JP4226108B2 - ディジタルシグナルプロセッサ及びプロセッサのセルフテスト方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、膨大なディジタル信号を高速に処理するために開発された、ディジタル信号処理専用のプロセッサであるディジタルシグナルプロセッサ(以下DSPと称する。)に関し、特に、DSPの動作テストにおける改善に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下で従来のDSPについて説明する。図3において、符号101は従来のDSPである。このDSP101は、外部入力端子111〜113、DSP部102、周辺回路103、外部出力端子131〜133を有している。このDSP101は、外部入力端子111〜113を、ディジタルモータなどの外部装置の出力端子に接続し、外部出力端子131〜133を外部装置の入力端子に接続した場合には、外部装置が出力する信号が、外部入力端子111〜113を介して周辺回路103に入力され、また周辺回路103から出力される信号が、外部出力端子131〜133を介して外部装置に出力できるように構成されている。なお、図3では外部入力端子111〜113と外部出力端子131〜133のみを図示しているが、実際にはこれより多数の外部入力端子や外部出力端子が設けられている。
【0003】
周辺回路103は、入力された信号をDSP部102が処理できる形態に変換する回路であり、通常動作時では、変換後の信号がDSP部102に入力され、DSP部102内のDSPコア104で演算処理がなされた後、周辺回路103に出力されている。
【0004】
また、周辺回路103はDSP部102から入力された演算処理結果を変換し、外部出力端子131〜133を介して外部装置に出力しており、その結果、DSP101全体が外部装置を制御できるようになっている。
【0005】
このようなDSP101を実装する前に動作テストを行う場合の一例として、外部装置ではなく、不図示のテスターを外部入力端子111〜113や外部出力端子131〜133に接続し、このテスターから所定の信号を外部入力端子111〜113に入力し、外部出力端子131〜133から出力される信号をテスターで読み取り、所定の規格に適合するか否かを判定することで、DSP101の動作が正常であるか否かを判定することができる。
【0006】
しかしながら上記のDSP101の動作テストにおいては、周辺回路103を介して信号の伝送がなされているため、動作テストによってDSP101の動作が異常であると判定されても、それはDSP部102の異常によるものか周辺回路103の異常によるものかは判別できず、又、DSP部102をテスターに直結できないため、DSP部102単体についての動作テストをすることはできないという不都合があった。
【0007】
そこで、周辺回路103を介さずに、DSP部102内でテストデータ等を生成することで、DSP部102が自分自身の動作テストをするセルフテストが提案されている。
【0008】
このセルフテストを実施するために、DSP部102には、データ転送回路105と、メモリ106と、データ保持回路107と、マルチプレクサ120とが設けられている。
【0009】
セルフテストでは、テストセットアップ時に、DSPコア104からメモリ106に、テストプログラムや、テストデータ生成に必要な設定情報が書き込まれる。その後、テストの実行が開始されたら、メモリ106からテストプログラム、設定情報等がDSPコア104に読み出される。
【0010】
次いで、テストプログラムに基づきDSPコア104で、通常動作時にDSPコア104に入力されるデータと同規格のテストデータや制御命令が生成されてデータ転送回路105に出力される。データ転送回路105から、テストデータと制御命令とが、データ線群140内の各データ線L111、L112からマルチプレクサ120にそれぞれ出力される。
【0011】
マルチプレクサ120は、実動作時では周辺回路103の出力信号線群150をDSPコア104に接続させているが、テスト動作時には、DSPコア104から出力された制御命令に基づいて、データ線群140をDSPコア104に接続するように構成されている。したがって、データ転送回路105が生成したテストデータは、DSPコアの入力端子IN1、IN2に入力される。
【0012】
入力されたテストデータはDSPコア104で演算処理され、その演算処理結果は出力端子T1、T2からデータ線群160へと出力される。データ線群160へ出力された演算処理結果はデータ保持回路107で一旦保持され、DSPコア104に設けられた入力端子TDIに所定順序で出力され、結局、出力はDSPコア104に再入力される。
【0013】
入力端子TDIに入力された演算処理結果は、DSPコア104内に予め保持されている正しい演算処理結果と比較され、実行した演算処理が正しかったかどうかが判定される。その後、新たなテストデータがDSPコア104で生成され、上述した一連の演算処理、判定処理が当初予定された回数だけ繰り返される。この間に、全ての処理について、実行した演算処理結果が正しい演算処理結果と等しかった場合には、そのDSP部102は良品であるとDSPコア104自身で判定される。そして、かかる判定結果がデータ線Lrから不図示の外部回路へと出力されることにより、セルフテストが終了する。
【0014】
このように、セルフテストは、周辺回路103を介さずに、DSP部102のテストをすることができるので、テスターを使用する動作テストの際にはできなかったDSP部102のみのテストを行うことができるという利点がある。
【0015】
しかしながら、DSPコア104には、DSPコア104の動作停止/続行の制御端子であるホルト端子HALTがあり、DSP101がホルト端子HALTによって動作を正常に停止できるかどうかを判定するテスト(以下でホールドテストと称する。)がある。
【0016】
セルフテストによってホールドテストを行おうとする場合、ホルト端子HALTとデータ転送回路105とをマルチプレクサ120を介して接続し、DSPコア104がデータ転送回路105を介して停止信号を出力し、ホルト端子HALTに入力することになるが、一旦ホルト端子HALTに停止信号が入力されると、DSPコア104自身の動作が停止し、その結果、DSPコア104自身が停止状態の良否を判断できなくなるばかりでなく、再起動すらできなくなってしまう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の技術の課題を解決するために創作されたものであり、その目的は、コアのセルフテストが可能なDSPにおいて、コアが自分自身を停止させた後に、コアの動作を再開させることで、コアの停止状態の良否を判定することができるディジタルシグナルプロセッサを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載のディジタルシグナルプロセッサは、ディジタル信号を処理するためのプロセッサ部と、上記プロセッサ部のセルフテストのためのデータを保持するメモリ部と、上記プロセッサ部が出力する当該プロセッサ部用のセルフテスト制御データを入力して当該セルフテスト制御データを上記プロセッサ部に供給するデータ転送回路部と、上記プロセッサ部から出力される制御信号を入力して所定の時間が経過すると上記プロセッサ部に対して動作制御信号を供給する動作制御回路部と、外部入力端子と上記データ転送回路部と上記プロセッサ部のデータ入力端子との間に設けられており、上記外部入力端子又は上記データ転送回路部から供給されるデータの何れか一方を選択して上記データ入力端子に出力する第1の切換回路部と、外部入力端子と上記データ転送回路部と上記動作制御回路部と上記プロセッサ部の動作停止端子との間に設けられており、上記外部入力端子、上記データ転送回路部又は上記動作制御回路部から供給される信号のうちの1つを選択して上記動作停止端子に出力する第2の切換回路部とを有し、セルフテスト時において上記プロセッサ部が当該プロセッサ部の動作停止を指示する信号を上記データ転送回路部及び上記第2の切換回路部を介して上記動作停止端子に入力すると、上記動作制御回路部は上記プロセッサ部から出力される上記制御信号に応答して所定時間経過後に上記動作制御信号を上記第2の切換回路部を介して上記動作停止端子に出力して上記プロセッサ部を動作状態に復帰させるように構成されている。
【0019】
また、請求項2に記載のディジタルシグナルプロセッサは、請求項1に記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサ部から出力される上記セルフテスト制御データに基づくテスト結果情報を保持するデータ保持回路部を有する。
【0020】
さらに、請求項3に記載のディジタルシグナルプロセッサは、請求項2に記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサ部は、セルフテストにおける動作停止状態の内部状態情報を上記動作制御回路部から出力される上記動作制御信号に応じた動作復帰後に上記データ保持回路部に出力する。
【0021】
また、請求項4に記載のディジタルシグナルプロセッサは、請求項2又は3に記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサ部は、上記データ保持回路部から出力されるセルフテスト結果情報を入力し、当該セルフテスト結果情報と予め期待されるテスト結果とを比較して当該比較結果を外部に出力する。
【0022】
さらに、請求項5に記載のディジタルシグナルプロセッサは、請求項1、2、3又は4に記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサ部と外部とのインターフェースとなる周辺回路部を有する。
請求項6記載の発明は、ディジタル信号を処理するプロセッサと、上記プロセッサをセルフテストするためのデータを保持するメモリと、上記プロセッサによって出力されるセルフテスト制御データを受信するように接続されたデータ転送回路と、上記プロセッサから出力されるセルフテストに係る情報を受信するように接続されたデータ保持回路と、上記プロセッサから制御信号を受信するように接続され、所定の時間が経過した後にリスタート信号を供給するための出力を有する動作制御部と、第1の外部入力端子と上記データ転送回路とに接続された入力と、上記プロセッサのデータ入力端子に接続された出力とを備え、上記第1の外部入力端子からのデータ又は上記データ転送回路からのセルフテスト制御データの一方を選択するための第1のスイッチング回路と、第2の外部入力端子、上記データ転送回路及び上記動作制御部からの信号を受信するように接続された入力と、上記プロセッサのホルト端子に接続された出力とを備える第2のスイッチング回路と、を有し、上記プロセッサは、セルフテストの間、上記第2のスイッチング回路によって選択された、上記プロセッサによって出力された上記セルフテスト制御データに応答する上記データ転送回路からのホルト信号に応答して停止動作可能であり、また、上記第2のスイッチング回路によって選択された、上記動作制御部からの上記リスタート信号に応答して、上記所定の時間経過後に動作を再開動作可能であり、また、上記プロセッサは、セルフテストの間に上記データ保持回路にセルフテストに係る内部状態情報を提供し、上記リスタート信号に応答して動作の再開の後にホルト状態情報を上記データ保持回路に提供する、ディジタルシグナルプロセッサである。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサが、上記データ保持回路から出力されるセルフテスト結果情報の入力を受信し、上記セルフテスト結果情報を予期されるセルフテスト結果と比較し、その比較結果を上記プロセッサの外部に対して提供する。
請求項8記載の発明は、請求項6又は7記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記プロセッサと外部回路との間のインターフェースとして作用するインターフェース回路を更に有する。
請求項9記載の発明は、請求項6乃至8の何れかに記載のディジタルシグナルプロセッサであって、上記動作制御部が、上記第2のスイッチング回路に接続された制御命令出力を備え、上記第2のスイッチング回路が、上記制御命令出力に応答して上記動作制御部からの上記リスタート信号を選択可能である。
請求項10記載の発明は、ホールドテストを含むプロセッサのセルフテスト方法であって、結果データを生成するためにプロセッサがテストデータの演算処理を実行するステップと、上記演算処理が正常に実行されたか否かを判断するためにプロセッサが上記結果データと予期される結果データとを比較するステップと、プロセッサからの制御命令に応答して所定の時間が経過後にリスタート信号を生成するタイマをスタートさせるステップと、プロセッサがホルト状態に入るようにさせるホルト信号をプロセッサのホルト端子に供給するステップと、上記所定の時間が経過した後に上記リスタート信号に応答してプロセッサの動作を再開させるステップと、上記リスタート信号に応答して動作を再開させた後にホルト状態情報をデータ保持回路に提供するステップと、を有するプロセッサのセルフテスト方法である。
請求項11記載の発明は、請求項10に記載のプロセッサのセルフテスト方法であって、上記ホルト状態が正常であったか否かを決定するために上記ホルト状態情報と所定規格を示す仕様のセットとを比較するステップを更に有する。
請求項12記載の発明は、請求項11に記載のプロセッサのセルフテスト方法であって、上記比較ステップに応答して正常状態又は異常状態の外部通知を提供するステップを更に有する。
【0023】
本発明のディジタルシグナルプロセッサによれば、セルフテストの一つであるホールド(動作停止)テストにおいて、コア(プロセッサ部)が自分自身に動作停止信号を出力することによりコアの動作が停止しても、その後動作制御回路が動作制御信号を動作停止端子に入力させることでコアの動作を再開させることができる。このため、停止後コアを再起動することができなかったことでコアの動作停止状態を認識できなかった従来と異なり、コアの停止状態の良否を判定するホールドテストを実施することが可能になる。
【0024】
なお、本発明では、コアが動作停止端子に動作停止信号を入力することによりコアの動作が停止した後に、動作停止端子に動作制御信号を出力するまでの時間をデータ列などに基づいて調整することも可能である。このように構成することで、コアの動作を停止させる時間を調整することができるので、様々な停止時間についてのコアのホールドテストを行うことが可能になる。
【0025】
また、本発明では、セルフテストの結果を示すセルフテスト結果信号と、予め期待されるセルフテストのテスト結果とを比較し、その比較結果を外部に出力するので、外部からコアの良否を容易に認識できる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本実施形態のDSPについて説明する。図1において、符号1は本実施形態のDSPである。このDSP1は、外部入力端子11〜13と、DSP部2と、周辺回路3と、外部出力端子31〜33を有している。ここで、図1には外部入力端子11〜13と外部出力端子31〜33についてのみ図示しているが、実際にはこれより多数の外部入力端子や外部出力端子が設けられているものとする。
【0027】
DSP部2は、DSPコア4と、マルチプレクサ20とを有している。このマルチプレクサ20は、切換スイッチ21〜23を有している。
外部入力端子11〜13は周辺回路3に接続されており、周辺回路3とマルチプレクサ20とは、データ線群50で接続されている。マルチプレクサ20の切換スイッチ21、22、23は、DSPコア4の入力端子IN1,IN2、ホルト端子HALTにそれぞれ接続されている。DSPコア4の出力端子T1、T2、THはデータ線群60で周辺回路3と接続され、周辺回路3と外部出力端子31〜33とが接続されている。
【0028】
上記したようなDSP1では、通常動作時には、外部入力端子11,12、外部出力端子31、32と、図示しないディジタルモータ等の外部装置の出力端子、入力端子とがそれぞれ接続され、外部装置の出力端子から外部入力端子11,12へと所定の信号が出力されて周辺回路3に入力される。この信号は、周辺回路3でDSP部2が処理できる形態に変換された後に、データ線群50のデータ線L21、L22を介して、切換スイッチ21,22に出力される。通常動作時には切換スイッチ21、22は、各入力端子IN1、IN2とデータ線L21、L22とをそれぞれ接続するように動作するので、各データ線L21、L22の信号は、入力端子IN1、IN2にそれぞれ入力される。
【0029】
そして、入力端子IN1、IN2に入力された信号に対してDSPコア4で所定の演算処理がなされた後に、出力端子T1、T2からデータ線群60のデータ線L31、L32に出力され、周辺回路3に入力される。周辺回路3に入力された信号は、周辺回路3で外部装置の駆動に必要な形態に変換され、外部出力端子31、32から不図示の外部装置の入力端子へと出力される。その結果として、DSP1全体で外部装置の制御がなされる。
【0030】
上記したようなDSP1のDSP部2単体のセルフテストを行うために、本実施形態のDSP1には、上述した構成に加えて、データ転送回路5と、メモリ6と、データ保持回路7とを有している。
【0031】
データ転送回路5は、入力側がDSPコア4と接続されており、出力側はデータ線群40を介してマルチプレクサ20と接続されている。また、メモリ6はDSPコア4とデータの入出力が可能なように接続されている。さらに、データ保持回路7は、入力側がデータ線群60と接続されるとともに、出力側がDSPコア4の入力端子TDI に接続されている。
【0032】
このような構成を有するDSP1でセルフテストを実施するには、テストセットアップ時に、外部から入力されるデータにより、DSPコア4を介して、テストプログラムやテストデータ生成に必要な設定情報などがメモリ6に書き込まれる。その後、セルフテストの実行が開始されたら、メモリ6からテストプログラムや、各種の設定情報等がDSPコア4に読み出される。
【0033】
次いで、テストプログラム等に基づき、DSPコア4で、通常動作時にDSPコア4に入力されるデータと同規格のテストデータと、制御命令が生成され、データ転送回路5へと出力される。
【0034】
そして、データ転送回路5から、テストデータと、マルチプレクサ20の制御命令とがデータ線群40内の各データ線L11、L12からマルチプレクサ20の切換スイッチ21、22にそれぞれ出力される。
【0035】
切換スイッチ21、22は通常動作時には、各データ線L21、L22を入力端子IN1,IN2にそれぞれ接続するように動作するが、セルフテストの際には、データ転送回路5から出力された制御命令に従って、各データ線L11、L12を入力端子IN1、IN2にそれぞれ接続するように動作する。これにより、各データ線L11、L12のテストデータは、入力端子IN1、IN2からそれぞれDSPコア4に入力される。
【0036】
入力端子IN1、IN2から入力されたテストデータはDSPコア4で所定の演算処理がなされ、この演算処理結果は出力端子T1、T2からデータ線群60のデータ線L31、L32へと出力される。データ線L31、L32にはデータ保持回路7が接続されているので、データ線L31、L32に出力された演算処理結果はデータ保持回路7で一時保持されて出力される。従って、データ線L31、L32に出力された演算処理結果は、データ保持回路7で一時保持された後に、DSPコア4の出力結果を取り込む入力端子TDIに出力され、DSPコア4に入力される。
【0037】
入力端子TDIに入力された実行された演算処理結果は、DSPコア4内に予め保持されている正しい演算処理結果と比較され、実際の演算処理が正しかったかどうかが判定される。その後、上述した一連の演算処理、判定処理が当初予定された回数だけ繰り返される。この間に、全ての判定処理について、実行された演算処理結果が正しい演算処理結果と等しかった場合には、そのDSP部2は良品であるとDSPコア4自身で判定される。そして、かかる判定結果がデータ線Lrから不図示の外部回路へと出力されることでセルフテストが終了する。こうしてセルフテストにより、DSP部2単体の動作をテストすることが可能になる。
【0038】
そして、上記したような本実施形態のDSP1で、セルフテストにおいてDSPコア4の動作を停止させるステップを有するホールドテストを行うため、本実施形態のDSP1には、DSPコア4にDSPコア4自身の停止と再起動とを制御するホルト端子HALTが設けられている。そして、このホルト端子HALTに外部入力端子13から周辺回路3を介して、停止信号が入力されるとDSPコア4の動作が停止し、その状態においてホルト端子HALTに動作信号が入力されるとDSPコア4が動作可能になるように構成されている。さらに、マルチプレクサ20には、ホルト端子HALTに接続される切換スイッチ23が設けられている。
【0039】
また、DSP1には、入力スケジューラ8が設けられており、この入力スケジューラ8の出力側と切換スイッチ23とは、データ線L41を介して接続されている。
【0040】
図2に示す、ホルト端子HALTに入力される信号のタイミングチャートを参照しながら、上記したDSP1で行うホールドテストについて説明する。
まず、テストセットアップのときにテストプログラムや各種の設定情報に加えて、動作停止後再開時のDSPコア4の内部状態に関する所定の規格を、DSPコア4からメモリ6に予め書き込んでおく。
【0041】
次いで、テスト開始時刻(図2の時刻t1)に、メモリ6からテストプログラム等の設定情報が、DSPコア4に読み出され、DSPコア4でテストデータが生成され、データ転送回路5にテストデータ、制御命令、動作信号が出力される。DSPコア4から出力されるテストデータはデータ転送回路5からデータ線群40のデータ線L11、L12へと出力され、動作信号がデータ線L13へと出力される。
【0042】
切換スイッチ21〜23は、通常動作時には各データ線L21〜L23を、入力端子IN1、IN2とホルト端子HALTに、それぞれ接続するように動作するが、テスト開始時刻t1には、データ転送回路5から出力された制御命令に基づいて、各データ線L11〜L13を、入力端子IN1、IN2とホルト端子HALTに、それぞれ接続するように動作する。従って、テスト開始時刻t1以降は、各データ線L11、L12に出力されたテストデータはそれぞれ入力端子IN1、IN2からDSPコア4へ入力される。又、データ線L13に出力された動作信号は、ホルト端子HALTに入力される。
【0043】
次に、DSPコア4は、入力端子IN1、IN2から入力されたテストデータに対して所定の演算処理を行なって、出力端子T1、T2から出力する。
このような演算処理が数回行われた後、所定の時刻(時刻t2)でDSPコア4の動作が停止させられるものとすると、その時刻t2でDSPコア4から、データ転送回路5を介してデータ線L13に、停止信号が出力される。この停止信号は切換スイッチ23へと出力される。切換スイッチ23は、時刻t2ではデータ線L13とホルト端子HALTとの接続状態を維持しているので、停止信号はホルト端子HALTに入力され、DSPコア4は、その動作を停止する。
【0044】
その時刻t2では、DSPコア4の出力端子HAから入力スケジューラ8へ、動作信号の出力準備を開始させる旨の制御命令が出力される。この制御命令が出力されると、入力スケジューラ8は、自身に接続されている不図示の水晶発振器から出力されるクロックのカウントを開始する。
【0045】
そして、クロックのカウントを開始してから、所定のクロック数がカウントされたら、その時刻(図2の時刻t3)で、入力スケジューラ8は、動作信号と、切換スイッチ23の制御命令とをデータ線L41を介して切換スイッチ23に出力する。この所定のクロック数は、入力スケジューラ8に接続された不図示の専用レジスタに保持されているデータ列によって定まる。本実施形態では、時刻t2から数えて15個目のクロックがカウントされたときに動作信号と制御命令とを出力するものとする。
【0046】
入力スケジューラ8から制御命令が出力されると、切換スイッチ23は、この制御命令に従って、データ線L41をホルト端子HALTと接続するように動作する。これにより、データ線L41に出力された動作信号はホルト端子HALTに入力され、DSPコア4は動作を再開する。
【0047】
動作再開後、DSPコア4では、動作再開時のDSPコア4の内部状態を示すデータが生成されて、各出力端子T1、T2からデータ線群60のデータ線L31、L32へと出力される。このデータ(以下出力結果データと称する)は、データ保持回路7に一旦保持された後に、入力端子TDIからDSPコア4に入力される。
【0048】
そしてDSPコア4は、メモリ6から動作停止後再開時のDSPコア4の内部規格を読み出し、出力結果データと比較して、DSPコア4の動作停止中の内部状態が、所定規格に適合しているか否かを判断して、停止状態が正常であったか否かを判断する。その後、DSPコア4はこの判断結果をデータ線Lrから不図示の外部回路へと出力することでテストが終了する。
【0049】
以上説明したように、本実施形態のDSP1では、DSPコア4の動作停止中にも動作し続け、DSPコア4が動作を停止する時刻t2から一定時間が経過した時刻t3に、動作信号をホルト端子HALTに出力する入力スケジューラ8がDSP部2内に設けられているので、セルフテスト中に一旦停止したDSPコア4の動作を再開させることができる。
【0050】
従って、動作再開後に、DSPコア4自身が動作再開後の内部状態を認識することができ、かかる内部状態が正常であるか否かを判断することができるので、従来のDSPでは実施できなかったホールドテストを実施することが可能になる。
【0051】
なお、本実施形態では、不図示の水晶発振器を用いて、水晶発振器が生成するクロックを入力スケジューラ8がカウントし、そのカウント数に基づいて動作信号を出力するタイミングを決定しているが、本発明はこれに限られるものではなく、何らかの手段で、DSPコア4の動作が停止してから所定の時間が経過したた後に、動作信号を出力できるように構成されていればよい。
【0052】
また、本実施形態では、DSPコア4の動作が停止する時刻t2から時刻t3までの時間(以下で動作停止時間WLと称する)を、水晶発振器から出力されるクロック15個分の時間としているが、本発明はこれに限らず、動作停止時間WLは、専用レジスタに保持されるデータ列を変化させることで調整が可能であって、テストの内容に応じていかようにも設定することができる。従って、DSPコア4の停止時間を様々に変化させながらホールドテストを実行することが可能になる。
【0053】
さらに、本実施形態では、マルチプレクサ20を設けており、DSP部2の外部からの信号を伝送するデータ線群50と、DSPコア4からの信号を伝送するデータ線群40とのいずれか一方を入力端子IN1、IN2、ホルト端子HALTに接続させているが、本発明はこれに限らず、入力端子IN1、IN2とホルト端子HALTとに、DSP部2の外部又はDSPコア4のいずれからも信号を入力することができるように構成されていればよい。
【0054】
また、DSPコア4とデータ転送回路5,メモリ6、データ保持回路7及び入力スケジューラ8との間のデータの入出力は、直列的なものであってもよいし、並列的なものであってもよい。
【0055】
【発明の効果】
本発明のディジタルシグナルプロセッサでは、コアの動作が停止するステップを有するセルフテストを実施することができる。
【0056】
また、セルフテスト中にコアの動作が停止している時間を任意に設定することができるので、様々なテスト条件に対応したホールドテストをすることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】:本発明の実施形態のディジタルシグナルプロセッサの構成図
【図2】:本実施形態のホルト端子に入力される信号の状態を説明する図
【図3】:従来のディジタルシグナルプロセッサの構成図
【符号の説明】
1…DSP(ディジタルシグナルプロセッサ) 2…DSP部 3…周辺回路 4…DSPコア(コア) 5…データ転送回路 6…メモリ 7…データ保持回路 8…入力スケジューラ(動作制御回路) 23…切換スイッチ(切換回路) IN1,IN2…入力端子(データ入力端子) T1、T2…出力端子(データ出力端子) HALT…ホルト端子(制御入力端子)
Claims (12)
- ディジタル信号を処理するためのプロセッサ部と、
上記プロセッサ部のセルフテストのためのデータを保持するメモリ部と、
上記プロセッサ部が出力する当該プロセッサ部用のセルフテスト制御データを入力して当該セルフテスト制御データを上記プロセッサ部に供給するデータ転送回路部と、
上記プロセッサ部から出力される制御信号を入力して所定の時間が経過すると上記プロセッサ部に対して動作制御信号を供給する動作制御回路部と、
外部入力端子と上記データ転送回路部と上記プロセッサ部のデータ入力端子との間に設けられており、上記外部入力端子又は上記データ転送回路部から供給されるデータの何れか一方を選択して上記データ入力端子に出力する第1の切換回路部と、
外部入力端子と上記データ転送回路部と上記動作制御回路部と上記プロセッサ部の動作停止端子との間に設けられており、上記外部入力端子、上記データ転送回路部又は上記動作制御回路部から供給される信号のうちの1つを選択して上記動作停止端子に出力する第2の切換回路部と、
を有し、セルフテスト時において上記プロセッサ部が当該プロセッサ部の動作停止を指示する信号を上記データ転送回路部及び上記第2の切換回路部を介して上記動作停止端子に入力すると、上記動作制御回路部は上記プロセッサ部から出力される上記制御信号に応答して所定時間経過後に上記動作制御信号を上記第2の切換回路部を介して上記動作停止端子に出力して上記プロセッサ部を動作状態に復帰させるディジタルシグナルプロセッサ。 - 上記プロセッサ部から出力される上記セルフテスト制御データに基づくセルフテスト結果情報を保持するデータ保持回路部を有する請求項1に記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- 上記プロセッサ部は、セルフテストにおける動作停止状態の内部状態情報を上記動作制御回路部から出力される上記動作制御信号に応じた動作復帰後に上記データ保持回路部に出力する請求項2に記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- 上記プロセッサ部は、上記データ保持回路部から出力されるセルフテスト結果情報を入力し、当該セルフテスト結果情報と予め期待されるテスト結果とを比較して当該比較結果を外部に出力する請求項2又3に記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- 上記プロセッサ部と外部とのインターフェースとなる周辺回路部を有する請求項1、2、3又は4に記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- ディジタル信号を処理するプロセッサと、
上記プロセッサをセルフテストするためのデータを保持するメモリと、
上記プロセッサによって出力されるセルフテスト制御データを受信するように接続されたデータ転送回路と、
上記プロセッサから出力されるセルフテストに係る情報を受信するように接続されたデータ保持回路と、
上記プロセッサから制御信号を受信するように接続され、所定の時間が経過した後にリスタート信号を供給するための出力を有する動作制御部と、
第1の外部入力端子と上記データ転送回路とに接続された入力と、上記プロセッサのデータ入力端子に接続された出力とを備え、上記第1の外部入力端子からのデータ又は上記データ転送回路からのセルフテスト制御データの一方を選択するための第1のスイッチング回路と、
第2の外部入力端子、上記データ転送回路及び上記動作制御部からの信号を受信するように接続された入力と、上記プロセッサのホルト端子に接続された出力とを備える第2のスイッチング回路と、
を有し、
上記プロセッサは、セルフテストの間、上記第2のスイッチング回路によって選択された、上記プロセッサによって出力された上記セルフテスト制御データに応答する上記データ転送回路からのホルト信号に応答して停止動作可能であり、また、上記第2のスイッチング回路によって選択された、上記動作制御部からの上記リスタート信号に応答して、上記所定の時間経過後に動作を再開動作可能であり、
また、上記プロセッサは、セルフテストの間に上記データ保持回路にセルフテストに係る内部状態情報を提供し、上記リスタート信号に応答して動作の再開の後にホルト状態情報を上記データ保持回路に提供する、
ディジタルシグナルプロセッサ。 - 上記プロセッサが、上記データ保持回路から出力されるセルフテスト結果情報の入力を受信し、上記セルフテスト結果情報を予期されるセルフテスト結果と比較し、その比較結果を上記プロセッサの外部に対して提供する請求項6記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- 上記プロセッサと外部回路との間のインターフェースとして作用するインターフェース回路を更に有する請求項6又は7記載のディジタルシグナルプロセッサ。
- 上記動作制御部が、上記第2のスイッチング回路に接続された制御命令出力を備え、
上記第2のスイッチング回路が、上記制御命令出力に応答して上記動作制御部からの上記リスタート信号を選択可能である請求項6乃至8の何れかに記載のディジタルシグナルプロセッサ。 - ホールドテストを含むプロセッサのセルフテスト方法であって、結果データを生成するためにプロセッサがテストデータの演算処理を実行するステップと、
上記演算処理が正常に実行されたか否かを判断するためにプロセッサが上記結果データと予期される結果データとを比較するステップと、
プロセッサからの制御命令に応答して所定の時間が経過後にリスタート信号を生成するタイマをスタートさせるステップと、
プロセッサがホルト状態に入るようにさせるホルト信号をプロセッサのホルト端子に供給するステップと、
上記所定の時間が経過した後に上記リスタート信号に応答してプロセッサの動作を再開させるステップと、
上記リスタート信号に応答して動作を再開させた後にホルト状態情報をデータ保持回路に提供するステップと、
を有するプロセッサのセルフテスト方法。 - 上記ホルト状態が正常であったか否かを決定するために上記ホルト状態情報と所定規格を示す仕様のセットとを比較するステップを更に有する請求項10に記載のプロセッサのセルフテスト方法。
- 上記比較ステップに応答して正常状態又は異常状態の外部通知を提供するステップを更に有する請求項11に記載のプロセッサのセルフテスト方法。
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