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JP4027339B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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JP4027339B2
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Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関し、特に、自動車のステアリング装置において、モータの動力をステアリング系に付与して、運転者の操舵力負担を軽減する電動パワーステアリング装置に関するものである。
電動パワーステアリング装置は、ハンドル操舵トルクを検出する操舵トルク検出部および、車速を検出する車速検出部等の出力する信号に基づき、モータ制御部により、モータを駆動制御し操舵力の軽減を行っている。そのモータにブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置は知られているところである。
ブラシレスモータを用いた電動パワーステアリング装置は、ブラシとコミュテータ間の電圧降下によるモータ出力の低下や変動がないため、安定した操舵補助力が得られる。また、モータの慣性モーメントが、ブラシ付きモータと比較して小さいため、高速直進時やハンドルの切り返し時に良好な操舵フィーリングが得られる。
しかしながら、モータにブラシレスモータを用いた場合には、ブラシとコミュテータに代わり、モータの回転角(ロータの回転位置)に応じてモータ電流の通電量を制御することが必要となる。このため、モータの回転角(ロータの回転位置)を検出するモータ回転角検出部および、モータ電流検出部を設け、モータ回転角検出部およびモータ電流検出部の出力信号に基づいて、ブラシレスモータのPWM駆動制御を行う。モータ回転角検出部は、例えば、レゾルバとRD(レゾルバデジタル)変換部によって形成されている。レゾルバからの信号は、RD変換部に連続的に供給される。RD変換部は、ブラシレスモータにおける回転子の固定子に対する角度(ロータの回転位置)θを計算して、計算された角度θに対応する信号を出力する。また、RD変換部は、ブラシレスモータにおける回転子の固定子に対する回転角速度ωを計算して、計算された回転角速度ωに対応する信号を出力する。
上記のようなモータの回転角(ロータの回転位置)を検出するためにレゾルバとRD変換部を用いた装置は、特許文献1に開示されている。
特許3216491公報
従来の電動パワーステアリング装置では、レゾルバからの出力からロータの回転位置を求めるために前述したRD変換部を用いているが、RD変換部は高価であり、コストアップを招くという問題点があった。また、RD変換部は、非常に短い周期で角度算出を行っており、例えばスパイクノイズが混入すると、演算自体が一旦リセット(演算停止)するため、運転者に違和感を与える可能性があった。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、レゾルバの出力からモータの回転角(ロータの回転位置)の算出を安価でノイズの影響を受けにくい装置で達成する電動パワーステアリング装置を提供することにある。
本発明に係る電動パワーステアリング装置は、上記の目的を達成するために、次のように構成される。
第1の電動パワーステアリング装置(請求項1に対応)は、ステアリング系にトルクを付与するブラシレスモータと、ブラシレスモータの回転子の回転角に対応する信号を出力する回転角検出手段と、操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、少なくとも操舵入力検出手段からの信号に基づいて目標電流を算出する機能を含む第1の制御手段と、ブラシレスモータへ通電を行うモータ駆動手段とを備え、第1の制御手段は、回転角検出手段から出力される回転角に対応する信号を入力し、回転角に対応する信号に基づいて第1の制御手段の内部の記憶手段に格納された所定のテーブルを参照することにより回転子の回転角を読み出す演算手段を有し、さらに第1の制御手段とは別の第2の制御手段を備え、第2の制御手段は、回転角検出手段から出力される回転角に対応する信号を入力し、回転角に対応する信号に基づいて第2の制御手段の内部の記憶手段に格納された所定のテーブルを参照することにより回転子の前記回転角を読み出す演算手段を有し、第1の制御手段と第2の制御手段のそれぞれは操舵入力検出手段で検出される操舵入力に基づいてブラシレスモータの回転を規制する方向禁止手段を備えることで特徴づけられる。
第2の電動パワーステアリング装置(請求項2に対応)は、上記の構成において、第1の制御手段の演算手段により読み出された回転角の値と、第2の制御手段の演算手段により読み出された回転角の値とを比較することにより異常を検出することで特徴づけられる。
第3の電動パワーステアリング装置(請求項3に対応)は、上記の構成において、第1の制御手段の方向禁止手段と第2の制御手段の方向禁止手段は、それぞれ、操舵入力検出手段を介して得られる操舵入力の回転方向と、回転角検出手段を介して得られるブラシレスモータの回転子の回転方向とが異なる場合にブラシレスモータの回転を規制する異常信号を出力し、2つの方向禁止手段のうちいずれか一方が異常信号を出力した場合にブラシレスモータへの通電をゼロにしてブラシレスモータの回転を停止させることで特徴づけられる。
第4の電動パワーステアリング装置(請求項4に対応)は、上記の構成において、レゾルバから出力される回転角に対応する信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、第1の制御手段または第2の制御手段の一方がレゾルバへの基準クロックパルスとサンプルホールド回路へのサンプルホールドタイミングパルスとを出力することで特徴づけられる。
第1の電動パワーステアリング装置(請求項1に対応)によれば、ステアリング系にトルクを付与するブラシレスモータと、ブラシレスモータの回転位置を検出する回転角検出手段と、操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、少なくとも操舵入力検出手段からの信号に基づいて目標電流を算出する制御手段と、ブラシレスモータへ通電を行うモータ駆動手段と、を備えた電動パワーステアリング装置において、制御手段内に設けられた所定のテーブルを参照することにより回転角の算出を行うため、ノイズの影響を受けにくく、演算停止の可能性がなくなるので、操舵違和感を低減することができる。また、RD変換部が不要であることから、従来より安価な構成とすることができる
第2の電動パワーステアリング装置(請求項2に対応)によれば、制御手段とは別の第2の制御手段を設け、第2の制御手段は制御手段と同様の回転角の算出を行い、制御手段の算出値と第2の制御手段の算出値とを比較することにより異常を検出するため、制御手段と第2の制御手段との間で出力差が非常に小さく、それぞれの信号の誤差のためのマージンを小さくすることができるため異常検出精度が向上する。
第3の電動パワーステアリング装置(請求項3に対応)によれば、制御手段とは別の第2の制御手段を設け、第2の制御手段は制御手段と同様の回転角の算出を行い、制御手段と第2の制御手段は運転者の操舵入力に基づいてブラシレスモータの回転を規制する方向禁止手段とを備えるため、万一制御手段と第2の制御手段のどちらか一方が異常となった場合でも他方によって確実な方向禁止を行うことが可能となる。また、制御手段と第2の制御手段の異常検出が不要となり、簡易な回路構成とすることができる。
第4の電動パワーステアリング装置(請求項4に対応)によれば、回転角検出手段はレゾルバであり、レゾルバからの出力をサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、制御手段または第2の制御手段の一方がレゾルバへの基準クロックパルスとサンプルホールド回路へのサンプルホールドタイミングパルスとを出力するため、励磁信号のピークに正確に同期したサンプルホールドタイミングを出力できる。さらに、励磁信号のピークとサンプルホールドタイミングを正確に同期させたまま、タイミングを任意に変更することが可能となる。
以下、本発明の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜図4を参照して本発明に係る電動パワーステアリング装置の全体的構成、機械的機構の要部構成、および電子回路ユニットのレイアウトを説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図である。電動パワーステアリング装置10は、ステアリングホイール11に連結されるステアリング軸12等に対して補助用の操舵力(操舵トルク)を与えるように構成されている。ステアリング軸12の上端はステアリングホイール11に連結され、下端にはピニオンギヤ13が取り付けられている。ピニオンギヤ13に対して、これに噛み合うラックギヤ14aを設けたラック軸14が配置されている。ピニオンギヤ13とラックギヤ14aによってラック・ピニオン機構15が形成される。ラック軸14の両端にはタイロッド16が設けられ、各タイロッド16の外側端には前輪17が取り付けられる。上記ステアリング軸12に対し動力伝達機構18を介してブラシレスモータ19が設けられている。ブラシレスモータ19は、操舵トルクを補助する回転力(トルク)を出力し、この回転力を、動力伝達機構18を経由して、ステアリング軸12に与える。またステアリング軸12には操舵トルク検出部20が設けられている。操舵トルク検出部20は、運転者がステアリングホイール11を操作することによって生じる操舵トルクをステアリング軸12に加えたとき、ステアリング軸12に加わる当該操舵トルクを検出する。21は車両の車速を検出する車速検出部であり、22はコンピュータで構成される制御装置である。制御装置22は、操舵トルク検出部20から出力される操舵トルク信号Tと車速検出部21から出力される車速信号Vを取り入れ、操舵トルクに係る情報と車速に係る情報に基づいて、ブラシレスモータ19の回転動作を制御する駆動制御信号SG1を出力する。またブラシレスモータ19には、レゾルバによって構成されるモータ回転角検出部23が付設されている。モータ回転角検出部23の回転角信号SG2は制御装置22にフィードバックされている。上記のラック・ピニオン機構15等は図1中で図示しないギヤボックス24に収納されている。
上記において電動パワーステアリング装置10は、通常のステアリング系の装置構成に対し、操舵トルク検出部20、車速検出部21、制御装置22、ブラシレスモータ19、動力伝達機構18を付加することによって構成されている。
上記構成において、運転者がステアリングホイール11を操作して自動車の走行運転中に走行方向の操舵を行うとき、ステアリング軸12に加えられた操舵トルクに基づく回転力はラック・ピニオン機構15を介してラック軸14の軸方向の直線運動に変換され、さらにタイロッド16を介して前輪17の走行方向を変化させようとする。このときにおいて、同時に、ステアリング軸12に付設された操舵トルク検出部20は、ステアリングホイール11での運転者による操舵に応じた操舵トルクを検出して電気的な操舵トルク信号Tに変換し、この操舵トルク信号Tを制御装置22へ出力する。さらに、車速検出部21は、車両の車速を検出して車速信号Vに変換し、この車速信号Vを制御装置22へ出力する。制御装置22は、操舵トルク信号Tおよび車速信号Vに基づいてブラシレスモータ19を駆動するためのモータ電流を発生する。モータ電流によって駆動されるブラシレスモータ19は、動力伝達機構18を介して補助操舵力をステアリング軸12に作用させる。以上のごとくブラシレスモータ19を駆動することにより、ステアリングホイール11に加えられる運転者による操舵力が軽減される。
図2は、電動パワーステアリング装置10の機械的機構の要部と電気系の具体的構成を示す。ラック軸14の左端部および右端部の一部は断面で示されている。ラック軸14は、車幅方向(図2中左右方向)に配置される筒状ハウジング31の内部に軸方向へスライド可能に収容されている。ハウジング31から突出したラック軸14の両端にはボールジョイント32がネジ結合され、これらのボールジョイント32に左右のタイロッド16が連結されている。ハウジング31は、図示しない車体に取り付けるためのブラケット33を備えると共に、両端部にストッパ34を備えている。
図2において、35はイグニションスイッチ、36は車載バッテリ、37は車両エンジンに付設された交流発電機(ACG)である。交流発電機37は車両エンジンの動作で発電を開始する。制御装置22に対してバッテリ36または交流発電機37から必要な電力が供給される。制御装置22はブラシレスモータ19に付設されている。また38はラック軸の移動時にストッパ34に当たるラックエンド。39はギヤボックスの内部を水、泥、埃等から保護するためのダストシール用ブーツである。
図3は図2中のA−A線断面図である。図3では、ステアリング軸12の支持構造、操舵トルク検出部20、動力伝達機構18、ラック・ピニオン機構15の具体的構成と、ブラシレスモータ19および制御装置22のレイアウトとが明示される。
図3において、上記ギヤボックス24を形成するハウジング24aにおいてステアリング軸12は2つの軸受け部41,42によって回転自在に支持されている。ハウジング24aの内部にはラック・ピニオン機構15と動力伝達機構18が収納され、さらに上部には操舵トルク検出部20が付設されている。ハウジング24aの上部開口はリッド43で塞がれ、リッド43はボルト44で固定されている。ステアリング軸13の下端部に設けられたピニオン13は軸受け部41,42の間に位置している。ラック軸14は、ラックガイド45で案内され、かつ圧縮されたスプリング46で付勢された当て部材47でピニオン13側へ押さえ付けられている。動力伝達機構18は、ブラシレスモータ19の出力軸に結合される伝動軸48に固定されたウォームギヤ49とステアリング軸12に固定されたウォームホイール50とによって形成される。操舵トルク検出部20は、ステアリング軸12の周りに配置される操舵トルク検出センサ20aから出力される検出信号を電気的に処理する電子回路部20bとから構成されている。操舵トルク検出センサ20aはリッド43に取り付けられている。
図4は図3中のB−B線断面図である。図4ではブラシレスモータ19および制御装置22の内部の具体的構成が明示される。
ブラシレスモータ19は、回転軸51に固定された永久磁石により成る回転子(ロータ)52と、回転子52の周囲に配置された固定子54とを備える。固定子54は固定子巻線53を備える。回転軸51は、2つの軸受け部55,56によって回転自在に支持される。回転軸51の先部はブラシレスモータ19の出力軸19aとなっている。ブラシレスモータ19の出力軸19aは、トルクリミッタ57を介して、回転動力が伝達されるように伝動軸48に結合されている。伝動軸48には前述の通りウォームギヤ49が固定され、これに噛み合うウォームホイール50が配置されている。回転軸51の後端部には、ブラシレスモータ19の回転子52の回転角(ロータの回転位置)を検出する前述のモータ回転角検出部(レゾルバ)23が設けられる。モータ回転角検出部23は、回転軸51に固定された回転子23aと、この回転子23aの回転角を磁気的な作用を利用して検出する検出素子23bとから構成される。以上のブラシレスモータ19の構成要素は、モータケース58の内部に配置される。
図5は、前述の制御装置22のブロック構成図である。制御装置22は、マイクロコンピュータ(制御手段)100とモータ駆動部101と電流検出部102を備えている。
制御装置22は、検出素子23bからの出力を増幅部104,105で増幅し、サンプルホールド回路106,107によってサンプリングする。モータ回転角検出部23は、ブラシレスモータ19のロータと同軸に取り付けられた図示しない回転子23aと、この回転子23aの周囲に配置された励磁コイル108、sin出力コイル109およびcos出力コイル110とから成る検出素子23bを有している。回転子23aは、回転軸に直交する平面で切断した時の断面形状が略十字状に形成されており、その回転(ロータ回転)に応じて、sin出力コイル109およびcos出力コイル110の出力値が変化する。
励磁コイル108には、マイクロコンピュータ100から増幅器103を介して例えばsinωt(ω:角周波数、t:時刻)で表されるリファレンス信号(電圧)が与えられる。一方、sin出力コイル109およびcos出力コイル110は、マイクロコンピュータ100から励磁コイル108にリファレンス信号が入力された時に、sin(ωt−θ)で表されるsin信号(電圧)およびcos(ωt−θ)で表されるcos信号(電圧)を出力する。sin出力コイル109からのsin信号およびcos出力コイル110からのcos信号は、それぞれ増幅器105,104で増幅された後、サンプルホールド回路107,106によりサンプルホールドしてマイクロコンピュータ100に入力されるようになっている。なお、サンプルホールドするサンプルホールドタイミングをマイクロコンピュータ100から出力される信号により決定されるようにしている。
マイクロコンピュータ100は、例えばCPU、RAMおよびROMを備えており、ROMには、sin信号およびcos信号の値(デジタルデータ)とロータ回転位置θとの関係がテーブル化されて格納されている。マイクロコンピュータ100は、励磁コイル108に向けて出力したレファレンス信号を参照して、sin出力コイル109から出力される信号およびcos出力コイル110から出力される信号をマイクロコンピュータ100から出力されるタイミング信号に基づくタイミングでサンプルホールド回路によってサンプリングし、A/D変換することによって、sin信号およびcos信号を得ている。そして、ROMに格納されているテーブルを参照し、sin信号およびcos信号の瞬間値に対応するロータ回転位置θを読み出す。これにより、モータのロータ回転位置θを検出できる。
マイクロコンピュータ100は、操舵トルク検出センサ20aによって検出される操舵トルク、および図示しない車速センサによって検出される車速などに応じてブラシレスモータ19の目標電流値を定める。そして、上述のようにして検出したロータ回転位置θに基づき、ブラシレスモータ19のロータ回転位置θに応じたブラシレスモータ19の各相(U相、V相、W相)の目標電流値を求める。そして、それらの目標電流値に基づいてPWM制御信号を作成し、その作成したPWM制御信号をモータ駆動部101に出力する。これにより、PWM制御信号に応じた電流がモータ駆動部101からブラシレスモータ19の各相に供給され、ブラシレスモータ19から操舵補助に必要なトルクが発生される。
以上のように、この実施形態によれば、マイクロコンピュータ100のみで、sin信号およびcos信号に基づいてブラシレスモータ19のロータ回転位置θを検出する。これにより、R/Dコンバータのような高価でノイズの影響を受ける可能性のある回路装置を必要とすることなく、ブラシレスモータのロータ回転位置θを検出でき、電動パワーステアリング装置の低コスト化および操舵フィールの向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を説明する。第2の実施形態では、図5で示した電動パワーステアリング装置における制御装置22は、次に述べるように一部変更される。その制御装置を制御装置22aとする。
図6は、制御装置22aのブロック構成図である。制御装置22は、図5で示した構成要素以外にマイクロコンピュータ(第2の制御手段)111を追加して設け、角度比較部112を備えている。また、制御装置22aの図5で示した制御装置22と同様の構成要素には同一の符号を付け、説明を省略する。
マイクロコンピュータ111はマイクロコンピュータ100と同様に、例えばCPU、RAMおよびROMを備えており、ROMには、sin信号およびcos信号の値(デジタルデータ)とロータ回転位置θとの関係がテーブル化されて格納されている。マイクロコンピュータ111は、sin出力コイル109から出力される信号およびcos出力コイル110から出力される信号をサンプルホールド回路によってサンプリングし、A/D変換することによって、sin信号およびcos信号を得ている。そして、ROMに格納されているテーブルを参照し、sin信号およびcos信号の瞬間値に対応するロータ回転位置θを読み出す。これにより、モータのロータ回転位置θを演算する。そして、演算したロータ回転位置に係る信号θ2を角度比較部112に出力する。
角度比較部112は、マイクロコンピュータ100から出力されるロータ回転位置に係る信号θ1とマイクロコンピュータ111から出力されるロータ回転位置に係る信号θ2を比較し、θ1とθ2が異なるときは1を、ほぼ等しいときはゼロを信号としてマイクロコンピュータ100と異常表示部113に出力するが、マイクロコンピュータ100は、その角度比較部112からの信号がゼロのときには、そのままの状態を保ち、角度比較部112からの入力が1のときには、マイクロコンピュータ100からのモータ駆動部101への信号をモータの出力が漸減するように出力する。
図7は、角度比較部112を示すブロック構成図である。角度比較部112は、入力部114、出力部115、CPU116、記憶部117を備えている。この角度比較部112では、マイクロコンピュータ100から入力されるロータ回転位置に係る信号θ1と、マイクロコンピュータ111から入力されるロータ回転位置に係る信号θ2を比較し、その差が所定値より小さければ、正常であることを判断し、正常値信号、例えばゼロをマイクロコンピュータ100と異常表示器113に出力し、その差が所定値より大きければ、故障と判断し、故障信号、例えば1をマイクロコンピュータ100と故障表示部113に出力する。ここでの所定値は、予め記憶部117の記憶領域118に記憶させてある。
故障表示部113は、マイクロコンピュータ100あるいは、マイクロコンピュータ111が故障かどうかを表示する装置であり、例えば、角度比較部112からの入力信号に基づいて点滅する発光ダイオードなどを設けたものである。その発光ダイオードは、角度比較部112からの信号がゼロのときには、点灯しない状態を保ち、角度比較部112からの入力が1のとき、点灯するようにすれば良い。それにより、発光ダイオードが点灯したとき、マイクロコンピュータ100,111等が故障と判断することができる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を説明する。第3の実施形態では、図5で示した電動パワーステアリング装置における制御装置22は、次に述べるように一部変更される。その制御装置を制御装置22cと記載する。
図8は、制御装置22cのブロック構成図である。制御装置22cは、図5で示した構成要素以外にマイクロコンピュータ111を備え、また、マイクロコンピュータ100とマイクロコンピュータ111内に図9で示す方向禁止部120,119を備えている。制御装置22cで図5で示したものと同様の構成要素には、同一の符号を付し、説明を省略する。方向禁止部119,120は、操舵方向とモータの回転方向が一致しないときは1を、操舵方向とモータの回転方向が一致するときはゼロを信号としてモータ駆動部101に出力する。その方向禁止部119,120からの信号がゼロのときには、そのままの状態を保ち、方向禁止部119,120のどちらかからの入力が1のときには、ブラシレスモータの出力がゼロになるようにモータ駆動部101を制御する。
図9は、方向禁止部119(120)を示すブロック構成図である。方向禁止部119と方向禁止部120は、同様の構造であるので、方向禁止部119のみを説明する。方向禁止部119は、操舵方向判定部121、モータ回転方向判定部122、方向禁止判定部123を備えている。この操舵方向判定部121では、舵角センサからの入力される信号から操舵方向を検出し、右回転ならば、例えば1信号を出力し、左回転ならば0信号を出力する。モータ回転方向判定部122は、マイクロコンピュータ111で演算したロータ回転位置からロータ回転方向を検出し、操舵を右回転にアシストするように回転する方向の場合には、1信号を出力し、操舵を左回転にアシストするように回転する方向の場合には、0信号を出力する。方向禁止判定部123は、操舵方向判定部からの信号と、モータ回転方向判定部からの信号を入力し、それらの信号が一致すれば、正常であることを判断し、正常値信号、例えばゼロをモータ駆動部101に出力し、それらの信号が不一致ならば異常と判断し、異常信号、例えば1をモータ駆動部101に出力する。方向禁止部119からの入力が1のときには、ブラシレスモータ19の出力がゼロになるようにモータ駆動部101を制御する。
次に方向禁止部119(120)からの信号によるモータ制御部101の制御を図10のフローチャートを用いて説明する。イグニッションスイッチをオン後、まず、モータ駆動部101は、方向禁止部119から方向禁止信号があるかどうか判断する(ステップST11)。もし、なければ、リターンし、通常のモータ制御を行う。もし、マイクロコンピュータ111から方向禁止信号が有る場合は、方向禁止部120から方向禁止信号があるかどうか判断する(ステップS12)。もし、方向禁止部120から方向禁止信号が有る場合は、モータ駆動部101は、方向禁止処理を実行する(ステップS13)。もし、ステップS12で方向禁止部120から方向禁止信号がなければ、方向禁止部119で方向禁止信号が出ているかどうか再チェックする(ステップS14)。もし、方向禁止部119で方向禁止信号がなければ、リターンし、通常のモータ制御を行う。もし、ステップS14で方向禁止部119から方向禁止信号がある場合、モータ駆動部101内の図示しないエラーカウンタをカウントし(ステップS15)、方向禁止処理を実行する(ステップS16)。次に、モータ駆動部のエラーカウンタのカウント値が所定値以上かどうか判断する(ステップS17)。もし、カウント値が所定値より小さければ、リターンし、通常のモータ制御を行う。カウント値が所定値以上の場合は、方向禁止部119、120のどちらかに何らかの異常が発生しているとして、方向禁止部119,120にリセット信号を送り、方向禁止部119,120をリセットする(ステップS18)。なお、ここでは方向禁止部119を正とし、方向禁止部120の信号が方向禁止部119の信号と一致しないときエラーカウンタをカウントアップする構成としているが、方向禁止部119の信号が方向禁止部120の信号と一致しないときをカウントするようにしてもよい。さらには、OR回路を用いて方向禁止部119と方向禁止部120との信号を比較するように構成してもよい。
これにより、角度比較手段等による信号比較、つまり2つのマイクロコンピュータの異常を検出することなく電動パワーステアリング装置の制御を正常に続行できる。
次に、本発明の第4の実施形態に係る電動パワーステアリング装置を説明する。第4の実施形態では、図5で示した電動パワーステアリング装置における制御装置22は、次に述べるように一部変更される。その制御装置を制御装置22dとする。
図11は、制御装置22dのブロック構成図である。制御装置22dは、図5で示した構成要素以外にマイクロコンピュータ111を追加して設けて、図6で示したものと同様の構成要素を含む。また、この制御装置では、図示しない角度比較部や方向禁止部を備えるようにしても良いが、これらについては前述の実施形態で説明したので説明を省略する。また、制御装置22dの図5で示した制御装置22と同様の構成要素、図6で示した制御装置22aと同様の構成要素には同一の符号を付け、説明を省略する。
励磁コイル108には、マイクロコンピュータ100から増幅器103を介して例えばsinωt(ω:角周波数、t:時刻)で表されるリファレンス信号(電圧)と基準クロックパルスが与えられる。この基準クロックパルスは、励磁信号タイミングを与えるものである。一方、sin出力コイル109およびcos出力コイル110は、マイクロコンピュータ100から励磁コイル108にリファレンス信号が入力された時に、sin(ωt−θ)で表されるsin信号(電圧)およびcos(ωt−θ)で表されるcos信号(電圧)を出力する。sin出力コイル109からのsin信号およびcos出力コイル110からのcos信号は、それぞれ増幅器105,104で増幅された後、サンプルホールド回路107,106によりサンプルホールドしてマイクロコンピュータ100,111に入力されるようになっている。なお、サンプルホールドするサンプルホールドタイミングをマイクロコンピュータ100から出力される信号により決定されるようにしている。このサンプルホールドタイミングと励磁信号のピークは正確に同期するようにレゾルバへの基準クロックパルスは出力される。
マイクロコンピュータ100は、例えばCPU、RAMおよびROMを備えており、ROMには、sin信号およびcos信号の値(デジタルデータ)とロータ回転位置θとの関係がテーブル化されて格納されている。マイクロコンピュータ100は、励磁コイル108に向けて出力したレファレンス信号を参照して、また、基準クロックパルスに同期してサンプルホールドタイミングを出力して、sin出力コイル109から出力される信号およびcos出力コイル110から出力される信号をマイクロコンピュータ100から出力されるタイミング信号に基づくタイミングでサンプルホールド回路によってサンプリングし、A/D変換することによって、sin信号およびcos信号を得ている。そして、ROMに格納されているテーブルを参照し、sin信号およびcos信号の瞬間値に対応するロータ回転位置θを読み出す。これにより、モータのロータ回転位置θを検出できる。
マイクロコンピュータ111はマイクロコンピュータ100と同様に、例えばCPU、RAMおよびROMを備えており、ROMには、sin信号およびcos信号の値(デジタルデータ)とロータ回転位置θとの関係がテーブル化されて格納されている。マイクロコンピュータ111は、sin出力コイル109から出力される信号およびcos出力コイル110から出力される信号をサンプルホールド回路によってサンプリングし、A/D変換することによって、sin信号およびcos信号を得ている。そして、ROMに格納されているテーブルを参照し、sin信号およびcos信号の瞬間値に対応するロータ回転位置θを読み出す。
このように本実施形態では、レゾルバからの出力をサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、制御手段(マイクロコンピュータ100)または第2の制御手段(マイクロコンピュータ111)がレゾルバへの基準クロックパルスとサンプルホールド回路へのサンプルホールドタイミングパルスとを出力するため、励磁信号のピークに正確に同期したサンプルホールドタイミングを出力できる。さらに、励磁信号のピークとサンプルホールドタイミングを正確に同期させたまま、タイミングを任意に変更することが可能となる。
なお、第1の実施形態、第2の実施形態においては、各マイクロコンピュータは方向禁止部を備えない構成で説明したが、第1の実施形態、第2の実施形態において、各マイクロコンピュータに方向禁止部を備えた構成とすることもできる。
本発明は、モータ回転角検出部にレゾルバを用いた電動パワーステアリング装置に利用される。
本発明の第1の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の全体構成図である。 電動パワーステアリング装置の機械的機構の要部と電気系の具体的構成を示す図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図3におけるB−B線断面図である。 制御装置のブロック構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の制御装置のブロック構成図である。 角度比較部のブロック構成図である。 本発明の第3の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の制御装置のブロック構成図である。 方向禁止部のブロック構成図である。 方向禁止部からの信号によるモータ制御部の制御を説明するフローチャートである。 本発明の第4の実施形態に係る電動パワーステアリング装置の制御装置のブロック構成図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
11 ステアリングホイール
12 ステアリング軸
18 動力伝達機構
19 ブラシレスモータ
20 操舵トルク検出部
20d 舵角センサ
22 制御装置
23 モータ回転角検出部(レゾルバ)
100 マイクロコンピュータ
101 モータ駆動部
102 電流検出部
103 増幅部
104 増幅部
105 増幅部
106 サンプルホールド回路
107 サンプルホールド回路
108 励磁コイル
109 sin出力コイル
110 cos出力コイル
111 マイクロコンピュータ
112 角度比較部
119,120 方向禁止部

Claims (4)

  1. ステアリング系にトルクを付与するブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータの回転子の回転角に対応する信号を出力する回転角検出手段と、
    操舵入力を検出する操舵入力検出手段と、
    少なくとも前記操舵入力検出手段からの信号に基づいて目標電流を算出する機能を含む第1の制御手段と、
    前記ブラシレスモータへ通電を行うモータ駆動手段と、
    を備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記第1の制御手段は、前記回転角検出手段から出力される前記回転角に対応する前記信号を入力し、前記回転角に対応する前記信号に基づいて前記第1の制御手段の内部の記憶手段に格納された所定のテーブルを参照することにより前記回転子の前記回転角を読み出す演算手段を有し、
    さらに前記第1の制御手段とは別の第2の制御手段を備え、
    前記第2の制御手段は、前記回転角検出手段から出力される前記回転角に対応する前記信号を入力し、前記回転角に対応する前記信号に基づいて前記第2の制御手段の内部の記憶手段に格納された所定のテーブルを参照することにより前記回転子の前記回転角を読み出す演算手段を有し、
    前記第1の制御手段と前記第2の制御手段のそれぞれは前記操舵入力検出手段で検出される前記操舵入力に基づいて前記ブラシレスモータの回転を規制する方向禁止手段を備える、
    ことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記第1の制御手段の前記演算手段により読み出された前記回転角の値と、前記第2の制御手段の前記演算手段により読み出された前記回転角の値とを比較することにより異常を検出することを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記第1の制御手段の前記方向禁止手段と前記第2の制御手段の前記方向禁止手段は、それぞれ、前記操舵入力検出手段を介して得られる前記操舵入力の回転方向と、前記回転角検出手段を介して得られる前記ブラシレスモータの前記回転子の回転方向とが異なる場合に前記ブラシレスモータの回転を規制する異常信号を出力し、
    2つの前記方向禁止手段のうちいずれか一方が前記異常信号を出力した場合に前記ブラシレスモータへの前記通電をゼロにして前記ブラシレスモータの回転を停止させる、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記回転角検出手段はレゾルバであり、
    前記レゾルバから出力される前記回転角に対応する前記信号をサンプルホールドするサンプルホールド回路を備え、
    前記第1の制御手段または前記第2の制御手段の一方が前記レゾルバへの基準クロックパルスと前記サンプルホールド回路へのサンプルホールドタイミングパルスとを出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
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