JP3497519B2 - 多層発泡状感圧接着テープ及びその製造方法 - Google Patents
多層発泡状感圧接着テープ及びその製造方法Info
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- C09J7/20—Adhesives in the form of films or foils characterised by their carriers
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層の発泡状感圧接着
テープ及びその製造方法に関する。近年、接着力の高
さ、軽量、コスト、施工容易性等の観点から発泡状感圧
接着テープが、自動車部品の取り付け、ガラスの取り付
け、金属板の接着等の用途に多様されている。
テープ及びその製造方法に関する。近年、接着力の高
さ、軽量、コスト、施工容易性等の観点から発泡状感圧
接着テープが、自動車部品の取り付け、ガラスの取り付
け、金属板の接着等の用途に多様されている。
【0002】
【従来の技術】特公昭57−17030にはガラスのミ
クロバルブを含有する感圧接着テープが記載されてい
る。特開平1−217092には顔料被覆マイクロバル
ブを含有する発泡状感圧接着テープが記載されている。
特開平2−18485には紫外線重合アクリル感圧接着
剤が記載されている。米国特許第4181752には、
液体重合性物質を固体シート材料間に挟み、照射により
液体重合性物質を重合させてシートを形成する方法が記
載されている。
クロバルブを含有する感圧接着テープが記載されてい
る。特開平1−217092には顔料被覆マイクロバル
ブを含有する発泡状感圧接着テープが記載されている。
特開平2−18485には紫外線重合アクリル感圧接着
剤が記載されている。米国特許第4181752には、
液体重合性物質を固体シート材料間に挟み、照射により
液体重合性物質を重合させてシートを形成する方法が記
載されている。
【0003】これらは、接着テープを厚肉にすることが
でき衝撃吸収できる、軽量である、接着力が強い、凹凸
面に対して使用可能である、光重合により製造できる等
の特徴を有するが、他方、アクリル接着剤が使用されて
いるためシリコーン材料に対する接着性が無い、打ち抜
き性が悪い、腰がない、寸法安定性が悪い等の欠点があ
る。また、USP4,839,206には、フォーム基
材の片面又は両面に、充填剤を含まない粘着剤を積層さ
せた、粘着テープが開示されているが、機械的な補強効
果を有する材料を有さず、前記接着テープと同様に、打
ち抜き性が悪い、腰がない、寸法安定性が悪い等の欠点
を有していた。
でき衝撃吸収できる、軽量である、接着力が強い、凹凸
面に対して使用可能である、光重合により製造できる等
の特徴を有するが、他方、アクリル接着剤が使用されて
いるためシリコーン材料に対する接着性が無い、打ち抜
き性が悪い、腰がない、寸法安定性が悪い等の欠点があ
る。また、USP4,839,206には、フォーム基
材の片面又は両面に、充填剤を含まない粘着剤を積層さ
せた、粘着テープが開示されているが、機械的な補強効
果を有する材料を有さず、前記接着テープと同様に、打
ち抜き性が悪い、腰がない、寸法安定性が悪い等の欠点
を有していた。
【0004】従来、発泡状両面感圧接着テープを製造す
る方法として、2枚の透光性剥離シート間にアクリルフ
ォーム基材用のモノマー又はオリゴマーを層状に挟み、
これに紫外線を照射することにより該モノマー又はオリ
ゴマーを重合させてアクリルフォーム基材を形成し、次
に前透光性剥離シートの一方を剥して、アクリルフォー
ム基材の露出表面に、製品剥離シートとアクリル系粘着
剤とから成る重層体を付着させる。
る方法として、2枚の透光性剥離シート間にアクリルフ
ォーム基材用のモノマー又はオリゴマーを層状に挟み、
これに紫外線を照射することにより該モノマー又はオリ
ゴマーを重合させてアクリルフォーム基材を形成し、次
に前透光性剥離シートの一方を剥して、アクリルフォー
ム基材の露出表面に、製品剥離シートとアクリル系粘着
剤とから成る重層体を付着させる。
【0005】アクリルフォーム基材の他方の面について
も同様の処理を行い、アクリルフォーム基材の両面にア
クリル系粘着材層が存在し、その外側に製品剥離シート
が付着している重多層感圧接着シートを得る。場合によ
っては、前記製品剥離シートの一方を剥離して多層感圧
接着剤シートをロールに巻き取る。使用に際しては、残
っている製品剥離シートを除去する。
も同様の処理を行い、アクリルフォーム基材の両面にア
クリル系粘着材層が存在し、その外側に製品剥離シート
が付着している重多層感圧接着シートを得る。場合によ
っては、前記製品剥離シートの一方を剥離して多層感圧
接着剤シートをロールに巻き取る。使用に際しては、残
っている製品剥離シートを除去する。
【0006】発泡状基材を有する多層感圧接着テープの
発泡状基材としてはアクリルフォーム基材が実用上最も
好ましいが、このアクリルフォーム基材を用いて上記の
方法により多層感圧接着テープを製造する場合、シリコ
ーン系粘着剤を積層することが困難である。なぜなら、
前記の方法によりシリコーン系接着剤をアクリルフォー
ム基材に付着させた場合、シリコーン系接着剤とアクリ
ルフォーム基材との接着性が悪く、シリコーン系接着剤
が剥離シートに付着して除去されやすいからである。さ
らに、接着剤寸法安定性が悪い、打ち抜き性が悪い、腰
がない等の前記の欠点を有する。
発泡状基材としてはアクリルフォーム基材が実用上最も
好ましいが、このアクリルフォーム基材を用いて上記の
方法により多層感圧接着テープを製造する場合、シリコ
ーン系粘着剤を積層することが困難である。なぜなら、
前記の方法によりシリコーン系接着剤をアクリルフォー
ム基材に付着させた場合、シリコーン系接着剤とアクリ
ルフォーム基材との接着性が悪く、シリコーン系接着剤
が剥離シートに付着して除去されやすいからである。さ
らに、接着剤寸法安定性が悪い、打ち抜き性が悪い、腰
がない等の前記の欠点を有する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明は、従来
の多層感圧接着剤が有する上記種々の欠点を有しない多
層感圧接着剤を提供しようとするものである。
の多層感圧接着剤が有する上記種々の欠点を有しない多
層感圧接着剤を提供しようとするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記(A)の
多層発泡状感圧接着テープの製造方法であって、(C)
透明可とう性フィルム(3)と透明粘着剤層(2)と透
明剥離材(1)とから成る積層体(10)と該透明可と
う性フィルム(3)に対向する他の透明剥離材(7)と
の間に発泡状感圧接着剤モノマー又はオリゴマー(5)
を注入し、次に前記透明積層体(10)及び/又は前記
他の透明剥離材を通して前記感圧接着剤モノマー又はオ
リゴマーに紫外線を照射して該モノマー又はオリゴマー
を重合させて発泡状感圧接着剤層を形成することを特徴
とする、多層発泡状感圧接着テープの製造方法を提供す
る。
多層発泡状感圧接着テープの製造方法であって、(C)
透明可とう性フィルム(3)と透明粘着剤層(2)と透
明剥離材(1)とから成る積層体(10)と該透明可と
う性フィルム(3)に対向する他の透明剥離材(7)と
の間に発泡状感圧接着剤モノマー又はオリゴマー(5)
を注入し、次に前記透明積層体(10)及び/又は前記
他の透明剥離材を通して前記感圧接着剤モノマー又はオ
リゴマーに紫外線を照射して該モノマー又はオリゴマー
を重合させて発泡状感圧接着剤層を形成することを特徴
とする、多層発泡状感圧接着テープの製造方法を提供す
る。
【0011】本発明はさらに、(D)透明可とう性フィ
ルム(3)と透明粘着剤層(2)と透明剥離材層(1)
とから成る積層体(10)と該透明可とう性フィルムに
対向する他の透明剥離材(7)との間に発泡状基材又は
発泡状感圧接着剤のモノマー又はオリゴマー(5)を注
入し、次に前記透明剥離材(1)及び/又は前記他の透
明剥離材(7)を通して前記発泡状基材モノマー又はオ
リゴマー(5)に紫外線を照射して該モノマー又はオリ
ゴマーを重合させて発泡状基材又は発泡状感圧接着剤
(5)を形成し、次に前記他の透明剥離材(7)を除去
して粘着剤(6)を付着させることを特徴とする、多層
発泡状感圧接着テープの製造方法を提供する。
ルム(3)と透明粘着剤層(2)と透明剥離材層(1)
とから成る積層体(10)と該透明可とう性フィルムに
対向する他の透明剥離材(7)との間に発泡状基材又は
発泡状感圧接着剤のモノマー又はオリゴマー(5)を注
入し、次に前記透明剥離材(1)及び/又は前記他の透
明剥離材(7)を通して前記発泡状基材モノマー又はオ
リゴマー(5)に紫外線を照射して該モノマー又はオリ
ゴマーを重合させて発泡状基材又は発泡状感圧接着剤
(5)を形成し、次に前記他の透明剥離材(7)を除去
して粘着剤(6)を付着させることを特徴とする、多層
発泡状感圧接着テープの製造方法を提供する。
【0012】なお、本発明の一例として、他の剥離材層
(7)に、予め透明粘着剤(6)を塗布して、その後、
紫外線照射をすることも可能である。かかる方法によれ
ば、更に、他の剥離材層(7)を廃棄する必要がなくな
り、工程数が減少し、製造効率の向上に寄与する。
(7)に、予め透明粘着剤(6)を塗布して、その後、
紫外線照射をすることも可能である。かかる方法によれ
ば、更に、他の剥離材層(7)を廃棄する必要がなくな
り、工程数が減少し、製造効率の向上に寄与する。
【0013】
【具体的な説明】本発明の多層感圧接着剤の第一の態様
は、発泡状感圧接着剤、透明可とう性フィルム、透明粘
着剤又は透明接着剤、及び透明剥離材が、この順序で積
層されている。
は、発泡状感圧接着剤、透明可とう性フィルム、透明粘
着剤又は透明接着剤、及び透明剥離材が、この順序で積
層されている。
【0014】発泡状感圧接着剤は、例えば米国特許N
o.4,223,067、特開平1−195037、特
開平1−217092、特開平2−18485等に記載
されている。これは、発泡状感圧接着剤形成用モノマー
又はオリゴマーを、透明可とう性フィルムと透明粘着剤
又は透明接着剤と透明剥離材とから成る基材(1)と他
の透明剥離材(2)との間に挟んで外から紫外線を照射
することにより形成される。
o.4,223,067、特開平1−195037、特
開平1−217092、特開平2−18485等に記載
されている。これは、発泡状感圧接着剤形成用モノマー
又はオリゴマーを、透明可とう性フィルムと透明粘着剤
又は透明接着剤と透明剥離材とから成る基材(1)と他
の透明剥離材(2)との間に挟んで外から紫外線を照射
することにより形成される。
【0015】前記モノマー又はオリゴマーとしては例え
ば、特開平1−195037、P257に記載されたも
のを使用可能であるが、具体的には、アクリル酸イソオ
クチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸2−エチル
−ヘキシル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、
アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ヘキシル等が挙げら
れる。また、重合触媒も、一般的な光重合触媒が使用可
能であり、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、置換ベンザインエーテル、2,2−
ジエトキシアセトフェノン、2−メチル−2−ヒドロキ
シプロピオフェノン等の置換α−ケトール等が挙げられ
る。
ば、特開平1−195037、P257に記載されたも
のを使用可能であるが、具体的には、アクリル酸イソオ
クチル、アクリル酸イソノニル、アクリル酸2−エチル
−ヘキシル、アクリル酸デシル、アクリル酸ドデシル、
アクリル酸n−ブチル、アクリル酸ヘキシル等が挙げら
れる。また、重合触媒も、一般的な光重合触媒が使用可
能であり、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインイソ
プロピルエーテル、置換ベンザインエーテル、2,2−
ジエトキシアセトフェノン、2−メチル−2−ヒドロキ
シプロピオフェノン等の置換α−ケトール等が挙げられ
る。
【0016】重合触媒の添加量も、特に限定されるもの
ではないが、重合速度、分子量等を考慮して、モノマー
又はオリゴマー100重量部に対して、0.01〜1重
量部が望ましい。更に、得られたポリマーの凝集力を向
させるため、架橋剤を添加することが望ましい。
ではないが、重合速度、分子量等を考慮して、モノマー
又はオリゴマー100重量部に対して、0.01〜1重
量部が望ましい。更に、得られたポリマーの凝集力を向
させるため、架橋剤を添加することが望ましい。
【0017】具体的には、米国特許No.433059
0又は米国特許No.4329384に記載される発泡
団置換ハロメチル−s−トリアジン、水素引抜性カルボ
ニル化合物、例えば、アントラキノン、ベンゾフェノ
ン、1,6−ヘキサンジオールアクリレート、1,2−
エチレングリコールアクリレート等が挙げられる。これ
らをモノマー又はオリゴマーを500〜5000cps の
粘度に調整し、90%以上の波長が300〜400nmに
ある紫外線を使用し、例えば0.4ワット/cmの光度で
照射して、光重合をさせた。
0又は米国特許No.4329384に記載される発泡
団置換ハロメチル−s−トリアジン、水素引抜性カルボ
ニル化合物、例えば、アントラキノン、ベンゾフェノ
ン、1,6−ヘキサンジオールアクリレート、1,2−
エチレングリコールアクリレート等が挙げられる。これ
らをモノマー又はオリゴマーを500〜5000cps の
粘度に調整し、90%以上の波長が300〜400nmに
ある紫外線を使用し、例えば0.4ワット/cmの光度で
照射して、光重合をさせた。
【0018】また、かかる重合にあたり、適当量のガラ
スバブルを添加し、また窒素をモノマー又はオリゴマー
に吹き込むことによって、発泡状感圧接着剤層にした。
この発泡状感圧接着剤層は発泡状基体としての機能と接
着剤としての機能を有するものであり、その厚さは0.
1mm〜10mmであり、さらに好ましくは0.15〜5mm
である。厚さが0.1mmより小さい場合は、発泡状接着
剤としての特性(接着力、剪断力)が得られない、凹凸
面への密着力が得られない、添加剤としてのマイクロバ
ルブ等が表面に凹凸を作りやすい、等の問題点がある。
また厚さが10mmより大きい場合は紫外線により十分な
架橋構造が得られない、製造条件の著しい厳格さが要求
される、製品の接着力等のバラツキが大きくなる、等の
問題がある。
スバブルを添加し、また窒素をモノマー又はオリゴマー
に吹き込むことによって、発泡状感圧接着剤層にした。
この発泡状感圧接着剤層は発泡状基体としての機能と接
着剤としての機能を有するものであり、その厚さは0.
1mm〜10mmであり、さらに好ましくは0.15〜5mm
である。厚さが0.1mmより小さい場合は、発泡状接着
剤としての特性(接着力、剪断力)が得られない、凹凸
面への密着力が得られない、添加剤としてのマイクロバ
ルブ等が表面に凹凸を作りやすい、等の問題点がある。
また厚さが10mmより大きい場合は紫外線により十分な
架橋構造が得られない、製造条件の著しい厳格さが要求
される、製品の接着力等のバラツキが大きくなる、等の
問題がある。
【0019】前記の紫外線照射の際にモノマー又はオリ
ゴマーを挟むために使用する透明な剥離材としては、ポ
リエステルフィルム、透明アクリルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリフェニ
レンサルファイドフッ素樹脂フィルム、ポリ酢酸ビニル
フィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム等
を使用することができる。これらのうち透明性、コス
ト、物理特性、化学特性等の点からポリエステルが最も
好ましい。このフィルムの厚さは1〜200μm、好ま
しくは50〜100μmであり、1μm未満では剥離や
取扱いが困難となり、他方200μmを超えると紫外線
の吸収が多くなったり、ロール状に巻くことが困難にな
るため好ましくない。
ゴマーを挟むために使用する透明な剥離材としては、ポ
リエステルフィルム、透明アクリルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリフェニ
レンサルファイドフッ素樹脂フィルム、ポリ酢酸ビニル
フィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィルム等
を使用することができる。これらのうち透明性、コス
ト、物理特性、化学特性等の点からポリエステルが最も
好ましい。このフィルムの厚さは1〜200μm、好ま
しくは50〜100μmであり、1μm未満では剥離や
取扱いが困難となり、他方200μmを超えると紫外線
の吸収が多くなったり、ロール状に巻くことが困難にな
るため好ましくない。
【0020】透明な可とう性フィルムとしては、ポリエ
ステルフィルム、透明ポリアクリルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリフェニ
レンサルファイド、フッ素系樹脂フィルム、ポリ酢酸ビ
ニルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィル
ム等が挙げられる。これらのうち透明性、コスト、物理
特性、化学特性等の観点からポリエステルフィルムが特
に好ましい。
ステルフィルム、透明ポリアクリルフィルム、ポリプロ
ピレンフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリ塩化ビニ
ルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリフェニ
レンサルファイド、フッ素系樹脂フィルム、ポリ酢酸ビ
ニルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリイミドフィル
ム等が挙げられる。これらのうち透明性、コスト、物理
特性、化学特性等の観点からポリエステルフィルムが特
に好ましい。
【0021】このフィルムの厚さは好ましくは1〜50
μmであり、さらに好ましくは5〜25μmである。1
μm未満では後に記載するプライマー処理時に熱変形し
やすく、取り扱いが困難で(プライマー処理時、透明粘
着剤等のコーティング時、剥離材とのラミネート時等)
しわが入りやすく、打ち抜き性や耐熱性の改良が不十分
である等の問題がある。また、厚さが50μmを超える
と、打ち抜きが困難であり、凹凸面への追従が悪くな
り、さらにロール状に巻き取りにくい等の問題点があ
る。
μmであり、さらに好ましくは5〜25μmである。1
μm未満では後に記載するプライマー処理時に熱変形し
やすく、取り扱いが困難で(プライマー処理時、透明粘
着剤等のコーティング時、剥離材とのラミネート時等)
しわが入りやすく、打ち抜き性や耐熱性の改良が不十分
である等の問題がある。また、厚さが50μmを超える
と、打ち抜きが困難であり、凹凸面への追従が悪くな
り、さらにロール状に巻き取りにくい等の問題点があ
る。
【0022】透明可とう性フィルムには好ましくはプラ
イマー処理を施す(図6におけるプライマー層11及び
12)ことにより、透明粘着剤又は透明接着剤との密着
力、及び発泡状感圧接着剤との密着力の向上を図るのが
好ましい。プライマーとしてはシリコーン系プライマ
ー、例えばBY24−712(東レダウコーニング
(株))、3006A(信越化学)、ウレタン系プライ
マー例えばスコッチ印プライマーC−100(住友スリ
ーエム社製)等を使用することができる。プライマー処
理は、常法に従って、例えばグラビアコーター、ロール
コーター、ナイフコーター等により行うことができる。
イマー処理を施す(図6におけるプライマー層11及び
12)ことにより、透明粘着剤又は透明接着剤との密着
力、及び発泡状感圧接着剤との密着力の向上を図るのが
好ましい。プライマーとしてはシリコーン系プライマ
ー、例えばBY24−712(東レダウコーニング
(株))、3006A(信越化学)、ウレタン系プライ
マー例えばスコッチ印プライマーC−100(住友スリ
ーエム社製)等を使用することができる。プライマー処
理は、常法に従って、例えばグラビアコーター、ロール
コーター、ナイフコーター等により行うことができる。
【0023】透明粘着剤又は透明接着剤としては、シリ
コーン系粘着剤、透明アクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤、酢酸ビニル系粘着剤、ウレタン系接着剤、エポキシ
接着剤、透明フェノール接着剤、合成ゴム接着剤、天然
ゴム接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着
剤、PVA系接着剤、等が単独で、又は組合わせて使用
される。透明粘着剤又は透明接着剤層の厚さは好ましく
は2〜100μmであり、さらに好ましくは5〜50μ
mである。2μm未満では被着体に対する十分な接着力
が得られず、100μmを超えると、製造が困難であ
り、また打ち抜き性が悪くなる。
コーン系粘着剤、透明アクリル系粘着剤、ゴム系粘着
剤、酢酸ビニル系粘着剤、ウレタン系接着剤、エポキシ
接着剤、透明フェノール接着剤、合成ゴム接着剤、天然
ゴム接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着
剤、PVA系接着剤、等が単独で、又は組合わせて使用
される。透明粘着剤又は透明接着剤層の厚さは好ましく
は2〜100μmであり、さらに好ましくは5〜50μ
mである。2μm未満では被着体に対する十分な接着力
が得られず、100μmを超えると、製造が困難であ
り、また打ち抜き性が悪くなる。
【0024】透明可とう性フィルムと透明粘着剤又は透
明接着剤と透明剥離材とから成る基材の形成は、これら
の材料を、常法に従って、例えば透明粘着剤又は、透明
接着剤を透明可とう性フィルムの上に、リバースコータ
ー、ロールコーター、ブレートコーター等で、透明可と
う性フィルムの上に塗布し、透明剥離剤を併せて積層す
ることにより行われる。
明接着剤と透明剥離材とから成る基材の形成は、これら
の材料を、常法に従って、例えば透明粘着剤又は、透明
接着剤を透明可とう性フィルムの上に、リバースコータ
ー、ロールコーター、ブレートコーター等で、透明可と
う性フィルムの上に塗布し、透明剥離剤を併せて積層す
ることにより行われる。
【0025】前記の紫外線照射によって得られた積層体
は、両最外面に透明剥離材を有するが、1つの態様にお
いてはその一方、例えば発泡状感圧接着剤に接している
透明剥離材を除去した後、積層体をロール状に巻くこと
もできる。
は、両最外面に透明剥離材を有するが、1つの態様にお
いてはその一方、例えば発泡状感圧接着剤に接している
透明剥離材を除去した後、積層体をロール状に巻くこと
もできる。
【0026】本発明の多層感圧接着剤の第二の態様は、
粘着剤(6)、発泡状基材(5)、透明可とう性フィル
ム(3)、透明粘着剤又は透明接着剤(2)、及び透明
剥離材(1)がこの順序で積層されたものであり、これ
は、透明可とう性フィルム(3)と透明粘着剤又は透明
接着剤(2)と透明剥離材(1)とから成る積層体(1
0)と他の透明剥離材(7)との間に発泡状基材用モノ
マー又はオリゴマー(5)を注入し、次にこれに光源
(30)から紫外線を照射することにより発泡状基材
(5)を形成し、次に形成された発泡状基材(5)に接
している透明剥離材(7)を除去した後、露出した発泡
状基材面に、粘着剤(6)を塗布した剥離材(8)を、
発泡状基材面と該着剤層とが接するように付着させる、
ことにより製造される。
粘着剤(6)、発泡状基材(5)、透明可とう性フィル
ム(3)、透明粘着剤又は透明接着剤(2)、及び透明
剥離材(1)がこの順序で積層されたものであり、これ
は、透明可とう性フィルム(3)と透明粘着剤又は透明
接着剤(2)と透明剥離材(1)とから成る積層体(1
0)と他の透明剥離材(7)との間に発泡状基材用モノ
マー又はオリゴマー(5)を注入し、次にこれに光源
(30)から紫外線を照射することにより発泡状基材
(5)を形成し、次に形成された発泡状基材(5)に接
している透明剥離材(7)を除去した後、露出した発泡
状基材面に、粘着剤(6)を塗布した剥離材(8)を、
発泡状基材面と該着剤層とが接するように付着させる、
ことにより製造される。
【0027】この第二の態様における、剥離材は、第一
の態様について説明した通りである。また、剥離材と透
明粘着剤又は透明接着剤と剥離材とからなる基材(1)
も第一の態様において記載した通りである。発泡状基材
は、発泡状基材用モノマー又はオリゴマー、例えばポリ
エチレンやポリウレタン系のモノマー又はオリゴマーを
用いることができる。更に発泡状感圧基材は、前述のモ
ノマー、オリゴマーを用いることができる。
の態様について説明した通りである。また、剥離材と透
明粘着剤又は透明接着剤と剥離材とからなる基材(1)
も第一の態様において記載した通りである。発泡状基材
は、発泡状基材用モノマー又はオリゴマー、例えばポリ
エチレンやポリウレタン系のモノマー又はオリゴマーを
用いることができる。更に発泡状感圧基材は、前述のモ
ノマー、オリゴマーを用いることができる。
【0028】発泡状基材の厚さは好ましくは0.1〜1
0mmである。0.1mm未満では凹凸面への密着力に乏し
い、添加剤としてのマイクロバルブ等により該基材表面
に凹凸ができやすい等の問題がある。他方、10mmを超
えると、紫外線により十分な架橋構造が得られない、著
しく厳格な製造条件が要求される等の問題点がある。
0mmである。0.1mm未満では凹凸面への密着力に乏し
い、添加剤としてのマイクロバルブ等により該基材表面
に凹凸ができやすい等の問題がある。他方、10mmを超
えると、紫外線により十分な架橋構造が得られない、著
しく厳格な製造条件が要求される等の問題点がある。
【0029】発泡状基材が形成された後にそれに適用さ
れる剥離材に塗布される粘着剤は、発泡状基材がウレタ
ンフォームである場合には、同系のウレタン系粘着剤が
好ましい。この粘着剤が塗布された剥離材の発泡状基材
への積層は、常法により、例えばリバースロールコータ
ー、ロールナイフコーター、プレートコーターなとで塗
工することにより行うことができる。こうして得られた
多層感圧接着フィルムは、その両外面に剥離材を有す
る。1つの態様によれば、これらの剥離の一方を除去
し、多層接着フィルムをロールに巻くことができる。
れる剥離材に塗布される粘着剤は、発泡状基材がウレタ
ンフォームである場合には、同系のウレタン系粘着剤が
好ましい。この粘着剤が塗布された剥離材の発泡状基材
への積層は、常法により、例えばリバースロールコータ
ー、ロールナイフコーター、プレートコーターなとで塗
工することにより行うことができる。こうして得られた
多層感圧接着フィルムは、その両外面に剥離材を有す
る。1つの態様によれば、これらの剥離の一方を除去
し、多層接着フィルムをロールに巻くことができる。
【0030】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。実施例 透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材とから
成る基材(10)を次のようにして製造した。
明する。実施例 透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材とから
成る基材(10)を次のようにして製造した。
【0031】透明可とう性フィルムとしてのポリエステ
ルフィルム(ユニチカ(株)、エンブレット2軸延伸フ
ィルム)(厚さ0.5,6,12,25,100μm)
の一面にシリコーン粘着剤用プライマー(X−40−3
006A:100部、X−40−3006B:2部、及
び触媒PS−1:1部;信越化学製)を塗布し、80℃
にて1分間乾燥した。次に前記ポリエステルフィルムの
他方の面にプライマー(C−100;住友スリーエム
製)を塗工し、常法で1分間乾燥して目的とする透明可
とう性フィルムを得た。
ルフィルム(ユニチカ(株)、エンブレット2軸延伸フ
ィルム)(厚さ0.5,6,12,25,100μm)
の一面にシリコーン粘着剤用プライマー(X−40−3
006A:100部、X−40−3006B:2部、及
び触媒PS−1:1部;信越化学製)を塗布し、80℃
にて1分間乾燥した。次に前記ポリエステルフィルムの
他方の面にプライマー(C−100;住友スリーエム
製)を塗工し、常法で1分間乾燥して目的とする透明可
とう性フィルムを得た。
【0032】次に、プライマー処理したポリエステルフ
ィルムのシリコーン粘着剤用プライマーを塗布した側に
シリコーン粘着剤(X−40−3004A:100部、
及びDX−3004:3部;信越化学)を塗布し、13
0℃にて1分間乾燥させた。なお、シリコーン粘着剤層
の厚さは1,5,15,50、及び70μmとした。
ィルムのシリコーン粘着剤用プライマーを塗布した側に
シリコーン粘着剤(X−40−3004A:100部、
及びDX−3004:3部;信越化学)を塗布し、13
0℃にて1分間乾燥させた。なお、シリコーン粘着剤層
の厚さは1,5,15,50、及び70μmとした。
【0033】次に透明剥離材を次の様にして製造した。
ポリエステルフィルム(厚さ75μm;ユニチカ
(株)、エンブレット2軸ポリエステルフィルム)の一
面にシリコーン粘着剤用剥離剤(X−70−201:1
00部、及び触媒C−PL−50T:0.5部;信越化
学)を塗布し、150℃で1分間乾燥させた。次に該ポ
リエステルフィルムの他方の面にシリコーン剥離剤(X
−62−2418:100部、及び触媒:PL−50
T:1部;信越化学)をワイヤーバーにより塗布し、1
00℃にて30分間乾燥させて目的とする透明剥離材を
得た。
ポリエステルフィルム(厚さ75μm;ユニチカ
(株)、エンブレット2軸ポリエステルフィルム)の一
面にシリコーン粘着剤用剥離剤(X−70−201:1
00部、及び触媒C−PL−50T:0.5部;信越化
学)を塗布し、150℃で1分間乾燥させた。次に該ポ
リエステルフィルムの他方の面にシリコーン剥離剤(X
−62−2418:100部、及び触媒:PL−50
T:1部;信越化学)をワイヤーバーにより塗布し、1
00℃にて30分間乾燥させて目的とする透明剥離材を
得た。
【0034】次に、前記シリコーン粘着剤を塗布したポ
リエステルフィルムと前記透明剥離材とを、ポリエステ
ルフィルム上のシリコーン粘着剤と透明剥離材のシリコ
ーン粘着剤用剥離剤X−70−201で処理した面とが
接するように積層して、透明可とう性フィルム(ポリエ
ステルフィルム)と透明粘着剤(シリコーン粘着剤)と
透明剥離材(シリコーン剥離処理したポリエステルフィ
ルム)とから成る基材を製造した。
リエステルフィルムと前記透明剥離材とを、ポリエステ
ルフィルム上のシリコーン粘着剤と透明剥離材のシリコ
ーン粘着剤用剥離剤X−70−201で処理した面とが
接するように積層して、透明可とう性フィルム(ポリエ
ステルフィルム)と透明粘着剤(シリコーン粘着剤)と
透明剥離材(シリコーン剥離処理したポリエステルフィ
ルム)とから成る基材を製造した。
【0035】そして、イソオクチルアクリレート87.
5重量部、アクリル酸12.5重量部、及び、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン0.04重量
部の混合物を部分的に重合し1000cps に調整し、更
に、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
を0.1重量部とヘキサンジオールジアクリレートを
0.05重量部、ガラスバブルを10重量部、疎水性シ
リカ5重量部添加した。
5重量部、アクリル酸12.5重量部、及び、2,2−
ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン0.04重量
部の混合物を部分的に重合し1000cps に調整し、更
に、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン
を0.1重量部とヘキサンジオールジアクリレートを
0.05重量部、ガラスバブルを10重量部、疎水性シ
リカ5重量部添加した。
【0036】そして、十分撹拌混合したのち、上記透明
可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材とからなる
基材と、透明剥離材としてのシリコーン処理したポリエ
チレンテレフタレートフィルムの間に、0.3〜0.4
mm厚さになるように供給する。その後、平均波長が35
0nmの紫外ランプを用いて、紫外光を照射したのち、透
明剥離材を発泡体から剥離した。そして、更に、ロール
状に巻取り、多層発泡体感圧接着テープを得た。
可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材とからなる
基材と、透明剥離材としてのシリコーン処理したポリエ
チレンテレフタレートフィルムの間に、0.3〜0.4
mm厚さになるように供給する。その後、平均波長が35
0nmの紫外ランプを用いて、紫外光を照射したのち、透
明剥離材を発泡体から剥離した。そして、更に、ロール
状に巻取り、多層発泡体感圧接着テープを得た。
【0037】前記のようにして製造した多層発泡状感圧
接着テープのシリコーンゴムとの接着力を、従来品(ア
クリルフォームの両面にアクリル粘着剤層を設けたも
の:スコッチEPVHBアクリルフォームテープY−4
920;住友スリーエム製)のシリコーンゴムとの接着
力と比較した。すなわち、シリコンゴムIS−825
(2mm厚×50mm×150mm)(入間ゴム社製)の表面
に、前記の多層発泡状感圧接着テープのシリコーン粘着
剤層を付着させ、裏あて材としてアルミ箔を該多層発泡
状感圧接着テープのアクリル発泡体層付着させ、この積
層体の上を2kgのゴムローラーを1往復させ、表1に示
す所定の温度にて所定の時間置いた。
接着テープのシリコーンゴムとの接着力を、従来品(ア
クリルフォームの両面にアクリル粘着剤層を設けたも
の:スコッチEPVHBアクリルフォームテープY−4
920;住友スリーエム製)のシリコーンゴムとの接着
力と比較した。すなわち、シリコンゴムIS−825
(2mm厚×50mm×150mm)(入間ゴム社製)の表面
に、前記の多層発泡状感圧接着テープのシリコーン粘着
剤層を付着させ、裏あて材としてアルミ箔を該多層発泡
状感圧接着テープのアクリル発泡体層付着させ、この積
層体の上を2kgのゴムローラーを1往復させ、表1に示
す所定の温度にて所定の時間置いた。
【0038】テンシロン引張試験機において、下部チャ
ックにシリコンゴムを水平に固定し、上部チャックにア
ルミ箔を積層した多層発泡状感圧テープを固定し、30
0mm/分の速度で90°の方向に引き剥がし、接着力
(g/25mm)を特定した。結果は次の表1に示す通り
であった。
ックにシリコンゴムを水平に固定し、上部チャックにア
ルミ箔を積層した多層発泡状感圧テープを固定し、30
0mm/分の速度で90°の方向に引き剥がし、接着力
(g/25mm)を特定した。結果は次の表1に示す通り
であった。
【0039】
表1
──────────────────────────────────
本発明品 従来品
シリコーン粘着剤層の厚さ(μm)
放置条件 1 5 15 50 70
──────────────────────────────────
23℃、20分 52 300 410 508 720 10
23℃、72時間 65 430 609 670 905 10
80℃、48時間 55 580 790 1010 1300 10
──────────────────────────────────
【0040】前記の可とう性フィルムの厚さを異にする
多層発泡状感圧接着テープの打ち抜き性、キスカット性
及び耐熱性を次の様にして測定した。打ち抜き性 :ダンベル打ち抜き機械によりJIS−K6
301に準拠して20kgf/cmの圧力で、3号ダンベル
が打ち抜けるか否かで判断し、結果を次の様に表示し
た。 ×…打ち抜き不可 △…一部不可 ○…可能
多層発泡状感圧接着テープの打ち抜き性、キスカット性
及び耐熱性を次の様にして測定した。打ち抜き性 :ダンベル打ち抜き機械によりJIS−K6
301に準拠して20kgf/cmの圧力で、3号ダンベル
が打ち抜けるか否かで判断し、結果を次の様に表示し
た。 ×…打ち抜き不可 △…一部不可 ○…可能
【0041】キスカット性:被検テープをナイフで切断
し、断面の様子を光学顕微鏡で観察し、結果を次の様に
観察した。 ×…粘着剤のはみ出しあり △…粘着剤のはみ出し少々あり ○…粘着剤のはみ出しなし
し、断面の様子を光学顕微鏡で観察し、結果を次の様に
観察した。 ×…粘着剤のはみ出しあり △…粘着剤のはみ出し少々あり ○…粘着剤のはみ出しなし
【0042】耐熱性:被検テープを140℃にて5分間
オーブン内で加熱し、テープの変形を観察し、結果を次
の様に表示した。 ×…完全変形 △…少々変形 ○…変形なし 結果を次の表に示す。
オーブン内で加熱し、テープの変形を観察し、結果を次
の様に表示した。 ×…完全変形 △…少々変形 ○…変形なし 結果を次の表に示す。
【0043】
表2
──────────────────────────────────
可とう性フィルム厚(μm) 0.5 6 12 25 100
──────────────────────────────────
接着力(23℃;g/25mm) 510 515 502 450 425
打ち抜き性 ○ ○ ○ ○ ×
キスカット性 △ ○ ○ ○ ○
耐熱性 × ○ ○ ○ ○
──────────────────────────────────
本発明は次のように要約される。
1.発泡状感圧接着剤層、透明可とう性フィルム、透明
粘着剤又は透明接着剤、及び透明剥離材がこの順序で積
層されて成る多層発泡状感圧接着テープ。 2.粘着剤、発泡状基材又は発泡状感圧接着剤、透明可
とう性フィルム、透明粘着剤又は透明接着剤、及び透明
剥離材がこの順序で積層されて成る多層発泡状感圧接着
テープ。 3.前記透明可とう性フィルムの片面又は両面に透明プ
ライマー処理が施されていることを特徴とする、前記1
又は2に記載の多層発泡状感圧接着テープ。 4.前記透明可とう性フィルムがポリエステル樹脂製で
あることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載の発
泡状感圧接着テープ。 5.前記可とう性フィルムの厚みが1〜50μmである
ことを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載の多層発
泡状感圧接着テープ。 6.前記透明可とう性フィルムの接する透明接着剤がシ
リコーン系接着剤であることを特徴とする前記1〜5の
いずれかに記載の多層発泡状感圧接着テープ。 7.前記発泡状基材、又は発泡状感圧接着剤と接する粘
着剤がアクリル系粘着剤であることを特徴とする、前記
2〜5のいずれかに記載の多層発泡状感圧接着テープ。 8.前記発泡状感圧接着剤又は発泡状基材の厚みが0.
1〜10mmであり、前記透明可とう性フィルムの厚みが
1〜50μmであり、前記粘着剤の厚みが2〜100μ
mであり、そして前記離型紙又はフィルムの厚みが1〜
200μmであることを特徴とする、前記1〜7のいず
れかに記載の方法。 9.透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材と
から成る積層体と該透明可とう性フィルムに対向する透
明剥離材との間に発泡状感圧接着剤モノマー又はオリゴ
マーを注入し、次に前記透明積層体及び/又は前記透明
剥離材を通して前記感圧接着剤モノマー又はオリゴマー
に紫外線を照射して該モノマー又はオリゴマーを重合さ
せて発泡状感圧接着剤層を形成することを特徴とする、
多層発泡状感圧接着テープの製造方法。 10.透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材
とから成る透明積層体と該透明可とう性フィルムに対向
する透明剥離材との間に発泡状基材又は、発泡状感圧接
着剤のモノマー又はオリゴマーを注入し、次に前記透明
積層体及び/又は前記透明剥離材を通して前記基材モノ
マー又はオリゴマーに紫外線を照射して該モノマー又は
オリゴマーを重合させて発泡状基材を形成し、次に前記
透明剥離材を除去して、発泡状基体表面に粘着剤を付着
させることを特徴とする、多層発泡状感圧接着テープの
製造方法。 11.前記発泡状感圧接着テープの表面の透明可とう性
フィルムを剥離した後接着テープをロール状に巻くこと
を特徴とする、前記10に記載の方法。
粘着剤又は透明接着剤、及び透明剥離材がこの順序で積
層されて成る多層発泡状感圧接着テープ。 2.粘着剤、発泡状基材又は発泡状感圧接着剤、透明可
とう性フィルム、透明粘着剤又は透明接着剤、及び透明
剥離材がこの順序で積層されて成る多層発泡状感圧接着
テープ。 3.前記透明可とう性フィルムの片面又は両面に透明プ
ライマー処理が施されていることを特徴とする、前記1
又は2に記載の多層発泡状感圧接着テープ。 4.前記透明可とう性フィルムがポリエステル樹脂製で
あることを特徴とする前記1〜3のいずれかに記載の発
泡状感圧接着テープ。 5.前記可とう性フィルムの厚みが1〜50μmである
ことを特徴とする前記1〜4のいずれかに記載の多層発
泡状感圧接着テープ。 6.前記透明可とう性フィルムの接する透明接着剤がシ
リコーン系接着剤であることを特徴とする前記1〜5の
いずれかに記載の多層発泡状感圧接着テープ。 7.前記発泡状基材、又は発泡状感圧接着剤と接する粘
着剤がアクリル系粘着剤であることを特徴とする、前記
2〜5のいずれかに記載の多層発泡状感圧接着テープ。 8.前記発泡状感圧接着剤又は発泡状基材の厚みが0.
1〜10mmであり、前記透明可とう性フィルムの厚みが
1〜50μmであり、前記粘着剤の厚みが2〜100μ
mであり、そして前記離型紙又はフィルムの厚みが1〜
200μmであることを特徴とする、前記1〜7のいず
れかに記載の方法。 9.透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材と
から成る積層体と該透明可とう性フィルムに対向する透
明剥離材との間に発泡状感圧接着剤モノマー又はオリゴ
マーを注入し、次に前記透明積層体及び/又は前記透明
剥離材を通して前記感圧接着剤モノマー又はオリゴマー
に紫外線を照射して該モノマー又はオリゴマーを重合さ
せて発泡状感圧接着剤層を形成することを特徴とする、
多層発泡状感圧接着テープの製造方法。 10.透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透明剥離材
とから成る透明積層体と該透明可とう性フィルムに対向
する透明剥離材との間に発泡状基材又は、発泡状感圧接
着剤のモノマー又はオリゴマーを注入し、次に前記透明
積層体及び/又は前記透明剥離材を通して前記基材モノ
マー又はオリゴマーに紫外線を照射して該モノマー又は
オリゴマーを重合させて発泡状基材を形成し、次に前記
透明剥離材を除去して、発泡状基体表面に粘着剤を付着
させることを特徴とする、多層発泡状感圧接着テープの
製造方法。 11.前記発泡状感圧接着テープの表面の透明可とう性
フィルムを剥離した後接着テープをロール状に巻くこと
を特徴とする、前記10に記載の方法。
【図1】図1のA及びBはそれぞれ本発明の多層発泡状
感圧接着テープの第一の態様及び第二の態様の断面構造
を示す。
感圧接着テープの第一の態様及び第二の態様の断面構造
を示す。
【図2】図2は本発明の多層発泡状感圧接着テープの第
二の態様の製造工程を示し、光源30による紫外線照射
により発泡状基材用モノマー又はオリゴマー(5)を重
合させて発泡状基材を形成する工程を示す。
二の態様の製造工程を示し、光源30による紫外線照射
により発泡状基材用モノマー又はオリゴマー(5)を重
合させて発泡状基材を形成する工程を示す。
【図3】図3は、図2に続き、透明剥離材7を除去する
工程を示す。
工程を示す。
【図4】図4は、図3に続き、粘着剤6が塗布された剥
離材9を発泡状基材5にローラー40により圧着する工
程を示す。
離材9を発泡状基材5にローラー40により圧着する工
程を示す。
【図5】図5は、図4に続き、粘着剤6を発泡状基材5
に添着した後に、剥離材9を除去する工程を示す。
に添着した後に、剥離材9を除去する工程を示す。
【図6】図6は、図5に示す多層発泡状感圧接着テープ
において透明可とう性フィルムの両面にプライマー層1
1及び12を有する状態を示す。
において透明可とう性フィルムの両面にプライマー層1
1及び12を有する状態を示す。
1…透明剥離材
2…透明粘着剤又は透明接着剤
3…透明可とう性フィルム
4…発泡状感圧接着剤層
5…発泡状基材又は発泡状感圧接着剤
6…粘着剤
7…剥離材
8…剥離材
10…透明積層体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(56)参考文献 特開 昭58−125776(JP,A)
実開 昭63−170444(JP,U)
(58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名)
C09J 7/00
Claims (2)
- 【請求項1】 透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透
明剥離材とから成る積層体と該透明可とう性フィルムに
対向する他の透明剥離材との間に発泡状感圧接着剤モノ
マー又はオリゴマーを注入し、次に前記透明積層体及び
/又は前記他の透明剥離材を通して前記感圧接着剤モノ
マー又はオリゴマーに紫外線を照射して該モノマー又は
オリゴマーを重合させて発泡状感圧接着剤層を形成する
ことを特徴とする、多層発泡状感圧接着テープの製造方
法。 - 【請求項2】 透明可とう性フィルムと透明粘着剤と透
明剥離材とから成る透明積層体と該透明可とう性フィル
ムに対向する他の透明剥離材との間に発泡状基材又は、
発泡状感圧接着剤のモノマー又はオリゴマーを注入し、
次に前記透明積層体及び/又は前記他の透明剥離材を通
して前記基材モノマー又はオリゴマーに紫外線を照射し
て該モノマー又はオリゴマーを重合させて発泡状基材を
形成し、次に前記他の透明剥離材を除去して、発泡状基
体表面に粘着剤を付着させることを特徴とする、多層発
泡状感圧接着テープの製造方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33889792A JP3497519B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 多層発泡状感圧接着テープ及びその製造方法 |
EP94904487A EP0674687B1 (en) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Multilayer foamed pressure sensitive adhesive agent and method for production thereof |
US08/446,630 US5658630A (en) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Multilayer foamed pressure sensitive adhesive agent and method for production thereof |
CA002150481A CA2150481A1 (en) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Multilayer foamed pressure sensitive adhesive agent and method for production thereof |
DE69324502T DE69324502T2 (de) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Geschäumter mehrschicht-haftklebstoff und verfahren zu seiner herstellung |
PCT/US1993/012341 WO1994014912A1 (en) | 1992-12-18 | 1993-12-17 | Multilayer foamed pressure sensitive adhesive agent and method for production thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33889792A JP3497519B2 (ja) | 1992-12-18 | 1992-12-18 | 多層発泡状感圧接着テープ及びその製造方法 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002365116A Division JP2003176466A (ja) | 2002-12-17 | 2002-12-17 | 多層発泡状感圧接着テープ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06212130A JPH06212130A (ja) | 1994-08-02 |
JP3497519B2 true JP3497519B2 (ja) | 2004-02-16 |
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ID=18322383
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---|---|---|---|
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Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0674687B1 (ja) |
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