JP3505637B2 - 形材の連結構造 - Google Patents
形材の連結構造Info
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Description
ルミ製の下枠とアルミ製の地板や、断熱サッシを形成す
るアルミ製の縦枠とアルミ製のカバー材等のアルミ製の
形材を熱伝導しないように連結する構造に関する。
と、この窓ユニットの上枠と建物躯体の開口部上縁部に
亘って取付けた天板と、窓ユニットの下枠と建物躯体の
開口部下縁部に亘って取付けた地板で形成した出窓が知
られている。
取付ける出窓の場合には地板に水がかかるのでアルミ製
の地板を用いて腐食しないようにしている。アルミ製の
地板をアルミ製の下枠にビスで連結すると、その連結部
において下枠と地板との間で熱が伝わる。このために、
冬季には地板が外気で冷やされ、入浴中の人が地板に触
れると冷いので好ましくない。
するには、実公昭58−14788号公報に示すよう
に、断熱材製の部材を介してビスで連結することが知ら
れている。
の部材を介してアルミ製の形材を連結すると、その断熱
材製の部材が一方の形材と他方の形材との間に位置する
ので、その断熱材製の部材が外力で変形等するから、形
材の連結強度が弱い。
ようにした形材の連結構造を提供することを目的とす
る。
材の表面側に他方の形材の裏面側を連結する形材の連結
構造であって、前記一方の形材の表面に断熱材製で係止
片を備えたスペーサ部材を設け、その一方の形材の裏面
に断熱材製で前記係止片と係合する係止部を備えたビス
受け部材を設け、前記一方の形材に係止片が挿通する穴
を形成し、前記スペーサ部材の係止片を一方の形材の穴
を挿通してビス受け部材の係合部に係合してスペーサ部
材とビス受け部材を仮止めし、そのスペーサ部材に他方
の形材の裏面を接し、この他方の形材の表面側からビス
を他方の形材、スペーサ部材、一方の形材を貫通してビ
ス受け部材にねじ合して連結したことを特徴とする形材
の連結構造である。
形材とスペーサ部材にビスが挿通するビス挿通孔を対向
して形成し、他方の形材にはビスが挿通する孔を形成
し、ビス受け部材にはビスがねじ合するビス孔を形成し
た形材の連結構造である。
他方の形材の裏面が断熱材製のスペーサ部材を介して接
するので、一方の形材と他方の形材が直接連結されな
い。しかも一方の形材の裏面に設けた断熱材製のビス受
け部材にビスがねじ合するので、一方の形材にビスが直
接ねじ合されない。これによって、一方の形材と他方の
形材の連結部において熱が伝わることがなく、断熱性能
が良い。また、他方の形材の表面側からビスをねじ合す
れば良いので、連結作業が容易である。
け部材が一方の形材の裏面に接し、スペーサ部材が一方
の形材の表面と他方の形材の裏面に接するので、一方の
形材と他方の形材を強固に連結できる。また、係止片と
係止部を係合することで一方の形材の表面と裏面にスペ
ーサ部材とビス受け部材をあらかじめ仮止めして取付け
できるし、ビスをねじ合する時にビス受け部材が回転し
ないから、一方の形材と他方の形材を連結する作業性が
向上する。
ペーサ部材、一方の形材のビス挿通孔からビスをビス受
け部材のビス孔にねじ合すれば良いから、そのビスをね
じ合する作業が容易である。
体1の開口部2周縁の室外面3に窓ユニット4が取付け
てあり、この窓ユニット4の上枠5と建物躯体1に亘っ
て屋根部6、天板7が取付けてある。窓ユニット4の下
枠8と建物躯体1に亘って地板9が取付けてある。これ
によって出窓を形成している。
1を備えている。前記下枠8は袖部下枠12と前面部下
枠13を備えている。この袖部下枠12、前面部下枠1
3はアルミ製で室内側縦板14の上部に内向横片15が
一体的に設けてあり、この各内向横片15に地板9が連
結部材16とビス17で上下に離隔してそれぞれ連結さ
れ、かつシール材18でシールしてある。つまり、地板
9が一方の形材で内向横片15が他方の形材である。
4、図5に基づいて説明する。前記地板9はアルミ製で
その端縁に補強用リブ19が上向きに一体的に設けてあ
り、この補強用リブ19寄りにビス挿通孔20と、一対
の穴21が形成してある。前記連結部材16はビス受け
部材30とスペーサ部材40を備えている。前記ビス受
け部材30はポリアミド樹脂等の断熱材製で略直方体形
状であり、上面(表面)と下面(裏面)に貫通したビス
孔31と、相対向した一対の第1端面32に形成した一
対の縦溝33と、この各縦溝33に設けた一対の係止部
34と、相対向した一対の第2端面35の一方と連続し
た立上り片36を有する。
の断熱材製で、矩形板状の本体41と、この本体41の
下面(裏面)に一体的に設けた一対の係止片42を有
し、その本体41には上面と下面に貫通したビス挿通孔
43が形成してある。この係止片42はビス受け部材3
0の縦溝33に嵌まり合う大きさで、かつ係止部34に
係止する。
の下面(裏面)に接し、立上り片36が補強用リブ19
に接する。スペーサ部材40は一対の係止片42が一対
の穴21を貫通してビス受け部材30の一対の係止部3
4に係止して地板9の上面(表面)に接する。
部材40が位置決めして地板9の下面(裏面)と上面
(表面)に接して仮止めされ、スペーサ部材40のビス
挿通孔43と地板9のビス挿通孔20とビス受け部材3
0のビス31が合致する。
(表面)に接し、孔15aからビス17をビス受け部材
30のビス孔31にねじ合して内向横片15と地板9を
スペーサ部材40を介して連結する。
面)が内向横片15の下面(裏面)に接し、下面(裏
面)が地板9の上面(表面)に接する。ビス受け部材3
0は地板9の下面(裏面)に接するので、内向横片15
と地板9が強固に連結されるし、その連結部で内向横片
15と地板19との間で熱が伝わることがない。
第1地板50と室内側の第2地板51を連結してある。
つまり、図6と図7に示すように、第1地板50の室内
寄りには上係止片52と縦片53と下押え片54と水切
片55が一体的に設けてある。上係止片52の上面に発
泡スポンジ等のシール材56が装着してある。
片57と下支持片58が設けてある。上係止片52の係
止凹部52aと上係止受片57の係止突部57aが係止
し、上係止片52と下係止受片57はシール材56を介
して上下に重なり合う。下支持片58の先端部が縦片5
3の係止部53aに係止し、下押え片54が下支持片5
8の下面に接してビス59で連結されて第1地板50と
第2地板51が連結される。
地板51を簡単に水密して連結できる。また、連結部に
浸入した雨水等は縦片53の排水孔53bから流出し水
切片55で水切りされて落下する。
示すように、第1のサッシ70を形成する第1の縦枠7
1はアルミ製の室内側縦材72とアルミ製の室外側縦材
73を断熱材74で連結した断熱形材である。第2のサ
ッシ80を形成する第2の縦枠81はアルミ製の室内側
縦材82とアルミ製の室外側縦材83を断熱材84で連
結した断熱形材である。前記室外側縦材73と室外側縦
材83はアルミ製の方立90で連結され、室内側縦材7
2と室内側縦材82に亘ってアルミ製のカバー材100
が取付けてある。
他側取付部102と中間取付部103を有し、一側取付
部101が第1の縦枠71の室内側縦材72にビス10
4で連結され、他側取付部102が第2の縦枠81の室
内側縦材82にビス105で連結され、中間取付部10
3が第2の縦枠81の室外側縦材83に前述の連結部材
16とビス17で連結される。
の室内寄り部に板状の連結片85(他方の形材)が一体
的に設けてある。カバー材100の中間取付部103は
連結片85と対向した板状の取付片106(一方の形
材)を有している。この取付片106に前述と同様にビ
ス挿通孔と一対の穴を形成し、その室内面(裏面)にビ
ス受け部材30を接し、取付片106の室外面(表面)
からスペーサ部材40の係止片42をビス受け部材30
の係止部34に係止して取付ける。スペーサ部材40の
室外面(表面)に連結片85の室内面(裏面)を接し、
ビス17をビス受け部材30のビス孔31にねじ合して
連結する。なお、この場合には連結片106に補強用リ
ブが無いのでビス受け部材30は立上り片を有していな
い。
100を第2の縦枠81の室外側材83に断熱して連結
できる。したがって、断熱形材より成る第1の縦枠71
と第2の縦枠81の連結部の室内側にアルミ製のカバー
材100を強固に、しかも断熱して取付けできる。
は次のようにして連結される。第1のサッシ70を取付
け、この室外側縦材71に方立90を取付ける。第2の
サッシ80の室内側縦材82と室外側縦材83にカバー
材100を取付ける。方立90の係合溝91に第2の縦
枠81の室外側縦材83の係止片86を係合し、その係
合部を中心として第2のサッシ80を室外から室内に向
けて回動し、カバー材100の一側取付部101と第1
の縦枠71の室内側縦材72をビス104で連結する。
板、第2の縦枠とカバー材の連結について述べたが、こ
れらに限ることなく任意形状の一方の形材と他方の形材
を連結しても良いことは勿論である。
材の表面と他方の形材の裏面が断熱材製のスペーサ部材
を介して接するので、一方の形材と他方の形材が直接連
結されない。しかも一方の形材の裏面に設けた断熱材製
のビス受け部材にビスがねじ合するので、一方の形材に
ビスが直接ねじ合されない。これによって、一方の形材
と他方の形材の連結部において熱が伝わることがなく、
断熱性能が良い。また、他方の形材の表面側からビスを
ねじ合すれば良いので、連結作業が容易である。
け部材が一方の形材の裏面に接し、スペーサ部材が一方
の形材の表面と他方の形材の裏面に接するので、一方の
形材と他方の形材を強固に連結できる。また、係止片と
係止部を係合することで一方の型材の表面と裏面にスペ
ーサ部材とビス受け部材をあらかじめ仮止めして取付け
できるし、ビスをねじ合する時にビス受け部材が回転し
ないから、一方の形材と他方の形材を連結する作業性が
向上する。
の孔、スペーサ部材、一方の形材のビス挿通孔からビス
をビス受け部材のビス孔にねじ合すれば良いから、その
ビスをねじ合する作業が容易である。
図である。
材の連結部の横断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 一方の形材の表面側に他方の形材の裏面
側を連結する形材の連結構造であって、 前記一方の形材の表面に断熱材製で係止片を備えたスペ
ーサ部材を設け、その一方の形材の裏面に断熱材製で前
記係止片と係合する係止部を備えたビス受け部材を設
け、前記一方の形材に係止片が挿通する穴を形成し、 前記スペーサ部材の係止片を一方の形材の穴を挿通して
ビス受け部材の係合部に係合してスペーサ部材とビス受
け部材を仮止めし、 そのスペーサ部材に他方の形材の裏面を接し、この他方
の形材の表面側からビスを他方の形材、スペーサ部材、
一方の形材を貫通してビス受け部材にねじ合して連結し
たことを特徴とする形材の連結構造。 - 【請求項2】 一方の形材とスペーサ部材にビスが挿通
するビス挿通孔を対向して形成し、他方の形材にはビス
が挿通する孔を形成し、ビス受け部材にはビスがねじ合
するビス孔を形成した請求項1記載の形材の連結構造。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24665498A JP3505637B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 形材の連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24665498A JP3505637B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 形材の連結構造 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP24665498A Expired - Fee Related JP3505637B2 (ja) | 1998-09-01 | 1998-09-01 | 形材の連結構造 |
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