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JP4571000B2 - 蓄電デバイスの残存容量演算装置 - Google Patents

蓄電デバイスの残存容量演算装置 Download PDF

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Description

本発明は、二次電池や電気化学キャパシタ等の蓄電デバイスの残存容量を演算する蓄電デバイスの残存容量演算装置に関する。
近年、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池等の二次電池、電気二重層キャパシタ等の電気化学キャパシタといった蓄電デバイスの小型軽量化・高エネルギー密度化が進み、携帯型の情報通信機器から電気自動車やハイブリッド自動車等の電源として活発に利用されている。
このような蓄電デバイスを有効に活用するには、その残存容量を正確に把握することが重要であり、従来から、蓄電デバイスの充放電電流を積算して残存容量を求める技術や、開放電圧に基づいて残存容量を求める技術が知られている。
例えば、特許文献1には、電気自動車の車両停止時の電池電圧から求めた開放電圧により停止時残存容量を求めると共に、電池の放電電流の積算値に基づいて放電電気容量を検出し、この放電電気容量と停止時残存容量とから満充電容量を算出し、この満充電容量と放電電気容量とから残存容量を求める技術が開示されている。
また、特許文献2には、リチウムイオン電池のような電池容量と電池電圧とに直線的な比例関係があるものにおいて、任意の時間のあいだ放電または充電したときの電流積算量と、放電または充電前の電圧、放電または充電後の電圧より、残存容量を求める技術が開示されている。
更に、特許文献3には、電池の充放電電流を積分して求めた残存容量と、電池の開放端子電圧に基づいて推定した残存容量との差の変化率に基づいて、残存容量の演算方法を補正する技術が開示されている。
特開平6−242193号公報 特開平8−179018号公報 特開平11−223665号公報
しかしながら、充放電電流を積算して残存容量を求める技術と開放電圧に基づいて残存容量を求める技術とは、それぞれに一長一短がある。前者は、突入電流等の負荷変動に強く、安定した残存容量が得られる反面、誤差が累積し易い(特に、高負荷継続時には誤差が大きくなる)という欠点があり、また、後者は、電流が安定している領域では、正確な値を求めることができる反面、短時間で負荷が大きく変動した場合に演算値が変動しやすいという欠点がある。
従って、特許文献1,2,3のように、単に、両者の技術を組合わせただけでは、電流積算による誤差の累積を排除することは困難である。特に、ハイブリッド車等のように充放電が連続する状態では、残存容量の演算精度が低下したり、残存容量の演算値が急激に変化するといった事態が生じる虞があり、安定した精度を確保することは困難である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、負荷変動の影響を回避し、蓄電デバイスの開放電圧に基づいて常に安定した高精度な残存容量を求めることのできる蓄電デバイスの残存容量演算装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による蓄電デバイスの残存容量演算装置は、蓄電デバイスの開放電圧に基づく残存容量を基準残存容量として算出する基準残存容量算出手段と、上記基準残存容量算出手段で算出した基準残存容量と上記蓄電デバイスの残存容量として最終的に算出された残存容量との容量誤差を算出する容量誤差算出手段と、上記容量誤差に基づいて上記基準残存容量を目標値とする比例積分制御の比例補正量及び積分補正量を算出する比例積分制御手段と、上記比例積分制御手段で算出した比例補正量及び積分補正量に基づいて、上記蓄電デバイスの最終的な残存容量を算出する残存容量算出手段とを備えたことを特徴とする。
その際、蓄電デバイスの最終的な残存容量は、比例補正量及び積分補正量に蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づく残存容量を加えて算出することが望ましい。また、比例積分制御における比例補正量は、基準残存容量と蓄電デバイスの最終的な残存容量との容量誤差に、蓄電デバイスの充放電電流の電流変化率及び温度に基づく係数を乗算して算出することが望ましい。
本発明の蓄電デバイスの残存容量演算装置は、負荷変動の影響を回避し、蓄電デバイスの開放電圧に基づいて常に安定した高精度な残存容量を求めることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1〜図10は本発明の実施の一形態に係わり、図1はハイブリッド車への適用例を示すシステム構成図、図2はバッテリ残存容量の推定アルゴリズムを示すブロック図、図3はバッテリ容量と温度との関係を示す説明図、図4はバッテリの等価回路モデルを示す回路図、図5は基準残存容量と開放電圧との関係を示す説明図、図6は比例係数の特性を示す説明図、図7は残存容量算出処理のフローチャート、図8はインピーダンステーブルの説明図、図9は基準残存容量テーブルの説明図、図10は定常的な電流誤差を含む残存容量と基準残存容量に基づく最終的な残存容量とを示す説明図である。
図1は、本発明をエンジンとモータとを併用して走行するハイブリッド車両(HEV)に適用した例を示し、同図において、符号1は、HEVの電源ユニットである。この電源ユニット1には、蓄電デバイスとして例えば複数のセルを封止した電池パックを複数個直列に接続して構成されるバッテリ2と、バッテリ2の残存容量の演算、バッテリ2の冷却や充電の制御、異常検出及び異常検出時の保護動作等のエネルギーマネージメントを行う演算ユニット(演算ECU)3とが1つの筐体内にパッケージされている。
尚、本形態においては、蓄電デバイスとしてリチウムイオン二次電池を例に取って説明するが、本発明による残存容量の演算手法は、電気化学キャパシタやその他の二次電池にも適用可能である。
演算ECU3は、マイクロコンピュータ等から構成され、電圧センサ4で測定したバッテリ2の端子電圧VB、電流センサ5で測定したバッテリ2の充放電電流IB、温度センサ6で測定したバッテリ2の温度(セル温度)温度TBに基いて、バッテリ2の充電状態(State of charge;SOC)で示される残存容量SOCを所定時間毎に演算する。この残存容量SOCは、電源ユニット1の演算ECU3から、例えばCAN(Controller Area Network)通信等を介してHEV制御用電子制御ユニット(HEV制御用ECU)10に出力され、車両制御用の基本データ、バッテリ残量や警告用の表示用データ等として使用される。
HEV制御用ECU10は、同様にマイクロコンピュータ等から構成され、運転者からの指令に基づいて、HEVの運転、その他、必要な制御を行う。すなわち、HEV制御用ECU10は、電源ユニット1からの信号や図示しないセンサ・スイッチ類からの信号により、車両の状態を検出し、バッテリ2の直流電力を交流電力に変換してモータ15を駆動するインバータ20を初めとして、図示しないエンジンや自動変速機等を、専用の制御ユニットを介して或いは直接的に制御する。
演算ECU3における残存容量SOCの演算は、図2のブロック図に示す推定アルゴリズムに従って実行される。この推定アルゴリズムは、バッテリの開放電圧VOCに基づいて演算される残存容量SOCVを主体とするものであり、この残存容量SOCVを目標値とする比例積分制御によりバッテリ2の最終的な残存容量SOCを算出する。尚、以下では、バッテリの開放電圧に基づく残存容量を、適宜、「基準残存容量」と称する。
一般的に、バッテリの残存容量を算出する技術としては、バッテリ電流の積算値に基づて残存容量を求める技術と、バッテリの開放電圧に基づいて残存容量を求める技術とがあり、それぞれに一長一短がある。前者は、突入電流等の負荷変動に強く、安定した残存容量が得られる反面、電流誤差が累積し易い(特に、高負荷継続時には誤差が大きくなる)という欠点がある。また、後者は、電流が安定している領域では、正確な値を求めることができる反面、短時間で負荷が大きく変動した場合には、バッテリの開放電圧を推定する際のインピーダンスを正確に求めることができず、残存容量の算出値が振動し易いという欠点がある。
従って、演算ECU3は、バッテリ開放電圧VOCに基づく基準残存容量SOCVと最終的な残存容量SOCとの誤差を比例積分制御によってフィードバックすることにより、電流が安定している領域での精度を確保しつつ、負荷が変動した場合にも安定した残存容量を求めるようにしている。本形態においては、基準残存容量SOCVの比例積分制御を主体として電流積算に基づく残存容量をフィードフォワード的に加えることにより、負荷変化に対する応答性を確保している。
このため、演算ECU3には、SOC推定アルゴリズムを形成する各機能として、電流積算に基づく残存容量SOCIを算出する電流積算残存容量算出部3a、開放電圧VOCに基づく基準残存容量SOCVを算出する基準残存容量算出手段としての基準残存容量算出部3b、基準残存容量SOCVを目標値として、この目標値と最終的な残存容量SOCとの容量誤差ESOCを算出する容量誤差算出手段としての容量誤差算出部3c、容量誤差ESOCに基づいて比例積分制御の比例補正量及び積分補正量を算出する比例積分制御手段としての比例積分制御部3d、バッテリ2の最終的な残存容量SOCを算出する残存容量算出手段としての残存容量算出部3eが備えられている。
詳細には、電流積算に基づく残存容量SOCIは、バッテリ電流IBにより、初期値SOCI(0)をベース値として以下の(1)式によって求めることができる。
SOCI=SOCI(0)−∫[(100×η×IB/AH)+SD]dt/3600…(1)
但し、η :電流効率
AH:電流容量(温度による変数)
SD:自己放電率
電流効率η及び自己放電率SDは、本形態のリチウムイオン電池では、それぞれ定数と見なすことができ、実用上、η=1、SD=0とすることができる。更に、連続時間系で表現される(1)式を、周期的な演算処理で算出するため、サンプル時間k毎の演算周期DLTTで離散化し、以下の(1’)式に簡略化する。但し、初期値SOCI(0)は、システム起動時に読込んだ基準残存容量SOCVとする。
SOCI(k)=SOCI(k-1)−IB(k)/(AH×3600)×DLTT…(1’)
ここで、バッテリの電流容量AHは、図3に示すように、温度に依存して変化し、低温になる程、バッテリ容量が減少する。従って、電流容量AHは、例えば、温度TBをパラメータとするテーブルを作成しておき、このテーブルを参照して算出する。
一方、バッテリの開放電圧VOCに基づく基準残存容量SOCVは、電池理論に基づいてバッテリ内部状況を電気化学的に把握することにより、高精度の演算値を取得する。この基準残存容量SOCVを求めるには、先ず、図4に示す等価回路モデルを用いてバッテリの内部インピーダンスZを求める。
図4に示す等価回路は、抵抗分R1〜R3、容量分C1,CPE1,CPE2(但し、CPE1,CPE2は二重層容量分)の各パラメータを、直列及び並列に組合わせた等価回路モデルであり、交流インピーダンス法における周知のCole-Coleプロットをカーブフィッティングすることにより、各パラメータを決定する。
これらのパラメータから求められるインピーダンスZは、バッテリの温度や電気化学的な反応速度、充放電電流の周波数成分によって大きく変化する。従って、バッテリの充放電状態を反映するパラメータとして、電流の変化率を用いてインピーダンスZを決定する。電流変化率は、バッテリの負荷変動を直接的に反映しているが、単なる電流変化率では、スパイク的に発生する電流の急激な変化の影響を受けてしまう。このスパイク的な電流の影響は、所定のサンプリング数の単純平均、移動平均、加重平均等の処理により軽減することができるが、特に、電流の遅れを考慮した場合、バッテリの充放電状態の変化に対して、過去の履歴を過剰となることなく適切に反映することのできる移動平均を用いることが望ましい。
従って、バッテリ電流の移動平均値をIMとすると、この移動平均値IMの時間tにおける電流変化率ΔIM/Δtを周波数成分の置き換えとして採用し、電流変化率ΔIM/Δtとバッテリ温度TBとを条件とするインピーダンス測定を行ってデータを蓄積した後、温度TBと電流変化率ΔIM/Δtとに基づいてインピーダンスZのテーブル(後述する図8のインピーダンステーブル)を作成し、このテーブルを利用してインピーダンスZを求める。
尚、バッテリの内部インピーダンスZは、詳細には、低温になるほど増加し、これに伴って電流変化率が小さくなることから、後述するように、直接的には、電流変化率ΔIM/Δtを温度補正した補正後電流変化率TKΔIM/Δtを用いてインピーダンスZを決定する。
そして、テーブルから求めたインピーダンスZと、電圧センサ4によって測定した端子電圧VBと、電流センサ5によって測定した電流IBとを、開放電圧VOCとの関係を表現した以下の(2)式に適用し、開放電圧VOCの推定値を求める。
VOC=VB+IB×Z…(2)
開放電圧VOCの推定後は、バッテリ内の電気化学的な関係に基づいて基準残存容量SOCVを演算する。具体的には、平衡状態での電極電位とイオンの活量との関係を記述した周知のネルンストの式を適用し、開放電圧VOCと基準残存容量SOCVとの関係を表すと、以下の(3)式を得ることができる。
VOC=E+[(Rg×TB/Ne×F)×lnSOCV/(100−SOCV)]+Y…(3)
但し、E :標準電極電位(本形態のリチウムイオン電池では、E=3.745)
Rg:気体定数(8.314J/mol−K)
TB:バッテリ温度(絶対温度K)
Ne:イオン価数(本形態のリチウムイオン電池では、Ne=1)
F :ファラデー定数(96485C/mol)
尚、(3)式におけるYは補正項であり、常温における電圧−残存容量の特性を残存容量の関数で表現したものである。SOCV=Xとすると、以下の(4)式に示すように、SOCVの三次関数で表すことができる。
Y=−10-63+9・10-52+0.013X−0.7311…(4)
以上の(3)式で表現される開放電圧VOCと基準残存容量SOCVとの具体的な相関関係は、電池の種類や特性によって異なり、例えば、リチウムイオン電池では、図5に示すような曲線で表すことができる。図5に示す開放電圧VOCと基準残存容量SOCVとの関係は、開放電圧VOCの変化に対して基準残存容量SOCVの変化が平坦となることなく、単調変化する曲線によって表される相関関係であり、開放電圧VOCの値を知ることで基準残存容量SOCVの値を明確に把握することができる。
また、基準残存容量SOCVは、開放電圧VOCのみならずバッテリ温度TBとの間にも強い相関性があり、図5に示すように、開放電圧VOCが同じ値であっても、バッテリ温度TBが下がると基準残存容量SOCVが減少する。この場合、開放電圧VOCとバッテリ温度TBとをパラメータとして、直接、(3)式を用いて基準残存容量SOCVを算出することも可能であるが、実際には使用する電池特有の充放電特性や使用条件等に対する考慮が必要となる。
従って、以上の(3)式の関係から実際の電池の状態を把握する場合には、常温でのSOCV−VOC特性を基準として、各温度域での充放電試験或いはシミュレーションを行い、実測データを蓄積する。そして、蓄積した実測データから開放電圧VOCとバッテリ温度TBとをパラメータする基準残存容量SOCVのテーブル(後述する図9の基準残存容量テーブル)を作成しておき、このテーブルを利用して基準残存容量SOCVを求める。
基準残存容量SOCVを求めた後は、この基準残存容量SOCVを目標値として比例積分制御を行う。このため、以下の(5)式に示すように、所定の演算周期における基準残存容量SOCV(K)と1演算周期前の残存容量SOC(k-1)との容量誤差ESOC(k)を算出する。
ESOC(k)=SOCV(k)−SOC(k-1)…(5)
そして、(5)式から算出した容量誤差ESOC(k)を用い、以下の(6)式に示すように、比例係数KPによる比例補正量(KP×ESOC)と積分係数KIによる積分補正量(KI×SISOC)とを算出し、これらの補正量に上述の(1’)式による電流積算に基づく残存容量SOCI(k)を加えることにより、最終的な残存容量SOC(k)を算出する。
SOC(k)=KP×ESOC(K)+KI×SISOC(K)+SOCI(k)…(6)
但し、SISOC(k)=SISOC(k-1)+ESOC(k)×DLTT
比例係数KP及び積分係数KIは、負荷変動に対する安定性と応答性とを考慮して決定され、電流が安定している領域では、最終的な残存容量SOCが基準残存容量SOCVに追従するように比例係数KPによる補正量を主体とし、電流変化の大きい領域では、積分係数KIによる補正量を主体とすることにより、負荷変動によって変動しやすい基準残存容量SOCVの影響を抑制し、安定性を確保する。
これらの比例係数KP及び積分係数KIは、バッテリの充放電状態を反映するパラメータを用いて設定することが可能であり、特に、比例係数KPは、前述の移動平均による電流変化率ΔIM/Δt及びバッテリ温度TBを用いて設定することができる。例えば、比例係数KPは、電流変化率ΔIM/Δt及びバッテリ温度TBに基づいて予め実験或いはシミュレーション等を実施してテーブルを作成しておき、このテーブルを参照して求めることができる。
図6は、移動平均による電流変化率ΔIM/Δtとバッテリ温度TBとに依存して変化する比例係数KPの特性を示している。バッテリの負荷変動が小さく安定している状態(ΔIM/Δtが小さく、電流変化が小さい状態)では、容量誤差ESOCに基づく補正量を大きくして最終的に算出される残存容量SOCが電圧ベースの基準残存容量SOCVに良好に追従するよう、比例係数KPが大きい値に設定される。
逆に、負荷変動が大きい状態(ΔIM/Δtが大きく、電流変化が大きい状態)では、基準残存容量SOCVの振動を抑制するよう、比例係数KPは小さい値に設定され、負荷変動時にも正確且つ追従性の良い残存容量を算出可能とする。また、同じ電流変化率ΔIM/Δtに対しては、バッテリ温度TBが低くなる程、相対的にインピーダンスZが増加することによる開放電圧VOCの上昇を補償するため、比例係数KPが小さくされる。
これにより、バッテリの充放電状態をより的確に把握して開放電圧に基づく基準残存容量SOCVの利点を生かした正確な残存容量SOCを得ることができ、電流積算による誤差の累積を回避すると共に、外乱が発生した場合にも安定性を確保することができる。
次に、以上の基準残存容量SOCVに対する比例積分制御による残存容量SOCの算出処理について、図7のフローチャートを用いて説明する。
図7のフローチャートは、電源ユニット1の演算ECU3における残存容量演算の基本的な処理を示すものであり、所定時間毎(例えば、0.1sec毎)に実行される。この処理がスタートすると、先ず、ステップS1において、バッテリ2の端子電圧VB、電流IB、温度TB、及び、前回の演算処理時に算出した1演算周期前の残存容量SOCのデータを読込む。尚、端子電圧VBは複数の電池パックの平均値、電流IBは複数の電池パックの電流の総和を取り、それぞれ、例えば0.1sec毎にデータを取得するものとする。また、温度TBは、例えば10sec毎に取得するものとする。
次に、ステップS2へ進み、電流IBを移動平均して単位時間当りの電流変化率ΔIM/Δtを取得する。電流IBの移動平均は、例えば、電流IBのサンプリングを0.1sec毎、電流積算の演算周期を0.5sec毎とした場合、5個のデータを移動平均する。更に、ステップS3において、バッテリ2のインピーダンスZを、図8に示すインピーダンステーブルを参照して算出する。
図8のインピーダンステーブルは、電流変化率ΔIM/Δtを温度補正した補正後電流変化率TKΔIM/Δtと温度TBとをパラメータとして、等価回路のインピーダンスZを格納したものであり、概略的には、補正後電流変化率TKΔIM/Δtが同じ場合には、温度TBが低くなる程、インピーダンスZが増加し、同じ温度では、補正後電流変化率TKΔIM/Δtが小さくなる程、インピーダンスZが増加する傾向を有している。
ステップS3に続くステップS4では、算出したインピーダンスZを用い、前述の(2)式に従って、バッテリ2の開放電圧VOCを算出する。そして、ステップS5で、バッテリ温度TBと開放電圧VOCとをパラメータとして、図9に示す基準残存容量テーブルを参照し、基準残存容量SOCVを算出する。
図9に示す基準残存容量テーブルは、前述したように、ネルンストの式に基づいてバッテリ内の電気化学的な状態を把握して作成したテーブルであり、概略的には、温度TB及び開放電圧VOCが低くなる程、基準残存容量SOCVが小さくなり、温度TB及び開放電圧VOCが高くなる程、基準残存容量SOCVが大きくなる傾向を有している。尚、図8,9においては、通常の条件下で使用される範囲のデータを示し、他の範囲のデータは記載を省略してある。
その後、ステップS6へ進み、前述の(1’)式に従ってバッテリ電流IBを演算周期DLTT毎に積算し、電流積算に基づく残存容量SOCIを算出する。更に、ステップS7で、基準残存容量SOCVと1制御周期前の残存容量SOCとの容量誤差ESOCを算出し((5)式参照)、ステップS8で、比例係数KP及び積分係数KIを用いた比例積分制御により比例補正量(KP×ESOC)と積分補正量(KI×SISOC)とを算出する。そして、ステップS9で、前述の(6)式に従って、最終的な残存容量SOCを算出し、1サイクルの本処理を終了する。
以上の比例積分制御による残存容量SOCは、バッテリの開放電圧VOCに基づく基準残存容量SOCV、バッテリ電流IBを積算した残存容量SOCIと共に、図10に示される。同図中に破線で示す残存容量SOCIは、電流誤差が累積してゆき、基準残存容量SOCVとのずれが大きくなって行くが、最終的な残存容量SOCは、比例積分制御により基準残存容量SOCVの振動の影響を抑制しつつ基準残存容量SOCVに良好に追従しており、良好な演算精度と安定性とを得ることができる。
ハイブリッド車への適用例を示すシステム構成図 バッテリ残存容量の推定アルゴリズムを示すブロック図 バッテリ容量と温度との関係を示す説明図 バッテリの等価回路モデルを示す回路図 基準残存容量と開放電圧との関係を示す説明図 比例係数の特性を示す説明図 残存容量算出処理のフローチャート インピーダンステーブルの説明図 基準残存容量テーブルの説明図 定常的な電流誤差を含む残存容量と基準残存容量に基づく最終的な残存容量とを示す説明図
符号の説明
2 バッテリ
3 演算ユニット
3a 電流積算残存容量算出部
3b 基準残存容量算出部(基準残存容量算出手段)
3c 容量誤差算出部(容量誤差算出手段)
3d 比例積分制御部(比例積分制御手段)
3e 残存容量算出部(残存容量算出手段)
VOC バッテリ開放電圧
TB バッテリ温度
IB バッテリ電流
SOCV 開放電圧に基づく残存容量(基準残存容量)
SOCI 電流積算に基づく残存容量
SOC 残存容量(最終的な残存容量)
ESOC 容量誤差
KP 比例係数
KI 積分係数
代理人 弁理士 伊 藤 進

Claims (3)

  1. 蓄電デバイスの開放電圧に基づく残存容量を基準残存容量として算出する基準残存容量算出手段と、
    上記基準残存容量算出手段で算出した基準残存容量と上記蓄電デバイスの残存容量として最終的に算出された残存容量との容量誤差を算出する容量誤差算出手段と、
    上記容量誤差に基づいて上記基準残存容量を目標値とする比例積分制御の比例補正量及び積分補正量を算出する比例積分制御手段と、
    上記比例積分制御手段で算出した比例補正量及び積分補正量に基づいて、上記蓄電デバイスの最終的な残存容量を算出する残存容量算出手段とを備えたことを特徴とする蓄電デバイスの残存容量演算装置。
  2. 上記残存容量算出手段は、
    上記比例補正量及び積分補正量に、上記蓄電デバイスの充放電電流の積算値に基づく残存容量を加えて上記蓄電デバイスの最終的な残存容量を算出することを特徴とする請求項1記載の蓄電デバイスの残存容量演算装置。
  3. 上記比例積分制御手段は、
    上記比例補正量を、上記容量誤差に上記蓄電デバイスの充放電電流の電流変化率及び温度に基づく係数を乗算して算出することを特徴とする請求項1又は2記載の蓄電デバイスの残存容量演算装置。
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