JP3627270B2 - トラクタのオーナメントマーク取付構造 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、トラクタのオーナメントマーク取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】
トラクタのフロントグリルの形状は、機種が異なる毎に部分的に変更することが多い。この発明は、左右両側部にライトを有したライトケースを異なるフロントグリル相互間に亘って共用して取付けることにより、コスト低減を図るものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
この発明は、左右両側部にライト19,19及び反射鏡21,21を備えるライトケース6を、左右横幅に亘って開口部1を有するA形態のフロントグリル2の裏側、若しくは左右両側部に開口部1,1を有するB形態のフロントグリル2の裏側に選択して取り付け可能なトラクタオーナメントマーク取付構造であって、
前記ライトケース6には、上部と下部に前記両形態のフロントグリル2の取付部に対する共通の取付片26,26を設けると共に、ケース中央部に開口穴28,28を設け、
前記ライトケース6を、前記A形態のフロントグリル2に取り付ける場合には、
オーナメントマーク4の裏側に備えたビス15,15を前記開口穴28,28に挿通させて該開口穴28,28の裏側でナット30,30により固定すると共に、前記オーナメントマーク4を前記開口部1から前方に露出させた状態で、前記ライトケース6の取付片26,26をグリル裏側に固定する一方、
前記ライトケース6を、前記B形態のフロントグリル2に取り付ける場合には、
前記オーナメントマーク4を前記フロントグリル2の左右開口部1,1間に形成した取付座12に位置させ、この取付座12の裏側に突出した前記ビス15,15を、前記ライトケース6前面と前記取付座12の裏面との間に形成した間隙部29にてナット30,30により固定すると共に、前記ビス15,15の突出端を前記開口穴28,28に挿通位置させながら、前記ライトケース6の取付片26,26をグリル裏側に固定したことを特徴とするトラクタのフロントグリルに於けるオーナメントマーク取付構造とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】
左右両側部に開口部1,1を有した第B形態のフロントグリル2に対してライトケース6を取付けるときは、この開口部1,1の裏側からライトケース6を嵌合させて取付けると、このライトケース6の左右両側部が開口部1,1にのぞむように嵌合され(図4と図8参照)、左右中央部の開口穴28,28が、フロントグリル2側の取付座12の裏側に対面する。
またオーナメントマーク4は、このフロントグリル2の開口部1,1間の取付座12に取付け、前記ライトケース6前面と前記取付座12の裏面との間に形成した間隙部29にてナット30,30により固定すると共に、前記ビス15,15の突出端を前記開口穴28,28に挿通位置させる。
【0005】
又、フロントグリル2の左右両側部に亘って開口部1が形成されるA形態のフロントグリル2では、この開口部1の裏側から嵌合されるライトケース6は、ケース6中央部に直接オーナメントマーク4を取付け、左右のライト照射部3,3及び前記オーナメントマーク4が共に開口部1にのぞむように嵌合される。
このように、左右中央部に開口穴28,28を有したライトケース6は、左右両側部に開口部1,1を有するB形態のフロントグリル2に対しては、左右の開口部1,1間における取付座12にオーナメントマーク4を取付けることができ、又、左右両側部に亘って形成される開口部1を有する第A形態のフロントグリル2に対しては、オーナメントマーク4をライトケース6の開口穴28,28に直接取付ければよく、これらいずれの形態にでも同じライトケース6及びオーナメントマーク4を共用して取付できるものであるから、構成が簡単であり、生産コストを低減できる。
【0006】
【実施例】
図1〜図12においては、トラクタ車体7前部のエンジン部上を覆うボンネット8、及び左右両側のサイドカバー9の前面に、フロントグリル2を配置して取付ける。このフロントグリル2は、板金製、乃至合成樹脂製で成形され、下部には外気を通す通風口10を形成する格子状のマスク11を形成し、上部には、左右両側部に一定形態の開口部1を有しこれらの間の中央部にオーナメント取付座12を有してなり、この下端縁に突出する取付子13を、車体7前端部のバンパー14に設けられる係止孔に上側から挿込むことによってフロントグリル2を取付けることができる。
【0007】
このようなフロントグリル2には、トラクタ機種の大小等によって図例のようにA、B二種の構成形態としている場合を示す。このうちの一つ比較的小形のA機種用のフロントグリル2では、下部の通風口10が上下二段に形成され、上部のライト口である左右開口部1が一連に横長く形成されたものである。
又、比較的大形のB機種用のフロントグリル2では、下部の通風口10が上下三段に形成され、上部の左右開口部1,1間にはオーナメントマーク4を取付ける取付座12を有する。
そしてライトケース6は、これらA,B両形態のフロントグリル2に共用して取付ける構成とするものである。
【0008】
このうち図4〜図6及び図8において、B機種用のフロントグリル2について、更に説明すると、上部の開口部1,1間のオーナメント取付座12は前側に突出させて、前面にオーナメントマーク4をビス15等によって取付けることができるように形成している。この取付座12は若干窪ませてオーナメントマーク4のメタルが嵌合して安定し易い形態としている。開口部1,1の上下で且つこのフロントグリル2の裏面に一体成形の補強リブ16にナット17をインサートして固定し、この補強リブ16部に重合させるライトケース6の取付片26からボルト18を通して締付固定できる構成としている。
【0009】
又、A機種用のフロントグリル2の構成を示す図1〜図3及び図7において、上図の構成と異なる点は、前記マスク11における通風口10の段数が少く、フロントグリル2全体としての高さも低く形成している。ライトケース6を取付ける開口部1は左右一連に形成されて、前記フロントグリル2とは異なりオーナメント取付座12を有しない。
【0010】
更に、これらA機種及びB機種に用いるライトケース6の構成は、図9〜図11において、左右両側部にライト19を保持するソケット20を嵌合させる反射鏡21を有し、これらの間の中央部には連結部22が形成され、前面は半透明なライトカバー23が周縁部24で嵌合されて取付けられる。このようなライトカバー23の連結部22の前面に位置する部分に取付座5若干窪ませて、適宜厚さのオーナメントマーク4を嵌合させて、接着剤乃至ビス15止め等で取付けることができる。このようなライトケース6の上下外周縁部には一体成形の取付片26が形成され、ボルト穴25を形成し、前記ボルト18を挿通させることができる。
【0011】
このような構成のライトケース6は、前記A機種用のフロントグリル2に取付けられるときは、このライトケース6中央部のオーナメントマーク4が直接開口部1から前面に露出するために、このオーナメントマーク4はライトケース6の取付座5に予め取付けておけばよい。しかし、前記B機種用のフロントグリル2に取付けるときは、このライトケース6の取付座5の前面がフロントグリル2の中央部のオーナメント取付座12で覆われるために、このオーナメント取付座12の前面にオーナメントマーク4を取付けて、ライトケース6側の取付座5には取付けない。このとき、オーナメント取付座12に取付けられるオーナメントマーク4のビス15が裏側へ突出するが、このビス15の突出するライトケース6側の取付座5には、前記ビス15穴と同位置に大き目の穴28が形成されて、又、これら前後に重合接近するフロントグリル2側の取付座12裏面とライトケース6側の取付座5前面との間に適宜の間隔29を形成して、前記ビス15のナット30による締付固定を邪魔しない構成としている。
【0012】
図13に示すように、前記ボンネット8の前端部には、エンジンルーム31内のラジエータ32のラジエータキャップ33と対向する部分の開口部36に、開閉可能のカバー34を、後端横方向のカバーピン35回りに上下回動自在に設ける。37は該カバー34の後端縁に形成したフック38と係合しうるばねで、ボンネット8の開口部36の後端縁下側に一体的に構成される。このような構成では、カバー34のカバーピン35や、このピン35を取付けるフランジ39、フック38、更には開けたときのカバー後端縁40等が、ボンネット8の下面に大きく突出しても前位のラジエータ32に接近して当接することがなく、ボンネット前端部と、ラジエータ32との間隔を大きく維持できる。
【0013】
なお、41はエンジンルーム31のエアクリーナ、42はダッシュボード、43は燃料タンクである。
【図面の簡単な説明】
【図1】A形態のフロントグリル部の正面図。
【図2】その裏面図。
【図3】その側面図。
【図4】B形態のフロントグリル部の正面図。
【図5】その裏面図。
【図6】その側面図。
【図7】A形態のオーナメントマーク取付部の側面図。
【図8】B形態のオーナメントマーク取付部の側面図。
【図9】ライトケース部の側面図。
【図10】その平面図。
【図11】その正面図。
【図12】フロントグリル部の側面図。
【図13】ボンネット部の側面図。
【符号の説明】
1 開口部
2 フロントグリル
3 ライト照射部
4 オーナメントマーク
5 取付座
6 ライトケース
12 取付座
15 ビス
19 ライト
21 反射鏡
26 取付片
28 開口穴
29 間隙部
30 ナット
Claims (1)
- 左右両側部にライト19,19及び反射鏡21,21を備えるライトケース6を、左右横幅に亘って開口部1を有するA形態のフロントグリル2の裏側、若しくは左右両側部に開口部1,1を有するB形態のフロントグリル2の裏側に選択して取り付け可能なトラクタのオーナメントマーク取付構造であって、
前記ライトケース6には、上部と下部に前記両形態のフロントグリル2の取付部に対する共通の取付片26,26を設けると共に、ケース中央部に開口穴28,28を設け、
前記ライトケース6を、前記A形態のフロントグリル2に取り付ける場合には、
オーナメントマーク4の裏側に備えたビス15,15を前記開口穴28,28に挿通させて該開口穴28,28の裏側でナット30,30により固定すると共に、前記オーナメントマーク4を前記開口部1から前方に露出させた状態で、前記ライトケース6の取付片26,26をグリル裏側に固定する一方、
前記ライトケース6を、前記B形態のフロントグリル2に取り付ける場合には、
前記オーナメントマーク4を前記フロントグリル2の左右開口部1,1間に形成した取付座12に位置させ、この取付座12の裏側に突出した前記ビス15,15を、前記ライトケース6前面と前記取付座12の裏面との間に形成した間隙部29にてナット30,30により固定すると共に、前記ビス15,15の突出端を前記開口穴28,28に挿通位置させながら、前記ライトケース6の取付片26,26をグリル裏側に固定したことを特徴とするトラクタのオーナメントマーク取付構造。
Priority Applications (1)
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JP01005995A JP3627270B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | トラクタのオーナメントマーク取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01005995A JP3627270B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | トラクタのオーナメントマーク取付構造 |
Publications (2)
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JPH08198139A JPH08198139A (ja) | 1996-08-06 |
JP3627270B2 true JP3627270B2 (ja) | 2005-03-09 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP01005995A Expired - Fee Related JP3627270B2 (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | トラクタのオーナメントマーク取付構造 |
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JP4331458B2 (ja) | 2002-10-23 | 2009-09-16 | 株式会社クボタ | 作業車の照明装置 |
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1995
- 1995-01-25 JP JP01005995A patent/JP3627270B2/ja not_active Expired - Fee Related
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