JP3630418B2 - ネットワーク通信装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はネットワーク通信装置に関し、特に、船舶等に搭載されるネットワーク通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車分野などにおいては、機器のモジュール化・インテリジェント化及びハーネス削減の流れを受け、CANを始めとするシリアル通信による機器の制御が急速に導入されつつある。
【0003】
自動車分野においては、開発段階より、通信線で接続されて制御される機器は固定され、少なくとも製品として出荷後に機器接続が改変されることは無い。
【0004】
図5は、自動車CANシステムの従来の一例を示したブロック図である。図5において、111はアクセルポジションECUであり、アクセル開度を計測するECUで、ノードIDはID#1である。112はスロットルアクチュエータECUであり、電子制御スロットルを駆動するECUで、ノードIDはID#2である。113はエンジンECUであり、エンジンを制御するECUで、ノードIDはID#3である。114はシフトレバーECUであり、オートマチックレバー位置を検知するECUで、ノードIDはID#5である。115はATECUであり、自動変速機を制御するECUで、ノードIDはID#4である。108は通信線Aであり、CANによるネットワークを構成している。116は、これら全ての要素で構成されるネットワークAである。
【0005】
図5において設定されているID#1〜ID#5は設計段階に固定され、例えば自動車として販売後にシフトレバーECU114が取り外されるような機器接続の改変はありえない。
【0006】
よって自動車に搭載されるCANを始めとするシリアル通信において、各々の機器(ノード)を識別したり、機能の特定を行ったり、あるいは、システムとしての成立可否を判断する手順は、設計段階において決定することができる。
【0007】
ところが、船舶分野においては、上述の自動車分野と異なり、例えばエンジンのメーカーはエンジンのみを供給するのみであり、船舶としての組み立てはボートビルダーが行う。また、複数エンジン搭載や複数操船席設置など、同じエンジンであってもユーザーによって完成船舶としての仕様は異なる。このため、エンジンメーカーが完成船舶の仕様をコントロールすることは難しい。
【0008】
しかしながら、エンジンメーカーが完成船舶の仕様をコントロールすることは難しくとも、各々の装置が独立した制御手段や故障警告手段を持ち、システムとしての成立には問題はなかった。
【0009】
図9は従来の船舶システムを模式的に表した図である。図9において、121はリモコン右、122はリモコン左、123はメーター表示盤、124は右スロットルワイヤー、125は左スロットルワイヤー、126は右エンジン回転数信号線、127は左エンジン回転数信号線、128は右エンジン警告信号線、129は左エンジン警告信号線、130は右エンジン、131は左エンジン、132はキースイッチ(キーSW)、133は、キースイッチ132とメーター表示盤123、右エンジン130および左エンジン131とを接続しているキースイッチ信号線である。
【0010】
図9において、リモコン右121は、右スロットルワイヤー124によって右エンジン130に接続され、ワイヤー張力によって右エンジン130内のスロットル開度を駆動している。リモコン左122は、左スロットルワイヤー125によって左エンジン131に接続され、ワイヤー張力によって左エンジン131内のスロットル開度を駆動している。メーター表示盤123はエンジン回転数やエンジン警告状態を表示する装置で、右エンジン回転数信号線126によって右エンジン130の回転数を取得し、左エンジン回転数信号線127によって左エンジン131の回転数を取得し、右エンジン警告信号線128によって右エンジン130の警告状態を取得し、左エンジン警告信号線129によって左エンジン131の警告状態を取得し、それぞれをメーター表示盤123に表示している。キースイッチ132は、エンジン始動のための装置でキースイッチECU(図示せず)にキーが挿入され回転されると、キースイッチ信号線133に通電され、メーター表示盤123、右エンジン130、左エンジン131が始動される。
【0011】
図9においてエンジン回転数と警告信号はエンジン毎に信号線が備わっているので、1機のみしか接続しなければ1機掛け、2機接続すれば2機掛けというように単純にシステムとして成立する。
【0012】
CANによるネットワークは、CAN仕様に沿ったH/W(ハードウエア)によってBUS状のネットワークを構成し、CAN−IDによる優先順位にて調停が行われ通信される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
各装置をネットワーク化する場合、従来例では各々の装置で独立していた制御情報や故障情報等を統合的に扱うことになる。船舶分野では、ボートビルダーによって組み立てられることに変わりは無いので、各装置が全てネットワーク化されるか、あるいは、一部のみネットワーク化され、残りは従来装置を用いるかはボートビルダーやユーザーの判断に依存する。このため、ネットワークに接続されている装置を特定する手段が必要となるが、CANの仕様では各ノードは平等であり、名前(すなわち、ノードID等の識別子)を持たない。
【0014】
図8はCANのみの仕様に沿って、BUS状のネットワークによって図9と同様の船舶システムを構築した例である。図8では、リモコン右141、リモコン左142、メーター表示盤143、右エンジン150、左エンジン151が、1chのCAN−bus144によって接続されている。キースイッチ(キーSW)152はエンジン始動のための装置で、キースイッチECU(図示せず)にキーが挿入され、回転されるとキースイッチ信号線153に通電され、メーター表示盤143、リモコン右141、リモコン左142、右エンジン150、左エンジン151が始動される。
【0015】
自動車のようなあらかじめIDが固定されたシステムであれば、このようなネットワークは成立する。しかしながら、船舶システムでは、エンジンが1機掛けか2機掛けかは不定であり、ボートビルダーが組み立てるときにいずれにも決定される可能性があるので、例えば、左エンジン151が始動時に存在しない場合、最初から1機掛けのシステムであるのか、ネットワークの一部が断線してデータが到達しないのかが判別できない。すなわち、システムとして成立しているかどうかを判別することができない。また、左右エンジンと左右リモコンの対応関係も特定できない。さらに、左右エンジンからエンジン回転数や警告情報が送信されてもメーター表示盤143で表示するときに左右どちらの値かを判別できない。
【0016】
また、船舶分野ではサバイバビリティが高く要求される。しかし従来例のようなバス(BUS)状のネットワークであると、その一部が故障しただけでも船舶の操船機能が失われる可能性が高い。このため、帰港を果たす最低限の手段が必要となる。
【0017】
図3はCAN仕様のみに従ったバス(BUS)状のネットワークの船舶システムのブロック図である。105は、リモコンECU(ノードD)であり、スロットル目標開度とシフト(前進/後退)を指示するユーザーインターフェースの役目を果たす。106は、ステアリングECU(ノードE)であり、ステアリング(舵)目標角度を指示するユーザーインタフェースの役目を果たす。102は、管理ノードキースイッチECU(ノードA)であり、キースイッチ状態を検知するECUである。103は、シフト&スロットルアクチュエータECU(ノードB)であり、スロットル目標開度とシフト目標位置に従って該アクチュエータを制御するECUである。104は、ステアリングアクチュエータECU(ノードC)であり、目標ステアリング角度に従って舵アクチュエータを制御するECUである。168は、CAN1chのハードウエアであり、101は、通信線A(CAN1ch)であり、101aは、通信線A101上の断線箇所である。107は、これら全ての要素で構成するネットワークBである。
【0018】
図3において、断線個所101aが発生すると、リモコンECU105とステアリングECU106の情報は、キースイッチECU102,シフト&スロットルアクチュエータECU103及びステアリングアクチュエータECU104に到達せず、一切の操船が不可能になる。
【0019】
耐障害性を増すためには、例えば、CAN−bus101を2重化するなどが考えられる。しかし、CAN機能は多くの場合、各ノードのCPUに内臓されており、たとえ2チャンネルのCAN−bus機能をCPUが持っていても、CPUの故障や一方のCAN−busの短絡故障などにより他方のCAN機能も害してしまい、ネットワーク全体がエラー状態になる可能性がある。
【0020】
図3において、このネットワークは1chのCANネットワークによって構成されており、図3の三角印で示しているCANlchのハードウェア168のいずれかが短絡故障などを生じると、通信線A101はその全ての機能を失ってしまう。
【0021】
本発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、船舶分野のようなネットワークに接続されるノードが不定であるような場合においても、ノードの接続状態を容易に管理することができるネットワーク通信装置を得ることを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】
この発明は、ネットワーク上に接続された1以上のノードと、前記ネットワーク上に接続され前記ノードの管理を行う管理ノードとを備えたネットワーク通信装置であって、各前記ノードは、データの内容を表すIDフィールドとデータの実体を表すデータフィールドとを含むデータを送受信するデータ送受信手段と、前記データを受信したときに、前記データのIDフィールドとデータフィールドの内容を解析する解析手段とを有し、前記管理ノードは、各前記ノードの属性情報を収集する属性情報収集手段と、収集した前記属性情報に基づいて、各前記ノードに対してノードID番号を採番して付与するノードID番号付与手段とを有しているネットワーク通信装置である。
【0023】
また、前記管理ノードは、前記ネットワークがシステムとして成立するために構成要素として必要なノードを示したシステム構成データベースを格納したシステム構成データベース格納手段と、前記属性情報収集手段によって収集された前記属性情報をデータベース化するデータベース生成手段と、前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記システム構成データベースとを照合して、前記ネットワークがシステムとして成立するかどうかを判定するシステム成立判定手段とをさらに備えている。
【0024】
また、前記管理ノードは、前記ネットワーク上に接続し得る機能を備えたノードを示す利用可能装置データベースを格納している利用可能装置データベース格納手段と、前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記利用可能装置データベースとを照合して、各ノードが前記ネットワーク上に接続可能か否かを判定する利用可能ノード判定手段とをさらに備えている。
【0025】
また、前記ネットワークは、少なくとも3つの通信線A,B,Cを有するとともに、前記ノードとして少なくとも3つのノード1,2,3が接続されており、前記ノード1は、前記通信線A及び前記通信線Bへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Bへのデータ送受信手段を備え、前記ノード2は、前記通信線A及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、前記ノード3は、前記通信線B及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線B及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、前記ネットワークは、前記ノード1,2,3を前記通信線A,B,Cによってループ状に結線することにより構成されている。
【0026】
また、前記通信線A、前記通信線Bおよび前記通信線Cは異なるハードウェアによって構成されている。
【0027】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるCAN通信装置の構成を示すものである。図1において、8は通信線A(CAN1ch)、9は通信線B(CAN2ch)、10は通信線C(RS−485シリアル)、11は管理ノードキースイッチECU(ノードA)、12はシフト&スロットルアクチュエータECU(ノードB)、13はステアリングアクチュエータECU(ノードC)、15はリモコンECU(ノードD)、14はステアリングECU(ノードE)、17はCAN1chハードウエア(図中の三角印)、18はCAN2chハードウエア(図中の台形印)、19はRS−485ハードウエア(図中の五角形印)、16はこれら全ての要素で構成するネットワークAである。
【0028】
動作について説明する。通信線A(符号8)、通信線B(符号9)、通信線C(符号10)を持つネットワークA(符号16)において、これらの通信線はそれぞれ複数のノードが接続され、ネットワークA(符号16)は、キースイッチECU11、シフト&スロットルアクチュエータECU12、ステアリングアクチュエータECU13、リモコンECU15、ステアリングECU14を有している。また、これらのキースイッチECU11、シフト&スロットルアクチュエータECU12、ステアリングアクチュエータECU13、リモコンECU15、ステアリングECU14は、それぞれ、データの内容を表すIDフィールドとデータの実体を表すデータフィールドとを含むデータを送受信するデータ送受信手段と、当該データを受信したときに、受信データのIDフィールドとデータフィールドの内容(意味)を解析する解析手段とを有している。
【0029】
また、図1に示すように、キースイッチECU11は、通信線A(符号8)及び通信線B(符号9)へ接続され、通信線A(符号8)及び通信線B(符号9)へのデータ送受信手段を備えている。シフト&スロットルアクチュエータECU12は、通信線A(符号8)及び通信線C(符号10)へ接続され、通信線A(符号8)及び通信線C(符号10)へのデータ送受信手段を備えている。ステアリングアクチュエータECU13は、通信線B(符号9)及び通信線C(符号10)へ接続され、通信線B(符号9)及び通信線C(符号10)へのデータ送受信手段を備えている。ネットワークA(符号16)は、リモコンECU15、シフト&スロットルアクチュエータECU12、ステアリングアクチュエータECU13によってループ状に結線されている。また、キースイッチECU11は、管理ノードである。リモコンECU15は、通信線A(符号8)の一ノード、ステアリングECU14は、通信線B(符号9)の一ノードである。
【0030】
なお、上述したように、通信線A(符号8)は、CAN1chハードウエア(図中の三角印)17から構成され、通信線B(符号9)は、CAN2chハードウエア(図中の台形印)18から構成され、通信線C(符号10)は、RS−485ハードウエア(図中の五角形印)19から構成されている。このように、通信線A、通信線Bおよび通信線Cの物理層は異なるハードウエアによって実現されている。これにより、例えば、CAN1chハードウエア(図中の三角印)17が何らかの理由で短絡故障し、通信線Aがエラー状態になったとしても、通信線BおよびCは異なるハードウエアで構成されているため、影響を受けず、これらの通信線をとおしてデータを迂回させて管理ノードまで到達させることができる。
【0031】
管理ノード11内には、予め、図1のネットワークA16がシステムとして成立するために構成要素として必要なノードの情報を含むシステム構成データベースが格納されている。システム構成データベースの一例を示す。
【表1】
【0032】
また、管理ノード11内には、さらに、ネットワークA16に参加し得る機能を有するノードの一覧を示す利用可能装置データベースを有している。利用可能データベースの構成は、上記のシステム構成データベースと同様であるため、ここでは説明を省略する。
【0033】
図2にネットワークの始動手順を示す。まず、ステップS1において、各ノード11〜15を起動させる。次に、ノード起動250ms経過後、管理ノード(キースイッチECU)11は、全ノード12〜15に向けて、通信線A(符号8)及び通信線B(符号9)に、「ノードID送信要求」信号を送信する(ステップS2)。一方、ノード起動後に受信待機(ステップS3)していたリモコンECU15、シフト&スロットルアクチュエータECU12、ステアリングアクチュエータECU13、ステアリングECU14は、当該「ノードID送信要求」信号を受信すると、自身の属性情報を「ノードID応答」として応答する(ステップS5)。なお、ここで属性情報とは、例えば、製造番号、メーカー番号、部品番号等を含むものである。このとき、ステップS5の「ノードID応答」を受信するまで管理ノード11はステップS4のように待機している。
【0034】
次に、符号12〜15の各ノードからのステップS5「ノードID応答」を受信した管理ノード11は、ステップS5により受信した属性情報により管理ノード11内にデータベースを作成し、このデータベースを元にノードIDを生成・採番し、各ノード12〜15にノードIDを付与するための「ノードID指示」信号を送信する(ステップS6)。
【0035】
受信した属性情報から生成したデータベースの一例を示す。
【表2】
【0036】
ステップS7のように、ステップS6の「ノードID指示」信号の受信まで待機していた12〜15ノードは、付与されたノードIDを自身のIDとして確認後、問題がないと判断した場合には、ステップS8として通常の通信動作を開始する。
【0037】
ステップS9として、管理ノード11は管理ノード11内のシステム構成データベースとステップS5の「ノードID応答」受信により作成したデータベースとを照合し、ネットワークがシステムとして成立するかどうかを判定する。ここでシステムとして成立しているか否かの信号をランプ等の手段によりユーザに告知する。すなわち、システムとして成立していない場合には、ランプを点灯させて、警告する。これによりユーザはシステムの成立性を装置を接続するだけで判断することができる。
【0038】
ステップS9におけるもう1つの処理として、管理ノード11は管理ノード11内の利用可能装置データベースとステップS5の「ノードID応答」受信により作成したデータベースとを照合し、各ノードがネットワークに参加できる仕様を満たすかどうかを判定する。ここで各ノードがネットワークに参加できるか否かの信号をランプ等の手段によりユーザに告知する。これによりユーザはシステムの成立性を装置を接続するだけで判断することができる。
【0039】
すなわち、図4のように固定IDを用いたシステムならば、管理ノードが存在しなくともシステムとして成立するが、船舶特有の接続される装置が不定という場合は、図2に示すような管理ノードが存在し、当該管理ノードが各ノードにIDを付与することによって、ノードIDを管理し、システムとして成立することを保証することができる。
【0040】
図7は、図8の管理ノードの無いシステムに、上述した本発明の管理ノードを追加したシステムである。管理ノードは、キースイッチ72内に設定する。なぜなら、キースイッチ72は全ての船舶システムに存在しうる装置と考えられるためである。
【0041】
図7のシステムでは、本発明の管理ノードが存在することにより、1機掛けか2機掛けかの判別が可能になり、最初から1機掛けのシステムであるのか、ネットワークの一部が断線してデータが到達しないのかが判別できる。すなわち、システムとして成立しているかどうかを判別することができる。また、左右エンジンと左右リモコンの対応関係も特定することができる。さらに、左右エンジンからエンジン回転数や警告情報が送信されるとメーター表示盤63で表示するときに左右を区別して表示できる。
【0042】
図1の構成において、通常時は、リモコンECU15のデータは通信線A(符号8)を経由し、キースイッチECU11及びシフト&スロットルアクチュエータECU12に送信される。ここで、図4のように、通信線A(符号8)が何らかの理由により断線個所8aにて断線したとすると、この断線をリモコンECU15がシフト&スロットルアクチュエータECU12からの定期通信が断絶したことにより検知し、リモコンECU15が送信するデータは、一点鎖線で示されるデータ送信迂回路8b(すなわち、リモコンECU15、管理ノード11、通信線B(符号9)、ステアリングアクチュエータECU13および通信線C(符号10)を経由し、シフト&スロットルアクチュエータECU12に到達するように送信される。このように、本実施の形態においては、各ノードをループ状に予め結線しておくことにより、何らかの理由で一箇所が断線しても、データを迂回させて送信することができるので、ユーザは高い耐障害性を得ることができる。
【0043】
また、図4において、シフト&スロットルアクチュエータECU12内のCAN通信部(三角印)17が何らかの理由で短絡故障し、通信線A(符号8)がエラー状態になったとしても通信線B(符号9)及び通信線C(符号10)は異なるハードウェア(台形印及び五角形印)によって実装されているので、通信線B(符号9)、通信線C(符号10)による通信は影響を受けず、例えば、シフト&スロットルアクチュエータECU12の送信するデータは、通信線C(符号10)、ステアリングアクチュエータECU13、通信線B(符号9)を経由し、管理ノード11に到達できる。これによりユーザは高い耐障害性を得ることができる。
【0044】
以上に述べたように、この発明によれば、管理ノードを設けて、管理ノード以外の2つ以上のノードを結線することによりループ状のネットワークを形成し、管理ノードに、ネットワークの属性情報を収集させる手段と、ネットワーク成立のためのデータベースとを保持させ、収集した属性情報とデータベースとを照合することにより、ネットワークの接続手順の早期化を図り、ネットワークの成立可否の判断を可能にするとともに、ループ状にネットワークを結線しておくことにより非常時の迂回路を確保して耐障害性を高めることができる。
【0045】
【発明の効果】
この発明は、ネットワーク上に接続された1以上のノードと、前記ネットワーク上に接続され前記ノードの管理を行う管理ノードとを備えたネットワーク通信装置であって、各前記ノードは、データの内容を表すIDフィールドとデータの実体を表すデータフィールドとを含むデータを送受信するデータ送受信手段と、前記データを受信したときに、前記データのIDフィールドとデータフィールドの内容を解析する解析手段とを有し、前記管理ノードは、各前記ノードの属性情報を収集する属性情報収集手段と、収集した前記属性情報に基づいて、各前記ノードに対してノードID番号を採番して付与するノードID番号付与手段とを有しているネットワーク通信装置であるので、船舶分野のように接続されるノードが不定の場合においても、ノードの接続状態を容易に管理でき、これにより始動時の装置情報収集手順を短時間で済ますことができる。
【0046】
また、前記管理ノードは、前記ネットワークがシステムとして成立するために構成要素として必要なノードを示したシステム構成データベースを格納したシステム構成データベース格納手段と、前記属性情報収集手段によって収集された前記属性情報をデータベース化するデータベース生成手段と、前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記システム構成データベースとを照合して、前記ネットワークがシステムとして成立するかどうかを判定するシステム成立判定手段とをさらに備えているので、収集した属性情報とシステム構成データベースとを照合してそのネットワークがシステムとして成立するか否かを容易に判定することができる。
【0047】
また、前記管理ノードは、前記ネットワーク上に接続し得る機能を備えたノードを示す利用可能装置データベースを格納している利用可能装置データベース格納手段と、前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記利用可能装置データベースとを照合して、各ノードが前記ネットワーク上に接続可能か否かを判定する利用可能ノード判定手段とをさらに備えているので、収集した属性情報と利用可能装置データベースとを照合してそのノードが利用可能かどうかを判定することができる。
【0048】
また、前記ネットワークは、少なくとも3つの通信線A,B,Cを有するとともに、前記ノードとして少なくとも3つのノード1,2,3が接続されており、前記ノード1は、前記通信線A及び前記通信線Bへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Bへのデータ送受信手段を備え、前記ノード2は、前記通信線A及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、前記ノード3は、前記通信線B及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線B及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、前記ネットワークは、前記ノード1,2,3を前記通信線A,B,Cによってループ状に結線することにより構成されているので、ネットワークの一部が断線等の故障をしても、データ送信の迂回路を有するため、耐障害性を高めることができる。
【0049】
また、前記通信線A、前記通信線Bおよび前記通信線Cは異なるハードウェアによって構成されているので、各ノードのいずれかの通信ハードウエアが短絡故障などを生じてそのハードウエアの属する通信線がエラー状態になったとしても、他方のハードウエアの障害が生じていない通信線を通じてデータを迂回させることができるため、耐障害性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク通信装置の構成を示したブロック図である。
【図2】図1の本発明のネットワーク通信装置の始動時の処理の流れを示す説明図である。
【図3】CANのみの仕様に沿ったバス状のネットワークを有する従来の船舶システムの構成を示した模式図である。
【図4】図1の本発明のネットワーク通信装置においてネットワークの一部が断線した場合を示した説明図である。
【図5】従来の自動車CANシステムの一例を示したブロック図である。
【図6】図1の本発明のネットワーク通信装置において、管理ノードが各ノードに対してIDを付与する動作を示した説明図である。
【図7】図1の本発明のネットワーク通信装置を用いた船舶システムの構成を示した模式図である。
【図8】CANのみの仕様に沿った従来の船舶システムの構成を示した模式図である。
【図9】従来の船舶システムの構成を示した模式図である。
【符号の説明】
8,101,108 通信線A、8a 断線箇所、9 通信線B、10 通信線C、11,102 キースイッチECU(管理ノード)、12,103 シフト&スロットルアクチュエータECU、13,104 ステアリングアクチュエータECU、14,106 ステアリングECU、15,105 リモコンECU、16,116 ネットワークA、17 CAN1chハードウエア、18 CAN2chハードウエア、19 RS−485ハードウエア、61,121,141 リモコン右、62,122,142 リモコン左、63,123,143 メーター表示盤、64,144 CANバス、70,130,150 右エンジン、71,131,151 左エンジン、72,132,152 キースイッチ、73,133,153 キースイッチ信号線、101a 断線箇所、107 ネットワークB、168 CAN1chハードウエア、111 アクセルポジションECU、112 スロットルアクチュエータECU、113 エンジンECU、114 シフトレバーECU、115 ATECU、124 右スロットルワイヤー、125 左スロットルワイヤー、126 右エンジン回転数信号線、127 左エンジン回転数信号線、128 右エンジン警告信号線、129
左エンジン警告信号線。
Claims (5)
- ネットワーク上に接続された1以上のノードと、前記ネットワーク上に接続され前記ノードの管理を行う管理ノードとを備えたネットワーク通信装置であって、
各前記ノードは、
データの内容を表すIDフィールドとデータの実体を表すデータフィールドとを含むデータを送受信するデータ送受信手段と、
前記データを受信したときに、前記データのIDフィールドとデータフィールドの内容を解析する解析手段とを
有し、
前記管理ノードは、
各前記ノードの属性情報を収集する属性情報収集手段と、
収集した前記属性情報に基づいて、各前記ノードに対してノードID番号を採番して付与するノードID番号付与手段と
を有している
ことを特徴とするネットワーク通信装置。 - 前記管理ノードは、
前記ネットワークがシステムとして成立するために構成要素として必要なノードを示したシステム構成データベースを格納したシステム構成データベース格納手段と、
前記属性情報収集手段によって収集された前記属性情報をデータベース化するデータベース生成手段と、
前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記システム構成データベースとを照合して、前記ネットワークがシステムとして成立するかどうかを判定するシステム成立判定手段と
をさらに備えている
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワーク通信装置。 - 前記管理ノードは、
前記ネットワーク上に接続し得る機能を備えたノードを示す利用可能装置データベースを格納している利用可能装置データベース格納手段と、
前記データベース生成手段によって生成されたデータベースと前記利用可能装置データベースとを照合して、各ノードが前記ネットワーク上に接続可能か否かを判定する利用可能ノード判定手段と
をさらに備えている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のネットワーク通信装置。 - 前記ネットワークは、少なくとも3つの通信線A,B,Cを有するとともに、前記ノードとして少なくとも3つのノード1,2,3が接続されており、
前記ノード1は、前記通信線A及び前記通信線Bへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Bへのデータ送受信手段を備え、
前記ノード2は、前記通信線A及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線A及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、
前記ノード3は、前記通信線B及び前記通信線Cへ接続され、前記通信線B及び前記通信線Cへのデータ送受信手段を備え、
前記ネットワークは、前記ノード1,2,3を前記通信線A,B,Cによってループ状に結線することにより構成されていることを特徴とする前記請求項1ないし3のいずれかに記載のネットワーク通信装置。 - 前記通信線A、前記通信線Bおよび前記通信線Cは異なるハードウェアによって構成されていることを特徴とする請求項4に記載のネットワーク通信装置。
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