JP4066484B2 - 画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像処理装置および画像処理方法、並びにカメラに関し、特に所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理装置および画像処理方法、並びにこれらを用いたカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
色配列が例えば原色ベイヤ配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子の出力信号を処理する画像処理装置では、カラーフィルタ上において各色が飛び飛びに存在することから、解像感を損なわないようにするために補間処理が行われる。この種の画像処理装置においては、従来、水平方向の相反する2方向(左右方向)または垂直方向の相反する2方向(上下方向)のように2方向のみの相関値を算出し、それを基に補間処理を行っていた。すなわち、補間すべき画素の周囲例えば5×5画素の領域の画素情報から横縞か縦縞かを判定し、横縞の場合には補間すべき画素の水平方向の両側の画素の信号を使って補間し、縦縞の場合には垂直方向の両側の画素の信号を使って補間するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2方向のみの相関検出による補間を行う従来の画像処理装置では、水平方向または垂直方向のエッジ部においては有効ではあるが、斜めのエッジ部分や、水平/垂直方向のエッジでも、1画素幅程度の線分の場合には、水平のエッジと垂直のエッジの交点や、線分の折れ曲がり部では適正なエッジ検出ができなかったり、また斜め線の場合には、水平の相関が強いか垂直の相関が強いかが判定できずに、水平エッジ部の処理と垂直エッジ部の処理の平均をとる処理(平均値補間)を行いがちであった。
【0004】
このため、従来の画像処理装置においては、上記の例で示される箇所では、解像感のないボケた画像になったり、途切れてはならない箇所で線が途切れたりするような不具合が発生することになる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、折れ曲がった線や、直角に曲がった角の部分などにおいても良好に補間処理を行うことが可能な画像処理装置および画像処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明による画像処理装置は、所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う画像処理装置であって、補間すべき画素(以下、補間画素と称す)に関して左右および上下の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいてその4方向に対する相関値を算出する相関値算出回路と、この相関値算出回路によって算出された上記4方向に対する相関値を基に補間係数を決定する係数決定回路と、この係数決定回路で決定された補間係数を用いて上記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行う補間処理回路とを備え、前記係数決定回路が、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより前記補間係数の算出方法を変えることを特徴としている。
【0007】
また、本発明による画像処理方法は、所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う画像処理方法であって、補間画素に関して左右および上下の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいてその4方向に対する相関値を算出する算出ステップと、この算出ステップで算出した4方向に対する相関値を基に補間係数を決定する決定ステップと、この決定ステップで決定した補間係数に基づいて上記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行う処理ステップとを有し、前記決定ステップでは、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより前記補間係数の算出方法を変えることを特徴としている。
【0008】
上記構成の画像処理装置およびその処理方法において、先ず、補間画素に関して左右(水平方向)および上下(垂直方向)の計4方向に対する特性値、即ち相関の程度(度合い)を示す相関値を算出する。次いで、この4方向に対する相関値を基に、補間時に用いる補間係数を決定する。この補間係数を決定するに当たって、4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより補間係数の算出方法を変えるようにする。そして、相関値を算出する際に用いた4方向に対応する画素情報に対して補間係数をそれぞれ掛け合わせた後加算することによって補間処理を行う。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明による画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。ここで、本画像処理装置の処理対象となるカラー固体撮像素子は、色配列として例えば図2に示すR(赤)G(緑)B(青)の原色ベイヤ配列のカラーフィルタ11を受光面上に有する単板式固体撮像素子12である。
【0010】
なお、色配列は原色ベイヤ配列に限定されるものではなく、さらにカラーフィルタもRGBの原色の色配列に限られるものではなく、他の原色の色配列の場合でも、補色を使用した色配列(例えば、Ye/Cy/Mg/G)の場合でも同様に適応可能である。また、固体撮像素子12としては、全画素の信号電荷を独立に読み出すいわゆる全画素読み出し方式のCCD(Charge Coupled Device) 固体撮像素子(以下、CCDエリアセンサと称する)を用いるものとするが、全画素読み出し方式ではないCCD固体撮像素子にも適応可能である。
【0011】
CCDエリアセンサ12から出力されるRGB点順次データは、信号処理部13において黒レベルクランプやホワイトバランスなどの信号処理が行われた後、検出部14および補間部15に供給される。検出部14は、入力されるRGB点順次データから最適な補間方法を検出し、その補間情報を補間部15へ送る。補間部15は、検出部14から入力される補間情報を基にRGB点順次データに対して補間処理を行って出力する。
【0012】
検出部14は、図3に示すように、補間画素に関して上下および左右の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向、即ち垂直(V)方向の相反する2方向および水平(H)方向の相反する2方向の計4方向の相関の程度を検出するVH相関検出部16と、補間画素に関して右上、左上、左下、右下の斜め方向、即ち上記4方向に対してそれぞれ45°の角度をなす4方向の相関の程度を検出する斜め相関検出部17とを有する構成となっている。
【0013】
なお、本例では、上下左右4方向に加え、斜め4方向の計8方向の相関の程度を検出する構成を例に採っているが、上下左右の4方向だけの相関の程度を検出する構成であっても良い。ただし、以下の説明では、8方向の場合を例に採って説明するものとする。
【0014】
一方、補間部15は、図4に示すように、検出部14から与えられる補間情報に基づいて、Gの画素情報に対して補間処理を行うG補間部18と、Rの画素情報に対して補間処理を行うR補間部19と、Bの画素情報に対して補間処理を行うB補間部20とを有する構成となっている。
【0015】
図5は、VH相関検出部16および斜め相関検出部17の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【0016】
VH相関検出部16は、補間画素の右側の画素の画素情報に基づいて相関の程度を示す相関値を算出する右側相関値算出回路21と、補間画素の左側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する左側相関値算出回路22と、補間画素の上側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する上側相関値算出回路23と、補間画素の下側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する下側相関値算出回路24と、これら相関値算出回路21〜24で算出した各相関値を補間ゲインに変換して出力する相関値→補間ゲイン変換回路25とから構成されている。
【0017】
上記構成のVH相関検出部16において、相関値→補間ゲイン変換回路25からは、水平垂直補間用ゲインRGain,LGain,TGain,BGainおよび水平垂直RB補間用ゲインRGainD,LGainD,TGainD,BGainDが補間係数として出力される。なお、水平垂直RB補間用ゲインRGainD,LGainD,TGainD,BGainDについては、後で詳述する。
【0018】
斜め相関検出部17は、補間画素の右上側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する右上側相関値算出回路26と、補間画素の左上側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する左上側相関値算出回路27と、補間画素の左下側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する左下側相関値算出回路28と、補間画素の右下側の画素の画素情報に基づいて相関値を算出する右下側相関値算出回路29と、これら相関値算出回路26〜29で算出した各相関値を補間ゲインに変換し、補間係数として斜め補間用ゲインD1Gain〜D4Gainを出力する相関値→補間ゲイン変換回路30とから構成されている。
【0019】
さらに、水平垂直4方向と斜め4方向は互いに直交していないため、VH‐斜め比較回路31において、水平垂直の相関値と斜めの相関値を比較することにより、斜め補間補正用ゲインVHGain,DGainを補間係数として算出するようにしている。この斜め補間補正用ゲインVHGain,DGainの算出法については、後で詳細に説明する。
【0020】
図6は、VH相関検出部16における例えば左側相関値算出回路22の具体的な構成の一例を示すブロック図である。なお、右側相関値算出回路21、上側相関値算出回路23および下側相関値算出回路24についても、全く同じ回路構成を採る。
【0021】
左側相関値算出回路22において、入力されたRGB点順次信号は、色分離回路32において、R画素/G画素/B画素の各色にそれぞれ対応するR信号/G信号/B信号に分離されて出力される。G信号は、変化量1,2算出回路33,34にそれぞれ供給される。R信号は、変化量算出回路35に供給される。B信号は、変化量算出回路36に供給される。
【0022】
ここで、G信号についてのみ、2つの異なる変化量1,2算出回路33,34に入力するのは、図2のRGB原色ベイヤ配列を見ても分かるように、GはR/Bに比べて水平方向および垂直方向のサンプリング数が倍であり、Gでは隣り合った垂直ラインでの変化量1と、1ラインおいた垂直ライン同士での変化量2を算出するためである。なお、ここでは、隣り合った垂直ライン間または1ラインおいた垂直ライン間での例を採ったが、2ライン以上おいた垂直ライン間であっても良い。
【0023】
変化量1,2算出回路33,34および変化量算出回路35,36は、図7の概念図に示すように、変化量を算出する方向に対して直交する向きにしたLPF(1,2,2,2,1)37,38,39を通した後に、算出用BPF40,41,42,43を通すことにより変化量を算出する構成となっている。ここで、算出用BPF40,41,42,43は、Gについては1/2相関(1,−1)と、1/4相関(1,0,−1)を使用し、R/Bについては1/4相関(1,1,−1,−1)を使用する。
【0024】
これら変化量算出回路33,34,35,36で算出された各変化量は、絶対値化回路45,46,47,48で絶対値化された後係数付加回路49,50,51,52に供給される。係数付加回路49,50,51,52は、絶対値化回路45,46,47,48で絶対値化された各変化量に対して別途設定された係数をそれぞれ掛け合わせて出力する。そして、係数付加回路49,50,51,52の各出力は、加算回路53で加え合わされた後、上下左右の相関値St,Sb,Sl,Srとして出力される。なお、RBの相関値への寄与がGに比べて低くなるように1/4して加算する。
【0025】
ここで、係数付加回路49,50,51,52において係数を掛ける理由は、R/G/Bの各色は輝度を形成する際にも、NTSCテレビジョン方式の場合には0.30R+0.59G+0.11Bとして計算するように、人間の視覚特性に合わせるためである。ただし、計算量やゲート規模を削減するためには、R:G:Bが3:6:1の比率、1:2:1の比率または2:4:1の比率になるように簡易的な係数を設定する方が良い。
【0026】
続いて、上記構成の左側相関値算出回路22における変化量算出回路33〜36による左方向の変化量の算出法につき、図8の原色ベイヤ配列図を用いて説明する。ここでは、左方向の変化量の算出法について述べるが、他の方向(右/上/下の各方向)についても、添え字が変わるだけで全く同じである。
【0027】
先ず、Gについては、隣り合った垂直ラインでの変化量が(1)式により、1ラインおいた垂直ライン同士での変化量が(2)式によりそれぞれ算出される。なお、(1)式/(2)式では、画素G22に対する相関を検出する際の式を示している。一方、R信号/B信号では、1ラインおきにしか同じ色の信号が存在しないため、1ラインおいた垂直ライン間の変化量が、(3)式/(4)式によりそれぞれ算出される。また、画素G33に対しては、水平/垂直を表わす添え字がそれぞれ1ずつ増加する他に、R信号とB信号で算出方法が入れ替わる。
【0028】
【数1】
【0029】
図5に示すVH相関検出部16において、相関係数を決定する回路である相関値→相関ゲイン変換回路25は、相関係数を決定するに当り、相関値算出回路21〜24で算出された4方向の相関値Sr,Sl,St,Sbを基に、相関モードを決定する。相関モードを導入する理由は、単に相関値を順位付けした場合では、相関の順位に対して補間係数の決定が難しいためである。
【0030】
例えば、4つの相関値がほとんど同じである場合(100,101,102,103)と、全く異なる場合(0,10,100,500)では、補間係数の算出結果は異なるべきである。そこで、相関の順位決定とは別に相関係数の分布を示す相関モードを導入する。相関モードは、4つの相関値Sr,Sl,St,Sbがどういう分布になっているかを表わすもので、表1に示すように、0から7までの8つのモードからなる。
【0031】
【表1】
【0032】
図9は、相関モードを決定するための相関モード決定回路の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【0033】
図9において、4つの相関値Sr,St,Sl,Sbをそれぞれ比較するための6個のコンパレータ54〜59が設けられている。右方向の相関値Srは、コンパレータ54,55,57の各一方の比較入力Aとなる。上方向の相関値Stは、コンパレータ54の他方の比較入力Bになるとともに、コンパレータ56,58の各一方の比較入力Aとなる。左方向の相関値Slは、コンパレータ55,56の各他方の比較入力Bになるとともに、コンパレータ59の一方の比較入力Aとなる。下方向の相関値Sbは、コンパレータ57,58,59の各他方の比較入力Bとなる。
【0034】
ここで、コンパレータ54〜59は、2つの比較入力A,Bを比較することにより、“>”(大),“<”(小),“=”(等価)の3段階の比較結果を出力する構成となっている。すなわち、A>B,A<Bの2つの比較結果に加え、比較する2つの相関値の差の絶対値が、あるリファレンス値THよりも小さい場合は“=”であるとする。なお、このリファレンス値THとしては、補間画素の近傍の画素の平均レベルまたは加重平均レベル、例えば補間画素の近傍での輝度Y0にある係数を掛けたものを使用する。図10は、輝度Y0の検出の概念図である。
【0035】
コンパレータ54〜59の後段には、右、上、左、下にそれぞれ対応した4個の1ビット全加算器60〜63が設けられている。全加算器60は、コンパレータ54の比較結果A>Bを一方の加算入力X、コンパレータ55の比較結果A>Bを他方の加算入力Y、コンパレータ57の比較結果A>Bを桁上げ入力Cとする。全加算器61は、コンパレータ54の比較結果A<Bを一方の加算入力X、コンパレータ56の比較結果A>Bを他方の加算入力Y、コンパレータ58の比較結果A>Bを桁上げ入力Cとする。
【0036】
全加算器62は、コンパレータ55の比較結果A<Bを一方の加算入力X、コンパレータ56の比較結果A<Bを他方の加算入力Y、コンパレータ59の比較結果A>Bを桁上げ入力Cとする。全加算器63は、コンパレータ57の比較結果A<Bを一方の加算入力X、コンパレータ58の比較結果A<Bを他方の加算入力Y、コンパレータ59の比較結果A<Bを桁上げ入力Cとする。そして、これら全加算器60〜63は、2つの加算入力X,Yおよび桁上げ入力Cに基づいて自分の順位を判定し、判定結果S0,S1を出力する。
【0037】
全加算器60〜63の各判定結果S0,S1は、論理回路64を経て4個の4入力加算器65〜68に供給される。これら加算器65〜68のうち、加算器65,66からは2つの加算出力S0,S1が、加算器67,68からは1つの加算出力S0がそれぞれ導出され、論理回路69に入力される。この論理回路69は、加算器65,66の各2つの加算出力S0,S1と、加算器67,68の各1つの加算出力S0に基づいて3ビットのモード信号m0,m1,m2を出力する。このモード信号m0,m1,m2に基づいて8つのモードが決定される。
【0038】
上記構成の相関モード決定回路において、4つの相関値Sr,Sl,St,Sbをそれぞれ比較して3段階の比較結果(“>”,“<”,“=”)を得、これら比較結果を基に小さい順に0から順位をつける。この場合に、2ないし4方向が同じ順位になる場合もある。この順位の分布を基に表1に当てはめ、相関モードを決定する。なお、Mode1,2,5,6の場合では、分布が表とは異なる場合がある。例えば、Mode1では順位0が3方向で、残りの1方向の順位は1,2,3のどれでもあり得る。
【0039】
続いて、相関順位からランク付けを行う。ここで、ランクと相関順位とは、便宜上、別なものである。ランクとは、同じ相関順位にある方向に対しても順番を付けたものである。同じ相関順位の場合の順番の付け方は、“右”から時計周りとする。例えば、上下左右が全て同じ相関順位であった場合は、右、上、左、下のランクはそれぞれ0,1,2,3となる。
【0040】
以上のようにして、相関値→相関ゲイン変換回路25において、相関係数を算出する際に相関モードとランクを決定し、この組み合わせによってそれぞれのランクの補間係数を算出することにより、各方向の補間係数、即ち水平垂直補間用ゲインRGain,LGain,TGain,BGainおよび水平垂直RG補間用ゲインRGainD,LGainD,TGainD,BGainDを決定できる。
【0041】
ここで、補間係数を算出するに当り、相関値→相関ゲイン変換回路25では、決定した相関モードにより補間係数の算出方法を変える構成を採っている。すなわち、水平垂直4方向の4つの相関値Sr,Sl,St,Sbにおいて、その値の小さいものから順にS0,S1,S2,S3とし、これらに基づいて各モードごとに例えばルックアップテーブル(LUT)から変数α(0≦α≦1/4)を求め、この変数αを用いて補間係数を算出するようにする。
【0042】
すなわち、図11に示すように、4つの相関値S0〜S3を演算回路70Aにおいて演算してS3−S0,S2−S0,S1−S0の3つの演算出力を得る。この3つの演算出力S3−S0,S2−S0,S1−S0を、選択回路70Bにおいて、3ビットのモード信号m0〜m2で決まる各モードに対応して選択してルックアップテーブル70Cに与えるようにする。
【0043】
ルックアップテーブル70Cにおいては、モード0ではα=0とし、モード1ではS3−S0の値に対応する変数αを、モード2またはモード3ではS2−S0の値に対応する変数αを、モード4以降ではS1−S0の値に対応する変数αをそれぞれ設定する。そして、この変数αを用いて表2のように補間係数を算出するようにする。なお、ルックアップテーブル70Cのテーブル値を外部から変更可能とすることで、変数αの値を任意に設定することができる。
【0044】
【表2】
【0045】
以上、水平垂直4方向の相関検出について述べたが、斜め4方向の相関検出に関しては、色分離後のRGBの各信号に対し、それぞれ斜め方向の変調成分の絶対値を算出し、R:G:B=1:4:1の割合で加算し、相対値とする。なお、右上、左上、左下、右下をそれぞれ、D1方向、D2方向、D3方向、D4方向とする。そして、図5の相関値→補間ゲイン変換回路30において、水平垂直4方向の場合と同様にして、斜め4方向の補間用ゲインD1Gain,D2Gain,D3Gain,D4Gainを補間係数として算出する。
【0046】
次に、図4の補間部15におけるG,R,Bの各補間部18,19,20の具体的な構成の一例を図12および図13に示す。なお、図12はG補間部18の構成を、図13はR,B補間部19,20の構成をそれぞれ示している。
【0047】
先ず、図12において、色分離後のGのデータは水平垂直4方向、即ち右側、左側、上側、下側の各相関用処理回路71,72,73,74にそれぞれ供給され、これら相関用処理回路71,72,73,74において4方向の補間データGr,Gl,Gt,Gbが生成される。これら補間データGr,Gl,Gt,Gbは、補間する方向にLPFを通すことで生成される。実際には、高輝度用と低輝度用の2つのLPFを設け、それぞれの出力に所定のゲインを掛けた後に加算することで、補間データGr,Gl,Gt,Gbの生成が行われる。
【0048】
補間データGr,Gl,Gt,Gbは各々、乗算器75,76,77,78において、図5に示すVH相関検出部16で決定された補間係数、即ち水平垂直補間用ゲインRGain,LGain,TGain,BGainがそれぞれ掛けられる。そして、加算器79〜81によって加算されることにより、Gの補間処理が行われる。補間処理後のGの画像データは、(5)式で表される。
G=Gr×RGain+Gl×LGain
+Gt×TGain+Gb×BGain ……(5)
【0049】
斜め4方向についても同様に、右上側、左上側、左下側、右下側の各相関用処理回路82,83,84,85において、D1/D2/D3/D4の各方向の補間データが生成され、乗算器86,87,88,89において、図5に示す斜め相関検出部17で決定された斜め補間用ゲインD1Gain,D2Gain,D3Gain,D4Gainがそれぞれ掛けられた後、加算器90〜92で足し合わされることによって補間処理が行われる。
【0050】
また、水平垂直4方向相関検出/補間によるGの画像データと、斜め4方向相関検出/補間によるGの画像データを、状況に合わせて(6)式に示すように混合比を変化させて加算する。混合比の調整は、図5に示すVH‐斜め比較回路31で算出される斜め補間補正用ゲインVHGain,DGainによって行われる。
G=Gvh×VHGain+Gd×DGain ……(6)
【0051】
ここで、水平垂直方向と斜め方向は直交していないため、水平垂直と斜めのそれぞれの相関値の最大値S3と最小値S0の差(S3−S0)を比較し、この値の大きい方の補間係数が小さい方の補間係数よりも大きくなるように加算する。これは、検出方向に対して、平行または直交しているエッジの場合に、相関値の最大値と最小値の差が大きくなるためである。ただし、水平垂直と斜めの比較をする際に、水平垂直の算出値にオフセットを与え、標準で水平垂直補間を行い、斜め補間に適した場合にのみ斜め用の補間係数を大きくする。
【0052】
水平垂直と斜めのそれぞれの相関値の最大値S3と最小値S0の差(S3−S0)を比較する際には、図14の概念図に示すように、斜めの差(S3−S0)に対して所定の定数SDoffsetを加算(又は、減算)した値に係数SDGainを掛けた値Aを、水平垂直の差B(S3−S0)と比較し、その差(A−B)に基づいて斜め補間補正用ゲインVHGain,DGainを設定するようにする。
【0053】
すなわち、図12において、加算器81の出力データに対して乗算器93で斜め補間補正用ゲインVHGainを掛けるとともに、加算器92の出力データに対して乗算器94で補間補正用ゲインDGainを掛け、これら乗算器93,94の各出力データを加算器95で加算することにより、水平垂直4方向相関検出/補間によるGの画像データと、斜め4方向相関検出/補間によるGの画像データを所定の割合で混合(加算)するようにする。
【0054】
以上、G補間部18の構成および動作について説明したが、図13に示すR,B補間部19,20の構成についても、図12に示すG補間部18の構成と基本的には同じである。したがって、図13中、図12と同等部分には同一符号を付して示してある。ただし、右側、左側、上側、下側の各相関用処理回路71′,72′,73′,74′における補間データの生成法については、Gの場合に比べて複雑である。その理由として2つあり、RB補間用相関検出を行うことと、G/2成分をRBに加えるためである。
【0055】
そのため、RG補間用相関検出は、水平(右、左)の補間データ用と垂直方向(上、下)の補間データ用では別々に行う。具体的には、R画素およびB画素の信号からR信号/B信号を補間する際に、先述した水平垂直RB補間用ゲインRGainD,LGainD,TGainD,BGainDを、R/B専用の補間係数として算出して用いる。以下、R信号の補間処理を例に採って説明するが、B信号の補間処理についても同様である。
【0056】
なお、RGBの原色ベイヤ配列のカラーフィルタ11において、その色配列を示す図2から明らかなように、Gは水平方向または垂直方向の空間サンプリング数がCCDエリアセンサ12の全画素による空間サンプリング数と同じであるのに対し,R/Bは水平方向または垂直方向の空間サンプリング数がCCDエリアセンサ12の全画素による空間サンプリング数に比べて少ない。
【0057】
図8に示す原色ベイヤ配列において、補間すべき画素がR21の画素の場合では特別な処理は必要なく、R21の信号をそのままR信号として使用する。補間すべき画素がG22の場合は、左側補間はR21の画素を、右側補間はR23の画素を使用するが、上側補間と下側補間の場合では、図15に示す補間係数算出回路96を用いるようにする。この補間係数算出回路96は、図5のVH相関検出部16における相関値→相関ゲイン変換回路25の一部を構成している。
【0058】
すなわち、VH相関検出部16において、右側相関値算出回路21で算出した右側相関値Srと左側相関値算出回路22で算出した左側相関値Slを補間係数算出回路96に入力し、この補間係数算出回路96によって右側補間係数RGainDと左側補間係数LGainDを算出する。この補間係数算出回路96の特性の一例を図16に示す。なお、図16の特性では、補間係数が0.0〜1.0の範囲のように示してあるが、補間係数の値そのものはいくつでも良く、実際に補間係数とR信号とを掛け合わせたときに結果的に0.0〜1.0の範囲に入れば問題ない。
【0059】
このようにして算出された右側補間係数RGainDと左側補間係数LGainDが、図13の右側相関用処理回路71′および左側相関用処理回路72′に入力されると、これら相関用処理回路71′,72′において、所定の演算処理が行われ、上側補間データTDataと下側補間値BDataが算出される。相関用処理回路71′,72′における演算式としては、
TData=R01×LGainD+R03×RGainD
BData=R41×LGainD+R43×RGainD
【0060】
または、
TData={(R01+R21)×LGainD
+(R03+R23)×RGainD}/2
BData={(R21+R41)×LGainD
+(R23+R43)×RGainD}/2
などが考えられる。
【0061】
また、補間すべき画素G33の場合には、上記と同様な処理方法で上側相関値St/下側相関値Sbから上側補間係数TGainD/下側補間係数BGainDを算出し、例えば次のような演算式にて右側補間データRData/左側補間データLDataを算出する。
LData=R21×TGainD+R41×BGainD
RData=R25×TGainD+R45×BGainD
【0062】
さらに、補間すべき画素がB32の場合では、上側相関値St/下側相関値Sbから上側補間係数TGainD/下側補間係数BGainDを、右側相関値Sr/左側相関値Slから右側補間係数RGainD/左側補間係数LGainDをそれぞれ算出し、次のような演算式にて上側補間データTData/下側補間データBData/左側補間データLData/右側補間データRDataをそれぞれ算出する。
TData=R21×LGainD+R23×RGainD
BData=R41×LGainD+R43×RGainD
LData=R21×TGainD+R41×BGainD
RData=R23×TGainD+R43×BGainD
【0063】
上述したように、RG補間用相関検出は、水平方向(右、左)の補間データ用と垂直方向(上、下)の補間データ用とで別々に行う。水平方向の補間データ用補間係数LGainD,RGainDには、右側相関値Srと左側相関値Slを比較(Sl−Sr)して算出する。垂直方向の補間データ用補間係数TGainD,BGainDには、上側相関値Stと下側相関値Sbを比較(Sb−St)して算出する。
【0064】
そして、これら補間係数TGainD/BGainD/LGainD/RGainDに基づいて上側補間データTData/下側補間データBData/左側補間データLData/右側補間データRDataをそれぞれ算出した後、図5のVH相関検出部16で算出した4方向相関検出による水平垂直補間用係数TGain/BGain/LGain/RGainを掛け合わせて加算し、R信号を生成する。
【0065】
ここで、Rの上側補間データTDataを生成する場合を例にとって考える。Rは元画像には水平垂直ともに1画素おきにしか情報がないため、補間すべき画素がR画素の場合はその画素のデータを使用し、Gb画素の場合では上側がR画素であるため、上側のR画素のデータを上側補間データとする。
【0066】
しかし、B画素またはGr画素の場合では、その垂直ライン上にRの情報がないため、左右の垂直ラインのR画素とGの1/2変調成分を基に上側補間データTDataを生成する。具体的には、右側垂直ライン上のR画素と水平右側のGの1/2変調成分を加算したものにRGainDを係数として掛け合わせ、左側垂直ライン上のR画素と水平左側のGの1/2変調成分を加算したものにLGainDを係数として掛け合わせて足すことにより、上側補間データTDataを生成する。
【0067】
ところで、図8に示す原色ベイヤ配列において、G22の画素に相当するR信号の補間を行う場合、水平方向の補間に関しては両側がRであり、Rが疎であるため問題ないが、垂直方向の補間を行うとしても同一の垂直ラインではG02,B12,G22,B32,G42のようにG信号またはB信号のみしか存在しない。このため、隣りの垂直ラインのR信号を用いる必要がある。
【0068】
しかし、水平方向で信号レベルが急激に変化するような垂直のエッジを撮像すると、エッジがG22の垂直ラインと隣りの例えばR23の垂直ラインの間にくることがある。この場合には、G22の位置のR信号のレベルはR01/R21/R41などとはほぼ等しくなるべきだが、R03/R23/R43などのR信号のレベルを使用するため、本来の信号レベルとは異なり、エッジに色が着くことが懸念される。
【0069】
ところが、原色ベイヤ配列の信号処理において、上述したように、R画素およびB画素の信号からR信号/B信号を補間する際に、右側相関値Srと左側相関値Slに基づいて水平方向の補間データ用補間係数LGainD,RGainDを、上側相関値Stと下側相関値Sbに基づいて垂直方向の補間データ用補間係数TGainD,BGainDを算出して用いるようにしたことで、エッジ部の色付き(色偽信号)を抑圧しつつ、4方向相関検出補間処理による解像度/解像感の向上が可能となる。
【0070】
図17は、本発明に係るカメラの一例を示す概略構成図である。図17において、被写体からの入射光は、レンズ101等を含む光学系によってCCDエリアセンサ102の受光面(撮像面)上に結像される。CCDエリアセンサ102の受光面上には、色配列が例えば原色ベイヤ配列のカラーフィルタ103が設けられている。CCDエリアセンサ102は、CCD駆動回路104によって露光、信号電荷の読み出しおよび転送などの駆動制御が行われる。
【0071】
CCDエリアセンサ102の出力信号は画像処理装置105に供給され、種々の信号処理が行われる。この画像処理装置105として、水平垂直および斜めの8方向の相関を検出し、その検出結果に基づいて適応型補間処理を行う上記実施形態に係る画像処理装置が用いられる。
【0072】
このように、例えば原色ベイヤ配列のカラーフィルタ103を持つCCDエリアセンサ102を撮像デバイスとして用いたカメラにおいて、水平垂直および斜めの8方向の相関を検出し、その検出結果に基づいて適応型補間処理を行うようにしたことで、カラーフィルタ103上において各色が飛び飛びに存在しても、解像感を損なうことがないとともに、折れ曲がった線や、直角に曲がった角の部分などにおいても良好に補間処理が行われるので、より良好な撮像画像を得ることができる。
【0073】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、カラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う際に、補間画素に関して左右および上下の4方向に対応する画素情報に基づいてその4方向に対する相関値を算出し、この算出した4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより算出方法を変えて補間係数を決定し、この決定した補間係数に基づいて上記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行うようにしたことにより、相関値の算出方向に対して直交していない方向のエッジに対しても、良好に相関の度合いを判定できるため、補間処理後の斜めエッジがぼやけることなく良好に再現できるとともに、折れ曲がった線や、直角に曲がった角の部分などにおいても良好に補間することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像処理装置の基本構成を示すブロック図である。
【図2】カラーフィルタの原色ベイヤ配列図である。
【図3】検出部の構成の一例を示すブロック図である。
【図4】補間部の構成の一例を示すブロック図である。
【図5】VH相関検出部および斜め相関検出部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図6】相関値算出回路の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図7】変化量の算出の概念図である。
【図8】変化量の算出法を説明するための原色ベイヤ配列図である。
【図9】相関モード決定回路の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図10】輝度Y0の検出の概念図である。
【図11】変数αを算出する回路の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図12】G補間部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図13】R,B補間部の具体的な構成の一例を示すブロック図である。
【図14】斜め補間補正用ゲインの算出の概念図である。
【図15】水平垂直RB補間係数を算出するための構成図である。
【図16】補間係数算出回路の特性の一例を示す特性図である。
【図17】本発明に係るカメラの一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11…カラーフィルタ、12…CCDエリアセンサ、14…検出部、15…補間部、16…VH相関検出部、17…斜め相関検出部、18…G補間部、19…R補間部、20…B補間部、21〜24,26〜29…相関値算出回路、25,30…相関値→相関ゲイン変換回路、31…VH‐斜め比較回路、33〜36…変化量算出回路、37〜39…LPF(ローパスフィルタ)、45〜48…絶対値化回路、49〜52…係数付加回路、54〜59…コンパレータ、96…補間係数算出回路
Claims (18)
- 所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う画像処理装置であって、
補間すべき画素に関して左右および上下の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいて前記4方向に対する相関値を算出する相関値算出回路と、
前記相関値算出回路によって算出された前記4方向に対する相関値を基に補間係数を決定する係数決定回路と、
前記係数決定回路で決定された前記補間係数を用いて前記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行う補間処理回路とを備え、
前記係数決定回路は、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより前記補間係数の算出方法を変える
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記補間処理回路は、前記4方向に対応する画素情報に対して前記係数決定回路で決定された前記補間係数をそれぞれ掛け合わせた後加算する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係を比較する際に、大、小、等価の3段階の判定を行う
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係を比較する際に、前記補間すべき画素の近傍の画素の平均レベルまたは加重平均レベルを用いて判定を行う
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記相関値算出回路は、前記補間すべき画素に関して左右および上下の4方向に対応する第1の画素情報に加え、前記4方向に対してそれぞれ45°の角度をなす4方向に対応する第2の画素情報に基づいて計8方向に対する相関値を算出する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記第1の画素情報に基づく相関値から第1系統の補間係数を、前記第2の画素情報に基づく相関値から第2系統の補間係数をそれぞれ決定する
ことを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。 - 前記補間処理回路は、前記第1系統の補間係数に基づく補間処理によって第1の画像データを、前記第2系統の補間係数に基づく補間処理によって第2の画像データをそれぞれ生成する
ことを特徴とする請求項6記載の画像処理装置。 - 前記補間処理回路は、前記第1,第2の画像データを所定の割合で加算する
ことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記第1,第2の画像データを形成する際に使用した相関値の最大値と最小値の差を比較し、この値の大きい方の画像データの補間係数を小さい方の画像データの補間係数よりも大きくする
ことを特徴とする請求項8記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記相関値の最大値と最小値の差を比較する際に、前記第2の画素情報に基づく相関値の最大値と最小値の差に所定の定数を加算または減算した値に係数を掛けた値を、前記第1の画像情報に基づく相関値の最大値と最小値の差と比較する
ことを特徴とする請求項9記載の画像処理装置。 - 前記係数決定回路は、前記カラーフィルタの色配列を構成する色のうちで水平方向または垂直方向の空間サンプリング数が前記固体撮像素子の全画素による空間サンプリング数に比べて少ない所定の色に対しては、前記4方向の相反する2方向の相関値を比較し、その結果に基づいて補間係数を算出する補間係数算出回路を有する
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。 - 原色R(赤)G(緑)B(青)ベイヤ配列のカラーフィルタにおいて、前記所定の色はRおよびBである
ことを特徴とする請求項11記載の画像処理装置。 - 所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う画像処理方法であって、
補間すべき画素に関して左右および上下の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいて前記4方向に対する相関値を算出する算出ステップと、
前記算出ステップで算出した4方向に対する相関値を基に補間係数を決定する決定ステップと、
前記決定ステップで決定した補間係数に基づいて前記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行う処理ステップとを有し、
前記決定ステップでは、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより前記補間係数の算出方法を変える
ことを特徴とする画像処理方法。 - 前記補間処理は、前記4方向に対応する画素情報に対して前記補間係数をそれぞれ掛け合わせた後加算することによって行われる
ことを特徴とする請求項13記載の画像処理方法。 - 前記相関値を算出する際に、前記補間すべき画素に関して左右および上下の4方向に対応する画素情報に加え、前記4方向に対してそれぞれ45°の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいて計8方向に対する相関値を算出する
ことを特徴とする請求項14記載の画像処理方法。 - 所定の色配列のカラーフィルタを受光面上に有する固体撮像素子と、被写体からの入射光を前記固体撮像素子の受光面上に結像させる光学系と、前記固体撮像素子から出力される画像信号に対して、補間すべき画素とその周辺画素との相関を検出して色補正処理を行う際に、前記補間すべき画素に関して補間する方向にローパスフィルタを通すことによって得られる補間データに補間係数を乗算し、その乗算結果を加算することによって補間処理を行う画像処理装置とを具備するカメラであって、
前記画像処理装置は、
補間すべき画素に関して左右および上下の互いに90°の整数倍の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいて前記4方向に対する相関値を算出する相関値算出回路と、
前記相関値算出回路によって算出された前記4方向に対する相関値を基に補間係数を決定する係数決定回路と、
前記係数決定回路で決定された前記補間係数を用いて前記4方向に対応する画素情報を基に補間処理を行う補間処理回路とを有し、
前記係数決定回路は、前記4方向に対する相関値の各々の大小関係に応じて相関モードを決定し、その相関モードにより前記補間係数の算出方法を変える
ことを特徴とするカメラ。 - 前記補間処理回路は、前記4方向に対応する画素情報に対して前記係数決定回路で決定された前記補間係数をそれぞれ掛け合わせた後加算する
ことを特徴とする請求項16記載のカメラ。 - 前記相関値算出回路は、前記補間すべき画素に関して左右および上下の4方向に対応する画素情報に加え、前記4方向に対してそれぞれ45°の角度をなす4方向に対応する画素情報に基づいて計8方向に対する相関値を算出する
ことを特徴とする請求項16記載のカメラ。
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