JP4024079B2 - エンジン発電機の燃料補給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジン発電機の燃料補給装置であって、特に、外部燃料タンクから内部燃料タンクへの給油機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、エンジンと発電機とを発電機筐体に内装したエンジン発電機が知られており、該エンジン発電機には、燃料油が貯留される内部燃料タンクが内蔵されている。内部燃料タンクに貯溜される燃料油は、燃料供給管を通じて燃料噴射ポンプに供給された後エンジン内へ噴射され、これによりエンジンが運転される。このように、エンジン発電機は内部燃料タンク内の燃料油にて運転されるが、エンジン発電機を連続して長時間運転する場合、特に、遠隔地で夜間も連続運転する場合には、内部燃料タンクだけでは燃料油の容量が不十分であるので、エンジン発電機の外部に外部燃料タンクを設けるとともに、外部燃料タンクから内部燃料タンクへの給油を行う燃料補給装置が発電機筐体内に設けられている。燃料補給装置は、内部燃料タンク内の燃料油が一定量よりも少なくなると、給油ポンプを動作させて外部燃料タンクから自動的に燃料油を補給し、燃料油が増加して一定量に達すると給油ポンプを自動的に停止するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の如く、燃料補給装置は、給油ポンプにより燃料油を外部燃料タンクから内部燃料タンクへ自動的に給油して、エンジン発電機を長時間連続して運転することを可能とする。しかし、エンジン発電機を長時間に渡って連続運転する場合、エンジン発電機の運転開始時には、通常ある程度以上の量の燃料油が内部燃料タンク内に貯留されているので、例えば、該エンジン発電機の管理者やオペレータが運転開始操作をした後に、エンジン発電機を設置している場所から離れてしまうときには、その後に内部燃料タンク内の燃料油が一定量まで減少した際に、給油ポンプが実際に正常に動作するか否かがわからない。この場合、万が一給油ポンプが正常に作動しなければ、内部燃料タンク内の燃料油が無くなって、長時間の連続運転を行うことができなくなってしまう。
【0004】
そこで、本発明においては、内部燃料タンク内の燃料油の量にかかわらず、任意の操作によりいつでも、給油ポンプが正常に動作するか否かの確認を行うことができるようにするのである。また、燃料切れが生じたときや濾し器をメンテナンスしたときや長期間放置して再起動する場合などでは、濾し器または燃料噴射弁までの燃料経路にエアがたまり、容易に始動できないことがある。この場合エア抜きを行なう必要があるが、従来では手動でポンプを駆動したり、エンジンの始動操作に合わせてエア抜きをしたりしていたので、エア抜きの作業は判り辛いものであった。なお、ディーゼルエンジンにおいては、燃料を給油せずに運転すると燃料噴射弁等を傷めてしまうので、エア抜きは重要な操作となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0006】
請求項1においては、エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、前記給油ポンプ(42)の動作を確認する手段としてテストボタン(71)を設け、該テストボタン(71)は、該内部燃料タンク(6)内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ(42)の作動を可能とする自動給油テストスイッチ(67)と、燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)をオン・オフ切り換えするエア抜き用スイッチ(69)とを、一体的に構成し、該テストボタン(71)の操作に連動して、該自動給油テストスイッチ(67)とエア抜き用スイッチ(69)の、オン・オフの切り換えを連動して行うものである。
【0007】
請求項2においては請求項1記載のエンジン発電機の燃料補給装置において、前記テストボタン(71)により操作する自動給油テストスイッチ(67)を、前記内部燃料タンク(6)内に配置され、自動給油回路(66)をオン・オフ制御する下限フロートスイッチ(FL)と並列に接続したものである。
【0008】
請求項3においては、請求項1記載のエンジン発電機の燃料補給装置において、前記給油ポンプ(42)をオン・オフする外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の下流側に、前記自動給油テストスイッチ(67)を接続し、該外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の上流側に、前記エア抜き装置のエア抜き用スイッチ(69)を接続したものである。
【0009】
請求項4においては、エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、該給油ポンプ(42)及び燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)を、それぞれ作動切換スイ ッチ(72)に接続し、該作動切換スイッチ(72)は、前記給油ポンプ(42)を電源側と接続する(a)位置と、該エア抜き用ポンプ(45)を電源側と接続する(c)位置と、給油ポンプ(42)及びエア抜き用ポンプ(45)のどちらをも電源側と接続しない(b)位置とに切り換え可能に構成し、前記作動切換スイッチ(72)を、前記給油ポンプ(42)の動作確認手段と、該エア抜き用ポンプ(45)を操作する手段の、何れか一方を選択する切換具として設けたものである。
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の燃料補給装置を有するエンジン発電機を示す側面図、図2はエンジン発電機の計器ボックスを示す斜視図、図3は上限フロートスイッチ及び下限フロートスイッチが設けられる内部燃料タンクを示す側面図、図4は給油ポンプとエア抜き用ポンプとをテストボタンにより同時に作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図、図5はテストボタンにより給油ポンプのみを作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図、図6は給油ポンプ又はエア抜き用ポンプの何れか一方を選択的に作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図である。
【0010】
まず、本発明の燃料補給装置を有するエンジン発電機の全体構成について説明する。図1に示すように、本実施例のエンジン発電機1は、発電機筐体を構成するカバー2内に、エンジン3、該エンジン3により駆動される発電機5、内部燃料タンク6、及びマフラ13等を収容して構成されている。例えば、内部燃料タンク6は発電機5の上方に配置され、該内部燃料タンク6内に貯留された燃料油を、燃料ホース7及び燃料濾し器18、フィードポンプ(エア抜きポンプ)45を通じて燃料噴射ポンプ8に供給し、該燃料噴射ポンプ8からエンジン3の各気筒内に噴射するように構成している。また、エンジン3の反発電機5側にはラジエータ10を配置している。エンジン3からの排気は、排気管17及びマフラ13を通じて排気尾管19から外部へ排出するように構成している。該排気管17はエンジン3の上方から、ラジエータ10の反エンジン3側に延設されており、マフラ13及び排気尾管19も同じくラジエータ10の反エンジン3側に配置されている。そして、これらの排気管17、マフラ13、及び排気尾管19を、エンジン3の冷却ファンからラジエータ10を通過して排風される冷却風にて冷却するようにしている。
【0011】
エンジン発電機1の外部には、燃料補給装置の外部燃料タンク43を配置し、該外部燃料タンク43と内部燃料タンク6とを燃料補給用ホース44により連結している。燃料給油用ホース44の途中部には、給油ポンプ42が介装されており、該給油ポンプ42を作動させることで、外部燃料タンク43から内部燃料タンク6への給油を可能としている。
【0012】
さらに、内部燃料タンク6の側方には計器ボックス15を配置して、カバー2の一側面外側から、該計器ボックス15を操作することで、エンジン発電機1の始動・停止、燃料油の補給等を行うようにしている。図2に示すように、該計器ボックス15の計器盤には、エンジン3を起動するスタートスイッチ68、電源ランプ、後述する外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63がオンされている場合に点灯するポンプ電源表示ランプ64、アワメーター、ヒューズ、電流計・電圧計65等の各種計器類が配置されている。
【0013】
また、本実施例では、計器ボックス15の側面に、前記給油ポンプ42を駆動可能とする外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63が配設されている。さらに、内部燃料タンク6内の燃料油量にかかわらず給油ポンプ42の作動を手動で確認できるように動作確認手段が設けられており、同時にエア抜き作業もできるようにしており、この操作を行なうテストボタン71が、計器ボックス15の側面に設けられている。このテストボタン71を押し操作することで、内部燃料タンク6内の燃料油量にかかわらず給油ポンプ42の動作確認を行うことができる。
なお、標準のエンジン発電機では外部燃料タンク43を取り付けて使用しないので、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63とテストボタン71を前記計器ボックス15正面のスタートスイッチ68等と同一の操作面に配置していると、操作間違いが生じ易いので、異なる操作面となるように本実施例では計器ボックス15の側面に配設している。但し、異なる操作面であれば限定するものではなく、計器ボックス15の上面や下面、または、カバー2の内面等に配設することができる。
【0014】
次に、内部燃料タンク6内の燃料油量に応じて給油ポンプ42の作動を切り換え、外部燃料タンク43から内部燃料タンク6への給油を自動的に行うことを可能とする燃料補給装置について説明する。まず、図3に示すように、内部燃料タンク6の内部には、貯留される燃料油の上限油面を検出するための検出器として上限フロートスイッチFHを、貯留される燃料油の下限油面を検出するための検出器として下限フロートスイッチFLを設けている。該上限フロートスイッチFHは、下限フロートスイッチFLよりも上方に位置している。
【0015】
上限フロートスイッチFH及び下限フロートスイッチFLは、貯留される燃料油の油面が、これらのスイッチFH・FLにおける設定油面よりも上方にあるときにオフ(開)され、下方にあるときにオン(閉)される。
【0016】
これらの上限フロートスイッチFHと下限フロートスイッチFLは、図4に示す回路図のように、燃料油の油面の高さ(即ち内部燃料タンク6内に貯留される燃料油量)に応じて給油ポンプ42の運転・停止といった作動状態を切り換え、外部燃料タンク43から内部燃料タンク6への燃料油の補給を自動的に行う燃料補給装置を構成している。
【0017】
前記上限フロートスイッチFHと下限フロートスイッチFLとリレー52は直列接続されて電源スイッチ63と接続され、該リレー52の一方の接点52aは下限フロートスイッチFLと並列接続され、他方の接点52bは給油ポンプ42と直列接続されて、電源スイッチ63と接続されている。そして、前記テストボタン71は二つの接点(自動給油テストスイッチ67とエア抜き用スイッチ69)を有し、自動給油テストスイッチ67は前記接点52bと並列接続され、エア抜き用スイッチ69はエア抜き用ポンプ45と直列接続されて、電源と接続されている。つまり、自動給油テストスイッチ67は外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63の下流側に接続され、エア抜き用スイッチ69は外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63の上流側に接続されている。64は外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63をONすると点灯するポンプ電源表示ランプ64である。こうして、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63をオンすると、内部燃料タンク6内の燃料油量に応じて自動的に給油することが可能な状態となり、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63をオフすると、内部燃料タンク6への自動給油が行われない状態となる。
【0018】
つまり、前記外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63をオンした状態にて、内部燃料タンク6内の燃料油の油面が下限フロートスイッチFLよりも低くなった場合には、上限フロートスイッチFH及び下限フロートスイッチFLが共にオンされた状態となるため、リレー52が作動して該リレー52の接点52a・52bが閉じ、電源スイッチ63、接点52bを介して給油ポンプ42が駆動され、外部燃料タンク43から内部燃料タンク6への給油が行われる。
【0019】
内部燃料タンク6への給油が開始されて、油面が下限フロートスイッチFLの設定油面よりも上昇すると、下限フロートスイッチFLはオフとなるが、上限フロートスイッチFHは閉じた(ON)ままであるから、リレー52の接点52a、上限フロートスイッチFHを介してリレー52は作動して自己保持されているので、内部燃料タンク6への給油は継続される。そして、給油が継続されて満タンになり、油面が上限フロートスイッチFHの設定油面を超えると、上限フロートスイッチFHがオフされるため、リレー52がオフ側に作動し、自己保持状態が解除されて接点52a・52bが開き、給油ポンプ42が停止して内部燃料タンク6への給油が停止する。
【0020】
その後、エンジン発電機1が運転を続けて油面が下降し、上限フロートスイッチFHと下限フロートスイッチFLとの両設定油面間にある状態となった場合には、上限フロートスイッチFHはオンされるが、下限フロートスイッチFLがオフ状態であって、リレー52の接点52aが開いたままであるので、リレー52はONとならず、給油ポンプ42は駆動されず内部燃料タンク6への給油は行われない。その後、さらに油面が下降して下限フロートスイッチFLの設定油面よりも下方に位置するようになると、下限フロートスイッチFLがオン状態に切り換わり、前述の如くの内部燃料タンク6への給油が再開される。
【0021】
燃料補給装置は、このように内部燃料タンク6内の燃料油量に応じて給油ポンプ42の作動を自動的に切り換えるように構成されているが、内部燃料タンク6内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ42の動作を可能とする自動給油テストスイッチ67も備えている。自動給油テストスイッチ67は、給油ポンプ42と直列に接続されて、電源スイッチ63とも直列接続されているので、該自動給油テストスイッチ67が押し操作されてオンすると、前記自動給油回路66のオン・オフ状態にかかわらず、給油ポンプ42が作動する。また、自動給油テストスイッチ67が操作されずにオフ状態にあるときには、自動給油回路66のオン・オフに依存して、給油ポンプ42の作動が切り換えられる。
【0022】
このように、自動給油テストスイッチ67を設けることで、内部燃料タンク6の油面が下限フロートスイッチFLの設定油面よりも上方にあって、自動給油回路66により自動的に給油ポンプ42が作動しないときでも、該自動給油テストスイッチ67を押し操作することで、任意に給油ポンプ42を作動させることができる。
【0023】
また、燃料補給装置には、燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ45、及び該エア抜き用ポンプ45と電源との接続を断接するエア抜き用スイッチ69が設けられている。そして、上記動作確認手段をエア抜き装置と連動しており、前記エア抜き用スイッチ69と前記自動給油テストスイッチ67とは、テストボタン71として一体的に設けられ、連動してオン・オフの切り換えがなされるように構成されている。
【0024】
また、テストボタン71は、押し操作されると、自動給油テストスイッチ67及びエア抜き用スイッチ69をオンし、押し操作が停止されると自動的にこれらのスイッチ67・69がオフ状態に戻る、自動復帰型のボタンに構成されている。さらに、エア抜き用スイッチ69は外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63よりも電気的に上流側(電源側)に接続されており、自動給油テストスイッチ67は外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63よりも電気的に下流側に接続されている。
【0025】
このように、該エア抜き用スイッチ69と前記自動給油テストスイッチ67とをテストボタン71として一体的に構成することで、自動給油テストスイッチ67がオンされて給油ポンプ42が作動するときには、同時にエア抜き用スイッチ69がオンされてエア抜き用ポンプ45が必ず作動することとなる。また、自動給油回路66の電源スイッチ63のオン・オフに関係なく、テストボタン71をオンするとエア抜き用ポンプ45が作動する。
【0026】
燃料補給装置は以上のように構成されるが、例えば、燃料補給装置により外部燃料タンク43から内部燃料タンク6へ自動給油して、エンジン発電機1を長時間に渡って連続運転する場合、該エンジン発電機1の管理者やオペレータが運転開始操作をした直後は、ある程度以上の量の燃料油が内部燃料タンク6内に貯留されている(通常は上限油面まで若しくはそれに近い量の燃料油が貯留されている)ので、給油ポンプ42が自動で作動することはない。従って、その後に内部燃料タンク6の燃料油が減少して、その油面が下限フロートスイッチFLの設定油面よりも低くなったときに、実際に給油ポンプ42が正常に作動するか否かが分からず、そのままでは、運転開始操作をした後に管理者やオペレータがエンジン発電機を設置している場所から離れてしまうのに不安が生じることとなる。
【0027】
このようなときに、管理者やオペレータが計器ボックス15の側面に設けられるテストボタン71を押し操作すると、自動給油テストスイッチ67がオンして給油ポンプ42が電源と接続されるため、給油ポンプ42(給油ポンプ42が接続される回路も含む)に異常がなければ作動し、異常があれば作動しないといったように、内部燃料タンク6内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ42が正常動作するか否かのテストを行うことができる。そして、給油ポンプ42が正常に作動することを確認することで、管理者やオペレータは安心してエンジン発電機1から離れることができる。
【0028】
また、自動給油テストスイッチ67が外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63よりも電気的に下流側に接続されるとともに、エア抜き用スイッチ69が外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63よりも電気的に上流側に接続されているので、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63がオンされた給油ポンプ42が作動可能である状態でエア抜き用ポンプ45が必ず作動可能な状態となるとともに、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63がオフされて給油ポンプ42が作動できない状態にあるときでもエア抜き用ポンプ45が作動可能な状態となる。
【0029】
従って、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63がオンされた給油ポンプ42が作動可能な状態で確実にエア抜き用ポンプ45をも作動させることができるのみならず、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63がオフされて給油ポンプ42が作動できないときにでもテストボタン71を押し操作することでエア抜き用ポンプ45を作動させることができ、必要なときに確実なエア抜きを行うことができる。
【0030】
また、自動給油テストスイッチ67とエア抜き用スイッチ69とは、一つのテストボタン71として一体的に構成されているので、該自動給油テストスイッチ67及びエア抜き用スイッチ69をそれぞれ別個独立のボタンとして配設した場合に比べて、これらのスイッチ67・69の操作や配線が煩雑になることを防止できるとともに、省スペースで配設することが可能となる。
【0031】
尚、図4の第一実施例では、テストボタン71を押し操作すると、給油ポンプ42と連動してエア抜き用ポンプ45が作動するように構成されているが、図5に示すように、テストボタン71を押すと、上限フロートスイッチFHとリレー52と給油ポンプ42の動作を確認し、テスト中であることをランプ59で表示させるようにすることもできる。
即ち、下限フロートスイッチFLと並列に自動給油テストスイッチ67を接続し、該自動給油テストスイッチ67とエア抜き用スイッチ69は連動させておく。また、リレー52に更に接点52cを設けて、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ63と接続し、ランプ59と直列接続する。このような構成において、テストボタン71を押すと、エア抜き用ポンプ45が作動すると共に、燃料が上限位置よりも下方にあると上限フロートスイッチFHは閉じているので、リレー52が作動して、前述のように給油ポンプ42、を作動して燃料を補給し、燃料が上限位置に至ると上限フロートスイッチFHが開いて給油ポンプ42は停止される。つまり、テストボタン71を押すことによって、上限フロートスイッチFHの開閉と、リレー52及びその接点52a・52b・52cと、給油ポンプ42の作動を確認できるのである。尚、燃料が上限位置にあるときでも確認できるようにするため、更に、自動給油テストスイッチ67と直列、かつ、上限フロートスイッチFHと並列に満タン時テストスイッチ73を接続し、テストボタン71を二段スイッチとして、一段で自動給油テストスイッチ67とエア抜き用スイッチ69をオンし、二段目で満タン時テストスイッチ73をオンする構成とすることもできる。
【0032】
また、給油ポンプ42及びエア抜き用ポンプ45は、次のようにして選択的に切り換えて作動するように構成することもできる。図6に示す給油ポンプ42及びエア抜き用ポンプ45は、それぞれ作動切換スイッチ72に接続されている。作動切換スイッチ72は、給油ポンプ42を電源側と接続するa位置と、エア抜き用ポンプ45を電源側と接続するc位置と、給油ポンプ42及びエア抜き用ポンプ45のどちらをも電源側と接続しないb位置とに切り換え可能に構成されている。そして、この作動切換スイッチ72をa位置に切り換えると給油ポンプ42を作動させることができ、c位置に切り換えるとエア抜き用ポンプ45を作動させることができ、b位置に切り換えると給油ポンプ42及びエア抜き用ポンプ45両方の作動を停止することができる。
【0033】
このような作動切換スイッチ72を設けた場合にも、該作動切換スイッチ72を切換操作することで、内部燃料タンク6内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ42の動作チェックを行うことができる。また、給油ポンプ42の動作チェックを行った後に、作動切換スイッチ72を切り換えてエア抜き用ポンプ45を作動させ、エンジンへの給油経路のエア抜きを行うことができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1に記載の如く、エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、前記給油ポンプ(42)の動作を確認する手段としてテストボタン(71)を設け、該テストボタン(71)は、該内部燃料タンク(6)内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ(42)の作動を可能とする自動給油テストスイッチ(67)と、燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)をオン・オフ切り換えするエア抜き用スイッチ(69)とを、一体的に構成し、該テストボタン(71)の操作に連動して、該自動給油テストスイッチ(67)とエア抜き用スイッチ(69)の、オン・オフの切り換えを連動して行うので、燃料補給装置の動作確認を行なうと、給油ポンプが正常動作するか否かのテストを行うことができる。この場合、給油ポンプの作動と同時にエア抜き用ポンプをも作動させることができ、内部燃料タンク内でのエア発生を防止することができる。
また、給油ポンプの動作とエア抜き用ポンプの動作とを、同時に行うことが可能なスイッチを設けることで、給油ポンプ用のスイッチとエア抜き用ポンプのスイッチとしてそれぞれ別個独立のボタンを配設した場合に比べて、操作や配線が煩雑になることを防止できるとともに、省スペースで配設することが可能となる。
また、所定の操作後に管理者やオペレータは安心してエンジン発電機から離れることができ、無人での長時間運転が可能となる。
【0035】
請求項2記載の如く、前記テストボタン(71)により操作する自動給油テストスイッチ(67)を、前記内部燃料タンク(6)内に配置され、自動給油回路(66)をオン・オフ制御する下限フロートスイッチ(FL)と並列に接続したので、テストボタンを押すことによって、下限フロートスイッチを閉じた状態と同じ状態となり、燃料の補給が開始されて上限位置で停止することで、上限フロートスイッチの開閉と、リレー及びその接点と、給油ポンプの作動を確認できるのである。
【0036】
請求項3記載の如く、前記給油ポンプ(42)をオン・オフする外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の下流側に、前記自動給油テストスイッチ(67)を接続し、該外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の上流側に、前記エア抜き装置のエア抜き用スイッチ(69)を接続したので、内部燃料タンク内の燃料油量にかかわらず、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチがオンされ、給油ポンプが作動可能である状態でエア抜き用ポンプが必ず作動可能な状態となるとともに、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチがオフされて給油ポンプが作動できない状態にあるときでもエア抜き用ポンプが作動可能な状態となる。
従って、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチがオンされた、給油ポンプが作動可能な状態で確実にエア抜き用ポンプをも作動させることができるのみならず、外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチがオフされて給油ポンプが作動できないときにでもエア抜き用ポンプを作動させることができ、必要なときに確実にエア抜きを行うことができる。
【0037】
請求項4記載の如く、エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、該給油ポンプ(42)及び燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)を、それぞれ作動切換スイッチ(72)に接続し、該作動切換スイッチ(72)は、前記給油ポンプ(42)を電源側と接続する(a)位置と、該エア抜き用ポンプ(45)を電源側と接続する(c)位置と、給油ポンプ(42)及びエア抜き用ポンプ(45)のどちらをも電源側と接続しない(b)位置とに切り換え可能に構成し、前記作動切換スイッチ(72)を、前記給油ポンプ(42)の動作確認手段と、該エア抜き用ポンプ(45)を操作する手段の、何れか一方を選択する切換具として設けたので、該切換具を切換操作することで、内部燃料タンク内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプの動作チェックを行うことができる。
また、給油ポンプの動作チェックを行った後に、切換具を切り換えてエア抜き用ポンプを作動させ、内部燃料タンク内のエア抜きを行うことができ、エアかみを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の燃料補給装置を有するエンジン発電機を示す側面図である。
である。
【図2】 エンジン発電機の計器ボックスを示す斜視図である。
【図3】 上限フロートスイッチ及び下限フロートスイッチが設けられる内部燃料タンクを示す側面図である。
【図4】 給油ポンプとエア抜き用ポンプとをテストボタンにより同時に作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図である。
【図5】 テストボタンにより給油ポンプのみを作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図である。
【図6】 給油ポンプ又はエア抜き用ポンプの何れか一方を選択的に作動可能とする給油ポンプの駆動回路を示す図である。
【符号の説明】
3 エンジン
5 発電機
6 内部燃料タンク
42 給油ポンプ
43 外部燃料タンク
45 エア抜き用ポンプ
67 自動給油テストスイッチ
69 エア抜き用スイッチ
71 テストボタン
Claims (4)
- エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、前記給油ポンプ(42)の動作を確認する手段としてテストボタン(71)を設け、該テストボタン(71)は、該内部燃料タンク(6)内の燃料油量にかかわらず、給油ポンプ(42)の作動を可能とする自動給油テストスイッチ(67)と、燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)をオン・オフ切り換えするエア抜き用スイッチ(69)とを、一体的に構成し、該テストボタン(71)の操作に連動して、該自動給油テストスイッチ(67)とエア抜き用スイッチ(69)の、オン・オフの切り換えを連動して行うことを特徴とするエンジン発電機の燃料補給装置。
- 請求項1記載のエンジン発電機の燃料補給装置において、前記テストボタン(71)により操作する自動給油テストスイッチ(67)を、前記内部燃料タンク(6)内に配置され、自動給油回路(66)をオン・オフ制御する下限フロートスイッチ(FL)と並列に接続したことを特徴とするエンジン発電機の燃料補給装置。
- 請求項1記載のエンジン発電機の燃料補給装置において、前記給油ポンプ(42)をオン・オフする外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の下流側に、前記自動給油テストスイッチ(67)を接続し、該外部燃料タンク用ポンプ電源スイッチ(63)の上流側に、前記エア抜き装置のエア抜き用スイッチ(69)を接続したことを特徴とするエンジン発電機の燃料補給装置。
- エンジン発電機の内部燃料タンク(6)に、機体外部に配置した外部燃料タンク(43)から、給油ポンプ(42)により、該内部燃料タンク(6)の燃料油量に応じて補給可能とするエンジン発電機の燃料補給装置において、該給油ポンプ(42)及び燃料油のエア抜きを行うエア抜き用ポンプ(45)を、それぞれ作動切換スイッチ(72)に接続し、該作動切換スイッチ(72)は、前記給油ポンプ(42)を電源側と接続する(a)位置と、該エア抜き用ポンプ(45)を電源側と接続する(c)位置と、給油ポンプ(42)及びエア抜き用ポンプ(45)のどちらをも電源側と接続しない(b)位置とに切り換え可能に構成し、前記作動切換スイッチ(72)を、前記給油ポンプ(42)の動作確認手段と、該エア抜き用ポンプ(45)を操作する手段の、何れか一方を選択する切換具として設けたことを特徴とするエンジン発電機の燃料補給装置。
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