を測定することが好ましい。測定に好ましい箇所は、根、茎、葉、果実、種子の表面、または切断面(縦断面または中央部の横断面)である。測定に必要な試料の大きさは特に問わない。また「デジタル画像撮影機」とは、デジタルカメラ、デジタルビデオ、スキャナー等をいい、デジタルカメラを用いることが好ましい。
また本発明は、試料のデジタル画像を、標準試料の色彩情報に分解する分解工程を有する。「分解工程」では、標準試料の表面色をデジタルカメラで撮影したデジタル画像をコンピュータに取り込み、1ピクセル毎にRGB色空間で与えられた平均RGB値を算出する。撮影したデジタル画像が光源などの影響をそれほど受けていない場合には、平均RGB値からY=0.299R+0.587G+0.114Bの関係式を用いて算出したY(輝度)を色彩情報として用いることが可能である。
さらにまた、本発明は分解工程で得た色彩情報と、前記標準試料の色素濃度に基づいて検量線を算出する検量線算出工程を有する。検量線算出工程における「検量線」とは、分解工程で算出した試料の色彩情報(y)と色素濃度(x)の相関関係を単回帰法又は直線重回帰法を用いて一次方程式(y=ax+b)に表したものである。x軸の色素濃度は、HPLCを用いて予め測定し、算出した値を用いている。「単回帰法又は直線重回帰法」とは一般に、幾つかの変数(独立変数又は説明変数)に基づいて、別の変数(従属変数又は目的変数)を予測することである。独立変数をx、従属変数をy、yの予測値をy´としたとき、x、yの各点の近くを通るような直線(検量線)y´=ax+bが考えられる。なお、この直線式の定数は最小自乗法により求めることができる。この検量線の精度は、検量線上に乗らない点の数によって決定される。なお本発明では、測定の便宜上、独立変数をyに従属変数をxに設定している。更に検量線の精度は、検量線評価時(予測値)の標準誤差(SEP)を用いて評価している。また、全ての色彩情報の組み合わせにおいて線形回帰分析を行い、色素濃度を算出することが好ましい。この場合、例えば説明変数がY,R,G,Bの時の線形回帰式は、C=bY+cR+dG+eB+aとなる。
<試料の撮影>
ニンジン24品種、系統33個体を用いそれぞれ根の中央部から幅1cmを切断して試料とした。その試料の横断面の両側をデジタルカメラ(FinePix S2 Pro:富士フイルム社製)で撮影し、デジタル画像データとして保存した。なお、光源にはインバータ回路搭載スタンドに設置した色温度5500K、演色性91のトルーライト蛍光灯を採用した。
撮影されたニンジンの試料を、アセトンとともに乳鉢で磨砕してカロテンを抽出し、石油エーテルと食塩水を加えて石油エーテル層に転溶し、無水硫酸ナトリウムで脱水後、エバポレーターで減圧乾固した。それを高速液体クロマトグラフ(HPLC)溶離液(アセトニトリル:メタノール:ジクロロメタン:ヘキサン=60:10:15:15)に溶かし、HPLC(島津SPD−M10Avp、検出波長300〜500nm)でαカロテン、βカロテン含有量を測定した。カラムには逆送系充填剤カラムWako NaviC30−5(和光純薬社製)を用いた。
保存した画像をコンピュータに取り込み、背景の画像を削除した後、RGB色座標系からHSL色座標系に変換を行い、試料画像全体の平均色として赤成分R,緑成分G,青成分B,色相H,彩度S,明度Lの色彩情報を算出した。撮影された試料のαカロテン、βカロテン含有量を表1、試料の横断面の平均RGB値、RGB値からY=0.299R+0.587G+0.114Bの関係式を用いて算出したY(輝度)及びHSL値を表2に示す。
<試料の撮影>
ホウレンソウ1品種を用いて、葉齢の異なる4ステージの葉を材料とした。ホウレンソウの葉全体の表側をスキャナー(機種:GT−X700(EPSON))で撮影しデジタル画像データとして保存した。記録方式は色補正なしTIFF(16bit)、解像度:400dpi、露出:固定(写真向き)とした。
ホウレンソウの葉を水洗して裁断し後、80%アセトンを加えてホモジナイザーで破砕した。その後破砕溶液を1分間3000回転で遠沈して、上澄み溶液を抽出液として別容器に移した。残りの溶液に80%アセトンを加えて破砕し、遠沈して抽出する操作を繰り返し、抽出液を合わせて定容した。その上澄み液をマイクロチューブに入れて7000回転(5分間、4℃)し、分光光度計(Hitachi GenespecIII)で吸光度を663nmと645nmにおいて測定し、以下の式に従って全クロロフィルの濃度を決定した。
全クロロフィル濃度(mg/ml)=8.05OD643+20.3OD645
保存した画像をコンピュータに取り込み、背景の画像を削除した後、RGB色座標系からHSL色座標系に変換を行ない試料画像全体の平均色として赤成分R,緑成分G,青成分B,色相H,彩度S,明度Lの色彩情報を算出した。撮影された試料のクロロフィルa、クロロフィルb、全クロロフィルの含有量、試料の平均RGB値、HSL値及びR,G,B,H,SvL値とクロロフィル含有量との全ての相関係数を表5に示す。これよりクロロフィルと色彩情報値との相関係数が0.98以上の高い相関が得られることが示され、葉の全体のクロロフィル含有量を正確に推測することが可能であることがわかった。
<試料の撮影>
タマネギ6品種(ホワイトケッパー、ツキサップ、月交22号、トヨヒラ、スーパー北もみじ、Drケルシー)を用いた。タマネギの外側の鱗葉をデジタルカメラ(FinePix S2 Pro:富士フイルム)で撮影し、デジタル画像データとして保存した。なお、光源にはインバータ回路搭載スタンドに設置した蛍光灯(ブラックライト)を採用した。また、反射板としてアルミ板を利用した。撮影条件としては、記録方式:RAW(12bit)、焦点距離:43mm、絞り値:F8.0、シャッター速度:30sec(信号が微弱のため)、ISO感度:ISO400である。
撮影されたタマネギの鱗葉を細断して、80%メタノールに浸漬し、その後濾過してケルセチンを抽出した。抽出溶液を分光光度計(吸光度360nm)と高速液体クロマトグラフ(検出波長360nm、移動層:液25%メタノール+2%酢酸、液100%メタノール)によって分離、定量した。
保存した画像をコンピュータに取り込み、背景の画像を削除した後、RGB色座標系からHSL色座標系に変換を行ない試料画像全体の平均色として赤成分R,緑成分G,青成分B,色相H,彩度S,明度Lの色彩情報を算出した。撮影された試料のケルセチン含有量、試料の平均RGB値、HSL値及びR、G、B、H、S、L値とケルセチン含有量との全ての相関係数を表6に示す。これよりケルセチン含量と色彩情報との相関係数が0.9以上の高い相関が得られることが示され、フラボノイド類についても本方法により含量を推測することが可能であることがわかった。
<実験試料>
実験試料は色・カロテン含量のバラエティーを重視し、15品種、各品種3個体の計45個体のニンジンを使用した。ニンジンは播種後およそ100〜105日で収穫した。根の中央部から約1cmの厚さに切断して試料とした。色彩画像計測は測定部の両断面に対して行った。RAW画像、TIFF画像の撮影条件を表7に示す。また、測定後の試料は、HPLC分析によりカロテンを定量した。
ニンジンの切断面をRAW画像で取得した場合と、TIFF画像で取得した場合のカロテン含量とHSL値との相関係数をみると、いずれもRAW画像の方が高い相関値を示した。特に、Sを説明変数に加えた場合、顕著となった(表8参照)。また、簡単な非線形性をモデルに加えてみると、Sを説明変数としたモデルにおいてRAW画像の方が高い相関値を示す傾向が、さらに顕著に現れた(表9、表10参照)。H、LにおいてはRAW画像とTIFF画像に大きな違いはない。以上の結果から、カロテン推定モデルには、RAW画像によって取得したデータをH、S(Sに重点をおいて)を説明変数とした非線形モデルに当てはめて解析を行なうことがよいということが示された。
Claims (6)
- 記憶手段と制御手段と処理手段とデジタル画像撮影機と表示手段とを備える色素定量装置に対して、植物体に含まれる色素の定量方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
色素濃度が既知の複数の標準試料を、前記デジタル画像撮影機に対して、前記標準試料のデジタル画像を撮影させる撮影工程と、
この撮影工程で撮影されたそれぞれのデジタル画像から、前記標準試料の色彩情報に分解する分解工程と、
前記色彩情報と、前記標準試料の色素濃度と、に基づいて直線重回帰法により検量線を算出させる検量線算出工程と、
前記検量線に、説明変数を変数とする関数を補正項として加える工程と、
色素濃度が未知の対象試料を前記標準試料と同じ撮影条件で撮影したデジタル画像から色彩情報を得た後、この色彩情報から前記補正項が加えられた検量線に基づいて前記対象試料における任意の一種の色素濃度を算出させる濃度算出工程と、
この濃度算出工程で得られた色素濃度を前記表示手段に表示させる表示工程と、を前記処理手段に対して実行させるものである植物体に含まれる色素含有量の定量方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 前記色彩情報は、明度と色相である請求項1に記載のプログラム。
- 前記色素は、カロテノイド、クロロフィル、フラボノイド、キノン、フラビン、及びジヒドロフラビンからなる群から選ばれる1種以上のものである請求項1に記載のプログラム。
- 前記色素はカロテノイド、クロロフィルから選ばれる1種以上のものである請求項1から3のいずれかに記載のプログラム。
- 植物体に含まれる色素の定量方法であって、
デジタル画像撮影機を用いて、色素濃度が既知の複数の標準試料のデジタル画像を撮影し、それぞれのデジタル画像から、前記標準試料の色彩情報を得て、前記色彩情報と、前記標準試料の色素濃度と、に基づいて直線重回帰法により得られる検量線を用い、
前記検量線に、説明変数を変数とする関数を補正項として加える工程と、
色素濃度が未知の対象試料を前記標準試料と同じ撮影条件で撮影したデジタル画像から色彩情報を得た後、この色彩情報から前記補正項が加えられた検量線に基づいて前記対象試料における任意の一種の色素濃度を算出する濃度算出工程と、
を有する植物体に含まれる色素含有量の定量方法。 - 前記検量線の情報は、定期的又は常時更新するものであることを特徴とする請求項1に記載の植物体に含まれる色素含有量の定量方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005104222A JP4696223B2 (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-31 | 画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004103729 | 2004-03-31 | ||
JP2004103729 | 2004-03-31 | ||
JP2005104222A JP4696223B2 (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-31 | 画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005315877A JP2005315877A (ja) | 2005-11-10 |
JP4696223B2 true JP4696223B2 (ja) | 2011-06-08 |
Family
ID=35443436
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005104222A Expired - Fee Related JP4696223B2 (ja) | 2004-03-31 | 2005-03-31 | 画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4696223B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4740068B2 (ja) | 2006-08-24 | 2011-08-03 | オリンパス株式会社 | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理プログラム |
CL2007002998A1 (es) * | 2006-10-18 | 2008-10-10 | Seminis Vegetable Seeds Inc So | Envases de raices de planta de zanahoria caracterizado porque tiene un contenido promedio de licopeno de entre 110-250 ppm y un contenido brix de entre 11-20 grados brix; celula de planta de zanahoria; metodo para producir semillas de zanahoria. |
JP5135882B2 (ja) * | 2007-05-22 | 2013-02-06 | 株式会社豊田中央研究所 | 物体識別装置及びプログラム |
WO2010046968A1 (ja) * | 2008-10-21 | 2010-04-29 | 西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社 | コンクリート構造物の診断装置および診断方法 |
JP5386753B2 (ja) * | 2010-12-02 | 2014-01-15 | マクタアメニティ株式会社 | 農作物判定システム |
JP2013213783A (ja) * | 2012-04-04 | 2013-10-17 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 微細藻類成分量測定方法および装置ならびにプログラム |
JP6323749B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2018-05-16 | 大日本印刷株式会社 | 植物体の検査装置及び検査方法 |
JP6323748B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2018-05-16 | 大日本印刷株式会社 | 植物体の検査装置及び検査方法 |
JP6439295B2 (ja) * | 2014-07-01 | 2018-12-19 | 大日本印刷株式会社 | 植物体の検査装置及び検査方法 |
JP2017067605A (ja) * | 2015-09-30 | 2017-04-06 | 高電工業株式会社 | 検体測定装置と検体測定方法 |
JP2017125705A (ja) * | 2016-01-12 | 2017-07-20 | 日立マクセル株式会社 | 植物情報取得システム、植物情報取得装置、植物情報取得方法、作物管理システムおよび作物管理方法 |
CN113052946B (zh) * | 2019-12-27 | 2024-07-12 | 佛山市云米电器科技有限公司 | 动画显示方法、破壁机及计算机可读存储介质 |
CN111508037B (zh) * | 2020-04-14 | 2023-04-25 | 宿迁学院 | 一种彩叶多肉植物叶色等级评价方法 |
CN111735780B (zh) * | 2020-08-10 | 2020-12-25 | 江西中医药大学 | 法半夏饮片颜色与成分含量的关联方法及应用 |
CN115205716B (zh) * | 2022-08-11 | 2023-04-07 | 北京林业大学 | 油橄榄果实含油率预估方法、装置及系统和存储介质 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815137A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-19 | Iseki & Co Ltd | 近赤外分光分析装置 |
JPH09119894A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-05-06 | Norin Suisansyo Chugoku Nogyo Shikenjo | 牛肉の成分含量測定方法及び測定装置 |
JP2001141648A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Higeta Shoyu Co Ltd | 吸光度測定による測定値推定方法及び測定値推定装置 |
-
2005
- 2005-03-31 JP JP2005104222A patent/JP4696223B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815137A (ja) * | 1994-06-30 | 1996-01-19 | Iseki & Co Ltd | 近赤外分光分析装置 |
JPH09119894A (ja) * | 1995-10-24 | 1997-05-06 | Norin Suisansyo Chugoku Nogyo Shikenjo | 牛肉の成分含量測定方法及び測定装置 |
JP2001141648A (ja) * | 1999-11-12 | 2001-05-25 | Higeta Shoyu Co Ltd | 吸光度測定による測定値推定方法及び測定値推定装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005315877A (ja) | 2005-11-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Feng et al. | Hyperspectral imaging combined with machine learning as a tool to obtain high‐throughput plant salt‐stress phenotyping | |
Zhang et al. | High throughput analysis of leaf chlorophyll content in sorghum using RGB, hyperspectral, and fluorescence imaging and sensor fusion | |
JP4696223B2 (ja) | 画像解析を利用した植物体の色素含有量の定量方法 | |
Sun et al. | Visualizing distribution of moisture content in tea leaves using optimization algorithms and NIR hyperspectral imaging | |
Eshkabilov et al. | Hyperspectral imaging techniques for rapid detection of nutrient content of hydroponically grown lettuce cultivars | |
Huang et al. | Comparison of different CCD detectors and chemometrics for predicting total anthocyanin content and antioxidant activity of mulberry fruit using visible and near infrared hyperspectral imaging technique | |
Ambrose et al. | High speed measurement of corn seed viability using hyperspectral imaging | |
Yao et al. | Detecting leaf nitrogen content in wheat with canopy hyperspectrum under different soil backgrounds | |
Agarwal et al. | Assessment of spinach seedling health status and chlorophyll content by multivariate data analysis and multiple linear regression of leaf image features | |
Chen et al. | Predicting the anthocyanin content of wine grapes by NIR hyperspectral imaging | |
Yu et al. | Identification of crack features in fresh jujube using Vis/NIR hyperspectral imaging combined with image processing | |
Liu et al. | Feasibility in multispectral imaging for predicting the content of bioactive compounds in intact tomato fruit | |
Mao et al. | Nondestructive measurement of total nitrogen in lettuce by integrating spectroscopy and computer vision | |
Rodríguez-Pulido et al. | Grape seed characterization by NIR hyperspectral imaging | |
Fava et al. | Identification of hyperspectral vegetation indices for Mediterranean pasture characterization | |
Liu et al. | Prediction of nitrogen and phosphorus contents in citrus leaves based on hyperspectral imaging | |
Dutta Gupta et al. | Development of a digital image analysis method for real-time estimation of chlorophyll content in micropropagated potato plants | |
Xuan et al. | Maturity determination at harvest and spatial assessment of moisture content in okra using Vis-NIR hyperspectral imaging | |
Singh et al. | Detection of midge-damaged wheat kernels using short-wave near-infrared hyperspectral and digital colour imaging | |
Yu et al. | Mapping of chlorophyll and SPAD distribution in pepper leaves during leaf senescence using visible and near-infrared hyperspectral imaging | |
Riccioli et al. | Optimizing spatial data reduction in hyperspectral imaging for the prediction of quality parameters in intact oranges | |
Concepcion II et al. | Non-destructive in situ measurement of aquaponic lettuce leaf photosynthetic pigments and nutrient concentration using hybrid genetic programming | |
ElMasry et al. | Multichannel imaging for monitoring chemical composition and germination capacity of cowpea (Vigna unguiculata) seeds during development and maturation | |
Eyarkai Nambi et al. | Comparison of various RGB image features for nondestructive prediction of ripening quality of “Alphonso” mangoes for easy adoptability in machine vision applications: a multivariate approach | |
Lancelot et al. | Near-infrared hyperspectral imaging for following imbibition of single wheat kernel sections |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080327 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080501 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100506 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100518 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100720 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101102 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110125 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4696223 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |