JP4584692B2 - 曲げ加工性に優れた高強度銅合金板およびその製造方法 - Google Patents
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本発明銅合金板の平均結晶粒径は10μm以下に、微細化あるいはサブグレイン化させる。平均結晶粒径が10μmを超えて大きくなった場合、特に、B.W.曲げ加工において、割れの原因となる上記微小な窪みや段差(マイクロネック)が生成しやすくなる。
本発明銅合金板の集合組織は、特に、B.W.曲げ加工における上記微小な窪みや段差(マイクロネック)を抑制するために、SEM−EBSP法による測定結果で、Cube方位{001}<100>の割合が50%以上と、Cube方位が主方位である集合組織を有するものとする。
Goss方位 {011}<100>
Rotated-Goss方位 {011}<011>
Brass 方位(B方位) {011}<211>
Copper方位(Cu方位) {112}<111>
(若しくはD方位{4 4 11}<11 11 8 >
S方位 {123}<634>
B/G方位 {011}<511>
B/S方位 {168}<211>
P方位 {011}<111>
本発明では、前記した通り、微小な窪みや段差(マイクロネック)を抑制するために、更に、前記した層状境界を有さない組織とする。この層状境界は、図5の銅合金板の300倍の光学顕微鏡による組織観察写真で示すように、横方向に伸びるとともに、間隔を開けた、白い帯状の模様として観察される。また、図6では、図5を模式化して示しており、層状境界は黒い線状の模様として記載している。図5のように、層状境界はセル状組織に対して、圧延方向(図の横方向)に伸びる、間隔を開けた帯状の模様として観察される。
次ぎに、700MPa以上の高強度化、かつ、曲げ加工においても良好な曲げ加工性を有するための前提となる、本発明銅合金板における化学成分組成の限定理由を説明する(記載の含有量%は全て質量%である)。
Niは後述するSiと共に必須に含有されて、時効処理で析出したNi2 Si相を形成して、銅合金板の強度の向上に寄与する元素である。Niの含有量が2.0%未満の場合は、前記Ni2 Si相が不足し、銅合金板の引張強さを700MPa以上とすることができない。一方、Niの含有量が6.0%を超えると、導電率が低下する。更に、鋳造での鋳造性や曲げ加工性が低下する。したがって、Ni含有量は2.0〜6.0%の範囲とする。
Siも前記Niと共に必須に含有されて、時効処理で析出したNi2 Si相を形成して、銅合金板の強度の向上に寄与する元素である。但し、銅合金板の導電率をできるだけ高い値とし、銅合金板の引張強さを700MPa以上とするためには、前記NiとSiとは、前記互いの含有量の範囲内において、前記NiとSiとが、Ni2 Si相を形成するに必要な当量づつ含まれることが必要である。これをNiとSiとの質量比Ni/Siで表すと、Ni2 Siの構成比率に近い4〜5の範囲である。したがって、Siの含有量は、NiとSiとの質量比Ni/Siで表す。
本発明高強度銅合金板は、Ni:2.0〜6.0質量%を含み、かつSiをNiとSiとの質量比Ni/Siが4〜5の範囲となるように含み、残部が銅および不可避的不純物からなる、Cu−Ni−Si系銅合金板とする。ただ、このような基本組成に、その他の合金元素として、質量%で、Sn:0.05〜4.0%、Zn:0.1〜3.0%、Ag:0.001〜1.0%、Mn:0.01〜0.1%、Zr:0.001〜0.5%、Co:0.01〜0.3%、Cr:0.01〜1.0%、Mg:0.01〜1.0%、P:0.01〜0.1%の一種または二種以上を、選択的に、あるいは必要に応じて含有することができる。これらの元素は、いずれも本発明銅合金の主たる目的である強度や導電率あるいは曲げ加工性のいずれかを向上させる共通の効果がある同効元素である。以下に、各元素の特徴的な作用効果と含有範囲の意義を記載する。
Snは主に銅合金板の強度を向上させる元素であり、これらの特性を重視する用途に使用する場合には、選択的に含有させる。Snの含有量が0.05%未満ではその強度向上効果が無い。一方、Snを含有させると銅合金板の導電率が低下する。特に、Snが4.0%を超えて含有されると、銅合金板の導電率を20%IACS以上とすることができない。したがって、含有させる場合には、Snの含有量を0.05〜4.0%の範囲とする。
Znは主に半田の対剥離性や耐マイグレーション性を向上させる元素であり、これらの特性を重視する用途に使用する場合には、選択的に含有させる。Znの含有量が0.1%未満ではその効果が無い。一方、Znを含有させると銅合金板の導電率が低下し、Znが3.0%を超えて含有されると、銅合金板の導電率を20%IACS以上とすることができない。したがって、含有させる場合には、Znの含有量を0.1〜3.0%の範囲とする。
Agは主に導電率を向上させる。したがって、導電率を向上させたい場合には、選択的に含有させる。Agの含有量が0.001%未満ではその効果が無い。一方、Agを1.0%を超えて含有させても、高価なAgによってコストが大幅に上昇してしまう。したがって、含有させる場合には、Agの含有量を0.001〜1.0%の範囲とする。
Mnは主に熱間圧延での加工性を向上させる。したがって、熱間加工性を向上させたい場合には、選択的に含有させる。Mnの含有量が0.01%未満ではその効果が無い。一方、Mnが0.1%を超えて含有されると、銅合金の造塊時の湯流れ性が悪化して造塊歩留まりが低下する。したがって、含有させる場合には、Mnの含有量を0.01〜0.1%の範囲とする。
Zrは主に結晶粒を微細化させて、銅合金板の強度や曲げ加工性を向上させる。したがって、強度や曲げ加工性を向上させたい場合には、選択的に含有させる。Zrの含有量が0.001%未満ではその効果が無い。一方、Zrが0.5%を超えて含有されると、化合物を形成し、銅合金板の圧延などの加工性が低下する。したがって、含有させる場合には、Zrの含有量を0.001〜0.5%の範囲とする。
Coも主に結晶粒を微細化させて、銅合金板の強度や曲げ加工性を向上させる。したがって、強度や曲げ加工性を向上させたい場合には、選択的に含有させる。Coの含有量が0.01%未満ではその効果が無い。一方、Coが0.3%を超えて含有されると、化合物を形成し、銅合金板の圧延などの加工性が低下する。したがって、含有させる場合には、Coの含有量を0.01〜0.3%の範囲とする。
Crは結晶粒を微細化させて、銅合金板の強度や曲げ加工性を向上させる効果がある。したがって、強度や曲げ加工性を向上させたい場合には、0.01〜1.0%の範囲で選択的に含有させる。
MgはMgSを形成して脱Sの効果もある。したがって、脱Sさせたい場合には、0.01〜1.0%の範囲で選択的に含有させる。
Pは湯流れ性を向上させる効果もある。したがって、このような場合には、0.01〜0.1%の範囲で選択的に含有させる。
次に、本発明銅合金板の好ましい製造条件について以下に説明する。本発明銅合金板の製造工程自体は、特別な工程は不要で、通常の方法と同じ工程で製造できる。しかし、前記した通り、常法によって製造した場合、コルソン系高強度銅合金板の集合組織は、Cube方位{001}<100>以外の、S方位{123}<634>や、B方位{011}<211>が主体となり、Cube方位の割合は必然的に50%未満となる。このため、Cube方位の割合が50%以上である本発明集合組織を得るためには、以下に示す、特に、仕上げ冷間圧延条件の変更が好ましい。
この仕上げ冷間圧延は、最終の溶体化処理を挟んで(溶体化処理の前後で)、通常前半と後半の2段に分けて行なわれる。通常でも、仕上げ冷間圧延の加工率は、銅合金板の高強度化や、Ni2 Si析出物の析出量や微細析出確保のためにできるだけ高くする。しかし、通常では、最終の溶体化処理後の後半の仕上げ冷間圧延の加工率を高めるため、コルソン系高強度銅合金板の集合組織は、Cube方位{001}<100>以外の、S方位{123}<634>や、B方位{011}<211>が主体となり、Cube方位の割合は必然的に50%未満となりやすい。
前記最終の溶体化処理は、水冷による焼き入れ処理を伴って行なうことが好ましい。この際、溶体化処理温度は、700〜1000℃の範囲から選択されるが、800〜900℃の比較的高温とすることが好ましい。800℃未満のような低温の溶体化処理温度では、晶出物のような既に存在する粗大なNi2 Si相が、溶体化処理時の加熱で完全に固溶せずに、そのまま残存して、時効処理後にも銅合金板中に多く混在してしまう可能性がある。また、前記時効処理前に既に存在するNi2 Si相として、かなりのNi2 Siが予め消費されてしまい、時効処理において、新たに析出するNi2 Si相の量が必然的に少なくなる。一方、溶体化処理温度が900℃を超えると、バーニングの問題が生じやすく、製造コストの点で不利となる可能性がある。
この仕上げ冷間圧延後に、強度を確保するための時効処理を施す。この時効処理は、高強度化、高曲げ加工化、高導電率化に寄与する微細なNi2 Si析出物を析出させる役割を果たす。
Claims (3)
- Ni:2.0〜6.0質量%を含み、かつSiをNiとSiとの質量比Ni/Siが4〜5の範囲となるように含み、残部がCuおよび不可避的不純物からなるCu−Ni−Si系銅合金からなり、700MPa以上の引張強度を有する高強度銅合金板であって、この銅合金板の平均結晶粒径が10μm以下であるとともに、この銅合金板が、SEM−EBSP法による測定結果で、Cube方位{001}<100>の割合が50%以上である集合組織を有し、かつ、この銅合金板組織が300倍の光学顕微鏡による組織観察によって観察しうる層状境界を有さないことを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度銅合金板。
- 前記銅合金が更に、質量%で、Sn:0.05〜4.0%、Zn:0.1〜3.0%、Ag:0.001〜1.0%、Mn:0.01〜0.1%、Zr:0.001〜0.5%、Co:0.01〜0.3%、Cr:0.01〜1.0%、Mg:0.01〜1.0%、P:0.01〜0.1%の一種または二種以上を含有する請求項1に記載の曲げ加工性に優れた高強度銅合金板。
- 請求項1または2に記載の高強度銅合金板を得る方法であって、Ni:2.0〜6.0質量%を含み、かつSiをNiとSiとの質量比Ni/Siが4〜5の範囲となるように含むCu−Ni−Si系銅合金からなる銅合金圧延板を仕上げ冷間圧延するに際し、800〜900℃の温度での最終溶体化処理前に95%以上の加工率で冷間圧延し、前記最終溶体化処理後に20%以下の加工率で冷間圧延した後、350〜460℃の温度で3〜5時間時効処理を施すことを特徴とする曲げ加工性に優れた高強度銅合金板の製造方法。
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