JP3538894B2 - サイホン式水洗便器 - Google Patents
サイホン式水洗便器Info
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- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
- E03D11/00—Other component parts of water-closets, e.g. noise-reducing means in the flushing system, flushing pipes mounted in the bowl, seals for the bowl outlet, devices preventing overflow of the bowl contents; devices forming a water seal in the bowl after flushing, devices eliminating obstructions in the bowl outlet or preventing backflow of water and excrements from the waterpipe
- E03D11/02—Water-closet bowls ; Bowls with a double odour seal optionally with provisions for a good siphonic action; siphons as part of the bowl
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E03—WATER SUPPLY; SEWERAGE
- E03D—WATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
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Description
汚物を排出するタイプの水洗式便器に関する。
ては、排水トラップの下降路に平面三日月状の段設面を
設けて、その下流側を上昇路側に偏芯させることによ
り、上記段設面の上流側を早く満水にして、少量の水で
確実にサイホンを起こさせ、節水と汚物の円滑な排出を
図る実開平2−97473号公報のものを初め、多くの
ものが知られている。
ものはいずれも排水トラップ頂部の壁面がスムーズな曲
面によりそのまま下降路に連続しているため、排水初期
において排水トラップ頂部を乗り越える水が未だ多くな
い時期には、頂部を乗り越えた水が頂部から下降路の内
側壁面に沿って流れ落ち、段設面と反対側の面を流下し
てしまいサイホン起動に全く寄与しない。そのためサイ
ホン起動は遅くなり、その分無駄に流される水も多く十
分な節水が図られているとはいえない。
てサイホン作用を引き起こすためには、ある程度以上の
量の水を下降路に一度に流す必要があり、サイホン式便
器の場合具体的には下降路に流れ込む水が少なくともト
ラップ頂部の内径の半分以上まで上昇した水位をもって
トラップ頂部を乗り越えることが必要であるが、上記公
報のものをはじめとして従来の便器は、ボール部が溜水
面相当位置からボール部上端部にかけて緩やかな曲面を
もって拡開しており、その断面積を上方に向かって増大
していくような形状になっているため、上記のように水
位がサイホン作用を引き起こすのに必要とする高さに上
昇するまでに要する水の量が多く、それに要する時間も
長くかかり、その間に無駄に流される水も当然多くなっ
ている。
断面形状がほぼ円形であり頂部の断面形状も円形になっ
ているのが普通である。このように排水トラップ頂部の
断面形状が円形であると、トラップの横幅の割には少量
の水しか下降路に流すことができず、そのため下降路が
満水になるまでに時間がかかることによって、サイホン
の起動が遅くなり、それだけ無駄に流される水が多くな
ることになる。しかも、排水トラップ頂部の断面形状が
円形であると、これを乗り越えて下降路に流れる水は中
央部に偏って流れ、両脇部には少量の水しか流れないの
で下降路を満水状態にし難い。
みてなされたもので、その目的とする処は、サイホンを
早期に起動させることにより洗浄効果を増大させて、節
水を図るものである。
に本発明のサイホン式水洗便器は、排水トラップ頂部と
排水トラップ下降路との境界部に形成してなり、頂部に
おけるトラップの底壁から前記排水トラップ下降路に続
くトラップの内側壁面の形状を急激に変化させる段状も
しくは傾斜面からなる洗浄水剥離部と、前記トラップの
内側壁面の前記洗浄水剥離部の対面側で且つ洗浄水剥離
部より下流位置にトラップの内側に突出した突出部とを
備えたことである。
ホン式水洗便器において、ボール部の溜水面相当位置を
基準にして該位置から上方に、サイホン作用を起動する
のに必要な水位上昇分に相当する位置までの部分のボー
ル面を垂直状に近い状態に立ち上げて該部分のボール部
断面積を溜水面相当位置のボール部断面積と大差ないよ
うに形成したことである。
ホン式水洗便器において、排水トラップ頂部の断面形状
を、トラップの横幅にほぼ相当する高さを有し、且該断
面におけるトラップの下縁がトラップの横幅とほぼ同じ
横幅で、その大部分がほぼ水平になるような形状に形成
したことである。
ホン式水洗便器において、ボール部の手前側ボール面を
溜水面相当位置の若干下方位置からボール部底部にかけ
て、急斜面となるようにその起立角度を大きく形成して
該部とボール部後壁との間隔寸法を60乃至90mmに構成し
たことである。
当位置より上位位置に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に
大流量の洗浄水を放出する主流放出口を設け、ボール面
には上記主流放出口より放出される大流量洗浄水が排水
トラップ入口に向けて潜り込むように案内するガイド部
を形成すると共に、前記主流放出口は、該口から放出さ
れる大流量洗浄水に対して該洗浄水がボール内で旋回流
を形成する方向性を与えるように形成してなり、前記ガ
イド部は、ボール面の溜水面相当位置の若干下方位置
(a)からサイホン作用を起動するのに必要な水位上昇
分にほぼ相当する位置(b)において形成されて旋回す
る主流の方向を規制するために、前記ボール面に形成し
た前記位置(a)から前記位置(b)に至るまでを部分
的に形成した緩やかな曲率の曲面とその曲面に連続する
垂直状に近い状態の面とからなる段部により構成されて
いることである。
当位置より上位位置に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に
大流量の洗浄水を放出する主流放出口を設け、ボール面
には上記主流放出口より放出される大流量洗浄水が排水
トラップ入口に向けて潜り込むように案内するガイド部
を形成すると共に、前記主流放出口は、該口から放出さ
れる大流量洗浄水に対して該洗浄水がボール内で旋回流
を形成する方向性を与えるように形成してなり、前記ガ
イド部はボール面の溜水面相当位置の若干下方位置
(a)からサイホン作用を起動するのに必要な水位上昇
分にほぼ相当する位置(b)において形成されて旋回す
る主流の方向を規制するために、便器本体を左右に二等
分する中央線を基準にして、前記主流放出口を有する側
とは反対側のボール面に突出して起立する壁状に形成さ
れていることである。
放出口からは給水装置から便器に供給される洗浄水の 40
% 以上、好ましくは 60 %乃至 70 %を放出するようにする
のが好適なものである (請求項6)(請求項8)。
洗便器にあっては、排水トラップ頂部を越えた水は形状
を急激に変化させた洗浄水剥離部により、頂部から下降
路に続くトラップの内側壁面からすぐに剥離される。そ
して、洗浄水剥離部よりも下流で且つ同洗浄水剥離部の
対面側のトラップの内側壁面に形成されている突出部が
剥離されて落下する水の抵抗になり、排水トラップの下
降路を早期に満水にする。
っては、溜水面相当部上方に連続するボール部の断面積
が、少なくともサイホン作用を引き起こすのに必要とす
る水位上昇分に相当する位置部分まで、溜水面相当部の
ボール部断面積とほとんど同じ大きさであるため、該部
の断面積が溜水面相当部の断面積より広くなっているサ
イホン式水洗便器に比べてサイホン発生に必要な水位上
昇が少ない水量で得られる。
っては、排水トラップ頂部の断面形状が円形ではなく、
該断面におけるトラップの下縁がトラップの横幅とほぼ
同じ横幅を有し、且つその大部分がほぼ水平になるよう
な形状であるため、頂部が円形断面の排水トラップに比
べて水位上昇高さが同じ場合における下降路に流れる水
の瞬間流量が多くなる。
っては、ボール部の手前側ボール面を溜水面相当位置の
若干下方位置からボール部底部にかけて、急斜面となる
ようにその起立角度を大きく形成して該部とボール部後
壁との間隔寸法を従来のサイホン式水洗便器の約 105mm
に対して 60 乃至 90mm に構成したので、単位面積当たりの
水圧が大きくなり、排水トラップ下降路への水の押し出
しが早くなる。
器にあっては、ボール部の溜水面相当位置より上位位置
から、ボール洗浄用の洗浄水とは別に大流量の洗浄水
(主流)が溜水に旋回流を与えるように放出され、この
大流量洗浄水(主流)がガイド部により排水トラップ入
口に向けて潜り込むように案内されるため、これがサイ
ホンゼット式便器におけるゼット流と同様にサイホン起
動に作用する。
る。図においてAは便器本体で、上周縁に通水リム1を
備えたボール部2と、該ボール部2に隣接して設けられ
ボール部2の後壁21下部に開設したトラップ入口31と便
器本体Aの底面部に開設した出口32とを大略逆U字状に
屈曲して連絡するように形成された排水トラップ3を有
し、排水トラップ3の下降路33には頂部34の天井に連続
する壁面に凸部35を形成した従来周知のサイホン式水洗
便器の基本的形態を備えている。
においては、図示していないロータンクなどの洗浄水供
給装置から洗浄水がボール部2に供給されると、この水
は排水トラップ3内に流れ込み、その上昇路36から排水
トラップ3の頂部34を乗り越え下降路33を経て出口32よ
り排水管( 図示せず)へ排出されるが、このとき下降路
33内が水で満たされると、サイホンが引き起こされ、ボ
ール部2内の水を強力に吸引して排出することができる
ようになっている。上記下降路33内に設けられた凸部35
は下降路33内を流下する水の抵抗となり下降路33内を早
期に満水とするために作用する。
その底面がボール部2内に望むように形成されており、
このリム通水路1は便器本体Aを左右に二等分する中央
線上において便器本体Aの後部上面に開設された給水口
5に、導水路6を介してボール部2の後部側で連絡して
いる。
する中央線から外れて左右に分岐せしめ、その一方を洗
浄水用導水路61、他方を補給水用導水路62となして洗浄
水と補給水を左右に別けてリム通水路1に供給するよう
に形成してあり、補給水用導水路62には邪魔板63を設け
て導水路6に供給される水の大部分を洗浄水用導水路61
からリム通水路1に流すようにしてある。
リム水出孔11が底面に開設されるが前記洗浄水用導水路
61がリム通水路1に連絡する部分からリム通水路1に若
干入った位置、具体的には給水口5にできるだけ近い位
置で、排水トラップ3の入口31のほぼ真上に相当する位
置には上記リム水出孔11に代えて主流放出口7が開設さ
れている。
路61に流れる洗浄水の40%以上、望ましくは60乃至70%
を該口7よりボール部2内に供給することができるよう
な開口面積を有し、且つ洗浄水用導水路61からリム通水
路1に流れ込む洗浄水の流れに交差する方向に長い長円
孔に形成される。尚、主流放出口7を給水口5からでき
るだけ近い位置に開設するのは、供給される洗浄水の勢
いをできるだけ強い状態のまま放出させようとするため
である。
孔11から噴出する洗浄水に比較して大量の洗浄水が集中
して勢い良く放出されることになり、該主流放出口7か
ら放出される洗浄水は汚物を排水トラップ入口31に流し
込む主流をボール部2内に構成するようになる。しか
も、上記リム通水路1に流れ込む洗浄水は該通水路1後
方から前方に向かって流れる方向性を持っており、主流
放出口7からはその開口面積の大きさにより上記方向性
を持ったままの状態でボール部2内に吐出されるため、
ボール部2内の溜水に旋回流を与えることになる。
において説明したようにリム通水路1に設ける以外に
も、図8に示すように溜水面相当位置aより上部のボー
ル面に設ける事も可能であるが、便器の構造上及び製造
上、リム通水路1に設けるのが最も容易である。また、
図9に示すように主流放出口7に洗浄水を供給する導水
路64とリム通水路1に洗浄水を供給する導水路65とを別
々の独立した通路に形成することも可能である。更に、
主流放出口7は図示例の長円形以外の形状、例えば長方
形の孔に形成したり、リム水出孔11に比べて大径な円形
の孔の集まりに形成することも任意である。
けてその断面積を拡開するように形成されているが、そ
の手前側ボール面を溜水面相当位置aの若干下方位置か
らボール部2底部にかけて、急斜面となるように起立角
度を大きく形成することにより、該部22とボール部後壁
21との間隔寸法wを60乃至90mmに構成してある。尚、従
来のサイホン式水洗便器においてこの部分の寸法wは約
105mm となっているので、上記60乃至90mmという寸法は
従来のサイホン式水洗便器に比べてかなり小さいものに
なる。
位置aの若干下方位置からボール部底部にかけての部分
22とボール部後壁21との間の間隔寸法wを従来のサイホ
ン式水洗便器に比べて小さくすることにより、排水トラ
ップ入口31部にかかる単位面積当たりの水圧が従来のサ
イホン式水洗便器より大きくすることができ、排水トラ
ップ3への水の押し込み力を強くして、その圧力により
洗浄水を早期にトラップ頂部34まで押し上げて頂部34を
越えて排水トラップ3の下降路33に押し流すことがで
き、その分サイホンの起動を早くすることが可能とな
る。また、単位面積当たりの水圧が大きくなるため、汚
物を排水トラップへ押し出す力も大きくなり、しかも排
水トラップへ流入する水の流速も速くなるため、浮遊汚
物の排出に対しても効果的で、汚物の排出能力が向上す
る。
若干下方位置からボール部2底部にかけての部分22とボ
ール部後壁21との間の寸法wは60mm以下であると狭すぎ
て汚物の排出を疎外し、90mm以上であると排水トラップ
3への水圧による洗浄水の押し込み効果が期待できな
い。また、このように急斜面となしてボール部後壁21と
の間隔寸法wを小さくする部分22を溜水面相当位置aよ
り下方となしたのは、上記目的のために前側ボール面を
立ちあげることにより溜水面が狭くならないようにする
ためであり、これによりボール面へ汚物が付着しやすく
なるようなことがないようにしている。
準にして該位置から上方に、サイホン作用を引き起こす
のに必要とする水位上昇分に相当する位置bまでの部分
23、具体的には排水トラップ頂部34の内径の半分以上の
高さに相当する位置までの部分を垂直状に近い状態に立
ち上げて、該部分(垂直状の面)23の断面積が溜水面相
当位置aの断面積と同じ程度になるように形成してある
(図6(b)参照)。
め、即ち排水トラップ3の下降路33を満水にするために
は、下降路33に流れ込む水が少なくともトラップ頂部34
の内径の半分以上まで上昇した水位をもってトラップ頂
部34を乗り越えることが必要であるが、ボール部2を上
記ような形状に形成することにより、水位を溜水面から
トラップ排水路頂部34の内径の半分に相当する位置bま
で上昇させるのに必要とする水の量を、溜水面相当位置
aからボール部2上端部にかけて緩やかな曲面をもって
拡開してその断面積が増加する従来のサイホン式水洗便
器に比べて少なくすることができる(図6(b)参
照)。
急傾斜に形成した前記溜水面相当位置aの若干下方位置
からボール部底部にかけての部分22と、溜水面相当位置
aを基準にして該位置から上方にサイホン作用を引き起
こすのに必要とする水位上昇分に相当する位置bまでの
前記部分(垂直状の面)23とを傾斜の緩やかな曲率の大
きな曲面状に形成した部分(曲面)24で連絡する形状に
形成されており、この手前側ボール面の全体としての形
状、特に符号22で示される部分の上部箇所から符号23で
示される部分にかけての概ね段状を呈する部分(段部2
5)が、前記主流放出口から放出される大量の洗浄水に
より溜水に生じる旋回する主流の方向性を規制し、この
主流を排水トラップ3の入口31側に向けて潜り込ませる
ように案内するガイド部8を構成している。
よく排水トラップ3の入口31に案内されることになり、
勢いのある大量の水が集中して排水トラップ3に流入す
るので、排水トラップ3を早期に満水状態にすることが
でき、それだけサイホン起動を早くすることが可能にな
る。
形成する他、図10に示すように便器本体を左右に二等分
する中央線を基準にして、主流放出口を有する側とは反
対側の前端寄りの位置においてボール面に突出して起立
する壁状に形成し、旋回流をこの壁状に形成されたガイ
ド部8に衝突させることによりその方向性を規制するよ
うな構造となすことも可能である。
形断面に形成されるのに対して、図5に示すように頂部
34部分における断面形状を上記下降路33と同径の半円
と、一対の平行な垂直線と垂直線の下端相互を連絡する
水平線により形成されて上記半円の径と等しい高さと幅
を有する升型とを対向状に組合わせて両者の自由端相互
を繋げた形状で、升型部の水平線が頂部34におけるトラ
ップ3の下縁となるように形成してある。
を円形とせず、トラップ3の横幅にほぼ相当する高さを
有し、且該断面におけるトラップ3の下縁がトラップ3
の横幅とほぼ同じ横幅で、その大部分がほぼ水平になる
ような形状に形成したことにより、頂部34が円形断面の
排水トラップの場合と比べて水位上昇高さが同じ場合に
おける下降路33に流れる水の量が多くなる(図7参
照)。
した形状に限定されるものではなく、横幅が上昇路36及
び下降路33と同じかそれよりも広く、下縁部の大部分が
ほぼ水平になるような四角形、楕円形、トラック形等の
形状としても、前述した図示の形状の場合と同様の効果
を得ることができる。
33との境界部に、頂部34におけるトラップ3の底壁37か
ら下降路33に続くトラップ内側壁面を段状に凹ませて頂
部34から下降路33に続くトラップ3の内側壁面の形状を
急激に変化させた洗浄水剥離部4が形成され、頂部33を
乗り越えた洗浄水をこの洗浄水剥離部4におけるトラッ
プ3内側壁面の急激な変化により、トラップ3内側壁面
から離して下降路33に流下せしめるようになっている。
路33に流入する水は、トラップ頂部34におけるトラップ
底壁37、即ちトラップ3の内側の壁から剥離して下降路
33を流下することになり、トラップ頂部34の天井から連
続する壁面、即ちトラップ3の外側の壁に設けた突出部
35に当たるなどして排水トラップ3の下降路33を満水に
するのに寄与するようになる。
状に形成する他、図11に示すような下降路33に向かって
下向きに傾斜する傾斜面に形成してもよい。この洗浄水
剥離部4における排水トラップ3の断面積はあまり大き
いと、該部4に空気が溜まってサイホン切れの原因にな
るので、必要以上に大きくしないようにしなければなら
ない。
のサイホン式水洗便器と同様、ロータンクなどの洗浄水
供給装置から洗浄水が供給されると、洗浄水の60%乃至
70%が主流放出口7から集中的に放出されて主流を形成
し、この主流の方向性により溜水に旋回流を生じさせ
る。一方残りの洗浄水は通水リム1のリム水出孔11から
噴出してボール面を流下しボール面を洗浄する。
置b、即ち溜水面相当位置aから上方に排水路頂部34の
内径の半分の高さに相当する位置までの水位上昇が、ボ
ール部2の溜水面上方の狭さのために少ない水量で、し
かも早期に達成される。
ラップ3内に入り、その上昇路36から排水トラップ3の
頂部34を乗り越えて下降路33に流れ込み、下降路33を満
水にしてサイホンを起動するが、その際、ボール部2内
において旋回状態に流動する主流はガイド部8により効
率よく排水トラップ3の入口31に案内される。
ら排水トラップ入口31にかけてが狭くなっていて、トラ
ップ入口31部にかかる単位面積当たりの水圧が大きいた
め、上記洗浄水を排水トラップ3に押し込む力が強く、
洗浄水は勢い良く、且つ円滑に排水トラップ3に流れ込
み、早期にトラップ頂部34を越えてトラップ下降路33に
流れる。
路33に流れ込む水は、排水トラップ頂部34の、下縁がト
ラップ3の横幅とほぼ同じ横幅を有し、且つその大部分
がほぼ水平になっている断面形状により、下降路33に流
れ込む水の瞬間流量が大きくなる。しかも、排水トラッ
プ頂部34を越えた水は頂部34における排水トラップ3の
下縁部から連続する壁面に沿って流れ落ちないように段
状、傾斜面からなる洗浄水剥離部4でトラップの壁面か
ら剥離される。その結果、排水トラップ3の下降路33は
早期に満水になるので、サイホン起動が早められ、その
分少ない水での洗浄が可能になる。
部の溜水面相当位置aより上位で、且つト排水トラップ
3の入口31に近い位置にボール洗浄用の洗浄水とは別に
大流量の洗浄水を放出する主流放出口7を設けると共に
ボール面には上記主流放出口7より放出される大流量洗
浄水を排水トラップ入口31に効率良く案内するガイド部
8を形成した点、ボール部2の溜水面上方を狭くするよ
うにした点、ボール部2の溜水面より下方を狭くした
点、トラップ頂部34をトラップ3の横幅にほぼ相当する
高さを有し、且該断面におけるトラップ3の下縁がトラ
ップ3の横幅とほぼ同じ横幅で、その大部分がほぼ水平
になるような形状になるようにした点、排水トラップ頂
部34と下降路33との境界部に頂部34を越えた水をトラッ
プ3内側壁面から剥離させて下降路33に流すようにした
点は、上記実施例のように一つの便器に全て備えること
により最も効果を発揮するが、いずれか一点若しくは任
意の二点以上を備えるだけでもサイホンの早期起動に有
効であり、十分に節水効果があるものである。
ップ排水路入口31に案内するガイド部8の他の実施例を
示すもので、主流放出口7を該口7から放出される大流
量洗浄水に対して格別な方向性を与えずにボール面を流
下するように形成したものである。
ド部8が図 10 に示したものと同様に、ボール面に突出し
て起立する壁状に形成されており、このガイド部8は主
流放出口7の下方に、該口7から放出される洗浄水が直
接衝突するように設けられており、このガイド部8の起
立壁面は衝突した洗浄水を排水トラップ入口 31 方向に向
かわせるような角度に形成されている。
ホン式水洗便器であるが、本発明はセミサイホン式水洗
便器においても同様に実施できるものである。また、サ
イホンゼット式水洗便器への実施も可能であるが、サイ
ホンゼット式水洗便器にあっては溜水中から排水トラッ
プ入口に向かって主流を噴出する構成を備えているた
め、溜水面より上方位置に設ける主流放出口7及び主流
を排水トラップに案内するガイド部8は不要になる。更
に、サイホンゼット式水洗便器は実施例で説明したサイ
ホン式水洗便器に比べてサイホン作用を引き起こすのに
必要な水位上昇位置bが低くてよいため、ボール面を垂
直状に近い状態に立ち上げる部分 22 の上端はサイホン式
便器のそれほど高い位置にする必要はない。
ような効果を奏する。 (1).(請求項1)排水トラップ頂部と排水トラップ
下降路との境界部に、頂部から下降路に続くトラップの
内側壁面の形状を急激に変化させる洗浄水剥離部を設
け、その洗浄水剥離部より下流側であってトラップの内
側壁面における前記洗浄水剥離部の対面側にトラップの
内側に突出した突出部とを備えているので、排水トラッ
プ頂部を越えた水は洗浄 水剥離部により、トラップの内
側壁からすぐに剥離され、その剥離された水が洗浄水剥
離部の下位において対面側のトラップ内側壁から突出す
る突出部に抵抗となって衝突するので、特にトラップ排
水路頂部を乗り越える水が未だ多くない排水初期におい
て、頂部を乗り越えた水が頂部から下降路の段設面と反
対側の面に沿って流下してサイホン起動に全く寄与せず
に排出されてしまうようなことがなく、排水トラップの
下降路の満水は早まり、早期にサイホンが起動する。従
って、その分無駄に流される水が少なくなり、節水が果
たされる。
溜水面相当位置を基準にして該位置から上方に、サイホ
ン作用を引き起こすのに必要とする水位上昇分に相当す
る位置までの部分のボール面を垂直状に近い状態に立ち
上げて、該部分のボール部断面積を溜水面相当位置のボ
ール部断面積と大差ないように形成したので、該部の断
面積が溜水面相当部の断面積より広くなっている従来の
サイホン式便器に比べて、サイホン発生に必要な水位に
まで水位を上昇させるのに必要とする水が少なくてよ
い。以上の如く、少ない水でサイホン起動に必要な水位
が得られるため、供給される水が同じならばサイホン起
動に必要な水位を得るのに大量の水を必要とするものに
比べて、当然上記水位に達するまでの時間も短くなり、
それだけサイホンが早く起動するため、節水が果たされ
る。
プ頂部の断面形状を、トラップの横幅にほぼ相当する高
さを有し、且該断面におけるトラップの下縁がトラップ
の横幅とほぼ同じ横幅で、その大部分がほぼ水平になる
ような形状に形成したので、水位上昇高さが同じであれ
ば頂部が円形断面の排水トラップに比べて、下降路に流
れる水の瞬間流量が多くなり、しかも円形断面のものの
ように下降路に流れる水が中央部に偏り、両脇部には少
量の水しか流れないというようなこともなく、下降路全
体に均等に流れ込むので、下降路が早く満水になり、早
期にサイホンが起動する。従って、節水が果たされる。
前側ボール面を溜水面相当位置の若干下方位置からボー
ル部底部にかけて、急斜面となるようにその起立角度を
大きく形成して該部とボール部後壁との間隔寸法を 60 乃
至 90mm に構成したので、排水トラップ入口部分の単位面
積当たりの水圧が大きくなり、排水トラップ下降路への
水の押し出しが早くなり、それだけ早期にサイホンが起
動する。しかも、単位面積当たりの水圧が大きくなるた
め、汚物を排水トラップへ押し出す力も大きくなり、し
かも排水トラップへ流入する水の流速も速くなるため、
浮遊汚物の排出に対しても効果的で、汚物の排出能力が
向上する。また、上記部分とボール部後壁との間隔寸法
は汚物が詰まるなど汚物排出の妨げになることがないよ
うな寸法になっている。
面相当位置より上位位置に、ボール洗浄用の洗浄水とは
別に大流量の洗浄水を放出する主流放出口を設けると共
にボール面には上記主流放出口より放出される大流量洗
浄水を排水トラップ入口に向けて潜り込むように案内す
るガイド部を形成し、該ガイド部を、ボール面の溜水面
相当位置の若干下方位置(a)からサイホン作用を起動
するのに必要な水位上昇分にほぼ相当する位置(b)に
おいて形成されて旋回する主流の方向を規制するため
に、前記ボール面に形成した前記位置(a)から前記位
置(b)に至るまでを部分的に形成した緩やかな曲率の
曲面とその曲面に連続する垂直状に近い状態の面とから
なる段部により構成したり、前記ボール面に形成した前
記位置(a)から前記位置(b)に至るまでを部分的に
形成した緩やかな曲率の曲面とその曲面に連続する垂直
状に近い状態の面とからなる段部により構成したので、
主流がサイホンゼット式水洗便器におけるゼット流と同
様の作用を果たし、いち早く排水トラップを満水にして
早期にサイホンを起動することができる。しかも、サイ
ホンゼット式水洗便器において、ゼット用の水を溜水面
の下方に導くため に便器本体に専用の流路を設ける場合
に比べ、便器の構造が簡単で、製造も容易である。
平面図で一部切欠して示している。
上昇させるのに必要な水の量を従来の便器と比較して示
す説明図で、(a)は従来の便器、(b)は本発明の便
器を示す。
る水の瞬間流量を従来の便器と比較して示す説明図で、
(a)は従来の便器、(b)は本発明の便器を示す。
便器の縦断側面図。
図。
水洗便器の縦断側面図。
斜視図。
の下降路 34:排水トラップの頂部 37:排水トラップ
の頂部におけるトラップ底壁 35:突出部 a:溜水面相当位
置 b:サイホンを起動するのに必要な水位上昇相当位置 23:垂直状の面 24:曲面 25:段部
Claims (8)
- 【請求項1】排水トラップ頂部と排水トラップ下降路と
の境界部に形成してなり、頂部におけるトラップの底壁
から前記排水トラップ下降路に続くトラップの内側壁面
の形状を急激に変化させる段状もしくは傾斜面からなる
洗浄水剥離部と、前記トラップの内側壁面の前記洗浄水
剥離部の対面側で且つ洗浄水剥離部より下流位置にトラ
ップの内側に突出した突出部とを備えていることを特徴
とするサイホン式水洗便器。 - 【請求項2】前記請求項1記載のサイホン式水洗便器に
おいて、ボール部の溜水面相当位置を基準にして該位置
から上方に、サイホン作用を起動するのに必要な水位上
昇分に相当する位置までの部分のボール面を垂直状に近
い状態に立ち上げて該部分のボール部断面積を溜水面相
当位置のボール部断面積と大差ないように形成したこと
を特徴とするサイホン式水洗便器。 - 【請求項3】前記請求項1記載のサイホン式水洗便器に
おいて、排水トラップ頂部の断面形状を、トラップの横
幅にほぼ相当する高さを有し、且該断面におけるトラッ
プの下縁がトラップの横幅とほぼ同じ横幅で、その大部
分がほぼ水平になるような形状に形成したことを特徴と
するサイホン式水洗便器。 - 【請求項4】請求項1記載のサイホン式水洗便器におい
て、ボール部の手前側ボール面を溜水面相当位置の若干
下方位置からボール部底部にかけて、急斜面となるよう
にその起立角度を大きく形成して該部とボール部後壁と
の間隔寸法を60乃至90mmに構成したことを特徴とするサ
イホン式水洗便器。 - 【請求項5】ボール部の溜水面相当位置より上位位置
に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に大流量の洗浄水を放
出する主流放出口を設け、ボール面には上記主流放出口
より放出される大流量洗浄水が排水トラップ入口に向け
て潜り込むように案内するガイド部を形成すると共に、
前記主流放出口は、該口から放出される大流量洗浄水に
対して該洗浄水がボール内で旋回流を形成する方向性を
与えるように形成してなり、前記ガイド部は、ボール面
の溜水面相当位置の若干下方位置(a)からサイホン作
用を起動するのに必要な水位上昇分にほぼ相当する位置
(b)において形成されて旋回する主流の方向を規制す
るために、前記ボール面に形成した前記位置(a)から
前記位置(b)に至るまでを部分的に形成した緩やかな
曲率の曲面とその曲面に連続する垂直状に近い状態の面
とからなる段部により構成されていることを特徴とする
サイホン式水洗便器。 - 【請求項6】ボール部の溜水面相当位置より上位位置
に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に大流量の洗浄水を放
出する主流放出口を設けると共に、ボール面には上記主
流放出口より放出される大流量洗浄水が排水トラップ入
口に向けて潜り込むように案内するガイド部を形成し、
前記主流放出口は、該口から放出される大流量洗浄水に
対して該洗浄水がボール内で旋回流を形成する方向性を
与えるように形成すると共に、給水装置から便器に供給
される洗浄水の 40% 以上、好ましくは 60 %乃至 70 %を放
出するようにしてなり、前記ガイド部は、ボール面の溜
水面相当位置の若干下方位置(a)からサイホン作用を
起動するのに必要な水位上昇分にほぼ相当する位置
(b)において形成されて旋回する主流の方向を規制す
るために、前記ボール面に形成した前記位置(a)から
前記位置(b)に至るまでを部分的に形成した緩やかな
曲率の曲面とその曲面に連続する垂直状に近い状態の面
とからなる段部により構成されていることを特徴とする
サイホン式水洗便器。 - 【請求項7】ボール部の溜水面相当位置より上位位置
に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に大流量の洗浄水を放
出する主流放出口を設け、ボール面には上記主流放出口
より放出される大流量洗浄水が排水トラップ入口に向け
て潜り込むように案内するガイド部を形成すると共に、
前記主流放出口は、該口から放出される大流量洗浄水に
対して該洗浄水がボール内で旋回流を形成する方向性を
与えるように形成してなり、前記ガイド部はボール面の
溜水面相当位置の若干下方位置(a)からサイホン作用
を起動するのに必要な水位上昇分にほぼ相当する位置
(b)において形成されて旋回する主流の方向を規制す
るために、便器本体を左右に二等分する中央線を基準に
して、前記主流放出口を有する側とは反対側の ボール面
に突出して起立する壁状に形成されていることを特徴と
するサイホン式水洗便器。 - 【請求項8】ボール部の溜水面相当位置より上位位置
に、ボール洗浄用の洗浄水とは別に大流量の洗浄水を放
出する主流放出口を設けると共に、ボール面には上記主
流放出口より放出される大流量洗浄水が排水トラップ入
口に向けて潜り込むように案内するガイド部を形成し、
前記主流放出口は、該口から放出される大流量洗浄水に
対して該洗浄水がボール内で旋回流を形成する方向性を
与えるように形成すると共に、給水装置から便器に供給
される洗浄水の 40% 以上、好ましくは 60 %乃至 70 %を放
出するようにしてなり、前記ガイド部はボール面の溜水
面相当位置の若干下方位置(a)からサイホン作用を起
動するのに必要な水位上昇分にほぼ相当する位置(b)
において形成されて旋回する主流の方向を規制するため
に、便器本体を左右に二等分する中央線を基準にして、
前記主流放出口を有する側とは反対側のボール面に突出
して起立する壁状に形成されていることを特徴とするサ
イホン式水洗便器。
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- 1995-05-24 WO PCT/JP1995/000995 patent/WO1995033103A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1995-05-30 TW TW84105453A patent/TW276285B/zh active
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