JP3920093B2 - 扉の中間位置係止機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、扉を全閉位置と全開位置との間の中間位置において係止することが可能な扉の中間位置係止機構に関し、より詳細には、上端部を回転自在に係止され、垂直方向に回動可能に構成された所謂「跳ね上げ式扉」に使用される扉の中間位置係止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
各種作業機の防音箱、車両、建築物等に設けられた回動式の扉には、これらの扉を全開又は全閉とするだけでなく、その中間位置において所定の開度で扉を係止可能とした扉の中間位置係止機構を設けたものがある。
【0003】
このような係止機構の一例として、図11に示す係止機構は、機器等のケースの開口部に蝶番等を介して水平方向に回動可能に取り付けられた扉20を全開位置と全閉位置との間にある中間位置において係止するもので、該ケースの奥行き方向を長さ方向としてこの長さ方向にガイド溝52の形成されたガイド金具51’をケースの開口部内に取り付け、丸棒状のアーム54’の一端を前記ガイド金具51’のガイド溝52に摺動可能に嵌合すると共に、他端を扉20に回動可能に連結し、扉20を中間位置まで開放した際に、扉20の開放に伴って引き出された前記アーム54’の一端がガイド溝52の端部に係止されて開方向への移動が規制されて扉20が中間位置において係止されると共に、この中間位置においてガイド溝52に形成された切り込み内にアーム54’の一端が自重により嵌合して、中間位置において扉20が所定の開度で開いた状態に維持されるよう構成されている(実開昭62−182363号公報)。
【0004】
また、上端が車体にヒンジ結合された自動車のバックドア20’の係止機構として、図12及び図13に示すように、バックドア20’に一端が連結されたベルト部材91と、このベルト部材91を格納可能に構成されたリトラクタ92を車体に設けると共に、上記バックドア20’が車体とのヒンジ結合位置で略水平状態に開放されたとき、該バックドア20’を上記ベルト部材91を介して姿勢保持するストッパ90を備えており、上記ストッパ90の解除によりバックドア20’をさらに上方へ開放可能に構成したものがある(実開昭63−4722号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の扉の中間位置係止機構のうち、実開昭62−182363号公報に示す係止機構にあっては、ガイド溝52に係止されているアーム54’の他端をガイド溝52から抜き取ることで、アーム54’の長さによる制約を受けることなく扉20を全開にすることが可能となるが、ガイド溝52から抜き取られたアーム54’はその他端を扉20に回動可能に軸支されていることから、一端をガイド金具51’から外した状態で扉20を開閉すると、アーム54’が回動して扉20にぶつかり騒音を発生させたり扉20を傷付けたりするおそれがあり、また、扉20を閉める際に扉20とケース周縁間にアーム54’が挟ってアーム54’が変形したり、扉20を破損するおそれがある。
【0006】
実開昭63−4722号公報に示す中間位置係止機構にあっては、バックドア20’を閉じる際にベルト部材91が緩まないように、ベルト部材91を巻き取るリトラクタ92が設けられており、そのため構造が複雑となり高価となる。
【0007】
また、バックドア20’を中間位置に係止するストッパ90は、一例として車体に設けられた開口93と、この開口93において係止されるストッパリング94により構成されており、開口93内に挿通されたベルト部材91の所定の位置にストッパリング94を係止することにより、所定長さ引き出されたベルト部材91が開口93で係止され、バックドア20’の回動を中間位置において係止し得るよう構成されている。そして、バックドア20’をこの中間位置から全開位置に開放するために、この開口93はストッパリング94を通過可能なサイズまで拡開可能に構成されており、この開口93を拡開してストッパリング94を引き出すことによりバックドア20’を全開とすることが可能となる。
【0008】
このように、実開昭63−4722号公報記載の扉の中間位置係止機構にあっては、バックドア20’を全開とする度にストッパ90の操作が必要であり作業が繁雑であるだけでなく、図12及び図13に示す構成のストッパ90を使用する場合には、バックドア20’を閉じる際にも開口93を拡開してストッパリング94を開口93内に押し込む操作が必要であり、この作業が繁雑なだけでなく、このようなストッパ90の操作を怠ると、開口93より引き出されたストッパリング94が開口93に係止されてリトラクタ92によるベルト部材91の巻き取りが行われずにベルト部材91が緩んで垂れ下がってバックドア20’とリアエンド部との間に挟んでしまうおそれがある。このようにベルト部材91を挟んでしまうと、バックドア20’が閉まらなくなったり、ベルト部材91を傷つけるという問題がある。
【0009】
そこで、本発明の目的は、上記従来技術における欠点を解消するためになされたもので、全閉位置と全開位置との間における所定角度の中間位置において扉を係止すると共に、全開位置、中間位置及び全閉位置相互間での扉の回動操作が容易であり、また、全開状態から特別の作業ないしは操作をすることなく扉を閉じた場合であっても、係止機構を構成する部材の一部が扉とこの扉により閉塞される開口部の周端間に挟まれる等の事故の生じるおそれのない扉の中間係止機構を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の扉の中間位置係止機構は、開口部を備えた、例えば防音箱本体10等の構造体に上端部をヒンジ40等を介して回転可能に軸支され、垂直方向に回動して前記開口部を開閉する扉20を、該扉20の全閉位置と全開位置との間にある中間位置において係止する扉の中間位置係止機構において、
一端54aを前記扉20に連結し、他端54bをこの一端54aに対して前記扉20の回動中心P側で前記構造体上の固定された位置に回動可能に連結して、前記扉20の開放操作に伴って前記一端54aが前記扉20の回動方向内周側へ相対移動するよう配置されたステー54と、
前記ステー54の一端54aを、着脱可能で且つ前記相対移動が可能な状態で前記扉20に連結するガイド部材51と、
少なくとも前記中間位置にある前記扉20をその重量に抗して開放方向に付勢するガスシリンダ等の付勢手段60を備えて成り、
前記ガイド部材51は、前記ステー54の一端54aを嵌合して前記ステー一端54aの前記相対移動を案内するガイド溝52を備え、前記ガイド溝52は、前記扉20を前記中間位置に開放したとき、前記ステー54の一端54aの前記扉20の回動方向内周側への相対移動を停止する、例えばガイド溝52の一端52aから成る係止部を備え、
前記ステー54の一端54aを前記ガイド溝52に嵌合した状態における前記扉20の全閉位置において、前記ステー54の他端54bが、前記ステー54の一端54aの垂直方向上方に対して前記構造体側に配置されると共に、前記ステー54の一端54aを前記ガイド溝52より抜き取った状態において、前記ステー54が前記一端54aを下方に向けて垂下することを特徴とする(請求項1)。
【0012】
前述の係止部は、前記扉20の回動方向内周側における前記ガイド溝52の端部(一端52a)とすることができる(請求項2)。
【0013】
前記ガイド部材51には、前記扉20の回動方向内周側の端部52aにおいて前記ガイド溝52の溝幅を広げる抜き取り孔56を設けることができ、前記抜き取り孔56を介して前記ガイド溝52に嵌合された前記ステー54の一端54aを抜き取り可能に構成しても良い(請求項3)。
【0014】
なお、前記ガイド部材51のガイド溝52は、長さ方向両端52a,52b間のいずれかの位置において前記相対移動する前記ステー54一端54aを係止する突出部521を前述の係止部として形成すると共に、前記突出部521の形成位置において前記ステー54の一端54aが通過可能な溝幅に形成しても良い(請求項4)。
【0015】
【発明の実施の形態】
つぎに、本発明の実施形態を添付図面を参照しながら以下説明する。
【0016】
本発明の扉の中間位置係止機構は、図1に示すように、上端部をヒンジ40等により回動自在に取り付けられた、垂直方向に回動して開閉する所謂「跳ね上げ式」の扉20を全閉位置と全開位置との間の所定の位置(本明細書において「中間位置」という。)において係止するために使用するものであり、本実施形態にあってはこのような跳ね上げ式の扉が、開口部を備えた構造体として、例えばコンプレッサや発電機等の作業機を収納する防音箱本体10の扉20に適用した例を示す。
【0017】
もっとも、本発明の扉の係止機構はこのような防音箱1の扉20に対して使用する場合に限定されるものではなく、例えばハッチバック式自動車等の後部扉、家屋、ビル、その他の建築物の窓や出入り口に設けられた跳ね上げ式の扉、その他、跳ね上げ式の扉であれば如何なるものに対しても適用可能である。
【0018】
〔防音箱の全体構造〕
図1は、前述の跳ね上げ式の扉20を備えた防音箱1の一例で、図1において説明の便宜上、扉の中間位置係止機構は省略されている。
【0019】
この防音箱1は、防音箱1の底面を成し、例えば平面視において略矩形状に形成されたフレーム12、前記フレーム12上の対向する周縁部にそれぞれ立設した側板13a,13b、及び前記側板13(13a,13b)の上端同士を周縁部で架橋する天板14とから成る防音箱本体10と、前記側板13(13a,13b)と天板14とが連結されていない前記天板14の開放した周縁部にヒンジ40を介して取り付けられ、前記フレーム12、側板13(13a,13b)及び天板14と共に、エンジンや該エンジンにより駆動される作業機等が収容される空間を画成する二枚の扉20,20を対称の位置にて防音箱本体10に回動自在に取り付けて防音箱1が形成されている。
【0020】
前述のフレーム12は、本実施形態にあっては平面視において略長方形状を成し、このフレームの短辺二辺12a,12bより、二枚の側板13a,13bが立設されている。この側板13a,13bは、図1〜図4に示す実施形態にあっては、台形状に形成され、底辺をフレーム12の短辺と略同一長さとすると共に上辺をフレーム12の短辺12a,12bに比較して短く形成している。
【0021】
この側板13a,13bの上辺間には、前記側板13a,13bの上辺の長さと略同一幅を有し、側板13a,13b間の間隔と略同一長さを有する長方形状の天板14が架橋されている。そして、前記フレーム12と二の側板13a,13b及び天板14により防音箱本体10が形成されている。
【0022】
この防音箱本体10は、防音箱1の長さ方向を成す側面1e,1fを開口しており、この防音箱本体10の開口部分を二枚の扉20,20により被蓋して防音箱1内にエンジン、該エンジンにより駆動される作業機及びその他の機器が収容される空間が画成されている。
【0023】
この防音箱1は、本実施形態にあっては扉20,20を閉じた状態において略六面体の箱型を成し、扉20,20が図1〜図4において防音箱1の長さ方向を成す側面1e,1fを成すと共に、後述するようにこの扉20,20の一部分は天板14と共に防音箱1の上面1aを成し、側板13a,13bと共に防音箱1の幅方向の側面1c,1dを成す。
【0024】
〔扉〕
この扉20,20は、扉20,20を閉じた状態にあるとき、防音箱1の長さ方向の側面1e,1fを成す例えば略矩形状の板体21,21の高さ方向の二辺21a,21bのうちの少なくとも一方、本実施形態にあっては双方と、上縁21cを防音箱本体10との接合方向に屈曲して、二枚の側板13a,13bの延長上に位置して側板13a,13bと共に防音箱1の幅方向の側面1c,1dを成す側面部22a,22bと、天板14の延長上に位置して天板14と共に防音箱1の上面1aを成す上面部23が形成され、縦断面において逆L字状を成し、横断面においてコ字状に形成されている。もっとも、扉20の形状はこのように上面部23や側面部22a,22bを有する形状に限定されず、これらを有しない板状のものであっても良く、その他各種形状のものを使用することができる。
【0025】
なお、図示の例における扉20,20は一の金属板を曲折して一体的に形成しても良く、また、前記板体21に側板部22a,22b、天板部23を成す複数の金属板を溶着、ボルト止め、その他の方法により固着して前述の形状に形成しても良く、その形成方法は限定されない。
【0026】
また、図1〜図4に示す実施形態にあっては、上面部23を段階的に屈曲して角を落とした形状としているが、上面部23は板体21の上辺21cより直角に屈曲しても良く、また、湾曲してなだらかに移り変わるよう板体21と一体的に形成したものであってもよく、その構成は図1〜図4に示すものに限定されない。また、側面部22a,22bの屈曲した部分についても上面部23と同様に各種の変形が可能である。
【0027】
なお、図1〜図4において、30,30はフレーム12の長さ方向を成す側辺12c,12dにそれぞれ取り付けられた下部カバーであり、この下部カバー30,30により防音箱1の底面1bがフレーム12の幅方向に延長されている。
【0028】
〔扉の中間位置係止機構〕
以上のように構成された防音箱本体10の天板14の長さ方向を成す周縁と、扉20,20の上面部23の端縁間は、ヒンジ40を介して連結され、側面1e,1f側に形成された開口部を閉塞可能に扉20,20が跳ね上げ式に取り付けられている。
【0029】
この扉20,20は、全閉位置と全開位置との間の所定の中間位置において扉の開放方向への回動を規制する手段と、少なくともこの中間位置において、扉20をその重量に抗して開放方向に付勢する付勢手段60から成る、扉の中間位置係止機構を備えている。
【0030】
前述の付勢手段60として、本実施形態にあっては図2〜図4に示すようにガスシリンダを使用し、このガスシリンダ60の一端61を回動可能に防音箱本体10に軸支すると共に、他端62を扉20に軸支して、ガスシリンダ60の伸長作用により扉20が開方向に付勢されるよう構成している。
【0031】
本実施形態にあっては、防音箱本体10に取り付けられたガスシリンダ60の一端61を、扉20に取り付けられたガスシリンダの他端62よりも下方に位置するよう配置すると共に、ヒンジ40の回転中心Pと、扉20に連結されたガスシリンダ60の他端62の回転中心とを結ぶ線Xに対し、防音箱本体10に連結されたガスシリンダ60の一端61が、扉20の開度に拘わらず常に防音箱本体10側に位置するよう配置することにより、ガスシリンダ60により扉20が常時開方向に付勢されるよう構成しているが、ガスシリンダ60の取付位置は図示の例に限定されるものではなく、例えば扉20の全閉位置においてはヒンジ40の回転中心Pと扉20に連結されたガスシリンダ60の他端62の回転中心とを結ぶ線Xに対し、防音箱本体10側とは反対側にガスシリンダ60の一端61が位置するよう配置して、ガスシリンダ60により扉20を閉じる方向の付勢力が発生するよう構成し、扉20を所定角度開方向に回動した際に、ガスシリンダ60の一端61が、ヒンジ40の回転中心Pとガスシリンダ60の他端62の回転中心を結ぶ線Xに対して防音箱本体10側に変位して、扉20を開方向に付勢するよう構成しても良い。この場合には、少なくとも後述する中間位置において、扉20に開放方向の付勢力が発生するようガスシリンダ60の両端61,62の位置を設定する。
【0032】
また、扉20を開放方向に付勢する付勢手段60は、前述のガスシリンダ60に限定されず、例えばスプリングの付勢力を利用したもの等、その他既知の付勢手段を使用することができる。
【0033】
このように、開方向に付勢された扉20には、この扉20を全閉位置から全開位置へ向かって回動した際、その回動を全開位置に至る前の中間位置にて停止するための手段が設けられている。
【0034】
この扉の開放方向への回動を停止する手段は、扉20に取り付けられたガイド部材51と、一端54aを前記ガイド部材51に形成されたガイド溝52に嵌合され、他端54bを防音箱本体10に回動可能に係止されたステー54により実現されている。
【0035】
前述のガイド部材51は、全閉位置にある扉20の上下方向を長さ方向として、扉20の内壁に対して略直交方向に突出された金属板等から成るもので、この金属板等から成るガイド部材51の長さ方向には、所定長さのガイド溝52が形成されている。
【0036】
このガイド溝52は、扉20が全閉位置にあるとき図2中上方側に位置する一端52aが他の部分に比較して幅広の形状を成し、本実施形態にあっては、ガイド溝52の一端52aに位置して、ガイド溝52の溝幅と略同一半径の抜き取り孔56をガイド溝の一端52aに重ねて形成して扉20側に溝幅を半円弧状に拡張し、後述する抜け止め具72をこの抜き取り孔56を介して抜き取り可能としている。
【0037】
扉20の開放方向の移動を前述の中間位置において規制するステー54は、本実施形態にあっては図8に示すように円柱状の棒の両端を、棒の長さ方向に対して直交方向に屈曲させてこの屈曲部分をそれぞれ防音箱本体10に設けられた取付孔16と、扉20に取り付けられた前述のガイド部材51のガイド溝52に係止可能としたもので、ステー54の一端54aに設けられた前述の屈曲部分をガイド溝52内に挿入すると共に、ガイド溝52を貫通して突出された屈曲部の端部寄りにワッシャ72等を抜け止め防止具として固着する等して、ステー54の一端54aをガイド溝52より抜け落ちないようにしている。なお、このワッシャ72は、前述のガイド溝52の一端に重ねて形成された抜き取り孔56よりも若干小径のものを使用する。
【0038】
一方、このステー54の他端54bに形成された屈曲部分は、防音箱本体10の中仕切板15に設けられた取付孔16内に挿入され、この取付孔16より突出した屈曲部の先端に、これを直径方向に貫通するピン孔を形成し、ワッシャ72等を抜け止め具として嵌合した後、このピン孔に抜け止め防止用のピン71を挿入することにより、防音箱本体10の固定された位置に対してステー54を回動可能に取り付けている。
【0039】
ステー54の取り付けは、防音箱本体10側におけるステーの遊びL1を、ガイド部材51の厚みとこのガイド部材51を貫通して突出するステー54の一端54a屈曲部分の突出長さとの和L2よりも若干長く形成することが好ましく、このように形成することで、ガイド溝52に嵌合しているステー54の一端54aを抜き取り孔56を介して抜き取る際、例えば図8中上方にステー54の一端をスライドさせることで容易に行うことができる。
【0040】
なお、ステー54の構造は、図示の例に限定されず、扉20の開放方向への回動を所定の位置において規制し得ると共に、扉20側における一端54aをガイド溝52より抜き取り可能な構成であれば図示の例に限定されず、各種の変形が可能であり、図8に示す例ではステー54の両端部54a,54bは逆方向に曲折されているが、これを同一方向に曲折して略コ字状に形成しても良く、また、ステー54は丸棒以外の例えば角棒状、板状等の他の形状としても良く、その他各種の変形が可能である。
【0041】
このようにして抜け止め防止用のワッシャ72が取り付けられたステー54の一端54aは、図7に示すようにガイド溝52内に摺動可能に係止されている。
【0042】
一端54aをガイド溝52内に摺動可能に係止した状態における前記ステー54の両端54a,54bの係止位置は、扉の全開位置において、防音箱本体10側に取り付けられる他端54bが、扉20側に取り付けられる一端54aに対して、扉20の回動中心P側(図2の例では上側)に位置して設ける。このように配置されたステー54は、扉20に対する一端54aの連結を解除した場合、防音箱本体10側に吊り下がるが、このときステー54の一端は開口部よりはみ出す長さを有しないため、扉20の開閉によりこのステー54が扉20と防音箱本体10の開口部周縁間に挟まれることがない。
【0043】
好ましくは、扉の全開位置において、ステー54の他端54bをステー54の一端54aの垂直方向上方位置よりも防音箱本体10側に位置して配置することにより、ステー54の一端54aは自重により扉の回動範囲に対して防音箱本体10側に配置されることから、防音箱1を平坦地に配置する限り、開閉する扉20と衝突することも防止できる。
【0044】
前述のガイド部材51に形成されたガイド溝52は、図2に示すように扉20が全閉位置にあるときには、ステー54の端部54bがガイド溝の他端52b側に位置し、図3及び図7に示すように扉20が開いて中間位置にあるときには、ステー54の端部54bが抜き取り孔56の形成されたガイド溝52一端52a側の端部に係止されて、扉20をさらに全開方向に開くことを規制し得る長さに形成されている。
【0045】
以上のようにして防音箱1の扉20に取り付けられた、扉の中間位置係止機構の操作方法について説明すると、先ず、防音箱1の扉20は、図2に示す全閉位置において扉20に設けられた取っ手80と連動して動作するラッチ81等が、扉20の例えば下端部周縁より突出しており、このラッチ81が扉20により閉塞される防音箱本体10の開口部周縁に設けられた留め具82に係止され、扉20が全閉位置で係止されている(図5参照)。
【0046】
このとき、扉20と防音箱本体10を連結するステー54は、図2に示すようにその長さ方向を略上下方向とした状態にあり、ガイド溝52に係止されているステー54の一端54aは、ガイド溝52の他端52b寄りに位置してガイド溝52に嵌合されている。
【0047】
取っ手80の操作により、留め具82に係止されているラッチ81を図5中上方に後退させると、ラッチ81と留め具82間で行われていた扉20の係止が解除され、扉20を開放可能な状態となる。
【0048】
扉20は、ガスシリンダ60の付勢力により常時開方向に付勢されていることから、ラッチ81と留め具82との係止を解除して僅かに扉20の下端を上方に持ち上げると、扉20はヒンジ40を中心として回動して、上方に跳ね上がる。
【0049】
ステー54一端54aの回転軌道は、図2中に破線で示すように扉20の全閉位置においてはヒンジ40を中心としたガイド溝52他端52bの回転軌道内であって、ガイド溝52一端52aの回転軌道外にあり、扉20を開放方向に回動するに従い、ステーの一端54aは扉の回動方向内周側に相対移動し、ガイド溝52一端52aの回動軌道に近づく。そして、扉20の中間位置においては図3中に破線で示すようにガイド溝52一端52aの回転軌道と交叉するよう各部の配置、回転半径が決められていることから、扉20がガスシリンダ60の付勢力により上方に跳ね上がって中間係止位置に至ると、ガイド溝52の一端52aが係止部として作用してステー54の一端54aの前記相対移動が規制される。
【0050】
このようにして、ステー54一端54aの移動が規制されると、扉20の開方向への回動はこの位置において停止する。ガスシリンダ60により扉20に作用する力は、この扉20をその重量に抗して上方の跳ね上げるに十分な力に設定されていることから、この状態において扉20から手を離しても、扉20が閉方向に回動することはない。従って、ガスシリンダ60による付勢力と、ステー54による開放方向の回動規制により扉20は予め設定された中間位置において係止される。
【0051】
この中間位置にある扉20を閉じる場合には、特に特別な操作をすることなく扉20をガスシリンダ60による付勢力に抗して閉方向に回動させることにより、これを閉じることができ、扉20に設けられたラッチ81が留め具82に係止される全閉位置までこの扉20を回動させると、扉20が全閉位置にて係止されて、防音箱本体10の開口部を閉塞する。
【0052】
前述の中間位置を超えて、さらに扉20を全開方向へ開く必要がある場合には、ガイド部材51のガイド溝52に係止されているステー54の一端54aを、このガイド溝52から外し、ステー54による扉20の回動規制を解除する。
【0053】
ガイド溝52からステー54の一端54aを外す場合、扉20を僅かに閉方向に回動させて、ガイド溝52の一端52aに形成された抜き取り孔56より、ステー54の一端54aを抜け止め具であるワッシャ72と共に抜き取る。
【0054】
ガイド溝52からワッシャ72の取り付けられたステー54の一端54aを抜き取ることにより、このステー54による扉20の開放方向への回動規制が解除され、扉20はガスシリンダ60による付勢力により全開方向にさらに回動され、ガスシリンダ60の伸長可能な長さ迄開放する全開位置に至る(図4参照)。
【0055】
ガイド溝52より一端54aが外されたステー54は、自重により防音箱本体10に連結されたステー54の他端54bを中心に回動し、ステー54の一端54aを下方に向けて垂下した状態となる(図4参照)。
【0056】
扉20の全閉位置において、防音箱本体10に連結されたステー54の他端54bは、扉20側に連結されたステー54の他端の垂直方向上方に対して防音箱本体側に配置されていることから、このようにしてガイド溝より他端が外されたステー54は防音箱1内に形成される収納空間内に配置される。
【0057】
このように、全開位置にある扉20を閉じる場合には、ガスシリンダ60により与えられている付勢力に抗する力でこの扉20を閉方向に回動させることにより、これを閉じる。
【0058】
扉20の閉動作において、扉20が前述の中間位置に移動したとき、前述のようにしてガイド溝52より外されたステー54の一端54aを再度ガイド溝52に嵌合させてガイド溝52によりの移動を案内させることもできるが、本発明の扉の中間位置係止機構にあっては、このようにステー54の一端54aをガイド溝52に嵌合することを忘れてそのまま扉20を閉じた場合であっても、前述のステー54は防音箱1内に形成された収納空間内に配置されているので、扉20の開閉動作においてこのステー54が扉20と衝突したり、ステー54が防音箱本体10の開口部周縁と扉20との間に挟まる等して、扉20やステー54が傷ついたり破損したりすることが防止されている。
【0059】
このようにして、扉20に設けられているラッチ81が防音箱本体10に設けられている留め具82に係止されるまで扉20を回動すると、扉20は防音箱本体10の開口部を閉塞した状態で係止され、扉20の閉作業が終了する。
【0060】
次に、本発明の別の実施形態につき図10を参照しながら以下説明する。
【0061】
図10に示す扉の係止機構は、前述した図2〜図7に示す実施形態の係止機構とはガイド部材51に形成されたガイド溝52の形状のみ異なるものであり、その他の構成については前述した実施形態の係止機構と同様である。
【0062】
本実施形態においてガイド溝52は、一端52aと他端52bの略中間地点において、ガイド溝52内を擺動するステー54の一端54aの移動を規制する係止部として突出部521が、ガイド溝52の長さ方向を成す縁部のうち、防音箱本体10側の縁部に形成されており、この防音箱本体側の縁部に対向する、扉20側の縁部には、この突出部521の形状に対応した凹部522を形成して、前記突出部521の形成位置においてもこのガイド溝52に嵌合されるステー54の一端54aが通過可能な溝幅を確保し得るよう構成されている。
【0063】
このように形成されたガイド溝52が形成されたガイド体51を備える本発明の係止機構にあっては、扉20を全閉位置から開放方向に回動させると、この回動に従ってステー54の一端54aはガイド溝52内を移動し、その後ステー54の一端54aがこの突出部521と衝突する。
【0064】
この突出部521は、自重により図10中反時計回り方向に回動するステー54の一端54aが乗り越えることのできない高さ及び形状で突出されているために、ガイド溝52内を移動するステー54の一端54aは、この突出部521との衝突によりガイド溝52の一端52a方向への移動が規制される。従って、扉20の回動も、一端54aの位置が固定されたステー54によって制限される。なお、この突出部521による扉20の係止位置を、以下、「第1の中間位置」という。
【0065】
この第1の中間位置からさらに扉20を全開方向に回動するためには、自重により下方に付勢されて突出部521に噛合しているステー54の一端54aを図10中時計回りの方向に若干持ち上げると共に、この状態で扉20を更に開放方向に回動すると、ステー54の一端54aがガイド溝52に形成された突出部521を乗り越えて、扉20の更なる開放方向への回動によりガイド溝52の一端52a方向への移動を開始する。
【0066】
突出部521の形成位置に対応して凹部522の形成されたガイド溝52には、突出部521の形成位置においてもこのステー54の一端54aが突出部521を乗り越えて移動するに十分な溝幅が設けられていることから、この突出部521を乗り越えたステー54の一端54aは、扉20の開放方向への回動によりさらにガイド溝52の一端52aに至る迄、ガイド溝52内を案内されて移動する。そして、ガイド溝52の一端52aに至りその移動が規制され、その結果、扉20の回動は、この位置において2回目の規制を受ける。なお、ステー54の一端54aがこのガイド溝52の一端52aに係止されて停止した扉20の中間係止位置を、以下、「第2の中間位置」という。
【0067】
このようにして、第2の中間位置に係止されている扉20を更に全開位置迄回動する場合には、ワッシャ72と共にガイド溝52に係止されているステー54の一端54aを、ガイド溝52の一端52aに形成された抜き取り孔56を介して抜き取ることにより、ステー54による扉20の回動範囲の規制を解除してこれを全開方向に更に回動させて全開位置まで開放することができる。
【0068】
なお、本実施形態にあっては、扉の中間位置を前記第1及び第2の中間位置の二箇所とした構成について説明したが、この中間位置は二箇所以上設けても良い。
【0069】
さらに、扉20の全開位置においてステー54の一端54aがガイド部材51のガイド溝52の一端52aに係止されるように、前記ガイド溝52の一端52aを扉20の回転中心方向へ延長すれば、ステー54の一端54aをガイド溝52から外さなくても扉20を全開位置と全閉位置とに回動可能であり、また扉を中間位置で係止することも可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明した本発明の構成により、全閉位置と全開位置との間における所定角度の中間位置において扉を係止すると共に、全開位置、中間位置及び全閉位置相互間での扉の回動操作が容易であり、また、全開状態から特別の作業ないしは操作をすることなく扉を閉じた場合であっても、ステーが扉とこの扉により閉塞される開口部の周端間に挟まれる等の事故の生じるおそれのない扉の中間位置係止機構を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の扉の中間位置係止機構が取り付けられる被閉塞体の一例を示す防音箱の分解斜視図。
【図2】 扉を閉じた状態における防音箱の側面図。
【図3】 扉が中間位置に係止された防音箱の側面図。
【図4】 扉が全開位置にある防音箱の側面図。
【図5】 扉の要部断面図。
【図6】 扉の要部断面図。
【図7】 中間位置に係止されている扉と、ステー一端の位置関係を示す説明図。
【図8】 ステーの取付状態を示す説明図。
【図9】 図8のD矢視図。
【図10】 ガイド部材の変形例を示す扉の要部断面図。
【図11】 従来の扉の中間位置係止機構を示す概略斜視図。
【図12】 従来の扉の中間位置係止機構の説明図であり、扉が中間位置にある状態を示す。
【図13】 従来の扉の中間位置係止機構の説明図であり、扉が全開位置にある状態を示す。
【符号の説明】
1 防音箱
1a 上面(防音箱の)
1b 底面(防音箱の)
1e,1f 側面(防音箱の長さ方向)
1c,1d 側面(防音箱の幅方向)
10 防音箱本体
12 フレーム
12a,12b 短辺(フレームの)
12c,12d 側辺(フレームの)
13(13a,13b) 側板
14 天板
15 中仕切板
16 取付孔
20 扉
21 板体
21a,21b 高さ方向一辺(板体の)
21c 上縁(板体の)
22a,22b 側面部(扉の)
23 上面部(扉の)
30 下部カバー
40 ヒンジ
51 ガイド部材
51’ ガイド金具
52 ガイド溝
52a 一端(ガイド溝の)
52b 他端(ガイド溝の)
521 突出部
522 凹部
54 ステー
54a 一端(ステーの)
54b 他端(ステーの)
54’ アーム
56 抜き取り孔
60 付勢手段(ガスシリンダ)
61 一端(付勢手段の)
62 他端(付勢手段の)
71 ピン
72 抜け止め具(ワッシャ)
80 取っ手
81 ラッチ
82 留め具
90 ストッパ
91 ベルト部材
92 リトラクタ
93 開口
94 ストッパリング
Claims (4)
- 開口部を備えた構造体に上端部を回転可能に軸支され、垂直方向に回動して前記開口部を開閉する扉を、該扉の全閉位置と全開位置との間にある中間位置において係止する扉の中間位置係止機構において、
一端を前記扉に連結し、他端をこの一端に対して前記扉の回動中心側で前記構造体上の固定された位置に回動可能に連結して、前記扉の開放操作に伴って前記一端が前記扉の回動方向内周側へ相対移動するよう配置されたステーと、
前記ステーの一端を、着脱可能で且つ前記相対移動が可能な状態で前記扉に連結するガイド部材と、
少なくとも前記中間位置にある前記扉をその重量に抗して開放方向に付勢する付勢手段を備えて成り、
前記ガイド部材は、前記ステーの一端を嵌合して前記ステー一端の前記相対移動を案内するガイド溝を備え、前記ガイド溝は、前記扉を前記中間位置に開放したとき、前記ステーの一端の前記扉の回動方向内周側への相対移動を停止する係止部を備え、
前記ステーの一端を前記ガイド溝に嵌合した状態における前記扉の全閉位置において、前記ステーの他端が、前記ステーの一端の垂直方向上方に対して前記構造体側に配置されると共に、前記ステーの一端を前記ガイド溝より抜き取った状態において、前記ステーが前記一端を下方に向けて垂下することを特徴とする扉の中間位置係止機構。 - 前記係止部が、前記扉の回動方向内周側における前記ガイド溝の端部である請求項1記載の扉の中間位置係止機構。
- 前記ガイド部材が、前記扉の回動方向内周側の端部において前記ガイド溝の溝幅を広げる抜き取り孔を備え、前記抜き取り孔を介して前記ガイド溝に嵌合された前記ステーの一端を抜き取り可能に構成されて成る請求項1又は2記載の扉の中間位置係止機構。
- 前記ガイド部材のガイド溝が、長さ方向両端間のいずれかの位置において前記相対移動する前記ステー一端を係止する突出部を前記係止部として形成すると共に、前記突出部の形成位置において前記ステーの一端が通過可能な溝幅を有する請求項1〜3いずれか1項記載の扉の中間位置係止機構。
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