JP3825243B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体メモリ装置に係り、特にデータラインセンスアンプ部のセンシング効率を均一にしたメモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、コンピュータシステムの性能向上のためにCPUの動作速度向上と共に、CPUが要求するデータ、プログラムなどを保存するためのメモリ装置の性能向上が要求されている。メモリ装置の性能を向上させるためには単位時間当たりに伝送される入出力データ量を増加させなければならない。入出力データ量を増加させる方法としては、入出力データビット数を増加させる方法や、アクセス速度を増加させる方法がある。前者の方法により具現される代表的な例としてEDO DRAM、SDRAMがあげられ、後者の方法により具現される代表的な例としてラムバスDRAM(以下、「RDRAM」と称する)があげられる。
【0003】
SDRAMには一般的に多数のバンクから構成されシステムクロックに同期して動作するDRAM、すなわちマルチバンク同期式DRAMなどがある。このようなSDRAMでは、現在のデータを処理する間に次に呼び出すメモリセルのアドレスをあらかじめ入力することができ、多数のバンクで連続的にデータを入出力する方式で動作する。そのため、SDRAMは一般のDRAMに比べ動作速度が速い。
【0004】
図1に示すように、一般的なSDRAM2は多数のバンク10、20、30、40の各々が内部的に8つのメモリブロックMB0、MB1、...、MB7に分けられ、読出し動作時に選択されるメモリブロックのメモリセルデータはビットラインセンスアンプグループ11中の一つのビットラインセンスアンプ及び入出力ラインマルチプレクサグループ12中の一つの入出力ラインマルチプレクサを通じてデータラインDIO、/DIOに伝達される。データラインDIO、/DIOに保存されるデータはデータラインセンスアンプ部50に伝達されセンシングされる。各バンク10、20、30、40に連結されたデータラインセンスアンプ50の出力はデータラインマルチプレクサ60で選択的に選択され出力バッファ70を通じパッド(図示せず)に伝送される。
【0005】
ところで、一つのバンク(例えば、Aバンク)からデータラインセンスアンプ50に伝達されるデータラインDIO、/DIO上のデータは、データラインセンスアンプ50に対して遠くに配置されたメモリブロック(例えば、MB0)から提供されるメモリセルデータの場合と、近くに配置されたメモリブロック(例えば、MB7)から提供されるメモリセルデータの場合とでは、それらがセンシングされる際のセンシング効率が互いに異なって現れる。
【0006】
すなわち、データが伝送されるデータラインの物理的な長さの差により生じる抵抗成分の違いのため、データラインセンスアンプ50のセンシング効率が異なって現れる。これを図2のデータラインセンスアンプ部50を参照して説明すれば次の通りである。
【0007】
データラインセンスアンプ50は2種類のセンシング方法を使用し、電流センスアンプ部51とラッチセンスアンプ部52とから構成される。電流センスアンプ部51はデータラインDIO、/DIOに伝達されるメモリセルデータにより変化する電流量を感知し、その結果としてノードiDIOとノード/iDIOとの間に電圧差を生じさせる。このノードiDIOとノード/iDIOとの間の電圧差はラッチセンスアンプ部52でCMOS電圧レベルにフルスイングするロジックレベルを生じさせる。したがって、ノードiDIOとノード/iDIOとの間の電圧差がある程度大きい値である方が、ラッチセンスアンプ部52でのセンシング効率を大きくすることができる。
【0008】
しかし、データラインセンスアンプ50に対して遠くに配置されたメモリブロックMB0から提供されるメモリセルデータがデータラインDIO、/DIOを通じてデータラインセンスアンプ50の電流センスアンプ部51に伝達される場合は、データライン上の抵抗値のためにノードiDIOとノード/iDIOとの電圧差は、データラインセンスアンプ50に対して近くに配置されたメモリブロックMB7から提供されるメモリセルデータに比べて相対的に小さい。そして、ラッチセンスアンプ部51のセンシング効率はデータラインの長さの違いにより異なって現れる。このような現象は、メモリ容量が大きくなり集積度が高まるほどセンシング効率がより一層異なって現れるという問題点を引き起こす。
【0009】
従って、データラインDIOとデータライン/DIOとの長さの差を克服してデータラインセンスアンプ部のセンシング効率を均一にできる半導体メモリ装置が要求されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、例えば、データラインセンスアンプ部のセンシング効率を均一にした半導体メモリ装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明は、各々複数のメモリセルを含む多数のメモリブロックに共有されるデータライン対を有する半導体メモリ装置において、読出し動作時に前記メモリブロックのうち選択される前記メモリブロックのビットラインセンスアンプ部でセンシングされたメモリセルデータが現れる前記データライン対に所定の電流を流すロードトランジスタと、前記データライン対の電流差を感知するデータラインセンスアンプ部とを具備し、前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズと近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズとが互いに異なることを特徴とする。
【0012】
ここで、前記ロードトランジスタは、前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズが近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズより小さいことが望ましい。
【0013】
また、前記半導体メモリ装置は前記ビットラインセンスアンプグループと前記データライン対との間にスイッチングトランジスタを具備し、前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズが近くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズより大きいことが望ましい。
【0014】
また、前記データラインセンスアンプ部は、感知した前記電流差により生じる電圧差を周辺回路部に伝達できる程度の電圧レベルに増幅するラッチセンスアンプ部をさらに具備することが望ましい。
【0015】
本発明によれば、センシングされるメモリブロックの位置に応じて、該メモリブロックと連結されるローディングトランジスタのサイズを異ならせ、及び/又は、スイッチングトランジスタのサイズを異ならせることにより、データラインセンスアンプ部でのセンシング効率を均一にすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の望ましい実施の形態を説明することにより、本発明を詳細に説明する。各図面について、同じ参照符号は同じ構成要素であることを示す。ここでは、最近広く使われているSDRAMについて説明する。以下では、SDRAMが4つのバンクから構成される例を示すが、本発明の半導体メモリ装置は、メモリ容量及び構成に応じて多様な数のバンクから構成されうる。
【0017】
図1のSDRAM2において、データラインセンスアンプ部50は隣り合った少なくとも2つのバンク(Aバンク10とCバンク30、又は、Bバンク20とDバンク40)により共有される。そして、データラインセンスアンプ部50は、それが共有される少なくとも2つのバンク(Aバンク10とCバンク30、Bバンク20とDバンク40)に備わったデータライン対DIO、/DIOのデータを選択的に感知増幅する。以下では、データラインセンスアンプ部50が、Aバンク10及びCバンク30に共有される場合を例として挙げる。データラインセンスアンプ部50の数は各メモリバンクに備わるデータライン対DIO、/DIOの数に応じて決定され得るが、以下では、説明の便宜上、一つのデータラインDIO、/DIOについて記述する。
【0018】
Aバンク10及びCバンク30の各々は多数のメモリブロックMB0、MB1、...、MB7に分けられており、これらの各メモリブロックMB0、MB1、...、MB7から読み出されるメモリセルデータはビットラインセンスアンプグループ11及び入出力ラインマルチプレクサグループ12を通じてデータラインDIO、/DIOに伝達される。このような構成は通常のDRAMと同じである。ビットラインセンスアンプグループ11は図3に示されている。
【0019】
図3のビットラインセンスアンプグループ11は、ワードラインWLi及びコラム選択信号CSLiにより選択されるメモリセルMCiのデータがビットライン対BLi、/BLiに現れると、交差連結(クロスカップル)されたPMOSトランジスタWsp0、Wsp1とNMOSトランジスタWsn0、Wsn1との相互作用により該当ビットラインBLi、/BLiの電圧レベルをセンシングする。ここで、ビットラインセンスアンプグループ11は、メモリセルデータをセンシングする一般的なセンスアンプで構成されるグループであり、このようなビットラインセンスアンプグループ11の構成及び動作は当業者に周知の事項であるので、本明細書では説明を省略する。
【0020】
続いて図4を参照すれば、ビットラインセンスアンプグループ(図3の11)でセンシングされたメモリセルデータは、入出力ラインIOi、/IOiに伝達される。入出力ラインIOi、/IOiは、入出力ラインマルチプレクサグループ12に連結されており、入出力ラインIOi、/IOiのプリチャージを指示する信号BLSi、IOPiに応答して、設定された電圧レベルにプリチャージされるか、あるいは、後に説明するデータラインセンスアンプ部50に一定の電流を供給する。以下、このような動作を入出力ラインマルチプレクサグループ12のうちメモリブロックMB0に属する入出力ラインマルチプレクサ部12'について説明する。
【0021】
入出力ラインマルチプレクサ部12'は、メモリブロックMB0を選択するブロック選択信号BLSiに応答して入出力ラインIOi、/IOiをビットライン電圧VBLに等化させる第1イコライザEQ1、入出力ラインプリチャージ信号IOPiに応答して入出力ラインIOi、/IOiを電源電圧VCCに等化させる第2イコライザEQ2、書込み信号PWRに応答して入出力ラインIOi、/IOiとデータラインDIOi、/DIOiとの連結を制御するスイッチングトランジスタSW0、及び、データ伝送信号PDTに応答して後に説明するデータラインセンスアンプ部50内の電流センスアンプ部51と連結されるデータラインDIOi、/DIOiに一定量の電流を流すロードトランジスタWP0を具備する。
【0022】
ここで、第1イコライザEQ1は、ブロック選択信号BLSiのロジック「ハイレベル」に応答して入出力ラインIOi、/IOiをビットライン電圧VBLに等化させる。この状態は、該当入出力ラインIOi、/IOiが属するMB0メモリブロックが選択されていないことを意味する。一方、第1イコライザEQ1は、ブロック選択信号BLSiのロジック「ローレベル」に応答して入出力ラインIOi、/IOiの等化を解除する。この状態は、該当入出力ラインIOi、/IOiが属するMB0メモリブロックが選択されていることを意味する。
【0023】
第2イコライザEQ2は、選択されたMB0メモリブロックに対して書込み動作が行われている際に急にインターラプトなどの一時停止命令があった後に読出し動作に変更される時に、読出しの時の正確なデータセンシングのためにロジック「ローレベル」でアクティブになる入出力ラインプリチャージ信号IOPiに応答して入出力ラインIOi、/IOiを電源電圧VCCに等化させる。
【0024】
スイッチングトランジスタSW0は、読出し動作時にロジック「ローレベル」の書込み信号PWRに応答して「ターンオン」され、入出力ラインIOi、/IOiをデータラインDIOi、/DIOiに連結させる。そして、データラインDIOi、/DIOiに現れる読出しデータはデータラインセンスアンプ(図2の50)でセンシングされる。一方、書き込み動作時に書込み信号PWRはロジック「ハイレベル」になってスイッチングトランジスタSW0を「ターンオフ」させる。この時、データラインDIOi、/DIOiに現れる記入データは、入出力ラインマルチプレクサ部12'を通じずに入出力ドライバー(図示せず)を通じて選択されるメモリセル(図3のMCi)に保存される。
【0025】
ロードトランジスタWP0は、読出し動作時にアクティブになるデータ伝送信号PDTに応答して「ターンオン」され、入出力ラインIOi、/IOiに一定量の電流を流すようになる。これはデータラインセンスアンプ部(図2の50)の電流センスアンプ部51への電流ソースとして作用する。
【0026】
図2のデータラインセンスアンプ部50は、Aバンク10及びCバンク30により共有され、第1、第2センスアンプのイネーブル信号PIOSAE1、PIOSAE2に応答して、選択されるAバンク10またはCバンク30に備わったデータライン対DIO、/DIOのデータを選択的に感知増幅する。第1、第2センスアンプのイネーブル信号PIOSAE1、PIOSAE2は、メモリ装置が読出しモードに移行すると選択的にアクティブになる信号である。そして、データラインセンスアンプ部50は、データラインDIO、/DIO上の電流レベルを感知増幅する電流センスアンプ部51と、電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIO上の電圧レベルを感知増幅するラッチセンスアンプ部52とを具備する。
【0027】
図示されたように、電流センスアンプ部51は、センシングトランジスタPA1、PA2と、ロード抵抗RA1、RA2と、スイッチングトランジスタSWAを具備する。センシングトランジスタPA1、PA2は、互いに等しい電気的特性を持ち、ソースはデータラインDIO、/DIOに各々連結され、そのゲートとドレインは互いに交差連結されている。そして、それぞれのドレインは電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIOに連結されている。ロード抵抗RA1、RA2の各々も互いに等しい電気的特性、特に、互いに等しい抵抗値を持つ。スイッチングトランジスタSW0は、第1センシングのイネーブル信号PIOSAE1の活性化に応答し、先に説明した図4の読出し動作時にロードトランジスタWP0により供給される一定量の電流を接地に流す電流経路を提供する。
【0028】
そして、電流センスアンプ部51は、読出し動作時にビットラインセンスアンプグループ(図3の11)によりセンシングされたメモリセルデータが入出力ラインIOi、/IOiに現れると、ロードトランジスタWP0を通じてデータラインDIO、/DIOに流れる電流量I0、I1の差をセンシングするようになる。すなわち、センシングトランジスタPA1、PA2のゲートは初期状態では互いに等しい電圧レベルを持ち、これらを通じ流れる電流量I0、I1も互いに等しいが、その後は、センシングトランジスタPA1、PA2のソースに伝達されるビットラインセンスアンプグループ(図3の11)でセンシングされたメモリセルデータにより生じるゲートソース間の電圧差によりデータラインDIO、/DIO上の電流量I0、I1の差が発生する。この電流差はロード抵抗RA1、RA2により電圧差に変換され、電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIOに伝達される。
【0029】
一方、電流センスアンプ部51は、第1センシングのイネーブル信号PIOSAE1の非活性化に応答してデータラインDIO、/DIOを等化させる等化トランジスタPE1をさらに具備する。等化トランジスタPE1は、第1センシングのイネーブル信号PIOSAE1の非活性化に応答して「ターンオフ」されるスイッチングトランジスタSWAと共に電流センシング動作を遮断する。
【0030】
電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIOはラッチセンスアンプ部52に伝達され、ここで出力iDIO、/iDIOの電圧レベルがセンシングされる。センシングされた電圧レベルは周辺回路部に伝達可能な電圧レベル、すなわちフルスイングするCMOS電圧レベルを持つ。ラッチセンスアンプ部52は、センシングトランジスタPB1、PB2、ドライビングトランジスタNB1、NB2、スイッチングトランジスタSWB及びイコライザEQ3を具備する。
【0031】
電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIOに応答するドライビングトランジスタNB1、NB2の駆動能力差によりノードN1とノードN2との間に若干の電圧差が生じると、この電圧差をセンシングするセンシングトランジスタPB1、PB2によりノードN1とノードN2とはより一層大きな電圧差を持つようになる。この状態は、第2センシングのイネーブル信号PIOSAE2の活性化に応答して、スイッチングトランジスタSWBが「ターンオン」されイコライザEQ3が動作遮断された状態である。そこで、ノードN1、ノードN2の電圧レベルはインバータINV1、INV2を通じてデータバスラインFDIO、/FDIOに伝達される。
【0032】
従って、データラインセンスアンプ部50は、ビットラインセンスアンプ部(図3の11)でセンシングされたメモリセルデータにより生じるデータラインDIO、/DIOの電流差を感知し、その結果として現れる電流センスアンプ部51の出力電圧差をラッチセンスアンプ部52でより一層完全な電圧差にセンシングする。
【0033】
ところで、この実施の形態では、従来の問題、すなわち、バンク(例えば、Aバンク10)に備わるデータラインの物理的長さに起因して、選択されるメモリブロックMB0、MB1、...、MB7ごとに、該当メモリセルデータをセンシングする際のセンシング効率が異なるという問題を克服するために、データラインセンスアンプ(図1の50)に対して遠くに配置されたメモリブロックMB0に属する入出力マルチプレクサ部12'内のロードトランジスタWP0のサイズが、近くに配置されたメモリブロックMB7に属する入出力マルチプレクサ部12”内のロードトランジスタWPnのサイズより小さくされている。
【0034】
言い換えれば、データラインセンスアンプ部50から観ると、一般に、負荷は、遠くに配置されたメモリブロックMB0の場合が近くに配置されたメモリブロックMB7の場合より大きいために、遠くに配置されたメモリブロックMB0のデータがデータラインDIO、/DIOに伝達される場合にはデータラインDIO、/DIO上の負荷による電圧降下のために電流センスアンプ部51内のセンシングトランジスタPA1、PA2のゲートソース間の電圧差が小さくなる。これにより、データラインDIO、/DIO上の電流I0、I1の差が小さくなり、電流センスアンプ部51の出力iDIO、/iDIO電圧差も小さくなる。そこで、この実施の形態では、データラインセンスアンプ(図1の50)に対して遠くに配置されたメモリブロックMB0に属する入出力マルチプレクサ部12内のロードトランジスタWP0のサイズを小さくし、これによりロードトランジスタWP0を通じて流れる電流量を小さくし、結果として、データラインDIO、/DIO上の負荷による電圧降下を小さくする。
【0035】
そして、この実施の形態では、入出力マルチプレクサグループ12内のロードトランジスタWPのサイズを異ならせることの他に、スイッチングトランジスタSWのサイズも異ならせている。すなわち、この実施の形態では、データラインセンスアンプ部(図1の50)に対して遠くに配置されたメモリブロックMB0に属する入出力マックス部12’内のスイッチングトランジスタSW0のサイズが、近くに配置されたメモリブロックMB7に属する入出力マックス部12”内のスイッチングトランジスタSWnのサイズより大きくされている。これは、ロードトランジスタWP0からデータラインDIO、/DIOに供給される電流を、ロードトランジスタWPnからデータラインDIO、/DIOに供給される電流よりも大きくするためである。
【0036】
この実施の形態によれば、センシングされるメモリブロックの位置に応じて、該メモリブロックと連結される入出力マルチプレクサグループ12内のロードトランジスタWP0、WPnのサイズを異ならせ、及び/又は、スイッチングトランジスタSW0、SWnのサイズを異ならせることにより、データラインセンスアンプ部50でのセンシング効率を均一にすることができる。
【0037】
本発明は、図面に示した1つの実施の形態を参考として説明されているが、これは例示的なものに過ぎず、本技術分野の通常の知識を有する者ならば、これに基づいて多様な変形及び均等な他の実施の形態を採用可能であることを理解することができる。従って、本発明の真の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の技術的思想により定められるべきである。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば、データラインセンスアンプ部のセンシング効率を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体メモリ装置の内部ブロックを概略的に示す図面である。
【図2】図1のデータラインセンスアンプ部を具体的に示す図面である。
【図3】図1のビットラインセンスアンプグループ内の一つのビットラインのセンスアンプ部を代表して示す図面である。
【図4】図1の入出力ラインマックスグループを具体的に示す図面である。
【符号の説明】
2 SDRAM
10、20、30、40 バンク
11 ビットラインセンスアンプグループ
12 入出力ラインマックスグループ
50 データラインセンスアンプ
60 データラインマックス
70 出力バッファ
Claims (6)
- 各々複数のメモリセルを含む複数のメモリブロックに共有されるデータライン対を有する半導体メモリ装置において、
読出し動作時、前記メモリブロックのビットラインセンスアンプグループでセンシングされたメモリセルデータが現れる前記データライン対に所定の電流を流すロードトランジスタと、
前記データライン対の電流差を感知するデータラインセンスアンプ部と、
前記ビットラインセンスアンプグループと前記データライン対との間に配置されたスイッチングトランジスタとを具備し、
前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズと近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズとが互いに異なり、
前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズが近くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズより大きいことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 前記ロードトランジスタは、前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズが近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズより小さいことを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
- 前記データラインセンスアンプ部は、感知した前記電流差により生じる電圧差を周辺回路部に伝達可能な電圧レベルに増幅するラッチセンスアンプ部を具備することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
- 複数のメモリブロックを含むバンクを複数有する半導体メモリ装置において、
前記バンク内に備わるデータライン対と、
前記バンクのうち選択されるバンク内のメモリブロックのビットラインセンスアンプグループでセンシングされたメモリセルデータが現れる前記データライン対に所定の電流を流すロードトランジスタと、
隣り合った少なくとも2つの前記バンクに共有され、前記選択されるバンクの前記データライン対の電流差を感知するデータラインセンスアンプ部と、
前記ビットラインセンスアンプグループと前記データライン対との間に配置されたスイッチングトランジスタとを具備し、
前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズと近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズとが互いに異なり、
前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズが近くに配置された前記スイッチングトランジスタのサイズより大きいことを特徴とする半導体メモリ装置。 - 前記ロードトランジスタは、前記データラインセンスアンプ部に対して遠くに配置された前記ロードトランジスタのサイズが近くに配置された前記ロードトランジスタのサイズより小さいことを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
- 前記データラインセンスアンプ部は、感知した前記電流差により生じる電圧差を周辺回路部に伝達可能な電圧レベルに増幅するラッチセンスアンプ部を具備することを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
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