JP3661861B2 - ブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブライド付き複層ガラスに内蔵されたブラインドを駆動するブラインド駆動装置としては、例えば、複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に減速装置を介して接続されたディスク状の内部回転磁石と、複層ガラスの外部において内部回転磁石ディスクに対向して配されると共に増速装置を介して回転操作軸に接続されたディスク状の外部回転磁石とを備え、内部回転磁石と外部回転磁石の各回転軸は複層ガラス表面に垂直であると共に互いに同軸である駆動装置(例えば、特表平9−50933号公報)や、ブラインド付き複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に接続された内部回転磁石と、ブラインド付き複層ガラスの外部において内部回転磁石に対向して配されると共に回転操作軸に接続された外部回転磁石とを備え、内部回転磁石と外部回転磁石の各回転軸は夫々複層ガラス表面に平行である駆動装置(例えば、実公平7−23031号公報)等が知られている。また、上記のような駆動装置として、磁石が4極型のベアマルチブラインド(登録商標)における駆動装置等がある。上記のようにブラインド付き複層ガラスの外部に設けられた外部回転磁石は外気中の湿気等による腐食のおそれがあり、それを防止するために外部回転磁石の表面にメッキが施されているのが通常である。さらに、メッキではピンホール等が生じるために湿気の対策が不十分な場合があり、メッキの外側を円筒状の樹脂ケースで覆うことも実用化されている。
【0003】
このとき、円筒状の樹脂ケースは、外部回転磁石の挿入に耐えうるだけの剛性を確保しつつ、樹脂ケースの厚み方向のポア等の気泡の発生による防水性の低下を防止するため、その厚みは約1mmとなるのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複層ガラスの外部に設けられた外部回転磁石の表面を円筒状の樹脂ケースで覆うと、樹脂ケースの厚みだけ外部回転磁石と内部回転磁石の間の間隔が大きくなって磁気連結力は低下し、ブラインドの支持操作軸駆動のための動力を得るために内部回転磁石のサイズを増大しなければならなくなり、場合によっては、内部回転磁石が複層ガラスの内部空間層内に収まらなくなる等の問題がある。特に、この問題は、複層ガラスにおける内部空間層の厚みが小さくなると顕著になる。
【0005】
本発明の目的は、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができるブラインド付き複層ガラス用のブラインド駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載のブラインド駆動装置は、ブラインド付き複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に接続された内部回転磁石と、前記複層ガラスの外部において前記内部回転磁石に対向して配されると共に回転操作軸に平行配置して接続された外部回転磁石とを備え、前記外部回転磁石の表面に金属のメッキ層が施されたブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置において、前記外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載のブラインド駆動装置によれば、外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されているので、外部回転磁石を覆う樹脂ケースを廃止することができ、その結果、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができる。
【0008】
請求項2記載のブラインド駆動装置は、請求項1記載のブラインド駆動装置において、前記樹脂のコーティング層の厚みは、5〜15μmであることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂のコーティング層の厚みは、 5〜15μmであるので、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂部の厚さを確実に薄くすることができる。
【0010】
請求項3記載のブラインド駆動装置は、請求項1又は2記載のブラインド駆動装置において、前記金属はニッケルから成ることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のブラインド駆動装置によれば、金属はニッケルから成るので、樹脂層と併せて安定して湿気等による腐食を防止することができる。
【0012】
請求項4記載のブラインド駆動装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置において、前記樹脂はアクリル樹脂から成ることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂はアクリル樹脂から成るので、その厚さが薄くても充分な防水性能を確保することができ、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂のコーティング層の厚さをより薄くすることができる。
【0014】
請求項5記載のブラインド駆動装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置において、前記内部回転磁石表面と前記外部回転磁石表面との距離が6mm以下であることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載のブラインド駆動装置によれば、内部回転磁石表面と外部回転磁石表面との距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラスの総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケットやビードを介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0016】
請求項6記載のブラインド付き複層ガラスは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置の構成及び作動を詳述する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置を有するブラインド付き複層ガラスの概略構成を示す図であり、図2は、図1のブラインド付き複層ガラス10の断面図である。
【0019】
図1及び図2において、ブラインド付き複層ガラス10は、主として、厚さ3mmの板ガラス11,12と、板ガラス11,12が互いに平行に対向すると共に、間に内部空間層13を規定するように板ガラス11,12間に嵌挿された乾燥剤内蔵の金属スペーサ14と、内部空間層13に配されたブラインド15とを備える。ブラインド15は、ボトムレール18と、複数のスラット19と、ボトムレール18及び複数のスラット19と梯子状に懸吊するラダーコード20と、ラダーコード20を支持すると共に操作する支持操作軸35とから成る。支持操作軸35には、ラダーコード20を取り込むコード取り込み部33と、取り込まれたラダーコード20を巻き取る巻き取りコーン34とが装着されている。支持操作軸35は、ブラインド駆動装置100によって操作される。
【0020】
図3は、図1におけるブラインド駆動装置100の主要部の概略構成を示す図である。
【0021】
図3において、ブラインド駆動装置100は、支持操作軸35の一端に、減速装置32を介して取付けられた4極型の円筒状磁石31と、ブラインド付き複層ガラス10の外部において、支持操作軸35に平行となるように配された回転操作軸37と、回転操作軸37に接続され、円筒状磁石31に対向して配された4極型の円筒状磁石40と、円筒状磁石40に回転操作軸37を介して取付けられたドラム41と、ドラム41に巻かれた操作紐43とから成る。
【0022】
上記構成のブラインド付き複層ガラス10は、専用のガスケット又はビード36を介して図示しないサッシ等のガラス保持枠に装着される(図2)。
【0023】
以下、ブラインド駆動装置100の動作について詳述する。
【0024】
操作紐43の操作による回転操作軸37の回転は、円筒磁石40を回転させ、内部空間層13に設けられた円筒状磁石31を円筒状磁石40との磁気連結により回転させる。円筒状磁石31の回転によって生じる支持操作軸35の回転は減速装置32により減速される。これにより、支持操作軸35の回転トルクが巻き取りコーン34に動力として伝えられ、巻き取りコーン34はコード取り込み部33を介してラダーコード20を巻き取り、スラット19を巻き上げる。
【0025】
図4は、図1における円筒状磁石31及び円筒状磁石40の形状及び配置を示す配置図であり、(a)は、従来のブラインド駆動装置の場合、(b)は、本発明のブラインド駆動装置100の場合を夫々示す。
【0026】
図4において、内部空間層13に設けられた円筒状磁石31とブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40とは、互いに板ガラス12を隔てて対向配置している。
【0027】
図4(a)で示されるように、従来のブラインド駆動装置の場合、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40は外気中の湿気等による腐食を防止するため円筒状のアクリル樹脂ケース50で覆われ、このアクリル樹脂ケース50の厚みは約1mmである。この厚みにより円筒状磁石31,40間の距離は約7mmと長くなると共に樹脂によって磁気連結力が低下するので、支持操作軸35を駆動するための動力を得るためにブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズを一定のサイズ以上にする必要がある。このことにより、内部空間層13の幅が26mmと広くなってブラインド付き複層ガラス10の総厚みが32mmと厚くなる。
【0028】
これに対して、本発明のブラインド駆動装置100の場合、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40表面のメッキ層52の外側にアクリル樹脂コーティング層51が形成されている。これにより、それぞれの層のコーティング不良が相殺しつつ、アクリル樹脂コーティング層51の厚みを 5〜15μmと薄くすることができ、もって円筒状磁石31,40間の距離を狭めることができ、これにより磁気連結力を有効活用できるので、円筒状磁石31のサイズを径11mmと小さくすることができる。ここで、円筒状磁石31,40間の距離は4.5mmである。
【0029】
よって、ブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズを径11mmと小さくしても支持操作軸35を駆動するための動力が得られ、内部空間層13の幅を12mmとすることができ、もってブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mmと薄くすることができる。
【0030】
さらに、ブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mmとすることで、通常の複層ガラスに用いられるガスケット又はビード36を介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0031】
本実施の形態によれば、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40表面のメッキ層52の外側にアクリル樹脂コーティング層51が形成されているので、それぞれの層のコーティング不良が相殺しつつ、メッキ層52の外側に形成されたアクリル樹脂コーティング層51の厚みを5〜15μmと薄くすることができるので、ブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズ増大を防止することができる。
【0032】
また、本実施の形態によれば、円筒状磁石31,40間の距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケット又はビード36を介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0033】
本実施の形態では、4極型の円筒状磁石31,40を用いているが、磁石の形状及び配置はこれに限定されるものではなく、図4に示すように軸心方向が平行に対置された略長方形のもの、図5に示すようにN極とS極とが回転方向に沿って交互に位置するように構成された2極型のもの等であってもよく、また、磁石は、永久磁石、電磁石等の種類を問わない。
【0034】
本実施の形態では、樹脂としてアクリル樹脂を用いているが、これに限定されるものではなく、メッキ層及び樹脂コーティング層のコーティング不良を相殺しつつ被覆される樹脂コーティング層の厚みを薄くできるものであれば、材質が何であってもよい。
【0035】
本実施の形態では、アクリル樹脂コーティング層51の厚みが5〜15μmであるが、これに限定されるものではなく、0.1mm以下の範囲であればよい。
【0036】
本実施の形態では、金属のメッキ層52としてニッケルのメッキ層52を用いているが、これに限定されるものではなく、円筒状磁石40の外気中の湿気等による腐食を防止できるものであれば、材質が何であってもよい。
【0037】
本実施の形態では、ブラインド付き複層ガラス10に板ガラス11,12を用いているが、このうち板ガラス11は、真空ガラス(例えば、スペーシア(登録商標))、熱線を反射する膜が蒸着された機能ガラス(例えば、レフシャイン(登録商標))、内部に樹脂製の膜が挟み込まれた防犯ガラス(例えば、セキュオ(登録商標))及び熱処理によって表面の圧縮応力が高められた強化ガラス(例えば、パイロクリア(登録商標))等のいずれかであってもよい。
【0038】
本実施の形態において、減速装置32は、通常、クラウン歯車等であるが、仕様等が特に限定されるものではなく、必要でない場合はなくてもよい。
【0039】
本実施の形態において、ブラインド15は、水平型でも垂直型でもよく、また、そのスラット19の材質は金属でもプラスチックでもよい。
【0040】
本実施の形態では、操作側に増速機又は減速機を必要に応じて使用することが望ましい。
【0041】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のブラインド駆動装置によれば、外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されているので、外部回転磁石を覆う樹脂ケースを廃止することができ、その結果、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができる。
【0042】
請求項2記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂のコーティング層の厚みは、5〜15μmであるので、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂部の厚さを確実に薄くすることができる。
【0043】
請求項3記載のブラインド駆動装置によれば、金属はニッケルから成るので、樹脂層と併せて安定して湿気等による腐食を防止することができる。
【0044】
請求項4記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂はアクリル樹脂から成るので、その厚さが薄くても充分な防水性能を確保することができ、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂のコーティング層の厚さをより薄くすることができる。
【0045】
請求項5記載のブラインド駆動装置によれば、内部回転磁石表面と外部回転磁石表面との距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラスの総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケットやビードを介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置を有するブラインド付き複層ガラスの概略構成を示す図である。
【図2】図1のブラインド付き複層ガラス10の断面図である。
【図3】図1におけるブラインド駆動装置100の主要部の概略構成を示す図である。
【図4】図1における円筒状磁石31及び円筒状磁石40の形状及び配置を示す配置図であり、(a)は、従来のブラインド駆動装置の場合、(b)は、本発明のブラインド駆動装置100の場合を夫々示す。
【図5】図1における円筒状磁石31,40の変形例を示す斜視図である。
【図6】図1における円筒状磁石31,40の他の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ブラインド付き複層ガラス
11 板ガラス
12 板ガラス
13 内部空間層
15 ブラインド
31 円筒状磁石
40 円筒状磁石
51 アクリル樹脂コーティング層
52 メッキ層
100 ブラインド駆動装置
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブライド付き複層ガラスに内蔵されたブラインドを駆動するブラインド駆動装置としては、例えば、複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に減速装置を介して接続されたディスク状の内部回転磁石と、複層ガラスの外部において内部回転磁石ディスクに対向して配されると共に増速装置を介して回転操作軸に接続されたディスク状の外部回転磁石とを備え、内部回転磁石と外部回転磁石の各回転軸は複層ガラス表面に垂直であると共に互いに同軸である駆動装置(例えば、特表平9−50933号公報)や、ブラインド付き複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に接続された内部回転磁石と、ブラインド付き複層ガラスの外部において内部回転磁石に対向して配されると共に回転操作軸に接続された外部回転磁石とを備え、内部回転磁石と外部回転磁石の各回転軸は夫々複層ガラス表面に平行である駆動装置(例えば、実公平7−23031号公報)等が知られている。また、上記のような駆動装置として、磁石が4極型のベアマルチブラインド(登録商標)における駆動装置等がある。上記のようにブラインド付き複層ガラスの外部に設けられた外部回転磁石は外気中の湿気等による腐食のおそれがあり、それを防止するために外部回転磁石の表面にメッキが施されているのが通常である。さらに、メッキではピンホール等が生じるために湿気の対策が不十分な場合があり、メッキの外側を円筒状の樹脂ケースで覆うことも実用化されている。
【0003】
このとき、円筒状の樹脂ケースは、外部回転磁石の挿入に耐えうるだけの剛性を確保しつつ、樹脂ケースの厚み方向のポア等の気泡の発生による防水性の低下を防止するため、その厚みは約1mmとなるのが通常である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、複層ガラスの外部に設けられた外部回転磁石の表面を円筒状の樹脂ケースで覆うと、樹脂ケースの厚みだけ外部回転磁石と内部回転磁石の間の間隔が大きくなって磁気連結力は低下し、ブラインドの支持操作軸駆動のための動力を得るために内部回転磁石のサイズを増大しなければならなくなり、場合によっては、内部回転磁石が複層ガラスの内部空間層内に収まらなくなる等の問題がある。特に、この問題は、複層ガラスにおける内部空間層の厚みが小さくなると顕著になる。
【0005】
本発明の目的は、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができるブラインド付き複層ガラス用のブラインド駆動装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、請求項1記載のブラインド駆動装置は、ブラインド付き複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に接続された内部回転磁石と、前記複層ガラスの外部において前記内部回転磁石に対向して配されると共に回転操作軸に平行配置して接続された外部回転磁石とを備え、前記外部回転磁石の表面に金属のメッキ層が施されたブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置において、前記外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1記載のブラインド駆動装置によれば、外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されているので、外部回転磁石を覆う樹脂ケースを廃止することができ、その結果、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができる。
【0008】
請求項2記載のブラインド駆動装置は、請求項1記載のブラインド駆動装置において、前記樹脂のコーティング層の厚みは、5〜15μmであることを特徴とする。
【0009】
請求項2記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂のコーティング層の厚みは、 5〜15μmであるので、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂部の厚さを確実に薄くすることができる。
【0010】
請求項3記載のブラインド駆動装置は、請求項1又は2記載のブラインド駆動装置において、前記金属はニッケルから成ることを特徴とする。
【0011】
請求項3記載のブラインド駆動装置によれば、金属はニッケルから成るので、樹脂層と併せて安定して湿気等による腐食を防止することができる。
【0012】
請求項4記載のブラインド駆動装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置において、前記樹脂はアクリル樹脂から成ることを特徴とする。
【0013】
請求項4記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂はアクリル樹脂から成るので、その厚さが薄くても充分な防水性能を確保することができ、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂のコーティング層の厚さをより薄くすることができる。
【0014】
請求項5記載のブラインド駆動装置は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置において、前記内部回転磁石表面と前記外部回転磁石表面との距離が6mm以下であることを特徴とする。
【0015】
請求項5記載のブラインド駆動装置によれば、内部回転磁石表面と外部回転磁石表面との距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラスの総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケットやビードを介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0016】
請求項6記載のブラインド付き複層ガラスは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置を備えることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置の構成及び作動を詳述する。
【0018】
図1は、本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置を有するブラインド付き複層ガラスの概略構成を示す図であり、図2は、図1のブラインド付き複層ガラス10の断面図である。
【0019】
図1及び図2において、ブラインド付き複層ガラス10は、主として、厚さ3mmの板ガラス11,12と、板ガラス11,12が互いに平行に対向すると共に、間に内部空間層13を規定するように板ガラス11,12間に嵌挿された乾燥剤内蔵の金属スペーサ14と、内部空間層13に配されたブラインド15とを備える。ブラインド15は、ボトムレール18と、複数のスラット19と、ボトムレール18及び複数のスラット19と梯子状に懸吊するラダーコード20と、ラダーコード20を支持すると共に操作する支持操作軸35とから成る。支持操作軸35には、ラダーコード20を取り込むコード取り込み部33と、取り込まれたラダーコード20を巻き取る巻き取りコーン34とが装着されている。支持操作軸35は、ブラインド駆動装置100によって操作される。
【0020】
図3は、図1におけるブラインド駆動装置100の主要部の概略構成を示す図である。
【0021】
図3において、ブラインド駆動装置100は、支持操作軸35の一端に、減速装置32を介して取付けられた4極型の円筒状磁石31と、ブラインド付き複層ガラス10の外部において、支持操作軸35に平行となるように配された回転操作軸37と、回転操作軸37に接続され、円筒状磁石31に対向して配された4極型の円筒状磁石40と、円筒状磁石40に回転操作軸37を介して取付けられたドラム41と、ドラム41に巻かれた操作紐43とから成る。
【0022】
上記構成のブラインド付き複層ガラス10は、専用のガスケット又はビード36を介して図示しないサッシ等のガラス保持枠に装着される(図2)。
【0023】
以下、ブラインド駆動装置100の動作について詳述する。
【0024】
操作紐43の操作による回転操作軸37の回転は、円筒磁石40を回転させ、内部空間層13に設けられた円筒状磁石31を円筒状磁石40との磁気連結により回転させる。円筒状磁石31の回転によって生じる支持操作軸35の回転は減速装置32により減速される。これにより、支持操作軸35の回転トルクが巻き取りコーン34に動力として伝えられ、巻き取りコーン34はコード取り込み部33を介してラダーコード20を巻き取り、スラット19を巻き上げる。
【0025】
図4は、図1における円筒状磁石31及び円筒状磁石40の形状及び配置を示す配置図であり、(a)は、従来のブラインド駆動装置の場合、(b)は、本発明のブラインド駆動装置100の場合を夫々示す。
【0026】
図4において、内部空間層13に設けられた円筒状磁石31とブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40とは、互いに板ガラス12を隔てて対向配置している。
【0027】
図4(a)で示されるように、従来のブラインド駆動装置の場合、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40は外気中の湿気等による腐食を防止するため円筒状のアクリル樹脂ケース50で覆われ、このアクリル樹脂ケース50の厚みは約1mmである。この厚みにより円筒状磁石31,40間の距離は約7mmと長くなると共に樹脂によって磁気連結力が低下するので、支持操作軸35を駆動するための動力を得るためにブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズを一定のサイズ以上にする必要がある。このことにより、内部空間層13の幅が26mmと広くなってブラインド付き複層ガラス10の総厚みが32mmと厚くなる。
【0028】
これに対して、本発明のブラインド駆動装置100の場合、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40表面のメッキ層52の外側にアクリル樹脂コーティング層51が形成されている。これにより、それぞれの層のコーティング不良が相殺しつつ、アクリル樹脂コーティング層51の厚みを 5〜15μmと薄くすることができ、もって円筒状磁石31,40間の距離を狭めることができ、これにより磁気連結力を有効活用できるので、円筒状磁石31のサイズを径11mmと小さくすることができる。ここで、円筒状磁石31,40間の距離は4.5mmである。
【0029】
よって、ブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズを径11mmと小さくしても支持操作軸35を駆動するための動力が得られ、内部空間層13の幅を12mmとすることができ、もってブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mmと薄くすることができる。
【0030】
さらに、ブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mmとすることで、通常の複層ガラスに用いられるガスケット又はビード36を介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0031】
本実施の形態によれば、ブラインド付き複層ガラス10の外部に設けられた円筒状磁石40表面のメッキ層52の外側にアクリル樹脂コーティング層51が形成されているので、それぞれの層のコーティング不良が相殺しつつ、メッキ層52の外側に形成されたアクリル樹脂コーティング層51の厚みを5〜15μmと薄くすることができるので、ブラインド付き複層ガラス10の内部空間層13に設けられた円筒状磁石31のサイズ増大を防止することができる。
【0032】
また、本実施の形態によれば、円筒状磁石31,40間の距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラス10の総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケット又はビード36を介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【0033】
本実施の形態では、4極型の円筒状磁石31,40を用いているが、磁石の形状及び配置はこれに限定されるものではなく、図4に示すように軸心方向が平行に対置された略長方形のもの、図5に示すようにN極とS極とが回転方向に沿って交互に位置するように構成された2極型のもの等であってもよく、また、磁石は、永久磁石、電磁石等の種類を問わない。
【0034】
本実施の形態では、樹脂としてアクリル樹脂を用いているが、これに限定されるものではなく、メッキ層及び樹脂コーティング層のコーティング不良を相殺しつつ被覆される樹脂コーティング層の厚みを薄くできるものであれば、材質が何であってもよい。
【0035】
本実施の形態では、アクリル樹脂コーティング層51の厚みが5〜15μmであるが、これに限定されるものではなく、0.1mm以下の範囲であればよい。
【0036】
本実施の形態では、金属のメッキ層52としてニッケルのメッキ層52を用いているが、これに限定されるものではなく、円筒状磁石40の外気中の湿気等による腐食を防止できるものであれば、材質が何であってもよい。
【0037】
本実施の形態では、ブラインド付き複層ガラス10に板ガラス11,12を用いているが、このうち板ガラス11は、真空ガラス(例えば、スペーシア(登録商標))、熱線を反射する膜が蒸着された機能ガラス(例えば、レフシャイン(登録商標))、内部に樹脂製の膜が挟み込まれた防犯ガラス(例えば、セキュオ(登録商標))及び熱処理によって表面の圧縮応力が高められた強化ガラス(例えば、パイロクリア(登録商標))等のいずれかであってもよい。
【0038】
本実施の形態において、減速装置32は、通常、クラウン歯車等であるが、仕様等が特に限定されるものではなく、必要でない場合はなくてもよい。
【0039】
本実施の形態において、ブラインド15は、水平型でも垂直型でもよく、また、そのスラット19の材質は金属でもプラスチックでもよい。
【0040】
本実施の形態では、操作側に増速機又は減速機を必要に応じて使用することが望ましい。
【0041】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1記載のブラインド駆動装置によれば、外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されているので、外部回転磁石を覆う樹脂ケースを廃止することができ、その結果、内部回転磁石のサイズ増大を防止することができる。
【0042】
請求項2記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂のコーティング層の厚みは、5〜15μmであるので、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂部の厚さを確実に薄くすることができる。
【0043】
請求項3記載のブラインド駆動装置によれば、金属はニッケルから成るので、樹脂層と併せて安定して湿気等による腐食を防止することができる。
【0044】
請求項4記載のブラインド駆動装置によれば、樹脂はアクリル樹脂から成るので、その厚さが薄くても充分な防水性能を確保することができ、外部回転磁石の表面に被覆される樹脂のコーティング層の厚さをより薄くすることができる。
【0045】
請求項5記載のブラインド駆動装置によれば、内部回転磁石表面と外部回転磁石表面との距離が6mm以下であるので、ブラインド付き複層ガラスの総厚みを18mm以下に薄くすることができ、もって通常の複層ガラスに用いられるガスケットやビードを介してサッシ等のガラス保持枠に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るブラインド駆動装置を有するブラインド付き複層ガラスの概略構成を示す図である。
【図2】図1のブラインド付き複層ガラス10の断面図である。
【図3】図1におけるブラインド駆動装置100の主要部の概略構成を示す図である。
【図4】図1における円筒状磁石31及び円筒状磁石40の形状及び配置を示す配置図であり、(a)は、従来のブラインド駆動装置の場合、(b)は、本発明のブラインド駆動装置100の場合を夫々示す。
【図5】図1における円筒状磁石31,40の変形例を示す斜視図である。
【図6】図1における円筒状磁石31,40の他の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ブラインド付き複層ガラス
11 板ガラス
12 板ガラス
13 内部空間層
15 ブラインド
31 円筒状磁石
40 円筒状磁石
51 アクリル樹脂コーティング層
52 メッキ層
100 ブラインド駆動装置
Claims (6)
- ブラインド付き複層ガラスの内部空間層においてブラインドの支持操作軸に接続された内部回転磁石と、前記複層ガラスの外部において前記内部回転磁石に対向して配されると共に回転操作軸に平行配置して接続された外部回転磁石とを備え、前記外部回転磁石の表面に金属のメッキ層が施されたブラインド付き複層ガラスのブラインド駆動装置において、前記外部回転磁石の表面に施された金属のメッキ層の外側に樹脂のコーティング層が形成されていることを特徴とするブラインド駆動装置。
- 前記樹脂のコーティング層の厚みは、5〜15μmであることを特徴とする請求項1記載のブラインド駆動装置。
- 前記金属はニッケルから成ることを特徴とする請求項1又は2記載のブラインド駆動装置。
- 前記樹脂はアクリル樹脂から成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置。
- 前記内部回転磁石表面と前記外部回転磁石表面との距離が6mm以下であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のブラインド駆動装置を備えることを特徴とするブラインド付き複層ガラス。
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