JP4081338B2 - ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 - Google Patents
ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4081338B2 JP4081338B2 JP2002295053A JP2002295053A JP4081338B2 JP 4081338 B2 JP4081338 B2 JP 4081338B2 JP 2002295053 A JP2002295053 A JP 2002295053A JP 2002295053 A JP2002295053 A JP 2002295053A JP 4081338 B2 JP4081338 B2 JP 4081338B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polypropylene
- fiber
- yarn
- disturbed
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Woven Fabrics (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、軽量でソフト感に優れ、且つ、ストレッチバック性が高いポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法並びに織編物に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から合成繊維の流体撹乱加工糸は、エアー撹乱加工法が広く用いられている。この方法においては、疏毛調加工糸及びソフト感のある加工糸が得られるが、反面織編物としてはストレッチバック性が悪いという欠点があり、使用用途は限られている。織物や編物を作成する流体撹乱加工糸の製造方法として、2本以上の繊維を用いたエアー流体撹乱加工法が脚光を浴びている。エアー流体撹乱加工糸としては、種々のタイプのものが考案されている。
例えば、特開平08−170248号公報、特開平11−181642号公報及び特開2000−129548号公報には、ポリエステル系混繊糸からなる潜在捲縮糸を芯成分、他のマルチフィラメントを花成分とする、タスラン加工によるポリエステル混繊糸及びその織編物が記載されている。しかしこれらの公報に記載の技術では、産業資材用途として使用する場合のリサイクル性あるいはメンテナンス性が不十分である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の如き背景の下で、疏毛調でソフト感があり、ストレッチバック性が高く、且つ、産業資材用途としてリサイクル性、メンテナンス性に優れたポリプロピレン系流体撹乱加工繊維を開発することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するため鋭意研究を進めた結果、特定のポリプロピレン系繊維糸を組み合わせて芯成分及び花成分として流体撹乱加工した繊維を乾熱処理することによって、疏毛調でソフト感を有し、且つ、ストレッチバック性に優れたポリプロピレン系流体撹乱加工繊維の開発に成功した。
すなわち、本発明の第1の要旨は、芯成分が、エチレン共重合量が2〜5モル%、メルトフロレート値が10〜50g/10分であるエチレン−プロピレンランダムコポリマーとポリプロピレンホモポリマーが並列複合されたポリプロピレン系捲縮糸からなり、花成分がポリプロピレン系マルチフィラメント糸からなる流体撹乱加工繊維であって、110℃で5分乾熱処理した後の捲縮率が10%以上のものであることを特徴とするポリプロピレン系流体撹乱加工繊維にある。
また、本発明の第2の要旨は、芯成分となるエチレン共重合量が2〜5モル%、メルトフロレート値が10〜50g/10分であるエチレン−プロピレンランダムコポリマーとポリプロピレンホモポリマーが並列複合されたポリプロピレン捲縮糸と、花成分となるマルチフィラメント糸とを流体撹乱加工した後、得られた加工繊維を110℃以上の温度で乾熱処理することを特徴とする捲縮率が10%以上のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維の製造方法にある。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の芯成分を構成する捲縮繊維には、仮撚糸、BCF加工糸あるいは並列型複合紡糸繊維等いずれを用いてもよく特に制限されないが、好ましくは、エアー流体撹乱ノズルに挿入される前は捲縮発現の少ない高収縮性ポリプロピレン系樹脂と低収縮性ポリプロピレン系樹脂とが並列型に配置された複合紡糸繊維を用いる。このような複合紡糸繊維に用いられる高収縮性ポリプロピレン系樹脂としては、メタロセン系の重合触媒を用いて得られたエチレン−プロピレンランダムコポリマーが挙げられる。他方、花成分のポリプロピレンマルチフィラメント用のポリプロピレン樹脂としては、プロピレンホモポリマーの他に、プロピレンと他のα−オレフィンモノマー、例えばエチレン、ブテン−1等とのコポリマーでもよく、その融点が155℃〜170℃の範囲にあり、溶融紡糸可能なポリマーから選択される。
【0006】
上記並列型複合繊維としては、その片方の樹脂が、メタロセン重合触媒を用いて得られるエチレン共重合量が2〜5モル%、MFR値が10〜50g/10分のエチレン−プロピレンランダムコポリマーであり、もう片方の樹脂がポリプロピレンホモポリマーからなることを特徴とする。このエチレン共重合量が2モル%未満では、本発明が目的とする加工繊維を乾熱処理した後の捲縮率を確保することができず捲縮繊維としてのストレッチバック性が低下し、他方エチレン共重合量が5モル%を超えると収縮率が高くなりすぎ、紡糸性及び延伸性が著しく低下する。
なお、MFR値については、同程度のMFR値をもつ樹脂を組み合わせて用いるのが紡糸性の点から好ましい。
【0007】
本発明のストレッチバック性を有するポリプロピレン系流体撹乱加工繊維を構成する芯成分は、複合溶融紡糸方法により溶融紡糸される。この時、複合溶融紡糸時における紡糸性を安定化させるためには、2種の複合成分である低収縮成分のポリプロピレン樹脂と、高収縮成分のポリプロピレン系樹脂について、それぞれの未延伸繊維の最大延伸倍率を同程度となるようにするのが好ましく、また高収縮の成分と低収縮の成分の流動性を同程度となるように選択するのが望ましい。
上述の流動性を同程度とするために、低収縮成分のポリプロピレン樹脂においては、MFR(JIS K−7210に準拠、測定条件;試験温度230℃、試験荷重2.16kg)が、10〜50g/10分の範囲であることが望まく、20〜40g/10分の範囲であればより好ましい。
【0008】
また、高収縮成分のポリプロピレン系樹脂においても、MFR値が10〜50g/10分の範囲であることが望まく、20〜40g/10分の範囲の樹脂がより好ましい。紡糸性を安定化させるためには、高収縮成分及び低収縮成分のMFR値が同程度の樹脂を組み合わせて用いるのが望ましい。両成分のMFR値が10g/10分未満であると、溶融紡糸時の紡糸温度を高く設定する必要があり、他方50g/10分を超えると、得られた捲縮糸の繊維強度が低下し、いずれにおいても紡糸性が悪化して好ましくない。
【0009】
一方、花成分(ポリプロピレン系マルチフィラメント糸)に使用するポリプロピレン樹脂においても、MFR値が、10〜50g/10分の範囲であることが望ましく、20〜40g/10分の範囲であればより好ましい。MFR値が10g/10分未満でも、また、50g/10分を超えても、紡糸性が悪化して好ましくない。
花成分の紡糸温度は通常210〜250℃の範囲である。紡糸温度が210℃より低くなると、MFR値が50g/10分のポリプロピレン樹脂を使用しても低強度の繊維しか得られず、また、250℃より高くなるとポリオレフィン樹脂に添加する着色用顔料や難燃剤等が変質し着色または変色の原因となる。
なお、本発明においては、溶融紡糸された未延伸糸を巻き取ることなく、溶融紡糸した繊維を連続して延伸するSDW等、いわゆる直接紡糸延伸法によっても繊維化が可能である。
【0010】
本発明においては、花成分のポリプロピレンマルチフィラメント糸の糸長が芯成分のポリプロピレン系捲縮糸の糸長より10%以上長くすることがその特性発現の上で重要であり、その上限は80%程度までである。糸長差が80%を超えると糸が硬くなり、風合いが低下しやすい。また、10%未満では、所期の流体撹乱加工繊維としての特性を得ることができない。
本発明のストレッチバック性を有するポリプロピレン系流体撹乱加工糸の芯成分に使用されるポリプロピレン系並列型複合紡糸繊維、及び花成分に使用されるポリプロピレン繊維の繊度については特に限定されるものではなく、任意の繊度であってもよい。
花成分の繊維断面形状は、前記所定のポリプロピレンホモポリマーまたはコポリマー同一成分で用いる限り、円形芯鞘構造であっても、中空芯鞘構造であっても、また三角芯鞘構造等の異形芯鞘構造であってもよい。これら芯鞘構造を採用する場合は、複合紡糸法で製糸する。
また、芯成分と花成分の混繊比率は任意の比率であってよい。糸の形態については、本発明のストレッチバック性を有するポリプロピレン系流体撹乱加工糸は、織編物にしたときの強度や織物のソフト性の点からマルチフィラメント糸であることが好ましい。
【0011】
さらに、ステーブルの紡績糸であっても同等の効果が得られると考えられる。芯成分及び花成分のどちらか一方、及び、両方が原着繊維であることが好ましい。芯成分及び花成分として異なる色の原着糸を用いることにより、更に高級感のある流体撹乱加工繊維を得ることができる。上記の如き特性を有する本発明のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維は、芯成分となる捲縮糸と、花成分となるポリプロピレンマルチフィラメント糸とを流体撹乱加工した後、得られた加工繊維を110℃以上の温度で乾熱処理を行なうことより得られる。乾熱処理温度は、好ましくは110℃〜130℃である。また処理時間は5〜10分である。
なお、本発明の繊維には、その特性を損なわない範囲で、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸収剤、中和剤、分散剤、蛍光増白剤、艶消剤、滑剤、帯電防止剤、抗菌剤、難燃剤等をその目的に応じて適宜配合される。
【0012】
【実施例】
次に、本発明について実施例を挙げてさらに詳細に説明する。
[ポリプロピレン系繊維(A成分糸)の製造]
予め芯成分の原糸として、エチレン共重合量が2.5モル%、MFR値が25g/10分、融点が125℃のメタロセン系重合触媒から得られた日本ポリケム(株)製低融点エチレン−プロピレンランダムコポリマー樹脂ウインティク「XK1183」と、MFR値が31g/10分、融点が163℃のポリプロピレンホモポリマー樹脂とを使用原料として、エチレン−プロピレンランダムコポリマー樹脂の押出機温度が220℃、ポリプロピレンホモポリマー樹脂の押出機温度が225℃、紡糸頭温度が220℃に調整し、溶融複合紡糸機を使用して、孔径0.8mmの円形30ホールの紡糸口金から紡出し、引取速度500m/分で巻取った。さらに、この未延伸繊維を延伸倍率4.25倍、延伸温度80℃で延伸した後、温度110℃で熱処理して100T30fのポリプロピレン系並列型複合紡糸繊維(以下、A成分糸と略記する)を得た。
【0013】
[ポリプロピレン系繊維(B成分糸)の製造]
また、花成分として、MFR値が31g/10分、融点が163℃のポリプロピレンホモポリマーを原料として、押出機温度が225℃、紡糸頭温度が220℃に調整し、溶融複合紡糸機を使用して、孔径0.8mmの円形30ホールの紡糸口金から紡出し、引取速度500m/分で巻取った。さらに、この未延伸繊維を延伸倍率3.30倍、延伸温度80℃で延伸し、温度120℃で熱処理して190T60fのポリプロピレン繊維(以下、B成分糸と略記する)を得た。
【0014】
<繊維のストレッチバック性試験法>
[測定法]
各実施例及び比較例で得た流体撹乱加工繊維を束ねカセ状とし、これを110℃で5分間乾熱処理をした後、10分以上放置してサンプル糸とする。
イ)サンプル糸の一端に測定荷重Aを掛け1分後に糸長(L1)を測定する。
測定荷重A=dtex×1/10×(2×巻き回数)
測定後、測定荷重Aを取り除き2分間放置する。
ロ)次に、サンプル糸の一端に測定荷重Bを掛け1分後に糸長(L2)を測定
する。
測定荷重B=dtex×1/1000×(2×巻き回数)
上記イ)及びロ)の測定値(L1、L2)から、下記計算式により算出した数値をストレッチバック率とした。
捲縮率(%)=〔(L1−L2)/L1〕×100
【0015】
[実施例1〜3]
エアー流体撹乱ノズル(ヘバライン社製:ヘマジェットLB−12L+ジェットコアS345K)を使用し、上記の予め得たエチレンランダムコポリマーとポリプロピレンホモポリマーからなる並列型複合紡糸繊維(A成分糸)を芯成分とし、ポリプロピレンマルチフィラメント繊維(B成分糸)を花成分として、速度200m/分、エアー圧0.53MPaの条件下で、芯成分を花成分より15%、20%、30%過剰供給しながらそれぞれエアー流体撹乱加工した。得られた流体撹乱加工繊維の繊維繊度、及び乾熱温度110℃及び120℃の雰囲気下で5分間熱処理した後、上記測定法によりストレッチバック率を求めた。その結果を表1に示す。120℃熱処理後のストレッチバック率はいずれも25%以上の高い値を示した。
【0016】
[実施例4]
流体撹乱加工速度を400m/分に変更した以外は実施例1と同一条件で流体撹乱加工繊維を得た。得られた流体撹乱加工繊維の繊維繊度、及び乾熱温度110℃及び120℃の雰囲気下で5分間熱処理した後、上記測定法によりストレッチバック率を求めた。その結果を表1に示す。本例の繊維も120℃熱処理後のストレッチバック率は25%と高い値であった。
【0017】
[比較例1〜3]
芯成分をB成分糸に変更した以外は、実施例1〜3と同一条件で流体撹乱加工繊維を得た。得られた流体撹乱加工繊維の繊維繊度、及び乾熱温度110℃及び120℃の雰囲気下で5分間熱処理した後、同様にしてストレッチバック率を求めた。その結果を表1に示す。本比較例の繊維のストレッチバック率はいずれも1.2%以下であった。
【0018】
【表1】
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、芯糸成分としてポリプロピレン捲縮糸と、花糸成分としてポリプロピレンマルチフィラメント糸とを流体撹乱加工した後、乾熱処理を施すことによって、捲縮率が10%以上の繊維が提供される。かかる繊維は、軽量でソフト感に優れ、且つ、ストレッチバック性が高いという従来の繊維を超える特性を備えている。また、当該繊維を、2色以上の原着繊維とすることで更に高級感のあるストレッチバック性を有する繊維が得られる。さらに、当該繊維はリサイクル性、メンテナンス性にも優れている。したがって、本発明の流体撹乱加工繊維は特に産業資材用途に向けた繊維として極めて有用なものである。
Claims (5)
- 芯成分が、エチレン共重合量が2〜5モル%、メルトフロレート値が10〜50g/10分であるエチレン−プロピレンランダムコポリマーとポリプロピレンホモポリマーが並列複合されたポリプロピレン捲縮糸からなり、花成分がポリプロピレン系マルチフィラメント糸からなる流体撹乱加工繊維であって、110℃、5分の乾熱処理後の捲縮率が10%以上であることを特徴とするポリプロピレン系流体撹乱加工繊維。
- 花成分のポリプロピレン系マルチフィラメント糸の糸長が、芯成分のポリプロピレン捲縮糸の糸長より10%以上長い請求項1に記載のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維。
- 花成分のポリプロピレン系マルチフィラメント糸が、メルトフロレート値が10〜50g/10分を有するポリプロピレン系繊維からなる請求項1又は2に記載のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維。
- 芯成分となるエチレン共重合量が2〜5モル%、メルトフロレート値が10〜50g/10分であるエチレン−プロピレンランダムコポリマーとポリプロピレンホモポリマーが並列複合されたポリプロピレン捲縮糸と、花成分となるマルチフィラメント糸とを流体撹乱加工した後、得られた加工繊維を110℃以上の温度で乾熱処理することを特徴とする捲縮率が10%以上のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維の製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のポリプロピレン系流体撹乱加工繊維を用いた織編物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002295053A JP4081338B2 (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002295053A JP4081338B2 (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004131858A JP2004131858A (ja) | 2004-04-30 |
JP4081338B2 true JP4081338B2 (ja) | 2008-04-23 |
Family
ID=32285427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002295053A Expired - Lifetime JP4081338B2 (ja) | 2002-10-08 | 2002-10-08 | ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4081338B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5094555B2 (ja) * | 2008-05-23 | 2012-12-12 | キヤノン株式会社 | インクタンク |
CN108411415B (zh) * | 2018-04-27 | 2024-03-22 | 浙江知多多网络科技有限公司 | 一种poy涤纶长丝加工用的变形热箱 |
-
2002
- 2002-10-08 JP JP2002295053A patent/JP4081338B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004131858A (ja) | 2004-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1485527B1 (en) | Reversible, heat-set, elastic fibers, and method of making and articles made from same | |
JP4081338B2 (ja) | ポリプロピレン系流体撹乱加工繊維及びその製造方法 | |
KR101866688B1 (ko) | 멜란지 효과가 우수하고, 드레이프성 및 고신축성을 갖는 레이온-라이크 폴리에스테르 복합사 및 그 제조방법 | |
JP3997613B2 (ja) | 高強度ポリプロピレン繊維及びその製造方法 | |
JP7432994B2 (ja) | 延伸複合繊維、不織布及び延伸複合繊維の製造方法 | |
KR100476471B1 (ko) | 이수축 혼섬사 및 그의 제조방법. | |
JP3895190B2 (ja) | カットパイル織編物用ポリエステル複合仮撚加工糸およびその製造方法 | |
JPH07216653A (ja) | ポリプロピレン系高捲縮性フィラメント糸及びその製造法 | |
KR100883286B1 (ko) | 필라멘트 재봉사 | |
KR102219084B1 (ko) | 강도 및 신장률이 높은 인터레이스 복합사 및 그 제조방법 | |
JP2007023417A (ja) | 嵩高吸湿弾性糸及びその製造方法 | |
JP4351893B2 (ja) | ポリプロピレン系混繊捲縮糸及びその製造方法並びにカーペット | |
JP2005179815A (ja) | ポリアミドマルチフィラメント糸及びポリアミド混繊加工糸 | |
KR101555098B1 (ko) | 이수축 폴리에스테르 심초형 복합가연사의 제조방법 및 이를 통해 제조된 이수축 폴리에스테르 심초형 복합가연사 | |
JPS6245326B2 (ja) | ||
JP2936304B2 (ja) | ポリプロピレン系異収縮混繊糸及びその製造方法 | |
KR102144201B1 (ko) | 폴리프로필렌 필라멘트 탄성사와 그를 이용한 섬유원단 및 그의 제조방법 | |
JPS61152810A (ja) | 改良されたポリプロピレンモノフイラメントの製造方法 | |
JPH03279428A (ja) | ポリエステル混繊糸 | |
EP1860214B1 (en) | Reversible, heat-set, elastic fibers, and method of making and articles made from same | |
JPS61201034A (ja) | シルキ−調ポリエステル糸条 | |
JPH0327140A (ja) | 異繊度異収縮混繊糸及びその製造方法 | |
KR101850628B1 (ko) | 드레이프성이 우수한 고신축성의 레이온-라이크 폴리에스테르 복합사 및 그 제조방법 | |
JP2003336137A (ja) | ポリエステル異収縮混繊糸 | |
JP3753654B2 (ja) | パイル繊維製品 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041215 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060914 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071023 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071212 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080129 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4081338 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |