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JP4645385B2 - 画像形成装置および画像形成プログラム - Google Patents

画像形成装置および画像形成プログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関し、特に不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データを原稿に埋め込んだり、また原稿に埋め込まれた特殊画像データを検出したりすることが可能な画像形成装置および画像形成プログラムに関する。



複写機等の画像形成装置において、機密文書等の不正コピーを防止するために、コピーによる偽造が禁止されている原稿をコピーする際に、出力されたプリント用紙の流通経路の追跡が可能な特殊画像データを文書データに付加する技術が確立されている(例えば、特許文献1参照)。
具体的には、不正コピーを禁止、もしくは追跡可能な特殊画像データを原稿に埋め込み(付加)、その出力されたプリント用紙を次回原稿として再配布しようとしたときに、その原稿を読み取って得た画像データ中から特殊画像データを検出した時点でコピーを禁止するようにしている。
特開2001−346032号公報
しかしながら、上記従来技術では、原稿にコピー可能な情報が埋め込まれていて、その原稿をコピーするときに、不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データを埋め込む設定がなされていると、当該特殊画像データを上書きしてしまうことになるために、そのプリント用紙をさらに原稿として扱う際に、特殊画像データの解析精度が落ちてしまうという課題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データが施された原稿をコピーする際に、特殊画像データが多重に施されて解析精度が低下するのを回避可能な画像形成装置および画像形成方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明では、原稿からの読取画像データから、不正コピーを禁止もしくは流通経路の追跡を可能にすべく前記原稿に埋め込まれている既存の特殊画像データを検出し、この検出した既存の特殊画像データに、当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピー自体を禁止する情報が含まれているときに、前記読取画像データに新しい特殊画像データを付加するジョブの実行を中止する制御を行う構成を採っている。
原稿をスキャンした際に、当該原稿に埋め込まれている特殊画像データを検出したら、当該特殊画像データを含む読取画像データに対して新しい特殊画像データを埋め込むジョブの実行を中止することで、原稿をコピーするときに、新しい特殊画像データを埋め込む設定がなされていても、当該新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きするのを防止できる。
本発明によれば、新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きするのを防止できるために、特殊画像データが多重に施されて当該特殊画像データの解析精度が低下するのを回避できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御系の構成の概略を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置は、システム制御部11、画像読取部12、画像蓄積部13、画像処理部14、画像出力部15、FAX部16、特殊画像データ解析部17、特殊画像データ処理部18、記憶部19および操作/表示部20等を備え、これらがバスライン21を介して相互に通信可能な構成となっている。
システム制御部11は、例えばマイクロコンピュータからなり、本画像形成装置のシステム全体の制御を行う。画像読取部12は、イメージセンサからなるスキャナであり、原稿画像を所定の解像度で読み取ってその画像データを入力する。画像蓄積部13は画像メモリであり、画像読取部12で読み込まれた画像データや、FAX部16で受信された画像データを蓄積(記憶)する。
画像処理部14は、画像読取部12により読み込まれた画像データに対して所定の画像処理、例えば符号化、復号化、拡大/縮小等の処理を行う。画像出力部15は、画像処理部14で処理された画像データに基づく画像を出力用紙に所定の解像度で印刷(形成)する。FAX部16は、PSTN網やISDN網等の公衆回線網を介してファクシミリ通信を行う。
特殊画像データ解析部17は、画像蓄積部13に蓄積された画像データおよび当該画像データに付加された特殊画像データ情報の内容および原稿上の領域を解釈し、その解釈結果に基づく実行要求をシステム制御部11に対して行う。
ここに、特殊画像データ情報とは、不正コピーを禁止、もしくは追跡可能にするために画像データに付加される情報である。この特殊画像データを付加することにより、機密文書等の不正コピーを防止することができ、また出力されたプリント用紙の流通経路を追跡することができる。また、特殊画像データ情報には、原稿のコピー自体を禁止するか否かを示す情報や、機種番号等の画像形成装置固有の情報なども含まれている。
特殊画像データ処理部18は、画像処理部14にて画像処理された画像データに対し、システム制御部11から指定された内容を基に、コピーによる偽造が禁止されている原稿をコピーする際に画像データに付加する特殊画像データを作成し、当該特殊画像データを原稿に埋め込む制御を行う。
記憶部19はRAM等のメモリからなり、システムデータや各種設定情報を記憶する。特殊画像データ解析部17を検出した場合の動作種別などは記憶部19に記憶される。操作/表示部20は、ユーザが操作する操作パネルであり、本画像形成装置を操作する各種の操作キーやディスプレイを備えている。
上記構成の画像形成装置は例えば複写機であり、不正コピーを禁止、もしくは追跡可能な特殊画像データを原稿に埋め込み、また原稿に埋め込まれた特殊画像データを検出することが可能となっている。この画像形成装置において、本発明では、特殊画像データが施された原稿をコピーする際に、特殊画像データを上書きしてしまわないようにすることを目的とし、この目的を達成するために、以下に具体的に説明する実施例1〜3に係る画像形成の処理手順を採っている。
(実施例1)
図2は、本発明の実施例1に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、基本的に、システム制御部11による制御の下に実行される。
先ず、画像読取部12により原稿を読み取り(ステップS11)、その読み取った画像データを基に当該原稿に、不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データが埋め込まれているか否かを判断する(ステップS12)。ここで、特殊画像データには、先述したように、原稿のコピー自体が禁止されているか否かを示す情報も含まれている。
したがって、ステップS12では、特殊画像データが埋め込まれていない、特殊画像データが埋め込まれているが、コピー自体が禁止されている(即ち、ジョブ不可)、特殊画像データが埋め込まれていて、コピー自体も禁止されていない(即ち、ジョブ可)の3通りの判断処理が行われる。
そして、ステップS12の判断処理において、特殊画像データが埋め込まれていない場合には、特殊画像データ処理部18で作成された新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部14で出力用紙に画像形成し(ステップS13)、次いでその原稿が最終原稿であるかを判断し(ステップS14)、最終原稿出なければ、ステップSS11に戻って最終原稿まで一連の処理を繰り返して実行する。
ステップS12の判断処理において、ジョブ不可であれば、即ちコピー自体が禁止されているのであれば、ジョブを中止する処理を実行し(ステップS15)、一連の処理を終了する。すなわち、例えば図3に示すように、4枚の原稿中の3枚目に特殊画像データが埋め込まれており、これら混在原稿を自動原稿送り装置を用いて連続してコピーを行う場合に、1枚目、2枚目の原稿に対しては特殊画像データを埋め込むコピー処理が行われ、特殊画像データありの原稿、即ち3枚目の原稿を検出した時点で、当該特殊画像データにジョブ不可の情報が含まれていれば、3枚目以降のジョブについて中止処理を行う(パターンA)。
一方、ステップS12の判断処理において、ジョブ可であれば、即ちコピー自体が禁止されていないのであれば、動作設定の内容が「スキップ」であるか、「ジョブ中止」であるか、「上書き」であるかを判断する(ステップS16)。動作設定の内容は、操作/表示部20においてユーザによって設定される。
動作設定の内容が「スキップ」であれば、原稿から画像読取部12で読み取った画像データを破棄し(ステップS17)、しかる後ステップS14に移行する。すなわち、図3において、特殊画像データが埋め込まれている3枚目の原稿を検出した時点で、当該特殊画像データにジョブ可の情報が含まれていれば、3枚目の原稿をスキップして4枚目の原稿に進み、4枚目の原稿に対して特殊画像データの埋め込みが行われる(パターンB)。
動作設定の内容が「ジョブ中止」であれば、ジョブを中止する処理を実行し(ステップS18)、一連の処理を終了する。動作設定の内容が「上書き」であれば、ステップS13に移行し、特殊画像データを含む読取画像データに、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを付加(上書き)し、画像出力部15で出力用紙に画像形成する。すなわち、図3において、特殊画像データが埋め込まれている3枚目の原稿に対しても新たな特殊画像データが強制的に上書きされる(パターンC)。
上述したように、原稿をスキャンした際に、当該原稿に埋め込まれている特殊画像データを検出したら、当該特殊画像データを含む読取画像データに対して新しい特殊画像データを埋め込むジョブをキャンセルすることで、原稿をコピーするときに、新しい特殊画像データを埋め込む設定がなされていても、当該新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きするのを防止できるために、特殊画像データが多重に施されて当該特殊画像データの解析精度が低下するのを回避できる。
また、特殊画像データが埋め込まれている原稿についてはスキップし、特殊画像データが埋め込まれていない原稿についてのみ読取画像データに対して新しい特殊画像データを埋め込むジョブを実行することで、特殊画像データが埋め込まれている原稿に対して新しい特殊画像データを上書きするのを防止できるとともに、他の原稿に対しては新しい特殊画像データを埋め込むことができる。
なお、あらかじめ設定された情報、もしくは操作/表示部20からのユーザ指示によって、特殊画像データが埋め込まれている原稿に対してジョブを実行する、即ち新しい特殊画像データを上書きするパターンCを選択することも可能である。
(実施例2)
図4は、本発明の実施例2に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、基本的に、システム制御部11による制御の下に実行される。
先ず、画像読取部12により原稿を読み取り(ステップS21)、その読み取った画像データを基に当該原稿に、不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データが埋め込まれているか否かを判断する(ステップS22)。ここで、特殊画像データには、先述したように、原稿のコピー自体が禁止されているか否かを示す情報も含まれている。
したがって、ステップS22では、特殊画像データが埋め込まれていない、特殊画像データが埋め込まれているが、コピー自体が禁止されている(即ち、ジョブ不可)、特殊画像データが埋め込まれていて、コピー自体も禁止されていない(即ち、ジョブ可)の3通りの判断処理が行われる。
そして、ステップS22の判断処理において、特殊画像データが埋め込まれていない場合には、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成し(ステップS23)、次いでその原稿が最終原稿であるかを判断し(ステップS24)、最終原稿出なければ、ステップSS21に戻って最終原稿まで一連の処理を繰り返して実行する。
ステップS22の判断処理において、ジョブ不可であれば、即ちコピー自体が禁止されているのであれば、ジョブを中止する処理を実行し(ステップS25)、一連の処理を終了する。この処理は、実施例1におけるステップS15の処理と同じである。すなわち、特殊画像データありの原稿のジョブについて中止処理を行う。
一方、ステップS22の判断処理において、ジョブ可であれば、即ちコピー自体が禁止されていないのであれば、特殊画像データ解析部17で特殊画像データを解析することによって原稿上の特殊画像データが施されている(埋め込まれている)エリアを検出し(ステップS26)、次いでこの検出したエリアと新たな特殊画像データを最低限印刷可能な余白エリアとを合わせた合成エリアのサイズと、ユーザによって指定された出力サイズ、即ち出力用紙のサイズとを比較する(ステップS27)。
そして、合成エリアのサイズが出力サイズ以下の場合は、そのサイズの違いによって生じる余白エリアに、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成し(ステップS24)、しかる後ステップS24に移行する。すなわち、図5において、特殊画像データが埋め込まれている原稿で、出力用紙のサイズが原稿サイズ以上の場合は、そのサイズの違いによって生じる余白エリアに特殊画像データを付加して出力する(パターンA)。
一方、合成エリアのサイズが出力サイズよりも大きい場合には、動作設定の内容が「縮小」であるか、「サイズ変更」であるかを判断する(ステップS29)。動作設定の内容は、操作/表示部20においてユーザによって設定される。なお、動作設定の内容を画像形成装置自体が設定するようにすることも可能である。
動作設定の内容が「縮小」であれば、原稿画像を縮小し(ステップS30)、しかる後ステップS28に以降して、画像縮小によって生じた余白エリアに、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成する。
動作設定の内容が「サイズ変更」であれば、出力用紙のサイズをそれまでよりも大きいサイズに変更し(ステップS29)、しかる後サイズ変更によって生じた余白エリアに、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成する。
すなわち、図5において、特殊画像データが埋め込まれている原稿で、出力用紙のサイズが原稿サイズよりも小さい場合、即ち余白が小さいもしくは余白が無い場合は、画像縮小またはサイズ変更によって生じた余白エリアに特殊画像データを付加して出力する(パターンB)。
上述したように、原稿をスキャンした際に、当該原稿に埋め込まれている特殊画像データを検出し、出力用紙のサイズが原稿サイズ以上の場合には、そのサイズの違いによって生じる余白エリアに新しい特殊画像データを付加して出力することで、原稿をコピーするときに、新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きすることなく、出力用紙に埋め込むことができる。その結果、特殊画像データが多重に施されて当該特殊画像データの解析精度が低下するのを回避できる。
また、出力用紙のサイズが原稿サイズよりも小さい場合には、原稿画像を縮小する処理あるいは出力用紙のサイズを大きいサイズに変更する処理を行い、画像縮小またはサイズ変更によって生じた余白エリアに新しい特殊画像データを付加して出力することによっても、新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きすることなく、出力用紙に埋め込むことができる。
(実施例3)
図6は、本発明の実施例3に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。この処理は、基本的に、システム制御部11による制御の下に実行される。
先ず、画像読取部12により原稿を読み取り(ステップS41)、その読み取った画像データを基に当該原稿に、不正コピーを禁止もしくは追跡可能な特殊画像データが埋め込まれているか否かを判断する(ステップS42)。ここで、特殊画像データには、先述したように、原稿のコピー自体が禁止されているか否かを示す情報も含まれている。
したがって、ステップS42では、特殊画像データが埋め込まれていない、特殊画像データが埋め込まれているが、コピー自体が禁止されている(即ち、ジョブ不可)、特殊画像データが埋め込まれていて、コピー自体も禁止されていない(即ち、ジョブ可)の3通りの判断処理が行われる。
そして、ステップS42の判断処理において、特殊画像データが埋め込まれていない場合には、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成し(ステップS43)、次いでその原稿が最終原稿であるかを判断し(ステップS44)、最終原稿出なければ、ステップSS41に戻って最終原稿まで一連の処理を繰り返して実行する。
ステップS42の判断処理において、ジョブ不可であれば、即ちコピー自体が禁止されているのであれば、ジョブを中止する処理を実行し(ステップS45)、一連の処理を終了する。この処理は、実施例1におけるステップS15の処理と同じである。すなわち、特殊画像データありの原稿のジョブについて中止処理を行う。
一方、ステップS42の判断処理において、ジョブ可であれば、即ちコピー自体が禁止されていないのであれば、特殊画像データ解析部17で特殊画像データの内容解析を行い(ステップS46)、次いでその解析結果を基に特殊画像データの内容が、特殊画像データ処理部18で作成した新しい特殊画像データとマージ可能であるか否かを判断する(ステップS47)。
そして、マージ可能であれば、画像読取部12で読み取った画像データから、文字や写真などのオリジナル原稿データと、検出した特殊画像データとを切り離して当該特殊画像データを取り除き(ステップS48)、次いでこの取り除いた既存の特殊画像データを特殊画像データ処理部18で新しい特殊画像データにマージ、もしくは抽出した特殊画像データの内容を新しい特殊画像データを基に置き換え(ステップS49)、しかる後ステップS43に移行し、マージまたは内容の書き換えによって新たに作成された特殊画像データを、既存の特殊画像データが取り除かれた読取画像データに付加し、画像出力部15で出力用紙に画像形成する。
すなわち、図7において、特殊画像データが埋め込まれている原稿で、特殊画像データのマージが可能な場合は、読取画像データからオリジナル原稿データと既存の特殊画像データとを切り離して当該特殊画像データを取り除き、この既存の特殊画像データを新しい特殊画像データにマージ、もしくは抽出した特殊画像データの内容を置き換え、このマージもしくは書き換えによる特殊画像データを埋め込んで出力する。
一方、マージが不可能であれば、余白エリアに特殊画像データを付加して出力する処理を行い(ステップS50)、しかる後ステップS43に移行する。ステップS50の処理は、実施例2におけるステップS26〜S31の処理と同じである。すなわち、出力用紙のサイズが原稿サイズよりも大きい場合は、余白エリアに特殊画像データを付加して出力し、出力用紙のサイズが原稿サイズ以下の場合は、画像縮小またはサイズ変更によって生じた余白エリアに特殊画像データを付加して出力する。
上述したように、原稿をスキャンした際に、当該原稿に埋め込まれている特殊画像データの内容を解析し、特殊画像データの内容が新しい特殊画像データとマージ可能である場合は、読取画像データからオリジナル原稿データと既存の特殊画像データとを切り離して当該特殊画像データを取り除き、この既存の特殊画像データを、埋め込もうとしている新しい特殊画像データにマージもしくは内容を書き換えて出力時に埋め込むことで、原稿をコピーするときに、新しい特殊画像データを既存の特殊画像データに上書きすることなく、出力用紙に埋め込むことができる。その結果、特殊画像データが多重に施されて当該特殊画像データの解析精度が低下するのを回避できる。
なお、上記実施形態は本発明を実現する一例に過ぎず、これに限られるものではない。例えば、新しい特殊画像データを付加するジョブの実行をスキップする処理や中止する処理の一部、もしくは全てを組み合わせて、利用者があらかじめ本画像形成装置に設定したり、あるいは、ジョブ中に操作/表示部20上でユーザが設定したりして、その設定を機械が判別してその判別結果に応じた処理を行うようにすることも可能である。また、この機械設定を、あらかじめ本画像形成装置に利用者登録しておき、その利用者のレベル(機械管理者、一般ユーザ等)に応じて、設定内容を変更できるようにしたり、あるいは利用者のレベルに応じて、設定された内容をジョブ中に解除や変更可能にしたりすることも可能である。
また、上記実施形態では、コピー機能を持つ画像形成装置に適用した場合を例に挙げて説明したが、スキャン機能のみ、あるいはファクシミリ機能を持つ画像形成装置にも同様に適用可能である。また、あらかじめ設定できる処理方法については、ジョブの種類ごとに設けるようにしても良い。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置における制御系の構成の概略を示すブロック図である。 本発明の実施例1に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。 実施例1に係る画像形成の処理の説明図である。 本発明の実施例2に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る画像形成の処理の説明図である。 本発明の実施例3に係る画像形成の処理手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る画像形成の処理の説明図である。
符号の説明
11…システム制御部、12…画像読取部、13…画像蓄積部、14…画像処理部、15…画像出力部、16…FAX部、17…特殊画像データ解析部、18…特殊画像データ処理部、19…記憶部、20…操作/表示部、21…バスライン

Claims (5)

  1. 複数の原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段による読取画像データから、不正コピーを禁止もしくは流通経路の追跡を可能にすべく原稿に埋め込まれている既存の特殊画像データを当該原稿毎に検出する検出手段と、
    前記読取画像データに新しい特殊画像データを付加する特殊画像データ処理手段と、
    前記新しい特殊画像データが付加された前記読取画像データに基づく画像を出力用紙に形成する出力手段と、
    前記検出手段によって検出された前記既存の特殊画像データに含まれる情報であって当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピー自体が禁止されているか否かを示す情報を基に、当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されているか否かを判断する判断手段と、
    前記複数の原稿に対する前記新しい特殊画像データを付加するコピー処理を行うジョブの実行を制御する制御手段と
    を備え、
    前記制御手段は、
    前記判断手段により当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていると判断された場合は前記検出手段によって前記既存の特殊画像データが検出された原稿以降の原稿に対する前記特殊画像データ処理手段によって前記新しい特殊画像データを付加する前記コピー処理を行うジョブの実行を中止する制御を行い、
    当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていないと判断された場合は、
    前記検出手段によって前記既存の特殊画像データが検出された原稿に対しては、前記コピー処理を行うジョブの実行をスキップするよう制御を行い、
    前記検出手段によって前記既存の特殊画像データが検出されない原稿に対しては、前記新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、前記出力手段により画像形成を実行するよう制御を行う
    画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記判断手段により当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていないと判断された場合は、前記既存の特殊画像データが施されている原稿上のエリアと前記新しい特殊画像データを最低限形成可能な余白サイズとの合成エリアのサイズが、前記出力用紙のサイズ以下の場合は、そのサイズ差によって生じる余白エリアに前記新しい特殊画像データを埋め込む制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記合成エリアのサイズが前記出力用紙のサイズよりも大きい場合は、前記読取手段の読取対象の原稿画像を縮小する、もしくは前記出力用紙のサイズを大きいサイズに変更し、その画像縮小もしくはサイズ変更によって生じる余白エリアに前記新しい特殊画像データを埋め込む制御を行う
    ことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  4. 前記制御手段は、前記判断手段により当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていないと判断された場合は、前記読取画像データからオリジナル原稿データと前記既存の特殊画像データとを切り離して当該特殊画像データを取り除き、この既存の特殊画像データを前記新しい特殊画像データにマージもしくは内容を書き換えて埋め込む制御を行う
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 複数の原稿からの読取画像データから、不正コピーを禁止もしくは流通経路の追跡を可能にすべく原稿に埋め込まれている既存の特殊画像データを当該原稿毎に検出する検出ステップと、
    前記読取画像データに新しい特殊画像データを付加する特殊画像データ処理ステップと、
    前記新しい特殊画像データが付加された前記読取画像データに基づく画像を出力用紙に形成する出力ステップと、
    前記検出手段によって検出された前記既存の特殊画像データに含まれる情報であって当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピー自体が禁止されているか否かを示す情報を基に、当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されているか否かを判断する判断ステップと、
    前記複数の原稿に対する前記新しい特殊画像データを付加するコピー処理を行うジョブの実行を制御する制御ステップと
    を画像形成装置に実行させ、
    前記制御ステップは、
    当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていると判断された場合は、前記既存の特殊画像データが検出された原稿以降の原稿に対する前記新しい特殊画像データを付加する前記コピー処理を行うジョブの実行を中止する制御を行い、
    当該既存の特殊画像データが埋め込まれた原稿のコピーが禁止されていないと判断された場合は、
    前記既存の特殊画像データが検出された原稿に対しては前記コピー処理を行うジョブの実行をスキップするよう制御を行い、
    前記既存の特殊画像データが検出されない原稿に対しては前記新しい特殊画像データを読取画像データに付加し、前記出力手段により画像形成を実行するよう制御を行う
    画像形成プログラム。
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